2021年9月2日木曜日

温泉に行かない日(508) まだ間に合うぞ!山下達郎シアターライブ PERFORMANCE 1984-2012

1991年頃と云えば、ワシは京都の公団ぼろアパート(家賃3万円)に住み、大阪は京橋にある会社に通っとった頃じゃ。
それ以前よりワシは山下達郎が好きじゃったからたまに聞いておったんじゃけども、ちょうどそのころ山下達郎のファンクラブが出来たんで加入した。
そして返す刀でコンサートツアー「PERFORMANCE 1991」に申し込んだら何と!
大阪フェスティバルホール(もちろん建替え前)の1階最前列ど真ん中の席を引き当てたんじゃ。
日までは覚えとらんが[1]兎に角平日で、もしかしたら1992年に入っとったかもしれん。
当日は会社が終わってから大急ぎで堂島まで行ったんじゃが、京橋からだと当然遅刻。
コンサートは既に始まっとって「アトムの子」のイントロ、フロアタムのどこどこどこどこという勇ましい音が鳴り響いておる中を係員の誘導で最前列ど真ん中まで行ったことを覚えとる。
今思えば、あのドラムは青山純さんだったなあ。
ドラムだけではなく、すべての楽器、もちろんボーカルも物凄い音圧じゃった。
いや、決して音がデカいという意味ではない。
全ての音の要素が深く協調しつつもかつそれぞれ独立して、高い音質のまま直接体と耳にぶつかってくるようなイメージじゃろう。
当然粗雑な音ではなく、全て洗練された正確な音。
ライブながらこんなに完成度が高いのかと、20歳代のワシは恐れ入ったものじゃった。
その後長らく山下達郎のコンサートには行けとらんかったが、一昨年の2019年、PERFORMANCE 2019の静岡公演で久しぶりに、本当に約30年ぶりに直接音を聴けたのは幸甚じゃった。

久しぶりのライブに興奮してはしゃぐ初老の例
この頃はまだマスクレスでよかったんじゃなあ
© ill-health(ruephas) 2021 / 2019

その際は遅刻することもなく、演奏はワシの大好きな「SPARKLE」でスタートし、意表を突くようにアンパンマンマーチなども交えながらの興味深いセットリストじゃった。
兎に角、まさに素晴らしいPerformanceじゃった。

で、このご時世。
ライブどころか外呑みも出来ぬこの時代。
やぎさんと大山君が心のよりどころじゃが、そんなしょぼんとしとるワシに素晴らしいニュースが飛び込んできた。
山下達郎シアターライブ PERFORMANCE 1984-2012が、2021年9月3日から12日の間、MUSIC/SLASHという高音質(クラシック系の音楽でさえ配信し耳の肥えたファンからも高評価)なことで定評のあるプラットフォームを使ってオンラインで配信されるというニュースじゃ。
もしかしてわしが行った1991年のやつも入っとるかもしれんし、さらにもしかしたらその際のワシの遅刻の様子も確認できるかもしれん。くくく。
当然チケットは購入済み。
誠に楽しみじゃ。
そしてまだチケットは入手可能。
視聴者数無制限なんで確実に購入可能。
さあみんな、山下達郎の素晴らしいPerformanceを自宅で楽しみませんか。

[1]
調べてみると、どうやら1992年2月19・20・24・25日、3月2・3日のどれかの公演だったようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。