2014年11月30日日曜日

休暇村富士 富士山恵みの湯(1)

昨日はほぼほぼ終日自宅警備業務に勤しんでいて、ベッドの中でiPhoneとにらめっこしていたわけなんですが、今日はそんなボクとはお別れしてどっかお外に出ようと思いました。
当初の予定は、吉原商店街で開催中のまるごとフェスタってのに行って、昼酒かっくらってくだをまくというものでしたが、物凄い人が予想され、人混み大嫌いな私としては泣く泣く諦めました。
で、流しの下から105円で買った鍋に水を張って(富士の水は旨い)そこに頭と腹を取った煮干しと出汁昆布を投入し、コメ一合を洗って40分水に浸し、続いて横川釜飯の土鍋を引っ張り出して洗ったコメを投入しガスレンジに掛けて飯を炊き、蒸らす間に味噌汁を作り、納豆をまぜまぜして炊きあがった飯に全量ぶっかけ、出来上がった味噌汁とともに熱々の状態で食ったわけだ。
腹も満たされて気分が落ち着いたため洗濯にとりかかり、その間ブログ用にあやめ湯の文章を書いてアップし、洗濯を干し、洗い物をして、車に乗り込みました。
行く先は田貫湖畔にある宿泊施設であります。


あやめ湯(1)

久しぶりの投稿でございます。
10月中旬に長岡南浴場に行ってから今日まで、全く温泉銭湯に行ってなかったというわけではなく、熱海で清遊(この書き方、昭和っぽくて好き)した際、ホテル水葉亭に泊まってそこの温泉を楽しんだり、近くの玉の湯に行ったりしてはいたんですが、いろいろあって書けませんでした。
最近は長岡の共同湯が気に入っていて、先週末にあやめ湯(静岡県伊豆の国市古奈72-1:055-948-3840:¥300:6:30~9:00:13:00~21:30:定休毎月20日:駐車場3台)という共同湯に行ってきました。


2014年10月12日日曜日

長岡南浴場(1)

今日もお休み。
ホントに明日以降デカい台風来るのかぁ?という感じの天気。
休みだけど掃除洗濯は昨日のうちに済ませておいたし、前から汚れが気になっていた食器籠とまな板の塩素漂白も朝のうちにやっといたので暇である。
まだ午前中だし、明日からはそれこそ颱風で職場から夜中に非常招集がかかるかもだから、今日のうちにお楽しみをやっておこうということで、要するに温泉に行くことにしました。


2014年10月11日土曜日

玉の湯(1)

あれは今年の4月。
浜松に住む同じ会社の友人から「富士にも銭湯があるって知ってた?」という情報提供を受け、アパートから程近い場所にあるその銭湯に出かけましたが玉砕したという苦い思い出があります。


2014年10月4日土曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(14) R3リストア:例えばこのパーツはどうだろう

全部自分でやろうとすると、当然のことながら作業代はかからない代わりに工具にもそこそこの投資が必要になることが解りました。
イメージ的に言うと、3万円程度でリストアしようと考えているのですが一寸調べた感じだと工具関係に1万円がた持っていかれる感じですので、今まで立てていた「古くなったパーツは原則交換」という方針は撤回し「使えるパーツはとことん使い倒す」に変更しました。
しかし素人の悲しさ、使用可能と使用不可の境界線がいまいちわからない。
よしじゃあ、現在のところ唯一手持ちの工具であるアーレンキーを使って、外した後でも比較的容易に再装着できそうなパーツで少し検討してみよう。


ロードバイクを手に入れたい日記(13) R3リストア:そうだ、工具はどうすればいいのだ

アマチュアの蛮勇を持って無謀にもR3リストア計画を検討(一部既に解体作業進出)しているのですが、基本は全部自分でやろうと思っています。
どうしてもやりきれない部分や分からない部分については他の人の知恵や力を借りようとは思ってますけど。

自分でやるということは即ち工具も自分で準備しなければいけないってことですが、どの程度の工具を揃える必要があるのでしょうか。
そしてその金額はどのくらいになるのでしょう。

今のところ決まっているのは経年劣化の進んだ、
① ブレーキシステムの交換

あとまだ具体的な検討はしてないのですが、解体中にグリップシフトが壊れてしまったので、
② シフターの交換

ここまでは確定です。
あと、必要あるいは出来ればやったほうがいいかもってぼんやりと考えているのは、
③ クランクセットの交換(3速→2速)
④ ③に伴うフロントディレーラの交換
⑤ スプロケットの交換(8速→9速or10速)
⑥ ⑤に伴うリアディレーラの交換
⑦ タイヤの交換
⑧ チェーンの交換

くらいかな。
これらの工程に必要そうな工具を、丹羽隆志著「自転車トラブル解決ブック」(バイブルになりそうな雰囲気濃厚)で調べてみると、

アーレンキー・ドライバー・ワイヤカッター・ヤスリ・クランク取付工具・プラスティックハンマー・BBユニット取付工具・コッタレスクランク抜き工具・モンキーレンチ・ラジオペンチ・メンテ用スタンド・タイヤレバー・チェーンカッター・ペダルレンチ・スプロケット外し・ロックリング締め付け工具・ペグスパナ

等々…。
うわあ、こりゃ大変だ。
そしてこれら工具以外にも、グリスやケミカル関係も必要だろうし。
でも、今度自転車で走り始めるとなるとどっちみちある程度は揃えておいたほうがいいんだろうねえ。
普通のママチャだったら注油以外は殆どメンテフリーだったけど、クロスバイクとなるとそうも行かないだろうし。
走るたびにある程度のメンテは必要だろうし、驚いたことに、スプロケットは消耗品だ、という人もいるし。
上記の工具がセットに成ったものはいくら位するんだろう?
趣味にはカネがかかるとは頭ではわかってるんだけど、今後如何ほどの投資が必要なのか一度整理して、将来も含めて計画的にやっていかねばならないなあ。

やはり、既存品は出来るだけ再利用しようと考えなおしました。

温泉に行かない日(287) ゴミ拾いCO-DOしてみた

富士市に住み始めて1年以上経過して街のこともそこそこわかりはじめたし、Facebookとかで職場以外の人とのつながりもだいぶ広がってきました。
富士市には富士山カンパイ(Facebookページはこちら)なるプロジェクトがあり、この動きは富士市だけではなく全国に浸透しつつあるわけですが、この手のあまり意味のない事(失礼。いや実際は深い意味があるんですけど、オレ的にはあまり考えずに単純に愉しむのが好きなんでこういう書き方になる。首謀者の皆さんゴメンナサイ)するのが好きな私としては前後左右上下考えずこのプロジェクトに参加し、個人集団問わず市内各所で富士山カンパイして面白がっています。
その富士山カンパイの首謀者たちは、それとは別の行動というかイベントというかを富士市内でいろいろ繰り広げています。
派手なのから地味なのまで様々だと思うんですけど、首謀者の一人がFacebookで地味な感じのイベントページをを作って参加者を募ってるのを発見。
それは第13回ゴミ拾いCO-DOというイベントです。
要約すると、2014年10月3日金曜日の午後5時45分から富士市役所の北っかわを流れている小潤井川の周辺に落ちてるゴミを拾いましょう、というイベント。


Facebookのカバーページを見てみたんですが、過去のイベントを撮影したと思われるカバー写真に写っている男たちは薄暗い曇天の下、全員あっちを向いていて、ゴミ袋と火ばさみを手にしてどこかの橋の周辺に落ちているゴミを捜索している感じです。
地味の極北。
「SURPRIZU」という造語と思われる文字が書かれた上っ張りのようなものを着ている人もおり、SURPRISEとIZUを掛けあわせたもののようですが、どんな意味があるのか不思議です[1]
富士なのに何で伊豆なのか。
まあ兎に角カバーからして地味であり、行動そのものも地味であります。

今を去ること50年前の1964年、ハイレッド・センターという前衛芸術集団が銀座の街を意味なく過剰なまでに清掃する「首都圏清掃整理促進運動」というイベントをやったんですが、それを想起したのかもしれません。
ハイレッド・センターの首都圏清掃整理促進運動の様子
コンクリートブロックやマンホールを洗剤で磨く
消火栓の真ん中だけを綺麗に磨く
長時間車を停めて横断歩道をしつこく掃除する
© Hirata Minoru
しかし、今回参加するイベントはそういった芸術性というような要素は全くなく、ホントに単純に「僕らの街を綺麗にしましょう」という目的の行動のようであります。

で、結局参加してみることにしました。

当日は出張してたんですけど午後4時過ぎに出張先を後にして、時間に間に合うか心配しながら帰りましたが、指定時刻の10分前に集合場所である富士市役所北口に到着。
参集せしものは私を含め10名程度。
各々が首謀者から例の「SURPRIZU」ジャケット、火ばさみ、ゴミ袋などゴミ拾い用装備を手渡され、夜の帳が降り始めた小潤井川に向かいます。
行動開始であります。
小潤井川周辺の歩道は既に暗く、老眼も相まって細かいところが殆ど見えないためiPhoneのLEDライトで路面を照らしながらゴミを探しながらゆっくり歩きます。
他の組織員は流石に準備がよく、可成り明るいLEDライトを手にして路面をくまなく探索しています。
予想に反して路面にあまりゴミは捨てられておらず、一見綺麗に見えます。
「案外きれいなもんじゃないですか」
というゴミ拾いアマチュアたる私の発言に対し、場数を踏んだベテラン組織員たるT氏は威厳に満ちた口調で諭すように、
「いや、想像してみてください。人間ゴミを捨てるときは普通見える所にポイって感じではやりません。隠すように捨てるものなのです」
という高説を述べました。
成る程、植木の中やベンチの下をくまなく探索すると、大量とは云いませんがそこそこの量の吸い殻・ティッシュ・空き缶・中身が半分入ったままのペットボトル・お菓子の包装紙、更には使用済みの紙おむつと思われるものまで、まさに隠すように棄ててありました。
こうして小一時間、チームは小潤井川左岸右岸に分かれて清掃活動を行い、ミッション終了。
市役所に戻り、本日の成果物を前にして記念撮影。
私に対して威厳に満ちた箴言を述べたT氏は、記念撮影している私達からだいぶ下がったところに立ち、小学生がよくやる「顔の下からライトを当てて幽霊になる」技で記念写真を心霊写真化する試みをしてましたが、それは普段のT氏の顔とあまり変わるものではなくあえなく試みは失敗、2枚めは普通に写ってました。

イベントのタイトル通りこの行動は13回めで今年はこれにて最終とのこと。
次回はいつになるかわかりませんが、私としては可能な限り参加しようと思っています。

その後、私を含む参加者の一部で打ち上げを行い、富士山カンパイをぶちかましたのは言うまでもない事実、というか必然であります。

[1]
SURPRIZUについてはこちらのサイトを参照。


いずれの者も平時にあっては勤勉なサラリーマンであるが
いざ事が起こらばこのような姿に變化して地域の危機を救う
右端の人物が首謀者
左端の人物は残念ながらSMAPの香取くんではないので念のため
© 佐野充啓

2014年9月29日月曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(12) R3リストア:フラットハンドルについてるもろもろを思い切って外してみた結果…

前回書いたとおり、ブレーキシステムはShimanoのSORAというグレードのものに全とっかえすることに決め、ウェブで情報を集めたら何とか行けそうだとは思ったんですが、矢張りブレーキレバーがサイズ的にフラットハンドル[1]に取り付けられるかイマイチ不安。
取り付けたいブレーキレバーはShimanoのBL-3500というもので、これの取り付け部分の内径は22.2㎜ということが解りました。
Web上ではこのレバーをR3のフラットハンドルに取り付けた事例が馬に食わす位沢山あるんですけど、もしかして年式により差異があるかも知れないし、実物で確認してみたい。
あとハンドル周りで云うと、前オーナは結構走りこんでいたようでグリップが酷使されていて、使用感というかヘタリもやや目立ちます。
このへんも交換できるんだろか、調べてみないと。
どっちにしろグリップを外さない事にはフラットハンドルの外径を実測できないし。
じゃあ思い切っていっぺん全部外したるか、という素人特有の蛮勇が沸き立ち、思い立ったが吉日とばかり外しちゃいました。


2014年9月28日日曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(11) R3リストア:取り敢えずブレーキから検討してみよう

どこから手を入れればいいのかわからず全く暗中模索状態なのですが、前回書いたように先ずはブレーキだろうということで、そっち方面の情報を集めることにしました。


2014年9月27日土曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(10) R3リストア:どこから手を付ければ…?

本日は朝自宅に帰り、車検と同時に、
  • 割れたウィンドシールド
  • 泣きまくるファンベルト
  • 点滅を繰り返すエンジン警告灯
  • 濁りきってシャバシャバになったエンジンオイル
  • 深刻な白内障に羅患したヘッドライトレンズ
  • 異音を発生するフロントホイール
  • カスだらけになったエンジンプラグ
  • 目詰りしきったエアコンフィルタ
  • 指が折れる程スイッチを押しまくってもドアの解錠が出来ないキーレス
等々を交換・修理して一応警察に捕まらない程度の整備状態になったスイフトを富士まで連れ帰りました。
で、そのスイフトのせま〜いリアシートに前後のホイールを外して無理やり載せたのが、先週貰い受けたGiant Escape R3であります。


2014年9月21日日曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(9) R3リストア:ひょんなことからクロスバイクを手に入れた

あれから公私ともども色々あったんだけど、ウォーキングは事情がない限り何とか続いてるし、自転車で走ることに興味を覚えたので、貰い物の折り畳み自転車で海べりを走ったり日常的にも結構使うようになったりしてます。
寧ろ今やウォーキングは腰回りのプニ肉除去という当初の目的よりは、近い将来ちゃんとした自転車にちゃんと乗れるようにするための一種の準備になってきている気がします。


2014年9月15日月曜日

湯屋 光林(1) *廃業*

今日本当は、田貫湖畔にある休暇村富士に行きたかったんだけど、そこがダメだった場合、あっち方面だとそれ以外の選択肢が極めて少なくなるため、今日は伊豆長岡にしときました。
近いうちに長岡南浴場に行きたんだけど、その浴場は主には(或いは元々)地元民の方が使われる場所のためなのか駐車場がなく、あの辺の駐車場事情を偵察する目的もあります。
目指したのは湯屋 光林(静岡県伊豆の国市長岡329-1:055-948-5550:休日¥900:平日¥700:11:00〜22:00:年中無休?)です。
私はこの手の大規模な温泉施設があまり好きではないんですが、先ほど書いた長岡南浴場に近いことと、伊豆であれば温泉的にはまあハズレは無いだろうと考えたためです。
富士から1時間一寸、御用邸のあたりから口野放水路の辺りが少しだけ混みますが先ずは順調。
前までは「伊豆の出入りはアホみたいに渋滞して辟易する」というイメージがあったんですが、それはハイシーズン限定のようで、ここ何回か行った時にはいずれも渋滞にハマったことはありません。

現地到着。
で、建物の外観見ましたが、これなんて表現したらいいんだろう?
掟破りに写真を載せますが、御覧ください。
湯屋 光林
© ill-health(ruephas) 2014
あくまでオレが思うにだけど、
「大規模旅館とお城のコラボレーション」
「ヘタすると、昭和時代によくあった漢字名称のラブホ」
「日本のことよく知らない米国人がイメージだけで作った日本家屋」
みたいな感じで、正直一寸引きました。

うわあ、どうしようかな。

でもせっかくここまで来たんだし、すげえのは外見だけで中は至って普通かもしれないし。
ままよとばかり自動ドアを抜けて、切符を購入し、フロント係にお渡しして中を見回したけど至って普通でした、ははは。
まあ和風を前面に強めに押し出すコンセプトなんでしょうね。
いっぱい部屋があって、広い休憩室では何人かの人たちがごろ寝してます。
昨日行ったつむぎの湯と同じく、弁当箱をつつきながらビールとか飲んでる人が多く、ここも持ち込み可のようです。
公設の施設ではそんなに珍しくないんですが、私設の施設(わはははは)では持ち込み可なんて珍しいよねえ。
今度は電車か誰かの車に便乗して食い物持ち込んで酒でもかっ食らうか、と思いつつ浴室に行きましたが、脱衣室にはだ〜れもいない。
鍵付きロッカーは殆どあいていて、浴室内にもあまり先客は居ないようです。
浴室ドアを開けてなかに入ると、それでも3人の先客が居ました。
内風呂の浴槽はとても大きいため殆どがら空きに見えます。
シャワーでかかり湯をしてから、内風呂ではなく先に露天風呂へ。
わあ、いい感じです。
まずは「ぬる湯」と掲示された一番上にある岩風呂。
確かにぬるく、私には超きもちいいです。
伊豆半島の温泉の多くは「熱い以外にそれといった特徴がないのが特徴」と自分では思っていますが、ここも矢張り同じでMTMM。
だた温度は低い。
40℃はない感じかな。
脱衣室の掲示には、泉源での湯温が60℃とあったので多分可成り多めに加水しているのかもしれません。
ぬるいのはありがたいけど、熱いのを我慢して無加水の状態で入りたい気持ちも否定出来ないねえ。
どっちもあればいいのにと思いました。
その後、ラドンサウナ含めてすべての浴槽を試しましたが、伊豆らしく無くどの浴槽もぬるめで、どの浴槽も大きく、お客さんが殆ど居ないこともあって極めて落ち着けました。
でも最後は、最初に入った一番上にある露天浴槽に30分ほど浸かって満足して帰りました。
泉質はどうということは無いけれど、入館料900円なりの半分くらいはこの「ゆったり出来る」状態へのペイなのかもしれません。

既述の通り、ここは持ち込み可で時間制限もなく大きな休憩室が使えますから、午前中から行ってお風呂に出たり入ったりして、その合間にご飯食べたり一寸お酒飲んだり、疲れたらごろ寝したりって感じで一日使い倒すのがいい場所だと思います。

あと、副次的目的である「長岡南浴場の駐車場探し」に関してはここには書けないけど幾つか実行可能なプランを見いだせました。
正攻法である「市役所の駐車場を利用する」以外の選択肢が2つです。
次回実行してみようと思います。

温泉に行かない日(286) だから言わんこっちゃない八扇乃湯

以前、浜松にある八扇の湯という温泉施設のことを書きました。
施設管理がお粗末でおもてなしの気持ちは感じられず、内風呂は塩素臭が充満し、おまけに下水道料金をちょろまかして不正な利益をあげていた施設で一時閉鎖してたんですけど、いつのまにやら復活してたんで「大丈夫かここ」みたいな内容でした。
その中でお湯の使い方について素人なりの解釈を書いたんですが、それに対して浴場施設管理業務をされている方から、循環や塩素殺菌などの難しさなどについてのコメントが寄せられ、この八扇乃湯のことは別としてスーパー銭湯さんはそれなりの苦労があるのだなあと知りました。
引用しますと、
循環させている温泉はすべて残留塩素量が保健所の条例でさだめられています。
よって濾過装置の出口で塩素を添加されています。
このあたりをギリギリまで塩素添加をすくなくすることはできますが、あまり少なくすると今度はレジオネラ菌の問題もあり、さらに入浴者の数で塩素が消費されますので、多くの入浴者がいれば添加が多くても塩素の臭いはすくなくなります。
とくに静岡はレジオネラの事故もあり厳しく、抜き打ち検査があり、その場合は塩素を多くしてしまうものとおもわれます。
このあたりのオペレーションは熟練を要します。
におわない程度にコントロールする技術は微妙なさじ加減できまります。
ということです。
成る程と思いつつ、このご意見によれば八扇乃湯の施設管理者は「熟練」ではなく「微妙なさじ加減」が出来なかったということなのかと逆に妙に納得できたのを思い出しました。

さて、今年9月5日の報道によれば、この八扇乃湯のお客がレジオネラ症を発症したとのことであります。
Copyright (C) The Yomiuri Shimbun.
読売新聞さん、ごめんね。
幸いにも死者は出なかったようですが、基準の3倍とは豪気な話ですね。
普通レジオネラ症は若い人はかかりにくいとされていますが、20代の男性まで羅患していて、八扇乃湯のレジオネラ君は強力なのかもしれません笑。

これは想像ですけど、入浴客から、
「おい、この風呂塩素風呂かよ。何とかしろよ」
等というクレームが多かったんで塩素の投入量を少なくしていったんだけど、「熟練」してなくて「微妙なさじ加減」も出来ないんでレジオネラが湧いちゃいました。
或いは単純に、毎日すべき清掃をサボったか。
配管清掃はタイマー制御で機械的自動的に出来るはずなので、手でやる部分、つまり単純な浴槽や床面の清掃をケチったのかもしれません。
いやいや、循環システムが故障してたのに放っておいた可能性もあるね。
復活前のこの施設の感じからすると、客から高い入浴料を取る割には、壊れた施設は放置プレイでしたから。
設備にはカネを掛けたくないって姿勢が鮮明だったからね。
まあ素人がする想像の範囲なのでなんとも云えませんが、一言で言えば、
「だから言わんこちゃない。君らは公衆浴場経営する技量も心持ちも無いから、もう完全閉鎖したら」
という気持ちです。
ちなみに八扇乃湯のウェブサイトのトップページは今のところこんな感じです[1]
Copyright(C)HASSEN NO YU. All Right Reserved.
レジオネラで患者に迷惑を掛けた事実や、それに対する謝罪など全く無いですね。
このへんにこの施設の姿勢が明確に出ちゃってるんだよね。
★設備修繕の為、H26.8.22~H26.8.31まで休業させて頂きます。
ふうん、施設修繕ね。
嘘つきめ。

あと笑えるのはその下に書いてあるこの一文だよね。
これまでと変わらぬ上質のお湯と、お休み処など新しくなったサービス施設をどうぞお楽しみください。
これまでと変わらぬ上質のお湯…

まあいいや。
あと気になるのは、保健所が施設の立入検査をしたのは8月18日だったらしいんですけど、常識持ってる経営者であればレジオネラ菌が検出されるかどうかは関係なく、立入検査の時点で即営業自粛すると思うんだけどなあ。
だけどここは報道によればその後1日、自身のウェブサイトによれば3日間営業を継続していたらしい。
まあこのへんは定かではないけどね。

最後に、最近笑いに飢えてるなぁとお嘆きの方ならこの施設の安全ポリシー[1]をご参照ください。
どでかい文字で書かれた安全宣言です!が悲しいね。
「皆様に安心して、入浴をお楽しみいただけるよう、今迄同様のサービスを心がけます」
ははは。
「今迄同様」ってのが猛烈に恐ろしい。
変な悪意を感じる。
今迄同様にレジオネラ湧いた温泉提供しますとも取れるからね。

お客さん。
まあ兎に角、ここには行かぬが吉ですね。
そして経営者の方へ。
再度廃業なさったらいかがですか?

[1]
2016年1月16日追記
現在、公式サイトはこちらに移っています。
上記の安全ポリシーに関する記載はこちらにありますが滅多矢鱈に「徹底」という言葉を使っているのが微笑ましいです。
曰く、
・毎日の徹底した清掃と水質検査により安全性を高めています
・八扇乃湯は、平成9年7月オープンより日々徹底した浴水の管理をしております
・毎週木曜日を休館日とし、徹底的な全館清掃をしております
平成9年からというと20数年にも及ぶわけですが、その期間徹底した浴水の管理をしている割にはレジオネラ出たり、排水をごまかしたりと、これは努力が結果に結びつかない典型例ですな、あはは。
あとは、兎に角うちのお湯は新鮮で清潔で何の問題もない、というようなことを全面的に押し出した書きっぷりでありますが、まあどうでもいいです。
ぜひ今後も頑張っていただきたい。

2014年9月14日日曜日

つむぎの湯(1)

三連休中日(なかび)。
詳しくは書けないけど休み明けの火曜日から週末までは非常にシビアな4日間になる予定で(寧ろその後のほうが大変という話もあるけど)、それに備えるために基本はぼ〜っとしてる予定でした。
昨日は遠近両用眼鏡を作りに富士宮の愛眼までいったし、まあ今日は夕方に一寸ジョギングして夜になったら鉄腕Dashでも見ながら酒でも飲むか、って計画だったんだ。
でもせっかくの日曜だし、明日もまだ休みだし、今日遊んで疲れた体は明日休めればいいやってことで、少し遠めの温泉に行ってみようと思い立ちました。


2014年9月13日土曜日

温泉に行かない日(285) 遠近両用眼鏡を買いに行く

  1. 机手前に並べた資料を見るため眼鏡をオデコにずらし、確認できたら眼鏡をかけ直してPCのディスプレイを見る。
  2. 会議では最近プロジェクタが多用されているが、映しているプレゼンの補足資料として若い人が作った会議資料が配られると、普段かけているド近眼用眼鏡の上からダイソーで買った老眼鏡を掛けて、視線を上下に振りながらスクリーンと手元資料を見る。
  3. 帰宅後の夜ウォーキング中、現在までの経過時間や場所を確認するためにiPhoneを見るときにはやはり眼鏡を上にあげて至近距離まで眼を近づける。当然、歩きながら或いは走りながら画面をちら見することは不可能だ。
  4. ウォーキング後、ビールを飲みながら文庫本を読むときは当然裸眼だが、つけっぱのテレビが気になるニュースを流し始めてもぼやけきって何も見えない。横山やすしのように「めがねめがね」と云いながら眼鏡を探して見つけた頃には、とうにその気になるニュースは終わっている。
これらの症状は、近眼の人に老眼が忍び寄ってきた時に現れると思われますが、要するにここ数年、私は老眼になってきたわけです。
業務的にも日常生活的にも非常に面倒なことなので、老眼を自覚してきた時期に近眼のコンタクトレンズを購入し、コンタクトで近眼を矯正した上で必要な時に老眼鏡をかけるという事をしていたのですが、どおも私、眼の表面がゆがんでいるか何かでコンタクトを入れるとはっきり見えるのですがものが二重になってしまい、また目脂が出てしまうという症状が出たため今ではすっかり使ってません。
めんどくさがりなのでやはり簡単なメガネのほうがいいやということで、このたび一大決心をして遠近両用眼鏡を調製することに決めました。
ちなみに、病院の眼科で眼鏡処方箋を作ってもらったんですが、その内容はこんなかんじでした。
素人なのでさっぱりわかんないんですけど、ある人に見せたら「度が過ぎている」とのことでした。

遠用部 PD=63mm

  SPH     CYL     AXIS     PRISM     BASE  
  R  
-8.25D
-1.00D
60


L
-7.25D
-0.75D
95



近用部

  SPH     CYL     AXIS     PRISM     BASE  
  R  
-6.25D
-1.00D
60


L
-5.25D
-0.75D
95



で、どこでつくろうかと一寸調べました。
というのも、2011年の冬、まだ老眼なんてなかった時期ですが、掛けてた眼鏡がくたびれてきたので新調しようと思い、浜松駅前にあったZoffという安売り眼鏡屋に行きました。
今かけてるのはその時作ったやつですけれど、あることが原因でZoffという店に多大な不信感を抱く結果になった(←このリンクは今までお蔵入りしてましたが、期間限定で復活します)ため、余りに安すぎる眼鏡屋では眼鏡を作らないと決めていて、だったらどこがいいんだろうと調べたのですね。

Zoffはあり得んので、無難なところで眼鏡市場かな。
安売りとは云っても、それこそZoffとかTGC、或いはドクターアイズよりは少し高めだから、品質だって多少はマシだろうし、薄型遠近両用レンズも追加料金無しで買えるみたいだし。
あとの眼鏡屋は…、思いつかない笑。
取り敢えずいろんなサイトで眼鏡市場の評判を調べてみると、まあ次から次へと悪評が尽きないこと。
ホントに一寸調べればわかります。
所詮安売り眼鏡屋とは言え、ここまで悪評が連なっていると流石に引きます。
で、その悪評の中の幾つかに、
「結局、愛眼に行った。少し高めではあったけど対応が親切で説明もわかり易く、こっちにしてよかった」
というようなことを書いている人が何人か居たため、次にはメガネの愛眼の評判を調べてみました。
眼鏡市場に比べて評判の数はそんなに多くありませんでしたが、これは寧ろ良いことでしょう。
人は普通、それなりの状態や良い状態のことについてはあまり書かないものだから。
その数少ない評判も概ね良いものであったため、よし、今回はここで買おう。
大事な眼のためだ。
多少値が張っても構わんだろう。

しかし問題が。
私は現在富士市というところに住んでますが、近隣だと富士宮にしか店舗が無いのですね。
しかも、私が最も苦手とする大規模ショッピングモール内に店を構えている。
ううむ。
しかしまあ、その程度であれば辛抱できるか。
ということで、メガネの愛眼 イオンモール富士宮店(静岡県富士宮市浅間町1-8イオンモール富士宮2F:0544-68-7224:9:00~22:00:年中無休)に行きました。
事前の不安通り、デカいショッピングモールをあっちこっち彷徨いながら漸く店を見つけ出し、ホッとしながら中に入ると先客が一組いて、視力を測っています。
他に何人か店員さんが居たので、そのうち男性の店員さんに声をかけました。
「遠近両用を作りたいんです。予算は2万円で、ジョギングしたり自転車に乗ったりして汗をかいても大丈夫なフレームが希望です」
とお伝えすると、
「承知しました。遠近両用ですと、あまりスリムなレンズはお選びいただけませんので、縦方向に少し幅のあるフレームですね。あとお客様は近視が少しお強いようですので、あまり大きなレンズもちょっとむずかしいです。その上で、つるの部分が柔軟になっていてフィット性が高いものでご予算内ですと、これらがよろしいかと思います」 
「こちらのフレームは当社のオリジナルのフレームで、機能的にはブランド品と同等なのですが、お安くお求めいただけると思います」
等と、きちんと説明してくれる。
愛眼で2万円程度の眼鏡というと、まあエントリーモデルというか要するに安い分類に入ると思うんですが、そういったことは関係なくお客の希望と予算に合わせた提案を真摯にしてくれる。
いやあ一寸遠いけど、ここにしておいてよかったと思いました。
ここだったら、後々フレームの調製とかお願いしても気持ちよくやってくれそうだし。
で、結局お値段は19,440円(税込)。
満足の行くフレームに、薄型の遠近両用レンズ(きっと国産だと思う)を入れて2万円を切りました。
ちなみに同じ程度のものを眼鏡市場で買うと、MIプレミアムというレンズの場合は16,200円(税込)。
i-relaxというレンズの場合は18,360円(税込)。
数百円数千円安いという理由だけで、礼を失した店員に不快な思いをして、もしかして度もフレームも合っていないかも知れない眼鏡、或いは1年位で壊れちゃうかもしれない眼鏡を買い、暫く経ってフィッティングの調整しに行ったらあからさまにめんどくさそうな態度取られました、っていうんだったら、間違いのない愛眼のほうが良いに決まってるよなあ。

ちなみに眼鏡が出来るまでには一週間かかるとのこと。
それは想定内ですので全然構いません。
来週末が楽しみです。

2014年9月2日火曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(8) ママチャ並み性能の折り畳み自転車で海岸線を走ってみる

8月は全く毎日が鬱陶しい天気が続いたので、歩きたくてもなかなか歩けなかった感じでした。
それに加え、それと同時期は仕事上でも実に辛い毎日でして、今日はちょっと耐え切れずスタッフに謝って午後3時に早退しました。
スタッフ達だってオレ以上に毎日しんどい仕事に当たってるのに申し訳ない気持ちでしたけど、気持ちをリセットする必要を強く感じたので、甘えさせてもらいました。
ここ数週間ロクにウォーキングしてないツケを払って、尚且つ気持ちを晴れさせるには、歩くよりはサイクリングのほうが良さげに感じたので、帰宅したらすぐに「しまむらトレーニングウェア」に着替え、玄関の下駄箱に入っている自転車用の空気入れを引っ張り出して以前親友に貰い受けた折り畳み自転車のタイヤに空気を一杯に充填し、早速出かけました。
目的地は、駿河湾です。

ギアの設定が軽めになっているため、6段に入れてもママチャリ程度のスピードしか出ない自転車をこきこきしてどんどん南に向かい、流石に腐っても自転車、10分一寸で海の堤防の下に到達。
うーん。
自転車って早いなあ。
と、実感。
地道を少し田子方面に少し走ると、堤防に上がれる道を見つけたので駆けるようにして突端道路に上がりました。

わあ、気持ちいい。

今日は久しぶりに晴れていて、少し雲は多いけど大空からは昨日までの鬱陶しさは完全に消え去っています。
先ずは前田新田の山神社がある方に走ってみました。
前田新田の山神社なんて書いてもわかんないよね。
みなと公園の方向、東に走ってみました。
車重15㎏というのに折り畳み自転車は「快走」と云って差し支え無い走りで、自分で漕いたと思う以上に前に前に、軽く進んでいきます。
この感じ、伝えづらいんだけどわかりますかねぇ。
途中、散歩の爺さんやジョギングのお姉さんを追い越して、逆にオレのよりもっとスポーティーな感じの自転車に乗った人に追い抜かれ、しかしそういう事は全くどうでもよく、気持良くペダルを踏み続けるだけ。
歩いたり走ったりするのとは全然別の気持ちよさが凄く感じられる。
自転車に乗ってこんな感じになるのは、50代目前にして初めてかもしれない。
まさにあっという間にみなと公園まで到着。
今度は折り返して、富士川の運動公園目指して西に向かいます。

…ん?
重い、重いぞペダルが。
そうか、風がアゲインストなんだ。
そうか、だから今までは「爽快」だったんだ。
風力で走っていた訳か。
自転車を降りてみて、どのくらいの風なのか感じてみたんですけど、はっきり云って「そよ風」程度。
こんな程度の風でもえらく走りに影響するんだなあと実感。
今までとは逆に「漕いだ分の8割くらいしか進まない」感じと闘いながら、でもひたすら西へ走ります。
不思議なもんで暫く走るとその感じにもすぐに慣れてきて、心には爽快感が復活してきます。
何も考えず、ひたすらペダルをこきこきこきこき。
兎に角まじめにペダルをこきこきこきこき。
途中、道路のど真ん中でやたらとうねうねうねうねし続けているネコを見つけたので、そのうねうねを手伝うために自転車を降りた時以外は、兎に角走り続けました。

自転車、気持ちいいなあ。
1時間。
15㎞。
少し沈んでいた気持ちが、素直になった気がしました。
野良猫なんで、多分おせなが痒かったんだろうねえ
でもこいつのうねうねっぷりは可愛かった
また会えるかな?
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2014年8月27日水曜日

温泉に行かない日(284) 爆発してくれ

特にそんなに好きでもな無いのに、今の車はもうすぐ10万キロに達しようかという位に乗っているんです。
小排気量の割に、私に対して無礼な態度で煽ってくる下手クソメルセデスを一旦抜かせて暫く煽り返し、再度抜き返して○○○○○○○○カマせる程度には走るし、そんなに愛着がないことが逆に幸いして、かなりシビアな山道をボディに傷が付くのも気にせず走れるのは便利だし、燃費もいいとは云わないけど大抵は13㎞/L位は出るし。
愛着はないけど嫌いでもない。
そんな感じです。

今日の事。
仕事が終わり、今夜は涼しいので今日こそ歩いたり走ったり出来るなあと勇んで家路についたんですが、何て事だ途中で雨が降ってきた。
まったくここ暫くは怒りを覚えるほどの天気だ。
今週に入りそんな天気が続いてて歩くこともままならぬ日々が続いています。
仕方ねえ、今夜は腰回りプニ肉撃退体操を普段の倍やることでケリをつけようかと考えながら車のメーターを見た途端、エンジン警告灯がいきなり点灯。
荒っぽい走り方をしている割に、あとスズ菌車の割には長年何の故障もなく走ってたんですが、流石にここ一年くらいですかね、2速加速時に右フロントのホイール付近ががなんだかわんわん振動するし、先週くらいから朝イチの走り出し時にファンベルトがキーキー鳴り出すし。
少し前に飛び石で入ったウィンドシールドの罅も、もうこれ以上長くなる気配はないので勿論放置してます。
そして今日はエンジン警告灯が点灯だ。
この勢いで行けば近いうちにエンジンが爆発するかもだけど、いっその事そうなって貰った方が清々するなあ。
スイフト、さあ景気良く派手に爆発しておくれ。
もう10万キロだし。
そうなったら思い切って車はやめて高めのロードバイク買ってそれ一本槍にするかなぁ。
しかしそれだと遠くの温泉に行けないしなぁ。
ロードバイクは雨に弱いから梅雨時とかの通勤に困るしなぁ。
かと言って車を買い換えるカネも無く、ほんに困ったものだなぁ。
ちなみに車検は来月なんだがなぁ。

なあ、みんなならどうします?

こんな感じで逝けるのなら
おまえとて悔いはなかろう
なあ、スイフト

2014年8月24日日曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(7) 自転車を見るために海岸線を歩く

昨日は午前中仕事だったんですが、終わったら早く帰って掃除洗濯を済ませ、少し休んでから少し長めのウォーキングをしようと考えてました。
ところが家事が粗方片付いた辺りからなんだか雲行きがおかしくなってきて、遂には結構な雨が降りだしてしまいました。
雨どころか雷さえやってきてしまいました。
ああつまらん、これでウォーキングはおじゃん。
わたくしの富士山カンパイプロジェクト仲間が夕方から三四軒屋の龍王神社ってとこでお祭りしてるって云ってたけど、これじゃあっちも大変だろうねと思いつつ、仕方がないんで酒飲みながら飯食って風呂入って寝るか、と思ったら雨やんだ。
時間はまだ、ちょっとしたウォーキングだったら十分できる感じだし、5㎞少々の距離を歩いてきました。

今朝5時過ぎに起きると、快晴ではないものの雨は降ってない。
お、こりゃ行かなきゃなんめえ。
軽めの朝ごはんを済ませ、しまむらで入手した格安運動服(ジョギング、或いはウォーキングウェアというレベルでは全く無いため運動服と呼称)に手早く着替えて早速家を出ました。
今日は、駿河湾沿いの堤防を少し長めに歩いてやろうという計画です。
このコースにした理由は、少し前に短い距離ではありますが、この海沿いの道を一度歩いた時ものすごく気持ちよかった為です。
が、それ以外にも理由があります。
この堤防は基本あまり車やバイクが通りません。
正確に云うと、通れる区間と通れない区間がまだらな感じで混在しており、車にとって使いづらいので、全体として車が通る頻度が非常に少ないようです。
そのため車を気にすること無く安全に気持ちよく走ったり歩いたり出来るルートになっていて、明らかにフルマラソン出場クラスで結構まじめにランしてる人から、浜辺に住んでいる地元のジジババの軽い散歩まで、実に幅広いカテゴリの人が使っているようです。
ということは、マジチャリダーも必然的に多いと云うわけです。

前回ポストでも書いたように、私最近何かちゃんとした自転車が欲しくなったんだけど、主には経済的理由で、副には自分が飽きずにいつまでも自転車に乗り続けられるか今の時点ではわからない、という理由で今んとこは自転車の購入は見送ってます。
だけど、実際に走ってるマジチャリを間近で眺めてどんなもんか目で理解するくらいはしてもいいだろう、と思ったのが2つ目の理由です。

アパートを出て南に向かい国1バイパスの地下道を抜け、時間にして20分ちょい、距離にして2㎞ちょいくらいで駿河湾沿いに走る堤防に到達します。
堤防に上がろうとして上を見ると、たったか歩いたりハアハア云いながら走ったりする人に混じって、予想通り自転車で気持ち良さ気に走る人の姿もちらほら認められます。
階段を登り、堰堤に出ると先ずは東の方、つまり田子の浦港の方向に向かいました。
朝の空気の中、波の音を聴きながら海辺を歩くってホントに気持ちがいいですよね。
雲の切れ間からのぞき始めたお陽様もいい感じだし。
アパートを出て約50分、途中富士山とかの写真をたくさん撮りながらたかたか歩き、みなと公園の一番東側の端っこ、小さな灯台がある辺りにつきました。
もうそこは田子の浦港で、富士に引っ越しした頃はこんな遠くまで歩くことがあるなんて全く想像さえもしてなかった。
ウォーキングだから体にそんなに負荷はかかってないし、しんどいという気持ちは全くなく、爽やかという感覚。

で、その間そうだねえ、20台以上の自転車とすれ違いました。
おんぼろ自転車に乗ってだらだらふらふら走ってる地元の爺さんもいたし、なんだかおかしなスタイルの非効率そうな手作り三輪車を死に物狂いで漕いでる爺さんもいたし、オレが今乗っているような安物折りたたみの人もいたけど、やっぱ圧倒的に多かったのは、細いタイヤで泥除けとかの装備が全然ない、いかにも早そうなやつに乗った人です。
その多くの人が穴だらけで変な形のヘルメット被ってて、体にぴったりしたデザインのデーハーな服を着て、しゃ〜っ!て感じで走り抜けていきます。
でも中には、しゃ〜!って走れそうな自転車なんだけど普通のカジュアルな服を着てゆ〜っくりの〜んびり走ってる人もいる。
同じ「タイヤが細くて泥除けがついてない」といっても、オレが欲しいやつみたいなハンドルが一文字の自転車、「クロスバイク」っていうんですかね、そういうのに乗ってる人もいたし、でもくねっとしたドロップハンドルの人のほうが断然多かった。
何㎞/hくらいの速度が出てるんだろう。
改めて見ると結構な速度が出てるのでなかなかじっくり観察するとまでは行かないんだけど、兎に角あっちの世界の人も何か気持ちよさそうに走ってるんだな、ってことは何となく感じた。
ボディ(フレームが正しいのかな?)に書かれている車名(社名?)を見ると、一番多かったのが「Giant」でしたが、阪神ファンとしては許せん名前だなあとフンガイしました。
例え何時かイイ自転車に乗ることがあるとしても、阪神ファンとしてはこれだけは避けるべきだろうと決心しました。
で、あとはさっぱり読めなかった。
なんだか凄く長い名前のやつばかりで、瞬時には読むことが出来ません。
ただカッコ良かったのはCで始まる名前が書いてある赤い自転車でした。

ああ、いつかオレもああいう感じの自転車に、変な格好のヘルメット被って乗ってみたいもんだと思いつつ、でも今は兎に角歩いて体力つけてジョギングが出来るようにまで成長して、腰回りのプニ肉に無慈悲な鉄槌若しくは怒りの鉄拳を食らわせるのが先決だと思い極め、家に帰りました。

ちなみに本日の総距離は13.32㎞、時間にして2時間08分のウォーキングでした。
ウォーキングを始めて以来の最長距離。
楽しく歩けたし、満足満足。
次は15㎞越え、時速は平均7㎞/hを狙って行きたいですね。
時速7㎞/h。
つまり、基本はウォーキングなんだけど、一部区間にジョギングを入れるということです。
出来るかなあ?
富士山
今朝の富士山
ウォーキング開始前に撮影
まるで金団雲ですな
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2014年8月23日土曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(6) 何故か自転車が欲しいと思う

ウォーキングを始める前だか始めた後だかちょっと忘れましたが(短期記憶力の低下にはみなさん注意しましょう笑)、ちゃんと走れる自転車が欲しいなあと思いました。
確かAmazonかどっかの通販サイトを見ていたら、Raychell+っていうブランドのR+708 HybridStyleという自転車が偶然目に入ったのがきっかけだったように思います。
その自転車は詳しくはわかんないんだけど「クロスバイク」というカテゴリに属するものらしく、何かおしゃれな感じで、左半分がブルー、右半分がホワイトで塗り分けられていて、だからHybridStyleと云う名前なんだろうと思います。
© 2013 OTOMO Corporation.
青と白というクールな色を使っているのにも関わらず「派手」という印象で、富士の街中を走るとちょっと目立ちすぎるかもしれないんだけど、普段使いにもちょっと遠出に使うにもいいんじゃないかと思いました。
車重も11.9㎏と軽いし、前後にLEDライトやワイヤ錠まで標準でついて3万円。
もし通勤に使えれば、ガソリン代が高騰している昨今、節約にもなるし健康的かなと思ったわけです。

実は今も折りたたみ自転車を持っていて、近所の買い物なんかでたまに使ったりしてます。
法律違反を承知で告白すると、自転車で5分くらいの所にある行きつけの飲み屋に行くのにも使います。
リアにデカいカゴもついてるんで色んなモノ沢山積んで移動できるので便利です。
なんですけど、専門用語を知らないので説明しづらいんですが、車で云えば6速に相当する一番重いギアを使ってもなんて云うかママチャリくらいな感じで速度が稼げないし、ちっこい割には重いし(多分16〜7㎏くらいはあると思う)、折りたたんでも意外にデカイし、意外なことに歩くよりも結構疲れるし、もうちっとすーっと走れる自転車があればいいなあとは思ってたんです。
でもまあそういうことはたまに思うだけで真剣に欲しいとは感じなかったし、スピード出ないと云っても歩くよりは全然早いし、別に充分じゃん。
そんな時にこの自転車をみて、何か俄然欲しくなっちゃったんですね。
これに乗って少し遠くに行ったり、街中を走って通勤したり、その通勤姿を若いおねいちゃんが見て「まああのおじさま、おしゃれでかっこいいわ」などと思ってうっとりする、なんていう想像していると(馬鹿かオレは笑)、う〜ん、なかなかええじゃないかこの自転車、欲しいぞ。
っていう気持ちが断ち切れなくなってしまったのであった。
しかし、オレはオレの事を良く知っている。

熱しやすく冷めやすい。
飽きっぽい。
長続きしない。
そういう奴なのです。

ここは一発、衝動買いはやめておこう。
生活は決して楽ではない、という現実もあるしな。
いや、「楽ではない」という比喩は正しくない。
「極めて苦しい」が正しい。
それは、私が単身赴任しているためだが、理由はそれだけではない。
上のガキは中部の大学に行っている。
公立とはいえ美大であり、下宿もしている。
下のガキは西日本の(ド高い)私大に通っておりこれまた下宿生活。
つまり家族4人がそれぞれ全く別の場所で生活しているという極めて非効率な状態で、頑張って稼いだナケナシのカネは羽根が生えたように消失していき、それに住宅ローンが拍車をかけるという酷薄な経済状況なのだ(T_T)

どうだ、おまいら参ったか。
オレは案外貧乏なのだ。
3万円の出費さえも致命傷なのだ。
だ、か、ら。
衝動買いはやめといて今は我慢しよう。
何時かチャンスを見計らって、家族の目を上手く欺き買える時が来るやも知れぬ。
かてて加えて自分の飽きっぽい性格もある。
数ヶ月も経てばこの熱も冷め切ってしまい、高いカネ叩いて買った自転車がすぐに野ざらし、何て事になっちゃってるかも知れないし。
その辺の見極めがつくまでは、購入はグッと我慢し、既存の折りたたみ自転車を使い倒して、毎日しっかり歩いて慎ましやか路線を突っ走るのだ。

くそお。
浜田省吾の「Money」を思い出した。
ポリプラ
今夜見た工場夜景
自転車もいいけど、歩いてこういう風景眺めるのもなかなかいい
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2014年8月18日月曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(5) ウォーキングのログを取る

ウォーキング中に身につけてるものについて。

ウォーキングを始めて暫くは、iPhoneでもって音楽を聴きながら歩いてました。
歩くなんてとても単調な運動だし、音楽でも聴きながらやらないと飽きちゃうと思ったのと、Appleの白いイヤフォンつけて歩いたり走ったりするのって何かニューヨーカーっぽくてカッコいいじゃんという感じがしたんですわ、笑。
でもちょっと考えてみりゃ、実際歩いてるのはニューヨークじゃなくて日本の片田舎だし(富士市民すまん)、そもそも歩いてる本人はちびでぶはげのカッコ悪いおっさんだし、こりゃ矛盾してる。
まあこれは冗談だとしても本音のところは、音楽じゃなくて自然の音を聴きながら歩いてるほうが気持ちよいと気づいたからであります。
蝉や蛙の鳴き声とか、雨上がりで轟々と流れる川の音とか、空飛んでる鳥の声とか、そっちの方が聴いてて気持ちいい。
あと実務面(って言葉はおかしいんだけど)で云うと、普通の道端歩いてる時音楽聴いてると、無灯火のまま後ろから迫ってくるアホチャリダーに気づかないという弊害もあるような気がします。
そんでもって最近は音楽聴きながら歩くのはすっかりやめてしまったんですが、じゃあiPhoneを持ちださなくなってしまったかというとそうではなく、やっぱり欠かさず持ち歩いてます。
それはなぜかというと前にも書いたけど、主には歩いた軌跡をログするためで、ロガーとしては最初の頃はSimple Logger[1]という主には登山用と思われるアプリを使ってましたが、先日からはRuntasticのアプリを使ってます。
iPhoneは手に持ったまま歩いてましたがそれだといろいろ面倒ですし、汗でケースが傷んじゃいそうな気もするので、事務所の人から要らなくなったウエストポーチを貰い受け、それにいれてました。
でもそれだとやっぱり腰回りが変な感じで歩きにくいし、iPhoneがポーチの中で暴れて心配。
同じ事務所のランナー(こいつはセミプロレベルでサブ3)も「自分もジョグの時は手に持ったまんまですよ」なんて云ってたんで、結局最近は再び手にしたまま歩いてます。
先日それについて調べてたら、世の中にはアームバンドなるものが存在していて、つまり二の腕でスマホをホールドできるらしい。
これはいい。
スマホの他、鍵や小銭が入るものも多いようです。
わたし、こんなことも知らなかったド素人なんですけど、アームバンドには様々な製品があり、それぞれに一長一短があるようなので、じっくり選んで使ってみようと思います。

あと、今欲しいのはメガネ。
今かけてるのは数年前に、ある安売りメガネ屋で買ったチープなものです。
運動するときにかけることなんて想定していないので、少し汗をかくとすぐにずり落ちて大村崑状態になってしまう。
最近老眼が進んできて見づらくなってきていることもあるので、運動に対応したフレームで作りなおそうかと考えてます。

しかしなんだなあ、自分が運動するためにいろいろ考えたりものを買うなんて今までなかった。
今まで欲しかったのは、ギターとかサイレントドラムとかで、勿論今も欲しいけど、より欲しいのはウォーキング(近い将来のジョギングやラン)の為のグッズばかり。
人間変われば変わるもんですなあ。

[1]
Appleのサイト等からダウンロードは可能ですが、そのページの中にある「Simple Loggerへのサポート」というリンクは切れているのでメーカーではディスコンティニュー扱いにしているのかもしれません。

2014年8月17日日曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(4) スポーツ散歩・高速散歩

今週はなんか変な天気が続きウォーキング出来ない日が多かったんですが、雨降りの空模様を眺めながら「歩きてえなぁ」と思ってました。
「歩きてえなぁ」だって?
先月中旬まではそんな事1㎜も思ったことなかったのに変なの。

ところでウォーキングって言葉について。
ウォーキング、か。
ウォーキングってのは「歩く」の英語で確かにそれはその通りで、だけど英語にすると日本語の「歩く」よりも何て云うのか「運動臭」が強くなって、それが自分の意識の中ではちょっと何か違うんですよね。
英語にすると、脇目も振らず雑念も無くただ兎に角歩き倒す、みたいな感じしません?

自分がやってるウォーキングを無理やり何かにカテゴライズしようとすると、それは「運動」と云うよりは「散歩」に近い。
確かに痩せたいし、腰回りのプニ肉を落としたいという目的でウォーキングを始めたし、勿論それは今もありつつなんだけど、それとは別に愉しいと云うか、ついこの間までは歩いて何てとても行けないと思い込んでいたちょっとばかり遠くの場所に行って風景を愉しんだり、野良猫を発見したり、車では入れない細道にずんずん入り込んだりする事が愉しいという感じが強くなってきました。
しかし当初の目的のために真剣に、最大スピートでたったか歩くことは基本忘れない。
忘れはしないけど、狸そっくりの野良猫が居たり、カエルが田圃を泳いでたりしたら立ち止まって頭をなでなでしたり、空を見上げて青空や雲が綺麗だったらやっぱり立ち止まって写真を撮る。
真剣に歩くけど、立ち止まることを恐れないという感覚。
従いまして、自分がやっているのは「スポーツ散歩」であると結論しました。
まあ、めんどくさいので今後もウォーキングと表記はしますけどね。

2014年8月16日土曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(3) 危険はいつも目の前にある

暗くなってから運動することって、少し前までは「アホか、逆に不健康じゃ」なんて思っていたんですけど、その辺はどんなもんなのかな?
暗い中をスポーツするって、何か身体的というかバイオリズム的というか寧ろおかしなことになるようなイメージが有るんですよね。
そりゃ時間が許せば明るいうちに歩いたり走ったりしたほうが健康的なんだろうけど、リタイヤしたおっさんじゃあるまいし、平日の真っ昼間からサラリーマンが道走ってたらそれはそれでおかしいしね。
ですので暗くなってから走る運動的なデメリットはもしかしたらあるのかもしれないけど、自分の中では基本ないと信じて歩いてます。
お日様の元での、或いはお日様が昇る頃の運動は休みの日にやって、ウィークデイは夜運動しよう。
夜運動するデメリットが仮に有るとしても、できるだけ毎日続けることの方のメリットが大きいと(勝手にだけど)思うんでね。

実走して解ったんですが、夜ウォーキングすることに関してのちょっとした危険は意外な所にあります。
車や無灯火のチャリなんかは確かにヤバいけど、それはちょっとした留意や装備とかで何とかなる。
でもここ富士ではもっと切迫した危険があることが実走してわかりました。
それは、水路です。
さすがに三島とかに比べればそうでもないかもなんですけど、富士にも富士山源流と思われる水が流れる水路が結構縦横無尽に走ってます。
で、富士の辺りの道路って、水路が縁石とかペイントで区画されていない事が多いんですね。
地元の人だと結構慣れていると思われるんですが、オレみたいなヨソモノが初めての歩道を夜、気持ちよく歩いたりしていると、出し抜けにその歩道が途絶え、それまで歩道下を流れていた水路がぬわっと出現してしたりして誠に危ない。
車対策のために手には必ずチャリ用のLEDライトを持ってるんですが、地面を照らすには充分とは云えない性能なので、誠に注意が必要であります。
夜ウォーキングするのは、車は多いかもしれないけどむしろ都会の方が安全かもしれませんね。

まあせいぜい気をつけましょうと思いつつ、今夜も駿河湾脇を通る9キロの道を、ゆっくりと1時間40分かけて歩いてきました。
歩くとホント、気持ちいいわ。
走るには体力的にまだまだですが、気持ちは早く走りたい感じになってきてます。
ポリプラ
駿河湾、三四軒屋近くに建つ工場の夜景
夜のウォーキングは少し遠出をすれば
こういうインダストリーな風景を楽しめるのが富士のいいところ
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2014年8月15日金曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(2) ダメダメウォーカー

そんなこんなで慎重な感じでウォーキングを始めました。
一番最初は近所を数ブロック、距離的にはそうだなあ、1㎞くらいかなあ。
ログを何も取ってなかったんで不正確だけど。
でもそん時のオレにとっては、1㎞歩くなんてとんでも無いことだから大変でしたね。
こんな短距離をゆっくり歩くだけでもうダメでしたね。
終われば何と肩で息する状態…。
痩せるなんて先のまだ先。
前途多難だと思い知りました。

上の一文はしまむらに行く前のこと。
実はしまむらに行く前に少し歩き始めてたんですね。
靴だけは前から持っていたジョギングシューズ履きましたけど、なりといえば普通の半ズボンに普通のTシャツ。
歩く分にはこの程度でも大丈夫だろうと思ったからなんですが、元々私は基礎代謝がいいようで、だからぬるい温泉に入るだけでも流汗淋漓で、不摂生な生活の中で特に何もしなくても太らなかったのはそのせいだと思われますが、Tシャツは云うに及ばずパンツ(下着のパンツだ)もズボンも、僅か1㎞程度のウォーキングで汗でびちゃびちゃ。
普通の服だと、汗に濡れたら動けなくなると実感しました。
こりゃ都合が悪いと思い、最低限のなりが必要だとしまむらに行ったわけです。
できるだけカネを掛けずにやりたかったもんで、しまむら。

でも安物でも、普通の服に比べれば可成り動きやすくなり、それだけでもウォーキングしやすくなりました。

そのうち以前iPhoneに入れていたSimple Loggerというアプリを使えば、GPS信号を拾って歩いたルートが記録できると思いつきやり始めると何か歩くことが少し楽しくなってきました。
短距離とはいえ、自分が歩いた記録が写真付きで後から見れるのは何か楽しいわけです。
そうして近所数ブロックを息あげずに歩けるようになってきたので、距離と時間を少しづつ伸ばしていくことにしました。
一足飛びは厳禁だと肝に命じてますんであくまで少しずつ、事前にGoogle Mapでルートを作り、夕刻から夜にかけても比較的安全に歩けそうなことと、距離と時間を確認してムリがなかろうと思ったらそのルートを歩くようにし始めました。
で、8月上旬には5㎞前後ならば疲れ果てることなく歩けるようになってきました。

5㎞を疲れ果てる事なく歩く。

一般的に見れば「なんて低レヴェルな!」という感じでしょうが、オレにとっては全然そんなことなく、まさに蝸牛のような進捗ですが兎に角着実に前へ進んでいるという実感が持てて結構満足なんですね。
もう中年、いや老年に近いんだから、このぐらいの進捗スピードでほんとに充分。
ただ毎日欠かさず、特段の理由がない限り例え15分位でもやんなきゃな、とは思っています。

でも当然、この程度じゃ全然痩せれません。
この時点で腰回りのプニ肉はまったくもって健在であります。
富士川河川敷ウォーキング中に
デカイ態度で寝てた野良ネコ
狸ではない
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2014年8月14日木曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(1) 太ってきたため歩いてみようと思う

富士に来て、仕事も気に入っているし生活もしやすく、あまり束縛のない暮らしが続いています。
たまに行く飲み屋以外では外食はあまりせず、自分で作るうちご飯が多いんですが、作ったり食ったりするのが意外に好きで、かつ当然のことながら酒とともに食すことが日常で、昨年の秋から冬に掛けては夕食としてほぼ毎日鶏鍋かモツ鍋+αを食い続けてました。
昼飯は事務所の近所にある安い食堂で天麩羅饂飩の大盛り+お稲荷さん2つか、少し歩いたとこにある食堂でラーメンの大盛り+小ライスを連発。
健康すぎるからか、以前はなかったのにここ1年朝飯を食べる習慣までついてしまい(本来はいいことなんだろうけど)、あれよあれよという間に体重は多分すくすくと増え(「多分」ってのは、現実を直視するのが余りにも恐ろしいため最近体重計に乗って実測したことないから)、歩くたびに腰まわりのプニ肉が振動し、胸部は醜く膨れ上がり(云うまでもないが当然筋肉ではない)今や危険水域と申してもよろしいレヴェルに達しております。

いかんこれは。
やばい。
もうこのレヴェルで抑えておかなければ、そのうち俺は単なるチビ禿デブ短足なおっさんに成り下がってしまう。
いや、もう既にそうなっていると云える。
しかし、飯の量は出来れば減らしたくない。
それ即ち「運動しなさい」って事だよね。

オレはそういう作為的な運動(気取ったやつらはワークアウトとか抜かしているが、日本語使えよと今の段階では思う)が大嫌いだし、今までそんな運動しなくても痩せてたから運動何てどうでも良かったんだよね。
でも、我が肉体はそんな事云ってはいられないステージに差し掛かっており、飯の量を減らさずに何とかしようと思えば運動するしかない。

ということで7月下旬。
私は近所のしまむらにいたわけです。
ウォーキングウェアを買うために。
なぜスポーツ用品店に行かないかだって?
この野郎。
オレの財布の中身を見てからそういう台詞を抜かしなさいってんだ笑。
もともと安いウェアが、型落ちかなにかで更に40%引きになってたんで迷わずそれを何着か購入。
靴は以前買ったニューバランスのダッサいデザインのやつがあったのでそれをそのまま使えばよい。

要するに今オレが始められるのはジョギングではない。
ジョギング出来る体力は皆無だ。
これが現実。
だからとにかく歩くことだけです。
とにかく歩いて、歩いて歩いて基礎体力をつけ、歩く距離をだんだん伸ばして体力が戻ってきたらジョギングに移行しよう。
そこまで行けばきっと眼に見えてやせて来ると信じたい。
ジョギングに移行できるまでにはたぶん1ヶ月はかかるだろうけど、それまではがんばって歩きに歩こうと思います。
富士川
ウォーキングしてる途中に撮った写真
ウォーキング中には結構沢山写真を撮っていて

もっと明るい雰囲気の写真が多いんだけど
陰影が深いこの写真が結構お気に入り
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2014年8月13日水曜日

平山温泉龍泉荘(6)

8月10日の日曜日は颱風11号の影響で四国・西日本は大変な荒天だったようですが、私の住んでいるあたりはそうでもなく、でも雨はしっかり降ってたので洗濯掃除のやる気もでず、どっかに行こうと考えました。
で、意味もなく「嵐の時の薩埵峠を訪れるものオツかな」と思い、富士から旧道を走って出向きました。

由比から薩埵峠への道は結構狭く、薩埵山を上り始める道に差し掛かるとその道は激狭凶悪道路となり、離合はほぼ不可能ですが、車幅+1㌢の道幅があれば通過できる自信のある(自信はあるが技量はちょっとわからないな笑)私は、道端に転がる夏みかんをタイヤで踏み潰しながらかまわずぐいぐい突き進み、程なく峠の駐車場に到着。
ちょっと苦労し、かつオツかなと期待して行った割には現実はぱっとせず、雨ゆえ当然富士山も見えず、雨の日なんてまあこんなもんです。
シケの影響で色が複雑に分かれた海を眺めてからふと横をみやると、駐車場の脇にこんな石碑が立ってました。
薩埵峠山之神遺跡
大山くん関連施設だった可能性あり
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「薩埵峠山之神遺跡」

ん、なに、山之神!?
そういやあ峠に至る道の途中に神社仏閣が幾つか集まってる場所があったがその関係かな。
山神社評論家としてはヒジョーに気になりますがお天気がお天気故、こちらの探索はいずれ後日ということに決め、きた道よりもシビア度が格段に低い興津側に抜ける道を下山。
目的地は、平山温泉龍泉荘です。

龍泉荘を選択したのは、
  • 薩埵峠から約40分と近いこと
  • 颱風下の環境にあっても行き帰りの道が崩落などにより通行止めになる可能性がほぼないこと
  • その割には山の中にある秘湯の雰囲気を味わえること
等によります。

現地につくと、颱風にもかかわらず道端の駐車場はいっぱい。
結構激しい風雨の中、少し入れにくい下の駐車場に停めて建物に近づくともう既に演歌を歌い上げるジジババたちの声。
これがまさしく龍泉荘のデフォだなあ。

玄関脇にある料金徴収所兼調理場みたいなところに座っているじいさまに料金を払い浴室へ行くと、こんな天気なのに先客が5人も居てこんなことは珍しい。
ただそのうちの若い4人は程なく浴室を退出しました。
そういやあ駐車場には他県ナンバーの車が停まってましたが、出て行ったのは彼らに相違ない。
温泉ファンなんでしょう。
残りは常連と思われる小太りのじいさまと私。
私は一番狭くて一番ぬるい浴槽でゆっくり手足を伸ばし、硫黄の香りを楽しみながら窓の外で風に煽られて大きく揺れる樹木を眺めていました。
平山温泉龍泉荘
写真ではわかりにくいけど、樹木は結構揺れてました
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一番熱い浴槽に入ってるもう一人のじいさまもお湯をゆっくり味わっているようで、やはりこれがいつもの龍泉荘です。

1時間程入ってましたがそのほとんどの時間をうたた寝をして過ごし、時折強い風が浴室内に入ってきた時に起こるごーっ、という音で目が醒め、落ち着いたらまた再び瞑目するという事を繰り返してました。
ここのお湯は泉質がいいし、いつ来てもほとんどの客は騒がず静かに浴槽に浸かるのが好きそうな人ばかりだし、それに私にとっては適温なので、こんな贅沢な楽しみ方が可能なのです。

ところで男湯と女湯を隔てる壁にはこの温泉の効能や、温泉にはお馴染みの「入浴時のご注意」みたいな掲示がされてます。
その一番最後の一文。
平山温泉龍泉荘
理由を後に持って行ってこういう終わり方すると
同じ注意でも柔らかい感じになっていいね
この感じ、オレも見習おう
© ill-health(ruephas) 2014
一、子供連での場合は(親が)必ず一緒に入ってください。危険ですし泳いだり他人に迷惑をかけることがありますから。
そう。
ある意味アタリマエの心がけなんだけど、最近はこういう配慮が出来る親が本当に少なくなりましたよね。

2014年8月7日木曜日

温泉に行かない日(283) 「無銭 入浴 ホテル」等と云うとんでもない検索ワードでこのブログに来た者に告ぐ

昨年、富士に赴任する寸前の時に、温泉に行かない日(224) どさくさに紛れてホテルの風呂に入ることは果たして可能かなるポストをしました。
「今度の赴任先には温泉がない。ただ、富士駅前にあるスーパーホテルにはローリー温泉があるらしい。しかし残念ながら、のみ不可のようだ。泊まるのももったいないし、ドサクサに紛れて無銭入浴出来んかのう」
というような趣旨で、文中の「泊まらない限り、ローリーだろうがなんだろうがとにかくここの温泉に触れることはかなわないわけだ」の部分を読んでもらえればわかる通り、当然のことながら実行に移す積り(というか度胸)はさらさらありません。
で、昨日ブログの統計情報を見ていたら、無銭 入浴 ホテルという神をも恐れぬ凶悪な検索ワードでさっき書いたポストに辿り着いた者が少なくとも一人は存在することが判明。
しかも、その検索ワードではそのポストがトップヒットする事も判明(2014年8月6日現在)。

辿り着きし者よ。
今こそ私は汝に告ぐ。

もし汝が無銭入浴可能な場所を探すため、或いは今後の参考とするため無銭入浴に関する情報を集めているのならば、やめておきなさい。
神は汝を見ている。
天網恢恢疎にして漏らさず、と云うではないか。
私は繰り返し云う。
やめておきなさい。
大将軍様が
じっと君を見ている
その上で無銭入浴を強行しようとするならば、汝には偉大なる大将軍様からの無慈悲な鉄槌がくらわせられるであろう。

まあ実際の所、ホテルの風呂に無銭入浴しようなんて奴は愉快犯や切羽詰まった状況にあるやつ以外には居ないとは思うけど、物理的・体制的・運営的に十分可能なホテルが多いのも事実ですなあ。
事実ではあるけれど、可能であるからといって実行に移すのは愚の骨頂。
入浴料はPrice to payであります。

2014年8月3日日曜日

元湯 蓬莱館(1)

日曜日の朝。
ここ半年ほどで何回か訪れている早川町の温泉で、未湯のままであった温泉宿に行ってみようと出かけました。

2014年7月29日火曜日

温泉に行かない日(282) 岡本純一の日本語に逐一ケチを付け、そして悪し様に罵倒する

㈱日信
ゼロ3-6865-718ゼロ [1]
顧客担当:岡本 純一
顧客って誰の事だ?
突然のご連絡失礼致します。
失礼と思うんならこんなアホなもん最初っから送ってくんな、ボケ。
弊社は調査会社として、調査業務、
調査会社が調査業務するのはアタリマエだろが、死ねよ。
及び和解、退会手続きの代行等の解決を目的とした企業になります。
成る程。
オマエは「和解」とか「退会手続きの代行」に関する何かの問題を解決するっていうシノギをやってる訳だな。
でもオレは「退会手続きの代行」に関する問題は抱えてないぜ、うすら馬鹿岡本。
岡本、この場合は恐らく「私共は調査業務、和解に関する問題解決、及び退会手続きの代行等を行う企業です」が相手に取って解りやすい言い回しだ。
あと「弊社」って言葉をどっかで聞き齧って得意気に使い倒しやがってるな、岡本。
日本語が理解出来ない宇宙人はこれだから気持ちが悪い。
低能に教えても虚しいだけだが一応教えてやろう岡本。
こういった会社から個人へのビジネスレターの場合は、もっと上手く謙譲語を使え。
つまり「私共」だ。
あ、馬鹿だから謙譲の意味が解からんか。
まあしかし、元々この㈱日信とかいうマヌケな名前の会社自体存在しない訳だから、こんなケチつけも意味ないか。
兎に角ちょっとは日本語勉強しろよ。
幼稚園児以下の日本語。
それと「~になります」ってのはオマエのような低脳がやたら使いたがるクソな言い回しだぜ。
【顧客番号:218522】様
オレの名前は【顧客番号:218522】じゃないぜ。
オレの名前をちゃんと書けよ、失礼なヤツだなこの野郎。
の携帯端末よりご登録中の、サイト運営会社より依頼があり、
「ご登録中の」と「サイト運営会社」の間の「、」は文章の流れから言って不要だぜ。
頭いい子ぶりっ子のバカがよくこういう句読点の使い方するな。
経済ヤクザを気取ってるのかもしれんが、やっぱりバカはバカで取り繕いようもないみたいだな。
身辺調査もしくは和解退会のご意志の確認の為、ご連絡させて頂きました。
誰の身辺調査をするんだ?
サイト運営会社の身辺を洗ってくれるのか?
で、オレはどこの何から「退会」するんだ?
そのくらいちゃんと書けよこのカス野郎。
何に入り何から抜けるということは、あんたに云われなくても自分で決めるから放っておいてくれよ低脳岡本。
現状、無料期間中に退会手続が取られておらず、このまま放置されてしまいますと、和解退会の手続きが取れず、電子消費者契約法に違反
電子消費者契約法よく読めよ、カス岡本。
そうか。
単細胞だから比較的優しい内容と言い回しのこんな法文も理解不能か。
悪い悪い。
する為、運営会社より法的処置に移行せざるを得なくなる
いいぜ、岡本。
法的処置ならじゃんじゃんやってくれ。
法廷で十分に時間かけてしっかりじっくり話しあおうぜ、岡本。
あとな、一つ教えてくれ日本語が全く出来ん岡本。
いったい何が「運営会社」から「法的処置」に移るんだ?
岡本、この場合は「この問題に関して運営会社が法的処置を取らざるを得ないと判断する可能性があります」が、より解りやすい。
マシな日本語が書けないんなら、こんなアホな虚仮脅しカマすのはやめとけよ基地外野郎。
アホ丸出しで却ってこっちが恥ずかしいわい。
可能性がございます。
なんだぁ?こんだけ煽っといて結局「可能性」だぁ?
結局オドシだけで本心じゃやる気じゃねえのか、岡本。
オマエは箆棒にケツの穴が随分狭い薄汚いムカつくオカマ野郎なんだな、岡本。
何でやる気じゃねえのか、というか寧ろ何で「出来ねえ」のかオレにはわかるがな、岡本。
ところで教えてやるぜ岡本。
今オレが書いた上の文章ははっきり云って悪文だ。
特に3センテンス目は自分で書いた後で「あ、ダメだ。こりゃ岡本並だ」と思わず恥ずかしくなった。
「篦棒」に「随分」を重ねたりするのはダメな文章の典型だし、「随分狭い薄汚いムカつく」の辺りはちょっと読みづらい。
だからこれは参考にするな、岡本。
でもオレはテメエと違って、悪文を書いたらこれが悪文だって自分で認識することは出来るぜ。
業務への移行の前に、双方にとってより良い解決に向かう為、詳細確認、和解、相談等ご希望の方は、翌営業日正午までお問い合わせ下さい。
勝手に「移行」とやらをしてもらって全然構わんが、しかしオマエとオレの間に金輪際「良い解決」はありえんな、岡本。
残念だが、全くありえん。
尚、本通知を最終とさせて頂きますのでご了承お願い致します。
笑わせるな。
本通知を最終にするも何も、オマエからこれが来るのは3回目だと思うんだがな、岡本。
「なんたら正義」とか云う別の名前の奴からだったらもっとだぜ、岡本。
テメエ自身で「最終」と云っておきながら、自分からおんなじ人間におんなじ文面で何回も何回も糞メール送りつけてくるオマエには、記憶力とか数を数える能力が全くないみたいだな。
もう来なくていいぜ、吉外岡本。
オレ、テメーみたいに脳みそがない奴は嫌いなんだ。
㈱日信相談窓口
ゼロ3-6865-71ハチ0 [1]
顧客担当:岡本 純一
顧客番号:218522
受付時間
平日 10:00~20:00
定休日 土日 祝日
お、土日祝日は休みか、岡本。
随分優雅じゃないか、え?
悪党も週休二日の時代だ。
そういう意味じゃどこぞの牛丼屋に比べりゃあブラック度は少し低いか、ははは。
労基が泣いて喜びそうだな、岡本。
しかし調査会社は夜討ち朝駆けが基本だぜ。
商売人としてなっちゃいねえな、岡本。
消えろよ。
北朝鮮で強制労働ってのが似合いみたいだな、お前みたいなカスは。
[1]
文中2ヶ所ほど岡本の電話番号(というか、おそらく岡本が絡んでいると思われる悪質電話課金サービスの電話番号)が出てきますが、今日日の携帯端末なんかだとタッチしただけで電話がつながってしまう恐れがあるため、「0」を「ゼロ」、「8」を「ハチ」と変えて表記してます。

後が面倒なので、この番号には電話をしないが吉であります。 

2014年7月27日日曜日

佐野川温泉(3)

昨日は伊豆長岡温泉にある湯らっくすの湯という大変熱い温泉に入りに行きました。
多分ここはもともと共同浴場で、だけど観光に訪れる人々にも開放してもらえているという感じだと思います。
この長岡にはそういった形態の温泉が他にも幾つかあって、実は昨日はそれらすべてを制覇する勢いで出かけたんですが、もともと地元の方のための、地元の方の自主的管理による施設ですので入浴するのは浴場近隣にお住まいの方が多いため駐車場がなく、いずれ改めてということで未湯のまま帰ったのでした。

今朝起きて、今日いくべき温泉はどこか考えてたんですけど、そうだ長岡には順天の静岡病院がある。
ということをふと思い出しました。
静岡県を代表する大きな病院で、デカい病院といえば必ずデカい駐車場があるものだ。
そうか、そこを使えば良い。
金さえ払えば文句はなかろう。
早速地図を見てみると、まさにドンピシャ。
入浴したい場所の一つである長岡南大衆浴場(静岡県伊豆の国市長岡1082-2:055-947-2260:¥300:15:00~21:00:定休水曜:駐車場なし)の近くに病院は存在していたのであった。
よし、2日連続で長岡に行くというムダも人生には必要だろう。
と思って出かけようとしたんですけど、しかしそれでは余りに芸がなさすぎるというもの。
今日はまあ別の場所に致しましょう。


2014年7月26日土曜日

湯らっくすの湯(1)

前日まで、今日の土曜は仕事だと思い込んでいました。
金曜日の夕方、課のスタッフに「明日オレ出勤だけど申し送ることはないか?」と訊ねていると、よその課のやつに「あれAさん。明日はMさんが仕事のはずですよ」と云われてしまい、慌てて勤務表を見ると確かにその通り。

ということで本日は自分としてはゆっくり起床し(といっても7時過ぎですけど)、何をすべきだろうかと考えました。
春先や秋口、あるいはもしかして冬もそうかもしれませんけど、そういった時期には「自宅を警備する」という選択もありなんですが、本日の場合は起床時点で既に蒸し暑く、今後気温も篦棒に上昇することは確実なので、自宅にはとてもいられません。
冷房が効いて一日本読んだり山神社のこと調べていられる図書館という線もありますが今は夏休み期間で、ガキども(私は子供が嫌いだ)が溢れかえっているに相違ない。
であれば、寧ろ「暑い」事をアクティブに「熱さ」で撃退するのはどうかと思い、熱そうな温泉を目指すことにしました。


プロジェクト "山神社"(3) 大山くんの苦悩と誇り

先日、プライベートで楽しいイヴェントがありました。
仲間内のイヴェントだったんですが、その仲間内では私のことは「温泉銭湯入浴人」ではなく、どっちかって言うと「山神社評論家」(名乗っては居ますがあくまで洒落ですよ)として知られており、そんな関係で「山神社の勉強会してくださいよ」とのご依頼をもらいました。

先日も書いたけど、私は富士市及びその周辺に、更には日本全国にありすぎる「山神社」という神社に興味を持っていて、なぜこんなに沢山の山神社が存在するのか確かめるために、取り敢えずは富士周辺の山神社をすべて訪れ参拝し、現地で情報があれば記録し、地元の図書館に行って関連文献を当たるということを地味に続けてます。
ちなみに本日もクソ暑くなること必至ですが、行く予定です。
しかしまだ十分な知見を集積できているとは言い難く、山神社について人様に何か教授するということはできない状況です。

ということで学術の方向性はあっさりと捨て、巫山戯た感じのスライドショウを作成してプレゼンするというどうもすみません方向で勝負することにしました。
そんなこんなでイヴェントの前日、Mac Bookを開き、Keynoteを立ち上げ、酒飲みながら1時間位のやっつけ仕事で作ったのがこれです。

テーマは山神社そのものではなくサブジェクトの通り「大山くんの苦悩と誇り」です。

大山くんというのは「大山祇神(おおやまつみのかみ)」「大山祇命(おおやまつみのみこと)」などの名前で知られる、山神社の祭神の事で、大山くんというのは私がつけた個人的ニックネームです。

Keynoteで作ったスライドショウをQuick Timeで書き出しました。
どうぞご笑覧下さいますよう。


movie © ill-health(ruephas) / プロジェクト "山神社" 2014

2014年7月20日日曜日

野草風呂よもぎ湯(1)

岡村なる男から、未払になっているサイト利用料を払わなきゃ法的手段に出るという意味不明なメールが来たり、先程右足拇指の爪に結構な重量物を落として非常に痛かったりということがあったりしました。
これは厄祓いをしないといけないし、そもそもここ数週間にわたって温泉銭湯に行っていないし、どっか風呂入りに行こ。

このブログでもこれまで散々書いてるように、私が今住んでいる富士市内には温泉は皆無(ただし、どこぞからローリーしてきた温泉を大浴場で使用している富士駅前のビジネスホテル1軒は除く)です。
スーパー銭湯さえも数件しかなく、ホテルや旅館の大浴場を一般に開放している銭湯は2軒ありますが、単独で営業している昔ながらの銭湯は1軒もありません。
したがって、市内の温浴施設はホテル併設型銭湯2軒等を除いて殆ど行き尽くしているんですけど、それでも数軒は未湯の施設が残っており、今日はそのうちの1軒に行ってまいりました。


2014年7月18日金曜日

温泉に行かない日(281) あほでしょ

㈱日信 
ゼロ3-6865-718ゼロ 
顧客担当:岡本 純一 

突然のご連絡失礼致します。 
弊社は調査会社として、調査業務、及び和解、退会手続きの代行等の解決を目的とした企業になります。 
【顧客番号:218522】様の携帯端末よりご登録中の、サイト運営会社より依頼があり、身辺調査もしくは和解退会のご意志の確認の為、ご連絡させて頂きました。 
現状、無料期間中に退会手続が取られておらず、このまま放置されてしまいますと、 
和解退会の手続きが取れず、電子消費者契約法に違反する為、運営会社より法的処置に移行せざるを得なくなる可能性がございます。 
業務への移行の前に、双方にとってより良い解決に向かう為、詳細確認、和解、相談等ご希望の方は、翌営業日正午までお問い合わせ下さい。 
尚、本通知を最終とさせて頂きますのでご了承お願い致します。 

㈱日信相談窓口 
ゼロ3-6865-71ハチ0 
顧客担当:岡本 純一 
顧客番号:218522 
受付時間 
平日 10:00~20:00 
定休日 土日 祝日


-----------------------------------

というメールが時々来るんだなあ。
メール発信者いわく「最終」なんだけど、こいつには「最終」という日本語の意味がわからないんだろうね。
○○となります、って云う言葉の使い方するやつは大抵脳みそが少ないか全くないんで、こいつもそういうタイプなんだろう。
あとこの岡本というやつ、時々名前を変えるな。
前はなんとか正義たらいう名前だった気がする。

正義。
ぷっ…
わらかすな、ボケ。

時々名前変えないとまっとうに生きられないライフスタイルなんだろうよ。
こんなクソガキ、無視してほうっておけばいいんだけど、一度公衆電話からこの03-6865-7180に電話したら、なんかエッチ系のとこにつながりました。
まあ、あほですな。
ちなみに私の友人に、この顧客担当とやらの名前とそっくりなやつがいて、そいつからのいたずらメールかと思ったけど、当然ながら違いました、はははは。

-----------------------------
2014年7月29日に、このメールの日本語についてけちょんけちょんにこき下ろしたポストを追加しました。

2014年6月29日日曜日

温泉に行かない日(280) Facebookの削除アカウントを追悼[1]しよう

友人から、
「Facebookのアカウントを再設定しようとしたら、間違ってもう一つ新しいアカウント出来ちゃったんで削除する方法を教えて」
と云われたんで、Facebookのヘルプページを探してたらちゃんと出てました。
Facebook
Facebook © 2014
あ、ちゃんと載ってるわと思ってそのトピックのタイトルを見て大笑い。

Facebook
Facebook © 2014
追悼。

やっぱあれだね。
これで一つのアカウントが神に召されたわけだから、ちゃんと追悼しないとヤバいぜ、ってことなんでしょうかね[1]

https://www.facebook.com/help/224562897555674

久しぶりのポストなのに、くだんなくてすまん。
謝るぜ。

[1]
と思ってたんだけど、これは私の勘違い・早とちり・無知・未熟・未読によるものであり、ヘルプページをよくよく読んでみたら、Facebookの利用者が死去した場合に遺族などが申請すれば「追悼アカウント」として登録(というかアカウントの保護という感じかな)されるという、まっとうな機能・仕様であることが判明。
何だ、誤植が誤訳か何かだと思って面白がってたのに。
でも、こういう曲解って人生楽しくなると思うんだけどな。
南伸坊の「ハリガミ考現学」もこのスタンスだったようにね(言い訳)。

2014年6月15日日曜日

富士見館(1)

昨日は自宅に帰っており、地元の大山くん関連神社を三社ほど参拝しました。
今日は富士に戻り、とても良い天気だったので布団を干し、干し上がるまでどっか出掛けようと思いました。
富士にはまだ大山くん関連神社で未参拝の箇所が何社かあるんですが、まあ昨日行ったばかりだし今日は温泉にしましょう。


2014年6月13日金曜日

温泉に行かない日(279) 富士山カンパイしよう!

私自身は東海地方某県に住民票があるしがないサラリーマンですが、現在は故あって静岡県富士市に生息しています。
で、今月過ぎると富士市生息開始丸一周年を迎える訳ですけど、個人的にはこの富士市なかなか気に入っていて、出来るだけ長く居たいもんだなあと思っています。
水がきれいだし、山神社とか沢山あるし、友達は沢山出来たし、まあ時折空気がヘンに臭ったり(笑)この辺の人は運転がヘタクソだなあと思う事はありますけど、総じて此処が気に入っている訳です。
そして何より富士市と云えばその名の通り、晴れていれば、いや場合に寄っては曇っていても雨が降ってても殆ど毎日のように富士山の姿が見られるというのは、これはある意味贅沢な事で、可能性的にはもしかしてこの日本には、
「一目富士山の姿を拝んでから死にたかった…」
と無念の思いを抱きつつあっちの世界に旅立つ人も居るかも知れず、それに比べたら毎日毎日嫌になるくらい富士山が望めるというのは全く申し訳ないくらいな感じです。

--------------------------------

過日、ネットでニュースを見ていると、
富士山式カンパーイ 富士市職員が考案
という記事が載ってました。
何でも、富士市観光課には富士山シティプロモーション推進室なるセクションがあり、その室長がこの「富士山カンパイ」を強力に推進しているとの事。
最初は、
「はぁなんだぁ?プロモーションだあぁ?推進だぁ?ばかも〜ん!そんな事やってるヒマあったら、もっと増収策を考えんか〜い!」
等と富士市民でもないのに思ったんですけど、しかし翻ってみればオレそもそもその手のあんまり意味がない(失礼)事が結構好きであり、従ってだんだんこの「富士山カンパイ」というのが気に入ってきて、これは是非やらねば、少なくともうちの課の呑み会では義務化しようか等と心境が変化してきてしまいました。
もうこれは富士在住者としてデフォだろうと。
記事ではその室長が中心となってFacebookで『富士山カンパイ』プロジェクトを作ってその愉快なカンパイを推進しまくっているとゆーよーな事が書いてあったため、今朝早速に参加を申し込み、篦棒に朝早かったのにも関わらず数分後には参加が認められ、目出たく同プロジェクトの一構成員となりました。

で、富士山カンパイプロジェクトでは、富士山が世界文化遺産に登録されて丸一年を迎える2014年6月22日の夕刻、市内3ヶ所の会場で富士山カンパイをして盛り上がろうとしているという事であります。
当然の事ながら、私自身も吉原商店街は長さん横町会場に出向いて皆と共に富士山カンパイしようかと思っています。

そしてこの分野での個人的目標としては、
「今後は近所の呑み屋で一人呑みする際にも、恥ずかしがらずに富士山カンパイを執り行う
事であります。

あ、そうだ。
今夜は地元に帰ってとある組織の人物たちと呑み会をしますが、その場でもその者達に富士山カンパイをやってもらおう。
盛り上がらんかもだけど、その時はその時だ。
よしやってやれ。
こういうのは、地元以外での行動が大事なんだぞ。
富士山カンパイプロジェクトの首謀者の一人
鈴木剛さんによる『富士山カンパイ』プロジェクト
Facebookグループページの素晴らしいカバー写真
いやあ美しい!
そしてビールもすげえ旨そうだ

©鈴木剛 2014

2014年6月7日土曜日

門野の湯(1)

稼業が数字関係な故、予算時期である正月あけから決算時期である春先に至るは大抵いたって多忙なんですが今年は特別異常で、これらすべてが終わったのが何と昨日。
斯くも長き休筆(作家気取りでやらしいなこの言葉)の大きな理由はそれです。
ま、理由はそれだけではなく、変な感じに風邪を拗らせたり、五十肩(っていうのかね)になって左肩が挙んなくなったりという加齢に伴う体調不良とか、まあいろいろ。
今日は仕事も無く雨も降っていて、このような天候は寧ろ温泉に行くのには実は良い塩梅だと思ったし、風邪が治りきらない、或いは挙らない肩も温泉に浸かれば多少は楽になるかもと、山梨方面の温泉に行く事にしました。


2014年5月18日日曜日

竹倉温泉 みなくち荘(1)

久しぶりのポストです。
役人共に余分な金を払わないように色々計算する事が多くて忙しく、暫くご無沙汰してました。
昨日は朝夕仕事絡みの事があって、基本昼間は掃除洗濯炊事昼寝という、まあ考えようによっては大変贅沢な日を過ごしましたが、とは云っても何処かに出掛けたかったのは事実で、今日は天気も良いし、一発出掛けてやるかと。
温泉にしようか山神社にしようか迷いましたが、どうせだったら両方行く事にしました。
最近なんか気に入っている三島・沼津方面にしようかな。


2014年5月4日日曜日

温泉に行かない日(276) 鯛屋旅館に期待が持てる

この連休後半は全部出勤予定で、連休に出ずっぱりというのは数年ぶりです。
昼になり、今日はいい天気でタイムカードに打刻しない勤務だから普段とは違うところでゆっくり飯喰おうと思い、仕事場から少し離れた(とは云っても徒歩10分前後)吉原商店街にある鯛屋旅館(静岡県富士市吉原2-3-21:0545-52-0012:ルームチャージ¥3960:一泊二食付き¥5500:驚くべき事にゴルフの打ちっぱなし施設やビアガーデンも併設:次郎長・鉄舟の定宿だった:創業330年)に行きました。

鯛屋旅館
単なる「山かけ蕎麦」とはちょっと違う
しっかりと腰のある蕎麦にふわとろに擂り下ろされた山芋と卵と海苔と葱
多めに添えられた山葵もグー
残った山芋は左側にあるご飯に掛け回して食べる
旨くて満腹で満足
© ill-health(ruephas) 2014
ここは旅館なんですが蕎麦屋も兼業していて来訪は今回が初めて。
食べたのは此れで(ご主人渾身の作、との事)大変に旨かったのですが、しかし今回の話の中心はこの旨い蕎麦ではないよ。
喰いながら鯛屋旅館のパンフ眺めてたら、宿泊・休憩料金の項目があり、そこには何と、
「温泉休憩/お一人様(お茶付き)300円」
等というとんでもない事が書かれている。

温泉?!
お茶付きで300円?![1]

おいおい凄えじゃねえか。
慌ててパンフの中身を見ると、
「ほのかにただよう梅の香り ◆梅風呂温泉」
「効能・効果/神経痛・疲労回復・肩こり……」

等とも書かれています。

まあ、古くから営業している銭湯なんかだと、温泉じゃなくても「温泉」の文字を施設名に入れている事は珍しくないし(銭湯って普通は「○○の湯」って感じだけど、関西では何故か「○○温泉」と書く事が多い気がする。温泉に行かない日(128) 兵庫伊丹の4銭湯一挙制覇は果たして可能か?参照)、此処ももそうかも知れないし、仮にそうだどしても全然問題ない[2]
こりゃ行くしか無いでしょ。

[1]
パンフにはこの価格が書いてありましたが、公式ウェブサイトでは350円になってました。
また休憩室付きのプランもあり、パンフでは3300円とありましたがサイトでは3500円になっています。
パンフの方は修正が間に合ってないみたい。

[2]
公式ウェブサイト上では「温泉」の文字は無く「大浴場」「華蜜恋(カモミール)[3]入りジェットバス」とあり、矢張り温泉法的な温泉ではなさそう。
でもそれが何か?

[3]
カモミールって何だろうと思って調べたら、何でもキク科の植物だそうで、煎じて飲むと婦人病に効果があるらしい。
和名はカミツレ。
これは明らかにカモミールが変化したものと考えられるので、「華蜜恋」ってのは当て字かな。

2014年5月2日金曜日

温泉に行かない日(275) アンサイクロペディア鯖落ち

昨夜、仕事に比較的疲れて帰り、出来合いのおかずでお酒を呑みながら精神を解放しようと思い、アンサイクロペディア日本語版を眺めようと思ったら、
申し訳ありません! このウェブサイトに技術的な問題が発生しています。
数分間待った後、もう一度読み込んでください。
と表示されて、本来表示されてほしいアンサイクロペディアのメインページは表示されませんでした。

私は篦棒に素直な人間なので、120秒待って再度あけてみましたが開かない。
私は篦棒に素直な人間なので、更に120秒待って再度あけてみましたが開かない。
私は篦棒に素直な人間なので、尚120秒待って再度あけてみましたが開かない。
私は篦棒に素直な人間なので、もう一度120秒待って再度あけてみましたが開かない。
私は篦棒に素直な人間なので、しつこく120秒待って再度あけてみましたが開かない。
結局昨夜は開く事はありませんでした。

もう眠いし、明日になれば何とか回復してるだろうと思い、もう少し酒飲んで饂飩喰ってクソして寝てしまいました。

今朝はやや寝坊気味で忙しく、アンサイクロペディアを開く時間が無く、仕事場に行ってからの昼休みも忙しく、やはりアンサイクロペディアを触りにいく時間はありませんでした。

で、今。
まだこんな感じ。
あと何分待てば良いのかと思いつつ、記憶喪失が心配な今日この頃です。

この連休は久しぶりに全日仕事する予定でまったくいやに成るんですけど、せめて疲れて帰宅したらアンサイクロペディアのアホな記事を読みながら、一人の部屋であははははって笑いたかったのになあ。
お早い回復を切に望みます。

と思ってたら、メインページにだけ行け無いだけという事が今判明。
よくわからん、しかし楽しいサイトだのう全く。

2014年4月25日金曜日

温泉に行かない日(274) 地図を旧バージョンに戻そうかどうか検討中

オレ地図好きなので、いろんな事を地図という形に纏めて愉しんだり活用したりしてます。
このブログ用に作っている温/泉/週/記Mapとか、山神社探索用のプロジェクト ”山神社”Mapとか、温水洗浄トイレの場所を盛り込んであるJimotyのためのトイレマップなどがそうです。
以前まではそのような遊びは紙の地図でしてたんですけど、6~7年前にintel Macを使い始めてPCの動作環境が劇的に良くなった事をきっかけに、Googleの地図サービスを使っていて、これは効率的だし便利だしなかなか重宝してきました。
その頃のGoogleマップ(以後「旧バージョン」と呼称)は、一寸したコツは必要だけどカスタムアイコンが自由に使えたし、作った地図の一部分だけ任意のサイズと縮尺で切り取って別のサイトに埋め込んだり、Googleストリートビューも直接呼び出せたので便利でしたが、登録したポイントがある一定数を超えると複数ページになったりするという不便さもありまして、ただし不便と感じてたのはその一点だけだったです。
何と云っても無償だし、おう何と太っ腹なGoogleさまさまぁ!って感じで使わせて貰っとりました。

で、最近になってGoogleマップが新しくなりました(以後「新バージョン」と呼称)。
Google人たち(以後このポストでは「彼奴ら」と呼称します)は「Maps Engine」とか云う書き方してますね。
新もん好きなオレなんで、早速試しに一寸最初に使ってみました。
因に新バージョンでマイマップを作るにはいくつかの種類があり、オレが試用してみたのは「Lite」という無償で使えるやつです。
その感想は一言で云って、
「猛烈に使いづらいのう」
でありました。
したい事がどうやってやったら出来るか全然解らんちんだ。
でも多くの場合、何かが新しくなると、新しくなった方は古いものの機能は受け継いでいるのが通例だから、使い慣れてくれば操作が解ってきて新バージョンの使いづらさは解消される筈だと(迂闊にも)思ったし、一方で、旧バージョンで唯一不便に感じていた「ポイント数の制限」はなくなっているように見えたので、旧バージョンで作ってきたMapはすべて新バージョンに移行して喜んでました。
移行自体は極めて簡単に出来ます。
新バージョンの地図を開いて、Googleにログインした状態でインポートからマイマップを選ぶと、自分が以前に旧バージョンで作ったマイマップがずらりと出てくるんで、インポートしたいマップを選べばおっけです。
基本的にはカスタムアイコンも含め、旧バージョンのデータの多くは一部を除きそのまま移行します。

ところがですな、新バージョンでのマイマップは篦棒に不便ですなあ。
カスタムアイコンの使用・マップの一部切り取りと別サイトへの埋め込み・ストビュー呼び出し等々、旧バージョンのマイマップで出来てたそのすべてが新バージョンのマイマップでは出来ない。
仕様的に出来ないように出来ている(笑)。
あとは、なんて云うのあれは、吹き出しみたいなヤツ。
登録したポイントをクリックすると出てくる吹き出し。
あれ、前はHTMLやメニューで編集できたのに新バージョンでは出来ない。
文字列にリンク先のURL埋め込んだり文字書式を変更するメニューやHTML編集用のエディタは彼奴らの手により神に召されてしまっている。
其の手の事に詳しいヤツだったら出来るかもだけど、オレレベルのトウシロウには出来ない。
糅てて加えて、オレの環境(OSX 10.9.2 + Google Chrome バージョン 34.0.1847.131)だけかも知らんけど、吹き出しに入れたテキストの改行がどーしても出来んかった。
色々やった末に「control + return」で改行は出来ると発見したけど、何故か一気に2行も改行しちまう始末で、改行するたびに余分な1行を削除しなけりゃいけねえからめんどくせえ。
新バージョンの地図で経路検索すると、その結果がいちいちレイヤーに追加されるのも意味解らん。
それで数少ないレイヤーが使用済みに成ってしまいます。
とゆーことで、旧バージョンで良いなあと思ってた事がすべて出来なくて、細かい事が不便になり、彼奴らなんでこんなわけのわからんちんなマップにしちまったのか理解でき〜ん!
と相当イラついてきたため、もう旧バージョンに戻す!
以上であります。
世間(よそのサイト)を見ると、新バージョン激賞してる人が可成り居ますけど、かね貰ってるんじゃね?と勘ぐってしまいました。

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しかし彼奴ら、なんでこんな改悪したんだろとつらつら考えるに、これはもう金稼ぎの為だろうなとオレ思いましたなあ。
何故にと云えば、冒頭にも一寸書いたけど、新バージョンにおける有償の「Maps Engine」とか「Maps Engine Pro」とかいう別種の存在です。
オレはビンボーなんで、新バージョンの中でも無償で使える「Maps Engine Lite」というヤツを使っているんですが、金持ちの個人や企業向けに有償(結構高い)の「Maps Engine」とか「Maps Engine Pro」とかいう別種があって、説明書きを読む限りではそれらだとLiteでは出来ないようにされている機能が備えられているようです。

ふうん、なあるほど。
彼奴らの作戦は多分こうです。

無償で使えるLiteはわざと使いづらい(いや、全く使えねえ)仕様にしておきユーザをいらつかせておく。
そうすると多くのユーザはオレみたいに旧バージョンに戻っていく訳です。
で、ある日彼奴らは出し抜けにこう云う訳さ。
「ここな間抜けなビンボー人め。今日から旧バージョンはおとり潰しだ。うちのマップサービスを使いたいビンボー人は使えねえLiteを使いやがれざまあ」
「あと、先進的な企業やお金持ちの皆様。皆様は是非こちらの有償サービスをご使用ください。高いけど機能的には大変素晴らしいんです」
ってね。
絶対そうだ。
くそう、踊らされてるぜ。

2014年4月23日水曜日

温泉に行かない日(273) まる3年

2011年4月23日23時54分に始めたこのブログも丸3年経過し、本日より4年目のシーズンに入りました。
今に至っても中々消え去ってくれない東日本大震災の影響ですが、開始当時は云うまでもなく今よりもっともっと色濃くその暗い姿が東日本を中心に日本全国を覆い尽くしており、そんな非常事態のまっただ中でこんな馬鹿な事始めても良いのかと思ってました。
私自身へは幸いにも、直接的な震災の影響は無かったと云えるのですが、精神面への侵襲は結構強いものがあり、夜中にいきなりわけも無く涙が出てきて止まらなかったり、ふとした時に急に何かとても不安な気持ちに成ったりして不安定な感じでした。
でもこのブログで身辺の下らないことや温泉の事を書き記したりしていると、その感情が何か紛らって行くような気がして、自分自身を安定させる為に続けてきた一面もあるような気がします。

あれから色々変わったな。
老眼が進んだり、持久力が落ちてきたりと肉体的にははっきりと老いの影響が現れてきたし、職場も変わって単身赴任を再び始めたり、単身赴任先にある山神社に興味を持ったりしたし、ガキ共が二人とも何とか大学生に成ったりして、老年を前にして何か本当に生活環境や精神環境が変わってきました。
変わらないものなんて何も無いです。
これから先も歳を取りながら、このブログを書いたり仕事したり遊んだりして生きていくんでしょうが、まあ精々頑張って楽しみながら過ごしたいと思ってます。
最近忙しい事もあって以前のような投稿数は確保できず、今月もこれでやっと8ポスト目なんですが、まあ此れくらいが当初想定していたペースですし、変に無理する事も無いと思いますので、今後もゆっくりぽつぽつ書いていこうと思います。

2014年4月19日土曜日

ヘルシー美里 光源の湯(1)

大音量の演歌が響き渡ったヴィラ雨畑を背にし、次の温泉に向かいます。
ヴィラ雨畑から10㎞一寸の距離の所にあるヘルシー美里 光源の湯(へるしーみさと こうげんのゆ:山梨県南巨摩郡早川町大原野651:0556-48-2621:¥550:営業時間は季節や曜日により異なりますのでこちらを参照)です。


ヴィラ雨畑 すず里の湯(1)

ホントは今日は(無給で)仕事すべき日なんですが見事に寝坊をしてしまい、何だか行く気を無くして仕舞いました。
やる気が無いのに仕事をしても身が入らないので、今日は(或いは今日「も」)温泉か山神社巡りをしようと思いました。
取り敢えず最低限の家事、即ち掃除機かけ・食器洗い・食器洗い籠の漂白・昨夜ベランダに干した洗濯物の一部を浴室に移し替え浴室乾燥機に掛けておく、位の事を済ませておいてMacを立ち上げ、行き先を検討しますが、何か行きたい所が無い。
富士エリアには山神社は馬に喰わす程多くの山神社がありますが、二週連続で山神社ってのも芸が無いし、温泉にしよう。
しかし逆に富士エリアは温泉砂漠で、ほんっとうに全く温泉がありません。
今日は行った事の無い温泉に行きたい気分なんで、それは多少遠出をする事を意味します。
沼津エリアか山梨エリアのどちらにしようか一寸迷いましたが、よし今日は廃校した学校の校舎を利用した宿泊施設の温泉を一挙に二ヶ所攻め込もうと決めました。



2014年4月13日日曜日

温泉に行かない日(272) 玉の湯玉砕

今日は早朝から汽車に乗って神社巡りしたり、車に乗って神社巡りしたり、まあ後は神社巡りをしたりと色々忙しかった訳ですが、それら種々の所用は基本的には午前中までに済ませ、午後は掃除と朝日テレビで阪神−読売戦を観戦し(試合途中で切るなよ、勝ったから良いけど。いひひひ)、然る後電話を掛けました。
通話先はホテル玉や(実質旅館)です。
当然、同ホテル(実質旅館)が経営する銭湯「玉の湯」の営業状況を確認する為です。

5コール、10コール、20コール…
出ない。
一旦切ってリダイヤル。
5コール、10コール、20コール…
に達しようとした時、おばさんとおばあさんの中間位の声をした女の人が、
「待たせて悪かったね、玉やです」
と、漸く応答。
2回目の途中から、
こ、これは若しや昨日位に出し抜けに廃業してしまったのでは??
等という不安が過ってましたんで、どんな声の誰が出ようと関係なくほっとしました。
「あ。忙しいとこすんません。あの、そちらでは銭湯もやってるって聞いたんですが、ほんとにやってるんですか?」
「やってますよ。夕方の5時からね」
電話の雰囲気だと何となく此処でさっさと切られてしまう雰囲気濃厚だった為慌てて、
「あ、そうですか。えとあの、その、料金は幾らですか?」
「うーん、えーっと、大人が400円、それで子供が幾らだったかな、ああ(この辺りで電波状況がいきなり悪くなりノイズが入り聞き取れず)で、5時からね」
「う、あ、そうですか。はい解りました。じゃあ伺いますすみません」
こんな感じの電話でした。

ふふふ。
怪しさ爆裂。
こういうの、オレ好きだ。
そうか、17時か。
電話の時点で15時でしたんで、暫く家事をしたり本読んだりして過ごし、17時少し前にアパートを出ました。
道が空いてれば10分位で着いちゃう近さです。
で、案の定道は空いており、営業開始である17時丁度に現地着。
兼業のホテル(実質旅館)の玄関辺りに習字体で「玉や駐車場 裏にあります」との表示が出ていたんで、その裏と思しき場所に行ってみた所、確かに結構な台数が停められる駐車場がある。
しかもガラガラ。
しかしそこには「こここそ玉やの駐車場である」と確信出来る表示は一切無く、かといって逆に「ここは玉やの駐車場なんかではなくどこそこの駐車場である。関係者以外が停めやがったら罰金10万ぼるぞ」といった表示もない。
どうしても確信が持てなかったので取り敢えずホテル(実質旅館)正面玄関辺りの一寸したスペースに無理矢理車を捻じ込み、先ずはホテル(実質旅館)の方に行ってみる事にしました。
実質的に旅館とは云え流石にホテルを標榜するだけありドアは自動で、それはちゃんと開きました。
でも、ホテルで云う所の「フロント」に類するものは無く、誰もいない。
人気(ひとけ)というものが全く感じられないのです。
広い玄関には白い文字で「玉や」と書かれた年代物の下駄が並べてあるばかり。
呼び鈴の類いも無く、何回かホテル(実質旅館)の人を呼ばわってみましたが反応はありません。
ううむ、うううむ。
ワシはどうすればいいのだ。
仕方がない。
玄関を出て、車は玄関先に放置したままホテル(実質旅館)の回りを確認してみようと思いました。
と直ぐに、銭湯専用の入り口を発見。
入り口上部には「玉の湯♨」(鍵括弧内4文字目がもしかしたら化けてるかもですけど、所謂温泉マーク。俗称「逆さクラゲ」です)と書かれております。

おを、あった。
やったぁ!

ここで私はこう思いました。
この手の零細ホテル(実質旅館)は人的リソースがシビアだろうから(要するに人手不足)、そのリソースを営業開始直後の銭湯部門に振り向けているに違いない。
選択と集中ってやつだ。
だからホテル(実質旅館)の方には人が居なかったに違いない。
即ち、こっち(銭湯)の方には問題なく入れるであろうと勝手に判断し、期待に胸躍らせながら古風で(というか実際古い)茶色く塗装された木製桟のガラス戸をがらりと開けようとしました。
が、開かない。
力を込めて頑張ると少しだけ開くんですが、これは単にガタが来てるってヤツで、施錠されてて開かない。
そしてガラス越しに見えるのは、銭湯暖簾。
通常銭湯では、営業時間中は玄関の外に暖簾を下げ、終わると中に仕舞うものです。

うーん。
どうも本日はやっていないかもですね。
そうか考えてみりゃあ今日は日曜日だもんな。
もしかしたらさっきの電話の時、通信状態が一瞬悪くなったその間、おばさんとおばあさんの中間位の女の人は、
「でも、今日は日曜日で休みだからね」
というような事を云っていたのかも知れない。

ま、と云う事で、玉砕。
今後暫くは会社帰りにはアパートに直帰せず、玉の湯を経由して営業状況を自らの目で確認してから帰宅しようと思います。
待ってろよ、玉の湯。
いつかモノにしてやるぜ。

2014年4月11日金曜日

温泉に行かない日(271) 今週末は富士市内で唯一と思われる…

トラディショナルタイプの銭湯に行こうと思います。
どこかというと、ホテル玉や(ほてるたまや:静岡県富士市横割5-1-1:0545-61-4016:料金や営業時間等の詳細は不明)というとこです。

え、ホテルじゃん。
なんでそれが銭湯なの。

私もそう思う。
今でもそう思う。

でも暫く前に静岡新聞に載った記事によれば「静岡県内に残ってる数少ない銭湯」の一つとしてここが紹介されています。
でも、実際のところはまだ解らない。
実を云うと、このホテル玉やってのは住んでるアパートから非常に近く、前を何回も通ってるんですよね。
だから、外見・外観は知ってます。
非常に年代を感じさせるホテルで、つまりもっと直裁な言葉を用いるならば、ヒジョーにぼろい感じの「旅館」で、(ごめんね玉やさん)なんか何時潰れてもおかしかぁない様な雰囲気濃厚です。
何時通りがかっても、客が出入りするところを見た事はありません。
「日帰り入浴」に類する表示は一切なし。
迂闊に足を踏み入れて中から出てきた人に、
「あのぉすみません、風呂だけ入るっておっけーですか」
などと問いかけようものなら、
「てめ〜なんざに入れさせる風呂はうちにはねえんだ。とっとと帰りやがれこのすっとこどっこい!おい、塩もってこい、塩!」
等とこき下ろされて見事玉砕するのではという危惧があるかもだし。
なので中々足が向かなかったわけさ。
でもネットでしつこく調べてると、富士商工会議所が情報提供してるサイトの中に次のページを見つけました。

ホテル玉や、玉の湯

玉の湯。
ホテル名称と同列という取り扱いで浴場名が書かれている。
両者は個別的に存在している事をにおわせる表記です。
さらにページを詳しく見ると、「業務内容」の欄には「旅館・公衆浴場」と書かれているではありませんか。
この場合の「・」(ナカグロ)は「および」を意味している事は明らかであります。
いや、そうではなくてもそう思いたい。

うーむ仕方ない。
行ってみよう。
あさっての日曜日、いくつか山神社を巡ってから行ってみます。
で、行ってみてすごくよかったら、最近銭湯に飢えている私です。
常連になるのは間違いありません。

温泉に行かない日(270) 風邪を引きダウン

昨日朝から熱が出てきて、夜帰って検温したら37.9℃。
昨夜は結構しんどかった。
誠に自分勝手に「これは絶対インフルエンザなんかじゃあない」と判断し通院は見送り。
ただ、明日土曜が諸事情により絶対休めないので、大事を取って本日休んで体調を整える事にして、今朝から今まで兎に角寝てました。
幸い現時点では体温は平温レベルまで復し、ただまだ頭痛いのが気になるけど、まあ明日は大丈夫そうです。
ロキソニンで何とかなるでしょ。

先ほど会社の友人がわざわざ来てくれて、お酒とキャラメルと手作りおにぎりの差し入れをしてくれました。

何とも云えず嬉しい事です、ほんとに。
I君、ありがと。
恩に着ます。

ちなみにおにぎりは解るとして、日本酒とキャラメルについて不審の念をもたれる方が多いと思うんですが、私の場合は燗酒とキャラメルを同時摂取するとわ〜っと汗が出てきて風邪に効くんです。
是非とは云いませんが、今度お風邪を召された際、あなたも一度騙されたと思ってお試しになってはいかがでしょうか。
キャラメルのお薦めは勿論、パッケージに「滋養豊富」「風味絶佳」と誇らしげに書かれた明治ミルクキャラメルしかあり得ません。
© ill-health(ruephas) 2014

2014年4月6日日曜日

温泉に行かない日(269) 休暇村富士 富士山恵みの湯に行くかどうかテキトーに悩む

田貫湖畔にある休暇村富士っていう宿泊施設のようなものがあって、その中に温泉があるらしいんですよね。
近辺で行った事がない温泉は、ここと、あと一つだけだけなんですね。
うーん。
入浴料が¥650か。
それだけの価値がある温泉かなあ?
得てしてこういう感じのとこって、限りなく水に近い温泉で風情もなく、行ってみたらなあんだ、って思っちゃうとこが多いんですよね。
でも、あくまでそれは自分勝手で一方的な想像でしかないし、ほんとのとこは行かなきゃ解んないし。
温泉は普通でも、オレが好きなタイプのじいさんがいてそれはそれで面白いかもしれないし。
でもなあ、町場の銭湯じゃないし、施設の性格を考えると無教育で五月蝿いガキと、無教養なその親共がわんさかいる可能性の方が高いしなあ。
うーん、どうしよう。
どっちでもいいんだけどなあ。

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あれからうだうだぐずぐず考え続けて、結局は行かずじまいでした。
今日は「自宅の湯」(水道局源泉で、バスクリン成分豊富な泉質です)に決定。

2014年4月5日土曜日

温泉に行かない日(268) 源泉ってなんだろ?掛け流しって?

ワタクシは温泉や銭湯に入るのが単純に好きなだけのタダのアマチュアであって、温泉・銭湯評論家ではないし、その業界に属しているプロでもないので、タイトルに掲げている温泉用語の正式な定義とか、実はよく解らないです。
例えばこのブログにポストした記事には、あとで検索しやすいようにラベル(タグ)を付けていますが、その中でも源泉掛け流しというのを使っています。
が、これは全く個人的あるいは主観的なもの。
「掛け流し」と書いた場合、行った先にも寄りますが大抵は、浴槽に流れ込んでいる温泉の量と浴槽の縁からオーバーフローしているそれが同等であれば「まあ掛け流しかな」と考えてそのラベルを貼る事が多いかな。
要するに、結構いい加減な感じで判断している訳です。
状況や気分によってその判定が異なっている気もします。
「源泉」に至っては、すまん、白状しますが全く根拠なしです。
何か温泉っぽい香りとか色がするな、と思ったら「源泉」と書くというその程度のいい加減さ。
施設名などに「温泉」を標榜しているものの、浴槽に満たされたお湯が全く以てMTMMであり「ここってマジで温泉かぁ。泉源は水道局じゃねえのかぁ?」と疑問に感じた時は温泉分析表を見て、そこに何か温泉っぽいことが書いてあればそれで「源泉」と判じてきました。

以前にも書きましたけど、このブログは学術的なものでは全くないのでそういった厳密な用語の定義はどうでもいいとは思うのだけれど、やっぱり何となく気になるというか、或いは少なくとも、自分の世界の中では基準を明確にしておいた方がいいかなと思うので、このブログにポストした記事に貼るべきラベルをどうすべきかを明確にするために少し考えてみようと思います。

まず書いておきたいのは、
温泉に行って浴室に入ったとき、浴槽の縁からお湯があふれている状態(掛け流し)を見ると心が踊るという精神状態になりますが、なんでだろうね?
という事であります。
理屈面で言えば、お湯の汚れ、つまりまあ直接的に書きますけど体から剥がれた垢とか毛髪とか、更に言えば陰毛とかっていうのはお湯の上面に浮かぶ事が多いと思いますので、掛け流しの状態であればそれらが効率的に除去されるのでお湯がきれいだろうという事があるかな。
それと、これはそれこそ浴槽の構造に関して無知なのでホントかどうかは解んないけど、そういう感じでお湯が縁から流れ出ているという事は、多分温泉を循環をさせていないと思うので、泉源から浴槽まで温泉を直行させているのではないか、つまり常に新鮮な温泉が浴槽に供給されているのではないかという感覚というか期待もあります。
その昔は循環式の浴槽なんて当然なかったと思われるので、掛け流し(に見える)状態の温泉ってのは昔ながらの温泉ではないかという気持ちもあるな。
私はそういった理由で、浴槽の縁からお湯があふれている状態を見ると心が踊るのかな、と思います。
理由はともあれ、やっぱりオレは世間並みにかつ単純に「掛け流し」のような状態が好きなんだよね。

さらに、これは本当に全く根拠なしなんですが、掛け流しである以上源泉だろうという誠に勝手な思い込みがあります。
「もしオレが温泉経営者だったら、加熱したり塩素消毒するのが必要なら、もったいないからそもそも最初っから循環にしておくだろう。従って、掛け流しというのは源泉しかあり得ない」という非常に薄い根拠に寄る思い込みですけどね。

じゃあ、そもそも「掛け流し」「源泉」って正味な話、何だろね。
世間的には正確な定義があるんだろうけど、「掛け流し」と「源泉」という要素についてそれぞれ自分の中での基準をはっきりさせてみようと思います。

まず「掛け流し」。
  1. 温泉法鉱泉分析法指針に適合する温泉であることが大前提
  2. 湯船の湯面より上に湯口があって、そこから温泉が注ぎ込まれている
  3. 注ぎ込まれている量と同等の温泉が浴槽の縁から溢れ出ている
  4. 溢れ出た温泉は1ヶ所に集められる事なく浴室の床を流れて、洗い場のお湯とともに排水されている
  5. 浴槽内の湯面より下に、温泉が出たり入ったりするような構造が見当たらない
という条件をすべて満たしてれば、本日以降「掛け流し」というラベルを貼る事にしましょう。
2.と3.ですが、浴槽に張られたお湯の上面を経由せず、動力を用いて浴槽内の湯面より下に設置したパイプ(っていうのかな、解るでしょ)でお湯を供給したり、あるいは排水させて循環させる事なく捨ててしまっている可能性もありますが、わたし的には特に排水に関しては上面からの「掛け流し」の方が清潔感が高く風情があると思うので、この方式は「掛け流し」から除外します。
4.の条件が解りにくいかもなんですが、どういう事かというと、浴槽から溢れ出たお湯を、浴槽のすぐ脇というかすぐ周辺にある溝のような所で受けて、洗い場で体を洗ったときに出た汚れたお湯と混じらないよう1ヶ所に集めている状態って、明らかにお湯の再利用を目的にしてますよね。
また時々ですけど、ここに書いた条件に当てはまる「掛け流し」もしてるけど、それと同時に衛生面の理由かなにかで循環も併用していると思われる温泉があります。
その場合は「半掛け流し」というラベルを使おうと思います。

次は「源泉」。
少し考えてみたけど、これは難しい。
物凄〜く厳密に言うと、本当に狭義の「源泉」っていうのは、泉源(温泉が湧出しているその場所のこと)での、一切何も加工されていない(加温とか加水とか塩素混入とかされていない)湧き出た状態のままの温泉という事になるんでしょうけどね。
これは非常にはっきりした定義で誰もが認めるモノだと思うから問題ないです。
しかしまあそんなもんに入れる機会は死ぬまでに1回あるかないかでしょうけどね(ただし、倉真赤石温泉屋上露天風呂はそれに非常に近い)。
問題は「どこまで加工が許されるか」です。

例えば加水。
温度調節目的とかで加水している温泉を「源泉(を使っている)」と判定してよいかどうか。

例えば塩素消毒。
聞くところによれば、法律だか条例だかで温泉を含む公衆浴場のお湯には無条件で塩素殺菌を義務づけているケースがあるらしいんですが、これはどうか。

例えば加温。
温泉法によれば、温泉源から採取されるときの温度が25℃以上あれば、例えそれが真水であっても温泉を名乗れる事になってますし、温泉法に規定する成分が含まれていれば、それが例え0℃であったとしても、やはり温泉を名乗れます。
でも常識的に考えて、私みたいにぬる〜いお湯が好みだと言う変人を含めて、そんな低温の温泉(矛盾した表現だな)に加熱なしで入ろうという人は多くはないはずなので、普通加温が必要です。

ということで、いろいろうじうじ考えましたが今のところの結論として、全くの個人的キメツケにより、このブログで今後「源泉」ラベルを貼る基準は次の通りとしようかな。
  1. 温泉法や鉱泉分析法指針に適合する温泉であることが大前提
  2. 本当になーんにも手を加えず、泉源からそのまんま浴槽に温泉を引っ張り込んでいるもの
  3. 加温しているもの(この場合は「源泉」の他「加温」ラベルも貼る)
  4. 最低限の塩素消毒をしているもの(この場合は「源泉」の他「塩素消毒」ラベルも貼る)
  5. 条例等の規定により塩素消毒をしているもの(この場合は「源泉」の他「塩素消毒」ラベルも貼る)
1.および2.〜5.のいずれかを満たしている以外の温泉は、今後「源泉」とは判定しない事にします。
従って例えば、入浴剤を添加しているものは当然として、源泉保全や温度調節目的で加水している場合も除外とします。
ただ、その判定材料が温泉での掲示だけってのが辛いとこですけどね。
3.の加温ですが、これは泉質(温泉成分)そのものをいじっている訳ではないのでいいかなと思う。
ただ、加温によって温泉成分が飛んじゃったりする可能性はあるけど、そもそもそれが例え非常に成分濃厚なリッチな温泉であっても、冷たくて入れないんじゃあそれは既に温泉ではないでしょ。
まあ炭酸泉なんかだと加温により炭酸が飛んでタダのお湯って事にもなりかねんけど。
4.についてですが、「最低限」ってのに主観性が入り込むためちょっと難しいんですが、「気にならない程度」であればOKかなと思います。
5.のように条例に従って嫌々ながら入れている所もあるようですし。
しかしですね、あまりに塩素臭が強烈なものは事業者の温泉の使い方が下手という警告の意味をこめて、源泉対象からは外します。
はっきり名前は出さないけど、愛知県のちょっと奥にあって療養泉を標榜する「○○○い温泉」がそれにあたりますかねえ。
ありゃあ強烈だったな。
あまりにひどくてそこの温泉の事はブログでは書いてません。

実は、源泉に関して「加水」をどうするか、相当に悩みました。
加水する目的は殆どの場合、温度調節か源泉保全のどちらかで、どっちもやむを得ない理由だと思います。
だから最初は、加水については「源泉」ラベルを貼ると同時に、そのかわり「加水」とか「○○のため加水」とか「加水○○%」とかいう感じのラベルも貼る事にしようかなと考えました。
しかし加水しているということは、その理由を問わず源泉の質を人為的に落としてしまっている訳だし、その割合にもよりますよね。
例えば源泉9:水1くらいだったら「まあいいか」と思うけど、それが逆だったら「ええ加減にせんかい、ボケ!」ってなるでしょ?
半々だったら「そりゃないでしょ」と思う人もいれば「まあいいんじゃない」と思う人もいるかもしれない。
要するに、割合の線引きがとても難しいのと、そもそも加水割合を掲示している温泉なんて今まで見た事がない。
なので、非常に残念ながら加水している温泉は「源泉」から外し、「加水」のタグを貼るだけにします。

温度調節のための加水についてですけど、以前テレビで「加水しないで温度を下げている」温泉を見かけました。
どこの温泉か覚えてないんですけど、相当熱い源泉をそのまま、あれはなんて表現すればいいんだろう、要するに竹箒のようなものを横に並べたものの上から注ぎ、空気に触れさせる事で適温まで落として浴槽に供給するという方法でした。
要するに、工夫次第で加水しないで温度調整する事は可能な訳だし、実際それを実践して温泉客に喜んでもらっている温泉施設が実存する以上、加水温泉を源泉から外すのは今のところ仕方ないかなと思ったりしました。

で、今後は最初に書いた「掛け流し」と今書いた「源泉」の条件を同時に満たすものを「源泉掛け流し」としましょう。

ああ、これで気持ちがすっきりした。

ん。
大事な事を書き忘れてました。
わたしこの文章で、
「掛け流しはよくて、循環はだめだ」
「温泉がよくて、水道水や井戸水は(銭湯)けしからん」
「塩素消毒してる温泉はこれを認めない」
「加水してる温泉は詐欺だ」
なんていうトンでもない事を言いたいんじゃないですよ。
上に書いた「掛け流しに見えるが実は循環」という技は素晴らしいと思うし(スー銭ですが、富士市鷹岡にある鷹の湯がそんな感じです)、限られた温泉を有効に長期間使うためには加水は全く有効な方式と思う。
枯渇したら元も子もない訳ですし。
水道水がだめだと思うのなら、銭湯好きになったりはしません。
塩素殺菌していない温泉に浸かってレジオネラで死ぬのはまっぴらだし。
私は温泉とか銭湯の泉質とか掛け流しだとかそうじゃないとかってものは確かに気にはなるけど、それよりも、温泉や銭湯が持っている雰囲気とか風情とか、そこに集まる人たちの姿を見るのが一番好きなんですね。
このポストの目的は、あくまで書いたポストに貼り付けるラベルの基準をはっきりさせて、ごくごく少数の読者が客観的に判断しやすいようにする事が目的ですからね。
それだけです。
ただ、例えば加水とか入浴剤添加とかしている事を表示せず、如何にも「うちは源泉掛け流しでえす」という姿勢で商売してるとこがたまにあるけど、そのようなケチ臭い施設については、蟷螂の斧程度の力しかないとは思うけど、ここのブログに書いてやります。
社会的な影響力は全くないけどね(涙)。

最後に。
この文章はポストした記事に貼るべきラベルの基準を自分なりに明確にする目的で書きました。
ですので、本文中で使用する用語はこの基準とは異なることがあると思います。
例えば「浴槽の縁から温泉がどばどば掛け流しになってて私は驚喜しました」という表現を本文中ではしていても、それは本当にここで書いたような「掛け流し」かも知れないし、単に一見「掛け流し」に見えるだけの循環方式なのかもしれないということです。
従ってその記事にはもしかしたら「掛け流し」のラベルを貼っていないかも。
その辺は是非ご容赦くださいませ。