ラベル(タグ)に付ける温泉・銭湯情報についての説明

このブログは温泉・銭湯やその周辺に関する日記(週記)或いは雑記帳に等しいものですが、もしかしたら極めて数少ない読者や通りすがりの人がこのブログを参考にして私がポストした温泉や銭湯に行く時があるかも知れません。
そういった方々に私なりに掴んだ情報を伝える為に、本文中に基本情報を記載すると共に、ポスト文末にラベル(タグ)を利用して温泉・銭湯情報を載せてます。
この機能を使い、例えば愛知県にある温泉・銭湯に関する記事すべてに「愛知県」というラベルを貼っておけば、愛知県にある温泉に関する記事だけを抽出した形で閲覧できるというわけです。
ラベルには温泉の機能・性質に関するものも使っています。
例えば、「温泉」「掛け流し」「源泉」「銭湯」等ですね。
その基準と云うか意味と云うか内容についてうじうじ検討したのでここで整理しておきます。
一部主観(云い換えれば相対的基準)が入り込んでいますがご容赦の程。
尚この基準は、2014年4月5日以降のポストに適用していますが、それ以前のポストについては(面倒なので)遡及して修正はしてません。
これまたご容赦の程。
  1. 温泉
    原則として、加温・加水・循環・塩素殺菌の有無を問わず、温泉法鉱泉分析法指針)に定める「温泉」を主に使用している場合に貼ります。
    後述の源泉掛け流しの場合にも(ある意味概念が重複していますが)貼ります。
    ただし、塩素の臭いが度外れて強烈で(つまり塩素を使いすぎていて)、温泉の風情を完膚なきまでにぶち壊していると判断される場合はこの限りではありません。
  2. ローリー
    タンクローリー車を使って、別の場所から温泉を輸送してそれを用いている場合に貼ります。
    この場合にも温泉のラベルを貼ります。
    具体的な例で云うと、静岡県浜松市中区にあるいそのシティホテル(静岡県浜松市浜北区にあるあらたまの湯からのローリー)、静岡県島田市にある伊太和里の湯(静岡県島田市にある川根温泉ふれあいの泉からのローリー)、静岡県富士市にあるスーパーホテル天然温泉富士本館(ローリー元は不明ですが、公式サイトに寄ると源泉名として「献上の湯」と記載されています。ちなみに同名の温泉は九州に実在しますが、まさかそんな遠方から温泉を輸送しているとはとても思えません)、茨城県大洗町にある大洗鴎松亭(ローリー元は大洗町内らしいですけど詳細は不明です。しかし現地で温泉タンクローリー車がホテルに横付けして居るのを実際に見ました)等がそれに該当します。
  3. 掛け流し
    上記1.であり、かつ、浴槽の湯面より上に湯口があって、浴槽の縁から温泉を全量オーバーフローさせている場合に貼ります。
    ただし、オーバーフローさせた温泉を浴槽縁下部で全量回収して再利用(循環)させていると思われる場合は除きます。
  4. 半掛け流し
    上記1.であり、一部の温泉を浴槽の縁からオーバーフローさせつつ、残りを所謂「循環」させている場合に貼ります。
  5. 源泉掛け流し
    温泉法(鉱泉分析法指針)に定める「温泉」を最低でも非加水の状態で用い、かつ上記3.の状態にある場合に貼ります。
    塩素に関しては、県条例などに従い塩素消毒している旨を明示している場合(つまり「別に必要ないけど仕方なく塩素している」と思われる場合)には源泉掛け流しと判定しますが、それがない場合には3.の「掛け流し」か4.の「半掛け流し」になります。
    これは相当厳しい基準であり、これまで行った温泉の中でこのラベルを貼れるのはそうだなー、赤石温泉白樺荘(現 南アルプス赤石温泉白樺荘の前身施設ですが、今の施設は「半掛け流し」)・星山温泉倉見赤石温泉焼津黒潮温泉元湯 なかむら館平山温泉龍泉荘くらいかなあ。
  6. 加温
    上記1.であり、入浴に適した温度にする為に加温している場合に貼ります。
  7. 加水
    上記1.であり、温泉資源の保護、入浴に適した温度に調節する事などを目的に加水している場合に貼ります。
  8. 塩素
    上記1.であり、温泉の保清を目的に塩素殺菌を施している場合に貼ります。
  9. 塩素(条例による)
    これは8.ではなく、5.に記載したとおり県条例などにより塩素消毒をせざるを得なくて「仕方なく」しているケースがありますが、その場合に貼ります。
    大抵の場合、5.とワンセットなると思われます。
  10. 循環
    上記1.であり、温泉を何らかの方法で回収して再利用しているシステムを用いている場合に貼ります。
    循環させているためレジオネラ菌が発生しやすく、それに対応するため殆どの場合塩素殺菌も併せて行っています。
  11. 銭湯
    公衆浴場法で云う「普通公衆浴場」に該当する銭湯で、温泉ではなく水道水や井戸水などを湧かしている場合に貼ります。
    感覚的に云うと「町中にある昔ながらの銭湯」ということになります。
    銭湯は殆どの場合、加温・循環・塩素殺菌を行っていますし、これらのラベルは「温泉の質」の私なりの基準を示すものですので、銭湯の場合は上記1.〜9.のラベルは貼りません。
  12. 温泉銭湯
    公衆浴場法で云う「普通公衆浴場」に該当する銭湯で、水道水や井戸水等ではなく温泉を用いている場合に貼ります。
    温泉を用いていますので、該当すれば上記1.〜9.のラベルを貼ることになります。
    具体的には静岡県焼津市にある焼津黒潮温泉元湯 なかむら館等がそれに該当します。
  13. スーパー銭湯
    上記10.および11.以外で、公衆浴場法で云う「その他の公衆浴場」に該当する場合に貼ります。
    上記11.同様、温泉を用いている場合、該当すれば上記1.〜9.のラベルを貼ることになります。
    具体的には、静岡県浜松市中区にある和合の湯や静岡県富士市にある富士湯らぎの里等がそれに該当します。
    温泉を用いたスーパー銭湯としては、静岡県大東町にある大東温泉シートピア等がそれに該当します。
なお、加温・加水・塩素殺菌の有無は私のような素人では判断が難しいので、基本的には施設側による掲示が一つの大きな基準と成ります。
ちなみに温泉に対する加温・加水・添加剤の使用・循環か否か・塩素殺菌してるか否か、等については、2005年からは温泉法施行規則により明示する事が義務化されています。
加温・加水・塩素殺菌等の事実が仮にあっても、施設側に寄る掲示が無かったり(これ法令違反)したらこれらのラベルが貼られることは残念ながらありません。
ただ、塩素殺菌などはある程度判別出来ると思われますので、明らかに行っていると認められる場合には掲示の有無に関わらず「塩素」のラベルを貼ります。

こんな感じかなあ。
私の独断的基準ですので、間違ってたらゴメンナサイ。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。