2020年10月24日土曜日

温泉に行かない日(459) Facebook・垢BANの恐怖①

温泉絡みの件でこのタイトルを用い書くのは、前回に引き続き2回めじゃ。

さて、垢BANの恐怖に関しては以前何回か書いとるわけじゃが、最近その恐怖と理不尽さをまざまざと感じることを倉真赤石温泉 を舞台に実体験した。
10月17日、久しぶりに倉真赤石温泉に行き、相変わらず素晴らしい温泉を味わったわけじゃが、その日はそれ以外にも目的があった。
それは、鈴木会長の娘さんから「Facebook(以後「FB」)か何かを使って、若い人にこの温泉を少しづつ知らしめたい」と以前相談を受けておったからじゃ。
それを何とかするというのも今回来訪の目的じゃ。
娘さんときたら、パソコンまで新規購入しておってやる気満々じゃ。
剰えWi-Fi環境まで整えとった。
風呂から上がって、早速娘さんがFBやりたいことを確認した。
それは、
  1. ここの温泉の情報を発信して色んな人に知ってほしい
  2. 出来ればそれにより来てほしい
の2点。
また、倉真赤石温泉ではコロナの影響で事前予約制を導入しており、原則前日までの予約が必要となっとる(当日問い合わせて空いとれば、もちろん入れるヨ)。
この予約管理が結構面倒なので、FBじゃなくてもいいんだけど何かシステム的にすることが出来れば嬉しいといっておった。
予約についてはFBでできるかどうかの知識を持ち合わせておらず(後で可能であることが判明)、まあ一般的にはEPARKなどの有償サービスを使う必要があるじゃろうと伝えた。
金まで払ってやることでもないと思ったんで、FBでは取り敢えず、
  • 温泉の魅力の発信
  • 予約枠の埋まり具合の情報の発信(休日前日に、翌日の情報を発信)
から始めて、予約などについては娘さんにある程度PCやネット関係のリテラシが身についてきたら検討しようということにした。

皆さん御存知の通りFBアカウントなんてのはすぐに取れる。
まっさらのPCを開いてFBサイトに移動し、娘さんのアカウントを問題なく取得した。
最低限のアカウント情報を入力した後、返す刀でFBトップページから、
「作成→広告→ページの作成」
と遷移し、倉真赤石温泉のページも問題なく作成できた。
知識のない人には難しそうな写真関係の設定だけしてあげて、詳しい情報については娘さんに後ほど入力してもらうことにした。
ワシとしては、このようなページを作るのはもちろん初めてじゃから入力が必要な項目がもれとらんかとか、個人用ページとは異なった機能の有無などをばぁ〜っと確認しておった。
そうしたらあなた、ページには何と予約を受ける機能を実装しておって、まあこれは流石に簡便ではあるものの無償で利用できることがわかった。
標準では30分刻みなんじゃが1時間枠に変更できるし、まさにこれで必要十分。
ページの管理者には誰が予約したがはわかるが、一般の人には予約状況(埋まっとるか空いとるか)のみが表示され、予約者の名前
そのへんの設定も行い、実際に予約が入るかどうかのテストも行い問題ないことを確認した。
「いやあ、こりゃやりたいことが全部できちゃったねえ」
と娘さんと喜び合い、ワシも満足して温泉をあとにし、帰宅して酒のんどったわけじゃ。

で、ダラダラ酒のんどると、娘さんからLINEでこのような写真が送られてきた。

実に無味乾燥な通告
© 倉真赤石温泉

「こんなものが出たんだけど、大丈夫かしら」
写真では見づらいので、書き写してみよう。

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あなたのアカウントは停止されました

アカウントまたはアカウント上のアクティビティがコミュニティ規定に違反していると判断されたため、Facebookをご利用いただけません。

アカウントが誤って停止されたと思われる場合は、手順に従って審査をリクエストできます。

アカウントが停止された後、30日間は審査をリクエストできます。リクエスト可能な期間は残り30日です。
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ははあ、こりゃ垢BANだな。
まあ正確に云えば垢BAN(アカウントの削除)ではなく「アカウントはあるが使わせてもらえない」状態なんじゃがここではわかりやすく「垢BAN」「BAN」などと表現しよう。
しかしわしゃ実物を初めて見た。
こんな感じなんじゃな。

やあ、しかしこれはなんじゃろ、噂通りじゃなあ。
なぜ垢BANされたのか理由は一切書かれてない。
娘さんのアカウントはさっき開いたばかりでアカウントそのものが問題とは思えないし、何のアクティビティもやっておらん。
FB様が宣っておるようなヤバいことは愚か、ヤバくないことさえ何もしておらん。
しかしFB様は、
「を、オマエ。何かおかしなことをしやがったな」
「今後も使いたかったら試しに審査してみろ」
「運が良ければ再開を許可してやる」
文面は丁寧じゃが、慇懃無礼。
かなり右斜め上からの通告じゃ。

BANされたアカウント(大元の娘さんアカウントじゃ)でやったことといえば、
  • 個人アカウントを作成した
  • その後すぐに広告ページを作った
  • テストのために、個人アカウントを用いてダミーの予約をいれた
これだけじゃ。
逆にやらなかったことといえば、
  • 個人アカウントページにも広告ページにも詳しい情報を入れなかった(後回しにした)
  • (多分じゃが)個人アカウントの方は公開していないか公開範囲を狭めにしているかもしれない
案外こっちのほうが問題だったかもしれない。
しかし理不尽だろうがなんだろうが、停止処置を食らってしまったのは現実であり、本日より30日以内になんとかしないといけん。
ワシは取り敢えず「できるだけ早めに来訪するから、それまでは放っておいてください」と娘さんに伝えて、次の休みに時間があれば行ってみようかと考えたわけじゃ。

以上が10月18日の顛末じゃ。


2020年10月18日日曜日

温泉に行かない日(458) たまごふわふわの真実

やあ、投稿の感覚がだいぶ開いてしもうた。
毎日毎日をダラダラ過ごしておったからじゃが、感覚が開こうが1日に10ケ投稿しようがワシの勝手じゃから許され理。

ところで「たまごふわふわ」なる料理がある。
やや奇天烈な名前じゃ。
あまり有名ではないような気がするが、ワシが知らんだけで案外有名なのかもしれん。
語感からするとなんとなくお菓子なイメージを持つがそうではなく料理らしい。
熱い出汁汁の上にメレンゲ状にした卵をふわりとかけたものとのことじゃ。
気になっとったから是非食いたいと思い、どこで食えるか調べてみた。
たまごふわふわというのは静岡県袋井市の郷土料理らしく、袋井市観光協会の公式サイトを見ると何店舗か紹介されとった。
  1. 袋井温泉 和の湯(ふくろいおんせんやわらぎのゆ:静岡県袋井市諸井2022-3:0538-23-1500:10:00~23:00:入湯料¥1000:レストランは11:00〜でレストランのみの利用も可能:年中無休:ふぐ入りたまごふわふわは¥600)
  2. 居酒屋 どまん中(静岡県袋井市袋井314-6:0538-43-8858:17:30~24:00:定休月曜:たまごふわふわ¥350+TAX)
  3. 遠州味処 とりや茶屋(静岡県袋井市高尾町15-7:0538-42-2427:11:30~14:00・17:00~21:30:定休月曜:駐車場5台:たまごふわふわ膳¥2500)
  4. 山梨屋 寿司店(静岡県袋井市高尾町24-9:0538-42-2422:11:00~14:00・17:00~20:00:定休水曜:たまごふわふわ¥350:駐車場2台)
  5. 名代手羽先唐揚 おとうちゃん(静岡県袋井市高尾町12-5:0538-44-1110:17:00~23:20:定休月曜:たまごふわふわ手羽先入¥440)
  6. お食事処 山田(静岡県袋井市豊沢2750:0538-42-2057:10:00~15:30:定休木曜:1月~2月上旬及びイベント時はお休み:たまごふわふわ¥350:ただし休日はたまごふわふわは出してません)
この他に創作系の店舗が3ヶ所ほどあったが、先ずは伝統的な味を体験したいので今回は検討から外した。
ワシは熟考に熟考を重ね、悩みに悩んだ末、結局「1」の和の湯に決定した。
休日の昼間に比較的安価に試すことができるからじゃ。
和の湯は袋井ではあるが、その立地は磐田市寄りなのでワシんちからは比較的近い。
到着して検温を受け、手指消毒してレストランに行き券売機でたまごふわふわの券を買おうとしたワシは、なにも出来ずに券売機の前で立ち尽くした。
なぜかと云うと、券売機のどこにも「たまごふわふわ」のボタンが無かったからじゃ。
おかしい。
公式サイトのレストランのページでは、たまごふわふわが¥600とちゃんと書いてある。
券売機で売れる以上のメニューの数が存在する場合「別途現金でご注文ください」という感じのケースも有るため、券売機周辺に掲示されとる各種メニューを隅から隅まで眺めてみたが「たまごふわふわ」に関して書いてあるものはない。
これはもしかして、メニューとしてディスコンになってしまったのじゃろうか。
これはいかんぞ。
ワシは意を決して従業員のお姉さんを誰何した。
「ええっと、あの、そのあの『たまごふわふわ』ってあるんですか」
「あります。が、券売機にはありません」
「は?」
「ないです。券売機には」
「へ?ならどうしたらいいんですか?」
「たまごふわふわは600円です。普通なら別メニューの600円の券を買って『これ別メニューですけどたまごふわふわにしてください』といっていただければいいです」
「でもですね」
「はい、わかります。実はですね、600円丁度のやつがないんです」
「ないですね。ど、どうすれば」
「まあ落ち着いてください。ここに『ところてん¥300』があります。これを2枚買って頂いた上で『たまごふわふわ』とご注文いただければ」
「ははあ、なるほど」
隠しメニュー状態になっておるようじゃ。

兼を購入し、お姉さんに渡して待つこと10分程度。
遂に来た。

鉄鍋から溢れんばかりに盛られたメレンゲ状卵白
© ill-health(ruephas) 2020

これが「たまごふわふわ」じゃ。
金属製の平ための鍋にメレンゲ状の卵白が盛られており、横には取皿とレンゲが置いてある。
事前情報によれば、下の方には熱い出汁汁が満たされておって、レンゲを下の方まで突っ込み、出汁汁とふわふわをともに食すが良いとあったので、そうしてみた。
なあるほど、かなり熱々の出し汁と、非加熱のままでメレンゲにされた卵白がよく合う感じじゃ。
さらにここ和の湯は、温泉でトラフグを養殖しとって、このレストランでも安価でふく料理を提供しとる。
その料理の過程で出たふくのかけらを出汁汁に投入しとるものじゃから、味にコクがあるというか。
想像ではもう少しあっさりした味わいかと思っとったが、意外に美味しかった。
鉄鍋でしっかり熱しとるからなかなか冷めず、美味しさも持続するようじゃ。
これは熱い白飯にぶっかけて食してもなかなか行けそうと思われる。

満足して全部食べきり、帰途についたワシじゃった。
ちなみに温泉に来て温泉に入らず帰ったのは、多分今回が初めてじゃろうと思われる。

そして走り出して暫く、お腹の調子がゆるくなってきたのに気づいた。
あ、そうか。
ワシ、生の卵白とか熱していない牛乳を飲むと腹が下る体質じゃったのをすっかり忘れておった。
どうやら卵白にやられたようじゃ。
これはいかん。
帰り道に選んだのは国1バイパスであり、浜松市街に入るまではトイレがない。
トイレ場所までこの腹具合で耐えられるかどうかが問題じゃ。
さて、結果どうなったかは読者諸賢の想像におまかせするしかないじゃろう。