2013年6月30日日曜日

温泉に行かない日(225) 引っ越し奮闘中

朝8時過ぎに自宅を出てアパートへ。
今日から赴任先のアパートでの生活が始まりますが、冷蔵庫も洗濯機も照明器具も電子レンジも何も無いガランとした部屋で暫く暮らすのかと思うとややげんなりします。
ゆっくり走って10時少し前にアパートに到着して、10時に来るはずのガス屋を待ちますが中々来ない。
ガスの回線自体は前回来た時に終わっているんですが、その時購入したガスコンロの契約書を作っていなくてサインが欲しいということです。
でも来ない。
そのうち電話が掛かって来て「13時過ぎになる」と。
先方が契約書忘れて先方の希望でこの時間にしたというのに失敬な奴ですな。
まあいっけど。
では、その間を利用して残りの買い物をしにイオンタウン富士南に。
ダイソーで幾つか買い物。
掃除道具や洗濯用品、富士市指定のゴミ袋など。
その後再度ニトリにいって、分別できるゴミ箱等を購入。
どちらも物凄い客の数で、それだけで疲れてしまう。
足を引きずりながら何とか買い物を済まし、13時ジャストにアパートに帰着。
アパート前には既にガス屋のオッサンが待っており、契約書にサイン。
流石に面と向かって「失敬な奴」とは言わなかったけどね。
次の来客はインターネット回線業者のTOKAIで16時来訪予定なので、その間に勤務先への通勤ルートを試走してみました。
富士市ってところは私の地元以上に車社会なのでメインの道路はどこも混み合ってます。
それでもアパートから15分程度で到着したので、朝の渋滞があっても30分もあれば大丈夫かな。
明日は全体朝礼で定時より早く始まる筈なので、7時45分に出れば間に合うと思うけど、自宅では大抵7時過ぎには車に乗ってたので、要するに今までどおりの生活をすれば良いようです。
16時前に帰宅。
程なくTOKAIさん到着。
こうでなくっちゃね。
20分ほどでルータ他の設定を行なって、今こうやってネットが使えるようになりました。
私はギリギリ、ネット依存症患者にカテゴライズされると思いますのでMacさえ使えれば何とかなるし、音楽も好きですがミニコンポもありますので、これで1週間は耐えられる見込みが付きました。
とは言っても、やはり疲れた。
もう少ししたら近くのマックスバリュ(と言っても徒歩では行けない距離ですが)に行って、夕飯を買ってこようと思いますが、冷蔵庫も電子レンジもないため、必ず今日中に食いきれる、かつそのまま食べられるものを選ばなくちゃいけない。
ビールが飲みたいんだけど、冷やしては置けないので、ちょっと困るなあ。

でもその前に、新幹線の新富士駅と東海道線の富士駅に徒歩で行って、バス事情を確認してこようと思う(17:12)。

2013年6月29日土曜日

温泉に行かない日(224) どさくさに紛れてホテルの風呂に入ることは果たして可能か?

この程富士市で住み始めるに当たって、彼の地に温泉銭湯がもう本当に少ないことにやや意気消沈気味の私です。
でも見方を変えれば、富士市内にある温浴施設の完全制覇は比較的やりやすいという事も言えます。
よし、しからばできるだけ短期間のうちにやってのけてしまおうと思います。

とは云っても、過去何回か「ある特定のエリアにある温泉銭湯完全制覇を目指すツアー」というのを敢行しては玉砕するという黒歴史を持つ私。
例えば、豊橋・伊丹・名古屋あたり、すべて玉砕しています。
でもまあ地元と成るエリアですから何とかなろだろうとは思いました、一旦は。

で、いろんなソースで富士市の温浴施設を調べていたんですが、大きな障害を見つけてしまいました。
とてつもなく高く厚い壁であります。
その壁とは即ち、スーパーホテル 天然温泉富士本館(静岡県富士市水戸島元町16-10:0545-65-9002:¥5280~)であります。
スーパーホテルと言えば、嘗て私が本社づとめしていて各地の支店に出張に出てた頃、よく利用していた格安ビジネスホテルです。
大浴場を備えている施設も多いのですが、殆どは源泉を地域の水道局から引いてきている水道水の湯であります。
しかしこの富士市にあるのは、ホテル名に号されている通り「献上の湯」なる温泉入浴施設を持っております。
まあおそらくどっかからのローリーなんでしょうが[1]、コンプリートを目指すからにはこの温泉にも入らねばならないわけです。
で、サイト内で「入浴のみ可能」に関する情報がないかどうか必死に探したのですが、どこにもそんな記載はなく、どうやらここは「のみ不可」のようです。
泊まらない限り、ローリーだろうがなんだろうがとにかくここの温泉に触れることはかなわないわけだ。


2013年6月28日金曜日

お食事処 ゆかわ(1)

引っ越したら寧ろ今の地元の温泉銭湯に行きづらくなるので、スー銭でもいいから今まで行ったことのないところに行ってみようと思ってましたが、生来の「馴染んだ場所好き」が災いして、例えば喜多の湯などということろには結局行かずじまいでした。
でもあちらでの実際の生活が今度の日曜日に始まるとなるとそうも言ってられないなあと思い、「馴染みだけど行ったことがない場所」というのを検討してみました。
「馴染み」と「行ったことがない」というのは一見論理矛盾してますが、そうでもないよ。
結論から言うと、今日行ったところはお食事処 ゆかわ(愛知県新城市豊岡字滝上5-1:0536-32-1508:¥1000:公式ウェブサイトでは¥800となっていますが「最近の燃料価格の高騰により当面の間¥1000とします」旨の貼り紙が現地にしてありました:食事をした場合は¥0:10:30~16:00)です。
「馴染み」というのは言うまでもなく通いなれた湯谷温泉のことで、このゆかわという温泉は未湯ですので「行ったことがない」ということです。

やたらと工事をしていて片側通行規制が続く国道257号線を走り現地に着くと、いつも車を止めている足湯のある駐車場に車を入れ、徒歩で数分のところにあるゆかわに行きます。
玄関から階段を降りて行くとフロントがあり、そこで料金を払って更に川に向かって階段を降ります。降りきったところに露天風呂がありますが、通路右側にあるのは女性専用露天風呂、左側には入り口が2ヶ所あり、それぞれ「男(混浴)」「女(混浴)」と表示してあります。
なんか変な表示だなあと一瞬思ったんですが、多分ここには露天風呂が3ヶ所あり、ひとつは完全女性専用、ひとつは基本男風呂だけど女性も入浴可、残りは基本女風呂だけど男性も入浴可、とかそんな感じなのかなあと思い、「男(混浴)」と書かれている方に入りました。
脱衣場で服を脱ぎ、浴槽エリアに入ると既に8人くらいの人々が浴槽に入っており、びっくりした。

温泉に行かない日(223) 引っ越し先で先ず行きたいのは

富士湯らぎの里(静岡県富士市蓼原227-1:0545-63-2641:¥600:平日10:00~24:00:休日8:00~24:00:原則無休)かなあ。
というか、事前リサーチではこことあともう1ヶ所しか行けそうなとこないんだもん。
ここはスー銭で当然温泉ではないんだけど、「身体にやさしいバナジウム水」とやらを使ってて「赤ちゃんからご年輩の方まで安心してご入浴いただけます」とのこと。

何かバナジウム水って最近「富士山」という単語とワンセットになってよく出てくるような気がしますけど、何だそのバナジウムって?
こういう時は図書館に行って確認せねば。
と思って外に出ようとしたんですが今はまだ朝の4時。
残念ながら図書館はやっていない。

仕方ない、嫌だがWikiろう。

まあ名前から想像はついてたけど、こいつ元素だ。
で、鉄作るとき混ぜるといいらしい。
あと化学・電気などの製造分野で素材に混ぜられたり触媒として使われているらしい。
そんなインダストリーな奴が、なぜ健康にいいんだろうと思って読み進めると、「医薬・健康」の項にこんな記述が。
現在、ある程度効果が確認されているものは、次のとおりである。
ラットを使った研究でインスリンに似た働きをする(血糖値を下げる)ことが示唆され、糖尿病治療薬になるのではないかと注目されている。
理論的に、抗凝血薬の作用を強める(効果と副作用の両方とも)可能性がある。
健康食品に関連して2000年頃から話題になり、ミネラルウォーターやサプリメントが販売されている。検証はなされていないが、摂取することで何等かのメリットがあるものと期待させる宣伝が行われている(疑似科学)。
ふうん。
期待させる宣伝。
疑似科学。
でもまあいいでしょ。
なんかバナジウムって、じいさんばあさんにとってはいやにありがたく聞こえる響きをもっててさ、いわば「入浴に関するプラセボ効果[1]」って云えばいいのかな、「病は気から」ならぬ「健康は気から」状態になってるのかもね。

今度の日曜日からは富士での本格的な生活が始まりますが(ただし当面家電なし)、まあこっちで云う和合の湯的な存在になれるかもしれないし、まずは行ってみようと思います。
俺にとっちゃあ、温泉以外のお湯は水道水だろうがバナジウムだろうがまあどっちでも一緒なんでね。
雰囲気が良ければそれでいいよ。
期待してますよ、富士湯らぎの里。

[1]
必殺Wikiコピペ
偽薬効果(ぎやくこうか)、プラセボ効果(プラシーボ効果)とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言う。この改善は自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な状態の改善として現われる事もある。原病やその症状自体の改善というよりは、「薬を飲んでいる」事による精神的な安心感の方が目的となる事もあり、このような単なる安楽は通常偽薬効果には含まれないが、その区別が難しい事もある。
必殺uncycloコピペ
プラセボ(placebo)とは、様々な病気に対して有効性が確認されている、万能薬である。製薬業界などではプラセボのあまりに広い効能への嫉妬を込めて、「偽薬」(ニセの薬)と呼ばれることもある。


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2013年6月27日木曜日

温泉に行かない日(222) 引っ越し奮闘中(4)

5時に起床しました。
普段より30分程度早いけど、時々何もなくてもこれより早く覚醒することもあるのでまあ普段通りと云ってもいいくらいかなあ。
ここ数日剃っていなかった髭(私、結構濃い)はどうしようかと思い、ちゃんと剃るかとも思いましたが、どっちみち休みだし剃らないことにして歯を磨きます。
昨夜は22時過ぎに飲み食いしたので今朝は朝食抜きで済ませます。

ところで昨日、知らない番号から電話がかかってきていました。
夜でマナーモードにしていたため気づきませんでしたが、表示されている番号をネットで調べると「㈱ムービング 沼津支店」という運送会社の番号でした。
はて。
今回の引っ越しにはこの業者は絡んでいないがなんだろう?
今回絡んでいるのは、引っ越しをお願いしたヤマト運輸・ネットで購入した安いミニコンポを配達した日本郵便だけです。
後者からも昨日電話がありました。
「あの、A様。本日配送物をお届けに上がったんですが、なんて言うんですか、あのアパートにホントに住んでらっしゃるんですか?」
という内容^^;
ははは。
ネットで購入した時、配送に数日かかりますみたいな事が書いてあったんでまさか昨日のうちにモノが届くとは思っていなかったんですね。
明日(つまり今日)の午前中に届ける旨をお伝えしてその話にはケリが付いたんですが、ムービングはわからない。
可能性としては、一昨日引っ越し前の住居近くにある家電量販店で幾つか家電製品を買い、それを引っ越し先に送るよう手配したんですが、その関係かもしれない。
もしそうで、「本日ある程度のものを搬入してよろしいでしょうか」なんて話だったら結構ラッキーなんだがな。
あとで電話してみましょう。
さて、6痔になったら昨日まとめておいた残りの荷物とこのMacBookを持って出発しようと思います(5:55)。

このポストのタイムスタンプは2013年6月27日5時38分になってますが、此処から先は実は28日になってから書いていて、只今の時間は何と2時33分です。
糞忙しくて今帰ったんです、なんて書いたらそれっぽいんですけど、実際には18時前には一旦自宅に帰ってます。

さて朝の続き。

荷物を積んだ車で東名高速を東にひた走り、8時前に富士I.Cを降りました。
出発した時点では曇りでしたが、焼津あたりでは結構な雨が降っており、「ああ、もう俺は雨男だ」等とぼやきながら走ってましたが、静岡か清水あたりで雨はやみ、富士I.C付近は薄曇り。
雨が降ってると引っ越し作業が面倒なので嬉しいです。
I.Cから国道139号線に乗り換えるあたりでヤマト運輸から「本日お伺いするのは9時30から11時の間」との電話。
「午前中」というアバウトな指定よりもだいぶ助かります。
8時過ぎには転勤先の事務所に到着。
そこでアパートの鍵を受け取り、事務所からいうと南西方向にあるアパートへ移動。
車を降りて北を見ますが、今話題の富士山は見えません。
私、今回の異動に伴って富士に来たのはこれが3回めになりますが、いずれも富士の霊峰を拝むことは出来てなくてちょっと残念です。
梅雨に時期だから仕方ないけど。

部屋はアパートの1階東側角部屋。
アパート自体は2☓4構造の木造で、2009年に出来たいわゆる「築浅」。
外観も部屋の中もとても綺麗で住みやすいような気がします。
昔の「木造アパート」って言やあめぞん一刻の一刻館みたいなイメージを抱く人が多いですけど、今日日はまあこじゃれたもんです。
鍵を開けて中に入り、まずすべてのドアや窓を開放して空気を入れ替えます。
車に積んだ荷物を少しずつ運び出します。
靴は靴箱へ、スーツやシャツはクローゼットへ。ユニクロで買ったシャツやパンツなんかは、ヤマト運輸が来て、クローゼット用の衣装箱がこないとしまえないのでそのまま放置。
そんなことしているとやがてヤマト運輸が来ました。
荷物の搬入は搬出に要した時間の約半分であり、実質的作業時間は5分少々。
私の生活の全ては10分から5分に圧縮されたわけですな^^;

荷物を解き、食器類はキッチンへ、カレーとかカップ麺等は床下収納へ、本来は寝る部屋に置くつもりだった小さな木製テーブルと椅子のセットはリビングへ。

こうやって書くと一段落で済んじゃうけど、これらの作業、実際には結構時間がかかったな。

なんせ貧乏なんで食器棚とか食品棚を買えないため、建物既存の収納を活用するしかなく、どのように使うか考えながらの作業に成るためです。
うんうん唸りながら仕舞ってると、郵便局の女の人がやって来ました。
発注しておいたミニコンポを届けてくれたんですが、
「でも引っ越し、昨日じゃなくてよかったですね~。結構ざあざあ降りで大変でしたよ」
とのこと。
そうか、そういう意味では私は本格的な雨男ではないらしい。
このタイトルは東方島流しの憂き目にあってるS君の防衛ですね。

コンポは放置し、食器の整理や衣類の整理をしていると次にやってきたのはガス屋さん。
ガス関係機器をひと通り確認し、ガスコンロを設置し、私に様々なことを説明して何枚かの書類に記入を求め、カスコンロが入っていた箱を抱えて帰って行きました。
この時点で正午。
疲れた。
喉が渇いたし、少し休もう。

公共料金の口座引落とか、ヤマト運輸から依頼されたアンケートハガキとかの書類を記入し、戸締りして外に出ます。
少し歩いたところに自販機があるのは確認していたんで、そこに行って缶コーヒーでも飲んで休もう。
ポストも探して郵便物を投函し、ついでに仲介業者からもらっている地図を手がかりにゴミ出し場所も確認しておこう。
自販機まで行くとラッキーな事にその場所にポスト発見。
一つ手間が省けた。
地図のとおりに歩くと、アパートから少し離れた所でゴミ出し場所を発見。
ここまで歩くのか、めんどくせえなあと思いながら部屋に帰ると敷地内にゴミ捨て場を発見。
一体どうなっておるのだ。
どっちに出しゃいいんだ?
管理会社に確認せねば。

次は買い物。
私は買い物という行動があまり好きではないのですが、多少買い揃えるべきものがあるので仕方がない。
車で5分ほどのところにあるニトリ富士店(静岡県富士市宮島841-1;0120-110-180:10:00~21:00)で次のものを購入(順不同敬称略)。

  • カーテン3セット(1セットあたりレース・ドレープ各2枚入り)
  • 薬罐(2.5㍑)
  • 鍋(20㌢)
  • 物干し竿
  • 食器洗いかご
  • なんていうのかなあれ、物干し竿にぶら下げて靴下とかパンツとか干すやつ
  • S字フック
  • 脱衣かご
  • 包丁・ハサミ・ピーラー・おろし金のセット
  • まな板
  • 夏場敷き布団の上に敷くと涼しく感じるパッドのようなもの
  • 浴室用の椅子と桶
  • ネクタイハンガー2本
  • 米びつ(5Kg用の凄い簡単な奴)

他にも細かいものを買ったかもしれません。
カーテンは柄のないシンプルなもので、レースとドレープのセットで1990円という安物。
何年か持てばいいだけなのでこれで充分。
部屋には窓が4ヶ所あるんですが、うち2枚は小さい窓なのでカーテンは3セットで済みました。
それらの包装を剥ぎ、然るべきところに設置収納し、これで取り敢えず引越し作業一式は完了かな。
家電製品搬入を除いてはね。
引っ越しに伴い出たゴミはビニールと紙に分けてゴミ袋にそれぞれまとめ、ダンボールは解体して畳み、車に載せて今日は一旦帰ろうと思います。
なんせなんの家電もない期間が7月6日の午前中まで続くため、不便な時間をなるべく少なくしたいからです。
家電量販店の人に電話して、平日夜間の納品は可能かどうか確認してみようと思う。

16時過ぎにアパートを出発して18時前に自宅着。
駐車場に車を入れ、自宅に寄ることなくそのままバスに乗り、La-Jannへ。
異動の内々示を受けた4月頃に、La-Jannの隊長(一般的に言えばママ)には、
「しょっちゅう帰ってくるし、寧ろ今より来れるかもよ」
と言ってはいますが、実際のところはなかなか難しそうなので、引っ越しも済んだことだし、ちゃんと挨拶しておこうと考えたためです。

2時間ほど呑んで21時過ぎに帰宅。
引っ越しの疲れも手伝って欲も得なくベッドに倒れ込み、そのまま就寝。

2013年6月26日水曜日

温泉に行かない日(221) 転勤しま~す(^_^)/~

このポストは、先日ポストした温泉に行かない日(***) **しま~す(^_^)/~の伏字復元バージョンです。
まあ、どうでもいいですけどね。

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今度の7月、遂に異動する事になりました。


温泉に行かない日(220) 引っ越し奮闘中(3)

今朝も早めに起きて引っ越し準備。
さっきまで寝ていた布団を畳んで布団圧縮袋に入れ空気を抜いて布団を圧縮します。
この文章↑、なんかくどいな、まあいいや。
圧縮しつつ、ああもっとちゃんとシーツは洗わなきゃと思う。
クローゼット内にぶら下がっている安物スーツ(殆どマックスバリュで買った1万円未満のもの)と安物Yシャツ(殆どユニクロで買ったストレッチスリムフィットシャツ)をダンボールに詰めます。
これは安物だからできる技であり、もしオーダーメイドの高級品だったりしたら、こんな荒業繰り出せません。
まあ、これで準備はほぼ終わりかな。
あとはクロネコヤマトの単身引越パックの枠内で運べるだけ運んでもらい、運びきれないものは自分の車で運ぶという計画。

今9時前ですが、ヤマト運輸への支払いはキャッシュという契約になってますんで、今から近所の銀行に行って数万円おろしてきます。
このポストは、逐次公開という形式にしたいと思います。
時間が経てばどんどんテキストが増えていくという誠にはた迷惑な形式ですが、それはそれでおもろいでしょう。
内容はないけどね(8:58)。

銀行から帰宅してふとダンボールを見やれば、赤いガムテでしっかりと封印したはずの口がすべてベローンとだらしなく開いている。
全部の箱です。
このガムテ、ダイソーで買った安物なんですが、安物だけあって粘着力が相当低いようです。
あと今日は朝から雨で、その湿気がもともと低い粘着力を更に低下させているのでしょう。
おそらく何回貼り直しても剥がれること確実なので、ヤマト運輸が多分持っている筈のプロ仕様ガムテを借りようと思う。
やっぱなんにしてもヤスモンはあきまへんな。
でも、マックスバリュの安物スーツは結構持ってるけど。
このスーツ、あまりに安いんで遂に本体価格より、購入以後にかかったクリーニング代のほうが高くなっちゃいました^^;
だからクリーニング10回程度したら買い換えたほうが結局お得かもですね(9:17)。

クロネコヤマトを待ちながらPCでWebメールをチェックしていたら、先日ヤマト運輸に単身引っ越しパックを申し込んだ後来てた確認メールがありました。
不覚にもそれを読んでいなかったため改めて読みなおしてみると、あれ?変だな。

============================================
旧居からの運び出しご希望日 = 2013年 6月 27日 午前 8:00~12:00
新居への運び入れご希望日 = 2013年 6月 28日 午前 8:00~12:00
============================================

おかしい、1日後ろズレてるぞ。

う~んそうだ確か、Webで申し込んだ後日程変更が発生したんですが、それについては多分電話で訂正をお願いして了承されたはずだが、でもあの時期結構バタバタしてて「したつもり」になっているかもしれん。
わ、やばいぞ
と思い、すぐに電話しました。
その結果、
「はいA様。引越し日程は本日午前中お引き取り、あす午前中に富士市でのお引き渡しということになっておりますのでご安心ください」
とのお言葉。
はあ~良かった、と胸をなでおろしていたたった今、実際に荷物を運んでくれるドライバーさんから電話があり、後30分ほどで伺うと連絡がありました。
普通の人であれば難なくこなせるこんな事でも、細かいことが大の苦手な私にとっては本当に大事業です。
疲れるなあ^^;(10:04)。

ただいまヤマト運輸さん到着。
声に似合わず、流石に屈強そうな人です。
最初云ってたより少し荷物が多くなったため、全部運べるかどうか心配でしたが、何とかなりそうということで一安心。
やっぱりプロはプロで、私だったらおそらく30分以上かかると思われる荷物の積み込みを10分かからずやり終え、作業は終了。
料金はわずか13100円。
ありがたいことです。
でも私の生活は実質「10分」だったのかと思うとそれはそれで複雑ですなあ^^;
トラックを見送ってから部屋に戻ると、当然のことながら運び出した荷物分だけガランとしている。
まあ、そういうことです。

この後は、お買い物。
何足か持っている安物ビジネスシューズなんですが、長年履き続けてどれもこれも穴が開いてしまってます。
お金がないので我慢してたんですが、今回を機に履き替えることにしたのです。
あともう少し余裕があれば、安物スーツと安物Yシャツも買っておこうと思います(10:35)。

買い物ツアー敢行。
11時過ぎに自宅を出て、まずイオンモール志都呂へ。
私はジジイのため、この手の超大型ショッピングモールはでかすぎて疲れるし、自分が止めた車の位置なんかもわかんなく成る時が多いので苦手というか大嫌いなんですが、今日は一度で全てを済ませたかったので敢えてここをチョイス。
まず、最近黒色化激しいユニクロにいってYシャツ、パンツ(この場合は、要するに下着のパンツだ。誰だズボンのことをパンツなどと呼称し始めたバカは、全く)靴下等を購入。
その後、紳士服売場に行って安売りスーツを物色したのですが、私に合うY3・Y4のスリムタイプの品揃えが皆無だったため諦め、専門店街にある靴屋に行ってみました。
この店は以前特売日に1500円という超破格値で紳士靴を売っていたため(当然品質はそれなりだよ)今日も期待して行ったんですが、安くても5000円と私の切なる期待をあっさり裏切ったため何も買わずに立ち去り、次に向かったのはサンストリート浜北。

ここサンストリート浜北はイオンモールよりも確実に格下のショッピングモールであり、実際建物に足を踏み入れれば志都呂よりも客数ははるかに少なく、ジジイババア率が高いです。
これはわたしの狙い通りであり、つまり田舎度が高ければ安かろう悪かろうな感じの品揃えが豊富なのではないかと思ったのです^^;
食品売り場と同じ1Fにある紳士服売場に行くと、何と私の希望であるY4スリムが何と2着も吊るされており、しかも値段は7800円。
常識的なデザインのほうを選び購入。
で、裾上げをお願いすると何と、
「出来上がりは明日午後3時になります」
はぁ~?
ユニクロでさえ20分もあればやってくれるぜ。
ウォルマートに買われてリストラが過ぎてるんじゃねえのか、と思いました。
しかしこのサイズの在庫は貴重であり、あれば無条件で買わざるを得ないため、一言文句をつけて購入。
そのままモール内にあるABCマートへ。
ここも世間並みの値段でだいたい5000円から12000円程度の、つまり私にとっては高価格帯なんですが、そんなものしか売ってなかったので店員に、
「ほら、もっと特売っぽい感じの、要するにもっと安いのはないの」
と訊いてみたら、
「はあ、でしたらこれなどいかがでしょうか」
と勧められたのは4000円ちょっとの紳士靴。
元値が12000円とかなのでその割引率に釣られて購入。
あと、ONでもOFFでも使えそうな、少しカジュアルな靴も買い、値段は3500円。
まあこんなもんかと思います。

サンストリートの用事はそれで全部終わり。
帰り道の途中にあるコスモ石油でガソリンを満タンにしましたが、本日は水曜日のためポイントが2倍。
うひひ。
更にイエローハットに寄り、最近拭きムラが出てきたワイパーゴムを交換。
以上買い物終了。
あとは昨日出したクリーニングを取りに行き、酒を買って帰って普段通りの家呑みが残った用務です。

一応、明日自分の車に載せていかなきゃなものを確認してみよう。

  • 靴(今日買ったものも含めてゴミ袋にひとまとめにした)
  • 絵(今年芸大に行った子供が描いた習作。秀作ではない)
  • 三岳(一升瓶。私にとって秘蔵っ子の銘酒)
  • 山崎(とても大事なウィスキー。だから可成りちびちび飲んでる)
  • 日本酒(一升瓶。最終勤務日に部下からもらった旨そうなやつ)
  • MacBook(明日はプロバイダが来て回線チェックしてくれる予定なので)

こんなもんかなあ。

明日の行動予定は、
  1. 先ず転勤先の事務所に行き、届いているはずの家の鍵を総務の人に貰い受ける
  2. すぐに移転先のアパートに向かい、ヤマト運輸を待ち受け、荷物を受け取る。
  3. ガスの開栓に立ち会う
  4. ネット開栓のチェックをする
  5. 近くのニトリに行ってカーテンとキッチンテーブルを出来るだけ安く購入する
  6. 通勤経路を実地に確認する(特に行き。帰りはなんとかなるけど行きに失敗するとあらゆる意味で撃沈する)
  7. アパートの家電が一部除いてなにもないので、ここは一発夕方までに一旦自宅に戻る
雨じゃなきゃいいけどなあ(16:29)。

引っ越し荷物は明日午前中に現地に届くということだったんですが、アパートの鍵は不動産仲介業者から転勤先の事務所に届いており、それを貰わなければ荷物の受け入れができません。
しかし事務所が開くのは「大抵8:30の数分前」(転勤先の総務担当)らしいので、その時間に鍵を受け取り、アパートに辿り着けるのはおそらく9時くらい。
で、今日荷物を引き取ってくれたヤマト運輸の人に大凡の着時間を訊いた所、
「ルートの関係でヘタすると8時過ぎにはついちゃうかも」
等とのこと。
私は人を待たせるのが(実は)大っ嫌いなので、
「では、あっちの配送の人に斯く斯く然々の理由があって遅れるかもしれませんとと耐えておいてもらえませんか」
とお願いし、後は運にまかせることにしました。
小心者は本当に世渡りが難しいなあと実感しました。

明日は5時起床で、6時スタートです。

ところで私、異動が決まってから2回富士市に行ってます。
で、そのいずれもが雨。
今日も荷物の搬出時は大雨。
富士に関係するイベントはすべて雨に見舞われています。
嘗ての私の部下で、今は東方島流しになっているU君も相当な雨男でしたが、私もどうやら同類のようです。
明日も雨のようですが、梅雨とは行っても今年は空梅雨。
空梅雨という状況で私が動く日は全て雨ともなれば、Uくんは俺のことを「雨男」と呼ぶんだろうなあ、等とどうでもいいこと考えつつ寝ます(23:51)。

2013年6月25日火曜日

温泉に行かない日(219) 引っ越し奮闘中(2)

で結局、昨日ハナタバを貰い、離任の記念写真まで撮って、要するにもう終わり、さらば!感しか残っていない事務所に、極めてラフな身なりで出向き、並み居る職員から隠れるようにしてかつての自分の机に行き、Amazonから届いた巨大ケータイストラップ付きマンガ本を掴んで素早く事務所を後にしようとすると、嘗ての部下が、
「Aさん!会社のいろんな部署から『Aさんの最終勤務日はいつだ?!』『なんだって?もういないんだって?』『挨拶に来てくれると思ってたのに』『何も云わないで来なくなるなんて』とか電話がじゃんじゃんかかってきてたんですよ」
と、少し怒ってような声で教えてくれました。
おれ、個人的に異動にともなっていろんな部署に挨拶に行くってダサくて嫌だったんで、実はやんなかたんですね。
それ以前に、社内で私を頼ってくれる人なんて僅少に違いなく、寧ろ、
「あの野郎、やっとここから消えてくれたか。せいせいしたぜ。ケッ!」
と思っている職員が大半の筈ですので挨拶なんて必要ないと思ってたんですが、意外にそうでもなかったようです。
ですので、そのラフな身なりのまま社内奥深くずんずん侵入し、やはりどうしてもここだけは行かねばといういくつかの部署にお伺いし、ご挨拶して来ました。
そのうちの一部署では、なんでか知らぬが全員スタンディングオベーション状態で、これは昔ロックバンドをやっていた時代にもなかった快挙であります。
その上バラの花束までいただき、誠に過分なことです。

その花束を抱えて一旦会社の建物を出て、道を挟んで向かいに建っている商店のおばちゃんのとこに行きます。
私、このおばちゃんとは妙に仲がよく、見かけたら遠くからでも投げキッスを交わし合う程度に親密であります。
年齢は存じませんがどうでしょう、まあ、ご高齢であることは確かです。
普通のおばちゃんに見えますが実はそうではなく、会社社長であり、うちの会社の重役連中もこのおばちゃんを見ると頭を下げるといった隠然たる影響力を持った、まあ言えば、女版「秋山小兵衛」のような存在。
だけど私はそういうことにこだわらないタイプなので、単にこのおばちゃんがなんとなく気に入っているというだけで会うたびに投げキッスをしてるわけです。
スーツのままでね。
このおばちゃんに取り敢えずのお別れのご挨拶をして、おばちゃんからは選別代わりのチョコレートを5こも貰い、別れがたい感じだったんですがなんとか別れを告げて帰宅しました。

その後は普段通り家呑み。
そして就寝。
あすは引越し業者への荷物引渡しの日です。

温泉に行かない日(218) 引っ越し奮闘中(1)

早朝4時30分過ぎに起床。
通常の日でもこのくらいに目が醒めてしまうことはよくある事ですが、今日の場合は都合が良かったです。
先日単身赴任が決まり、今日はその引っ越し前日でいろんな準備をしないといけないからです。

昨日が今の職場の最終勤務日で、午前は引き継ぎと身辺整理、午後は各種役職者会や課内会議で離任の挨拶や記念写真撮影など普段よりはバタバタしてましたが、意外なことに離任に伴う特段の感慨はなく、帰途には普段通り近所のスーパーに寄り普段通り最高に旨い偽ビールである「麦とホップ」と日本酒5号瓶を購入し、普段通りしっかりと家呑みをして、普段通り酔っぱらい、普段通り意識を失いかけながら就寝しました。
でも今日は流石にテンパってますんで、朝から色々やることがあるのです。

まずやったのは、ネットからの朝日新聞デジタルの購読申し込み。
右に傾いだ私が何故朝日を読むかというと敵情を探るため、等という高尚な理由ではなくて単に小学生の頃から読み慣れているという理由です。
かつ私は人並み以上に新聞読むのが大好きで、現在も朝日に加えて地方紙も購読しており、可能であればブロック紙も購読したいと思っているくらいです。
でも、単身赴任で土日は帰省するに違いなく、古新聞の処理に手間取りそうなためPCで読める形にしました。
ホントは紙のページを捲る感触が好きなんですけどね。
その後、猛烈な勢いで荷物をまとめ始めました。
活字が好きな私は新聞と同様本も好きなんですが、部屋がごちゃつくし、金がなくて棚関係も買えない状況のため泣く泣く今の家に置いていくことにしました。
CD類も同様で、音楽は現在iPodに入っているものだけを聞くことにしました。
結果、

  • 生活雑貨関係のダンボール4箱
  • クローゼット用小型衣装ケース2箱
  • 同中型1箱
  • 随分前に買った簡易型折りたたみテーブル2つ
  • 1時間座っているとケツが痛くなる簡易木製イス1脚
  • 折りたたみベッド1つ

という感じにまとまりました。
そうこうするうちに9時を過ぎましたんで、近所の家電量販店に行き、あっちで必要になる白物家電等を買いに行きました。
乏しい予算の中でまとめなければならないのですが、今日日安くなったとは云え、ひと通りモノを揃えると結構な金額になります。

一時間くらい店内をあっちこっちしながら店員さんと相談して何とか予算内にまとめ、発送の確認をしていた時です。
「お客さん。納品予定日はいつくらいですかね?」
と尋ねられましたので、
「そうですね、明日引っ越し荷物をこっちから出して受け取るのが明後日ですんで、まあ明後日か明々後日に着けばいいですよ」
「え?明後日?」
「何か問題ですか?配送予約でいっぱいですか?」
「いやそうじゃなくてですね、通常ご注文後1週間ほどお時間がかかるんですよ。当店ご購入の単品商品の場合ですと近隣だったら即日もしくは翌日配達可能なんですけど、今回の場合静岡東部にある弊社の配送センターからの出荷になり、かつ複数商品ですので在庫が揃うまで時間がかかるんですよ」
「え゛~っ!!??」
「そうですね~。本日の注文で休みの日に配達となりますと、7月の6日が最短ですね。

そんなあ。

このご時世、21世紀にもなって配送に1週間以上って、そりゃないだろ。
最初に確認してくれよおおおおぉ。
となると何か?
あっちで正式に働き始めてから約1週間は家電なしのハイパー節電生活ってやつか。
はぁ~。
でも仕方ないですね。
電気は来てるから、取り敢えず最低限の照明だけあればなんとかなるか。
玄関とかキッチンとか風呂とかトイレには最初から照明ついてるし。
ガスは使えそうだし。
水も出るし。
まあなんとかなるか。

6畳の部屋用に買った小型のLEDシーリングライトだけはハンドキャリーで持っていくことにして、あとはひたすら1週間待つことに決定。
(T_T)

ちょっとした失意とともに家電量販店を後にすると携帯に着電。
出ると昨日までいた事務所の部下からで、
「Aさ~ん。なんか事務所にAmazonから荷物届いてるんですけどぉ」
あ、そうか。
テルマエ・ロマエⅥをAmazonで頼んでたんだ。
で、Amazonから送られてくるものは、確実に受け取れる事務所に指定してたんだ。
取りに行かなきゃ。

2013年6月23日日曜日

温泉に行かない日(217) 地元にあるけどまだ行ったことのない温浴施設

本日現在入浴可能であると思われ、かつ、私が未湯のままであり、かつ、多少なりとも訪れてみたいと思っている自宅近隣の温泉・銭湯を改めて書きだしてみますと、こんな感じになりました

  • 浜松温泉 喜多の湯
  • いそのシティホテル(のみ可) 
  • くれたけイン浜松西インター(のみ可:岩盤浴) 
  • 遠州和の湯 
  • つま恋温泉 森林の湯 
  • 三ヶ日健康センター 
  • ホテルリステル浜名湖(のみ可) 
こんなもんかなあ。

舘山寺温泉にはいくつか行けそうなところもあるけど、どうも触手が動かないので詳細不明、というか調べる気になれない。

ということで、今後は自宅に帰ってきた時などは、少しづつこれらの温浴施設を攻め落としていきたいと思います。

温泉に行かない日(216) 二宮金次郎って人いたよねえ

この程度の個人情報は書いていいと思うので書いちゃうけど、私が通っていた小学校ってのは、岐阜市立岩小学校ってとこでした。
入学した時の校舎は相当古い木造校舎で、3年か4年の時に建て替えられたんですが、建て替え前の校庭には、あの例の有名な銅像、そう、薪背負って歩きながら読書をする少年の像がありました。
二宮金次郎さんですね。
二宮尊徳とも云うね。
この人は一般には私も含めて例の銅像の通りのイメージが強いんですが、実際には一種の革命家であり、思想家であり、政治家でもあったようです。
その二宮尊徳さんが云った言葉の一つに、
「経済なき道徳は戯言[1]であり、道徳なき経済は犯罪である」
ってのがあったと最近知りました。
誠にその通り。

この言葉、世間のエライ方々に是非投げかけてみたいもんですな。
どうですあんた。
あんたの会社の社長にも投げかけてみてよ。
実際私も、自分の会社のエライ方々に投げかけてみたいもんですわ。
うちなんか、どっちもやばいんちゃう?って思っちゃうよ。
危ないよなあ。

[1]
ネットとか一部の本なんかでは「戯言」ではなく「寝言」となっていますが、どっちも同じですね。
でもまあ、戯言という語感のほうがリアルかなとは思います。

2013年6月22日土曜日

温泉に行かない日(215) つけナポリタンを食ってみた

以前、テレビ見てたらどっかの地方都市で地域興しをするために、新しいB級グルメを開発しようとして、何かつけ麺の達人みたいな人を招いて色々試行錯誤して「つけナポリタン」というのを開発した、みたいな番組をしてました。
そんときに思ったのは、
「なんかそれって違うんじゃないのかなぁ」
ということでした。
元々昔から地域が持っていたけど今は死んでしまっていたり活かされてなかったり埋没してしまっていたリソースを上手く引き出したり少し新たにしてみたりして改めて目玉にする、っていうのがホントなような気がしているので。
一から新たに作りなおすってのは、なんか無理矢理感があって、作った後にその地域に馴染んでいけるのかなあ。
と思った記憶があります。
ただ、映像に見えた「つけナポリタン」そのものは非常に旨そうで、一度食ってみたいと感じました。

今週半ば、7月から赴任することに決まった富士市の支店にご挨拶に行って来ました。
このポストで書いたように、私はちょこちょこ色んな所に行って住んでますが、このトシになって富士の麓に住むことに成るなんて想像だにしてなかったです。
まあ宮仕えのヒラリーマンとしては拒否することも出来ず、かと言って決して嫌でもなくて、異動が決まってからはだんだんワクワク感が強まってきてます。

そんな中、今週半ばに赴任先にご挨拶方々打ち合わせに行って来ました。
昼前に着き、あっちの担当者や支店長と打ち合わせをして気づけばもうお昼。
支店長が私に、
「じゃあAさん、飯に行きましょう。富士といえばやっぱあれしかない、ってとこにご案内しますよ」[1]
と言って連れてってくれたのがアドニス(静岡県富士市吉原2-3-16:0545-52-0557:10:00~18:00:つけナポリタンは11:00より提供可能とのこと)[2]というお店でした。
一昔前によく見かけた感じの喫茶店で、普通感が溢れてます。
「Aさん。ここってつけナポリタン発祥の店なんですよ」

え~!

若干の無理矢理感こそ覚えたものの、一度は食ってみたいと思えた食い物、つけナポリタンは実は私の赴任先の名物だったのですなあ。
びっくりしましたわ。
「ここの店、つけナポリタンも旨いけど、他のも結構なんでも旨くて、私なんかはこのハンバーグが大好きです」
なんて言ってる。
ふうん、そおか。
でも元々が麺類好きな私だし、ここは当然つけナポリタンでしょ、やっぱ。
早速注文し待つこと5分ちょっと。
店員さんが品を持ってきてくれました。
お盆には桜海老をからませたパスタと櫛型に切られたレモンがひとかけ盛られている皿と、トマトソースが満たされた大きめのお椀がのってます。

先ずなにも着けないでパスタだけを食べてみました。
ほんの僅かに下味だけがついてます。
次に、トマトソースを味見してみます。
ソースの中には、あれは多分なんだろう青梗菜かな、それと溶けたチーズとあと叉焼が入ってました。
味はそうだな、ちょっと濃いめかな。
でも、パスタには下味しかついてないからこのくらいで丁度良いかも。

で、遂に、箸でパスタを多めに摘み上げ、トマトソースにどっぷりと浸し、大きな口を開けて食べてみました。
私には、食べ物の味を表現するボキャブラリが相当不足していて、例えば開高健のように「豊穣」な言葉で食べ物の旨さを書けません。
だから旨ければ旨い、不味ければ不味いとしか言えないんですが、この場合は「旨い」が相当するでしょうな^^;
可成り旨いです。
半分ほど食べて、パスタにレモンをふりかけて食べると味の雰囲気が一変し、かなり旨いです。
旨いなどうも。
旨いのであっという間に食べ終わり、さらに残ったトマトスープの中に追加注文したご飯を投入して(まあ、リゾットかな)食べるとこれまた美味い。
もうだめだと思うくらい旨いですね。
非常に満腹し非常に満足し、非常に幸せな気分で昼飯時間を終えました。

支店長いわく、富士市内では結構多くの食い物屋でつけナポリタンを供しているそうで、それぞれ味が違うとのこと。
当然、不味い店も存在するらしいです。
自分でいろんな店に行って実際に食えばわかるそうです。
赴任先での楽しみができましたわ、ふふふ。

あと、アドニスからの事務所に帰る途中非常に気になったのは「いちかわ」というお酒屋さん。
いわゆる「角打ち」(酒屋さんだけど、その場で飲める店。昔はよくあったよね)らしくて、脇の角打ち専用出入り口には昼間から縄暖簾がかかっていた。
富士で一番最初に行く呑み屋はここに決定です。
詳細後日。

[1]
支店長は私が今いる仕事場の嘗ての同僚で、私よりちょっと年下のいいやつ。
私のほうがおっさんなのでプライベートでは敬語のようです。
言い方変えれば要するに、私は随分昇進が遅いわけだ、はははは^^;

[2]
Googleで「富士 アドニス」とかで検索すると「喫茶 アドニス」がトップでヒットしますがそれをクリックしでもバイク用品販売会社のサイトに飛ばされます。
Googleも時にはバカをやらかすということですね。
喫茶アドニスの公式ウェブサイトはないようです。


2013年6月16日日曜日

和合の湯(9)

今月は地元の温泉銭湯にできるだけたくさん行こうと思っていたんだけど、中々そう上手くは事は運ばないもので、今朝は町内会の溝掃除、午後には25年くらい使い続けて遂に壊れた冷蔵庫の入れ替えのため自宅を離れられず、結局16時過ぎまでまとまった時間が確保出来ませんでした。
そんな時には大抵みよし湯か和合の湯のどちらかに行くのが常道なんですけど、今日は少し蒸し暑く、風情は満点なものの換気がお世辞でもいいとは言えないみよし湯ではグロッギーすること必定と思われたため、露天風呂と水風呂のある和合の湯に行きました。

日曜日の遅い午後とあって、和合の湯は結構多くの入浴客がいたんですけど、なぜか理由はわからないけど一応ここの名物となっている炭酸浴槽が見事なまでに空っぽだったため先ず20分ほどそこに入ってました。
炭酸浴槽に入る客の多くはできるだけ長く入っている人が多いんですけど、今日はそういった客さえいなくて、殆どの時間私の貸切でした。
珍しいことです。


温泉に行かない日(214) 私が結構読んでるブログ

ご覧のとおり、このブログは内容がないからHit数は極貧だし、かと言って内容の質を向上してHit数を増やそうとかいう考えもないし、要するにこの世にあってもなくても、毒にも薬にもならぬ、まあ言えば吹けば飛ぶよな存在です。
まあそれはそれでいいんですが、それでもまあ、なんていうのか他の人達はどんなことを書いたりしているのだろう、何か参考に成るかもしれないと考えて、他の人のブログを読んだりすることは結構あります
巷には一日何万Hitもある有名なブログも結構ありますが、天邪鬼なあたしはその手のブログに行きことはなく、偶然見つけたこじんまりした、でもそれなりに主張や内容があるなあと思えるブログ、或いは個人的に面白いと思うブログを時間があるとき読むことが多いです。
それだってそんなに数多くあるわけじゃないのですが、その数少ないブログを紹介してみようかなと思います。

王さまの耳はロバの耳 
このブログをやっているakagiという人は、システムエンジニアでありながらも片手間で税務会計の仕事もしてるというとんでもないタレント性を持つ人らしいです。
私の場合、新卒で就職した会社での職種はシステムエンジニアでしたが(意外だろう、みんな。RPGⅢとかだったら多少は書けますぜ)、1年少し経たった頃に、会社側からSE失格の烙印を押され営業に回り、大阪近辺の大企業や中堅企業の担当になったんですが、これまた2年も経たぬうちに会社側から営業失格の烙印を押されたため已む無く営業管理業務に回り、その数年後、
「そもそもお前の存在自体が会社にとってとんでもなく邪魔だって事が今さっきわかったよ、ははは」[1]
という事に相成って人事部付(今で言う「追い出し部屋」に相当する)になり、最後はリストラされてお払い箱になったという経緯を持ってますんで、こういうタレント性の高い人を見ると、ちょっと嫉妬心がわきます^^;
ただこの人、システムエンジニアとか税務会計というロジカルな仕事をやっている割にはだいぶエモーショナルなコンテンツを書くことが多く、しかもそのエモーショナルなコンテンツは彼なりにロジカルに整理され、主張を持ってわかりやすく書かれているなあというのが私の感じ方です。
SEとか税金屋さんというのは、最近のことは知ってても昔のことや昔の本、哲学や宗教と言った方面にはからきし弱く、誤解を恐れず言えば「人間的に薄っぺらい」人が多いようなイメージがありますが、この人は全く逆で、寧ろそういった知性に優れている人が後からSEになり、税務会計の仕事をしたのではと思えてしまいます。
原子力発電所に対する姿勢が私と共通という点や、文章が非常に丁寧でわかりやすい事もお気に入りになっている理由の一つかもしれません。
更新は毎日ではありませんが、その分新しいポストがされるのが待ち遠しいという気分です。
この人確か以前は食べ物の関係のブログも書いていたんでないかと思うんだけど(「海の水が塩辛いわけ」というようなタイトルだったような気がしますが)、違うかもしれません。

中国爆発一覧 
これは上のブログとは異なり、中国国内で発生した爆発事件に関するニュースをただひたすら集めてるまとめサイト的なものです。
残念ながら2011年12月以降更新が途絶えています。
私、数年前に新聞の国際欄に載っていた中国での爆発事故の記事を読みながら、
「中国ってのはよくわからん国だけど、それはそれとしてそういやあよく爆発事故をやらかす国だなあ」
と思ったことがあります。
そん時はただそう思っただけで、それを深く掘り下げてみるとか状況を調べてみるというようなことにはならなかったんですが、ある日暇つぶしにUncyclopediaを眺めていたら、中華人民共和国の項に、
「国技:爆発」
とあるのを発見し、我が意を得たりと思わず膝を叩いた次第です。
中国は本当に何かにつけ色んな物を爆発させていることは薄々感じていましたが、やっぱみんなそう思ってたんだねえ。
で、このサイトを見ると想像を超える様々なマテリアルをためらうことなく片っ端から爆発させていることがよくわかり、もうすでにそれは「感動」の域に達してしまったほどです。
スイカとか、うんことか爆発させるんだから。
スイカの爆発なんて、直接的には爆薬を用いずに爆発に至らしめている訳で、さすが4000年の歴史を持つ国の国民は侮れませんし、うんこを爆発させるという発想は本当にすごいと思う。
この「中国爆発一覧」の後を継ぐように爆発記事を載せてくれているのが中国的爆発日記であり、現在に至るまで彼の国の人民はあらゆるものを情け容赦なく爆発させていることがよくわかり、参考になります。
だから何なんだ、と言われても困るけどね。

移植者だけど質問ある? 
移植なんていうのはニュースだけでしか触れる事のない、私個人には一切関係のない違う領域の出来事だと思っています。
そのためか、移植を受けた人というのは移植手術という大変な状況を乗り越えて生き延び、だけどそれだけでは安心できず、術後の死亡率を毎日気にしながら慎ましやかにひっそりと生活しているというストイックなイメージが有ります。
このブログはたまたま見つけたものなんですが、管理人は雨宮という金関係の仕事をしている年齢不詳の女性であり、自己紹介によれば、
一昔は腐女子だった
ヌルオタ
などと書いてあって、もしかしたら結構若いのかもしれない。
一方で、趣味や好きな映画や好きな音楽の欄を見ると、なんだか少し古手のものが好きなようで、まあよくわからん。
何が云いたいかというと、あったりまえのことだけど、この手の人も普通に生きてるんだということがブログを読んで良くわかったという事です。
勿論、私らのような人が気にすることもない体調の変化や、結構ヘヴィーな定期検査のこととかそれは勿論大変だけど、仕事で凹んだり、簿記の試験を受けてみたり、そして見事落ちて落ち込んだり^^;、ゲーセンに行ってはしゃいでみたり、ある種のヨーグルトを食ってホンマに大丈夫なんかと悩んでみたり、YMOのLiveに行ってみたりと、彼女なりに人生の時間を精一杯上手く、普通の人のように普通に使っていることがわかって、思わず応援したくなってしまいます。
まだ彼女に質問はしてないですが、何時かきっと1つだけ何か質問してみようと思います。
更新頻度は結構数少ないですが、止まる気配もありませんので、これもポスト待ち系のブログです。

他にもたまに読んでる個人系ブログはいくつかありますが、更新されるたびに必ず読んでいるのはこのくらいですかね。
個人系或いは日記系のブログは面白いと思う。
みんな何かに向かって、何かを感じながら、何かを心に隠しながら毎日何とか生きているんだな。

[1]
最近何気なく前の会社、まあはっきり書こうか、当時は「CSK」[2]という名前の会社だったんですか、その会社のサイトを見たら、2011年に住商情報システムに買われて商号も「SCSK」に変わってました。
存続会社は当然住商で、要するに私が働いていたCSKという成り上がり会社はこの世から消滅してたわけ。
まあいわば会社自身も、
「そもそもお前の存在自体が社会にとってとんでもなく邪魔だって事が今さっきわかったよ、ははは」
って言われたような状態かな。
これもまたはっきり書こうか。
ざまあ。

[2]
コンピュータサービス株式会社(Computer Service Kabushiki-Kaisha)の略。
このネーミング方法について同僚たちは「アフォやろ」と言ってましたが、私は意外にも「きっぱり感があっていいじゃん」と今でも思ってます。

2013年6月15日土曜日

温泉に行かない日(213) 「日本語に翻訳」がうすら面白い

平成ヒトケタの大昔にはDOSベースのIBMーPCを大手企業や中堅企業に売り捌く仕事をしていたのですが、それ故、Windowsが一般的になった以降のMicrosoft製品が大嫌いになりました。
従って、セキュリティがちがちな会社のPCを除いて、基本的にはMicrosoftのソフトウェアは使ってません[1]
勿論ブラウザもそうで、嘗てメインで使っていたのはFireFoxで、現在はGoogle Chromeです。

そのGoogle Chromeでは、右クリックするとコンテクストメニューが表示され、その中に「日本語に翻訳」ってのがあります。
ふむ、日本語に翻訳か。
まあ私を含めて、英語を代表とする外国語の読み書きが出来ないというのが日本人の殆どでしょうから、そのような機能が開発されたんでしょうな。
でも私は、欧米諸国のWebsiteを閲覧することは全くといっていいほどありませんので、個人的には無駄な機能なわけだよな。

などと思いながらもう一方で、
「じゃあ、日本語で書いている俺のブログをその機能を使って『日本語化』したらどうなるんだろう」
なる全く意味なし、生産性なしな興味が勃然として湧いてきたため、早速やってみました。
その結果について、テキストベースでご報告したいと思います。

先に一部の結果だけを申し上げますわ。
ブログの本文に関しては、全く何の変化もありませんでした。
なんだつまらん。
まったくそのまんま。

一方でタイトル及びブログの説明には若干の変化が生じました。

---------------------------------------
<原文>
温/泉/週/記
世間に良くある温泉日記
だけど毎日は行けないので、日記ではなく週記
温泉だけでなく、町の銭湯とかスー銭に行った事や、Macの事とか、その他の事も
<日本語⇒日本語 翻訳後>
温度/春/週/記録
世間に良くある温泉日記 だけど毎日は行けないので、日記ではなく週記 温泉だけでなく、町の銭湯とかスー銭に行った事や、Macの事とか、その他の事も
---------------------------------------

タイトルが微妙です。
「温」といえば「温度」以外ないしな。
「記」といえば記録しかありえん、という主張から始まったようです。
確かにその通りだけどなあ、そうは云っても「泉」⇒「春」という思い切った、いや違うな、全くイミフな翻訳はなんだろうな?
あと、書式的には改行(<br />)が消えてしまってるな。
でもまあ、こんなもんなのかもしれない。

一方予想外な部分が大幅に変わってました。
ページ右の方にある「自己開示」の部分。
大幅というか激しく変わった。
変わったというか、言語が溶解したというか崩壊したというか。
1964年に大きく盛り上がったHi-Red Centerによる過激なイヴェントを起想させるまさに破壊的かつ前衛的仕上がりに、私は思わず恐怖しました。



温泉に行かない日(212) 身軽でいたい男の引っ越し間際について

ここで書いたように、諸般の事情により、来週半ばに引っ越しすることになってます。
私はまあ人並みに宿替している人間でして、思い出す限りではこれまで、

  1. 岐阜県岐阜市の繁華街 ⇒ 同市内の田舎
  2. 岐阜県岐阜市の田舎 ⇒ 愛知県知多郡美浜町
  3. 愛知県知多郡美浜町 ⇒ 岐阜県岐阜市の田舎
  4. 岐阜県岐阜市の田舎 ⇒ 大阪府枚方市
  5. 大阪府枚方市 ⇒ 東京都多摩市
  6. 東京都多摩市 ⇒ 東京都調布市
  7. 東京都調布市 ⇒ 大阪府枚方市
  8. 大阪府枚方市 ⇒ 京都府八幡市
  9. 京都府八幡市 ⇒ 現在住んでいる市のA地点
  10. 現在住んでいる市のA地点 ⇒ 現在住んでいる市のB地点(現住居)
  11. 現在住んでいる市のB地点(現住居) ⇒ 兵庫県宝塚市
  12. 兵庫県宝塚市 ⇒ 現在住んでいる市のB地点(現住居)
  13. 現在住んでいる市のB地点(現住居) ⇒ 同県内東部エリア(今回の引っ越し)
という程度かな。
多摩とか調布とか永山辺りをうろついていたのは、前の会社に就職してから間もない20代前半でしたが、その頃確か大船にも一時期住んでいた筈。
大船から新宿まで毎日通うのが酷くしんどかった記憶があるし、横浜銀行大船支店の通帳もまだある。
要するに会社の寮を短期間のうちに渡り歩いていたんですが、もしかしたらもう一箇所くらい別の場所に住んでいたかもしれないな。
記憶なし。

しかしまあ改めて引っ越し履歴を書き出してみると、私ってまあそこそこ引っ越しを繰り返しているんだなあと思いました。
で、この程この引っ越し経歴リストにめでたく項目が追加されたわけです。


2013年6月9日日曜日

温泉に行かない日(211) 味沢という飯屋に行ってみた

会社の友人が以前から「あそこが気になっているんだ」と言っているお店があります。
浜松市北区のアピタ初生店(改装中で一時閉店中:2013年6月現在)の前にある元追分の交差点から、県道261号線(俗称:姫街道)を南東にしばらく走ると豊隆団地という交差点に出ます。
その交差点近くにある味沢(あじさわ:静岡県浜松市東区有玉西町2417-9 ‎:053-472-6296:営業時間・定休日は未確認:公式ウェブサイトなし)が、その「気になる店」なんだそうです。
なんで気になるかと聞いてみたんですが、
  • 外見がボロくて怪しげだ
  • ヘタウマ手書き風(鷲沢体に一寸似ている)の看板が怪しい
  • いつも電気がついてないような気がする
  • でもたいてい店の前には何台か車が止まっている
  • 人が出入りしているところを見たことがない
  • なんかいつも手書きの張り紙がしてある
  • 以上のことから自分一人ではとても入る勇気がない
ということでした。
私、みよし湯に行くときにはたまにこの辺りを車で走るんですが、こんな店全く知らなかったんで、実際に現場に行く前に(悪名高き[1])Googleストリートビューでもって店の風体を観察してみました。



ううむ。

これは確かに会社の友人が言うとおりだ。
若いおねいちゃんあたりだったらきっと二の足を踏むだろうな。
結構シビアな感じに見えます。
しかし、周囲から「神経がない男」「鋼鉄の心臓を持つ男」[2]を評価されている私のようなおっさん的には特に問題ないな。

さがら子生れ温泉(1)

昨夜は、年1回は必ず開かれるビジネスパートナーとの呑み会で痛飲し、今朝の起床は10時。
痛飲した割には二日酔いなどの症状は見られなかったためエイヤッとベッドを抜け出しました。
今月末に引越しがあるので、クロネコヤマトのサイトから予約を入れたりしてから自分で作った温/泉/週/記Map(Googleマップ)でもって本日行くべき温泉を探索。
あまり遠くなくて、あまり行ったことがなくて、あまりがっかりしないような場所はどこだろうと地図を弄るうちに、牧の原というところにあるさがら子生れ温泉(静岡県牧之原市西萩間672-1:0548-54-1126:¥500/3時間:10:00~22:00:定休第2火曜日 12月31日~1月1日 3・6・9・11月の第2火曜日~木曜日)に決めました。
この温泉にはこのブログを始める相当前に行ったことがありますが記憶が定かではなく、上に書いてあるマップでのコメントにはかなり後になってから、
恐らくいい温泉なんだろうけど、あの混み具合じゃあ、心身を開放する事は全然出来ない
等と書きました。
う~ん、果たしてそんな激混みの温泉だったかなあ?
まあ行けばわかるさ、と早速温泉ロード(国1バイパスのこと。自分で勝手に命名した)で東に向かいました。
約1時間半のドライブで現地に到着。
土曜日の早い午後なんですけど、駐車場の埋まり具合はほぼ半分ってとこ。
混んでる様子では無さそう。
建物は上から見ると全体がアーチ状で、結構モダンな感じ。
うんうん思い出してきたぞ。
車を降りて入り口に向かって歩いていると、建物周辺には「祝 200万人達成」みたいな幟がたくさんたってました。
人気なんですねえ。
そして温泉と思われる香りが僅かに流れてきます。
いいぞいいぞ。
入り口に設置されている券売機で入湯券を購入し、早速男湯へ。
浴室は「愛鷹の湯」と「萩の湯」の2つがあり、多分定期的に入れ替えていると思うんですが、本日は岩風呂である「愛鷹の湯」が男湯です。
ちなみに「萩の湯」は木のお風呂です。
板場に入っても全く混雑感はなく、あの地図のコメントは何だったのだろう、等と考えながら裸になって浴室へ入りました。
かけ湯で体を綺麗にしてから、まず「源泉かけ流し」と書かれている、4人入ったらいっぱいな程度の浴槽へ。
お湯の色は、薄く淹れたお茶のような感じで、最初のうちはややつるな感じの肌触り。
柔らかい感触の温泉。
湯口から流れるお湯を少しすくって舐めてみると、なんというか丁度良い塩加減^^;
浴室には「源泉のみ 加水一切無し!」と書かれた張り紙が貼ってあって、自信があるんですねえ。
でもまあ確かに悪くない泉質で、よく温まる感じです。
ここの浴室内にいるのは矢張り殆どが爺さんで、私より年下と思われる人間は一人だけ。
従って、聴こえてくるのはスピーカーからこぼれ落ちてくる小音量のオルゴールによるサザンナンバーだけで、会話する声などは殆ど聞こえて来ません。
私も皆さんと同じく、黙ったまま源泉掛け流し浴槽に入ってました。

そんな中、私より後から入ってきたジジイが源泉浴槽の私の隣に来て、


2013年6月2日日曜日

みよし湯(12)

この6月下旬以降、ご当地の銭湯にも中々行けなくなる環境に変わるため、今月は住居地周辺の銭湯・温泉・スー銭等、行けるところには出来るだけ行っておこうと思います。
先ず本日はみよし湯の日です。
しかしここは相変わらず、馴染客に愛されていますなあ。

(言っとくけど「馴染客」だぜ。どっかの会社の吹けば飛ぶような自称マーケティングリサーリ担当の薄っぺらい男みたいに「リピーター」なんて言葉を使ったら、みよし湯のお客に張り倒されるぜ)

私といえば、幾つか所用を粉した後、開店時間である15時ジャストに到着したのですが、もう既に結構な人数のお客さんが入ってて、その上驚くべき事に板場でパンツを脱いでいると早くも浴室から引き上げてくる爺さんもいたりして。
開店同時に浴槽に飛び込み、ひとっ風呂楽しんでからさっと出てコーヒー牛乳飲み干して帰宅する。
何とも粋ですよねえ。


2013年6月1日土曜日

温泉に行かない日(210) あらたまの湯後日譚

暇な男である私は、あれからうじうじとあらたまについて調べていたんですが、青空文庫ってところで折口信夫の万葉集研究って本に、「あらたま」に関する記載があるのを見つけました。
折口信夫っていやあ柳田国男に続く民俗学者だと思ってたんですけど、文学研究もしてたんだね。
まあもちろん、民俗学の視点からみた万葉集、という感じなんでしょう。
「あらたま」に関する部分をちょっと抜き出しました。
魂はやす行事
東国では、旅行者の魂を木の枝にとり迎へて祀る風があつたらしい。 此も妹いものする事だつたらしい。 此をはやしと言ふ。  
あらたまの塞側キベのはやしに、汝を立てゝ、行きかつましゞ。 いもを さきだたね(巻十四) 
(中略) 
きべは、村の外囲ひの柵塁の類である。 あらたまは枕詞。 遠江麁玉あらたま郡辺で流行した為に、地名を枕詞にして「き」を起したのだ。 きべは地名説はわるい。 村境で、魂はやしの式を行ふのである。 木を伐つて、此に魂を移すからはやしである。 処が、此はやすには、分霊を殖フヤし、分裂させる義があるのだ。 「旅出の別れの式に、妹よ。 汝ナを立ち見送らしめては、行き敢へまじ。 妹よ。 先だち還れ」。 此に近い意だらう。(以下略)
ううむ。
文体は口語体なのは良しとしても、歴史的仮名遣いではちょっと読みづらいんで(丸谷才一先生ゴメンナサイ)、私の分かる範囲で現代仮名遣いに変換してみよう。
また、現代では一般的ではない漢字の使い方をしている部分とか今となっては使わない表現は私の独断で現代風に直してみよう。
読みやすいように改行も入れてみます。
魂はやす行事
東国では、旅行者の魂を木の枝にとり迎えて祭る風習があったらしい。
これは同胞女性のする事だったらしい。
この風習を「はやし」と言う。 
あらたまの塞側キベのはやしに、汝を立てゝ、行きかつましゞ。 いもを さきだたね(巻十四) 
(中略) 
「きべ」とは、村の外囲いの柵塁の類である。
あらたまは枕詞
遠江麁玉(あらたま)郡辺で流行した為に、地名を枕詞にして「き」を起したのだ。
きべは地名説ではないと思う。
村境で、魂はやしの式を行うのである。
木を伐って、ここに魂を移すからはやしである。
ところが、これはやすには、分霊を増やし、分裂させる意味があるのだ。
 「旅出の別れの式に、妹よ。 汝を立ち見送らしめては、行き敢へまじ。 妹よ。 先だち還れ」。
こんな感じの意味だろう。
ふうんそーか。
なるほどな。
ま、きへ(きべ)が地名でも木のことでもどっちでもいいんですけど、少なくとも折口信夫は「あらたま」は枕詞と書いているね。
成る程なるほど。

で、今回の結論。

折口信夫によるそれっぽい資料を見つけて、これみよがしにいじくりまわしてはみたが、要するにわしの脳みそでは全然さっぱり意味がわからん。

以上である。
本日終了!