2021年9月4日土曜日

温泉に行かない日(509) 対応がクソ速くて吃驚したぞNTT西日本

今週9月1日の火曜日夜、宅内のWi-Fiがいきなり落ちた。
機器を確認してみると、2015年頃に設置したVDSLモデムのランプがついとらん。
電源コードが脱落したんじゃろうと思い挿し直してみたがだめじゃった。
要するに突然死したんじゃろう。
電子通信系のデバイスではよくあることじゃ。
しかしまあ、Wi-Fiが死ねばワシも死にますという事でもない。
取り敢えずワシの愛機iPhone6sは4G回線が繋がっとるので問題はない。
ただPCが使えない(デザリング契約はしておらん)のはやはり少し不便じゃし、何と云っても今月中旬には山下達郎シアターライブ PERFORMANCE 1984-2012の配信があり、それは絶対に見逃すわけにはいかん。
少なくともそれまでには原状復帰しとく必要がある。
ワシは事務所に出勤してから、回線(フレッツ光)を契約しとるNTT西日本のサイトを開き、お問い合わせフォーム(WEB116というやつじゃ)で窮状を訴えておいた。
で、午後になって電話がかかってきた。
0120で始まる番号じゃったからNTT西日本からじゃろうと思ったが、出てみるとやはりそうで、やや関西弁混じりの男性の声がする。
「この度は申し訳ありません」
「いえ。無いと生活できないものでも無いので大丈夫です」
「で、お客様。ご確認したいのは今からご自宅に伺って修理をさせていただいて宜しいかどうかということなんですが」
なんじゃろうか、もう修理したくてしたくて堪らないという感じの、前のめりなイキイキした声に変わった。
修理魂がみなぎっておるというかなんというか。
まさに「No 修理 No Life」状態。
「は?え?今から、ですか?いやちょっと待ってください。今仕事中で帰宅も夜になります」
「ははあ、そうですか」
「で、原因ははっきりしてまして、VDSLの電源が落ちてるんです」
「ああ、モデムの故障ですか。となると交換ですね」
「はい。私もその交換という言葉を期待してました」
「わかりました。では交換品を送付します。申し訳ないんですが交換作業はお客様ご自身になります」
スプリッターから伸びとる2芯のケーブルと、ルータに繋ぐLANケーブルをVDSLモデムにぶすりと刺して電源を入れるだけの作業。
子供でも誰でもできる簡単な作業じゃ。
「それは全く問題ないですね」
「はい。で、故障したモデムは交換品が入っていた箱に入れて送り返して下さい。着払いの伝票も同梱してますのでそれをお使い下さい」
着払いか、ありがたい話じゃ。
「郵便局のほか、LAWSONでも受付できます」
これもありがたい。
自宅最寄りのコンビニはまさにLAWSON。
「ああ、すみません。助かります。ありがとうございます。よろしくおねがいします」
と云ってワシは電話を切った。
電話の際には所要期間は特に確認せなんだが、まあ今日送付してくれれば早ければ明後日か明々後日には届くじゃろう。
その程度であれば全く問題ない。
その日の仕事を終え、スーパーに寄って酒と明日の弁当を買って帰宅すると、ポストに何かメモが挟まっておる。
見ると、宅配ボックスに荷物を入れておいたということが書いてある。
メモ主は、NTT西日本じゃ。

「えええええ!」

ワシはこのような声を出して正直吃驚した。
だってWEB経由で問い合わせをしたのがその日の早朝。
電話があったのは確か13時頃じゃ。
その数時間後に帰宅してみたら交換品が届いておったわけじゃ。
すごく速い対応だぞ。
これは郵送とか宅配便ではなく、NTT西日本関係者ご自身がハンドキャリーでワシのとこに届けてくれたに違いない。
これは本当に有り難い。
なんじゃろうなあ、想像するにNTT西日本には「通信は重要なインフラである」という自覚というか思いというか信念のようなものがあって、重要インフラたる通信が途切れる状態は無いに越したことはないが、もし万一途絶してしまったならばその時間は極小であるべきと考えておるんじゃろう。
わしの場合は暫くWi-Fiが使えなくとも何の問題もないが、自宅勤務の裾野が広がっとるこのご時世、1分でも使えなかったら大変に困るという人も増えておるじゃろう。
そういったこともあるので、今回のNTT西日本の対応は素晴らしいの一言に尽きる。
やあ、今回は助かりました、ありがとうございました。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。