2011年11月29日火曜日

温泉に行かない日(50) 食欲には勝てない

禁煙よりもダイエットは遥かに難しいとこのごろ本当に感じています。
煙草をやめてから約100日が経過し[1]、それはそれで良い事なのですが、まあ太る太る。
世間ではよく「禁煙すると飯が旨くなってバカバカ食い過ぎるから太るんだ」と言われていて、我が禁煙治療主治医たるU野先生もそういっていました。
しかし、禁煙前と後で飯の量がそんなに増えたかというとそうでもない様な気がしますし、第一今のところまだ味覚喪失の状態が続いているので「飯が旨くなった」たる実感はありません。
要するに、禁煙と体重増加(肥満)のタイミングが一致したのは多少の因果関係はあるかもしれないけど、殆どの部分は偶然なような気がします。
体重増加した原因はもう端的に「運動不足」。
これしかないです。
確かに、飯を減らす方向でのダイエットをやればいいのだろうけど、意外にこれが難しい。
飯は旨くはないけどマズくもないですから、なんだかんだ言ってもヤッパリ食べちゃうんですね。

ですので、飯を今まで通り喰いたければ、喰った分消費しなければいけません。
毎朝、30分全力で歩きます。
当たり前すぎる結論で、なんか、どうもすみません。

[1]
この部分は後日(11/29)フォローなんですけど、禁煙からの日数について他者の力を借りて正確に記載すると、

┏━\<^-^*> ニコレット禁煙カウンター |^ロ^|/━┓
【禁煙開始】2011年08月10日【禁煙日数】112 日目!【経過時間】2674時間00分32秒
【禁煙金額】36,768円【禁煙本数】1,671本【禁煙長さ】142.1m

ギザのピラミッド(エジプト)<138m換算↑>に到達!
┗━ p(^-^)q ━━ http://www.kinen-ch.com ━━━┛ 

という事になります。

112日目か…。
113日前には吸ってたんだ…
旨いマルボロをなあ。
113日前って、何曜日だったっけなあ、はぁ。
くそおおおお、煙草吸いたいぜ。
すげえ吸いたい。
しつこく繰り返しますが、まさに今、ホントに全く今ですけど、非常に煙草が吸いたくてたまりませんがね、しかし我慢してます。
全然我慢は出来るぜ。
だけど(だからこそ)禁煙は苦しいぜ!

2011年11月23日水曜日

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(1)

先の11月19日の土曜に「暫く休みます」と書きました。
その頃、片付けなければならない深刻な問題が発生し、現在もそれにどっぷりと浸かっている状態です。
しかもその原因は全くの自責である上に、その問題により何の罪もない他人に物凄いド迷惑をかけてしまったという事から可成りの深さの自己嫌悪に陥っていて(一瞬「死んじまおうか」と思ってしまうくらい)、現在に至るまで非常に落ち込んでおり、心身ともに疲れています。
死ぬまでには至らないと思いますが[1] 、この落ち込みは今後暫く続きそうです。

しかし、少しでも落ち着いて自分の気持ちや状況を静かに正視し、今後への道を見つけねばなりません。
その為に少しでも役に立つかもと思い、落ち着かない自宅を出て、近くの温泉に行ってみました。
こんな複雑で落ち込んだ気持ちで温泉に行くのは生まれて初めてです。

以前にも書きましたが、私は比較的クルマの運転はうまいと思っています[2]
しかし今日の気分は余りに重すぎ、長時間の運転には耐えられないと思った為、すぐに行ける、だけどお湯はいかにも温泉っぽい所に行きました。
行き先は、かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(静岡県浜松市北区三ヶ日町都筑2977-2:053-526-1201)。
自宅から車で30分も走れば着きます。
建物の見てくれは典型的な「かんぽの宿」であり、とても「お湯はいかにも温泉っぽい所」には見えません。
ただ、実体験して頂ければ解りますが、焼津黒潮温泉元湯 なかむら館と同じ系列の、塩辛く苦いお湯です。
ただ、なかむら館のような澄度の高いお湯ではなく、お茶色の濁り湯です[3]
表示等によると、普通に循環・塩素消毒しているようですが余り気にはなりません。
寧ろ、内湯・外湯ともに僅かですがOverFlowが見られるくらいです。
昼過ぎに訪れたのですが、お客さんは殆どが地元の方ではしゃいでいる観光客は見られず、落ち着いて温泉に浸かっていられる環境です。

やや熱く加温された温泉が張られた露天風呂にゆっくり浸かって、この度の自分のバカさ加減を考えてみました。
この間47歳になりましたが、そのような人間がしでかしたとも思えぬ事をしでかしてしまい、多少なりとも他人に迷惑をかけてしまった事について数十分の間、じっくりと考えてみました。
今後どうすればいいのか深く考えてみました。

パーソナルな事ゆえここには書けませんが覆水盆に帰らず、しでかしてしまった事は仕方がない。
大変幸いな事に、今回の事に対してキツく意見をしてくれる人物がいる。
その人の言葉に謙虚に耳を傾け、迷惑をかけた人には心よりのお詫びを申し上げ、もう二度と今回のようなバカな真似はすまい。
もう少し年相応の大人にならねば…

という、普通の常識人からすると、
「なんですかこれは?こんなあたりまえの事でさえ考えられなかったのですか!」
と誰もが思う結論に至りました。
本当にバカですみませんと言う感じです。

でも兎に角、お湯に浸かりながら、対面に坐っている白い髭生やした爺さんの顔をぼんやり眺めながら、
「ああ… 私は今までいろんな意味でつけあがり過ぎていて、他者を見下した傲慢な態度で過ごしてきた。今回の事でそれに気付き、今後修正出来る機会を得た事は幸いであった」
という人として当然の気付きを得られた事、真っ当な気持ちになれたの事は良い事であったと思います。
温泉にも、私に意見をしてくれた人にも感謝する次第です。
有り難うございました。
想い出の温泉になりそうです。

[1]
どうかなあ。
悪いのは全部わたしなので真剣に心からお詫びしてみます。

[2]
つまりこの思い上がりがダメなのです。
今回のトラブルを引き起こしたのも、要するにこのような思い上がりです。
今後はもっと慎ましくします。

[3]
一部のサイトに「内湯メイン浴槽の隣にある小さな浴槽は底がつながっていて同じ温泉が入っている筈なのだが、不思議な事に透明」のような事が書いてありますが誤りです。
小さい方の浴槽は所謂「白湯」です。
メイン浴槽と露天風呂の源泉の塩分が濃いために、上がり湯として用意されていると思われます。

2011年11月19日土曜日

禁煙不定期記(7) 禁煙は苦しい!

昨夜、久しぶりに強烈な喫煙夢。
大好きだったマルボロを嗜みながら散歩したり、お酒を飲んだり、好きな人とお話ししたり…

夢というのは実にヘンテコリンなもので、煙草に関わるシーンが次から次へと現れてきます。

大好きな川を眺めながら土手に座って煙草をくゆらせているところ
何かの肉体労働の後、仲間と互いの煙草に火をつけあっているところ
眺めのいい走りやすい道を車で快走しながら煙草を吸っているところ
ウェストレイクの素晴らしい小説を読みながら紫煙を楽しんでいるところ
等々…

現の世界では、禁煙してます。
禁煙はしてますが煙草がキライになった訳では決してなく、ただ吸うのを我慢が出来るようになっただけなんで、はっきり言って要するに今でも煙草が吸いたかったりします。
よく、
「呑み屋で隣のヒトが吸い始めたら危険」
といいますが、私の場合それはあんまりどうってことなくて、なんというか、なんでもないふとしたなにげない時に吸いたくなったり、精神的に疲れているときに吸いたくなったりすることが多いようですね。

夢の中での一服があまりにも旨かったため、現の世界の禁煙がぐらつきそう。
でもせっかくやめられた煙草です。
半年目指して、もう少し続けてみましょうかね。
あと80日ほどです。

┏━\<^-^*> ニコレット禁煙カウンター |^ロ^|/━┓
【禁煙開始】2011年08月10日【禁煙日数】101 日目!【経過時間】2420時間53分06秒
【禁煙金額】33,287円【禁煙本数】1,513本【禁煙長さ】128.6m
フジテレビ社屋<123.45m↑>に到達!
┗━ p(^-^)q ━━ http://www.kinen-ch.com ━━━┛

2011年11月16日水曜日

温泉に行かない日(48) 秋刀魚BBQを再度画策する

先月の1日に「温泉に行かない日(40) 秋刀魚BBQ画策中」というポストをしました。
報告はしていなかったのですが実はその後、ちゃあんと秋刀魚BBQを実行していたのであった。
静岡県春野町になるのかなあ、気田川の岸に行き、地面に穴を掘って炭を熾し、網で秋刀魚を焼いて食って酒呑みました♪。
秋刀魚の他にオクラ・トマト・椎茸等のホイル焼きも楽しんだですよ。

で、これに(まさに文字通りの意味で)味をしめたわしは、「第2回 極私的秋刀魚BBQ大会」を再度画策中。

寒い中、河原で秋刀魚はほんとに最高です。
寒い河原にバカキャンパーは来ませんし、マナーのマの字も知らない釣り師も来ないので、寧ろのびのび秋刀魚できますよ~。

来月辺り、ホントに寒くなってからの予定。

2011年11月14日月曜日

森林露天風呂(2)

糞オヤジ3人組に辟易はしたけど、相変わらずの素晴らしい風情に満足し、次に向かったのは森林露天風呂。
土曜日、かつ絶好の行楽日和、かつ紅葉が次第に色づき始めた時期ゆえ、接岨峡温泉駅は観光客であふれかえっていた(というのは言い過ぎだけど…)です。
しかし、駅のド真ん前にあるこの温泉施設に足を運ぶヒトは何故かいないのが不思議である。
せっかく良い温泉なのに残念なヒトたちだとの思いと、来て貰っては決して広くない浴槽がパンパンになっちゃうから来るな、との相反する思いを胸に階段を上っていったのであった。
ここも温泉会館と同様、時間が経っても好ましい風情に変化はない。
内湯と外湯に代わる代わる入りながら、お湯と自然を楽しむ時間を過ごした訳であります。

ただ…
マスコット犬の元気が無いような気がする。
前に比べて覇気が無くなってきたというか…
一時的なのもであるなら良いのだけどと思った次第です。

2011年11月13日日曜日

接阻峡温泉会館(2)

で、接岨峡温泉を目指したのです。

自宅からそこそこ遠いのにも関わらず、ここには何度も足を運んでいる。
以下は数年前、わたしがここに最初に行ったときの感想です。

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ここもいいです。5★に近い4★です。
勿論、ここから頑張って車で走って赤石温泉白樺荘に行って最上の湯に浸かるのも極めて正しい判断です(ちなみに白樺荘は5★です)。[1]
しかし大井川鐵道で来た旅人がここにちょっと寄って楽しむのも極めて正しい判断です。
脱衣所は広くなく、浴室もシャワー7基、浴槽のベスト入浴人数は3人という狭さだ。
しかし、いいのだ。
いいか、なーんにもないぞ。風呂と休憩スペース(有料)だけだぞ。
浴室内も、浴槽とシャワーのみ。
以上!さっぱりしてる設備状況だ。
だから、いいのだ。
近所の銭湯+温泉、という感じで、ボクにはなじむんです。
お湯は、そうですね、ぬるぬる系です。
ぬるぬる度は白樺荘に劣るかもしれませんけど、十分ぬるぬるだ。
ぬる湯好きの私が、入った瞬間は熱いかな、と感じましたが、入ってると慣れてしまった感じです。湯冷めはしませんでした。
観光シーズンには激混みになる寸又峡に無理していくよりは、ボクはこっちをお勧めします。
汽車で来た方、及び代替運転手のいる方、ここのフロント+自販機には何故か酒類の種類が(笑)豊富で、リーズナブルで勘所を押さえたおつまみもあり、入ったり休んだり飲んだり、醒めたらまた入ったり、と言う事ができる穴場です。
唯一点、男性諸氏、浴室の窓を開放して火照った体をクールダウンする場合、前面道路からお○んち○までもろ見えだ、という点のみご留意を(しかし交通量は極めて少ないよ)。
休憩室に金とるなという意見もありますが、ここのように、使う人からのみ利用料を徴収する方がフェアですね。
----------------------------------------------------

です。
上記の感想は2008年10月頃のものですが、今もこれと変わらないです。
ロッカーが新調されていたりシャワーが良くなっていたりしてますが、程よく鄙びた誠に風情のある温泉銭湯の雰囲気はそのまま保たれていました。
但し、建物の外に掲げている旗は興ざめです。
あんなもの出していなくても来る人はちゃんと来ますので、撤去した方が良いです。

客筋も大抵の場合問題ないのですが、昨日の場合は残念な事に、大井川鐵道の中で可成りきこしめしてきたと思われるクソジジイ3人組が大変に五月蝿く騒いでおり(汚く酔っぱらっており、でかい声で同じ話題を繰り返し繰り返しする。掛湯もしないでいきなり浴槽に入る等々。独りは浴槽で寝穢い状況になっていた)非常にうざかったですね。
わたしは年長の人に然るべく敬意を抱いている者ですが、だからこそ却って敢えて言いますが、あの様な傍若無人な糞なバカジジイは、早く死ぬべきでしょう。

お前らは今すぐ、卒中かなんかで死になさい。

バカに逢ったのは何回も通っていてこれが初めてですし、ワタクシ以外の客もうっとーしそうにそのクソジジイどもを見ていたので、こんな客は余り来ない珍しい存在だと思われます。
従いましてみなさん、ここへは安心してお出かけくださいね。

[1]
2008年当時は、旧「赤石温泉白樺荘」が存在していた。

接阻峡温泉会館(1)

昨日の土曜日午前中、ワタクシは激しく悩んでいた。
TPP[1]には賛成すべきかどうなのか、渡辺君が独善なのかはたまた清武君がおかしいのか、北海道の陸自が九州に展開するのは正しいんだかどうなんだか…
ノダ君の無能さ加減を一国民としてどう取り扱えばいいのか…
ことほど左様に悩みは数多存在し、それぞれ根は深く、一朝一夕に片付く事はない。

しかし、更に深く私を悩ませ、混乱させ、気持の整理がつける事が出来ない悩みは、

「今日はどこの温泉に行きゃあいいんだ?」

の一点に尽きる。
TPPも渡辺君も清武君も北海道の陸自もノダ君も、私独りじゃどうしようもないので悩んでも無駄なんだけど、自らが行くべき温泉については自らの考えで決める事が出来るから悩みがいがあるというものだ。
で、悩んで悩んで悩み抜いた結果、ここは一つ前回パスった「平山温泉龍泉荘」しかあるまいと決心し、クルマに乗り込み東へ走り出した…
のだけど、なんだか最近は東方面に向かう事が多いなあ、たまには別の方角に行ってみるかとの気持ちが抑えられなくなって、国1バイパスの向谷(むくや)ICで降り、県道64号線をひたすら北に向けて走ったのであった。
この方面にはいくつか温泉がある。
私が知っている範囲で出くわす順に紹介すると、
  1. 田代の郷温泉 伊太和里の湯(いたわりのゆ)
  2. 小田温泉(こだおんせん)
  3. 川根温泉 ふれあいの泉
  4. 寸又峡温泉 町営美女づくりの湯
  5. 森林露天風呂
  6. 接阻峡温泉会館
  7. 南アルプス赤石温泉白樺荘
であるが、1.は3.からのローリーなのでわざわざ行く価値なし(だし、何故かいつも激混み。まあ一応は3回程度は現地までは行ってます。土日祝日に関して言えば、比較的広いと思われる駐車場にクルマを止められない程の混み具合。それを知ればあんたも行く気なくすだろ。ローリーだぜ。信じられないぜ)。
2.に関してはすげえ入りたいんだよ。だけどね、休業中(廃業ではないと思われる)なので残念ながら入れない。小田温泉、伝説化しています。
3.は確かにいい温泉なんだけど、いつ行っても激混みであり、人ごみ大嫌いな私はぜんぜん行きたくない。
但し、何時かコテージに泊まってゆっくりしたいと考えてはいますがね。
4.は行ってもいいけど、現在は紅葉の時季でありあの辺は大変混み合う事が予測され、かつ、あのクソ狭い県道77号線を、正面から突っ込んでくる大井川鐵道バスに怯えながら走るのは、山道大好きな私でもヤッパリ疲れるのでパス。
5.と6.は今回次回及び次々回の本題なので今は飛ばします。
で、最後の7.は、(残念な事に旧施設時代に比べ明確に激減した)そのクオリティを考えると、万難を排してあの距離及びあのハードな道を走る価値はないから、検討する余地さえない。

残るは接岨峡温泉関係の2施設。
という事でね、今回は久しぶりに接阻峡温泉ハシゴをしてきたのであった。
ふふふのふ。

[1]
ん、TTPだったっけ?
え?なんだあ?PPPぃい?
違うなあ、TTTだったっけ?
もうどうでもいいやあ。

2011年11月5日土曜日

禁煙不定期記(6) 禁煙は出来ます!

こんな超個人的で意味のないブログでも、世に公開していればGoogle先生の御力により、何かの検索に引っかかり、私が知らない他人が読んでいくこともある。
ブログの統計ページによるとその数約2600人ちょっとと言うことになっています。
⇒にあるヘンなカウンタでは今現在2900人ちょっとを示しているけど、何だか多めに出ているようです。
まあどっちにしてもアクセス数はそんなには多くないと思うのだけど、その少ないアクセスを眺めていると、妙な事に気づいた。

このブログは、タイトルも内容も基本的には温泉とか入浴の件なんですけど、チャンピックスっていう禁煙補助薬の助けを借りて禁煙を始めた一時期、それをテーマに何回か集中的に書き込んだ時期があります。
そのチャンピックス日記シリーズにも、温泉ものと負けず劣らずのヒットがあるのですよね。
多いものは100ヒットくらい、平均では20ヒットくらいかねえ。

このチャンピックス日記には、Googleか何かの検索エンジンで「チャンピックス」「日記」「禁煙」等の言葉や、それらの組み合わせで検索するとヒットするらしい。
流石にトップヒットではないけれども、大抵2〜3ページ目には乗ってくるので、何かのついでに見て行く人が多いようなんですね。

禁煙もので一番多い閲覧数なのはチャンピックス日記(10) 服用8日目/禁煙1日目
やはり禁煙1日目ってのは禁煙を目指すヒトにとってはキーになる日の一つなのかな。
チャンピックスっていうのは、服用開始後1週間は煙草を吸ってヨシっていう、喫煙者にとっては誠に仏様みたいな薬なんですが、でもどっちにしても翌日の8日目からは禁煙開始となる。
ということで、服用開始後8日目を迎えようとするチャンピックス服用者なんかは怯えながら「チャンピックス8日目」とかで検索してくる事が多いみたいですね。

次はチャンピックス日記(15) 服用13日目/禁煙6日目ですか。
なんでかな?
この回で普通と違うのは、ファイザー製薬のサイトからパチってきた舘ひろしのポスター画像を出してるくらいなのだがねえ。
内容的にはどうってことないんだけど、まあたまたまでしょうなあ。

とにかく、そこそこの数の(禁煙を目指す)来訪者があったのは事実で、こんなアホなブログなりに彼らの参考になっていたとすれば、それはそれで嬉しいと思うんですけどね。

まあ、ここに限らず禁煙日記の類いをブログなどで書いてるヒトは数多あります。
今見てると、みんな失敗したり成功したり中断したりいろいろで面白いね。

私もブログに書いた1人なわけだったんだけどその理由は、禁煙を目指すヒトが良くやる「禁煙宣言」、つまり「わしゃー今日から禁煙するからよろしくね」って声高に宣言して退路を断つってヤツだったんだけど、もう一つはただの単なる面白がりでもあった。
わたしって昔から、自分を落として喜ぶみたいな変な性格があるので、内心では「失敗して泣き言言いながら撤退するのも面白いかな」なんて思っていた節もあります。

結果から言うと、禁煙出来ちゃいました(多分)

でも、ブログでの日記は禁煙の成功には関係なかったように思う。
だってそもそも、誰も見てないんだから「宣言効果」はあまりないしね、ははは。
成功出来たのは、
  1. チャンピックス内服薬を使ったこと
    個人的にはニコチンパッチ・ニコチンガム系ではゼッタイに無理だという思い込みがあったんですねえ。
    理由はよくわかんないんだけど、煙草をやめたら吸入するニコチンが減るから、そのぶん他からニコチン入れて凌ぎましょう、ってのは何だが違う感じがしたんですな。
    わたしの周囲にはニコチンパッチで成功した少数の男達と、失敗した多数の男達がいたしね。
    また私には昔から未開人的な(これってコードにひっかかってないよね?ダイジョウブかな)内服薬信奉があって、それも理由。
    使ったチャンピックスって薬に関して言えば、いろいろ世間を騒がせている話題はあるものの、きちんとした薬効はありますよ。
    ただし、ファイザーのヒトには悪いけどね、内服薬への盲目的信奉心がある私に限って言えば、プラセボでも成功していた可能性があるなあ。
  2. 医者をはじめとする医療関係者のサポートがあったこと
    上で「プラセボでも行けたかもです」と書いたけど、それは騙すヤツがいないと成立しない仮定であります。
    この場合の「騙すヤツ」というのは、言うまでもなく医者であります。
    禁煙治療においては、騙しが上手い医者、患者をおだてるのが上手い医者、これ即ち名医であります。
    まあ、騙すと言ってはなんなんだけど、患者を上手く乗せてモチベーションを上げる事が出来るかどうかがポイントなんだよね。
    それがなければ、如何に素晴らしい薬だろうが有効に機能しないと思いますよ。
    わたしの場合、本当に幸いな事に、禁煙治療に非常に熱心な名医であるU野先生や、先生の治療や私の事を熱心にサポートしてくれたI尾看護師その他のメディカルスタッフに恵まれたのが良かった。
    皆さん実に上手くわたしを騙してくれた。
    感謝であります。
    ネットを見るとチャンピックスや、まあバイアグラ何かはけっこう安く売ってるけど、医者とセットじゃないと意味ないと思いますぜ。
    ネットでの購入は、やめときなさい。
まあ、1.5〜2箱/日という量の煙草(しかも最低マルボロ以上のニコチンタールの銘柄ばかり)を嗜んでたわたしが今の所すっぱりやめられているということは、少なくとも同程度の喫煙量であればわたしとおなじようにやめられる、って事でしょ。
久しぶりに、今現在の禁煙ステータスを見てみようか。

┏━\<^-^*> ニコレット禁煙カウンター |^ロ^|/━┓
【禁煙開始】2011年08月10日【禁煙日数】89 日目!【経過時間】2112時間12分34秒
【禁煙金額】29,043円【禁煙本数】1,320本【禁煙長さ】112.2m
日本一低い火山・笠山(山口県)<112m↑>に到達!
┗━ p(^-^)q ━━ http://www.kinen-ch.com ━━━┛

また、一言アドバイスってとこには、
 「 \(^-^)/【祝】禁煙達成おめでとうございます!あなたは立派なノンスモーカーです」とも書いてある。

だいじょうぶですって、やめられるから。
禁煙開始後数日して襲ってくる離脱症状を恐れるヒトが多いけど、個人的に言えば、あと数日で煙草をやめなきゃ行けないチャンピックス服用後5〜6日目の不安の方が遥かに大きかったね。
要するに、実際禁煙を始めちゃえば意外にどーって事ないんですよね。
ダメだったらダメでいいじゃん、やってみれば?
みてご覧、今日も真っ青な新聞全面広告出してるし。
参考までに、静岡県西部エリアの禁煙希望者はやっぱ聖隷健康診断センターでおっけだと思いますよ。

2011年11月4日金曜日

焼津黒潮温泉元湯 なかむら館 (4)

文化の日か。
つまり勲章の日だな。
文化にも勲章にもとんと縁のない私は、
  • それらを報道するメディアに一切目を通すこともなく朝寝坊を楽しみ、
  • 小腹が空いていたが飯がなかったためチャリに乗って近所のスーパーに言って格安おにぎりとサラダで腹ごしらえをし、
  • 眠気を感じたため再びベッドに入りうたた寝をし、
  • 11時過ぎに目が覚めたので顔を洗い、
  • クルマにガソリンを入れ(134円/L × 20L)、
  • 例により国道1号バイパスを東に向かい、
焼津黒潮温泉元湯 なかむら館に行ったのであった。

本当は平山温泉龍泉荘に行きたい気もしたのだが、今日から今回20回目を迎えたという大道芸ワールドカップが始まっており、これ即ち静岡市内が混雑している事を意味するため、混雑行列大嫌いな私としては外したまでの事。
平山温泉龍泉荘は来週以降、ゆっくりと楽しむことにしよう。

なかむら館は相変わらず地元民で適度な(=好ましい)混み具合。
混んでいると言っても私の他に2人だけなんですけど、ここの浴槽のベスト入浴人数[1]は4人なので、3人というのは好ましい混み具合なのですな。
焼津のヒトの多くは(少なくともなかむら館に来る人の多くは)、なんていうのかな、礼儀正しいというか、そういう感じのヒトが多く、浴室に入る時と出る時には挨拶をしてくれる方が多い。
私もそうする。
しかし私は基本的には(意外にも)人見知りであり、同じ湯つぼに浸かっている地元民も私の事を「ヨソモノ」と判断しているため、大抵は会話までには至らない事が多い。

しかし今日は違った。
ほぼ同時に駐車場に到着した70前くらいのオヤジ、喋る喋る。
昨日行った飲み屋の件、孫の件、今日のお天気の件、最近の体調の件、腰が痛いが何とか歩ける件等々、にこにこしながら大きな声で喋る喋る。
しかし残念なことにオッサンの言葉は地場のものらしく、内容の50%以上は聞き取れない。

こういうときの会話のコツは、
「兎に角ニコニコして頷いている。で、わかる単語があったらそれには食いつく」
である。
それだけで爺さんも私も楽しい時間を過ごせるのだ。

この爺さん、昨日行った呑み屋が高い(焼酎1杯1000円、はんぺん頼んだら普通の1/8位の大きさなのに800円取られた)とか、かなり具体的な地元的話題ばかり喋っているため、
「俺の事を近所のにいちゃんと勘違いしているんだろうなあ」
と思っていたが、さにあらず最後に爺さんは、

「儂は近所で毎日来れるからもう上がるが、あんたは遠くてなかなか来れないだろうから、出たり入ったりして湯あたりしないようにしてゆっくり楽しんで行け。ここのヒトにもそういっておくから。そこの高窓の下のあたりに座ってると風が入って良い具合だよ」

と言い残して浴室を出て行ったのであった。
爺さんめ、駐車場に着いた時に私のクルマのナンバーを抜かりなく確認していたらしい。
爺さん、かっこいいな、脱帽だよ。
ヨソモノと解ってていろんな話をしてくれて、気遣いまでしてくれて。
楽しかったよ。
だから地方小都市に或る銭湯や小さな温泉に行くのはやめられないんだ。

[1]
私は、お風呂には「ベスト入浴人数」というものがあると思ってます。
「物理的最大入浴人数」とは全然異なる概念。
まあ、あくまで主観なんですが、お風呂でもなんでもガラガラに空いている状態がベストという状態ではないよねえ。
それにふさわしい人数というのがある筈なんです。
例えばね、超でかい露天風呂に俺一人というのは決して好ましい状況ではないよね。
勿論逆に、物理的最大入浴人数或いはそれを超えた人数がさあ、あたかも缶詰オイルサーディンの如くぎっしりと浴槽を埋め尽くしている状態も同様(ほら、大規模温泉施設とかによくある「源泉風呂」って大抵バカみたいにちいさくてさ「オイルサーディン状態」になりがちだろ。ああいうのは嫌だろ?)。
そうじゃなくて、なんていうのか、その浴槽なり浴室に最もふさわしい人数を個人的(主観的)にはじき出したのが「ベスト入浴人数」というものであります。