2019年11月30日土曜日

ひがきホテル(1)

三谷温泉のひがきホテル(メディアによっては「ひがき」のみの表記あり:愛知県蒲郡市三谷町南山1-59:0533-69-4111:通常料金¥1500:11:00〜20:00)に行ってきた。
先日購入した三谷温泉 日帰り温泉入浴パスポートを活用する予定で、今回で2ヶ所目じゃ。

最初に入った三谷温泉はサンヒルズ三河湾(愛知県蒲郡市三谷町南山1-76:0533-68-4696:¥600:11:00〜15:00:ポイントカードあり)じゃったがその際、今回行ったひがきホテルの敷地内に迷い込んだという体験をしておったものじゃから場所的にはバッチリわかる。
迷うことなく現地に到着、フロントでパスポートを提示してはんこを押してもらい代わりに半券をもぎられた。

パスポートはこんな感じじゃよ
© ill-health(ruephas) 2019
「パスポートご利用の場合は露天風呂だけになりますが宜しいでしょうか」
全然宜しいです。
内湯だけですと云われるよりは全然いいです。
貴重品をフロントに預け、その脇にある格子戸を潜って風情のある通路を進むと小さな和風の建物があり、そこが露天風呂じゃ。
温泉施設名は「曙光の湯」というらしい。

名前の通り左右から光がさしとるヨ
© ill-health(ruephas) 2019
中々優雅な名前じゃ。
やや小振りな脱衣室に入って服を脱ぎ外に出ると、下の方に続く階段があり行き行く先に露天岩風呂があった。
最大何人ベスト何人などと表記する必要は全く無い。
かなりデカい。
どんな様子なのかはホテルの公式サイトを御覧いただきたいが、その写真でさえここの外湯のスケール感は100%伝えきっておらん。
本当に広々としとる。
そしてじゃ、そして借景。
これが素晴らしい。
これまで入った三谷温泉は冒頭書いたサンヒルズ三河湾というところと松風園というところじゃが、何れも眺められる風景はまあ正直云ってイマイチじゃった(ごめんなさいホテルの中の人すみません)。
しかしここの露天風呂からの眺めは、これは本当に素晴らしい風景でありまさに「実際に行って自分の目で確かめなされ」というしかない。

浴槽はやや深めで浴槽の底にお尻をつけることはできない程度じゃが、浴槽周辺には腰掛けられるように設えがある。
しかしやはり、お風呂の真ん中でお尻をベッタリと底に据えてグダッと出来たらいいのになあと思う。
泉質は基本MTMMで特徴はないじゃ。
ほんの僅かな塩分が感じられたように思ったがもしかしてワシの汗じゃったかも知れん(包丁人味平のエピソードを想起せよ!)。

とにかくここの醍醐味は広大な露天風呂とそこから眺める三河湾の素晴らしい風景じゃろうと思う。
三谷温泉郷にある温泉宿でまだ入っとらんのは3箇所じゃけども、借景では恐らくトップクラスと思われる。
写真を撮っとらんから見せられんが繰り返して云うが、ここひがきホテルの露天風呂「曙光の湯」に浸かりながら眺める太平洋は誠に素晴らしい。
ぜひ行きなされ。

ただし。
ただしじゃ、貧乏人のワシが老婆心を持って云うならば、通常料金1500円払ってここに単発入浴するよりは、それに700円追加してここひがきホテルに加えてあと4箇所入れるパスポートを買うのが吉じゃヨ。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
1.5
風情ポイント
3.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
440
温泉コスパ
1.1
通常価格の場合は0.3じゃよ

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(6) 【HMIのCEOに告ぐ!】

今年12月20日で営業終了を迎えるかんぽの宿 浜名湖三ヶ日(静岡県浜松市北区三ヶ日町都筑2977-2:053-526-1201:¥600)に、先日11月24日に行ってきた。
ここの温泉はほんとに素晴らしい。
温泉欠乏エリアであるここ静岡県西部地区の中ではトップクラスの泉質で、循環はさせとるが実質源泉かけ流しに近い贅沢な温泉の使い方をしとるのもなかなかいい。
是非とも存続して欲しいと思うんじゃけどまあこのご時世、あるいはかんぽ生命の昨今の状況からして廃業するのは万やむを得ないとは思いはする。

よく見るとワシの姿が映っとる
長い脚が映っとる
© ill-health(ruephas) 2019
廃業までもう残り少ないので早速じゃがタイトル通り、数々の(傾きかけた)ホテルを買収して見事再生を果たしておることで有名なホテルマネジメントインターナショナル㈱(HMI:東京都中央区日本橋小網町6-1山万ビル10階)の代表取締役社長の比良竜虎氏に告ぐ。
ここかんぽの宿 浜名湖三ヶ日じゃが、設備面では経年劣化によりややくたびれとるが、ワシが何回か書いとる通り素晴らしい温泉が特色の宿じゃ。
こんな事書いては申し訳ないが、御社の経営しとるつま恋リゾート彩の郷(つまごいりぞーとさいのさと:旧・ヤマハリゾートつま恋:静岡県掛川市満水2000:0537-24-1111)の温泉よりは確かに狭いかも知れんが、泉質においては比べ物にならんと云えばわかってくれるか。
施設名に反して浜名湖からはちと距離があるが、やりようによっては何とか採算ベース以上の経営、即ち利益が生み出せるポテンシャルを持っておると思うんじゃ。
比良竜虎くん、何とかホワイトナイトになってくれんか。
存続するのは最悪、温泉だけでもイイヨ。
ワシがこの施設に関して求め訴えたいことは以上じゃ。
頼んだぞ比良竜虎さん。
お願いした。

あったか〜い、か…
この幟旗を見れるのもあと1ヶ月のみ
© ill-health(ruephas) 2019
さて今回は温泉だけでなく、昼飯もここで認めようという算段じゃ。
というのは、ここではちょっと前から「日帰り限定楽々プラン」というサービスを販売しとって、内容は1000円払えば入浴に昼飯が付いてくるというものじゃ。

壁に貼っておったポスター
税込み1000円じゃよ
© ill-health(ruephas) 2019
流石にどっかの高級旅館のような豪華な昼飯ではなかろうとは思うが、それでもかなりのお得感があると思う。
上の写真では「メンチカツ定食」となっとるが、今回のメニューはアジフライ定食らしい。
入り口の券売機で楽々プランのきっぷを買ってフロントの人にお渡しすると、引き換えに食事券が貰える。

ご入浴・お食事セット券じゃ
ラストオーダーは14時
© ill-health(ruephas) 2019
まずは温泉に浸かってホッとしてから昼飯にすることに決めた。
気のせいかも知れんが、なんだか何時もよりオーバーフローの量が多く感じる。
普段だと、人が浴槽に浸かるとオーバーフローするという感じじゃけども今回は常にオーバーフローしとる。
外湯も内湯も同じじゃ。
こういうのを見るとわけもなく贅沢な気分になれるんじゃけども、もしかして廃業前の特別サービスかも知れん。
そう思うと逆に寂しい気分になってしまうのじゃった。

その相も変わらず素晴らしい温泉を楽しんでから早速館内にある「レストラン浜風」に向かう。

レストラン浜風の入り口
© ill-health(ruephas) 2019
昼時からは少し時間が外れとるせいか先客は爺さん婆さん一組だけ。
席につくと如何にも「EPAで来ました」という感じの極めてにこやかなウェイトレスさんが注文を取りに来た。
フロントで貰った食事券を渡して待つこと暫し。

はい来ましたよアジフライ定食
© ill-health(ruephas) 2019
まあこう云っては何じゃけど、メインディッシュのアジフライは間違いなく冷凍モノじゃろう。
しかしだから美味い不味い云うのは野暮ってもんよ。
素晴らしい温泉に入り、にこやかなウェイトレスさんに持ってきてもらった暖かなアジフライ定食を食べれることは喜びじゃ。
できるだけゆっくり食ったつもりじゃけども、実際にはあっという間に食い終わってしもうたよ。

はい完食
ご飯をもう少し大盛り目にしてくれればなおよし!
© ill-health(ruephas) 2019
満足してレストランを後にして帰宅することにした。
後にする前、状況に変化が現れていないか確認するために念の為館内掲示を確認してみた。

残念ながら変化なし
© ill-health(ruephas) 2019
写真の通り、今のところ矢張り廃業に関しては規定通り進められとるようで残念じゃ。
HMIにはぜひなんとかしてもらいたいもんじゃ。
時間がないよう。


温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
3.0
風情ポイント
1.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
510
温泉コスパ
0.8

2019年11月29日金曜日

プロジェクト "山神社"(47) 三嶋神社

先月の20日に三嶋神社(静岡県浜松市北区細江町中川347)に行ってきて、菜種色の御朱印を頂いてきた。
その頃はたまさかに秋らしい涼やかな気候が少し感じられたため、御神木のなかよしいちょうがもしかして黄色く色づいて来とるのではないかとの期待もあったが残念ながらまだまだ緑色のままじゃった。
もう11月も終わりに近づいてきたのでもうそろそろどうじゃろうかと思って、先日24日に飽きもせず参拝に行ってみた。
10月下旬に比べれば流石に色づいてきておったが、まだまだハッとするような感じでもなく、それでも中々秋らしい雰囲気が深まってきとったように見えた。
なかよしいちょうを眺め終わったので大山くんに参拝しようと表に回ってみたら、例の御朱印無人頒布システムは健在で、というか寧ろパワーアップしとって、前回まではなかった説明書きのようなものが設置されとる。

えへん!
ワシは2枚とも持っとるヨ
© ill-health(ruephas) 2019
これを読むと、この無人頒布システムというか御朱印は中々好評のようであり、通常の無人頒布に加え、遂に有人頒布システムを導入した旨記載しておる。
毎月第2第4日曜日の9時から11時に有人授与を行っとるとのことじゃ。
ご興味を持った方はぜひ参られたい。

いえいえこちらこそありがとうございます
© ill-health(ruephas) 2019
プラケースに収められとる御朱印現物も大増刷の様相を見せており、もう何人来ても大丈夫。
品切れの心配は全く無いと云って宜しかろう。
更にはなんだか沢野ひとしが書き記したようなヘタウマ前衛芸術風御朱印もシリーズに追加されとる。

中々のレア物と思われる前衛芸術風御朱印
欲しい人は今すぐ席を蹴って
三嶋神社に飛べ!
© ill-health(ruephas) 2019
このバージョンはあまり枚数がなかったように見受けられた。
即ち貴重品、レアアイテムと思われるので欲しい人は早めにご参拝なさるのが宜しかろうと思われる。

そして御朱印ケースの横を見ると、何とこんなものがおいてあった。

御神木から落ちてきた有り難〜い銀杏の実じゃ!
© ill-health(ruephas) 2019
しっかりしたビニールの袋いっぱいに詰まった銀杏の実じゃ。
何袋もおいてある。
わしゃ銀杏の実に塩をつけたのが好物じゃから、これは買って帰ろうと思って説明書きを見るとこれまた何と!
御参拝ありがとうございます
三嶋神社の御神木『なかよしいちょう』の実「銀杏」です
どうぞ必要な量をお持ち帰り下さい
三嶋神社総代一同
と書いてある。
これは何と太っ腹なことでありましょうか。
まさに持ってけドロボー状態じゃ。
ワシは思わず心のなかで「必要な量とは、これ即ち全量」と思い、その衝動のまま全ての袋をお持ち帰ろうかと真剣に悩んだが、そのようなことをすればワシは確実に大山くんに嫌われてしまうと考えを改め、一袋のみをありがたく頂くことにした。
銀杏の実の代金分も含めて何時もより多めのお賽銭を賽銭箱に投入しお参りして帰宅した。
帰宅後は云うまでもなく酒を温燗に温め、貰い受けた銀杏の実数粒をを厚手の広告にくるんで500W30秒でレンチンしたヨ。
数回「バン!バン!」と庫内で爆発したがなんの問題もなく調理は終了し、キッチンハサミの根元の部分で殻を割って翡翠色の実を取り出し、ヒマラヤソルトを少しつけて早速頂いたよ。
熱くてホクホクして誠に美味しかったです。
ありがとう大山くん、とても美味しかったよお。
また貰いに行きますんで宜しくお願いします。

2019年11月28日木曜日

温泉に行かない日(412) このブログは本当に「温/泉/週/記」かどうか数値で検証②

まず基本的な統計データから見ていこうと思う。
最初にポスト数を年毎にしたグラフじゃ。

(Powered by Google spreadsheets)

2013年のポストが223なのは不健康で酒まみれなダイエット日記というのをその名の通り略日記状態で書いていたためと思われる。
2011年や2012年も結構多いが、その時期はチャンピックス日記という禁煙ものをこれまたほぼ毎日書いていたため。
逆に2017年のポスト数が極端に少ないのは、関連法人に単身赴任で出向しており、その出向先の業務が非常に厳しかったので余力がなかったためじゃ。
資金繰りに関して塗炭の苦しみを味わっており、夜も眠れない日が多かったんじゃ。

次は更新頻度じゃ。
週/記なのか月/記なのかはたしてどうなのかじゃ。


(Powered by Google spreadsheets)

数値は、1ポスト当たりに所要している日数の平均をとったもので、上のポスト数と裏返しの関係じゃ。
7以下(1週間以下)であれば「温/泉/週/記」という名前の通りじゃけどもそれを超えると公約違反ということになる。
公約違反しとるのは2015年~2017年の期間で、それ以外は1週間に1ポスト以上しておることになる。
全期間平均だと3.6になるので、是即ちまあだいたい1週間に2ポストのペース。
概ね公約達成ということが出来るじゃろう。

次回は「温泉モノ/温泉以外モノ」の観点で見てみるヨ。

2019年11月25日月曜日

温泉に行かない日(411) このブログは本当に「温/泉/週/記」かどうか数値で検証①

  1. 不破雷蔵さんという人がおって、この人は忍たま関係の人ではなくて情報を数値化してわかりやすく伝えてくれる達人じゃ。
  2. このブログの名前は「温/泉/週/記」と云う。
藪から棒になんじゃいと思ったかも知れんがどういう事かと云うと、このブログは名前の通り「週に1回は温泉(もしくは銭湯等)についてのポストをする」という気合を持って始めたんじゃけど、途中からこのページに書いておる通り「このブログは、基本的に日記若しくは雑記帳です」という性格も持ち合わせ始めておる。

基本は温泉じゃけども、本旨は雑記帳。
この状況を不破雷蔵さんの記事のように数値とかグラフでで可視化するならばどうなるじゃろうか。
素人ながらちいとやってみようと思う。

ワシはこのブログで2011年4月23日に始めて以来これまで910本の記事を書き、そのうち公開済みが876本、書き出したものの途中で興味を失って下書きのままの状態であったり一旦公開したものの諸事情により非公開にしとるのが34本じゃ(2019年11月23日現在:このポストそのものは除く)。
可視化するのは公開しとる876本で、行うのは質的な検証ではなく数的な検証。
質的な検証は敢えて行う必要はないじゃろう。
それこそ閲覧数が示している通りじゃろうてへぺろ。
基本的な視点としては、温泉ネタかそうではないかをタイトル及びラベルで判断・区分して数字を拾いグラフ化してみるという感じじゃ。

各ポストにはラベル(タグ)をつけておって、それで絞れば該当ラベルをつけたポストの数がわかるんじゃが、「温泉銭湯に該当」「非該当」を区分するためのラベルはつけとらん。
じゃからつまり、目で数を数えねばいかんので少しく時間がかかる。
今回は予告のみということで、数を数えて集計でき次第順次結果をご報告しようと思っとる。
なあに案ずることはない。
ワシにはカウント伯爵という心強い仲間が居る。
ではまたじゃ。
どどどどど〜〜〜ん(落雷の音じゃよ。わからん人は「カウント伯爵」でググりなされ)。

2019年11月23日土曜日

温泉に行かない日(410) 「自転車以外の軽車両通行止め」を死ぬまでに見てみたい

先日運転免許の更新に行ってきた。

ところでこんなこたあまあどうでもいいんじゃけど、ワシはその時その時の資金状況に合わせて車両を買える範囲で購入し、それに必要な免許を後から取ってきた。
即ち、大学時代1万円でHONDAのTodayという原付(軽自動車ではない)を譲り受けたんで乗るために原付免許を取得した。
その後タダで貰い受けたHONDAのMB50というバイクに乗り換えたがこれも原付じゃったから免許はそのままじゃった。
「ギアを意のままに切り替えて操る楽しさ」というのを初めてワシに教えてくれた忘れ難い1台じゃ。

MB50
原付の癖にシートがやや大ぶりでやたらに長かったため
二人乗りしてもあまり問題なかった
まあ昔の話じゃよ
© Honda Motor Co., Ltd.
and its subsidiaries and affiliates.
All Rights Reserved.
そのうち矢張りHONDAのMVX250Fという3気筒2ストの中型バイクを格安の5万円で購入したため、人生で初めて自動車学校に行き必要な中型自動二輪免許を取得した。
因みにこのバイク、3気筒の内1気筒は常に死んでいたためスペック通りのパワーは最後まで出せずじまいじゃった。

MVX250F
当時大人気モデルであったVT250Fに似ており
よく間違われた
デザインは似とるが性格はV真逆じゃった
© Honda Motor Co., Ltd.
and its subsidiaries and affiliates.
All Rights Reserved.
その後普通自動車免許を取得して親父から譲り受けたスプリンターに乗っとったというわけじゃ。

これが当時乗っとったスプリンター
まさにこのモデルの4速マニュアル
今見ると案外押し出しのあるフロントじゃなあ
クラッチは鋼鉄の如く固く渋く
渋滞では左膝が必ず死亡した
© TOYOTA MOTOR CORPORATION.
All Rights Reserved.
原付免許欄に「1」と書かれておる免許証を所持しとる人は案外少ないじゃろうからまあまあ貴重な免許証であり、失効しないように気をつけとる。
普通に更新しとけば失効する事もないじゃけどねえ。
残念なのは小特免許を取らなかった事じゃなあ。

閑話休題。
という事で先日失効せぬうちに更新しに行ってきた。
多くの不真面目な更新希望者とは異なりワシは極めて真面目じゃから、受講中は寝る事もなくスマホをいじる事もなく講師の貴重な言葉を一言も聞き漏らすまいと耳を欹て、重要な情報をワシに齎してくれる素晴らしいビデオを食い入るように見つめておった。
また講師に指示されるままに如何にも無駄に金がかかっておると思われる安全運転テキストのようなものもきちんと確認した。
んなわけ無いだろ、相変わらずの下らん内容に辟易したワイ全く。
そのテキストの中で、特にワシが興味を惹かれたのが藪から棒で申し訳ないがこれじゃ。

著作権は誰が一体持っとるのかのう?
一応予想で書いとくけどねえ
© 多分公安委員会
これは何かと云うと「自転車以外の軽車両通行止め(308)」という規制標識で、
自転車以外の軽車両、具体的には荷車、手押しの台車、人力車、そり、牛馬などが通ることは罷り成らぬ
という意味じゃ。
末尾( )内の308が何を意味しとるのかはわからぬ。
実はこの標識、遥か大昔の幼稚園時代に住んどった岐阜市街、うーん多分国鉄岐阜駅の辺りで見た記憶がある。
本当に薄くて微かな記憶なんじゃけども、普通にクルマが通る事が出来るくらいの道から折れてやや細い路地に入るところに立っておって、物理的にもその細い路地の入口には何本かポールも設えられており自転車は入れるが荷車のような横幅があるものは入れんようになっておったイメージじゃ。
まあこの記憶自体も間違いかも知れんし、そうだとするとワシはこの世に生を受けてから今の今までこの標識を見たことがないという事になる。

要するに何を伝えたいかと云うと、死ぬ前にこの標識を実際に目の当たりにしたいというのが今回の趣旨じゃ。
今や時代はまさに21世紀。
牛馬が引いた荷車が道を通る事も全く見かけなくなった。
東北北陸北海道辺りの雪道を驢馬に引かれた橇が進む事もなくなった
ワシが小学生の頃には、自転車サイドカーに乗った日焼けしたおっさんがぷうとラッパを吹きながら豆腐を売りに来とった。
その豆腐売りのおっさんも、この標識がある場所は通行禁止じゃったじゃろう。
さぞ困った事じゃったじゃろうと思う。
しかしてサイドカーで豆腐を売りに来るという牧歌的な風景もすっかりなくなってしもうた。
じゃからこの標識は現代においては有名無実化しとるじゃろう。
そんな絶滅危惧種的レッドデータブック収録確実的道路標識は、もう既に実際のところ本当に死に絶えてしまっとるのではないかと心から心配じゃ。
上に表示しとるようなPNGデジタル的な絵面ではなく、現実のものとして一度見てみたい。
ワシは死ぬ前に一度でいいから阪神タイガースの日本一を見たいと願っとるが、それ以上にこの「自転車以外の軽車両通行止め(308)」を見てみたい。
そして、やぎさん(出来ればマサオがいい)に荷車を引かせてこの標識のところを強行突破しサツの兄さんにとっ捕まり、違反切符を切られてみたい。
「ワシさぁ、先週の日曜日にやぎさんに荷車引かせて岐阜駅前歩いてたらさぁ、何かオマワリが来て怒られて違反切符切られたんだけどさぁ、ワシ何にもしてねえんだよ。マジやぎさんが引く荷車と歩いてただけだから『なんなんだよオマワリ、ワシ何にもしてねぇじゃん』って云ったらさあ『オマエそこの標識を見てみろよ。やぎさんの荷車でここ通っちゃ駄目なんだよ。通行禁止違反ではい2点。お代は5000円だ。これが請求書だ。潔く早めに払っとけよ」
とかね。
ほれどうじゃ、あんたも一度はやられたいじゃろ?

因みにこの件についてワシはWEBでの探索は行うつもりは一切御座居ません。
今後街を歩く時や自転車で走っとる時には今まで以上に標識に気をつけようと思うとる。
また、WEBでの探索は行わんが人間からの直接的情報提供については大歓迎じゃから、設置場所を知っとるという人でヒマな人は是非ワシに教えて欲しい。
よろしくお願いいたします。

2019年11月18日月曜日

たおやかに勤務中Returns(19) 傑作選:鼻水の話

A:
風邪もひいていないのに、なぜ鼻水が垂れるのですか?

B:
それはですね、花粉症ってやつですね。

A:
私は花粉野郎ではないのですよ。
…垂れ始めてから考えていたのですが、どうも脳味噌が少しづつ鼻の穴から漏れている気がします。

B:
花粉症が発症した人は、どうも花粉症だと認めない傾向があります。花粉症ですよ きっと。

A:
脳味噌を鼻の穴から漏らしたことがないヒトは、どうも鼻から脳みそが垂れる事があるというのを認めない傾向にあります。
脳味噌が鼻の穴から漏れてるんですよ、きっと。

B:
何色ですか?

A:
透明ですね。

B:
脳味噌って透明なんですね。

(2008年2月27日:人生で初めてきちんとブログにポストしたコンテンツ)

2019年11月17日日曜日

温泉に行かない日(409) クラークにわんこが来た

Cafe de Clark(静岡県浜松市天竜区谷山45:090-1754-1874:基本土日祝日の11:00〜16:00:時々臨時休業することがあるので行く前にInstagramで確認するが吉)は勿論いい古民家カフェじゃしその上、マサオと諭吉というやぎさんがおるので大好きで、毎週とは云わんものの月数回は必ず行っとる素敵な場所じゃ。
そのCafe de Clarkに新たにわんこが来たとの報に触れたワシは早速行ってみたじゃ。
四の五の云うのは野暮の骨頂というものじゃ。
これがClarkにやってきたわんこじゃあ。

© ll-health(ruephas) / yt 2019

© ll-health(ruephas) / yt 2019
名前は「梅太郎」と云い、多分じゃけどラブじゃと思う。
これらの写真だけ見るとおとなしい印象を受けるかもしれんが、実際には元気で無邪気で走しくり回るし悪戯もすきそうじゃし誠に子犬らしい子犬じゃあ。
もう小さくてねぇ、前脚がむくむくしてて可愛太くてねぇ、人懐っこくてねぇ、はむはむ甘噛をしてねぇ、元気に横っ飛びするしねぇ、もうおっさんのワシでもくうううう〜んとなるくらいなんじゃあ。
でかくなったらなったらそれも良いけど、やはり小さい頃特有のなんとも云えん可愛さがあって、それを見れるのは今だけじゃから、君たちも来週あたりに梅太郎を見に天竜まで行くが宜しいと強く推奨する次第じゃよ。

しかしClarkにおる動物たちは妙な名前ばかりで、マサオ諭吉もなかなかすごいんじゃけども、白いのに「あお」という名前のねこさんとかおるしなかなか愉快じゃ。

ここのコーヒーは絶品と云って宜しかろう
お芋は蒸しでではなく焼き
これまた素晴らしかった
© ll-health(ruephas) 2019

2019年11月16日土曜日

五十肩との戦い(4)

五十肩を自覚した今年3月15日に外来にかかった。
症状は左肩だけに出ておる。
暫く外来受診を続け、薬を飲んだり太い針の注射をぶすりとやられたりしたが結果は芳しく無く、これまでずっとリハビリを続けておる。
病院に通ってやってもらっておるのは、左肩を中心とした部位のマッサージ(及びその最中のPTさんとの雑談)が主で、なんでもない誰にでも出来るマッサージのように思えるんじゃが、2単位合計40分程のリハビリの最後に肩とか腕の上がり具合を確認すると、始める前よりも確実に良くなっておるのが中々不思議な感じじゃと思う。
しかしマッサージによる効果はあまり長続きしないようで、何もしないと次の日には元の木阿弥になってしまっておる。
従ってアタリマエじゃが、日常生活の中でリハビリをしなくてはならん。
ワシが自宅及び会社でやっておるのは次のようなものじゃ。
  1. 普通の輪ゴムを2つ繋いでそれを両手それぞれの親指に引っ掛けて、ごくごく弱い力で引っ張る事を繰り返す
  2. ベッドに寝転がって100円ショップで勝った柔らかいゴムボールを肋骨のあたりに置いてそれに左の掌をあて、これまたごくごく弱い力でやんわりと押す(押すというかもう「触る」くらいのイメージ)という事を繰り返す
  3. たまさかに温泉銭湯などに行った際には、体が温まってきたら左脇の下辺りの筋肉をマッサージする
くらいなもんで、多くの人がイメージするリハビリとは全く違う。
全く力を必要としないリハビリじゃ。

ワシを担当してくれとるPTさんによれば、ワシが五十肩になった原因はどうも発症部位周辺の筋肉のバランスが崩れておるかららしい。
アウターマッスルのほうが力を持ってしまい、というかこりゃ逆だな。
そうではなくてインナーマッスルの方が衰えてしまってインナーマッスルアウターマッスル両者が調和を持って動かなくなっとるとの事じゃ。
従って、インナーマッスルを鍛える必要がある。
上記1.と2.は何れもインナーマッスルを鍛えるリハビリで、コツとしては「決して力を入れてはいけない」じゃ。
早く治りたいためなんだかしっかりやってしまい、結果として力が入ってしまうのじゃがそれだと全く効果がないらしい。
例えば2.のリハビリをする時には、右手の掌を脇の辺りに当ててそこの筋肉に力が入っていない事を確認しつつやっとる。
インナーマッスルには敏感なセンサーのようなものが沢山あるので、僅かな力によるリハビリをするだけでもそれらのセンサーがしっかり機能して力を入れなくても十分効果があるらしい。
力を入れすぎるとインナーマッスルではなくてアウターマッスルを鍛えてしまうことになり、意味がないどころか逆効果になりかねんという理屈のようじゃ。

最近ではこれらのリハビリにもだいぶんに慣れてきて、1.の輪ゴムリハビリはヒマな会議の際にやっとるし、2.のゴムボールリハビリは寝る前になっておる。
ゴムボールリハビリは最近じゃあワシにとって誘眠剤のような効果もあって、気づかんうちに睡眠に落ちておることも屡々じゃ。

これらにより、今年3月における惨状に比較すればだいぶんに症状は改善されてきたように思う。
もう暫くはしっかりと続けていこうと思うとる。

あと、上記1.及び2.のリハビリについては症状の改善のみならず五十肩の予防にも非常に役立つとの話じゃ。
何か最近肩の調子がおかしいなあと感じとる中年初老のおっさんおばちゃんたち、是非試して欲しい。
繰り替えずが、コツは「決して力を入れない」じゃ。
ガッテンいただけましたでしょうか。

2019年11月15日金曜日

たおやかに勤務中Returns(18) 傑作選:ケータイ

A:
今、ケータイのポイントが10000ポイント溜まってて、機種変更したいなあと思ってるんだけど、Bだったらどんなのにする?

B:
電話付カメラにします。

A:
そうだよね。
ボクも同じ方向性の考えで、あまり多彩な機能は必要ないと感じているんだ。
カメラ付きテレビにするかな。

B:
まぁ、マジメに答えますと、電話やねんから話せりゃえ〜んちゃうの。
と、松ちゃんが出てた昔のツーカーCM、そのままの気持ちです。

A:
そうだね。
言われてみれば確かに電話は電話だ。
しかし最近思うのは、ボクの場合、特に通話機能は使い切れないので不要な気がする。
つまり自分にとって通話機能はオーバースペックなんだ。
ここは一発、究極まで機能を絞り込んで、
  • 通話機能オミット
  • カメラ機能オミット
  • テレビ機能オミット
  • メール機能オミット
  • ウェブ閲覧機能オミット
という感じで、結果ボタンしか付いてない携帯に変えるかな。

B:
じゃあ、なにを携帯しているんだって話になりますよね・・・(-_-;)
携帯◯◯ ← なにが入るの?

A:
ボタン。

B:
あぁ、なるほど!
・・・・・・???
って、おい! (`Д´)ノ
意味ね〜よ。
ボタンマニア。

A:
携帯のポイントがたまったので、今度機種変更するのですが、Bさんとの検討の結果、究極まで機能を絞り込んで、結果「ボタンしかない」携帯に変えることに決めましたが、如何でしょうか?

C:
それ携帯電話じゃないですよね。

A:
はい、それはB君にも指摘されたところです。
だからボクとしては「携帯ボタン」と呼ぼうと思います
で、この「携帯ボタン」は、一切の電波を発射しない為、バスに乗った時とか、優先席近くにいても使えるのですごく便利だ。
勿論病院とかでも問題なく使える。
つまりどのようなビジネスシーンにあっても、どのような状況でもスマートに使える事に最大の特徴があると言えるだろうね。
これからのビジネスマンにとっては必須アイテムと言えるでしょうね。
Dイムにも掲載してもらおうかな。
また、絶対に電話がかかってくる事がないから、クラシックコンサートの最中に使っててもOKだよ。

C:
使い方がよくわかりませんが・・・

A:
主には、時間を持て余しがちなバス内で、ボタンを押すという使い方を想定しています。

(暫くして)

A:
困りました。
ウェブでいろいろあたってみたのですが、どこを探しても携帯ボタンが売っていないのです…

B:
どないなっとるんですか!
責任者出てこい!

C:
というか、バスの中で時間つぶしにボタンを押すだけなら、プチプチでも十分じゃないですか?

© ill-health(ruephas) 2008

(2008年3月23日)

2019年11月14日木曜日

温泉に行かない日(408) 東海特殊観光とは一体何か

今朝、通勤の道すがらに「東海特殊観光」とボディに大書されたバスを見た。
ふうむ、特殊な観光か…。
これは一体何じゃろうか?
一般的に観光と云えば例えば、日光のイロハ坂に行って紅葉を見る、京都奈良に行って神社仏閣を巡る、冬の飛騨に出かけて雪景色の合掌造りを見物する、春が終わる時期に北海道に行って広大なラベンダー畑を眺める、等が思い浮かぶ。
しかしてこれらは別段「特殊」感はない。
余りに普通すぎる一般的観光行動と云えるじゃろう。
他方、自ら「特殊観光」を名乗る会社が実在し、大型観光バスを運行させておる。
きゃつらは特殊な観光をエサに客を蝟集させ、それを飯のタネにしておるわけじゃ。
そしてそのバスは実際特殊な観光を求めている(筈の)客で満員の状態じゃった。
特殊な観光を味わいたいと思い、それをまさに実行する人たちが(多分)存在するわけじゃ。
両者winwinの状況じゃ。
ううむ、これは。
これはどう考えれば宜しかろうか。

例えば、愛知県豊橋市嵩山というところに「嵩山蛇穴(すせじゃあな)」という場所がある。
山肌に穴がポカリと開いとってその穴は遠く諏訪湖まで通じており、またその穴の近くには変な看板が立っておるが、殆どの国民が知らん場所じゃ。

このような看板が建っておる
© ill-health(ruephas) 2019
例えば、静岡県浜松市には鷲沢風穴という洞窟がある。
そこは洞窟そのものよりはそこまでに至る案内看板のフォント(筆者は「鷲沢体」と命名している)が特筆すべきという場所じゃ。

鷲沢体の一例
鷲沢の部分が「鷲シ尺」と見えて仕方がない
© ill-health(ruephas) 2019
さらに風穴の脇には「科学資料館」なる建物が建っておる。

ワシらを科学に誘う立派な看板
© ill-health(ruephas) 2019

素晴らしき勇姿を見せる科学資料館
© ill-health(ruephas) 2019
その荘厳な建物とそこに収蔵されとる諸資料は一見に値するものじゃが、殆どの国民が知らん場所じゃ。

例えば、静岡県浜松市には渋川からくり人形館という施設がある。

人形たちの素晴らしいパフォーマンスを
予感させる案内看板
胸熱♡じゃ
© ill-health(ruephas) 2019
その名の通りからくり人形が決まった時間になると機械仕掛けで踊りだし、その踊りっぷりというのは一見に値するものじゃが、殆どの国民が知らん場所じゃ。

例えば、静岡県富士宮市にはA沢貯水池という池がある。
その池は4〜5年くらい前に見つけた。
どうやって見つけたかと云うと、富士市に単身赴任中の休日、あまりにヒマだったためGoogle Mapを眺めておったら見つかった。

最初は宇宙人か誰かが市に相談もせず勝手に建てた
暗号通信用の巨大アンテナかと思っていた
© 2015Google 地図データ © 2015 ZENRIN
発見したのは、現在巷間で好評を博しておると伝え聞いとるナントカというテレヴィ番組が始まる遥か前という事は念の為に申し伝えるが、兎に角殆どの国民が知らん場所じゃ。

例えば、静岡県浜松市には東西覗き穴という変な石碑がある。
行った事はあるが残念ながら写真を撮り忘れておる。
交通量の多い国道傍に立っとるんじゃが、その名の通り石碑の頭あたりに東西方向に穴が空いとって、その穴を通して東から西、若しくは西から東を見ることが出来るが機能としてはそれ以上でもそれ以下でもなく設置目的も不詳であり、要するに殆どの国民が知らん場所じゃ。

例えば、静岡県浜松市におもかる石というものがある。
行った事はあるが残念ながら写真を撮り忘れておる、とこれを書いておった時点では思い込んどったが前にやっとったブログに奇跡的に掲載されておることが先程判明(2020年5月31日)

2009年の撮影ということはこれは多分
ガラケーカメラじゃろう
ボケボケな写真ですまんな謝るワイ
© ill-health(ruephas) 2019 / 2009
山の上に建っとる国民宿舎の近くにおいてあり、持つ日によって重かったり軽かったりするという結構探せば各地にある感じの謎の石の類なんじゃが、まあ殆どの国民が知らん場所じゃ。

ワシはこれらに書いた如く、余り意味がない場所に無目的で行くのが好きじゃ好きじゃ大好きじゃ。
ワシとしては、東海特殊観光なる会社はこのような一般では余り注目されることがない特殊な観光地巡りを専業としとるのではないか、と睨んどる。
であれば、これは所謂同好の士。
奇特にも程があるというものじゃ。
特殊じゃが無意味でもあるところに行きたいが、ワシだけでは埒が明かんと思われて泣く泣く諦めたことも数知れずな事もあり、もし東海特殊観光がこんなワシの助っ人になってくれるのであらば、ぜひワシにも一枚噛ませていただければありがたいと感じとる。

東海特殊観光。
特殊な観光は君らに任せた。
誠に以て頼りになりそうなやつじゃ。

2019年11月9日土曜日

温泉に行かない日(407) 京都の銭湯がとんでもない

ワシは平成ヒトケタ時代には一時期京都府に住んどった(京都市内ではないが)から、京都市街地及びその周辺には昔ながらの銭湯が幾つかあるのは知っとった。
しかしその方面を真剣に探索することはなかった。
先月の初めに琵琶湖南岸では銭湯が入れ食いであるというポストをしたが、その流れでやや気になっていた京都方面の銭湯事情をGoogle Mapで調べてみた。
結果はこのようなものじゃ。



うわあ。
♨で地図が埋め尽くされてしもうた。
面倒じゃからきちんとは数えてはおらんが恐らく30件前後はあるのではないか。
なんでまたこのように沢山の銭湯が残っとるのか考えてみたが、まあこれは想像じゃけれども、京都は歴史ある都市であり、要するに古い建屋がたくさん残っとる。
昔の建屋には現在のように各ご家庭に風呂がなかったからそもそも銭湯が多く、更に理由は諸説あるが幸いな事に第二次世界大戦などの戦火から逃れておるから、結果として沢山の銭湯が現存しとるのじゃと思う。

因みにじゃが上記地図の凡例じゃけれども、
  • :水色:未湯
  • :緑色:既湯
  • :赤色:廃業
という区分にしとる。
多分Google Mapは閲覧者による情報提供などにより、まあまあそこそこに鮮度があるとは思うので、廃業になっておる銭湯はあまりないと思われる。

京都に住んどった25年前の時分には温泉銭湯に関しては殆ど興味がなかったため、このような状況であることには気づきもしんかったし、仮に何かの拍子に知っとったとしても入りに行くことはなかったじゃろうと思う。
今のわしにとって見れば誠にもったいない話である。
ワシは今じゃあ静岡住みなので、それこそ「思い立ってひょいと入りに行く」ということはほぼ不可能じゃ。
京都住みの銭湯好きの人が羨ましい限りじゃよ。
ここ数年仕事の内容が変わって、以前結構やっとった出張も最近めっきり行かなくなったので、会社の金を上手く使っての(横領じゃないよ。つまり出張ついでに銭湯に入りに行くという意味じゃよ)入湯もままならん。
従って、これら綺羅星の如く存在する京都の銭湯には中々行くことは敵わんが、まあ例えば時間を見つけて青春18きっぷとかを使って安く行くとか、クルマでぶらっと行ってみるとか、いろいろやり方はあるようにも思える。
あとは、定年退職後の愉しみにとっておくという手もあるじゃろう。
あと10年くらいじゃ。

ワシの住んどる市内には、昔ながらの銭湯は僅か2ヶ所になってしもうとる。
実に残念な状況じゃけれども、この度は少し足を伸ばせばまだまだ可能性はあるということがわかったので、それはそれで良かったと感じとる。


2019年11月6日水曜日

温泉に行かない日(406) ワシが結構キライと思うヤツ PartⅡ

今年4月1日に、ワシが結構キライと思うヤツというポストをした。
今回はその2回めじゃ。
  • スーパーで買物をした後、カゴを仕舞わずに台の上に放置したまま帰りやがる莫迦
  • 駐車スペースの真ん中に真っ直ぐきちんとクルマを停められない莫迦
  • 車幅感覚がまったくないクセに、近いからという理由で敢えて細い路地のど真ん中を走って対向車に怒りを起こさせやがる莫迦
  • 夜間の車道を無灯火逆走で走りやがる莫迦高校生
本日は異常じゃ。
まさに異常じゃ。

2019年11月4日月曜日

プロジェクト "山神社"(46) 井口神社

前々回のポストで「ワシのもう一つのライフワーク(おっと、大きく出たね)であるプロジェクト”山神社”に関しては、圧倒的に図書館資料の方が重宝する」と書いた。
殆どの場合はそのとおりじゃが、そうじゃない場合もある。
というのは、神社本庁や各都道府県の神社庁から出版されておる書籍資料、特に比較的古い資料は御祭神や由来など非常に詳しい記述であることが多く大変に参考になる。
ただし、じゃ。
全ての神社が網羅されとるわけではない。
載っておるのは社格的にはまあまあ村社くらいまでで、その村社も都道府県独自の等級が低いと載っておらん事が多い。
無格社が載っとる場合もあるが、まあ稀と云って宜しかろう。
一方同じ図書資料でも、地元の郷土研究家や都道府県神社庁の支部辺りが編纂しとる資料は恐らく「足で稼いだ」生の情報で、その情報を元に目的の神社に行ったりすると単なる「傾いだ石祠」レベルのちっちゃい神社じゃったりする。
まさに神は細部に宿るで、ありがたいことだと思う。
重要な情報源としては、地元のアマチュアの方や神社愛好家がある。
彼らが足で稼いだ情報は、このご時世じゃから書籍ではなくその個人のブログに載っておることが多い。
そのような個人サイトには、正確性はさておき結構小さい神社の情報や、細かい情報が載っておるものじゃ。
ワシがサポータを勝手に任じとる大山くん(大山祇命)は、立派な神社に住まわっとることもあるが「傾いだ石祠」だったり、村社辺りの摂末社として存在しとることが多いため、これらの情報はワシにとってはたいへん役立つものと云って宜しかろう。
さて今回参考にさせてもらったのはこれらとはちいと毛色の異なるもので、何と兵庫県は西宮にあるえべっさんで有名なあの西宮神社のサイト内情報じゃ。
このサイトは、
全国各地に鎮座するえびす様をお祀りする神社=えびす神社を一覧にて紹介しています。
というもので、都道府県別にえべっさんを何らかの形でお祀りしている神社(奉斎社)をリスト形式で紹介しとる。
静岡県のページはこれじゃ(スマートデバイスには最適化されとらんので悪しからず)。
それをたまたま見つけて見とったら、更にたまたま井口神社(静岡県掛川市平島892)という神社を見つけた。
そこには御祭神として、須佐之男命・誉田別命・事代主命、そして大山祇命と書かれておる。
冒頭書いた通り、公的な資料に記載されておる県内神社の内、何らかの形で大山くんが絡んでおる静岡県内神社については全て、まさに全てをプロジェクト ”山神社”Mapに載せておる。
しかしてこの井口神社はそこには載っとらん。
載っとらんということは、公式資料にはなかったと断言して宜しい。
このような事例があるからやはりWEB情報と謂えども侮れんと強く感じた。

本日早速行ってみたが、有り体に申し上げましてまあまあ荒れた感じの神社であった。

鳥居には
「日露戦捷祈念」
と刻まれておる
© ill-health(ruephas) 2019
この写真では余りわからんが、少しく荒れとる。
このような状況の神社では神様リストが掲示されとるのは稀であり、やはりその通り境内には御祭神を記した掲示物はまったくなかった。
鳥居を潜ってまずは本殿に参拝した。
その後境内を少し彷徨くと、本殿右側に長屋を発見した。
おっと、これは極めて大山くんのにおいがするぞ。

実際はもっと暗いです
無理やり明るく編集しました
© ill-health(ruephas) 2019
ご覧の通り、長屋内に祠が3社。
左右の祠の扉は1つ。
真ん中の祠は扉が3つ。
ということは常識的に行ってここには5柱の神様が祀られとるのじゃろう。
長屋内に入りざっと見てみたがやはり神様リストは見当たらん。
どの祠に大山くんがおるのかが全く判然とせん。
大山くん物件に関してはこのような状況は決して珍しくないため、一番大きなお賽銭箱に賽銭を投げ入れパンパンと柏手を打ってお参りした。
そしてふと上を見るとおっとこれは、表札と思われる木札が掲げられとるではないか。
しかし、長年の風雨にやられて全く何も見えん。
くう、これは悔しい。
何とかならんもんかと思い、iPhoneのライトを点灯させて木札をいろいろな角度から照らし出してみた。
そしたら何と、札の上部から照らすと薄っすらと文字が浮かび上がってくるではないか。
恐らくじゃが、文字の墨が長年の風雨から表面を僅かに保護していて結果的に文字が浮き出てきたものと思われる。
写真には撮りきれんかったので、紙にメモした。
左から順に、
  • 津島社
  • 山神社・天神社・水神社
  • 稲荷社
  • 山神社・水神社
  • 〓社
の5枚じゃ。
うち「津島社」は既に外れておって、長屋の隅っこにポンと置かれておった。
ちなみに〓はどうしても判読できんかった文字じゃ。
ということは、5社の祠には8柱(若しくはそれ以上)の神様が住まわとって、しかしどの祠にどの神様がおられるかが確定的にはわからん。
しかし兎に角この長屋の中の何れかの祠の中には大山くんは二人も居るということがわかったため、ワシとしてはそれだけで満足じゃった。
まあ住居環境的には若干アレじゃけども、住めば都、襤褸は着てても心は錦というではないか。
寧ろこのような環境こそ大山くんに相応しいと言えるかもしれん。
今までも何とか頑張ってここまで来たんじゃろうし、今後も是非地道に頑張って欲しいと心から思った次第じゃ。

2019年11月3日日曜日

千人風呂(1)

豊橋に千人風呂(せんにんぶろ:愛知県豊橋市新栄町南小向93:0532-32-1126:電話番号いいふろじゃよ:¥440:12:00〜23:00)なる銭湯があるのは知っとった。
今まで行ったことはなかったが、最近愛知県方面の温泉銭湯を目指しとる流れに乗って本日行ってみた。
千人風呂と云えば伊豆は下田の金谷温泉が有名じゃが、他にもあったような気がする。
調べてみると下田の千人風呂の他に、
などが見つかる。
変わったところでは、長野県松本市に本社を構えるルピナ中部工業㈱という会社が東日本大震災当時、被災地に簡易入浴設備を無償提供し、それが千人風呂と呼ばれていた例もある。
まあ最後のものは除き何れの千人風呂も可成り有名なものじゃが、ワシが目指す豊橋の千人風呂はそのような有名で格調高いところではなく、気軽かつ安価に楽しめる銭湯じゃ。
ワシに似合いじゃろうと思う。

現地に着いて建物を見ると可成り大きなモノじゃった。
しかし、築後結構な時間が経過しとるのもわかる。
まあまあ古びておる。
中に入ってみると雑然感があり、しかしそれはワシにとっては不快なものではない。
券売機にお金を投入し大人440円のボタンを押すと、長年の仕様により角が丸くなった赤いプラスティックの札がからんと出てきた。
紙に印刷したものではない。
中々風情に溢れとる。
それを手にとってフロントに立っとるおばちゃんに渡して階段を上り浴室に向かう。
あ、そうだ。
きちんと確認はしとらんが、多分エレベータはないと思う。
2階に上がると広い脱衣室があり、コインリターン式のロッカーが充分な数設置されとる。
壁際にあるカウンターのような部分を見ると、有料のドライヤーが置いてある。
料金といい有料ドライヤーといい、可成り「昔ながらの銭湯」ライクな雰囲気が濃く感じられるお風呂じゃ。
浴室に行くには更に階段を登る必要があり、上りきった左側にある引き戸が浴室入り口になっとる。
引き戸をガラリと開いて中に入ると、これは広い!
天井はとても高くて開放感がある。
掛り湯もちゃんとできる。
浴槽はえっと幾つじゃったかな。
高温湯・変わり湯・ジェット浴槽・バイブラ浴槽・静止湯・電気浴槽があり、その他に打たせ湯(誰も使っとらんかったから、もしかして故障しとったかもしれん)とボディシャワーもある。
非常に充実したバラエティ豊かな浴槽構成じゃ。
洗い場を見やればこれまた街の銭湯チックな感じであり、すなわち固定式のシャワー(ホースがなくて直接壁にシャワーヘッドが付いとるタイプ)と、お湯と水が別々になっとるカラン。
加えて書くと、浴室内には石鹸シャンプー類は一切置かれておらん。
うむ。
つまり要するにここは「巨大な銭湯」じゃ。
所謂「スーパー銭湯」とは断じて異なる。
街にある昔ながらの銭湯がそのコンセプトのまま巨大化したものと理解するが宜しかろう。[1]
まずは体を持参の石鹸で清め、最初に入ったのが丸い形状をした浴槽じゃ。
かなり深い浴槽なんじゃけど、腰掛けるにちょうどよい段が設えられておる。
しかもその段が何と表現すればいいんじゃろうか、お尻側がやや低くなっており文字通り非常に「座りがいい」設計になっとる。
そのように座っても肩までお湯が来るベストの浴槽形状じゃ。
しかもお湯の温度が極めてワシ向き、つまりぬるい。
これはいい、いいぞ。
この浴槽はジェット浴槽だったんじゃが、実は入るまでそれとはわからなんだ。
単なる静止湯と思って入ったら、腰のあたりにある穴から弱〜くお湯が出ており、それが腰にあたって気持ちが良い。
如何にも腰回りのインナーマッスルに効きそうな微弱で優しい水流じゃ。
これならば良しじゃ。
最初に入ったその浴槽がこのように非常にいい出来であったため、ワシはゆったりゆっくり入っておった。

入っとって気づいたんじゃが、お湯がじゃんじゃん浴槽の縁からオーバーフローしとる。
この銭湯は当然水道局源泉の循環浴槽である筈じゃから、通常であらばオーバーフローなんかせんはずじゃ。
これは贅沢、しかし勿体ないなぁありえんなぁと思い浴槽をよく観察してみると、溢れたお湯は浴槽の縁の外側にぐるりと回された溝に流れ落ちてそれを回収し浄化し循環させとるようじゃ。
これはいい。
何故ならば、髪の毛や体の汚れは大抵の場合お湯の表面に浮く。
多くの温泉銭湯ではお湯を上から流し込んで浴槽の中から回収するから、お湯に浮いたそのような髪の毛や汚れが結構長くプカプカしとるケースが多い。
ここ千人風呂では浴槽の中にお湯を出して、それをオーバーフローさせて浄化し再利用しとるから、水面に汚れが少ないわけじゃ。

だめだ、このまま書き綴るならば意味なくダラダラとした長文になってしまう。
まだまだ書きたいことは多い。
今書いた浴槽があるところから更に階段を登ると露天風呂もあるし、ドライサウナと塩サウナもある。
それも書きたいし、それ以外のことも書きたい。

続きは次回、この千人風呂に再訪した際に書くことにしよう。

[1]
ただし、愛知県公衆浴場生活衛生同業組合(あいち銭湯)のサイトにはここ千人風呂の記載はないです。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
1.5
風情ポイント
1.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
440
温泉コスパ
0.7

2019年11月2日土曜日

やぎさんが好き!(20) ㈱樹

図書館の書籍資料も勿論大事じゃがWEBの世界での調べ物も中々便利なもので、特にやぎさん情報についてはGoogle Mapや各種ニュースサイトを当たって入手しとる。
特に「新しい情報」という面ではWEBは圧倒的に有利で、そもそも「やぎさんが今どこにいる」なんて情報は図書館では得ることは出来ん。
逆にワシのもう一つのライフワーク(おっと、大きく出たね)であるプロジェクト”山神社”に関しては、圧倒的に図書館資料の方が重宝する。
WEBの世界が万全なことはまったくないわけであって、まあ調べ物の対象によりソースの入手先を適宜選択するのは重要なことじゃと思う。

そのWEBで得たやぎさん情報の一つに㈱樹(いつき:静岡県磐田市新貝1401:0538-84-9993)という会社がある。
主な事業内容は造園・ガーデニング関連グッズ販売などで、本業の他にその時期時期に相応しいちょっとした文化的イベントなども開催しているちょいとおしゃっれっぽい会社のようじゃ。
そこにやぎさんががおるという。
会社でやぎさんを囲っておるという。
そのやぎさんたちがどのような状況にありどのような形で住まわっとるかはわからんし、直接触れ合ったり頭突きを通じての交流を深められるかもわからん。
わからんなら実際行ってみるが吉というものじゃ。
磐田市の新貝と云えば、昨日静岡ダービーを辛くも制したジュビロ磐田が所属するヤマハ発動機のお膝元じゃ。
自宅からはまあまあ近く20km程度で、下道使っても30〜40分程度で会社付近に到着した。
まず目に付いたのは「庭の展示場」という施設というか場所じゃがそこにはやぎさんはおらぬ。
おるのはそこから歩いて数分北の方に歩いた「アトリエいつき」じゃ。
おっと、おった。
3匹おった。

しろやぎさん1匹と茶色やぎさん2匹
© ill-health(ruephas) 2019
1匹はしろやぎさんでなんとなくCafe de Clarkのマサオに似とる。
残り2匹は茶色やぎさんで、しろやぎさんよりやや小振りの体格じゃ。
いずれのやぎさんも小屋の上若しくは丸い台の上におって、静かにしとる。
全員おとなしい感じのやぎさんたちじゃ。
やぎさんたちは金属製のフェンスのようなものの中に住まわっとって、直接触れ合うことは叶わん感じじゃ。
また全員高所が大好きな様子であり、いくら呼ばわっても中々地面に降りてくれん。
降りてくるどころかその動きと言ったら、体にまとわりついてくるうっとおしい昆虫類を追っ払うためにしっぽを少し振ったり、前脚をとんとさせたりとその程度じゃ。
しろやぎさんは基本へた〜っとしておって、時折体をうねりとさせたりしとる。

時々うねうねするしろやぎさん
© ill-health(ruephas) 2019
青い屋根に乗っとる茶色やぎさんはず〜っと突っ立っとる。
疲れるから座れば宜しかろうと思うのじゃが、兎に角立っておって時折とんと前脚を踏み鳴らすばかりじゃ。
そして常に反芻しとる。
まあ考えてみれば立っとるのは三角屋根の上なので座るのがちょいと難しそうじゃ。
ならば地面に降りればいいのに、屋根の上が相当好きなようで動かざること山の如しとはまさにこの事じゃ。

丸い台に乗っかっておる茶色やぎさんは相当に眠そうであり、丸い台の形状に合わせて自らも丸まってウトウトしとる。
Mauiやお好み焼き さわ田、あるいはCafe de Clarkにおるやぎさんたちと比べて兎に角静的なやぎさんたちじゃ。

この状況をなんとか打開しようとワシは路傍に生えとる草を引き千切って、何とか手が届きそうな位置に居るしろやぎさんに差し出してみた。
するとしろやぎさんは明らかに草に興味を示して鼻っ面を伸ばしてくる。
伸ばしてくるが、ワシが差し出す草には中々届かん。
あと少しで届くんじゃけども、いま一歩届かん。
鼻っ面を伸ばすだけではなく体をあとほんの少しこっちの方に動かしてくれれば楽に届くのに、それさえも面倒なのか動かん。
ワシの方は手が攣りそうなほどに伸ばしとる。
しろやぎさんは軽く鼻っ面を伸ばしとる。
中々悔しい。
と、その時。
面倒くささより食欲のほうが勝ったのか、しろやぎさんは遂に立ち上がった。
ワシは心のなかで、

立ち上がれ もう一度その足で
立ち上がれ 命の炎燃やせ
と歌ってしろやぎさんを応援した。
しろやぎさんはゆっくりとそのお口をワシの手に近づけてきて、優雅に草を口に入れ、美味そうに咀嚼をし始めた。
そしてまたへたり込んでいった。
当然ワシは心の中で歌った。

立たないで もうそれで充分だ
おお神よ 彼を救いたまえ
神は彼を救い給うたようで、実に幸せそうな表情でへたり込んどる。

柔らかな日差しの下、莞爾として微笑むしろやぎさん
© ill-health(ruephas) 2019
ここのやぎさんたちはこのように実におとなしい感じじゃったが、情報によればたまさかには柵の外に出て近隣の方々と触れ合うこともあるらしいので、会社のサイトをこまめにチェックして機会あらば是非赴きたいと思った次第じゃ。
ワシは心中、

ライラ ライラ ライラ ライ........
と歌いながら帰宅したのであった。