2021年9月4日土曜日

春野福祉センター すみれの湯(3)

埒もない緊急事態宣言とやらが発令されておるので、自然人混みを避ける生活じゃ。
しかしまあワシ的にはそもそも人混みや行列がダイキライなんで、休みの日の基本的行動は武漢ウイルス蔓延前と殆ど変わらん。
ただやはり、温泉銭湯へのアクセス数は下がっとる。
浴槽に入ってしまえば大丈夫と思うがやはりその前段後段の脱衣室が怖い。
入浴施設には得てして公衆衛生リテラシが低い若しくは全く無い爺さん婆さんが蝟集しておるため、脱衣室に入った途端顎マスクを外して大声で世間話をする者がおる。
そんな時にはマスクは浴室にインするまでギリギリ外さず、固く口を引き結んで移動するようにしておる。
そういうこともまあ面倒じゃから、最近は少し田舎の方にある人があまり来ない施設に行くようにしとる。
また、温泉に関しては今の所スッパリと諦めておる。
ワシの好きな温泉はこじんまりしたところが多く、したがって脱衣室浴室とも大抵狭い。
まあ大丈夫じゃとは思うが、念の為避けておる。
そういった意味では、春野福祉センター すみれの湯(静岡県浜松市天竜区春野町宮川1330:053-989-1129:¥200:11:00〜17:00:月曜定休)は大変手頃な施設じゃと思う。
流石にちいと遠いため足繁くとはいかんが、たまにドライブがてら訪れると気分転換になるし、風呂自体もたいてい空いとる。
そのようなことなので本日も行ってきた。
前回は3月下旬に行った。
その際には壁に貼ってあった「黙浴」という掲示に感心したもんじゃが、今回は前回と違い蔓延防止何とやらから一段格上げされた緊急事態宣言になっとる。
そのあたり何か変化があるかと思ったが、先ず手指消毒用足踏み式アルコール噴霧器と電子体温計が玄関先にセットされとる。
手指消毒と体温計測してから館内に入るんじゃが、おそらく一定以上の体温の場合はアラームが鳴って係員に注意を促せる仕組みじゃろうと思う。
そして受付には来訪日時及び住所氏名を記入する紙がある。
状況によってはその情報を保健所に報告する場合があると書かれておる。
まあこの程度は常識的な対応じゃろうと思う。
そういやあ鳴り物入りでばらまかれたココアとやらはどうなったんじゃろうね。
とんだ税金の無駄遣いじゃったなあ。
記入済みの用紙を200円とともに係員に渡すと、
「お客さん。まあこのご時世ですからできるだけ短時間の入浴をお願いしてます」
と云う。
短時間?
短時間でという趣旨は十分に理解できるが、その定義は人により異なる。
ワシのイメージじゃとそうだなあ、20〜30分程度かなあ。
そこでワシは、
「うーん短時間ですか。概ねどんくらいを目安にすればいいですかね」
「まあ1時間でしょうね」
それならワシには充分ゆっくりできる。
「わかりました」
と云って階下にある浴室に行って脱衣室に入ると、狙い通り入浴客は誰もおらん。
まあ誰もおらんと云っても、最新の武漢ウイルスは飛沫感染ではなく空気感染がメインであり、ヒトから排出されたウイルスは換気がなければ3時間程度そのへんをふわふわ漂っとるらしいので、直前の客がキャリアじゃったらそれなりのリスクはあろうが、誰もいないのは取り敢えず気が休まる。
クールダウン換気兼用と思われる扇風機もブンブン動いとるし、浴室に入れば普段は閉まっとる窓も大きく開いておる。
まあこれなら大丈夫じゃろう。
ワシは浴室に入り、シャワーでかかり湯をしてからゆっくり浴槽に入った。
ここすみれの湯でワシが一番好きな浴室の部分は、一番左の端っこじゃ。
浴槽左側にはジェットバスのシステムがある。
ワシはこういうギミックがあまり好きではないが、一番左側に寄ってしまえば避けることができる。
浴槽の縁を枕代わりにして脚を伸ばすと大変にゆったりだらんとした気分になって入浴を愉しめる。
更に本日は目の前の大きな窓が全開となっておるので、雨が降る山の緑を眺めることができるし、冷たい空気も流れ込んでくる。
網戸は閉まっておって、そこには「蛇や蛙が入ってるから網戸は開けないで下さい」と書いてあるのが少し笑えるなあ。
蛇が入ってきたらワシが困るし(ダイキライ)、蛙が入ってきたら熱いから蛙が困るじゃろうから、書かれたとおり網戸は開けなんだ。
暫く入って体を洗い、ワシにはとても珍しいことじゃが畳2枚ほどの大きさの小さなサウナに5〜6分入ってからまた入浴し、降りしきる雨をぼんやり眺めながら残りの時間をぼ〜っとして過ごした。
なかなか良かったじゃよ。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
1.0
風情ポイント
3.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
200
温泉コスパ
2.3
本日は雨に煙る山の様子を眺めながら独りゆっくり入浴出来たため「風情ポイント」が普段より高めになっておるよ。

温泉に行かない日(509) 対応がクソ速くて吃驚したぞNTT西日本

今週9月1日の火曜日夜、宅内のWi-Fiがいきなり落ちた。
機器を確認してみると、2015年頃に設置したVDSLモデムのランプがついとらん。
電源コードが脱落したんじゃろうと思い挿し直してみたがだめじゃった。
要するに突然死したんじゃろう。
電子通信系のデバイスではよくあることじゃ。
しかしまあ、Wi-Fiが死ねばワシも死にますという事でもない。
取り敢えずワシの愛機iPhone6sは4G回線が繋がっとるので問題はない。
ただPCが使えない(デザリング契約はしておらん)のはやはり少し不便じゃし、何と云っても今月中旬には山下達郎シアターライブ PERFORMANCE 1984-2012の配信があり、それは絶対に見逃すわけにはいかん。
少なくともそれまでには原状復帰しとく必要がある。
ワシは事務所に出勤してから、回線(フレッツ光)を契約しとるNTT西日本のサイトを開き、お問い合わせフォーム(WEB116というやつじゃ)で窮状を訴えておいた。
で、午後になって電話がかかってきた。
0120で始まる番号じゃったからNTT西日本からじゃろうと思ったが、出てみるとやはりそうで、やや関西弁混じりの男性の声がする。
「この度は申し訳ありません」
「いえ。無いと生活できないものでも無いので大丈夫です」
「で、お客様。ご確認したいのは今からご自宅に伺って修理をさせていただいて宜しいかどうかということなんですが」
なんじゃろうか、もう修理したくてしたくて堪らないという感じの、前のめりなイキイキした声に変わった。
修理魂がみなぎっておるというかなんというか。
まさに「No 修理 No Life」状態。
「は?え?今から、ですか?いやちょっと待ってください。今仕事中で帰宅も夜になります」
「ははあ、そうですか」
「で、原因ははっきりしてまして、VDSLの電源が落ちてるんです」
「ああ、モデムの故障ですか。となると交換ですね」
「はい。私もその交換という言葉を期待してました」
「わかりました。では交換品を送付します。申し訳ないんですが交換作業はお客様ご自身になります」
スプリッターから伸びとる2芯のケーブルと、ルータに繋ぐLANケーブルをVDSLモデムにぶすりと刺して電源を入れるだけの作業。
子供でも誰でもできる簡単な作業じゃ。
「それは全く問題ないですね」
「はい。で、故障したモデムは交換品が入っていた箱に入れて送り返して下さい。着払いの伝票も同梱してますのでそれをお使い下さい」
着払いか、ありがたい話じゃ。
「郵便局のほか、LAWSONでも受付できます」
これもありがたい。
自宅最寄りのコンビニはまさにLAWSON。
「ああ、すみません。助かります。ありがとうございます。よろしくおねがいします」
と云ってワシは電話を切った。
電話の際には所要期間は特に確認せなんだが、まあ今日送付してくれれば早ければ明後日か明々後日には届くじゃろう。
その程度であれば全く問題ない。
その日の仕事を終え、スーパーに寄って酒と明日の弁当を買って帰宅すると、ポストに何かメモが挟まっておる。
見ると、宅配ボックスに荷物を入れておいたということが書いてある。
メモ主は、NTT西日本じゃ。

「えええええ!」

ワシはこのような声を出して正直吃驚した。
だってWEB経由で問い合わせをしたのがその日の早朝。
電話があったのは確か13時頃じゃ。
その数時間後に帰宅してみたら交換品が届いておったわけじゃ。
すごく速い対応だぞ。
これは郵送とか宅配便ではなく、NTT西日本関係者ご自身がハンドキャリーでワシのとこに届けてくれたに違いない。
これは本当に有り難い。
なんじゃろうなあ、想像するにNTT西日本には「通信は重要なインフラである」という自覚というか思いというか信念のようなものがあって、重要インフラたる通信が途切れる状態は無いに越したことはないが、もし万一途絶してしまったならばその時間は極小であるべきと考えておるんじゃろう。
わしの場合は暫くWi-Fiが使えなくとも何の問題もないが、自宅勤務の裾野が広がっとるこのご時世、1分でも使えなかったら大変に困るという人も増えておるじゃろう。
そういったこともあるので、今回のNTT西日本の対応は素晴らしいの一言に尽きる。
やあ、今回は助かりました、ありがとうございました。

2021年9月2日木曜日

温泉に行かない日(508) まだ間に合うぞ!山下達郎シアターライブ PERFORMANCE 1984-2012

1991年頃と云えば、ワシは京都の公団ぼろアパート(家賃3万円)に住み、大阪は京橋にある会社に通っとった頃じゃ。
それ以前よりワシは山下達郎が好きじゃったからたまに聞いておったんじゃけども、ちょうどそのころ山下達郎のファンクラブが出来たんで加入した。
そして返す刀でコンサートツアー「PERFORMANCE 1991」に申し込んだら何と!
大阪フェスティバルホール(もちろん建替え前)の1階最前列ど真ん中の席を引き当てたんじゃ。
日までは覚えとらんが[1]兎に角平日で、もしかしたら1992年に入っとったかもしれん。
当日は会社が終わってから大急ぎで堂島まで行ったんじゃが、京橋からだと当然遅刻。
コンサートは既に始まっとって「アトムの子」のイントロ、フロアタムのどこどこどこどこという勇ましい音が鳴り響いておる中を係員の誘導で最前列ど真ん中まで行ったことを覚えとる。
今思えば、あのドラムは青山純さんだったなあ。
ドラムだけではなく、すべての楽器、もちろんボーカルも物凄い音圧じゃった。
いや、決して音がデカいという意味ではない。
全ての音の要素が深く協調しつつもかつそれぞれ独立して、高い音質のまま直接体と耳にぶつかってくるようなイメージじゃろう。
当然粗雑な音ではなく、全て洗練された正確な音。
ライブながらこんなに完成度が高いのかと、20歳代のワシは恐れ入ったものじゃった。
その後長らく山下達郎のコンサートには行けとらんかったが、一昨年の2019年、PERFORMANCE 2019の静岡公演で久しぶりに、本当に約30年ぶりに直接音を聴けたのは幸甚じゃった。

久しぶりのライブに興奮してはしゃぐ初老の例
この頃はまだマスクレスでよかったんじゃなあ
© ill-health(ruephas) 2021 / 2019

その際は遅刻することもなく、演奏はワシの大好きな「SPARKLE」でスタートし、意表を突くようにアンパンマンマーチなども交えながらの興味深いセットリストじゃった。
兎に角、まさに素晴らしいPerformanceじゃった。

で、このご時世。
ライブどころか外呑みも出来ぬこの時代。
やぎさんと大山君が心のよりどころじゃが、そんなしょぼんとしとるワシに素晴らしいニュースが飛び込んできた。
山下達郎シアターライブ PERFORMANCE 1984-2012が、2021年9月3日から12日の間、MUSIC/SLASHという高音質(クラシック系の音楽でさえ配信し耳の肥えたファンからも高評価)なことで定評のあるプラットフォームを使ってオンラインで配信されるというニュースじゃ。
もしかしてわしが行った1991年のやつも入っとるかもしれんし、さらにもしかしたらその際のワシの遅刻の様子も確認できるかもしれん。くくく。
当然チケットは購入済み。
誠に楽しみじゃ。
そしてまだチケットは入手可能。
視聴者数無制限なんで確実に購入可能。
さあみんな、山下達郎の素晴らしいPerformanceを自宅で楽しみませんか。

[1]
調べてみると、どうやら1992年2月19・20・24・25日、3月2・3日のどれかの公演だったようです。