温泉絡みの件でこのタイトルを用い書くのは、前回に引き続き2回めじゃ。
さて、垢BANの恐怖に関しては以前何回か書いとるわけじゃが、最近その恐怖と理不尽さをまざまざと感じることを倉真赤石温泉 を舞台に実体験した。
10月17日、久しぶりに倉真赤石温泉に行き、相変わらず素晴らしい温泉を味わったわけじゃが、その日はそれ以外にも目的があった。
それは、鈴木会長の娘さんから「Facebook(以後「FB」)か何かを使って、若い人にこの温泉を少しづつ知らしめたい」と以前相談を受けておったからじゃ。
それを何とかするというのも今回来訪の目的じゃ。
娘さんときたら、パソコンまで新規購入しておってやる気満々じゃ。
剰えWi-Fi環境まで整えとった。
風呂から上がって、早速娘さんがFBやりたいことを確認した。
それは、
- ここの温泉の情報を発信して色んな人に知ってほしい
- 出来ればそれにより来てほしい
また、倉真赤石温泉ではコロナの影響で事前予約制を導入しており、原則前日までの予約が必要となっとる(当日問い合わせて空いとれば、もちろん入れるヨ)。
この予約管理が結構面倒なので、FBじゃなくてもいいんだけど何かシステム的にすることが出来れば嬉しいといっておった。
予約についてはFBでできるかどうかの知識を持ち合わせておらず(後で可能であることが判明)、まあ一般的にはEPARKなどの有償サービスを使う必要があるじゃろうと伝えた。
金まで払ってやることでもないと思ったんで、FBでは取り敢えず、
- 温泉の魅力の発信
- 予約枠の埋まり具合の情報の発信(休日前日に、翌日の情報を発信)
皆さん御存知の通りFBアカウントなんてのはすぐに取れる。
まっさらのPCを開いてFBサイトに移動し、娘さんのアカウントを問題なく取得した。
最低限のアカウント情報を入力した後、返す刀でFBトップページから、
「作成→広告→ページの作成」
と遷移し、倉真赤石温泉のページも問題なく作成できた。
知識のない人には難しそうな写真関係の設定だけしてあげて、詳しい情報については娘さんに後ほど入力してもらうことにした。
ワシとしては、このようなページを作るのはもちろん初めてじゃから入力が必要な項目がもれとらんかとか、個人用ページとは異なった機能の有無などをばぁ〜っと確認しておった。
そうしたらあなた、ページには何と予約を受ける機能を実装しておって、まあこれは流石に簡便ではあるものの無償で利用できることがわかった。
標準では30分刻みなんじゃが1時間枠に変更できるし、まさにこれで必要十分。
ページの管理者には誰が予約したがはわかるが、一般の人には予約状況(埋まっとるか空いとるか)のみが表示され、予約者の名前
そのへんの設定も行い、実際に予約が入るかどうかのテストも行い問題ないことを確認した。
「いやあ、こりゃやりたいことが全部できちゃったねえ」
と娘さんと喜び合い、ワシも満足して温泉をあとにし、帰宅して酒のんどったわけじゃ。
で、ダラダラ酒のんどると、娘さんからLINEでこのような写真が送られてきた。
実に無味乾燥な通告 © 倉真赤石温泉 |
「こんなものが出たんだけど、大丈夫かしら」
写真では見づらいので、書き写してみよう。
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あなたのアカウントは停止されました
アカウントまたはアカウント上のアクティビティがコミュニティ規定に違反していると判断されたため、Facebookをご利用いただけません。
アカウントが誤って停止されたと思われる場合は、手順に従って審査をリクエストできます。
アカウントが停止された後、30日間は審査をリクエストできます。リクエスト可能な期間は残り30日です。
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ははあ、こりゃ垢BANだな。
まあ正確に云えば垢BAN(アカウントの削除)ではなく「アカウントはあるが使わせてもらえない」状態なんじゃがここではわかりやすく「垢BAN」「BAN」などと表現しよう。
しかしわしゃ実物を初めて見た。
こんな感じなんじゃな。
やあ、しかしこれはなんじゃろ、噂通りじゃなあ。
なぜ垢BANされたのか理由は一切書かれてない。
娘さんのアカウントはさっき開いたばかりでアカウントそのものが問題とは思えないし、何のアクティビティもやっておらん。
FB様が宣っておるようなヤバいことは愚か、ヤバくないことさえ何もしておらん。
しかしFB様は、
「を、オマエ。何かおかしなことをしやがったな」
「今後も使いたかったら試しに審査してみろ」
「運が良ければ再開を許可してやる」
文面は丁寧じゃが、慇懃無礼。
かなり右斜め上からの通告じゃ。
BANされたアカウント(大元の娘さんアカウントじゃ)でやったことといえば、
- 個人アカウントを作成した
- その後すぐに広告ページを作った
- テストのために、個人アカウントを用いてダミーの予約をいれた
逆にやらなかったことといえば、
- 個人アカウントページにも広告ページにも詳しい情報を入れなかった(後回しにした)
- (多分じゃが)個人アカウントの方は公開していないか公開範囲を狭めにしているかもしれない
しかし理不尽だろうがなんだろうが、停止処置を食らってしまったのは現実であり、本日より30日以内になんとかしないといけん。
ワシは取り敢えず「できるだけ早めに来訪するから、それまでは放っておいてください」と娘さんに伝えて、次の休みに時間があれば行ってみようかと考えたわけじゃ。
以上が10月18日の顛末じゃ。