手作りお醤油キット到着後、添付の説明を何回も読み返し、やちこれなら何とか行けそうじゃと自信を持ったわしは本日仕込んでみることにした。
説明書は大変にわかりやすく書いてあるが、それに加えてもう少し細かい注意事項が書いてあるワープロ打ちの1枚ものもついている。
それに従って仕込みを進めれば良い。
はっきり云って至極簡単な作業じゃ。
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前回と同じ写真じゃヨ © ill-health(ruephas) 2022 |
まずボウルに冷たい水を500cc投入し、そこにキットに付いてきている②食塩を何回かに分けて入れてしっかり溶かしていく。
溶かす際にはメレンゲ作るときによく使う泡立てするやつ(ほれ、あみあみになったあれじゃ)を使うと良いじゃろう。
溶かし残しがないのを確認したら次に、醤油麹を仕込み容器に投入する。
ポイントは「冷凍状態のまま」ということじゃろう。
なぜ冷凍状態がいいのかはわしにはさっぱりわからんが、追加の説明文書に書いてあるからポイントじゃろうと思った次第じゃな。
それを読んだわしは先週キットが届いてから、醤油麹はずっと冷凍庫に保存しておった。
袋に入った状態のまま、体温が麹に移らないように素早く粉々にしておく。
そうすると仕込み容器に麹を入れやすくなるからじゃ。
醤油麹をば〜っと容器に入れ、先程作った食塩水をボールから仕込み容器に注いでいく。
注ぐ際には⑤の漏斗を使うとうまいことできる。
そこまでやったら⑥の攪拌棒を用いてよく混ぜる。
混ぜたら⑧の仕込み容器用綿布を被せて紐で縛っておくということになる。
ここで問題が発生した。
おしゃれな綿布なのはいいとして、如何せん小さすぎてうまいこと縛れんのじゃ。
手先が器用であれば問題ないんじゃろうがわしは極めて不器用。
加えてこの世に生誕して50有余年、未だにちょうちょ結びが出来んと来ておる。
わしは一案を講じ、綿で出来た手拭いをタンスから引っ張り出して代用することにした。
面積が広いのでわしのような不器用者でもらくらく蓋をすることが出来た。
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以後、直射日光を避け、冷暖房の影響を受けない 風通しの良い所に置いて醸造をすることになる。
その際、室温30℃以上になってはいけないという。
今はよいが、完成するまで6〜8ヶ月ほどかかるというから夏を過ごさねばならん。
室外は当然30℃を超えるんじゃが、室内の温度なんて測ったことはなく30℃を超えるのかどうかわからん。
まあ先の話じゃからその時どうするか考えよう。
本日以降1週間は毎日、その後の1ヶ月は3日に1回、その後は1週間に1回かき混ぜる。
かき混ぜる際に瓶の内側に醪カスがカビの原因になるためこそげ取って麹に混ぜ込む必要がある。
ダイソーで買った④ゴムベラはそのためじゃ。
さあて、どうなるかなあ。
楽しみなような不安なような不思議な気持ちじゃ。