では早速、ここちゃんを皆様に紹介しよう。
全景
カラーリングは1色のみ。
己の存在感を強く主張する派手なショッキングピンク。
カラーデザイナー渾身の彩色だ。
© ill-health(ruephas) 2025 |
運動効率を高めるため、サドルはかなり高くセッティング可能。
ラゲッジルーム(いわゆる「カゴ」)は前後に装備され、その収納力は計り知れない。
エンブレム
誇らしげに輝く「COCONUT」のエンブレムは下側のトップチューブにさり気なく配置。
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防犯登録も抜かりなく処理済み。
注意点を要領よくまとめて記載しているオーナーズマニュアルはトップチューブ上側に貼付されている。
ヘッドライト
ヘッドライトは従来型の豆電球ではなくPanasonic製LEDを奢る。
自動車で言えばLEXUSに装備されるKoito製に当たるグレードだ。
照度は実用上申し分ない明るさを確保している。
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電源は一般的なバッテリーではなく、稼働した途端篦棒に重くなるタイヤ押し付け式ダイナモを敢えて採用。
オーナーの脚力向上を狙ってのもの。
その心遣いが光る。
スタンド
しっかりした停車体験を感じとれる両立型スタンドを標準装備。
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クロスバイクでオプション装備されることが多いデザイン優先のちゃらっぽい一本型スタンドではなく安定性を優先した。
駐輪場などは勿論、地面が多少荒れていても安心安全安楽安穏安静安堵安泰安逸安座安閑安息(頭に「安」がつく単語をこんだけ思いついた自分が誇らしい)に停めることが可能だ。
ロック
オーナーにとって心配なのはやはり愛車の盗難。
それに対応するためロードバイクでは絶対につけられることがないフレーム一体成形型(馬蹄形)ロックを標準採用。
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高価なワイヤロックなどを別途準備する必要がなく頗るコスパが高い。
もちろん簡単な操作で確実に施錠解錠可能。
電源不要な機械式をチョイス。
サブキーは抜かりなく別途1本付属しており、メインキー紛失時の対応も万全だ。
リアラゲッジルーム(いわゆる「後ろのカゴ」)
リアラゲッジルーム(いわゆる「後ろのカゴ」)は驚きの着脱式。
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完全固定式のフロントラゲッジルーム(いわゆる「前のカゴ」)に対してリアラゲッジルーム(いわゆる「後ろのかご」)はサドル側から立ち上がるロックを外すことでフレームからラゲッジルーム(いわゆる「カゴ」)全体をそのまま外すことが可能。
このかつてない着脱体験はあなたを魅了するだろう。
5kg4000円の米と安売りで大量に購入したサバ缶など、重くて嵩張ってバラけて運びにくい荷物を収納したままラゲッジルーム(いわゆる「カゴ」)ごと室内に持ち込むことができる素晴らしいユーティリティ。
ラゲッジルーム(いわゆる「カゴ」)の上部が何だか壊れたように見えるのは敢えて採用された心憎いデザイン。
ラゲッジルーム(いわゆる「カゴ」)盗難を試みようとする者に対し「これは壊れているから盗んでも仕方ない」と思わせる心理戦に持ち込み、盗難を未然に防止するというハイレベルなセキュリティ。
2024年度グッドデザイン賞候補だった(が惜しくも落選)。
なお、このリアラゲッジルーム(いわゆる「後ろのかご」)の存在は、安易な二人乗りを未然に防止するための安全装備でもあることは言うまでもない(がオレはアパートで一人暮らし。どっちみち後ろに乗るやつはいない。放っておいてくれ)。
ここちゃんの紹介は以上じゃ。
さあ、早速ここちゃんに乗って買い物に出かけよう。
今日から始まるここちゃんとの毎日がワクワクだ。
ワクワクがとまらない。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。