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2025年6月28日土曜日

Ride before you look!(55) ママチャリを買った(2)

では早速、ここちゃんを皆様に紹介しよう。

全景

カラーリングは1色のみ。
己の存在感を強く主張する派手なショッキングピンク。
カラーデザイナー渾身の彩色だ。

© ill-health(ruephas) 2025

運動効率を高めるため、サドルはかなり高くセッティング可能。
ラゲッジルーム(いわゆる「カゴ」)は前後に装備され、その収納力は計り知れない。

エンブレム

誇らしげに輝く「COCONUT」のエンブレムは2本あるトップチューブ下側にさり気なく配置。

© ill-health(ruephas) 2025

防犯登録も抜かりなく処理済み。
注意点を要領よくまとめて記載しているオーナーズマニュアルはトップチューブ上側に貼付されている。

ヘッドライト

ヘッドライトは従来型の豆電球ではなくPanasonic製LEDを奢る。
自動車で言えばLEXUSに装備されるKoito製に当たるグレードだ。
照度は実用上申し分ない明るさを確保している。

© ill-health(ruephas) 2025

電源は一般的なバッテリーではなく、稼働した途端篦棒に重くなるタイヤ押し付け式ダイナモを敢えて採用。
オーナーの脚力向上を狙ってのもの。
その心遣いが光る。

スタンド

しっかりした停車体験を感じとれる両立型スタンドを標準装備。

© ill-health(ruephas) 2025

クロスバイクでオプション装備されることが多いデザイン優先のちゃらっぽい一本型スタンドではなく安定性を優先した。
駐輪場などは勿論、地面が多少荒れていても安心安全安楽安穏安静安堵安泰安逸安座安閑安息(頭に「安」がつく単語をこんだけ思いついた自分が誇らしい)に停めることが可能だ。

ロック

オーナーにとって心配なのはやはり愛車の盗難。
それに対応するためロードバイクでは絶対につけられることがないフレーム一体成形型(馬蹄形)ロックを標準採用。

© ill-health(ruephas) 2025

高価なワイヤロックなどを別途準備する必要がなく頗るコスパが高い。
もちろん簡単な操作で確実に施錠解錠可能。
電源不要な機械式をチョイス。
サブキーは抜かりなく別途1本付属しており、メインキー紛失時の対応も万全だ。

リアラゲッジルーム(いわゆる「後ろのカゴ」)

リアラゲッジルーム(いわゆる「後ろのカゴ」)は驚きの着脱式。

© ill-health(ruephas) 2025

完全固定式のフロントラゲッジルーム(いわゆる「前のカゴ」)に対してリアラゲッジルーム(いわゆる「後ろのかご」)はサドル側から立ち上がるロックを外すことでフレームからラゲッジルーム(いわゆる「カゴ」)全体をそのまま外すことが可能。
このかつてない着脱体験はあなたを魅了するだろう。
5kg4000円の米と安売りで大量に購入したサバ缶など、重くて嵩張ってバラけて運びにくい荷物を収納したままラゲッジルーム(いわゆる「カゴ」)ごと室内に持ち込むことができる素晴らしいユーティリティ。
ラゲッジルーム(いわゆる「カゴ」)の上部が何だか壊れたように見えるのは敢えて採用された心憎いデザイン。
ラゲッジルーム(いわゆる「カゴ」)盗難を試みようとする者に対し「これは壊れているから盗んでも仕方ない」と思わせる心理戦に持ち込み、盗難を未然に防止するというハイレベルなセキュリティ。
2024年度グッドデザイン賞候補だった(が惜しくも落選)。
なお、このリアラゲッジルーム(いわゆる「後ろのかご」)の存在は、安易な二人乗りを未然に防止するための安全装備でもあることは言うまでもない(がオレはアパートで一人暮らし。どっちみち後ろに乗るやつはいない。放っておいてくれ)。

ここちゃんの紹介は以上じゃ。
さあ、早速ここちゃんに乗って買い物に出かけよう。
今日から始まるここちゃんとの毎日がワクワクだ。
ワクワクがとまらない。

2025年6月27日金曜日

Ride before you look!(54) ママチャリを買った(1)

最近の書き込みでもわかるように、ワシは奈良市と言うか奈良盆地にある農業用ため池に興味を抱いとる。
いろんな方面での調べは少しずつ進んでおり、並行してため池の実地見聞も始めた。
その際、足としてはまっ黄っ黄のスイスポくんでもいいしメルくんでもいいんじゃが、クルマの停めどころに難儀するところにあるため池もあるじゃろうし、メルくんでは入れないが自分の足だったら到達可能というため池もあるじゃろう。
となると、第3の足としてママチャリが考えられるじゃろう。

実は暫く前からママチャリが欲しかった。
近所にちょっとした買い物に出かけるとき、歩いていくには遠いけどクルマを使えば歩くと同じくらい時間がかかるケースは頻繁じゃし、だからといってメルくんを使うと買った物の運搬に困るし、何より買い物先の自転車置き場にメルくんを停める度胸はワシにはない。
そんなときにもママチャリは活躍するじゃろう。
ワシは自転車屋のサイトとかホームセンターなどの自転車売場を見てみたが、ママチャリといえども普通に買えば2万円前後は必要じゃとわかった。
便利とはいえ毎日使うわけでもないママチャリに大枚叩く(はたく)のもなあと思っとったが先週じゃったかな、紀寺のあたりを歩いとったら街角に小さな自転車屋があるのに気づいた。
サイクルショップスギヤマ(奈良県奈良市紀寺町634:0742−81−4833:公式サイトなし:基本13:00〜19:00:定休日曜:駐車場なし)という自転車屋じゃ。


店構えや店内を見ると、自転車の販売もしとるけどそれよりはメンテナンスやパーツ販売を主に商いをしとるように見える。
その店頭に2台の中古自転車が販売目的で陳列されとった。
ああそうか、探せば中古を売っとるとこもあるんじゃなあ。
2台は中古なりの古さじゃがちゃんと拭き上げられとるし、法規上必要なパーツも抜かりなく装備されとる。
値札を見ると税込み3980円と5980円で非常に安い。
一瞬、これはもうこれのどっちかでいいかと思ったが、ただやはり2台だと選択肢が狭すぎる。
なのでワシは他に中古自転車を扱っとるとこがないか調べて実際見に行ってみた
具体的な店名は挙げないが、広い店内にはたくさんの中古自転車があって良さそうなものもちょこちょこある。
しかし値段は概ね1万以上する割に、程度はサイクルショップスギヤマに並べられとったものと同じくらい。
だったらサイクルショップスギヤマでいいじゃん。

で本日、ワシは事務所を1時間早めに抜け出して自宅に戻り、メルくんに乗ってサイクルショップスギヤマに出向いた。
残念なことに2台のうち1台はすでに売れてしまっており、残っとるのはピンク色の3980円の方。
ワシは中にいた、そうじゃなあワシよりちょっと若い店主に声をかけた。
「こんにちは。先日通りがかった時に中古の自転車2台あったんで買いに来たんですけど、もう1台売れちゃったんですね」
「そう。さっき売れちゃいました」
「あ〜そうですか残念。この先入庫の見込みなんてわかんないですよねえ」
「まあ中古ですんでね。わかんないですね」
「そりゃそうですよね。じゃあこれ買いたいんですけどちょっと乗らせてもらっていいですか」
店主はワシが乗ってきたメルくんを見ながら、
「メルクスですね。初めて見ました。この中古のやつはロードバイクに比べて重いしブレーキは鳴くし大丈夫ですか」
「大丈夫です」
ワシは早速中古自転車に跨がりちょっと走ってみた。
特に問題はない。
「これ買います」
即決。
「え。ほんとに買うんですか」
「近所に買い物に行くときとかメルクスは使えないし、クルマで行くのも面倒なのでこういうのが欲しかったんですよ」
「はあ、わかりました。じゃあ中にどうぞ。防犯登録もさせてもらいますね」
「お願いします」
ワシは防犯登録の用紙に記入し、財布を取り出した。
「防犯登録600円ですけど少し値引かせてもらって、合わせてちょうど4000円いただきます」
なんと!
いきなり580円もの値引き。
こりゃ嬉しい、気持ちが。
ワシは代金を支払い、
「いやあすみません。では明日改めて伺います。午後営業してるんですよね」
「いや、明日は午後所要があって午前10時から12時開けます。次の日曜は定休で月曜も所要があってお休みなんですよ」
個人事業主なので休みに関しては自由が効くのじゃろう。
しかしワシにとっては午前営業の方が都合がいい。
「わかりました。じゃあ明日の午前に伺いますのでよろしくお願いします」
ショッキングピンクという派手な色のフレームを見ると「coconut」と書いてある。
よし、じゃあこいつの名前は今日から「ここちゃん」じゃ。
ここちゃん、明日取りに行くからそれまで待っててくれろ。

2024年10月21日月曜日

Ride before you look!(53) メルくん用トルクレンチ選びに悩む(5)

さて、10月19日より待望の熱帯雨林プライム感謝祭が始まった。
昨日の20日は明日香村方面にやぎさん探索に出たんじゃが、出かける前に予て目星をつけとったいくつかのトルクレンチに関してどのような価格になっとるかざっと確認してみた。
結果は次のとおりじゃった。

① 良匠 FIRSTINFO TOOLS 6.35mm
  感謝祭前価格:¥11200
  感謝祭中価格:¥10640(5%OFF)

② UYECOVE トルクレンチ プレセット型 4点セット
  感謝祭前価格:¥18999
  感謝祭中価格:¥12999(32%OFF)

③ SK11 デジタルトルクレンチ SDT3-060
  感謝祭前価格:¥12410
  感謝祭中価格:¥10548(15%OFF)

④ ParkTool TW-5.2
  感謝祭前価格:¥16012
  感謝祭中価格:¥16012(感謝祭対象外)

むうん…
ドラフト1位指名予定じゃったParkTool TW-5.2は大方の予想通り感謝祭対象外で一切の値引きなし。
これは残念。

値引き率で最も頑張ったのはUYECOVE トルクレンチ プレセット型 4点セットじゃが、その上で他の2品より高額。
酒にしてもこのような道具にしても何にしても一般的には基本は高いものが良いのじゃが、このアイテムはトルクレンチ3本組でこの価格であることに注意が必要じゃ。
1本あたりにすると4333円でこれは如何にも安い。
しかも感謝祭じゃからと言ってあっさり大幅値引きしてくることにむしろ不信感を覚える。

良匠 FIRSTINFO TOOLS 6.35mmはビットまで揃っていて別途買う必要はなくその点有利じゃが、プライム感謝祭期間になっても人柱数が増えておらず素人が買うのはちと危険な感じは変わらない。
UYECOVEのやつよりは信用できそうな雰囲気はあるんじゃが。

2位指名予定のSK11 デジタルトルクレンチ SDT3-060は値引き後の価格では最安値をつけた。
SK11というブランド自体は調べてみてもまあまあ信頼できると思われるので心がちょっと動いた。
しかして、対応する最大トルク数が60Nmというのが気になる。
というのは、世の中に数多存在するトルクレンチ評論家によれば、デカい力で締められるトルクレンチは、低トルクでの精度が落ちるという説が根強く語られておるからじゃ。
これの兄弟商品としてSDT3-030という最大トルクが30Nmというものがあるが、プライム感謝祭価格で14922円とやや高額であることもこの噂を物語るものであろうと思われる。
あと気になるのは音。
指定トルクに近づくと音が鳴って知らせてくれるんじゃが、それがどうもやたらにデカいらしい。
それで購入者レビュー動画で例の音を確認してみたら確かにデカい。
この手の工具は雑音が多い現場で使うことが多いので音がデカいことには合理性があるんじゃが、ワシは部屋の中で使うことも想定しておるのであまりデカいと隣近所に迷惑じゃ。
部屋の外で使うにしてもアパートの住人が不審に思うかもしれないくらいの大きさじゃった。

というような理由で、この1ヶ月位の間なんだかんだと自分の中で大騒ぎになっておったメルくん用トルクレンチ導入は、プライム感謝祭完了間近の今の状況において「一旦見送り」とした。
価格の面でも安いほうがそりゃ嬉しいが、そもそもこういう精密工具はやはり現物を確認するのが大事じゃろうと思ったからじゃ。
精密工具の世界でも中華を始め各国諸ブランドのものが多くなってきており、調べても度の国のメーカーなのかもわからないことも多い。
画面の世界だけで選ぶと、安物買いの銭失いになる可能性があるし、高くてダメダメなやつを掴んでしまったら目も当てられぬ。
これから暫くはホームセンターや工具専門店を回って実際に手にとって見て、どういうメーカー、どういうブランドの工具が良さそうか自分なりに確認してから買おうと思った次第じゃ。

ちなみにトルクレンチは買わなんだが、台所用の棚とテレビ台、それとシェーバー用の洗浄液(インクジェットプリンタのインクカートリッジ同様、消耗品で儲ける算段なんじゃろうが正規品はとにかく高い)は安く手に入れることが出来たのでそれはそれで満足じゃ。

2024年10月10日木曜日

Ride before you look!(52) メルくん用トルクレンチ選びに悩む(4)

前回取り上げた各工具をまとめるとこうなる。

TableタグがめんどくさいのでNumbersで作った表をキャプチャした
情けないのう、すまんのう、謝るワイ

この辺を件の店長だか副店長だか店長代理だかに説明して意見を求めたわけじゃ。

そんで、その返事は次の通り。
「俺はParkToolのやつ以外は使わないな。それ以外は使う気にはなれない」
とのことじゃった。
ふうん…そうか。
ちなみにやつが使っとるのはこれらしい。


© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates

価格:16012円
対応Nm:2~14
熱帯雨林での評価:4.3(18件)

見ればわかる、高っかいやつやん。
件の男曰く、これは一応プロ仕様で多くのショップで使っているとのこと。
プロ向け道具のためか一般コンシューマが買う件数が少ないようで熱帯雨林での人柱数は14件、うちコメントしてるのは僅か3人(日本国民2人、英語圏国民1人)。
但しいずれもまあまあ好意的な内容じゃ。
件の男のコメントや熱帯雨林でのコメントを総合して考えると、精度はかなり正確でその点は安心できそうじゃ。
また、メーカーに送れば長期使用した後に発生する狂いを校正(=修正)してくれるサービス(有償だろうねえ)もやっとる。[1]

弱点としては、まず高い。
更にビットが付属してないので別途購入が必要で追加の出費が必要じゃ。
それと対応トルク範囲が2~14Nmでちと狭い。
ただ今一度、ロードバイクの締め付けトルクをざっと確認してみると、強力系パーツ以外は大体14Nmで収まるみたいなので、実使用的には問題なさそう。
しかし本当にワシごときにここまでちゃんとした精度の道具が必要なのかどうか。
いやむしろ素人であればきちんとした道具に頼ったほうがいいのか。
もう少し安ければ迷うことはないんじゃが…

なので、これを買うかどうかはアマチュアであるワシがここまでの精度にこだわる必要があるかどうかが判断の分かれ目になる。
製品自体は恐らく大枚16000円はたく価値は充分にありそうじゃ。
そこまでいらね、という事じゃったらSK11のデジタルトルクレンチになりそうな気がする。

来週末の10月19日~20日まで熱帯雨林プライム感謝祭があるので、期待薄じゃがもしかしたら安くなっとるかもしれん。
その時点での価格も見てから決めることにしよう。

[1]
これは間違い。
やってませんでした。

申し訳ございません。トルクレンチの校正はお受けしておりません。

どっか社外品でもやってくれる校正サービス会社はないものか。

2024年10月9日水曜日

Ride before you look!(51) メルくん用トルクレンチ選びに悩む(3)

今までの経緯も含め、ワシが欲しい道具の条件を考えてみた。
まず、ロードバイクの各パーツをどのくらいの強さで締める必要があるかじゃが、これについては様々情報がある。


などなど。
探せばいっくらでもある。
これらによると、ボトムブラケットとかカセットスプロケット(富士山のことじゃな)、ペダルなどといういかにも強力(ごうりき)が必要な部分を除き、おおむね1Nm~15Nm程度をカバー出来ていれば大丈夫のようじゃ。
要強力パーツはそもそも頑強にできているはずじゃから多少強すぎても壊れんじゃろうし、そもそもボトムブラケットや富士山などはそう頻繁に交換したり調整するようなことはないし、やるにしても自分自身でやるかといえばやらなそうな気がする。
いや、富士山交換は自分でやるかもしれんがそれは別途考えよう。
この1~15Nmという範囲の強さをカバー出来て、かつ「測る道具」ではなく「締める道具」が欲しい。
走りに出かけてから各所をちょこちょこ調整するには例のBIKE HANDのYC-636があるので携帯性は特に求めない。

トルクレンチといえば以前知り合いの自動車屋で借りたやつは、指定の強さになると先端部がカクっとなって力が抜け、それ以上締めたくても締められない構造のやつで大変感激した。
あのような感じで指定の力に達したらそれ以上締められないとか、あるいは「これ以上はだめですよ」的な合図が出るようなものが欲しい。
まあそりゃ安いに越したことはないが、安かろう悪かろうはダメじゃから場合によっては多少値が張っても仕方ない。
そういった条件を満たす道具はないかネットの世界で探してみた。
まずはやはり定番の熱帯雨林からじゃ。
トルクレンチで検索するとまあうじゃうじゃあるもんですなあ。
多くは自動車やオートバイ用の強力系トルクレンチじゃが自転車に使うような小さい力に対応したものも見受けられる。

貧乏なワシは「価格:安い順」にセットして使えそうなものを上から順にみていった。
従って以下の記載は結果的に安い順となる。
目についたものを書いてみる。
また、価格などの記載情報はすべて2024年10月現在のもので、写真は失礼ながら熱帯雨林ページのキャプチャじゃ。



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価格:2180円
対応Nm:0~12
熱帯雨林での評価:4.0(515件)

構造的にシンプルなためか壊れた系のレビューはない。
しかしこれは実質的に今ワシが持っとるやつと同じ。
あまり買う意味はなさそう。



© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates

価格:2380円(タイムセールで23%OFF)
対応Nm:2~24
熱帯雨林での評価:4.0(258件)

パッと見よさそうな感じじゃけど、低い評価のレビューを見ると要するに、すぐ壊れたとかイチかバチかで買ってみたけどやはりだめだったというものが多く、やはりこの価格帯は危険かと思われる。
なので価格を1万円以上に設定して、締め付けトルクを~15Nmのものを探してみた。



© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates

価格:11200円
対応Nm:3~16
熱帯雨林での評価:4.0(4件)

お、これなんかよさそうに見えるぞ。
適応トルクもちょうどいいし、レンチ本体の他にビットも付属しとる。
色もかっこいいし評価もそこそこ。
これは購入候補になるじゃろう。
ただ、評価件数が4件しかなく要するに人柱の数が少ないのが気がかり。
問題がまだ出きっていないので評価が高いのかもしれない。
でも、ワシ的にはこれいいなあと思う。



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価格:12000円
対応Nm:2~14
熱帯雨林での評価:3.6(5件)

マッチョマン?
ヘンな名前のメーカーだなあ。
標榜している製品スペック自体には問題なさそうじゃけど、人柱人数がとても少ない上にその評価の中に「ただのレンチ。トルクの指定が機能しない」なるものがあるのでパスかな。



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価格:18999円
対応Nm:1~25 ・ 5~60 ・ 20~220 の3本セット
熱帯雨林での評価:4.4(124件)

価格がいきなりジャンプアップしたけど、3本セットじゃから。
1本あたりに換算すれば6333円。
もしこれにしといたら、それこそボトムブラケットやペダル交換まで対応できてしまうのが魅力的。
評価も高めでレビュー件数も124件と人柱には充分な数。
批判的なものは数件(いずれも海外)で、日本人によるレビューは概ね良好。
精度については、
「精度ですが、手持ちのKTCのトルクレンチと比べても若干の差はありますが実用は困らないレベルだと思います」
など具体的に記載されたものが見受けられ、そこそこの精度が確保されとるように思われる。
弱点はビットが付属していないことで、別途購入する必要があるなあ。
それと、20~220のやつはメルくん的には必要ない(とは言ってもあればあったでまっ黄っ黄のスイスポくんのタイヤローテ時に使えるけど)。
これなしにして安くならんか?
あとなんといっても、このブランドがどこの国のものかが調べてもさっぱりわからん。
なんとなく中華くさい。
評価がいいので大丈夫とは思うけど、中華を信用しきっていないワシであるのも事実なのであった。



© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates

価格:12410円
対応Nm:3~60
熱帯雨林での評価:4.5(1327件)

だったら、上記のUYECOVE トルクレンチ プレセット型 4点セットじゃなくてもこれでいいじゃんと思う。
調べたら、SK11というのは日本の藤原産業という工具メーカーのブランドで、創業が明治30年という超老舗企業。
評価も4.5とまあまあで人柱も少なくとも 1300人以上存在する。
1300人の平均評価が4.5なのは頼もしいと思う。
今までとは打って変わってデジタル式のトルクレンチで、指定トルクになると「かくっ」となるのではなくて、ピーピー音がして知らせてくれるという方式のようじゃ
同社の製品ではこれとは別にSDT3-030という対応トルクが~30Nmのやつもある。

© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates

STD3-060に比べて適用Nmの範囲が狭い割になぜか17556円と5000円くらい高い。
理由はわからんが、もしかしたら範囲が狭いほうが精度が高いのかもしれん。
弱点は電気仕掛けなので電池交換の手間が発生するのと(ドライバーが必要らしい)、指定トルクに達した際の音がかなりデカいらしく、室内で使うにはちょっと憚られるという点。
奈良のアパートは築浅ではあるけど壁はそんなに厚くない。
入居時には「騒音にはくれぐれも気を使ってくれ」と申し渡されておる。
電池に関しては使うたびに交換するわけでもないし、音に関しては多くの場合作業は外でやるじゃろうし、部屋ん中でやるにしても音が出る穴を何かで塞げば少しは抑えられるじゃろう。
というわけでまあいろいろ調べてみたがワシ的には、

・良匠 FIRSTINFO TOOLS 6.35mm
・UYECOVE トルクレンチ プレセット型 4点セット
・SK11 デジタルトルクレンチ SDT3-060

あたりがいいんじゃねえかいと思った。
で、その辺について件の店長だか副店長だか店長代理だかにプロとしての意見を求めるために連絡してみた。

2024年10月8日火曜日

Ride before you look!(50) メルくん用トルクレンチ選びに悩む(2)

さてどうするかというと、そういった工具を買えばいいわけじゃ。

とか何とか前回書いたが、実を言うとその類いの工具は持っとる。
この工具の一般名称は「トルクレンチ」という。
締め付け具合が数字で確認できるように工夫された道具じゃ。
2ケあって、1ケは下の1枚目の写真のやつ。
2018年7月に熱帯雨林で買ったBIKE HANDという台湾メーカーのプレート型トルクレンチでYC-636ってやつ。
なんで買ったのか覚えてないけど、切羽詰まって買った記憶は全くないので一応持っとこっかな~程度の動機じゃったと思う。
お値段は税込み1799円じゃった(2018年当時。今見たら2676円じゃった。ひぇ~、びっくりじゃ!)。

とても小さいです
測ってないけど15cmはないと思う
© ill-health(ruephas) 2024

当時は知識もクソも何もなかったので、レビューの内容がそんなに悪くなく、かつそんなに高くないやつという判断基準で買ったはずじゃ。
とても小さくて軽いので通常の六角レンチとともに自転車に積んで走っとる。

このショップについては現在欠品中

このレンチは「締める道具」ではなくあくまで「測る道具」で、手で締めた強さが適切かどうかをチェックするのが目的と聞いた。
かつ、形状的に奥のほうにあるネジに届きにくいし、あと測る力の上限が10Nm(ニュートンメートルとかいう単位らしい。文末にとてもわかりやすい説明をしておいた[1])という弱点がある。
奥のネジに届かせるには延長用の長いアダプターみたいなやつ(正式名称がわからん)を買えばいいんじゃろうけど、なんかめんどくさくて買わずにおった。
さらには、浜松から奈良に引っ越す際に思いっきり忘れていて奈良にはない。

で、そのうち前に書いた通りサドルぼろんぼろん事件が発生してネジを緩めたり締めたりする必要が出てきた。
サドルとサドルポストはアルミじゃからこれまた既に書いた通り、ちょっとばかり締めすぎてもまあまあ大丈夫に思えるが、しかし一方で締め付けの強さが7Nmと書いてある。
ご指定されちゃっとる。
しかし7Nmとご指定されてもワシにはわからん。
百戦錬磨の自転車整備人じゃったら手作業でもある程度の感覚はあろうが、ワシはロードバイクに乗るのもメンテするのもずぶの素人。
またそれより心配なのはシートポストをフレームに固定するこりゃなんだろ、わっかみたいなやつ。

どういう名前なのかわからんわっか
© ill-health(ruephas) 2024

これはフレームに直接関係してそうなのできっちりしたい。
わっかには指定の強さが書いてないが調べると5~6Nmらしい。
これ以上強く締めてしまったらパキンとなってしまうかもしれん。

そこで職場の関係者にトルクレンチの所有具合を片っ端からあたると、かつてクロスバイクに乗ってはいたが今は飽きて乗っとらんという男を発見。
その者に道具の有無を確認したら幸いにも、
「ああ、あります。僕もう自転車乗らないからあげますよ」
と言われてタダで貰い受けたのがこれじゃ。

自転車に乗ってなかったらこれ見ても
なんに使うか絶対にわからなんだじゃろうなあ
© ill-health(ruephas) 2024

TOPEAKという会社のTOL23500というトルクレンチで、原理はBIKE HANDのやつと同じ。
ただ違うのは、12Nmまで測れるのと長い棒になっとるから奥の方のネジも締められるという利点がある。
ただし自転車のサドルバッグとかパーツボトルにいれて運ぶのはできない。
またBIKE HANDのやつと同じくこれも「締める道具」ではなく「測る道具」。
じゃから、普通の六角レンチで締めこのトルクレンチで測り、足りなければまた六角レンチで締め、再度強さを測り直し…、という感じで非常に手間がかかる。
しかしこの道具を使い、取りあえずこれを使ってサドルの交換はできたわけじゃ。

作業終了後改めてこれら2ケの道具の評判を調べてみると、使いやすいとか安価でいいとか、またBIKE HANDのやつに関しては携帯するのに便利だぞ、などがあるがその一方で、
「あくまで目安として使っているだけ」
「精度についてはこんなもんかな」
「素人なりに大丈夫かなと思って使ってます」
「神経質な人だったらちゃんとしたやつを買うのが吉」
というものが目立ち、精度について太鼓判を押しているようなものは見当たらなかった。
「精度についてはこんなもん」とか「素人なりに大丈夫かな」というコメ主は一体何を基準にして書いているのか訊いてみたい。
精度が要の道具で精度について確信が持てんのはやはり気持ち悪い。
一応言っとくがワシは決して神経質ではない。
冬場などは数日風呂に入らんでも平気の平左じゃ。
バスタオルは1週間使い続けじゃし。
ただただ貧乏なだけで、メルくんを破損せしめたら次のロードバイクを買う金なんぞないから壊したくないだけじゃ。
多少高い道具でもってウン十万円するメルくんを使い続けられるのであれば安いものじゃろう。

[1]
ニュートンメートル(newton metre、記号:N m, N·m)は、国際単位系 (SI) における力のモーメント(トルク)の単位である。
1ニュートンメートルは、「ある定点から1メートル隔たった点にその定点に向かって直角方向に1ニュートンの力を加えたときのその定点のまわりの力のモーメント」(計量単位令による)と定義されている。
ニュートンメートルは、ジュール(エネルギー、仕事のSI単位)と次元的に等しい。しかし、エネルギーや仕事をニュートンメートルで表すと混乱を招くため(力のモーメントはエネルギーではない)、ニュートンメートルは力のモーメントの単位としてのみ使用すべきである。
ニュートンメートルという単位は、分野によってはよく使われる割には名称が長いので、アメリカの一部の人は "newton meter"(meterはmetreのアメリカ綴り)を略して "neuter" と呼んでいる。

どうだ、わかりやすいだろう。

2024年10月5日土曜日

Ride before you look!(49) メルくん用トルクレンチ選びに悩む(1)

ワシはEddy MerckxのEMX-3(「メルくん」と呼んどる)というだいぶ古いロードバイクを持っとって、しかし全くガチではない根性レスな自転車乗りじゃから暑いとき寒いときなどは決して乗らないし、3%以上の坂道には絶対に近寄らないようにしとる。

2018年4月29日
浜松市天竜区西雲名の秋葉橋
この頃は結構走れたんじゃがなあ…
© ill-health(ruephas) 2024

春や秋のような気候がいい頃合いになると、見た目はフツ~な一般人のような服を着て(つまりあの例のピッチピチなサイパンやジャージを着ることなく)平地をだら~っと走るのが好きじゃ。
何故一般人を装うのかなど言うまでもない。
疲れたり坂を登るときなど、気軽に下車して歩くためじゃ。
ガチな格好だとそうは行かないのは自明の理というもんじゃ。
型落ちで安く買ったSidiの靴も一応持っとるがめんどくさいし、自転車降りて散歩ができないのでスニーカーを履いて走る。
乗り初めのころは100kmくらいは何とか走れたけど、加齢に伴い膝がやられてきたため今ではせいぜい上限が80kmくらいのもんで、普段だと30~50kmくらいを目安に走っておる。

で最近、最初に買って自転車に付けとったFORZAのサドルがあまり乗りもしないのにボロンボロンになってきた。

交換前
まあまだ使えそうだけどねえ
しかし流石にねえこれは
© ill-health(ruephas) 2024

そのため、四国の丸亀で自転車屋の店長だか副店長だか店長代理だかをやっとる子供に先日窮状を訴えたところ、中古だけど今と同じFORZAのサドルをタダで送ってきてくれた。
有難い話じゃ。

交換後
サドル、本音を言えばママチャリのやつがケツには優しいのではないかい
© ill-health(ruephas) 2024

しかしまだまだ暑いころじゃったので交換しただけで乗りもせずにそのまま放置しとった。

しばらくすると件の店長だか副店長だか店長代理から「中古のカンパのホイールあるけど俺別にいらないからあげる」との連絡が飛び込んだ。
「はあ何だぁ?カンパだぁ?タダだとぉ?すみませんええっとマジでしょうか?」
「うん。いらんし」
「勿論貰い受ける」
店長だか副店長だか店長代理だかは、最近主流になっとるディスクブレーキの自転車を使っとるのでキャリパーブレーキ(ホイールを直接ぐいと挟み込むやつ)にしか対応できないこのホイールはいらんということじゃろう。
カンパというのはCampagnolo(カンパニョーロ)というイタリアの自転車コンポメーカーの略称で、品質は折り紙付きじゃがその分非常に極めてとてつもなくどえらく高価であることで名高い。
従って多くの者たちは貯金を叩いて購入し、購入後は決して自転車に装着することなく床の間に飾り、朝昼晩と手を合わせるというのが通常じゃ。
カンパのコンポを普段遣いできるのは、フェラーリを小遣いで買える階層に限られるじゃろう。
そのCampagnoloのZONDAという中古ホイールをタダで貰い受けたわけじゃ。
ホイール交換ということはホイールについとるスプロケットと呼ばれる富士山みたいな形をした歯車も交換せねばならんし、今使っとるRacing3からZONDAに変えることで幅が23から25に少し太くなるのでブレーキシューの位置調整もせねばならん。
富士山付け替えについては幸いにも以前交換用の工具(やっすいやつじゃよ)を買ってあったのでそれでできるし、ブレーキシューの調整も手持ちの六角レンチセットを使い、しかしブレーキはクルマも同じじゃがある意味命に関わるので店長だか副店長だか店長代理の遠隔指導を受けながらまあできた。

2024年9月14日
作業中
メンテスタンド持ってこなかったのでこのスタイル
今度買わなければ…
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交換完了
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ホイールの交換後もまだまだ暑い日が続いとったんでヘタレなワシは走ることはなかったが、ちょっと涼しくなった9月23日にサドルやホイールの取り付け具合の確認のためにちょっと走ってみたわけじゃ。
走り始めて5m(5kmじゃないぞ。50mでさえもない)、サドルがずるずると後ろ側にズレた。
むう…
締め付けの強さが足りないようじゃ。
ワシは初心者でかつビビりなもんじゃから、自転車各部のネジを強い力で締めるとそこの部分が破損してしまうのではないかと常に恐れとるので今回も弱めに締めたらしい。
特にメルくんはワシにとって身分不相応なことに高価なフルカーボンフレームじゃ。
カーボンは軽くて強靭じゃが、局部的に強い力が加わると破損しやすいという特性を持っとるので、浜松にいた頃は可能な限りミソノイというショップでメンテをしてもらっていたくらいじゃ。
しかし今回はフレームではなくシートポスト(サドルを取り付けるパイプ)とサドルの話であり、どっちもアルミじゃから多少強く締めすぎても破損することはないし、万が一破損したとて比較的安価に交換できる(とは言っても両方交換したら万札が飛んでいくが…)。
新品じゃなくとも中古品がたくさん出まわっとるし。
ワシは自転車から降り立って、パーツボトルから六角レンチ(専門家的にはアーレンキーっていうんですかね)を取り出してサドルを正しいと思われる位置に勘で戻し、ネジをこれまた勘で増し締めした。
その結果、サドルのぐらつきはなくなり、その日はチェック目的だったので走行距離を10kmほどに抑えて帰宅した。

しかし、自転車には今後も乗り続けないとならん。
メルくんに乗って平地をダラダラ走るのは楽しい。
しかし前回走った10kmというのはワシのことは置いといて普通の自転車乗りからすると数歩歩く程度の距離であって、出来れば週末には散歩の代わりに30〜50kmくらいは走りたい(これとて普通の自転車乗りなら町内散歩程度)。
その距離を安全に走るには素人なりに最低限の整備をしてメルくんを健全な状態にしておきたい。
走行中にサドルがズレたり外れたり、ハンドルが緩んだりしたらそれこそ命に関わる。
先だっても名古屋でロードバイクの前輪が外れて転倒か 65歳の男性が死亡[1]なる事故も発生しとる。
自転車各所のネジの締め付け具合は大事じゃ。
一方でさっきも書いたが、締めすぎてフレームや部品が壊れるのもこれまた嫌じゃ。
となると、感覚ではなくきちんとした正しい強さで各所のネジを管理したい。
そのためにどうすればよいかははっきりしていて、きっちり締まってかつパーツやフレームの破損が起きない力、つまり正しい力でネジを締める道具が必要ということになる。
さてどうするかというと、そういった工具を買えばいいわけじゃ。

2024年10月6日6時44分
大和郡山西九条の佐保川
この日はSIDIを履いて走ってみた
車体も膝も問題なさそうじゃった
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[1]
ニュースサイトのためリンク切れが予想されます。
本文をコピペしときます。
27日、名古屋市南区で65歳の男性が自転車で転倒し死亡する事故がありました。
事故があったのは名古屋市南区にある大江川緑地の遊歩道で、26日午後10時ごろ、前輪が外れた自転車の近くに男性が頭から血を流して倒れているのを、通行人が見つけ通報しました。
男性は意識不明の重体で病院に運ばれましたがおよそ2時間後、収容先の病院で死亡しました。
警察によりますと男性の近くに倒れていた自転車は、車輪が着脱しやすい構造のスポーツ用のロードバイクで、警察はこの自転車の前輪が何らかの原因で走行中に外れ、転倒したのではないかとみて調べています。
2024年、愛知県内では27日現在で、あわせて100人が交通事故でなくなっています。

9/28(土) 19:07 配信
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2021年5月4日火曜日

Ride before you look!(48) 43kmで上々(イノイチのお勧め)

今年の2月中旬に浜名湖周辺を42km程走った結果、案じていた通り膝が痛くなって這々の体で帰宅した。
困ったもんだ、もう自転車は無理なのかのう等と寂しい思いで過ごしておったんじゃが、本日、管理栄養士から自転車屋に転向するという奇天烈なキャリアチェンジをした男と浜名湖周辺を走ろうという話になって、ビビりながらも出かけることにした。
兎に角前回のトラウマがあるため自宅スタートではなく、メルくんを真っ黃っ黄のスイスポくんに載せて気賀駅近くの浜松市みをつくし文化センター(はままつしみおつくしぶんかせんたー:静岡県浜松市北区細江町気賀369:053-523-3116)の駐車場に行き、そこから出発することにした。
数年前の直虎ブームの時は随分と繁盛しておったんじゃが今では静かなもので、駐車場にはワシの他には1台しかクルマが停まっとらん。
そのクルマの主も、センター外構の除草をしとる。
メルくんを組み立てておると、青いクラシカルなTREK SLに乗った奇天烈キャリアがやってきた。
本日の計画は、旧瀬戸港まで走り少し休憩してから猪鼻湖を反時計回りに進むというのを取り敢えずやろうというものじゃ。
そこまで走った時点で膝の調子を見極めて、更に走れそうであれば次の目標としては天浜線知波田駅東にある宇津山城跡と定めた。
このへんまでは奇天烈と共に走り、ワシはそこで引き返し、奇天烈は更に走り進んで完全版ハマイチを遂行することにした。
旧瀬戸港までのコースの場合、走行距離は往復だとだいたい40km程度でこれは前回2月とほぼ同じ長さ。
更に宇津山城跡まで足を伸ばした場合は往復で+14kmなのでトータルではだいたい54kmになる。

早速走り始め、元管理栄養士で現在は自転車屋である奇天烈を横で走らせてフォームを確認してもらった。
奇天烈の意見は、
  • 後ろに座りすぎ
  • サドルがやや低いかも知れない
の2点じゃった。
であれば早速修正してみようということになり、走り始めてすぐにある静岡県中国浙江省友好記念公園(静岡県浜松市北区細江町気賀6179)で停まり、サドルを少し前に出して少し高さを上げることにした。
ただ、サドルは現状でもほぼ目一杯前に出している状態でこれ以上の修正は不可能だったので、意識的にお尻を前に出すようなポジションを取ることにした。
これ、サドル前部のほっそいとこにお尻を乗せるんで痛いんだよなあ、嫌なんだよなあ。
でも膝のあの痛みよりは全然マシなのでそのようにすることにした。
高さの方は当然ながら全然調整可能であり、腰骨とサドルの高さ関係的には1〜2cm上げても問題なさそうじゃが、まずは5mm程度あげて暫く様子を見ることにした。
そこから先は基本浜名湖沿いを忠実にたどって25km/hというゆっくり目の速度で走り、スタートから40分くらいで第一目標の旧瀬戸港に着いた。

ここまでこの場所をワシは「旧瀬戸港」と呼称しておるが、それは何でかと云うと2018年に発生し各地に被害をもたらした台風24号の影響で観光船が発着する桟橋が流されてしまい、それ以来ずっと休業しておったからじゃ。
先日通りがかった際にはショベルカーが建物を取り壊しており、ああまた浜松から観光拠点が消えてしまうかと寂しい気分になったところじゃ。
ところが、本日来てみるとどうじゃ。
コンテナを利用したおしゃれな建物が建っておるではないか。

1階は乗船券売り場と自販機があり、
2階は浜名湖を見渡せるオープンデッキになっとる
サイクルラックも用意されとる
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中に入って受付のお姉さんに訊いてみると、観光船の就航も再開されとるとのことで、ワシは一転嬉しい気分になった。
ただ中にはレストランのようなものはなく、ワシが嘗て大好きだったあのカレーが味わえんのだけが残念じゃが、これは仕方なかろう。

台風が来る前の2018年3月に食べた瀬戸港のカレーライス
おばちゃんが作っていて妙に美味かった
© ill-health(ruephas) 2018 / 2021

軽食機能は、この船着き場の逆側にある旧まるか青果の建物に移っており、自転車用のメンテナンス用具や空気ポンプもそちらに完備されとる。
この新しい建物の出現により、ここは「浜名湖遊覧船 みっかび瀬戸港」という新たな名称が与えられ、目出度くGoogle Mapsにも表示されておる。
よしよし。


水分補給をしてから膝の調子を確認したがこの時点では全く問題ない。
僅かな違和感さえないので、安心して猪鼻湖一周(名付けて「イノイチ」じゃ)にかかることにした。
猪鼻湖とは浜名湖の北にある湖で、全周は12km程度。
湖沿いのサイクリングコースによくある通りほぼ平坦なコースであり、ママチャリでも充分に走れて、かつ小さいながらも「湖を一周した」というそれなりの達成感も味わえるので初心者にも最適なコースじゃと思う。
来た道を少しだけ戻り、某宗教団体西側にある横道に入って歩道橋を渡り、猪鼻湖の東岸に出て湖岸に沿って北に走る。
多少風があるが走るに問題ない。
じゃんじゃん走り東急リゾートタウン浜名湖を通り抜ける。
この辺り、サイクリングロードが以前までは非常に分かりづらかったんじゃが、最近のハマイチブームによるものか路面標示がわかりやすくなっておって走りやすくなった。
道にも膝にも問題なく三ヶ日に達し、休憩の必要も感じずそのまま進む。
いやあ。
膝が痛くないというのは、本当に素晴らしいなあ。
どこまでも走れる気がする。
この先暫くは、猪鼻湖西岸と天浜線に挟まれたような感じで南下していく。
天浜線とは尾奈駅の辺りでサヨナラになり、再び浜名湖遊覧船みっかび瀬戸港に戻ってきた。
まだ膝には問題ない。
しかし、ワシの場合はある瞬間にいきなり違和感が来る。
「なんとなく変だな〜」というような前兆がない。
そしてその後すぐに違和感は痛みに変わっていくというパターンが多い。
なので今回は大事を取ってここで撤退することにした。
奇天烈は予定通りここから更に完全バージョンハマイチを目指すべく先に進んでいった。

来た道をそのまま引き返していくというのは基本詰らんもんじゃが、膝に痛みが無いと云うだけで充分嬉しいので気にならぬ。
ほいほいほいと軽やかに掛け声を掛けながらワシはじゃんじゃん戻っていった。
寸座峠の手前に素晴らしい景色が望める休憩所があり、コンクリ製のベンチが3脚置いてある。
素晴らしい場所なのに誰もいない。
今日は天候がいいので自転車がじゃんじゃん通っていくんじゃが、誰もここで休もうとはせんようじゃ。
ワシはそこに停まってフェンスにメルくんをフェンスに凭れかけさせ、浜名湖の方を向いてベンチに腰掛けた。

久しぶりに走れて嬉しそうなメルくん
© ill-health(ruephas) 2021

やあ、こりゃあ気分がゆったりするなあ。
大変にいい眺めじゃ。
ワシはスヌーピーのサコッシュからGloを取り出し、ゆったり吹かしながら浜名湖を通り過ぎていく船を眺めて暫くの時間を過ごした。
その後再び走り始めて程なく気賀に帰着した。
総走行距離はたった43km。
前回を僅かに1km上回ったがポイントはそこではない。
前回は同じ距離を走って酷く膝が痛くなった「敗退」サイクリングじゃったが、今回はそうではない。
短い距離ながら膝に問題ないまま終えたのが最大の収穫で、万が一を考えて走るのをやめたが多分あと20kmとかじゃったら走っても問題なかったような「上々」な結果じゃった。
これは単なる偶然というか、たまたま膝や体調が良かっただけかもしれんし、勿論スタート時に高めに調整したサドル高とライディングポジションを前方に移動させたことに起因するかもしれん。
次回はサドル高をこのまま維持、若しくはもう5mm上げて試してみて、40km時点で問題なければあと20km程距離を伸ばしてみようと思う。
楽しみが増えた思いがするなあ。

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2021年2月13日土曜日

Ride before you look!(47) 42kmで敗退

本日は曇りながら温暖で風もなく、格好の自転車日和じゃったから、空気がすっかり抜けきったメルくんのタイヤに空気を詰め、昨夜のうちに充電をしておいたGarminとライトをガチャリと取り付け、出来るだけカジュアルな格好に身を固めてワシは久しぶりにサイクリングに出かけた。
可成り長期間乗っておらん為膝の調子が全く読めず、概ね50km程度で収めるつもりじゃ。
となれば、定番コースである浜名湖周辺で、勿論ハマイチは無理じゃから自宅から気賀経由で舘山寺を通り抜けて村櫛あたりを目標地にするが宜しかろう。
ママチャリ速度である25km/h前後を、多めのケイデンスで維持して気賀に着き、そのまま舘山寺に達した。
情けないことにその時点で既に右膝に違和感があり、舘山寺の湖岸に座ってロキソニン服用して村櫛ビーチへ向かう。
その後も基本違和感が続いておったが痛みまでには至らず、村櫛に着いた時点でロキソニンを追加。
事前の想像通りここが折り返し点と判断して、帰り道を検討した。
帰り着くにはいくつかのルートが考えられるんじゃが、あれこれ考えた末、このまま少し南下して雄踏大橋を渡りあそこをああ通ってここをぐっと曲がってややきつめのあの坂を登って帰ることにした。
自宅が割れるから詳しくは書かんよ。
自宅まで後10kmといったところから遂に違和感は痛みに変わり始めたが決して激痛ではなく20〜25km程度であれば何とか走れる感じじゃ。
最後にワシにとっては結構な坂道があるが、それもフラフラしながら登りきり、なんとかかんとか帰宅できた。
走行距離は42km。
うーん、情けない限りじゃ。

自転車に乗って膝がおかしくなった時には大抵、和合の湯(静岡県浜松市中区和合町1146:053-482-8888:¥600:5:00〜22:00)に行って、かなり強い勢いのジェットバスに入ってそれでもって膝をマッサージするのが通例なので、今回もそのようにした。
汗を書いて帰宅。
しかし、先が思いやられるなあ。

 

上の地図じゃが、自宅周辺の道は消してある。
全部を一発で見るにはこっちが便利じゃろう。

途中立ち寄ったパルパル
何か工事中じゃったが…
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2020年7月24日金曜日

Ride before you look!(46) 梅雨が長すぎて自転車に乗れない

このサブジェクトを書いてから思ったが、これって完全に言い訳じゃなあ。

ワシは雨の日にはメルくんに乗らない。
メルくんを手中に収めたのは2016年の3月末じゃからもうかれこれ4年になるが、この間メルくんには一滴の雨もかかっとらん。
今年は異常気象で篦棒に梅雨が長く続いておるようなイメージがあるが、確かに調べてみると1951年から2019年までの統計を計算した平均としては、梅雨入りは6月8日頃で明けは7月21日頃らしい。
今の所、今年の梅雨明けは来週末とのことらしいので下手すると8月1日かそれ以降となり、平年より概ね2週間も遅い梅雨明けの見込みとなる。
その期間分自転車に乗れない時間が長かったわけじゃな。

何故雨の日に乗らんかと云うと、雨の後のメンテナンスグッズ及びメンテナンス技量を持ち合わせておらんからじゃ。

初めて出先で自力でもってパンク修理したときの写真
2016年頃に掛川にあるねむの木学園の近くでパンク
このようなパンク修理やスプロケ交換とか
バーテープの巻き直し程度は出来る
しかしチェーンが切れたときの対応がまだできん
© ill-health(ruephas) 2016 / 2020
雨中走った後は色んなとこに雨が入り込んだり油脂類が流されたりしておるので、基本バラして水洗いした後しっかりと乾燥させ、チェーンやスプロケに油脂を補いピカピカにせねばならんらしい。
やることに吝かではないが、そのためには少なくとも高い位置に自転車を保持できるメンテスタンドとチェーンカッターが欲しいところじゃ。
今持っとるただ自転車を立てるだけのスタンドではきちんとした作業はちょいと苦しい。
後はチェーンクリーナーも必須じゃろう。
ああ、書けば書くほど全てが言い訳じゃなあ。
だってその程度のグッズは雨晴れに関係なく備えておくべきものじゃもの。
買えばいいじゃねえか。
ワシの金銭事情は決して豊かなものではないが、メンテスタンドなんて精々高くても数万円、チェーンカッターはそもそも出かけるときには持ち運ぶべきじゃろうし、チェーンクリーナだって数千円。
ワシの金銭事情は決して豊かなものではないが、これらはどっちみち整備すべき物なのは明らかじゃから今年なんとか購入しようと思う。
購入してしまったならば、自らに対して「雨じゃから乗れん」という言い訳を封じることが出来ることになる。
いやあ、道具のせいにするとはワシは誠に信念に欠ける男じゃなあ全く。

ところでワシにとって自転車といえば、対句として膝痛という用語が挙げられる。
これについてはワシは医者じゃないし自転車の専門家でも無いから、走れば重度化するのか、より良い走り方を重ねれば自然に消えていくのかはわからん。
ワシは後者じゃろうと信じて走りたいと思っとる。
少なくとも50km程度であれば問題なく走れるので(情けない限りじゃ)、出来ればこまめに走りたいところではある。

何れにしても、来週末までには梅雨が明けるとの予報も出ておるから、水分塩分補給に注意しながらこまめに走りに出かけたいと思っとる。

2020年6月29日月曜日

Ride before you look!(45) 安倍晴明のあずき石は果たしてワシの膝を救えるか?

大東温泉シートピアの行き帰りには、実は毎回気にはなっておったんじゃ。
その気になる場所に、昨日宮内うどんの帰りにちょっと寄ってみた。
それは晴明塚(せいめいづか:静岡県掛川市大渕4015−3:R150沿い及び晴明塚すぐ横に駐車可能)という場所で、名前からして例の安倍晴明に関わるポイントじゃろうと容易に想像できる。
この人物の事は余り詳しくはないのじゃが、その乏しい知識の中でもこの人物の主戦場は京都方面であったはずというのは知っておったので、なんで遠く離れたここ静岡にこんなものがあるのか不思議じゃった。

R150沿いに立っておる看板の横にクルマを停めて周囲の様子を伺ってみた。

やや傾いだ看板が哀愁を呼ぶ
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季節は既に梅雨から夏に向かっておる。
即ち蚊が跳梁跋扈する時期に入っており、やぶ蚊が大量に生息しているかもしれん。
国道端からあまりに距離があると粗奴らの容赦ない攻撃が予想され、その様子が伺われれば躊躇なく撤退しようと思ったが、Google Mapを見てみたら50mほども歩けばあることが判明。
蚊の存在も認められん。
したがって予定通り突入。
直ぐに到着した晴明塚とはこんな感じの場所じゃ。

R150と太平洋の間の森の中にある晴明塚
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見ると柵で四角く区切られた一角があり、そこには大量の石が積まれておる。
多くは赤い石で、それ以外の白っぽい石も積まれておる。

半分くらいは赤い石
案外白い石が多い
この後に書いとるが
赤から白に変わるのには
それなりの時間が必要なようじゃ
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手前にはお☆さまマークが入った平べったい石も置かれておって不思議に思ったが、後から調べてみたらそれはこの人物のトレードマークのようなものであることが分かった。
傍らには、晴明塚のいわれを書いた説明書きも設置されておる。
ちょいと全文引用してみる。
清明塚(市指定文化財)
今からおよそ千年前、京の都に安倍晴明という天文、暦学に詳しい陰陽師があった。
ある時、荒波で聞こえた遠州灘に面したこの地に立寄り、村人の乞いに応じてそれまでしばしばおそった津波防止のために、ここにあずき色の小石を積み上げて熱心に祈祷をした。その霊験により以後この村には津波の災難がなくなったと言われる。このため村人は自然の暴威を鎮めた清明の徳をたたえてここに祀り、清明塚と称するようになった。また清明塚に祈祷すると疱瘡にかからぬと信ぜられ、往年その流行期には遠近から多数参詣者があった。疫病予防のためには赤い石一個を借り出しお礼の時には二個にして返す。すると返した石がどんな色の石でもあずき色にかわると伝えられ、遠州七不思議の一つに数えられている。
教育委員会
一応写真ものっけておこう。

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成程。
遠州灘からの津波の件は取り敢えず扠措き後回しにするとして、それより激しく興味を惹かれたのはやはり「清明塚に祈祷すると疱瘡にかからぬと信ぜられ」の部分じゃ。
疱瘡にかからない程の強力な霊力ならば、ワシの身体的悩みを解決することくらいはちょろいもんじゃろう、と思ったのじゃ。

おい待て。
あんた待て。
早まってはいかん。

「ワシの身体的悩み」とはあんたが想像していることとは全く違う。
ハゲは特に、全く完璧に何の疑いもなく疑う余地もなく決して気にならない。
気になっておらん!
その件は別にいいから忘れなされ。
わ・す・れ・ろ。

そうではなくて、膝痛の件じゃ。
何回も書いとるように、ワシは膝の痛みを抱えとる。
もしかしてこの晴明塚の力を授かれば、ワシの深刻な膝の問題を解決できるかも知れんと考えた。
早速ワシは塚の正面にどんと設置されている賽銭箱に20円也を投入してお参りしようとした。
しかし、うむ、わからん。
この晴明という男は、2020年現在に於いてはどのような存在・立ち位置・扱いなのかわからん。
単なる物故者なのか、それとも今では神や仏みたいな存在なのかがわからん[1]ので神式とも仏式とも云えぬような曖昧な方式でお参りし、その後持って帰るべき赤い石を物色し始めた。
案内では「小石」と書いてあるが実際には結構大きな石ばかりであり、こぶし大以上の大きさの石が多い。
余り大きいと取り扱いに困るので小さくて手頃な石を探すのじゃが、そういったものには「病気を直してくれてありがとう 2004年◯月◯日 山田太郎」等と書き込まれており持って帰るには憚られる。
結局何も書かれていないこぶし大の小豆色の石を持って帰って痛みが発生する膝の部分に擦り付け、その後細江にある三嶋神社の御朱印の横に設置して会社に行くとき帰った時にお参りすることにした。

いやあ、なかなか力強い絵じゃ
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大山くんと晴明くんという聞きしに勝る強力タッグの力により、ワシの膝痛は早晩解消されるに違いないと踏んでおる。

さていい感じの赤い石も入手出来たんで帰ろうと思い再度塚の周りを眺めてみると、ここが即ち晴明塚であることを示す棒状のものが、塚の向かって左側に立っとる。
よく見るとなんかヘンじゃ。

□明塚、か
ふうむ…?
一体どうしたことじゃろうか
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書かれておる「晴明塚」の「晴」の部分が白くマスキングされておる。
「□明塚」になっとる。
おかしいなあと思い近づいてよく見ると、なんとこのような具合になっておった。

晴と清の鬩ぎ合い
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わははは。
どうやらこの仕事を引き受けた人物が「晴明」を「清明」と間違えて堂々とこの柱を完成させ、その後「ちゃうやんかこの字。清じゃなくて晴じゃろ。何とかなりませんか」というようなクレームが入り、対応するために白いシールにマジックで「晴」の字を書き「清」の上に貼付して何とか凌いできたものと思われる。
しかしそのシール素材が薄くて半透明であったことと、経時劣化により「晴」のマジック文字が薄れてきた結果、「清」と「晴」の字が重なり合うようになってしまったのじゃろう。
これ、掛川市役所の人。
指定文化財なんじゃからこれはなんとかしなされよ。
晴明くんも晴明くんじゃ。
己が持つ不可思議なパワーを用いて、誤植文字を上手いこと修正せしめればよかろうものを。

後もう一つ云いたいことがあるんじゃ、掛川市役所の人よ。
改めて掛川市のウェブサイト内を検索してみたならば、その中にはこのようなことが書いてる。
今でも地元の老人たちは、この清明塚がある限り津波は絶対来ないと信じています。
うむ。
云いたいことはわかる。
わかるがこのご時世じゃ。
言い伝えは言い伝えとして残すとしても、それとは別に「津波は来るもんなんじゃからね」と助言するべきじゃろうよ。
晴明ははるか昔にお星さまになっとる。
生きていた頃よりは多少なりともそのパワーは弱っておるはずじゃから、昔ほどの完璧さを求めてはならぬ。
津波は来るかもしれない、というか沖合でデカい地震が起これば必ず来るじゃろう。
そんな時に地元のジジババ共が、
「いや!津波は来ん!安倍晴明様が祈祷したこの海に津波が来るわけがない!ワシは逃げぬ!」
等と云い張って逃げ出さんという状況もあるかも知れん。
頼んだぞ、掛川市役所。
しかしまあ掛川には所謂「命山」がたくさんあるからいらぬ心配とは思うんじゃがね。

何れにせよ、この赤い石の霊験をもって膝に何の問題も感じないまま100km程度は走れるようになると信じておる。

頼んだぞ、晴明。
ワシの膝の件はあんたに任せたぞ。

2020年6月6日土曜日

Ride before you look(!44) Door to Doorで初めて浜名湖をくるりと出来たんだが…

ワシは以前よりビワイチを目論んどる。
ビワイチ即ち琵琶湖1周は琵琶湖大橋の南側を入れるかどうかで総走行距離は異なるが、入れん場合だと大体150km位じゃと云われておる。
健脚家の場合、早朝出かけて夕方までに1周片付けてしまうという話を聞くがワシにはとても無理じゃから、やる場合は琵琶湖大橋近辺をスタートして東側を走り湖北まで行って1泊し、酒や温泉などを活用して英気を養った後、翌2日目には西側を走って元の琵琶湖大橋まで戻ってこようかという概略の計画を持っておる。
其のためには、1日80km程度の距離をある程度トラブルフリーで走れる事と、翌日疲れや痛み、特に膝に痛みを残さぬ事という2つの条件が必須であるのは云うを俟たぬところじゃ。

それに向けてという訳でも無いが、2020年に入ってすぐに奥浜名湖から猪鼻湖周辺を50km、その後暫く空いて4月に3回、5月に2回、それぞれ30km前後を走ってきた。
多くのローディにとって30kmは自宅周辺の散歩程度、50kmは数kmのジョギング程度の感じじゃと思う。
しかしワシはこれまで何回も書いてきたとおり深刻な膝痛の問題を抱えておる。
現状ですと上記の通り精々が50km程度が上限であり、それ以上走るならば下手すると両膝に激痛が走り、激痛が走る代わり自転車を走らせる事が出来なくなる。
少し前にZAMSTという会社のサポーターを膝に巻きつけることにより大分にマシになって、装着する前に比べれば問題なく走れる距離は20km程度は増えたものの根本的な解決に至っておらん。

さてそんな中、ワシは本日浜名湖をくるりと1周してきた。
こちらはいわゆる「ハマイチ」じゃね。
ハマイチもビワイチと同じくルートに寄って距離が何種類かあるんじゃが、昨日のワシはこんな感じのルートとした。

Garmin Connectのルート機能で描画
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因みに多分完全なハマイチとは、浜名湖の北にある猪鼻湖の東岸を通るだろうし、浜名湖の西にある大きな入り江(名前がわからんが「はまゆう大橋」がかかっとるとこじゃ)もぐるっと廻るというものじゃろうが、ワシはそこまでの拘りはない。
いや、本来拘りたいが拘れる程の膝の機能に欠けているというのが事実じゃ。

ワシの考えた省略版ハマイチは、距離60km弱で最大高低差50m程度、獲得高度は合計800m弱となっておるが、実際にはこの周回ルートまでは自宅から行こうと思っとるので距離は70kmと少し、高度上昇は800〜900mくらいあると思われる。
これが走れん事には、いや、走った後も何も問題ない状態でなければビワイチのビの字も語ってはならぬということじゃ。

朝8時位にメルくんに跨り自宅を出発して細江大橋まで行き、そこからスタートした。
まず天浜線の三ヶ日駅を目指す感じじゃが、その間には3つ程の峠を越えていく。
まだコースの前半であり問題なく越えられた。
三ヶ日駅前で水分塩分補給して猪鼻湖西岸から瀬戸港に行った。
かつてはこの辺を走るたび、瀬戸港観光船乗り場の食堂でカレーを食べておったんじゃが、2018年に発生した台風24号で観光船を横付けする桟橋が流出し、それ以来休業が続いとった。
その後そのまま放置されておったんじゃが、ある日建物が取り壊され始めとった。
館内にはワシが使っとるEddy Merckxブランドの古い自転車が何台も展示されておることもあって好きな場所だったんじゃが…。
当日はもう完全に更地になっとった。

有形物はいつかはなくなるとは云え…
© ill-health(ruephas) 2020
なかなか寂しい気分。
カレーを作ってくれとったあのおばちゃんは元気じゃろうかと気になる。

2018年3月に訪れたときのカレー
美味い日本式カレーだったんじゃ
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加えて同じ場所にあった果物屋さんも6月初めに撤退しており、寂しさがいや増す感じじゃ。

伽藍堂になってしまった果物屋さん
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悲しい気分で瀬戸港を出発し、知波田から松見ヶ浦を回って女河浦海水浴場までやってきてその辺で少し道に迷った。
迷ったとは云えこちとら自転車じゃから何とでもなる。
迷いついでに海水浴場横にあった自販機の横にあるベンチにどっかと座り込み水を追加購入し、その後Google Mapを確認してみたが大した迷いっぷりではないとわかったので一安心し、Gloを吹かしながらはるか遠くの対岸眺むれば、やああれに見えるは舘山寺パルパルの観覧車。

遥か遠くに見えるパルパルの観覧車
写真では判別できませんが肉眼では見えます
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ここから舘山寺まで直線で7kmほどじゃからそんなに遠くはない。


しかし実際にはこの女河浦海水浴場から舘山寺までは、鷲津 ⇛ 弁天島 ⇛ 浜名湖ガーデンパーク ⇛ 村櫛 ⇛ 舘山寺と浜名湖の南側をぐる〜っと回らねばならず、その距離25kmと直線距離の3倍近くに上る。

Garmin Connectのルート機能で描画
㉕の辺りが女河浦海水浴場で㊿の辺りが舘山寺
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溜息を付きながら再スタート。
この先の完走を祈願して女河八幡宮に参拝し、次なる目標ポイントの新居の関所に向かう。
産まれて初めて新居の関所に入ってみるかと思っておったんじゃが、大人300円との掲示を見るやいなやワシはひっそりと踵を返しこっそりメルくんに跨った次第じゃ。

300円くらい払えよという思いを
ワシの貧乏性が邪魔をする
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渚園を過ぎ、雄踏大橋駐車場まで差し掛かったときに、遂に来た。
右膝に違和感を感じた。
水分塩分とともに、サドルバッグに常時潜ませとるロキソニン(のパチもん後発薬品)をそっと取り出しそっと服用し、薬効が得られるまで30分ほど大休憩した。

これが問題を抱えたワシの両膝
ZAMSTさんも頑張ってくれておるんじゃが…
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因みにこれは2016年11月に同じ場所で
撮影したワシの右膝
激痛が走り殆ど漕げない状態であった
当然写真ではその痛みは伝わらんけども
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この時点で感覚的な数値で云えばヤバい度30%程度。
根拠なしじゃがまだなんとかなる感触じゃった。
充分に休憩してから、とりあえず村櫛まで行く。
何とか大丈夫。
この先舘山寺までは完全にフラットな道ばかりじゃし、当日は運がいいことに風は弱い。
少なくとも舘山寺まではなんとかなるじゃろう。
走り始めたが、25km/h以上の速度を出すと痛いとは云わんまでも違和感が非常に強くなる。
20km/hくらいしか出せない中頑張って舘山寺を目指して到着。
膝をいわした時にはあっためればいいのか冷やせばいいのかは知らんが、とにかく舘山寺に着いたらなにはともあれ水神の松の足湯に浸かろうと思っておったから早速行ってみたが、まあ予想通りお休みであった。

蓋で覆われ使用不可となっとる足湯の風景
残念じゃがこのご時世仕方なかろう
Via Instagram
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仕方ない。
この先は最終ゴールである浜松市北区の気賀周辺を目指すことになるが、間に立ちはだかるは呉松の峠(正式名に非ず)じゃ。
舘山寺到着時点で膝のヤバい度は感覚値50%で、残り50%で呉松の峠を越え気賀に到達すればハマイチ完成。
しかし本日は自宅から出発しとるから、気賀から約10km走って自宅まで帰着する必要がある。
気賀から自宅までは1つの激坂と1つの谷の上り下りが待っとるから、それを含めて50%で収めねばならん。
暗澹となりながら舘山寺を後にして暫くして呉松の峠に差し掛かる。
膝に問題がなければ難なくとは云わぬまでもまあまあ平気で越せる峠じゃけれども、立ちこぎ(座り漕ぎよりも全然楽)をしても膝がおかしいのが明らかにわかる。
おかしいというのと痛いというのの間くらいの感覚じゃ。
膝痛持ちのローディならばこの感覚はおわかり頂けると思う。
膝を誤魔化し何とか峠を越えて、あとは湖岸を通る完全フラットな自転車専用道を走って気賀周辺まで何とか辿り着く事が出来た。
生まれて初めて自宅発着のハマイチを成功させたわけじゃ。
勿論嬉しいは嬉しいし、一つの自信にはなったのは間違いない。
但し、この状態ではビワイチなんてまだまだ望むべくもないということも同時に判明した。
この稿を書いとるのは実は走った翌日の2020年6月7日夕刻なんじゃけど、今以て両膝にはやや違和感が残っとるのを正直に伝える必要がある。
歩けんこともないが、今日また70km走れと云われたら「無理じゃ」と答えるしかない状態ということじゃ。
そもそも、目標の80kmには10kmも足らん。
更に本番のビワイチでは、1日めの最後の辺りは結構な山道が長く続いておる。
今のままではとてもビワイチは無理じゃ。
冒頭に書いた、

  • 1日80km程度の距離をある程度トレブルフリーで走れる事
  • 翌日疲れや痛みを残さぬ事
というのは書くのは簡単じゃが、実現するのがこれほど難しいことじゃと思い知った次第じゃ。

とは云え、以前までは80kmも走ったら激痛で歩くことすら出来なかったことを思えば随分と進歩はしとる。
膝周辺の筋肉を鍛えるとか、大腿筋をうまく使ってペダリングできるようになるとか幾つかやってみようと思うこともある。
もう暫く頑張ってみようと考えとる。

2020年5月24日日曜日

Ride before you look!(43) 謎の洞窟を見に行った

旧奥山線完全制覇を目指すと云っておきながら何だが、先週Google Mapを見ていて気になった場所があったんで、そっちを先に行くことにした。
どこかと云うと祥月洞(しょうげつどう:静岡県浜松市北区三ヶ日町平山1234:駐車スペースはやや厳しいが可能)という洞窟っぽい名前のところじゃ。

ワシにとって洞窟と云えば矢張り鷲沢風穴(静岡県浜松市北区鷲沢町穴ノ久保428:¥400)に止めを刺すわけじゃが、ワシは鷲沢風穴だけではなく何故か山肌にぽっかり空いた洞窟のようなものが好きで、他にも青谷鍾乳洞とか幾つか来訪しておる。
地図で見つけたこの祥月洞なる穴ボコももしかして鷲沢風穴に負けず劣らず魅惑的かもしれん。
行ってみるしかあるまい。
ルートを確認してみると、国道に立ちはだかる先ず3つの峠をやっつけた後三ヶ日に出て暫く走り、最終盤の3km弱の距離で一気に130m程も登らねばならんことがわかった。これはいけません。
ZAMST様のお陰で最近膝の痛みが余り気にならなくなっておるがそれでもやはり怖い。自宅から出発するのはリスクが高いと思えた軟弱なワシは、真っ黄っ黃のスイスポくんで気賀まで行ってそこから自転車に乗って目指すことにした。
気賀を出発し、先ず寸座峠が出てくる。
次に立ちはだかるは佐久米峠じゃ。
最後に控えるは引佐峠じゃ。

全く何故人は峠に道を通すのか。
何故頑張ってもっと平坦な道を作らんのか。

等と毒づきながらえっちらおっちら峠を登って下る。
この3つの峠をやっつければ暫くはまあまあ平坦な道が続くが、R301に入り三ヶ日長根簡易郵便局のすぐ先を左に切れ込むと、イヤ〜な感じのダラダラ坂が長く続いておるのが目に入る。
ゆる〜くカーブしておるため先を見通せず、どこまで続いとるかわからん
実にイヤ〜な坂道じゃが、この程度の勾配ならばまだ頑張れる感じじゃ。
云うまでもないが、頑張れると好きは当然異なる概念であり、ワシは好きではない。
カーブを過ぎたら平坦になってほしいとのワシの願望は無残にも打ち砕かれ、ワシにとっては永遠とも思われる長さのだらだら坂道が更に続いておる。

全く何故人は坂道を造るのか。
何故頑張ってもっと平坦な道を作らんのか。

等と毒づきながらえっちらおっちらだらだら坂を登り続ける。
最後に控えた10%前後の坂道を2kmほど死にながら登ると、やがてこれが見えてきた。

物置とモバイルトイレ
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うむ。
道の反対側には湧水が引き込まれておる。

ちょろちょろ
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苔生したコンクリ製の樽にちょろちょろと水が注ぎ込まれておる。
ワシは事前にこのようなものがあると調べておったので、ここに来たら自転車用の水筒にその水を詰めて飲みながら帰ろうと思っておったので、蓋を開けてそこに近づいた。
が、理由は書かんがワシはそっと水筒の蓋を閉めて自転車に戻した。

でろんでろん
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さて、水は諦めたワシは本命の穴ボコを探索するため、水樽の脇から続いておる坂道を登り始めた。

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まずあるのが朽ち果てたプレハブ小屋じゃ。
洞窟と資料館と云えばほれ、例の鷲沢風穴(静岡県浜松市北区鷲沢町428)の科学資料館じゃ。

© ill-health(ruephas) 2020 / 2009

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この半端ない場末感煽るる科学資料館が鷲沢風穴というところにあるんじゃが、それと同じ匂いをワシはここに感じた。

鷲沢風穴と同じニオイを感じる資料館
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プレハブには看板が吊るくられとって、そこには、
三遠洞窟研究会
岩石コレクション展示館
平山祥月洞洞友会
とある。

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興味を覚えたワシは、傍らの引き戸を開けようとしたが堅く施錠されておって入ることは叶わんかった。
中に入るのを諦めたワシは更に坂道を登っていった。
すると別の朽ち果てたプレハブが見えてきた。
「祥月洞」と書かれた看板が掲げられておる。

鷲沢風穴と同じニオイがここにも…
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恐らくここが本拠地、ショッカーで云うならば基地なんじゃろうと判断したワシは傍らにあるドアのノブを回して引き開けようとしたが、施錠されておって入ることは叶わんかった。
ちなみに手前の茶色い机のようなものの下にはビールの空き缶空き瓶が大量に溜め込まれており、ここでは恐らく三遠洞窟研究会の面々による酒宴がたまさかに行われているのではないかと想像されるわけじゃ。
さて、本拠地若しくは基地の右手には、ワシが目的の洞窟の入り口がぽっかり穴を開けておるのが見えた。

うむ、入れん
狭い
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狭い。
相当狭い。
入り口が狭い穴ボコと云えば、国鉄旧飯田線の夏焼第二隧道に入って200mくらいのところに開いとる横穴があるが、あれより小さい。
屈んでも入れるかどうか。
しかも、写真ではわからんじゃろうが可成りの量の水が奥からじゃんじゃん流れて来とる。
従いまして、本日ワシの身なりでは洞窟内部に進入することは出来んと判断して諦めた。
残念と思う一方、何だろ、なぜかはわからんが何か妙な安心感を思えたのも事実じゃとも。
ということで、ワシは祥月洞を後にした。
あ、そうじゃ。
ワシには入れんかった洞窟じゃけども、このようなものたちはきっと出るも入るも自由自在じゃろうと思うよ。

右手がデカいカニさん
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その後ワシは近くにある伊雑皇神社(静岡県浜松市北区三ヶ日町平山918−1−2)に行き、境内社として健気に生きる二柱の大山くんをお参りしてから帰ったのじゃった。

巧みに山道を避けて通った証跡