アパートから車で行けば数十分という至近距離にあるのですが、何故未参拝かというと、車の停めどころに苦労するからというのが最大の理由です。
このエリアは昔ながらの街並みが残っていて、それに伴い街中を走る道路も昔のままというか、狭くて曲がりくねっていて、車を停めるのが難しいことが多いんですね。
でも、富士市はバスなどの公共交通機関が大変不便で使えないし。
以上のことから行くのを躊躇ってきた天間地区山神社参拝ですが、かなりの場数を踏んできて、結構シビアな現場でもなんとかかんとかパーキングスペースを見つけ出す術を学んできたため、先週末に残った3社の一挙参拝に挑みました。
これさえできれば、富士市内の「山神社」「大山祇神社」など、直接的大山くん名義の神社は全社参拝できたことになります。
よし行くぞ。
一番目に入ったのは山神社(静岡県富士市天間1437−1)。
と言っても、今回行ったのは全て「山神社」という名称で、かつ所在地に全て「天間」がつくためややこしい。
この山神社の存在は図書館にあった本で以前から知っていたので、すぐ横を通っているR139を走るたびにあるはずのあたりを目を凝らしていたのですが神社の姿は確認できず、地図を見てもらえばわかる通り神社マークもありませんので、もう廃社ではないかと危惧していました。
今回は近くにあるコンビニに車を置いて(ローソン富士天間店さんすまない。レモンジーナを買ったことで目をつむってくれ)徒歩で現場に行ってみました。
現場をストビューで見ると、
こんな感じで、神社の匂いはあまり感じることはできません。
半ば諦めつつ、ストビュー画面中央に見える崖のような道のようなところを登っていくと、神社の匂いがだんだん強くなり始め「お、これはもしかして」と思ったら、木が何本か茂っている下に二つ並んだ小さな祠を発見。
© ill-health(ruephas) 2015 |
本当に小さな祠だけの質素な山神社ですが、年季の入ったその祠は小さいなりに地域の幸福を支えてきた大山くんの心意気が感じられるものです。
Google Mapにない山神社はそうあまりないので、これは結構嬉しかったです。
2番目も山神社(静岡県富士市天間1248)。
1番目の山神社前を走るR139を少しだけ北に上り、下天間の交差点を右(北東)に入って暫く行くと道の右側にあります。
ここも停めどころに苦労するのではないのかなと危惧しておりました。
実際行ってみると予想通り道は狭く、短時間でも駐車するのはかなり憚られる感じでしたが、幸いにも神社に隣接して神社専用駐車場らしきものがありましたので助かりました。
ただしそのような表示がされていたわけではありませんので確証は持てません。
持てはしませんが、こう言ったケースでは、近隣住民に何か咎められても「あ、すみません。ちょっとこの神社にお参りしたくて停めちゃったんですけど大丈夫ですか?」というとほぼ100%の割合で快諾してくれると経験的に知ってますのでまず大丈夫です。
この山神社は祠むき出しではなく、小ぶりながらもきちんとした社殿に収めてもらっていて、大山くんに対する処遇としては上々です。
剰え鳥居さえあり、さらには謂れを書いた看板さえ設置されているという重装備で、近隣の方々から如何に大事にされているかがうかがい知れます。
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きちんと鳥居をくぐって参拝。
狭い境内は掃除が行き届いていて綺麗になってますし、比較的新しいと思われる社殿も相まって大変爽やかな山神社でした。
因みに謂れ書きはこんな感じ。
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中に書かれている「力石」は、
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こんな感じのもので、祠のすぐ右下に置かれています。
後期中年者の私にはグラグラできても持ち上げるのはちょっと無理だなという程度の重さでしたが、若人であれば問題ないでしょう。
そして最後。
最後も山神社(静岡県富士市天間1146−7)であります。
最後も山神社(静岡県富士市天間1146−7)であります。
この山神社も1番目の山神社と同じく文献では確認できていたのですが、地図を見た限りでは存在は確認できず、道が狭いためかストビューのカメラも入り込めていないようで、つまりデジタル空間では存在が見えない山神社でした。
存在すると思われる地点のすぐ南には天満宮があり、もしかしてその境内社として存在してるかも知れないけど期待薄だなあと思っておったわけです。
良くない結果を想像しながら車で向かったのですけど、しかしここは本当に停めどころに苦労しました。
車で近隣を回ってみたのですが至近距離ではスペースは皆無。
となると、(少なくとも大山くんよりは)一般的に羽振りが良いとされている菅原道眞くんの神社であれば駐車場が整備されているに違いないと判断。
ということで天満宮の正面にも行ってみましたが、立派な鳥居、立派な社殿はあるもののかなりシビアな環境のスペース(俺であれば自慢じゃないけど問題ないですが、多くのドライバーであれば「ここには停めたくない」と強く感じさせる程度のシビアさ)があるのみ。
そこに停め、菅原くんには脇目も振らず、不遜にも天満宮社内を横切って大山くんを目指します。
あったあった。
図書館で見た通りの場所に鎮座しておられました。
簡素な鳥居の奥に写真のような設えの、なんていうんですかこれは祭壇状のものがあって、その上に古い祠が祀られてあります。
近くにあった石版によれば昭和40年10月に建立されたもののようです。
「おお、ここの大山くんもみんなから大事にされているじゃないか」と喜びつつお参りをしてから周りを確認すると「天間梅の里」と書かれた看板があり、確かに梅の木が植わっていました。
ああ、来年になればここに梅の花が綺麗に咲いて、それを眺めながら大山くんも嬉しい気持ちになるのであろうなぁ、と思う私でありましたとさ。
さてこれで冒頭書いたように、富士市内の山神社は全て参拝終了。
た・だ・し。
山神社あるいは大山祇神社などのように、モロ大山くんであることを示す名称の神社は全て参拝できたというだけであって、あんまり関係なさそうな名前の神社であっても、実は配神・合祀などの形で大山くんが祀られている神社は他にもいくつかあると思われます。
ここは再度富士中央図書館に行って文献を確認し、大山くんの祀られた神社を再確認し全て参拝し、そして本来の目的、つまり「富士市にはなぜかくも山神社(大山くんが祀られている神社)が大量に存在するのか」を探求するためのモチベーションにしようと考えています。
存在すると思われる地点のすぐ南には天満宮があり、もしかしてその境内社として存在してるかも知れないけど期待薄だなあと思っておったわけです。
良くない結果を想像しながら車で向かったのですけど、しかしここは本当に停めどころに苦労しました。
車で近隣を回ってみたのですが至近距離ではスペースは皆無。
となると、(少なくとも大山くんよりは)一般的に羽振りが良いとされている菅原道眞くんの神社であれば駐車場が整備されているに違いないと判断。
ということで天満宮の正面にも行ってみましたが、立派な鳥居、立派な社殿はあるもののかなりシビアな環境のスペース(俺であれば自慢じゃないけど問題ないですが、多くのドライバーであれば「ここには停めたくない」と強く感じさせる程度のシビアさ)があるのみ。
そこに停め、菅原くんには脇目も振らず、不遜にも天満宮社内を横切って大山くんを目指します。
あったあった。
図書館で見た通りの場所に鎮座しておられました。
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近くにあった石版によれば昭和40年10月に建立されたもののようです。
「おお、ここの大山くんもみんなから大事にされているじゃないか」と喜びつつお参りをしてから周りを確認すると「天間梅の里」と書かれた看板があり、確かに梅の木が植わっていました。
© ill-health(ruephas) 2015 |
さてこれで冒頭書いたように、富士市内の山神社は全て参拝終了。
た・だ・し。
山神社あるいは大山祇神社などのように、モロ大山くんであることを示す名称の神社は全て参拝できたというだけであって、あんまり関係なさそうな名前の神社であっても、実は配神・合祀などの形で大山くんが祀られている神社は他にもいくつかあると思われます。
ここは再度富士中央図書館に行って文献を確認し、大山くんの祀られた神社を再確認し全て参拝し、そして本来の目的、つまり「富士市にはなぜかくも山神社(大山くんが祀られている神社)が大量に存在するのか」を探求するためのモチベーションにしようと考えています。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。