このブログでは、ロードスターが欲しいだ無理だやめただ何だというポストを幾つか書いていますが、基本的には買う気でいることは間違いありません。
言うまでもなく私は所謂「底辺」と呼ばれるような生活水準ではなく、現在2人のガキ共をクッソ高い大学に通わせる(しかも2人共下宿生活している)程度の財力はあります。
更に云えば、4人の家族は現在それぞれ4ヶ所バラバラの場所で生活しているわけですが、そういう状況でも何とかなっている程度の経済状況であります。
しかし、金持ちでは決してありません。
ですので、ロードスターを今すぐ買えない主な要因は、現状普通のご家庭より遥かにカネがかかる生活(浪費しているわけではない。4重生活にどんだけカネかかるか、やったことない人は想像できないでしょ)を余儀なくされているためです。
車などという贅沢品に回すカネがない。
これに尽きます。
もしこのような生活状況でなければ、ロードスター程度の価格の車であれば、まあ普通に買えていたと思われます。
しかし、新型NDロードスターが市販されるという話を知ってからすでに2年位たち、販売されてから1年が過ぎ、それでも欲しいという事は、多分本当に欲しいんだろうと自分でも思うわけです。
かつて小学生から高校まで付き合っていた女の子が「1年たってもまだ欲しいと思ったものしか買わない」と云ってましたが、その基準に従えば購入資格は十分ではないかと、そう思うわけであります。
で、今年に入ってからは、
「もういいや。しんどくても今の車の車検が切れる今年9月前にロードスター買っちまうか」
と内心決めていたわけであります。
ところが昨日、かねてより噂されていた「NDロードスターにRHTが登場する」という事を極めて断定的に書いているニュースを見てしまいました。
RHTっていうのは「リトラクタブル・ハードトップ」の略で、ソフトトップではなくハードトップで、且つ開閉可能なもののことです。
先代のNCモデルにもあった気がします。
ソフトトップですと、まあ素材的には布とかビニールなんでしょうけど(詳しくは知らない)、RHTだと鋼製とかFRPとかだと思います。
その分重量が増しますので、折角の軽量の魅力が減殺されてしまいそうなのと、トップヘヴィーになって走りやすさとかが違ってくる(悪くなる)ような気がします。
昔乗ってたセラって車は屋根全部ガラスだったのでトップヘヴィーで、結構走りにくかった記憶があります。
そうすると、もしRHTが出るなら、重量増加に対応するためこれまた今噂になっている2.0Lエンジンに仕様が変更されてくるかもしれない。
その記事では、RHTが出るのはあと1年位なのではないか
[1]、と書いてありました。
つまり、もしかしたらあと1年で、
・ソフトトップ仕様の軽い現行型
・少し重いけどRHT仕様
の2つが併売されるかもしれないということになります。
個人的には、スタイルとか含めて軽い現行型がいいと思うんですが、考えてみればうちにはガレージがなく、駐車は青空駐車です。
幌の劣化や悪戯が怖いし、鳥のうんこ爆弾も怖い。
RHTであればその心配は多少はなくなるけど、重い・高い・走りにくい、という欠点を受け入れなければなりません。
今度買うクルマはロードスターであってもなくても、ほぼ間違いなく人生最後のクルマになるし、今はロードスターしか眼中に無いわけなので、今焦って買っちゃうよりはあと1年待って、見比べてから納得して買ったほうがいいのかなと感じているわけです。
ただ心配なのは来年4月に予定されている消費増税。
個人的にはなんだかんだ云って増税しないのでは、と予想しているのですが、もし今の予定通り増税されると、購入資金が余分に何万円か必要になってしまう事になります。
でも前回増税の時は、増税前の3月までに駆け込み受注があって、その反動で4月には受注がピタッとなくなってしまったため、メーカー支援による値引きや高額オプションの無料格安設定などがあって、増税前より却ってお買い得だったということもありますので、そこはあまり心配していないです。
兎に角、両車をきちんと見比べて、納得して「最後の1台」を決めていこうと思います。
よしおんぼろスイフト、今年9月の車検は通すぞ。
あと1年位しっかり頑張れ。
なんだかんだ云ってスイフト、お前も好きだぞ。
[1]
その「記事」をよく見たら、少し古いものでありましたので出てくるのはもっと早いかも。
実際、先代のNCでは発売後1年でRHTが出てますので、それに倣えば今年5月とか6月にお披露目になる可能性も。
2016年3月13日追記)
昨日あたりより、CarView!等のネット上の自動車系メディアの幾つかから、今月末にニューヨークで行われる「ニューヨークモーターショー16」でRHTモデルを公開して、今年中にも販売開始かという報道が目立つようになりました。
http://carview.yahoo.co.jp/news/motorshow/20160311-10240875-carview/
(ニュースサイトに付きリンク切れご容赦)
それに関連する巷の噂では、
・重量増に対応するため2.0Lエンジンを搭載
・HT収納によるトランクへの影響なし
・これに合わせてカラーバリエーションも拡大
・当然、現行のソフトトップモデルも継続
などというのが見られます。