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2024年11月5日火曜日

温泉に行かない日(551) 奈良近辺の日帰り温泉銭湯事情

単身赴任で奈良に引っ越してきてまる9ヶ月、11月には10ヶ月目に突入する。
引っ越してきてからここで書いた事と言えば、山の辺の道とか、奈良にある大山くん関連神社とか、奈良の昼呑み事情とか、メルくん(ロードバイク)に使うトルクレンチのことばかりで温泉銭湯の件は一切出てこない。
そもそも前回直接的に温泉銭湯のことを書いたのは、2022年7月16日土曜日にポストしたKAReN HaMaNaKo かんざんじ荘(1)というのが最後で、それ以降2年以上も温泉銭湯については書いとらん。
振り返って考えてみるまでもなくこのブログは「温/泉/週/記」というタイトルじゃ。
なのにここ数年風呂に関しては殆ど書かなかったわけじゃ
タイトル通りもともとは週に1回は風呂にでも浸かってそのことでも書くかなあ、という方針だったのに、13年も経つとこのような仕儀となる。

奈良に来てからは温泉銭湯にまだ行っとらん。
それには実は理由があり、こっちに来てからお肌の調子があまり良くないからじゃ。
ワシはもともとアトピー持ちのため敏感肌なんじゃが、こっちに来て気づかぬうちに心身ともにストレスを受けたのかも知れん。
ワシとしては肌に効能のある温泉にゆっくり浸かってお肌の調子を整えたいのは山々じゃけど、ワシと一緒に風呂に入る他人的にはあまり気分が良くないことじゃろうから控えておるわけじゃ。
したがってここ数ヶ月は、奈良の皮膚科で処方された塗り薬をしっかり塗って治癒に努めてきた。
その甲斐あって最近は公衆浴場に入ってもまあまあ大丈夫じゃろうというくらいまでには整ってきた。
となれば、奈良の温泉銭湯に早速行ってみたい気分になるというもんじゃ。

ただ、奈良で温泉に入った事がないかと言えばそうでもない。
ワシは2002年の秋頃から、暫く兵庫県の宝塚市というところで仕事をしとった。
その関係で、西宮にある武田尾温泉 元湯(兵庫県西宮市塩瀬町名塩4205‐1:現在は休業中)という温泉に時々行っておった。
武田尾温泉は昔ながらのいい温泉で気に入っとったが、武田尾温泉だけでは飽き足らず、遠く奈良の十津川村まで足を伸ばして湯泉地温泉 滝の湯(奈良県吉野郡十津川村小原373-1:0746-62-0400:¥800:8:30~20:00:定休木曜)というところに何回か訪れとる。
宝塚からじゃとクルマで片道4時間以上を要し、朝早めに出かけても帰宅は夜という感じでほぼ一日がかり。
当時はまだ若かったのであまり疲れは感じなかった(今はいざ知らず、じゃが)。
しかし失礼ながら、流石にそんな遠くにある十津川村。
いつ行っても誰もいなくて(本当にいないんじゃ。当時少なくとも4〜5回は訪れとるけど全て貸し切り状態じゃった)、川っ縁にある露天風呂は小さいながらも風情がありなかなかいい温泉じゃった。
嗚呼、あれから20年以上経ったか…。
随分トシを食ったけど改めて奈良の風呂を味わいたいと思う。
ワシは早速、奈良の温泉銭湯事情を調べてみた。
それがこの奈良の日帰り温泉銭湯一覧じゃ。
奈良市街地近くにある昔ながらの銭湯からそれこそ十津川村の辺りまでいくつか記載しとる。
しかしまだまだたくさんあると思うので、今後も調べを進めつつ実際に訪れてみようと思っとる。
これから季節は秋から冬に向かっていく。
温かい温泉銭湯をありがたいと感じるじゃろう。

2021年4月17日土曜日

平山温泉龍泉荘(8) 代替わりしてました

平山温泉龍泉荘(ひらやまおんせんりゅうぜんそう:静岡県静岡市葵区平山136-2:054-266-2461:¥500/h:¥1000終日+広間休憩:定休毎月29日30日:定休火曜日で祝日の場合は営業:平日9:00〜17:00・土日祝9:00〜18:00:駐車場約18台)にはちょっと遠い割には結構行っていて、このブログにも何回か書いとる
おじいやんとおばあやんが湯主の古びた温泉で、その昔は湯治場として営業しとったらしいが、今は泊まりは止めて日帰り一本でやっとる温泉じゃ。
泉質は所謂硫黄泉で、更衣室に入ったその時点で硫黄の香りが漂ってくる。
このような素晴らしい温泉なんじゃが、武漢ウイルスの関係もありここ数年は県内含め遠出は避けとったので、ここ暫くは行けておらなんだ。
よし、今日はあの素晴らしい硫黄泉に浸かりに行こうと思い、ワシは真っ黃っ黄のスイスポくんにのって出かけた。
途中谷稲葉の前後でかなり混んだがまあまあ予定通りの時間で現地に着いた。
おや、何だか雰囲気が違うぞ。
駐車場が少し増えとる。
そして駐車場の脇には新しい掲示がある。




見ると、あの特徴だった定休日が変わっとる。
以前は毎月29・30日がお休みだったはずじゃが、毎週火曜に変更されとる。
前のままじゃと2月〜3月にかけては休みが無いはずなので、他人事ながら内心心配しておったんじゃが、やはりこのような休みのほうが人間的で良いじゃろう。
このような伝統ある温泉もやはり少しずつ変わっていくんじゃなあ、と思いつつ温泉に向かう坂道を下り始めると、また変化ポイントがあった。



これはみかん山とかに良くある、荷物や人を載せて山を降りたり登ったりする簡易モノレールのようなもので、以前も確かレールはあったが荷台の部分は古くて機能しとらんように見えた。
今は真新しい荷台がつながっとって使えるようになっておる。
写真奥に向かって結構急な階段になっておって、前から「年寄が歩くには結構たいへんじゃろうなあ」と思っておったが、これがあれば足が弱った人でも楽に上り下り出来るし、資材を搬入する業者さんたちも助かるじゃろう。
すべて良い方に変化しておるが、しかしこれはどういうことじゃろうか。
ワシは階段を降りていって玄関に入った。
この間まではおばあやんが受付のところに座っとったが、驚いたことに本日は若いお姉さんが座っておる。
バイトさんじゃろうか?
壁を見ると、いろんな写真が貼られておるし、InstagramやFacebookのQRコードが印刷された案内もおいてある。
はあ、何だか若返っとるぞ。
ワシは受付のお姉さんに話を聞きたかったが、まずはやはり温泉が先じゃろうと思い500円払って浴室に行くことにした。

さてここ平山温泉龍泉荘は温泉の名の通り、平山という山間の鄙びた場所にあるんじゃが、瀬名というそこそこ繁華な街から10分程度の距離にある。
即ち、瀬名の辺りの人にとっても、山間地区である平山の地元の人にとってもクルマさえあればアクセスが容易な立地じゃ。
山間地区の人は農業をしとる人が多いので晴れれば昼間は働いとる。
街場の人も休みの日は、晴れれば静岡市街の方に出かけることが多い。
そう、即ち雨の日だとやることが無いので温泉でも行くかということになる。
本日は結構強い雨が降っておる。
従って浴室は混んどるじゃろうと思ったが、その通りまあまあ混んどった。

ここの浴槽はオーバル型でそれを更に3つに区分しとる。
湯口から加熱された源泉が注ぎ込まれとる部分があり、そこがそうじゃなあ、大凡40〜41℃くらいか。
そこから反時計回りにだんだんぬるくなっていく構造になっておるが、どうしてそうなるか知りたければ席を蹴って現場に行けばわかるから行きなされ。
説明するのは面倒じゃ。

はい、話は戻るが、混んどるというのは具体的には、
  • 一番熱い部分に3人
  • 次に熱い部分には誰もいない
  • 一番ぬるい部分にじいさまが1人
という程度じゃ。
で、一番熱いとこにいたじいさまは、ワシと入れ違いで出ていった。
ワシとしては一番ぬるいところに入りたかったが、先客が居るので仕方ない。
2番めの部分に入って結構な時間を過ごした。
15分ほどすると、一番ぬるいとこにおったじいさまが出ていったので、ワシは速攻そこに移動した。
ワシ的には極めて理想的な温度・形状であり、残りの時間をすべてここで過ごした。
ワシは非常に暑がりなので、通常は浴槽から出たり入ったりするんじゃが、ここの温泉は充分にぬるいので、そのようなことをする必要はない。
入りっぱでも1時間では足りない、ワシにとっては稀有な存在じゃ。
硫黄の香りを楽しみながら時間を過ごした。

浴室から出て、ワシは受付のお姉さんと少し会話することができた。
受付のお姉さんはバイトではなく、列記とした跡継ぎじゃった。
代替わりして、伝統を守りつつも変えるべきところは変えておるようじゃ。
例えば大きく変わったのは、カラオケをやめたこと。
確かに以前までは、カラオケの大きな音が鳴り響いっておって、それはそれでじいやんばあやんたちのたまの娯楽ではあったじゃろうが、やめてしまってその代わりマンガなどをおいておるようじゃ。
はああ、たしかに今日は以前より若い客が多かった。
「変えてはいけないところは変えてません。浴室、浴槽そのものは全く変えてません」
うん、浴槽を取り巻くアメニティの部分を、多くの人に受け入れられるように変えている。
でも、コアな部分は変えない。
成程、その意気や良しじゃろう。

ワシはこの間届いた純温泉協会の名刺を差し出してお渡しし、また来ますねと云って帰宅の途に着いた。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
4.5
風情ポイント
3.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
500
温泉コスパ
1.6

2021年4月3日土曜日

倉真赤石温泉(20) 祝再開!

武漢ウイルスが手を変え品を変え姿を変え悪逆を尽くしており、噂では今第4波に入ったと云われておる。
ただ幸いにしてワシの住んどるエリアは感染者数的に云うと1日当り数人というレベルであり、勿論羽目を外すのはいかんが、充分に注意しながらであれば日帰り温泉に入るのはまあ問題なかろう。
そんな事を思っておったら、倉真赤石温泉(くらみあかいしおんせん:静岡県掛川市倉真赤石5986:0537-28-1126:電話番号いいふろじゃヨ:¥1100:完全予約制:10:00〜17:00:途中の道及び駐車場がややシビア)が遂に再開したとの情報がInstagramによりワシにもたらされた。
これは早速行かねばならんじゃろう。

散り始めて道路に落ちた桜の花びらを見ながら国1バイパスを東に走り倉真赤石温泉に到着。
中に入ると何だか掲示物が増えとる。
その中にこのようなものがあった。

© 純温泉協会
Photo © ill-health(ruephas) 2021

純温泉って、いいね。
うむ。
確かにここは素晴らしい源泉を最低限の加熱のみで掛け流しておる。
確かにいい温泉じゃ。
掲示物をよく見てみると純温泉協会とある。

© 純温泉協会
Photo © ill-health(ruephas) 2021

帰宅後(つまり今じゃな)サイトを見てみると、山口貴史という人物が主宰している協会で、その目的は、

人間には決して作ることが出来ない温泉本来の自然のままの温泉に浸かるという尊い行為を一般の方々に改めて認知して頂き、本来の温泉の価値が高まり、純温泉該当施設が永続的に運営できるようになって頂く流れを作ります。

というものらしい。
その中でここ倉真赤石温泉が選ばれておってカテゴリー的には「純温泉C」(加水なし、加温あり、循環ろ過なし、消毒なし、入浴剤なし)となっておる。
成程。
最近は小山薫堂氏の連載で月刊PENに取り上げられたり、その関連で小山氏の湯道百選というサイトで紹介されたり、その筋ではなかなか注目され始めておるようじゃ。
ま、ワシとしてはこういったこととはあまり関係なく2011年位から通っておって、静岡県西部ではほぼ一番泉質の良い温泉だと思っとる。

順番を待ち、早速入った。
既に書いておるとおり、ここは1時間枠の完全予約制で他のお客と一緒に入浴することはないし、客の入れ替えごとに更衣室や浴室入り口などをしっかりと消毒してくれとるから安心じゃ。
普段より湯の花が少ない様子じゃ。
どうしたんじゃろと思って出てから聞いてみたら、お休み期間中温泉のタンクを清掃したのが原因じゃということで、それならばそのうち元に戻るじゃろうと思い一安心した。
温泉に含まれる炭酸成分をできるだけ飛ばさないようだいぶぬるめの温度設定なので、暑がりのワシでも長く入っておられるのがいい。
やや浅めの浴槽じゃから、寝湯っぽい体勢をとってちょっとしたうたた寝もできる。
この温泉は山の中にあって、いつも大きな窓を全開にしてお湯に浸かるんじゃが、そうすると温泉入浴に加えて森林浴、そして今日は大変暖かな日が差しておるから日光浴も同時に楽しめるなかなか他では味わえない醍醐味もある。
再開してくれて本当に良かった。
是非皆様も行ってみれば良いと思う。
人によっては1時間枠1100円は高いと思うかも知れんが、そんなことはない。
行って入ってみれば解るはずじゃ。

© ill-health(ruephas) 2021

さてこれは温泉の全景じゃが、建屋の屋上にあるドーム状のものは嘗てまでは使えておった完全源泉非加熱の温泉を味わえておった。
残念ながら今は使えないんじゃが、また入りたいものじゃなあ。
夏に入ると最高なんじゃよなあ。
復活してくれんかなあ。

 

温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
4.4
風情ポイント
4.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
1100
温泉コスパ
0.9

2021年1月3日日曜日

倉真赤石温泉(19) Facebook+Instagram+月刊PENの話

今回の年末年始は最もコンパクトで6日間という日取りじゃったが、ワシゃこのくらいで丁度よい。
武漢ウイルスが猛威を振るっとるから、例年じゃとほれ旅行じゃほれ海外じゃなどと浮かれて色んなとこに行く者も多いが、ワシ的には毎年どっこも行かんので、長い休みは不要じゃしな。
さて初老というものは所謂ルーティンを大事にする。
暮れ正月に必ずやることは毎回やりたいし、従来やっていないことは別にどうでもいい。
ワシの場合暮れ正月に必ずやっていることは、
  • 近隣にある大山くん三社への参拝
  • 温泉に入る
  • 昼酒
これらは絶対に外せないし、これら以外の事は別にやりたくもない。
ちなみに「近隣にある大山くん三社」というのは、大山祇神社(静岡県浜松市中区和合町189)、三嶋神社(静岡県浜松市中区和合町299−3)、三嶋神社(静岡県浜松市北区細江町中川347)のことじゃ。
これとは別に所謂氏神様にも参拝する(自宅が割れるからどの神社じゃかは秘密じゃヨ)。
温泉はどこでもいいんじゃが、ここ数年は倉真赤石温泉(くらみあかいしおんせん:静岡県掛川市倉真赤石5986:0537-28-1126:電話番号いいふろじゃヨ:¥1100:完全予約制:11:00くらい〜17:00くらい:途中の道及び駐車場がややシビア)に行くことが多い。
特に今年は多くの人がわんさか蝟集するスー銭などには行きたくない。
完全予約制、完全貸切制の倉真赤石温泉がやはり安心じゃし、云うまでもなく最上の泉質じゃし、ここ以外は考えられんわけじゃから、本日当然のごとく行ってきた。
風情泉質などなど、この温泉に関しては繰り返して書く必要はなかろう。
行けばその素晴らしさがわかるというものじゃ。
現在は残念ながら土日祝日のみの営業で事前予約が必要じゃからね。

この倉真赤石温泉について、新しい情報があるのでお知らせしようと思う。

まず、FacebookとInstagramをついに開始した。
Facebookはこちら、Instagramはこちらじゃ。
どちらもspa.kuramiakaishiで検索可能じゃ。
ちなみにどっちか(どっち「も」でもいいんじゃヨ)をフォローして、前日までに予約をした客には普段は有料販売している源泉をプレゼントしてくれるとのことじゃ。
料理やお茶に使えば美味しくなること間違いなしとのことで、欲しい人はペットボトルを持っていくことが必要じゃ。

次に、月刊PENという男性向けカルチャー・ライフスタイル誌があるが、そこでこの倉真赤石温泉を紹介してくれるらしい。
放送作家の小山薫堂さんが同誌で温泉に関する連載を書いていて、次号辺りで掲載されるとのことじゃ。
先日直接本人が来て色々インタビューしたり写真を撮って帰って行ったらしい。
乞うご期待といったところじゃろう。
小山薫堂さんが、ここ倉真赤石温泉をどう紹介するのか、今から楽しみじゃなあ。
雑誌と連動したウェブサイトもあるということなので、掲載されたら早速雑誌を購入し、サイトにも行ってみようと思うとる。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
4.5
風情ポイント
4.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
1100
温泉コスパ
0.9

2020年12月26日土曜日

磐田グランドホテル 天神の湯(3)

この1年の投稿を見てもらえれば分かる通り、武漢ウイルスが世に蔓延り始めてから殆ど温泉銭湯には行けておらん。
無論、混んだ飲み屋などと比べればその安全度は多少高いと思われるし、浴室に入ってしまえばほぼ大丈夫じゃろうが更衣室がやはり怖い。
また、ここ1年ほどの間に「入院もしくはホテル療養中の人間がそれらを抜け出して勝手に風呂屋に行ってバレた」という報道をワシは少なくとも2つほど目にした。
そのものたちの温泉銭湯愛だけは認めるが、それ以前に莫迦である。
そのような莫迦がいつどこの温泉銭湯に湧くか全く予測もつかんため、ワシは基本的には温泉銭湯にあまり行っていない。
行くのはほぼ掛川にある倉真赤石温泉で、更衣室浴室まるごと貸し切りじゃから他人と交錯することがないからじゃ。
とは云え、たまにはそれ以外のところに行きたいと思うこともあり、本日は磐田グランドホテル(静岡県磐田市岩井2280:0538-34-1211)にある天神の湯(¥1500:10:00~23:00)に行ってきた。
実はこのホテルは、武漢ウイルスの野郎のせいで今年6月くらいまでの長きに渡り、ホテル全体が臨時休業しておったそうじゃ。
先日営業状況を確認するために公式サイトを見てみたら、何とか営業を再開しておったため早速出向いたわけじゃ。
ここは1500円とまあまあ高額な利用料が必要じゃけども、毎月26日は800円で入浴が可能じゃ。
更には、6枚綴り5000円(すなわち1回あたり833円)という激安チケットも公式に販売しておる。
これならばそこら辺にあるスー銭とあまり変わらないし、ホテルならではの接客とサービスも受けられるし、それにホテルで日帰り温泉を楽しむということがあまり一般的ではないから混んでいることもないし、いい事ずくめと云って差し支えありません。

本日も(ホテルにとっては苦しいところじゃろうが)入浴客は6人程度、湯船に使っておるのは最大で3人という感じの利用状況であり、混雑という表現は全く必要ない。
そしてどの客もおとなしかったため、落ち着いた気持ちで黒湯を楽しめたのは幸いじゃった。
時間制限もないため長湯を楽しむもよし、ロビーは広々としてオットマンが何脚も用意されているので出たり入ったりするもよしじゃ。
お湯の中に手を20cm程も差し入れればもう見えなくなるほどの濃さの黒湯は相変わらずじゃし、温度は42℃とワシにとってはやや高めじゃが、寒い冬にはこのくらいの温度がよく温まってよいじゃろうし、ここのお湯は湯冷めしにくいので更に良い。

また、たまにはゆっくりした時間を過ごしたいというのであらば、入浴と客室利用がセットになった★1日2組様限定!★日帰り湯ったりステイプラン(¥4000〜)や★日帰り★湯~ったり温泉ランチ(¥3200)などを利用してみてはどうかと思う。
特に後者は、なかなかコスパがよろしいのではと思う。
通常の入浴料を基準にしてランチのコストを計算すると1700円。
ランチそのものの価格と、ホテルという場所を買うと考えれば大変に安い。
云うまでもなく、ここ磐田グランドホテルでは武漢ウイルス対策について出来ることは全てやっておる(「磐田グランドホテル【新しい生活様式】への取り組みのご案内」の部分参照)から安心じゃと思う。
観光業及び観光関連業界は現在非常なる苦境に立たされておる。
しかし、あの天下の愚策「GoToトラベル」なんぞ使わずとも出来ることはある。
このようなプランを使って、いつもより少し豊かな入浴時間を過ごせば僅かではあるが、結果としては支援の端くれにもなるかもしれぬ。
地元の施設にこそ応援の気持ちを表すのが大事じゃろうと思えるんじゃが、どうじゃろうか。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
3.5
風情ポイント
2.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
800
温泉コスパ
0.7

2020年11月29日日曜日

天然温泉きらら(1)

先週金曜日、武漢ウイルスが三度猛威をふるい出した最中ではあるが、四国は香川県高松市にどうしても行かねばならん所要が出来たため行ってきた。
(この旅の帰着後に関西や関東中心にかなりよろしくない状況になったので、結果論じゃけどこのタイミングで良かったかも知れん)。

これは本論には関係ないが、今回は行きはクルマ、しかもいつもの真っ黄っ黃なスイスポくんではなく軽自動車、まあ告白すれば中古のワゴンRであり、走行距離550kmにも渡る旅路は決して楽ではなかった。
特に恐ろしかったのが淡路島から徳島に渡る大鳴門橋じゃ。
差し掛かるときには既に夕刻すぎであり、ワゴンRのハロゲンライトはあまりに暗い。
その上かなりの強風で、背が高くて車重の軽いワゴンRは自然の風だけでもかなり揺れたのじゃが、かてて加えて追い越し車線を走る大型車が起こす風に巻き込まれて安定して直進できん。
60km/hでも危険を感じるほどじゃった。
軽くとも重心が低くパワーがあるワシのスイスポくんじゃったら、大分に楽じゃったろう。
改めてスイスポくんはありがたいなあと思った。

まあそんなことで、目的地に到着したときには疲労困憊とまでは云わぬともまあまあ疲れておった次第じゃ。
普段ならそのまま酒に突入するんじゃが、長距離慣れぬ道を走ったおかげで全身に強張りが目立つため、酒より前に大きな浴槽でゆっくりしたいと考えた。
そこで行ったのが天然温泉きらら(てんねんおんせんきらら:香川県高松市一宮町800-1:087-815-6622:¥700:6:00〜24:00:駐車場潤沢:宿泊できます) というところじゃ。
ここを選んだのは特に理由はなく、その日の宿泊場所から近いのと、天然温泉を標榜しとるというただそれだけのこと。
知らぬ土地ゆえたくさんの候補から厳選したとかそんなことはまったくないわけじゃ。
行ってみると、武漢ウイルスの影響なのか時間のせいなのか(19時位じゃった)普段からそうなのかは判然とせんが、駐車場に停めてあるクルマの台数に比して館内はさほど混んでおらん印象じゃ。
券売機で入浴券を購入し、広々とした脱衣室に行ってもそんなに人はおらず、混雑を恐れておったワシは一安心した。
浴室も非常に広く、浴槽も数多いので入りたい放題。
泉質については、施設の人に怒られるかも知れんがあまり特徴的ではない。
メタケイ酸が豊富とのことじゃが、現場で温泉分析表を見つけることが出来ず、公式サイトにも載っておらんのでどの程度豊富なのかは不明じゃけども、泉質を求めてここに来てもがっかりするかも知れん。
ただ、既述の通り広くて浴槽の種類が実に豊富なので、混雑感がかなり低くて落ち着いて入れるのがいい。

それ以上にワシが一番気に入ったのは、循環の方式じゃ。
一般的には浴槽内で回収したお湯を浴槽内で戻すという方式が多く、これだと浴槽の縁を越えてお湯が流れ出すことは当然ながらありえない。
しかしここは、浴槽の縁上部からオーバーフローさせたお湯を下で受けてそれを循環させるという方式。
どちらも循環させとることには変わりはないが「掛け流し」気分が味わえるし、お湯の汚れ(頭髪や垢など)はプカプカ浮いとることが多いから、掛け流して下で受ける方式のほうがよりお湯は清潔じゃろうと思われる。
これらのことを考えると、700円という値付けは大変に良心的じゃろうと思う。
泉質の件にしても、近隣の人が足繁くここに毎日通うとして、その理由は「泉質がいいから」ではありえない。
毎日、いつでも行けて広々してて、たまには併設のレストランで風呂上がりの一杯を楽しめるといったことのほうがより重要じゃ。
普段遣いする入浴施設に泉質の高さは不要じゃろう。
前回のポストでも同じようなことを書いたんじゃが、泉質を求めるならどうぞそういうところに行って下さい、じゃろうよ。
更にここは、昔よくあったヘルスセンターの如く宿泊が可能じゃ。
広間にごろ寝ではなく、ちゃんとしたベッドで泊まれてしかも安い。
飯も豊富じゃから、ワシが地元民じゃったら金曜の夜来て風呂入って酒のんでそのまま止まってしまうかも知れん。
以上、たまたま行った天然温泉きららじゃったが、存外いいところじゃったよ。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
1.5
風情ポイント
2.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
700
温泉コスパ
0.6

2020年7月25日土曜日

倉真赤石温泉(18) 完全予約制・武漢ウイルス防御対策ほぼ完璧

前回は「我慢じゃ我慢」などと書いたが、その舌の根も乾かぬうちに本日は倉真赤石温泉(くらみあかいしおんせん:静岡県掛川市倉真赤石5986:0537-28-1126:電話番号いいふろじゃヨ:¥1100:完全予約制:11:00くらい〜17:00くらい:途中の道及び駐車場がややシビア)に参った。
前回、前々回同様の理由によるセレクトで、ここであらば、
  • 施設も小さいしそれに伴い浴室も狭い
  • だから基本は実質貸し切り
  • アクセスがちょいとシビアじゃから客はどっとは来ない
故、武漢ウイルス感染リスクは他の温泉銭湯よりはそもそも低い。
その上、今年3月くらいから完全予約制に移行しておるため、見知らぬ人と浴室内で居合わせることがほぼ完全になくなったはずじゃ。
ところで予約は前日までにせねばならんが、ワシはしておらんかった。
正午前くらいにダメ元で電話してみると、ここ数年鈴木会長(しつこいがこれはワシが勝手につけたあだ名で本当の氏名は別にある)と共に温泉を守っておる娘さんが電話に出た。
ワシが名乗る前に開口一番「あらあ、久しぶりじゃない」。
電話にワシを登録すると云っておったから、着信と同時に液晶画面でワシからの電話とわかったんじゃろう。
「今日ってやってます?」
「やってるけど、12時からと2時に予約が入っているの」
「やあ、厳しいなあ。今御前崎にいるんですけどね」
実は宮内うどん(みやうちうどん:静岡県御前崎市宮内377-3:080-5823-8070:水〜金10:30〜14:00:土日8:00〜14:00:定休月火:駐車場は店の横に6台程度)に行って、美味い釜揚げうどんを食べて、その後やぎさんのつくしちゃんとなずなちゃんと遊んでおったのじゃった。
「ふうん、じゃあ1時に予約入れるから。あと食事はやってないからね」
これも武漢ウイルス対策の一環と想像した。
「いや。今しがたうまいうどんを食べたところだから大丈夫」
「自分だけずるいなあ」
何がどうずるいのかわからんがまあ受け流し、ワシは御前崎を出て40分くらいで温泉に着いたわけじゃ。
クルマを降りると、玄関先はこのようになっておる。

簡易テーブルを活用した受付
密にならないよう屋外で受付するため
© ill-health(ruephas) 2020
以前は写真奥に見える入り口に入り、左手にあるカウンターで料金を支払っておったが、表で受付と料金収受を行う方式に変わっとる。
如何にも急拵えな受付テーブルを見ると、このようなことになっとる。

やるべきことは全部やっとる
ほぼ完璧じゃろう
© ill-health(ruephas) 2020
物々しい「受付」の札と最近流行りの鉄砲型電子体温計その他が置かれておる。
お姉さんはワシの(いつの間にか知らないうちに広くなった)おでこに鉄砲型電子体温計の照準をピタリと合わせ検温し「うん、36度5分。合格ね」と厳かに入場の許可を与えたのじゃった。
その後ノートに連絡先を記入し、最後にアルコール消毒剤をワシの掌に吹きかけてようやく準備は完了した。
これらの対策に加え、客が出るたびに入口の引き戸、玄関内カウンターの周辺、脱衣室の引き戸・照明スイッチ・椅子・浴室入り口引き戸等を消毒してから次の客を入れるという努力をなさっとるそうじゃ。
会長はおられるものの、実質的にはお姉さん一人だけで切り回しておると云うのに、大変なことじゃと感心した。
そうこうしておると建屋の奥からはその鈴木会長がなんと、フェイスシールドを装着して登場したのには流石に驚いた。
はっきり書くが、ゴメンね鈴木会長、大分に笑える図じゃった。
「しかしアレだね。随分マジメじゃん」
「そうしないと、掛川市の公式のステッカーがもらえないのよ」
ははあ、成程。
そういやあ丁度昨夜のニュースで、掛川駅前にあるこだわりっぱという土産屋に市の職員が立ち入り、武漢ウイルス対策が万全と確認した上で認証ステッカーのようなものを店先に貼っておった。
アレのことじゃろう。
まあ何れにせよそのようなステッカーがあろうがなかろうが、ここ倉真赤石温泉はきちんと対策しておられるので、電話予約した上で安心して訪れるが宜しかろうと思う。

ところで本日は雨こそ来なんだが大変に蒸し暑い日じゃった。
倉真赤石温泉の内湯は大変温度が低い(燃料代をケチっておるわけではない。泉質を落とさないギリギリの温度にしておる)ため、こんな日でもワシのような暑がりであっても入浴後に流汗淋漓となることは無いんじゃが、それでももう少しさっぱりしたい。
それで思うのはやはり屋上の完全源泉非加熱露天風呂じゃ。
これは今を去ること8年前、2012年6月に鈴木会長が渾身の力を込めて作り上げた傑作で、内湯では正直パワーが落ちてしまっておる炭酸感がより強く味わえるのが特徴じゃ。
夏に入れば最高なんじゃが、中にはガッツ石松のように真冬に味わって「最高です」との感想を漏らす剛の者も存在する。
ただ残念ながら暫く前から今は休止中じゃ。
鈴木会長に「ねえ屋上早く復活させましょうよ」とお願いしてみたが、何でも今年の正月に転んで少し膝腰を痛めてしまわれたようで、普段の生活はほぼ大丈夫じゃけども、階段の上り下りとかは少し大変じゃから暫くはちと無理じゃ、とのことであった。
お早い回復を祈るとともに、立ってるものは親でも使えではないんじゃが、治癒なさって更に余力があらば是非露天を復活させてもらえると嬉しいとワシは心から願う。
何ならワシ、手伝いますけど。
は?いらん?
まあそうじゃな、ワシなどが手伝ってもじゃまになるだけというのは間違いはなかろうから。

追記1)
昨日(2020年7月24日)から、静岡県西部方面で武漢ウイルス感染者が急激に増加しており、追跡不可能感染者やクラスターも発生しとる。
その影響で「来週からまた営業自粛しようかしら」とのことじゃったので、事前確認・予約は必ず行うべしじゃよ。

追記2)
このポストで、丁度1000ポスト目と相成りました。
2011年に始めて9年ちょいとなりますが、よくもまあこんなに大量の駄文を書き飛ばしたものじゃと我ながら呆れ果てておるところじゃ。
ただし、1000ポストのうち37本は諸事情により公開していなかったり、書けずに放置しておったりしておるので、読めるのは963本でございます。
目標は10000ポストじゃな。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
4.5
風情ポイント
3.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
1100
温泉コスパ
0.7

2020年6月14日日曜日

湯の島温泉(6)

堰を切ったように、という比喩がある。
また、箍が外れたが如く、という比喩もある。
語感的には後者のほうが悪っぽいが、まあどちらでもよい。
昨日本日のワシはまさにこれらのような状態であった。
昨日は白鷺温泉 白鷺館に行き、本日は湯の島温泉(ゆのしまおんせん:愛知県豊根村富山字兎鹿ノ平12-3:0536-89-2170:¥440:土日祝日のみ:13:00〜19:00:静岡市営の湯之島温泉浴場とは別じゃよ)に行ってきた。
目的は勿論温泉に浸かることじゃが、その他に真っ黄っ黃のスイスポくんであのシビアな愛知県道1号線を抜けられるだけの人馬一体感が得られているかどうかと、あと一つあるがそれは本文最終盤にて。
自宅から80km程の距離なんじゃが、そのうち1/4程度は結構シビアな山道が続く。
県道と云えども1桁番号、しかも1となれば非常に快適な道だと思われようがぜんぜん違う。
初心者はやめといたほうがいいし、抜け道をど真ん中しか走れないような車両クリアランスが無い素人もやめといたほうが宜しい。
結果としては、何事もなく走り抜けることが出来た。
ワシと真っ黄っ黃のスイスポくんは人馬一体であることが確認できて嬉しかったよう。

ところで温泉までの途中、こんなものに出会ったじゃ。

興味深そうにワシを見つめる鹿さん
© ill-health(ruephas) 2020
ワシの10m程先で山から駆け下りてきて、ガードレールをひょいと飛び越えたので横にクルマを停めて「へえい、へえ〜い鹿さん。こっちを見なされ」と呼ばわるとワシの云うことを素直に受け入れてこっちを見たので写真を撮った次第じゃ。
まあ鹿さんは害獣とされとるからアレじゃが、実際見ると大変可愛い。
鹿さんは暫くワシを眺め回した後、天竜川の方に駆け下りて行ってしもうた。

うねうねした、時折でかい石や木の枝がゴロゴロ転がっとる悪路を走り抜けて温泉に到着してお金を払うと、担当のおっちゃんが「すみません、今日は少しぬるいかも知れません」と声をかけてきた。
うむ、宜しい。
大変宜しい。
ぬるい温泉マンセーじゃ。

掛け湯をして早速露天風呂から入ってみたが、ぬるいどころか普段より少し熱いくらいに思えたがまあ良い。
暫く肩まで浸かっておったが矢張り少し熱いため、内湯に切り替えた。
こちらは外湯よりはややぬるい。
露天風呂と内湯を比べてどっちが好きですか?と問われれば、ワシを含めた多くの人が「露天風呂」と答えるじゃろう。
しかしここ湯の島温泉に限れば、ワシの場合だけかも知れんが内湯のほうが落ち着くし好きじゃ。
ダラダラしながら内湯を出たり入ったり温泉を楽しんだ。

そんな感じで内湯に入っとると、ふと気づいた。
ここの温泉の香りは「ややゴム臭」というのが特徴なんじゃけど、本日はそれが感じられないような気がする。
気のせいかも知れないんじゃが。
頭を洗って水を浴びて体を冷やしてから再度熱めの露天風呂に入ったが、またそこで気づいた。
何て云うんじゃろうか、船で云うと喫水線となるが云いたいことはわかるじゃろ、普段浴槽に張られている温泉の高さには線が入っとるが、本日はその線より下にしかお湯が来とらん。
時間的にはまだ営業開始したばかりじゃからお湯が満たされとらんのじゃろうと思い暫く観察しておったが、大口径の鉄製パイプからは結構な量のお湯がドバドバ注がれとるが水位(湯位か)はいっかな高さを上げてこん。
もしかしてここの温泉、源泉掛け流しをやめてしまったんじゃろか。
この写真は2017年7月に撮ったものじゃ。

クリック若しくはタップすると拡大するから
見てくだされ
左上から右下の方に流れとるのが見えるじゃよ
© ill-health(ruephas) 2020 / 2017
ちょいとわかりにくいとは思うが、浴槽の縁からお湯が流れ出しとるのがわかるじゃろうか。
一方こちらは本日撮った写真じゃ。

© ill-health(ruephas) 2020
流れ出ておらん。

© ill-health(ruephas) 2020
これは内側から撮った写真じゃが、流れとらん。
かつては3枚前の写真の如く、この部分からドバドバ温泉が流れ出ておったんじゃが…
しかしこのようなことは嘆いても仕方がない。
掛け流しじゃなくなったとしても、人里離れていて落ち着いた雰囲気でゆったり入れる温泉という価値は変わりないし、温泉の香りがやや弱まったというものの、薄濁りの泉質はなかなかのものじゃと思うから。
1時間ほど入っておったが、予想通りだ〜れも一人も客は入ってこらず、三密を避けて温泉を味わうと云うワシの目論見はまんまと成功したわけじゃ。
じゃから満足である。

十分堪能して風呂を出て帰途についた。
さて帰り道には温泉以外の目的が待っとる。
佐久間ダムの先の確か2本目のトンネル、名前はうなぎだるトンネルという変な名前のトンネルなんじゃが、目的はその中にある。

これを見なされ。

© ill-health(ruephas) 2020 / 2012
これは2012年8月にうなぎだるトンネル内で撮影した貴重な写真じゃ。
トンネルの壁の一部が半透明のアクリルのようなものになっており陽の光が透過しており、そこにこのような謎の文字が浮かんでおった。

祝ってやる

何者かが何者かを祝うべく、わざわざここまで来て指で書いたものと思われる。
祝いたいという心根に溢れた落書きと云わざるを得ん。
これは今どうなっておるじゃろうか、というのが今回の目的の一つじゃ。
早速お見せしたいと思う。

© ill-health(ruephas) 2020
ん?
なんじゃこりゃ、何もわからんぞと云いたいんじゃなあんたは。
まあ確かにちいとわかりにくいかも知れんから、クルマから降りてグッと近づいて撮影した一枚をここに追加しようぞ。

ごり
祝ってやる
© ill-health(ruephas) 2020
うむ、宜しい。
「祝ってやる」との気持ちは8年もの時空を越えようとも、全く薄れることはなかった。
まさに現在の奇跡と云って宜しかろう。

呪ってやる、あ間違えた。
祝ってやる。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
2.5
風情ポイント
3.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
440
温泉コスパ
1.3

2020年6月13日土曜日

白鷺温泉 白鷺館(1) 祝!再開!

先々週くらいから、武漢ウイルスが落ち着いてきたら一発目に行く温泉をどこにしようか考えとった。
条件としては、
  • 人が集まらないひっそりとした温泉
  • 余り遠くだとダメだがそこそこ遠方にある温泉
  • 入湯料が余り高くない温泉
  • 少しでもいいから秘湯感がある温泉
そんな都合のいい温泉があるんか〜い!とワシのビジネスパートナーたるW社のS氏なら横山やすしばりに叫ぶところじゃが、蛇の道は蛇。
そこはそれ、探せばあるもんなんじゃ。
ワシがこの程、武漢明け温泉入湯活動再開の記念すべき1発目の狙いとして定めたのはじゃ、白鷺温泉 白鷺館(しらさぎおんせんしらさぎかん:愛知県豊田市篭林町塩平21:0565-62-0151:¥800:日帰り11:00〜20:00:公式サイトはhttp且つFlash Player使っとるから用心してネ)じゃ。
住所が豊田市になっとるからピンと来んかも知れぬが、要するに紅葉で名高い香嵐渓にあるお宿。
即ち旧足助町じゃな。

必要以上に事前情報を集めると現場での感動が薄れるから控えめにしといたが、評判としては泉質がまあまあ良くて、アクセスのあまりよろしくない場所にあるので穴場であると、そういうことのようじゃ。
距離的には自宅から70kmちょっとで、これならば非常に適度じゃし途中狭そうな山道も若干含まれておるからワシの好みということになる。
温泉グッズが詰め込まれとる背嚢にシャツとパンツとタオルが収められとることを確認していざ出発。
1時間と少しで現場に到着した。
この白鷺温泉 白鷺館はどうも可成り歴史ある宿屋のようで、わかりやすく云えば建屋は可成り年季が入っとる。
無理やり自動化した古い引き戸を開けて中に入ると、奥から女将さんのような方が出てきたんで、日帰り入浴したい旨を伝え、料金800円を支払った。
「温泉はこの先の階段をどんどん降りていったところにございます」
「今、4人組の男性が先にお入りなってますので、様子を見てご入浴ください」
まあ浴室浴槽の大きさにもよるが、おっしゃるとおり様子を見て入れそうなら入ってしまうし、狭そうだったら素直に待つが宜しかろう。
とんとんとんと階段を下って行くと、喫茶室のような待合室のようなスペースが有り、しかし真っ暗。
その先から温泉の香りが流れてきていたのでそちらに向かうと、男湯・女湯の暖簾がかけられておったので、迷わず女湯、もとい男湯の暖簾をくぐって中に入った。
脱衣室も暗く、側室からは若い人の喋り声が漏れ伝わってくる。
その感じだとそこそこの大きさの浴槽浴室と思われたため、待つのはやめて早速入ることにした。
脱衣して入ってみると大きくは無いものの決して狭くはない浴室浴槽であり、若いの2人が浴槽に入っており、残りはシャワーで体を洗っておる。
ワシはそやつらに構わず、桶をとってざあざあ掛け湯をし、しずしずと浴槽に入った。
やや硫黄の香りがしており、若干じゃけどぬるつる感のある泉質じゃ。
噂通り、そこそこよろしい泉質に感じる。
浴槽は長方形じゃけども、構成するパーツがいずれも角張っておらず優しい雰囲気で、最大6人、ベスト3人という大きさ。
浴槽中央からお湯が湧き出ておるがオーバーフローは無いのでまあ循環式なんじゃろう。
ワシは「源泉掛け流し」に対してそんなに強い思い入れは無いから(そりゃどっちか選べと云われれば源泉掛け流しを選ぶけども)それはどっちでも構わん。
若いの達はワシと殆ど入れ違いに出ていったので、以降は完全貸切状態じゃった。
温度はそうじゃな、40℃前後と思う。
ワシは暑がりじゃから、10分も使っておったら汗がダランダランになる故、一旦出て涼むことにした。
宿の北側には巴川が流れており、浴室のそっち側は硝子窓になっておって一部が開けられる。
開けられる窓を開けると、少しではあるが涼しい風と川の流れる音とカエルの声が流れ入ってきた。
もうカエルの声がする季節になったんじゃなあ。
涼みながらふと壁を見ると、結構大作であるタイル画になっとることに気づいた。
最初は何を描いとるのかわからんかったがぼんやり眺めとるうちに、川面から飛び立った2羽の白鷺のように見えてきた。
ワシは度々書いとるとおり、このブログでは基本的には温泉銭湯の浴室や浴槽そのものの写真を載せん主義じゃ。
それ以外の写真はじゃんじゃん載せとるが。
しかし原則は原則であり、場合によってはその原則に反して写真を載せる場合もある。
今回はそのタイル画については皆さんに見てもらおうと思う。

© ill-health(ruephas) 2020
iPhone6Sでの撮影じゃし、浴槽内ゆえレンズがどうしても曇ってしまうので鮮やかさに大分欠ける写真じゃすまんな謝るワイ。
なかなか凝った作りの作品であり、ワシは感心して暫く眺めておった。
ワシは過去、このような銭湯絵画を幾つか鑑賞したことがあるが、このような抽象的な作風のモノに初めてお目にかかった気がする。
タイルを四角い儘使っておらず、それぞれを最適な形に割って絵画を構成しとる。
これは一見の価値があると思うので、是非見に行ったら宜しかろうと思う。

しかしいっかな汗が引かん。
正直換気性能があまりよろしくない浴室じゃし冷たい源泉浴槽も無いから、ワシはシャワーを浴びてクールダウンすることにした。
年季の入ったカランを開けて温度を冷ために調節し、頭からざあざあ浴びたのじゃが、おやぁ?
シャワーヘッドから流れてくる水から、可成り新鮮な硫黄の香りがしてくる。
顔を触ってみると、浴槽に入ったときよりも強いぬるつる感を感じる。
もしかして、カランには源泉が源泉が引き込まれておるのじゃろうか。
そう、カランから出てくるのは水道局からの水ではなく、温泉(多分源泉)なのであった。
これはいいぞ。
温泉数あれど、シャワーから出てくるものまで温泉だというところ、なかなか珍しいと思うのじゃがどうじゃろうか?
ワシは温泉から出る時、どんだけ暑くてもできるだけ上がり湯はせんようにしとる。
せっかく肌にくっついた温泉成分を流してしまうのがもったいないからじゃ。
その代わり出た後のクールダウンが大変なわけじゃけども。
しかし、ここのように源泉シャワーならばチアノーゼで唇が紫色になるくらい上がり湯してもいいわけじゃ。
これは嬉しい。
ワシは更に30分ほど浴槽に浸かり、もう辛抱堪らんとなってザバリと浴槽を出て、思うがままに源泉シャワーを浴びてクールダウンしてみた。
誠に気持ちいいものじゃ。

ワシは硫黄の香りに包まれて、満足して浴室を出た。
着衣しながら脇を見ると、このような掲示がしてあるのに気づいた。

© ill-health(ruephas) 2020
成る程、シャワーから出てくるのが源泉というのはこの宿の売りの一つなんじゃろう。
確かに売りじゃと思う。
大きな売りじゃ。
これは是非続けてほしいなあと切にお願いする次第じゃ。
兎に角ここの温泉は穴場じゃと思う。

あと、このお宿は日本酒に力を入れておるようでそれも好ましい。
クルマで来とるから当然飲めんわけじゃが、カネと時間が余ったらここに泊まりに来ていい温泉といい日本酒を味わうというのもいいものかも知れんと思った次第じゃ。

日本酒を思い切って全面に押し出した玄関
呑みたいがぐっと我慢じゃヨ
© ill-health(ruephas) 2020


温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
3.5
風情ポイント
3.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
800
温泉コスパ
3.9

2020年3月8日日曜日

倉真赤石温泉(17) 予約制へ徐々に以降中であります

大抵の週末は温泉に行くかやぎさんと遊んどる事が多いんじゃが、ここ数週間は所要があって毎週実家に帰省しとる。
今後もそれは続きそうな情勢じゃから暫くは温泉にも行けんしやぎさんにも会えん。
なので今日は思い切って倉真赤石温泉(くらみあかいしおんせん:静岡県掛川市倉真赤石5986:0537-28-1126:電話番号いいふろじゃヨ:¥1100:11:00くらい〜17:00くらい:途中の道及び駐車場がややシビア)に行ってきた。
昨今のご時世じゃから、人が密集する大規模スーパー銭湯などはいかにも危険じゃし、ワシが住んどる静岡県の中部ではコロナウイルスのキャリア(分別のない中年)がスポーツジムの風呂に入って大騒ぎになったし、お隣の愛知県は蒲郡ではやはりコロナウイルスのキャリア(同じく分別のない中年)がフィリピンパブで酒を飲んだ挙げ句あろうことか「ワシは陽性じゃ」と喚いてやはり大騒ぎになった。
何れも万死に値する莫迦野郎中年(特に蒲郡の莫迦は最低でも傷害罪じゃろう)の話じゃが、兎に角まあそんなこともあったので、人があまり来なくて殆ど貸切状態の倉真赤石温泉に行くことにしたわけじゃ。
温泉に着くと何時もの如く、ワシの真っ黄っ黃なスイスポくんのエンジン音を耳ざとく聞きつけた鈴木会長が傘を広げて待っておってくれた。
だいぶんに久し振りに会うなあ。
続いて会長の娘さんも現れた。
「いやあ、実はね。ここ10日くらい休んどったんじゃ」
「へ?どうしました?体調でも崩されましたか」
「いや違う。このご時世だからね」
ふうん、そうか。
人口密集とはまさに真逆、閑散とし過ぎているここ倉真赤石温泉は影響は無いじゃろうと思いこんでおったワシのほうが警戒感がなさすぎたのかも知れん。
「今日は入れるんですか」
「大丈夫よ。実は今日も偶々来てただけでもう帰ろうと思っていたんだけど大丈夫。入れるから」
やあ、ありがたい。
早速玄関に入ると、こんな掲示がしてあった。

予約制に関するお知らせ
© ill-health(ruephas) 2020

曰く。
〜 お知らせ 〜
これから予約制にして行きますので、前日までにお電話ください。
営業時間は10時〜18時です。
よろしくお願いいたします
− 店主 −
「なんですかこれ?予約制?」
「そうなの。昼間に誰も来なくて閉めようと思ったら電話がかかってきて『今から行っていい?』『なんだやってないの』とか云われることが多くて困ってるのよ」
ははあ、成程ね。
「そうか。予約制はいつから始めるの」
「いつからってわけじゃなくて、段々と予約制に移していくって感じ」
まあ、ここの温泉はクチコミで「なかなかいい源泉掛け流し温泉」「秘湯感が味わえる」等の評判が広がっておって、それを聞きつけた温泉客、もっというと運営経営の実態を全く理解していない温泉客がこのような無茶を云うのであろうとは想像に難くないところじゃ。

ここの温泉は親子で切り回しとる良質ながら小さな日帰り温泉じゃ。
18時位に温泉に入りたいというのは判るが、こういった次第じゃからあまり無茶な事を云ってはいかんよ。
因みに予約は上に書いてある電話で前日までお願いしますとのことじゃった。
特に平日行きたい場合は電話は是非お願いしたいところじゃ。
勿論ワシも電話する。
ただまあ、このような感じで思いついた時に気軽に行ける場所が段々と少なくなってくるとしたら、これはまあ寂しい話じゃ。
しかし「かんぽの宿 浜名湖三ヶ日」のように廃業しないだけまだ有り難い。
頑張って欲しいと思う次第じゃ。


温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
4.5
風情ポイント
4.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
1100
温泉コスパ
0.8

2020年2月1日土曜日

あらたまの湯(3)

近くにあるのに何故かあまり行くことのないあらたまの湯(静岡県浜松市浜北区四大地9-92-1:053-582-1126:電話番号いいふろじゃよ:¥680:9:00〜21:00:定休第1月曜:ポイントカードあり♪)に本当に可成り久し振りに行ってきた。
何年ぶりじゃろか。
あらたま(麁玉)という名前が冠されておるのはこの温泉の近くに麁玉という名前の場所があるからじゃろう。
皆様御存知の通り和歌の枕詞であるあらたまと同じじゃが、一説によればこの「あらたま」の語源はこの「麁玉」にありとのことじゃ。

閑話休題。
ここはこの辺にしては珍しいぬるつる系のまあまあいい泉質なんじゃが、実際なかなか行っとらん。
行こうとする気持ちより、萎える気持ちのほうが上回っとる。
なぜかと云うと、これじゃからじゃ。

写真じゃと満車感がなかなか表現出来ん
© ill-health(ruephas) 2020
ここには広〜い駐車場があるんじゃが、いつ行ってもこのように満車。
そしてワシは人混みが大嫌いじゃ。
駐車場を埋め尽くしとるこの大量のクルマを見ると、今から入る浴室もこれと同じなんじゃろかと想像するだけでゲンナリしてしまうわけじゃね。

しかし皆様ご安心召されい。
これらすべての者共が入浴客というわけではない。
一部は酒を飲み飯を喰らっており、一部は物産店で野菜などを贖っており、一部はロビーでうたた寝をしており、そして残りの者共が入浴しておる。
従って浴室内は混んではおるものの芋洗い状態では決してない。
意を決して中に脚を踏み入れさえすれば、まあまあ普通の大規模温泉じゃ。

入る前に表の別棟にあるお土産屋と云うか物産店というか直売所と云うかなんと云うかを見に行った。
店が目的ではなく、その横にあった足湯がまだ健在かどうかを確かめるためじゃ。
実を言うと、以前入ったときの感想として泉質に関して云えばもしかして本棟の入浴する温泉よりこっちのほうが上回っとるのではないかというのがあって、是非なくしてほしくないと思っとるからじゃ。
タダじゃし。
ややドキドキしながら行ってみるとやれ安心した。

誰も入っとらんかった
© ill-health(ruephas) 2020
やあ、ちゃんとまだあった。
特徴的な弧を描いたようなデザインじゃが、因みにここあらたまの湯の浴槽はすべてこのRを描いたようなデザインをモチーフにしておる。
で、これは確か前にも書いたが、この足湯は多分源泉で、加温するために温泉を直接暖めるのではなくて浴槽内に熱い湯を通したパイプを回して保温しとる(多分)。

浴槽底の縁に回されとるのが
熱い湯が通った保温用パイプ
(と思われる)
© ill-health(ruephas) 2020
じゃからその分お湯のヘタリがなくて済んどる(と思われる)。
確かめたわけではないので真偽の程はわからん。

さて、早速中に入って入浴した。
客数的には決して空いとるとは云えないんじゃが、駐車場の溢れ返したクルマの数から想像するような激混みというわけではなく、適度に混んどる程度の感じじゃ。
内湯のメイン浴槽の3分の1くらいの面積を占めとる源泉かけ流し浴槽も決してオイルサーディン状態ではなくて容易に入浴することが出来るし、残り3分の2の普通の源泉浴槽であれば余裕じゃ。
露天風呂の各浴槽も同様じゃ。
そして、ちょいと特徴のあるぬるつる感がある泉質は以前と変わっておらん。
まあ流石に赤石温泉白樺荘やそれが移転した南アルプス赤石温泉白樺荘などが持つ超絶ぬるつる感には遥か及ばぬし、平山温泉龍泉荘が持つあの硫黄の香りなどはないけれども、普段温泉に入りつけん人からするとまあまあ結構「わあ、ここなんかローションみたいなお湯だよねえ。いいねえ」的な感想を抱かせるに充分なものは持っとると思う。
この辺にはこういったぬるつる泉質はここしかないので、そういう意味では貴重だと思う。

ただ、適当に混んどるとは云っても決して空いとる訳ではない。
我慢できんということはまったくないが、人混みが嫌いな人だとちょっとヤだなあと思うかもしれん。
そんな人への情報を授けようと思う。
浜松市中区にいそのシティホテル(浜松市中区小豆餅3-1-15:053-472-6000:¥500)という宿泊施設がある。
そのホテルが果たしてシティホテルなのかどうなのかは読者諸賢の判断におまかせするしかないがそれはさておき、そのホテルのウリは「天然温泉が堪能できるホテル」じゃ。
以前はその詳細について公式ウェブサイトでは書かれておらんかったが温泉分析表はのっとって、それを見るならばこれがまさしくあらたまの湯の温泉分析表そのものじゃったので、このホテルはあらたまの湯からローリーしとると確信しとった。
今ではちゃんと「地元浜北温泉よりいで湯を直送し」と書いてある。
サイト内では日帰り入浴の可否について一切書かれておらんが、えへん、ワシは知っとる。
以前、このホテルの1階にある飲み屋で飲む機会があり、その時にワシは従業員に日帰りについて訊ねてみた。
従業員はフロントに行って確認してくれて、その回答は「500円で受けてます」じゃった。
まあ、浜松市街地からやや外れた場所にある小さなホテルじゃから決して広くはないじゃろうけども、その代わり人混みから逃れられるのは間違いない。
浜松近隣の人は是非試してみるがよかろうよ。

なーんて偉そうなことを書いとる割に、ワシはまだいそのシティホテルの日帰りを体験したことはないんじゃ、わははは。
誰かワシより先に入って感想を申し述べてくれろ。
たのんだじゃよ。

あらたまの湯


温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
2.5
風情ポイント
1.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
680
温泉コスパ
0.5

いそのシティホテル

2019年11月30日土曜日

ひがきホテル(1)

三谷温泉のひがきホテル(メディアによっては「ひがき」のみの表記あり:愛知県蒲郡市三谷町南山1-59:0533-69-4111:通常料金¥1500:11:00〜20:00)に行ってきた。
先日購入した三谷温泉 日帰り温泉入浴パスポートを活用する予定で、今回で2ヶ所目じゃ。

最初に入った三谷温泉はサンヒルズ三河湾(愛知県蒲郡市三谷町南山1-76:0533-68-4696:¥600:11:00〜15:00:ポイントカードあり)じゃったがその際、今回行ったひがきホテルの敷地内に迷い込んだという体験をしておったものじゃから場所的にはバッチリわかる。
迷うことなく現地に到着、フロントでパスポートを提示してはんこを押してもらい代わりに半券をもぎられた。

パスポートはこんな感じじゃよ
© ill-health(ruephas) 2019
「パスポートご利用の場合は露天風呂だけになりますが宜しいでしょうか」
全然宜しいです。
内湯だけですと云われるよりは全然いいです。
貴重品をフロントに預け、その脇にある格子戸を潜って風情のある通路を進むと小さな和風の建物があり、そこが露天風呂じゃ。
温泉施設名は「曙光の湯」というらしい。

名前の通り左右から光がさしとるヨ
© ill-health(ruephas) 2019
中々優雅な名前じゃ。
やや小振りな脱衣室に入って服を脱ぎ外に出ると、下の方に続く階段があり行き行く先に露天岩風呂があった。
最大何人ベスト何人などと表記する必要は全く無い。
かなりデカい。
どんな様子なのかはホテルの公式サイトを御覧いただきたいが、その写真でさえここの外湯のスケール感は100%伝えきっておらん。
本当に広々としとる。
そしてじゃ、そして借景。
これが素晴らしい。
これまで入った三谷温泉は冒頭書いたサンヒルズ三河湾というところと松風園というところじゃが、何れも眺められる風景はまあ正直云ってイマイチじゃった(ごめんなさいホテルの中の人すみません)。
しかしここの露天風呂からの眺めは、これは本当に素晴らしい風景でありまさに「実際に行って自分の目で確かめなされ」というしかない。

浴槽はやや深めで浴槽の底にお尻をつけることはできない程度じゃが、浴槽周辺には腰掛けられるように設えがある。
しかしやはり、お風呂の真ん中でお尻をベッタリと底に据えてグダッと出来たらいいのになあと思う。
泉質は基本MTMMで特徴はないじゃ。
ほんの僅かな塩分が感じられたように思ったがもしかしてワシの汗じゃったかも知れん(包丁人味平のエピソードを想起せよ!)。

とにかくここの醍醐味は広大な露天風呂とそこから眺める三河湾の素晴らしい風景じゃろうと思う。
三谷温泉郷にある温泉宿でまだ入っとらんのは3箇所じゃけども、借景では恐らくトップクラスと思われる。
写真を撮っとらんから見せられんが繰り返して云うが、ここひがきホテルの露天風呂「曙光の湯」に浸かりながら眺める太平洋は誠に素晴らしい。
ぜひ行きなされ。

ただし。
ただしじゃ、貧乏人のワシが老婆心を持って云うならば、通常料金1500円払ってここに単発入浴するよりは、それに700円追加してここひがきホテルに加えてあと4箇所入れるパスポートを買うのが吉じゃヨ。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
1.5
風情ポイント
3.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
440
温泉コスパ
1.1
通常価格の場合は0.3じゃよ