2017年8月12日土曜日

Ride before you look!(10) 少しずつ改善している?

お盆休みですかそうですか。
あっしには関わりのねえことでござんす。
直虎ブームですかそうですか。
あっしには関わりのねえことでござんす。

Yahoo様の予言によれば今日1日は何とか雨は降らなくて、かつ決して晴天ではないというワシのような意気地なしにはもってこいの天候になるとのことだったので、ここ暫く試している「内股走法」がどんくらい有効か試してみようと早朝出かけました。
ただし、昨年11月にハマイチをやった(というか完走出来ず玉砕)時のような膝の激痛(自転車降りたらまともに歩けず、クルマに乗り込むにも手で脚を持ち上げないといけないくらい)に襲われるのは絶対にイヤなので、まだ無理はしません。
自宅から姫街道を南下して浜松市街地を抜け、相生からR150を通って取り敢えず「しおさい竜洋」というところを目指します。
意気地なしらしい見事なフラットっぷりです。
ペダルは踏み込まず、内股っぽい感じで脚を回すような感じを維持することを意識して走るのって結構たいへんです。
ちょっと気を抜くとグイとペダルを踏み込んでおり、更に気を抜くと膝の間隔がだんだん開いてくる。
無意識にそんな感じで漕げる様になるまでは暫く掛かるかも。
で兎に角心のなかで「踏むなよ〜、回すんだぞ〜。膝は内股だぞいいかぁ〜」と念じながら30kmほど走ってみました。
上級者にとって自転車の30kmなんて近所のコンビニに買い物に行く以下の距離で、のり始めの頃は不遜にもワシもそう思っとったんだが、今のワシにはそこそこの距離。
すなわち膝のお皿周辺がおかしくなり始める距離であり若干怖いんですけど、今日に関しては違和感は感じず。
気を良くして取り敢えず50kmまで(もちろんフラットロードで)走ってみましたが問題なし。
今のところ、

  • クリートは若干つま先開き気味でセット
  • シートはほんの少しだけ低め(ジャストと思う高さより数ミリ程度)
  • ケツの位置は出来るだけ後ろ
  • 膝の内側がトップチューブに触れるイメージの内股
  • シューズの一番上のラチェットはやや緩め(足首が少し自由になるイメージ)

このセッティングとこの走り方で何とかなりそうな雰囲気。
当面はこのまま平地で航続距離を伸ばして行って、100kmくらいは平気になってきたら玉砕を続けている春野方面とか三ヶ日方面にかかっていきたいですなあ。

あとは、やはり脚力が相当落ちている実感ありなので、自宅でできる筋トレを始めたいなあとも思うのであった。

2017年8月11日金曜日

プロジェクト "山神社"(15) 蜂前神社

静岡県神社志の情報などを調べて、現在のところ浜松市及びその周辺で56ヶ所の大山くん関連神社があることが確認できております。



静岡県神社志はわたくしにとってはまさにバイブルであります(すまんジーザス 、深い意味はないんだ)。
出来ればもっと鮮明な印刷であればもっと良かったんじゃが。

自分の性格的には、図書館に篭ってちくちくちくちく情報を集めるのが好みなんですが、当然のことながら神社は参拝してなんぼ。
今日はもし雨が降らなければロードバイクに乗って浜名湖周辺を走ろうかと思ってたんですが、Yahoo天気様の予言によれば遠州地方はいつ雨が降ってもおかしくないとのこと。
大事なMerckxを濡らすのは嫌なので、本日は静岡県神社志で確認できた神社のうち3社に参拝しました。

蜂前神社(はちさきじんじゃ)
社格:郷社
鎮座地:静岡県浜松市北区細江町中川6915
大山くんの状況:何とか祭神の末席に食い込んでいる(右脇宮側)

最近の浜松は直虎で浮かれすぎとってはっきり云ってうんざりだが、この神社も直虎関係文書があるということでやや盛り上がっておった。
私としては直虎なんか別にどーでもよく、ただ大山くん参りをしたいだけなのでその辺は軽やかにスルーして本殿に参拝。
この神社には大量の神様が祭神(合祀でも相殿にいるんでもなく、祭神です)がいます。
次の通りです。
<本社>

 熯速日命(ひはやひのみこと)

<左脇宮>

 甕速日命(みかはやひのみこと)

 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)

 蛭見命(ひるこのみこと)

 大己貴命(おほなむちのみこと)

 少彦名命(すくなひこなのみこと)

 天穂名命(あめのほひのみこと)

<右脇宮>

 武甕槌命(たけみかづちのみこと)

 國狭槌命(くにさつちのみこと)

 石凝姥命(いしこりどめのみこと)

 市杵島姫命(いちしきまひめのみこと)

 大山祇命(おおやまづみのみこと) ⇨ここ注目
県西部の大山くんは県東部の彼と違って、自分自身がメインになっている神社に住んでいることはあまりなく、既に書いたように境内社として収容されていたりするケースが殆どなんで、末席とは云え祭神に列席しているのは誠に嬉しい限りです。

では御由緒が書かれた写真だけ。
ホンモノは皆さん自分で見に行ってください。

その他大勢を書くスペースはないようだ
© ill-health(ruephas) 2017

今日はここの他に、大神山八幡宮と女河八幡宮に参拝しましたけど、そればまた次回。

2017年8月7日月曜日

浜松番街区プレート発掘プロジェクト(1) まずは下調べ

住所表示とか難しい、ややこしい。
わしにはわからん。
現状から実際を探ってみよう。
前回書いたとおり、浜松公僕の手による文書によれば、
「街区符号」とは、町の区域を道路、水路などで区画した街区(ブロック)に付けられる数字で、「番」で表します。
「住居番号」とは、街区の中の建物に付けられる数字で、「号」で表します。
ということであります。
つまり「街区番号」+「住居番号」が浜松市における住居表示の基本であり、例えば123番街区にある建物の何処かには123ー1とか123ー2とか言うプレートが付けられ、更にはその制度は公僕主導でやってるシステムなので公式文書はもちろんのこと、例えばGoogle Mapとかにも表示されるはずじゃ、そうじゃそうじゃと思ったんじゃ。
よしじゃあ調べよう。

とはいってもデブ性、もとい、出不精なわしのこと、まずはデジタル空間で下調べをしてみることにしたじゃ。
Google Mapでね。
実際に「物証」を確保しているのは2枚だけじゃが、そのうちの1枚「324番街区」をキーに調べてみよう。
これがそのあたりの地図じゃ。



324番街区プレートが有るのは、門井ビルの南東角。
浜松市の規定に基づけば、門井ビルの有るこのブロックが「324番街区」のはず。
説明しづらいんじゃが、街区定義によれば、南東の角が門井ビル、北東の角がEPO浜松ビル、西側は北向きの一通道路のとこ。南側はビアホールであるハートランドの前面道路。
これがおそらく324番街区であるはずじゃ。
Google Mapに表示される住所とのこの「324」の数字との関連を確認してみる。

EPO浜松ビル
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−3

豊栄ビル
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−6

heliopole
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−8

cosmic
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−10

ALAGRANDE
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−11

CHICKEAT
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−12

門井ビル
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−14

ハートランドビル
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−15

北村ビル
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−17

ユニヴァーサルパーク 田町有楽街
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−17

コスモ第11ビル
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−18

松原ビル
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−20

娘っこ
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−22

味の木下
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−24

アンセットビル
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−26

JINENはなれ
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324−27

うむ、なるほど。
よし。
街区番号は住居表示として使われているのは確実じゃな。
且つ、おそらくじゃが、無機質に「324」だけを住居表示に用いては全くワカランチンなのは間違いないので、昔からのなんだろ、おそらく字とか大字を補ってわかりやすくしとるんじゃろうな。
兎に角わかった。

上記を受けて、ワシの考えた行動方針は、ガキっぽいという誹りを畏れず云えばやっぱ「1番街区から調べたい」であるんじゃな。
それは浜松市の公僕が言うところの「道路方式」で例えるならばまさに「一丁目一番地」。
まず確認すべき場所じゃろう。
よしわかった。

2017年8月4日金曜日

温泉に行かない日(337) 浜松番街区プレート発掘プロジェクト

出し抜けで申し訳ないですけど、ちょっとこれを読んでみてください。
1.住居表示制度について
浜松市では、市街地の住所をわかりやすくするため「住居表示に関する法律」及び「浜松市住居表示に関する条例」に基づき、住居表示を行っています。
住居表示制度は、土地の地番で表示していた住所を、市で定めた基準に基づいて順序よく建物に番号を付けることにより、わかりやすい住所とし日常生活あるいは経済活動上の便宜を向上させることを目的としています。
2.住居表示の表し方
住居表示の方法には、「街区方式」と「道路方式」があり、浜松市では、「街区方式」を用いています。街区方式は、町の区域を合理化するとともに、「街区符号」と「住居番号」により表示する方法です。
※「街区符号」とは、町の区域を道路、水路などで区画した街区(ブロック)に付けられる数字で、「番」で表します。
※「住居番号」とは、街区の中の建物に付けられる数字で、「号」で表します。
したがって、住居表示を実施した区域の住所の表し方は、次の例のようになります。
(1)一戸建て住宅等の場合
住居表示実施前 : 浜松市××区○○町 100番地の1
住居表示実施後 : 浜松市××区○○一丁目 2番(街区符号) 3号 (住居番号)
(2)分譲マンション等の場合
住居表示実施前 : 浜松市××区○○町 150番地の2 △△マンション101号
住居表示実施後 : 浜松市××区○○一丁目 11番(街区符号) 5-101号(住居番号) △△マンション
※住民登録時は、住居番号のあとにマンション名を付けてください。


浜松市の公式サイトからの引用です。
なんでこんな訳のわからん文章を引用したかと云うと、理由はこれです。
© ill-health(ruephas) 2017
これは、えっと浜松市役所の大通りを挟んで東側、浜松信用金庫本店のすぐ隣りにある住友生命ビルの市役所に向かう地下道の入り口あたりにあります。



最初見つけた時、遥か昔に流行ったペトロ&カプリシャスの「5番街のマリーへ」を思い出して、へえなんかシャレオツじゃん、しかし洒落っぽさは篦棒に全く浜松らしくねえなあと思い、また、これはきっと古い住居表示でありつまり現在ではもう使っていない番号であり、ただ見てくれがちょっとシャレオツなんでビルのオーナーかだれかが装飾として残しているんだろうと思い、そう思った直後に興味をなくして115番街区プレートの件は私の頭からは消え去りました。
まあ、その件だけでなく他の件に関しても1歩歩けば忘れる私の頭脳構造では有るですけど。

で昨夜、仕事場の仲間と有楽街の焼き鳥屋で痛飲し(普通の日なのに全くもう)、いけねバスやべえと思いながら静岡銀行浜松営業部(アゴラ浜松ですね)辺りを歩いていたら、また見つけた。

© ill-health(ruephas) 2017

324番街区。



うむ、そうか。
つまりあれだ、このナントカ番外区ってのは今も生きている住居表示方式なのであろうな。
しかしなんだ、これじゃあ全然わかんないじゃん。

例えばさあ、東京に住んでいるあなたが浜松に出張し、その時浜松の友人と飲みに行くために待ち合わせをすることになったと思いねえ。
その友達が「324番街区の東側の端っこで待ってるから、19時までにそこまで来てね」と云ったと思いねえ。

あんた、行けるか?
行けねえ、行けねえよ。
「静銀の北っかわ、田町の交差点で待っててね」と云われたほうが絶対にわかる。
シャレオツだけど不合理。
ワシはそう思ったわけだ。

しかし何故こんな事になったんだろう、こういうことについてはきっと先達がおられて情報をもたらしてくれるに違いない。
そう思ったワシは早速「浜松市 番街区」でググった所、まず個人の方のサイトが見つかりました。

それは、現在「隠居見習い」中であるらしい「にととら」さんによるありがたきかな定年というサイトであります。
この方、興味の幅がかなり広く行動的、且つ博覧強記であるらしく、ブログのポスト一覧のサブジェクトに目を通しただけでもかなり楽しそうなコンテンツが並んでます。
必見でありますぞ。
余談じゃが、私の故郷である大分の「青の洞門」に関してのポストは、幼少のみぎり、同じような疑問を親父に投げかけた事があり興味深く読ませていただきました。
閑話休題、浜松の番街区問題に書かれたポストは、浜松市の住居表示、全部が全部こうではないが・・・と言うもので、論旨的にはワシと同じような方向性であります。

浜松の番街区に関して書かれた個人系サイトは他には皆無なのでなんとも言えませんが、少なくともワシも「にととら」さんも要するに「なんじゃこれは、わかんないじゃん」という感想であります。

さらにググりを継続した結果が冒頭にコピペしたものであり、引用元は浜松市の公式サイトであります。
浜松市においては住居表示は番外区方式がデフォであると高らかに謳っとるわけでごぜえやす。
それはわかるが、その他については難しすぎてワシの頭脳では理解できん。
浜松市による正式な要項は、
浜松市住居表示実施要綱(PDFファイル)
に有るが、ワシにとっては更にワカランチンである。

また、浜松市には一体いくつの番街区が有るんじゃろうと思ってその方面をググると、
住居表示区域街区数一覧表(PDFファイル)
というのが出てきた。
これにによれば、浜松市にはなんと全部で5193もの番外区が存在しておると言うことであり、うむこれはものすごい。
なんとなく駅前市街地周辺だけのものかと思っていたのですが、全市的な動きであったわけです。
私は浜松市◯◯区のどっかに住んどるわけですが、その辺りをこのリストで見てみたらちゃんと番街区があると書かれておる。
そんなん知らんぞ。
ワシの住所は「浜松市◯◯区◯◯ ◯丁目◯◯番◯◯号」なんじゃが、丁というのがもともと長さの単位(100mでしたっけ?)ということを考えると、これはおそらく浜松市の公僕が書いているところの「道路方式」なような気がする。
違うかもしれんが。
使えない表示システムが行政主導で残っており、それは今後も続きそうでワシの近くにもそれは存在しておる。
じゃが使えないからみんな使ってない(んだよね)。
使ってないけど行政は変えるつもりはない。

しかし、私はこれらの事をとやかく云うつもりは全くござんせん。
ただ、面白がりの心に若干の火は点きました。

情報がない。
うむそうか、それならばそれでよし。
ならばワシ自らが現場を発掘せしめる。
1番街区は一体どこじゃ?
そして5193番街区は一体どこじゃ?
そのプレートをしかと目にしたい、写真に撮りたい。
それをワシ自らが現場を発掘せしめる。
暇で気候が良い、何もやることがないお休みの昼下がりならばちょっと自転車で出かけて「番外区プレート」ハンティングをして、それを写真に収めよう。
それを地図に落として保存しよう。
特に目的や意味はないんだけど、別にいいではないか。
薄ら面白そうではないか。

山神社(大山くん=大山祇命)探索、ロードサイドのエロ本自販機小屋探索に並んで、街歩きがちょっとおもしろくなるかも知れない。

2017年8月1日火曜日

Ride before you look!(9) 膝痛に悩まされる

膝が痛いから走れない。
昨年8月27日。
浜松市北区気賀の国民宿舎奥浜名湖から尉ヶ峰を経由して三ヶ日へ抜けて帰宅するという約70km、高低差約300mというコースを走った時以降、何回走っても30kmで膝に違和感が出始め、40kmで痛みに変わり、50kmで激痛でペダルを回すことが出来ず、ママチャ以下の時速10〜15km出すのが精一杯。
対応するため、色々試しました。
  • シート高の調整
  • ハンドルの位置調整
  • クリート取り付け角度調整
その辺をちょこっとずつ試しながら走ったんですが大幅な改善には至らず。
整形の医者には「高齢化のせい」と突き放され、仕方がないので対症療法として装着していた105の28Tスプロケットをアルテグラの32T(普通であれば激坂職人のためのスプロケと同時に貧脚仕様でもある)に換装。
これで若干の坂であれば以前に比べりゃあ多少は楽になりましたが、劇的にはよくはならない。
ネットとかを見ると「Qファクターをちいと調整したら驚くほど改善した」「クリート取り付け角度をいじったらうそのように消失した」などという情報が結構ある一方で「何をしてもダメだ」「もうあきらめて100km乗るのはやめた」などという悲報もあふれており、現段階では私は後者に属しています。

そんな中、ほんの僅かながら効果があったのは「クリート角度を少しつま先が外向きになる角度にしてみる」という方法で、30kmで違和感が出るのは解消できないんだけど、その度合いが少し軽減した感じです。
怖くて長距離は走れないのでまだなんともいえませんが、これは少し続けてみようかなと。
あと私が出入りしているショップは浜松にあるミソノイサイクルなんですが、その店員さんや私の師匠のような人が「トップチューブに触るようなイメージで膝を動かせ」というのがあって、膝を少しトップチューブ側にちぢこまらせるようなイメージで走るとよいかもしれないといってましたので、ちょっと意識してみようかと思います。

そうだな、あとは膝にヒアルロン酸でも注射するか、皇潤でも買って飲むかって事しか思い浮かばん。
それともう一回スポーツ整形の医者にかかってみるかなあ。