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2021年5月4日火曜日

Ride before you look!(48) 43kmで上々(イノイチのお勧め)

今年の2月中旬に浜名湖周辺を42km程走った結果、案じていた通り膝が痛くなって這々の体で帰宅した。
困ったもんだ、もう自転車は無理なのかのう等と寂しい思いで過ごしておったんじゃが、本日、管理栄養士から自転車屋に転向するという奇天烈なキャリアチェンジをした男と浜名湖周辺を走ろうという話になって、ビビりながらも出かけることにした。
兎に角前回のトラウマがあるため自宅スタートではなく、メルくんを真っ黃っ黄のスイスポくんに載せて気賀駅近くの浜松市みをつくし文化センター(はままつしみおつくしぶんかせんたー:静岡県浜松市北区細江町気賀369:053-523-3116)の駐車場に行き、そこから出発することにした。
数年前の直虎ブームの時は随分と繁盛しておったんじゃが今では静かなもので、駐車場にはワシの他には1台しかクルマが停まっとらん。
そのクルマの主も、センター外構の除草をしとる。
メルくんを組み立てておると、青いクラシカルなTREK SLに乗った奇天烈キャリアがやってきた。
本日の計画は、旧瀬戸港まで走り少し休憩してから猪鼻湖を反時計回りに進むというのを取り敢えずやろうというものじゃ。
そこまで走った時点で膝の調子を見極めて、更に走れそうであれば次の目標としては天浜線知波田駅東にある宇津山城跡と定めた。
このへんまでは奇天烈と共に走り、ワシはそこで引き返し、奇天烈は更に走り進んで完全版ハマイチを遂行することにした。
旧瀬戸港までのコースの場合、走行距離は往復だとだいたい40km程度でこれは前回2月とほぼ同じ長さ。
更に宇津山城跡まで足を伸ばした場合は往復で+14kmなのでトータルではだいたい54kmになる。

早速走り始め、元管理栄養士で現在は自転車屋である奇天烈を横で走らせてフォームを確認してもらった。
奇天烈の意見は、
  • 後ろに座りすぎ
  • サドルがやや低いかも知れない
の2点じゃった。
であれば早速修正してみようということになり、走り始めてすぐにある静岡県中国浙江省友好記念公園(静岡県浜松市北区細江町気賀6179)で停まり、サドルを少し前に出して少し高さを上げることにした。
ただ、サドルは現状でもほぼ目一杯前に出している状態でこれ以上の修正は不可能だったので、意識的にお尻を前に出すようなポジションを取ることにした。
これ、サドル前部のほっそいとこにお尻を乗せるんで痛いんだよなあ、嫌なんだよなあ。
でも膝のあの痛みよりは全然マシなのでそのようにすることにした。
高さの方は当然ながら全然調整可能であり、腰骨とサドルの高さ関係的には1〜2cm上げても問題なさそうじゃが、まずは5mm程度あげて暫く様子を見ることにした。
そこから先は基本浜名湖沿いを忠実にたどって25km/hというゆっくり目の速度で走り、スタートから40分くらいで第一目標の旧瀬戸港に着いた。

ここまでこの場所をワシは「旧瀬戸港」と呼称しておるが、それは何でかと云うと2018年に発生し各地に被害をもたらした台風24号の影響で観光船が発着する桟橋が流されてしまい、それ以来ずっと休業しておったからじゃ。
先日通りがかった際にはショベルカーが建物を取り壊しており、ああまた浜松から観光拠点が消えてしまうかと寂しい気分になったところじゃ。
ところが、本日来てみるとどうじゃ。
コンテナを利用したおしゃれな建物が建っておるではないか。

1階は乗船券売り場と自販機があり、
2階は浜名湖を見渡せるオープンデッキになっとる
サイクルラックも用意されとる
© ill-health(ruephas) 2021

中に入って受付のお姉さんに訊いてみると、観光船の就航も再開されとるとのことで、ワシは一転嬉しい気分になった。
ただ中にはレストランのようなものはなく、ワシが嘗て大好きだったあのカレーが味わえんのだけが残念じゃが、これは仕方なかろう。

台風が来る前の2018年3月に食べた瀬戸港のカレーライス
おばちゃんが作っていて妙に美味かった
© ill-health(ruephas) 2018 / 2021

軽食機能は、この船着き場の逆側にある旧まるか青果の建物に移っており、自転車用のメンテナンス用具や空気ポンプもそちらに完備されとる。
この新しい建物の出現により、ここは「浜名湖遊覧船 みっかび瀬戸港」という新たな名称が与えられ、目出度くGoogle Mapsにも表示されておる。
よしよし。


水分補給をしてから膝の調子を確認したがこの時点では全く問題ない。
僅かな違和感さえないので、安心して猪鼻湖一周(名付けて「イノイチ」じゃ)にかかることにした。
猪鼻湖とは浜名湖の北にある湖で、全周は12km程度。
湖沿いのサイクリングコースによくある通りほぼ平坦なコースであり、ママチャリでも充分に走れて、かつ小さいながらも「湖を一周した」というそれなりの達成感も味わえるので初心者にも最適なコースじゃと思う。
来た道を少しだけ戻り、某宗教団体西側にある横道に入って歩道橋を渡り、猪鼻湖の東岸に出て湖岸に沿って北に走る。
多少風があるが走るに問題ない。
じゃんじゃん走り東急リゾートタウン浜名湖を通り抜ける。
この辺り、サイクリングロードが以前までは非常に分かりづらかったんじゃが、最近のハマイチブームによるものか路面標示がわかりやすくなっておって走りやすくなった。
道にも膝にも問題なく三ヶ日に達し、休憩の必要も感じずそのまま進む。
いやあ。
膝が痛くないというのは、本当に素晴らしいなあ。
どこまでも走れる気がする。
この先暫くは、猪鼻湖西岸と天浜線に挟まれたような感じで南下していく。
天浜線とは尾奈駅の辺りでサヨナラになり、再び浜名湖遊覧船みっかび瀬戸港に戻ってきた。
まだ膝には問題ない。
しかし、ワシの場合はある瞬間にいきなり違和感が来る。
「なんとなく変だな〜」というような前兆がない。
そしてその後すぐに違和感は痛みに変わっていくというパターンが多い。
なので今回は大事を取ってここで撤退することにした。
奇天烈は予定通りここから更に完全バージョンハマイチを目指すべく先に進んでいった。

来た道をそのまま引き返していくというのは基本詰らんもんじゃが、膝に痛みが無いと云うだけで充分嬉しいので気にならぬ。
ほいほいほいと軽やかに掛け声を掛けながらワシはじゃんじゃん戻っていった。
寸座峠の手前に素晴らしい景色が望める休憩所があり、コンクリ製のベンチが3脚置いてある。
素晴らしい場所なのに誰もいない。
今日は天候がいいので自転車がじゃんじゃん通っていくんじゃが、誰もここで休もうとはせんようじゃ。
ワシはそこに停まってフェンスにメルくんをフェンスに凭れかけさせ、浜名湖の方を向いてベンチに腰掛けた。

久しぶりに走れて嬉しそうなメルくん
© ill-health(ruephas) 2021

やあ、こりゃあ気分がゆったりするなあ。
大変にいい眺めじゃ。
ワシはスヌーピーのサコッシュからGloを取り出し、ゆったり吹かしながら浜名湖を通り過ぎていく船を眺めて暫くの時間を過ごした。
その後再び走り始めて程なく気賀に帰着した。
総走行距離はたった43km。
前回を僅かに1km上回ったがポイントはそこではない。
前回は同じ距離を走って酷く膝が痛くなった「敗退」サイクリングじゃったが、今回はそうではない。
短い距離ながら膝に問題ないまま終えたのが最大の収穫で、万が一を考えて走るのをやめたが多分あと20kmとかじゃったら走っても問題なかったような「上々」な結果じゃった。
これは単なる偶然というか、たまたま膝や体調が良かっただけかもしれんし、勿論スタート時に高めに調整したサドル高とライディングポジションを前方に移動させたことに起因するかもしれん。
次回はサドル高をこのまま維持、若しくはもう5mm上げて試してみて、40km時点で問題なければあと20km程距離を伸ばしてみようと思う。
楽しみが増えた思いがするなあ。

© 1996-2021 Garmin Ltd. or its subsidiaries


2021年2月13日土曜日

Ride before you look!(47) 42kmで敗退

本日は曇りながら温暖で風もなく、格好の自転車日和じゃったから、空気がすっかり抜けきったメルくんのタイヤに空気を詰め、昨夜のうちに充電をしておいたGarminとライトをガチャリと取り付け、出来るだけカジュアルな格好に身を固めてワシは久しぶりにサイクリングに出かけた。
可成り長期間乗っておらん為膝の調子が全く読めず、概ね50km程度で収めるつもりじゃ。
となれば、定番コースである浜名湖周辺で、勿論ハマイチは無理じゃから自宅から気賀経由で舘山寺を通り抜けて村櫛あたりを目標地にするが宜しかろう。
ママチャリ速度である25km/h前後を、多めのケイデンスで維持して気賀に着き、そのまま舘山寺に達した。
情けないことにその時点で既に右膝に違和感があり、舘山寺の湖岸に座ってロキソニン服用して村櫛ビーチへ向かう。
その後も基本違和感が続いておったが痛みまでには至らず、村櫛に着いた時点でロキソニンを追加。
事前の想像通りここが折り返し点と判断して、帰り道を検討した。
帰り着くにはいくつかのルートが考えられるんじゃが、あれこれ考えた末、このまま少し南下して雄踏大橋を渡りあそこをああ通ってここをぐっと曲がってややきつめのあの坂を登って帰ることにした。
自宅が割れるから詳しくは書かんよ。
自宅まで後10kmといったところから遂に違和感は痛みに変わり始めたが決して激痛ではなく20〜25km程度であれば何とか走れる感じじゃ。
最後にワシにとっては結構な坂道があるが、それもフラフラしながら登りきり、なんとかかんとか帰宅できた。
走行距離は42km。
うーん、情けない限りじゃ。

自転車に乗って膝がおかしくなった時には大抵、和合の湯(静岡県浜松市中区和合町1146:053-482-8888:¥600:5:00〜22:00)に行って、かなり強い勢いのジェットバスに入ってそれでもって膝をマッサージするのが通例なので、今回もそのようにした。
汗を書いて帰宅。
しかし、先が思いやられるなあ。

 

上の地図じゃが、自宅周辺の道は消してある。
全部を一発で見るにはこっちが便利じゃろう。

途中立ち寄ったパルパル
何か工事中じゃったが…
© ill-health(ruephas) 2011-2021


2020年6月29日月曜日

Ride before you look!(45) 安倍晴明のあずき石は果たしてワシの膝を救えるか?

大東温泉シートピアの行き帰りには、実は毎回気にはなっておったんじゃ。
その気になる場所に、昨日宮内うどんの帰りにちょっと寄ってみた。
それは晴明塚(せいめいづか:静岡県掛川市大渕4015−3:R150沿い及び晴明塚すぐ横に駐車可能)という場所で、名前からして例の安倍晴明に関わるポイントじゃろうと容易に想像できる。
この人物の事は余り詳しくはないのじゃが、その乏しい知識の中でもこの人物の主戦場は京都方面であったはずというのは知っておったので、なんで遠く離れたここ静岡にこんなものがあるのか不思議じゃった。

R150沿いに立っておる看板の横にクルマを停めて周囲の様子を伺ってみた。

やや傾いだ看板が哀愁を呼ぶ
© ill-health(ruephas) 2020
季節は既に梅雨から夏に向かっておる。
即ち蚊が跳梁跋扈する時期に入っており、やぶ蚊が大量に生息しているかもしれん。
国道端からあまりに距離があると粗奴らの容赦ない攻撃が予想され、その様子が伺われれば躊躇なく撤退しようと思ったが、Google Mapを見てみたら50mほども歩けばあることが判明。
蚊の存在も認められん。
したがって予定通り突入。
直ぐに到着した晴明塚とはこんな感じの場所じゃ。

R150と太平洋の間の森の中にある晴明塚
© ill-health(ruephas) 2020
見ると柵で四角く区切られた一角があり、そこには大量の石が積まれておる。
多くは赤い石で、それ以外の白っぽい石も積まれておる。

半分くらいは赤い石
案外白い石が多い
この後に書いとるが
赤から白に変わるのには
それなりの時間が必要なようじゃ
© ill-health(ruephas) 2020
手前にはお☆さまマークが入った平べったい石も置かれておって不思議に思ったが、後から調べてみたらそれはこの人物のトレードマークのようなものであることが分かった。
傍らには、晴明塚のいわれを書いた説明書きも設置されておる。
ちょいと全文引用してみる。
清明塚(市指定文化財)
今からおよそ千年前、京の都に安倍晴明という天文、暦学に詳しい陰陽師があった。
ある時、荒波で聞こえた遠州灘に面したこの地に立寄り、村人の乞いに応じてそれまでしばしばおそった津波防止のために、ここにあずき色の小石を積み上げて熱心に祈祷をした。その霊験により以後この村には津波の災難がなくなったと言われる。このため村人は自然の暴威を鎮めた清明の徳をたたえてここに祀り、清明塚と称するようになった。また清明塚に祈祷すると疱瘡にかからぬと信ぜられ、往年その流行期には遠近から多数参詣者があった。疫病予防のためには赤い石一個を借り出しお礼の時には二個にして返す。すると返した石がどんな色の石でもあずき色にかわると伝えられ、遠州七不思議の一つに数えられている。
教育委員会
一応写真ものっけておこう。

© ill-health(ruephas) 2020
成程。
遠州灘からの津波の件は取り敢えず扠措き後回しにするとして、それより激しく興味を惹かれたのはやはり「清明塚に祈祷すると疱瘡にかからぬと信ぜられ」の部分じゃ。
疱瘡にかからない程の強力な霊力ならば、ワシの身体的悩みを解決することくらいはちょろいもんじゃろう、と思ったのじゃ。

おい待て。
あんた待て。
早まってはいかん。

「ワシの身体的悩み」とはあんたが想像していることとは全く違う。
ハゲは特に、全く完璧に何の疑いもなく疑う余地もなく決して気にならない。
気になっておらん!
その件は別にいいから忘れなされ。
わ・す・れ・ろ。

そうではなくて、膝痛の件じゃ。
何回も書いとるように、ワシは膝の痛みを抱えとる。
もしかしてこの晴明塚の力を授かれば、ワシの深刻な膝の問題を解決できるかも知れんと考えた。
早速ワシは塚の正面にどんと設置されている賽銭箱に20円也を投入してお参りしようとした。
しかし、うむ、わからん。
この晴明という男は、2020年現在に於いてはどのような存在・立ち位置・扱いなのかわからん。
単なる物故者なのか、それとも今では神や仏みたいな存在なのかがわからん[1]ので神式とも仏式とも云えぬような曖昧な方式でお参りし、その後持って帰るべき赤い石を物色し始めた。
案内では「小石」と書いてあるが実際には結構大きな石ばかりであり、こぶし大以上の大きさの石が多い。
余り大きいと取り扱いに困るので小さくて手頃な石を探すのじゃが、そういったものには「病気を直してくれてありがとう 2004年◯月◯日 山田太郎」等と書き込まれており持って帰るには憚られる。
結局何も書かれていないこぶし大の小豆色の石を持って帰って痛みが発生する膝の部分に擦り付け、その後細江にある三嶋神社の御朱印の横に設置して会社に行くとき帰った時にお参りすることにした。

いやあ、なかなか力強い絵じゃ
© ill-health(ruephas) 2020
大山くんと晴明くんという聞きしに勝る強力タッグの力により、ワシの膝痛は早晩解消されるに違いないと踏んでおる。

さていい感じの赤い石も入手出来たんで帰ろうと思い再度塚の周りを眺めてみると、ここが即ち晴明塚であることを示す棒状のものが、塚の向かって左側に立っとる。
よく見るとなんかヘンじゃ。

□明塚、か
ふうむ…?
一体どうしたことじゃろうか
© ill-health(ruephas) 2020
書かれておる「晴明塚」の「晴」の部分が白くマスキングされておる。
「□明塚」になっとる。
おかしいなあと思い近づいてよく見ると、なんとこのような具合になっておった。

晴と清の鬩ぎ合い
© ill-health(ruephas) 2020
わははは。
どうやらこの仕事を引き受けた人物が「晴明」を「清明」と間違えて堂々とこの柱を完成させ、その後「ちゃうやんかこの字。清じゃなくて晴じゃろ。何とかなりませんか」というようなクレームが入り、対応するために白いシールにマジックで「晴」の字を書き「清」の上に貼付して何とか凌いできたものと思われる。
しかしそのシール素材が薄くて半透明であったことと、経時劣化により「晴」のマジック文字が薄れてきた結果、「清」と「晴」の字が重なり合うようになってしまったのじゃろう。
これ、掛川市役所の人。
指定文化財なんじゃからこれはなんとかしなされよ。
晴明くんも晴明くんじゃ。
己が持つ不可思議なパワーを用いて、誤植文字を上手いこと修正せしめればよかろうものを。

後もう一つ云いたいことがあるんじゃ、掛川市役所の人よ。
改めて掛川市のウェブサイト内を検索してみたならば、その中にはこのようなことが書いてる。
今でも地元の老人たちは、この清明塚がある限り津波は絶対来ないと信じています。
うむ。
云いたいことはわかる。
わかるがこのご時世じゃ。
言い伝えは言い伝えとして残すとしても、それとは別に「津波は来るもんなんじゃからね」と助言するべきじゃろうよ。
晴明ははるか昔にお星さまになっとる。
生きていた頃よりは多少なりともそのパワーは弱っておるはずじゃから、昔ほどの完璧さを求めてはならぬ。
津波は来るかもしれない、というか沖合でデカい地震が起これば必ず来るじゃろう。
そんな時に地元のジジババ共が、
「いや!津波は来ん!安倍晴明様が祈祷したこの海に津波が来るわけがない!ワシは逃げぬ!」
等と云い張って逃げ出さんという状況もあるかも知れん。
頼んだぞ、掛川市役所。
しかしまあ掛川には所謂「命山」がたくさんあるからいらぬ心配とは思うんじゃがね。

何れにせよ、この赤い石の霊験をもって膝に何の問題も感じないまま100km程度は走れるようになると信じておる。

頼んだぞ、晴明。
ワシの膝の件はあんたに任せたぞ。

2017年9月15日金曜日

Ride before you look!(11) やっとこさ浜名湖を一周できた

昨年、浜松市北区にある尉ヶ峰(標高433m)という山の辺りの道を自転車で走って以降、長きに渡って膝痛に悩まされており、痛みだすのが怖くて平地を距離にして40kmを上限にしか走れないという日々が続いておりました。
その間、ストレッチしたりバス通勤の際に職場の手前3つ前のバス停で降りて早足で歩いたり、また、クリートの取付角度やシート高の調整をしたり、物理的に拇指球中心にペダリングができるよう(これすると自然に内股になる)、シューズの外側に中敷きを追加したり工夫と若干の努力を重ねてきました。
その結果、今年の8月に入って少しずつ調子が上がってきて、

8月6日:春野方面(40km:高低差200m)
8月12日:竜洋方面(50km:高低差40m)
8月13日:大東町方面(90km:高低差70m)
8月20日:再度春野方面(60km:高低差200m)

という感じで、膝に痛みを感じることなく走れるようにはなってきました。
右膝お皿周辺に僅かな違和感はありますが、痛みには至りません。
普通にロードバイクに乗っている人から云わせりゃあ、
「なんじゃこれ、初心者以前じゃんか」
でありますが、初老が一旦痛みを抱えてしまうと本当に辛いもので、ここまで回復させるにはなまなかなことではありません。
ちなみにロードバイクを始めた直後は、フラペで100km程度は普通に走れていました。

ということで、昨年挑戦して見事玉砕したハマイチに先日挑んでみました。

ちなみに昨年ハマイチに挑んだのは11月くらいでした。
その時は自宅をスタートして浜名湖に向かい反時計回りで走ったんですが、40kmあたりの尾奈で右足に膝痛が発生し、その後も左足中心で漕ぎ続け70km辺りの浜名湖ガーデンパークまで行きましたが、その時点で両脚とも激痛になっており走行不可能。
膝を動かさないと殆ど痛みを感じないのですが、歩くと激痛。
1時間程度休んだら左脚の方が僅かには使える感じに回復してきたのですが、ハマイチコンプリートを狙ってここから先の舘山寺方面(東名を越えて気賀方面に抜ける際にちょっとした坂路あり)に向かうことはさっさと諦め、比較的平坦な佐鳴湖経由で命からがら(そん時は本当にそんな心境)帰宅しました。
しかしまさに満身創痍、階段は愚か車の乗り降りも手で脚を持ち上げないと出来ないほどの状態でした。

今回は春野を2回走れたという若干の自信もありましたが、念のため自宅スタートは避け車で天竜浜名湖鉄道気賀駅周辺まで行ってそこからスタート。
且つルートは奥浜名湖と庄内湖をショートカットしたへちゃらけた「なんちゃってハマイチ」であります。
すなわち距離は60kmで高低差は殆どありません。


ルートなどの詳細は上のリンクをクリックすれば(たぶん)見られますのでそちらに譲りますが、とにかく長距離走りに行けるめどがついたこと、これは膝痛持ちには大変な福音です。
今週末もどこかに、100km先くらいの遠くまで走りに行きたいんですけど、颱風が日本縦断するということで大変残念。
いい季節になってきたのにね。

2017年8月12日土曜日

Ride before you look!(10) 少しずつ改善している?

お盆休みですかそうですか。
あっしには関わりのねえことでござんす。
直虎ブームですかそうですか。
あっしには関わりのねえことでござんす。

Yahoo様の予言によれば今日1日は何とか雨は降らなくて、かつ決して晴天ではないというワシのような意気地なしにはもってこいの天候になるとのことだったので、ここ暫く試している「内股走法」がどんくらい有効か試してみようと早朝出かけました。
ただし、昨年11月にハマイチをやった(というか完走出来ず玉砕)時のような膝の激痛(自転車降りたらまともに歩けず、クルマに乗り込むにも手で脚を持ち上げないといけないくらい)に襲われるのは絶対にイヤなので、まだ無理はしません。
自宅から姫街道を南下して浜松市街地を抜け、相生からR150を通って取り敢えず「しおさい竜洋」というところを目指します。
意気地なしらしい見事なフラットっぷりです。
ペダルは踏み込まず、内股っぽい感じで脚を回すような感じを維持することを意識して走るのって結構たいへんです。
ちょっと気を抜くとグイとペダルを踏み込んでおり、更に気を抜くと膝の間隔がだんだん開いてくる。
無意識にそんな感じで漕げる様になるまでは暫く掛かるかも。
で兎に角心のなかで「踏むなよ〜、回すんだぞ〜。膝は内股だぞいいかぁ〜」と念じながら30kmほど走ってみました。
上級者にとって自転車の30kmなんて近所のコンビニに買い物に行く以下の距離で、のり始めの頃は不遜にもワシもそう思っとったんだが、今のワシにはそこそこの距離。
すなわち膝のお皿周辺がおかしくなり始める距離であり若干怖いんですけど、今日に関しては違和感は感じず。
気を良くして取り敢えず50kmまで(もちろんフラットロードで)走ってみましたが問題なし。
今のところ、

  • クリートは若干つま先開き気味でセット
  • シートはほんの少しだけ低め(ジャストと思う高さより数ミリ程度)
  • ケツの位置は出来るだけ後ろ
  • 膝の内側がトップチューブに触れるイメージの内股
  • シューズの一番上のラチェットはやや緩め(足首が少し自由になるイメージ)

このセッティングとこの走り方で何とかなりそうな雰囲気。
当面はこのまま平地で航続距離を伸ばして行って、100kmくらいは平気になってきたら玉砕を続けている春野方面とか三ヶ日方面にかかっていきたいですなあ。

あとは、やはり脚力が相当落ちている実感ありなので、自宅でできる筋トレを始めたいなあとも思うのであった。