2020年11月13日金曜日

温泉に行かない日(460) Facebook・垢BANの恐怖②

暫く間が開いてしもうたが、Facebook(FB)の倉真赤石温泉ページ、と云うか正確にはその親アカウントである会長の娘さん垢BANの顛末について書いておこう。
結果から云うとかなり竜頭蛇尾な感じじゃった。

垢BAN食らった翌週、出来れば倉真赤石温泉に行って現場で回復作業をしたかったんじゃが所要があってそれは叶わず、取り敢えず電話での遠隔操作、要するに会長の娘さんに電話であれこれ指示してなんとかしてみようと思った。
一般的な対応方法については蜘蛛の巣の世界で事前に確認しておいた。
簡単に書くと、取り敢えずFBのログイン前ページまで行き、そこにあるヘルプからいわゆる異議申し立てフォームに必要な事項を入力し、異議申し立て者が本人であることを証明できるもの、要するに運転免許証などの写真を送付すれば、無罪の場合は何日かするとアカウントが回復しているというものじゃ。
この程度であらばわざわざ現場まで行かずとも電話でことが済むかもしれん。
しかし明け透けに申し上げて、娘さんはこの手のリテラシが備わっておるとは思えん。
その点が不安じゃが、まあやってみよう。

ワシは電話した。
「まず取り敢えずは免許の写真撮って、PCに転送しといてください」
「うん。してある」
「で、PCでFBのログイン前ページに行ってください」
「はい」
「ページの下の方かどっかに、ヘルプとかヘルプセンターとかって書いてあるとこありません?」
「えー、わかんない。どこ?」
本当はワシも同じ画面を開きながらのほうが具体的に指示できるんでそうしたかったんじゃが、一度ログアウトすると再ログインするのが面倒、つまりログインパスワードを忘れてしまっておるからその方法は諦めたわけじゃ。
「多分、ちょっと小さい字でね、大抵画面の下にあると思いますよ」
「うーん、あ、あった。これか。ヘルプセンターね」
「それですね。それをクリックしてくれますか」
「うん」
「で、表示されたページをスクロールしてったら、どっかに『アカウントが停止した』とかいうような事が書いてるとこあるでしょう」
「うーん、待ってね、アカウント停止アカウント停止…、か。あ、ありました」
「ありましたか。更にその辺に『異議申し立て』のフォームとか何とかって書いてるところがあるんですけど」
「はいはいあります」
「そこになんだろ、名前とかメールのアドレスとか電話番号とか書くようなところがあるんでその辺の必須になってるのを全部入力して、最後にさっき撮った免許証の写真を添付して送信すれば何日かしたらアカウント回復するはずです」
「え、でも、写真を添付するようなとこないよ」
「いやいや、あるはずです。よく探してください」
「いや、ないです。その代わりなんだろ、これなんだ?えっと『これらの写真の中に橋が写っているものを選んでください』みたいなのが出てる」
「は?」
ははあ、これはあれですね。
歪んだ数字とかアルファベットが表示されてて、それを読ませて入力させるとかいうその手のやつじゃな。
私は機械ではなく、生身の人間ですってFBの中の人に伝えるための手続きじゃろう。
「あ、なるほど。じゃあ選んでください」
「うーん。6枚あるって書いてるんだけど、4枚しかない。あ、これもそうか、でも1枚足りない。5枚しかない」
ワシは自分のことでもないのに何故か焦りを感じたと云うか歯ぎしりをしたくなった。
しっかり探しなさいよ、もう。
「いや、あちらさんが6枚あると云ってるんならあるはずです。根性で探してください」
「うーんわかった。探すから待ってね、橋、橋、うーん。あ!あった、これだこれだ。これは橋かな、ま、いいや選んじゃえ。あ、OKみたい」
ワシは非常に安堵した。
「そりゃ良かった。で、どんな感じになりましたか。下調べでは写真送って終わりで、今やってるようなことをやるなんて情報がなくて、俺も様子がわかんないんですよ」
詳しくは忘れてしまったんじゃが、あと1回か2回、同じような感じの作業を求められた。
で、全部終わって何かのボタンをクリックしたら、
「あ。私のページが出てきたよ」
「ああ、すぐに垢BAN解除されたんですね。そりゃあ良かったねえ」
「ああ良かったですよ。もうどうなるかと思って。私だけじゃもうどうしようもないから助かりました」
「いえいえ」
ということで、娘さんのアカウントは無事回復し、それにリンクして倉真赤石温泉のページも閲覧可能な状態になったわけじゃ。

現在、倉真赤石温泉のFacebookページは全く問題なく誰でも閲覧できる状態になっとる。
温泉の情報や、その他の投稿もぼちぼちするねとの決意表明も聞いておるから、是非見に行ってあげてくだされ。
あと、前回のポストでは「FBで予約を受け付ける」というような事を書いたんじゃが、若干の運用上の課題があり、それをクリアしなければならないことがわかったんでまだ開始しとらん。
当面は、前日までに電話をして予約をとる方法が継続する予定じゃ。
当日電話して、もし空いとれば入浴可能じゃよ。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。