2013年11月15日金曜日

温泉に行かない日(253) 面皰除去するために皮膚科にかかった①

私は子供ん時からアトピー持ちです。
小学校に入ったのがまだ70年代ですのでもうかれこれ40年前後はアトピーとともに生活してきたわけです。
最近はステロイド外用薬からも殆ど抜け出すことに成功し、保湿剤だけでなんとかやりくりできるようにはなりましたが、全般的にお肌は弱いことには変わりありません。
そんな体質からくるものなのか、ここ10年くらいかな、首周りに白いぷつぷつしたできもののようなものが結構たくさん発生してます。
なんていうのかな、ニキビが固まっちゃったような感じのできもので、さわると結構堅く、年にいくつかは化膿して破れたりして困ったもんですし、最近はもうおっさんになったんで恥ずかしくもないんですけど、しばらく前まで、まだ「恥ずかしい」という人間的感情が消えていないことは銭湯とか温泉に入るときは恥ずかしくて少し気になったりしてました。

数週間前、アトピー用の薬を処方して貰うために単身赴任先の近くにある病院の皮膚科に行った時、担当してくれた医師に思いついて、
「この白いぶつぶつって、治るんですか」
って訊いてみました。
そしたら即答で、
「治りませんねぇ~♪」
だって(^^ゞ
なんだ治んないのか、と思ってると、
「これって面皰って云うんだけどね。でもね、除去は出来ますよ」
とのこと。
「ちょっと切ってね、きゅっと押すと、ぽよんって出てきてきれいになりますよ」

へえ。
じゃあ、やって貰うか。

ということで昨日、外来行って処置して貰いました。
患部をしげしげと眺めた後、医者は
「う~ん。これだったら切らなくてもいいや。もっと楽な方法で取っちゃいましょうか」
よかった。
切られるのもいやだし、もちろん楽な方法が良いに決まってるし。

じゃあ早速やりますかねと医者は一言いい、看護師に
「針。あと電圧かかってるかな?」

針?
電圧?
おいおいなんだか恐ろしげじゃねえか。
大丈夫かおい。

シャツ脱いでここに横になって下さい。
ちょっとちくっとするけどそんなに痛くないから大丈夫。
この針に電気流してちょっと突くと小さい穴が空いてそこから中のできものを押し出すんです。
もう簡単につるっと出ちゃうから。

…俺は知っているんだ。
医者が「ちくっとするだけ」だの「そんなに痛くない」だの、猫なで声でもって云うときは、本当はとっても痛いって事を。

私は緊張し始め、この寒いのに汗がだんだん出てきて術前からもう既にズボン(死語か、これ)がじっとりと湿り始めました。

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