2019年8月27日火曜日

温泉に行かない日(390) 旧浜名湖かんざんじ荘に関する悲報、ではないが残念なお知らせ

筆者が「時間的秘湯」として有り難たがってきた浜名湖かんざんじ荘の件じゃ。
国民宿舎 ⇨ 遠鉄系リゾート会社による指定管理運営 ⇨ 儲かんないじゃん(by遠鉄)⇨ あっさり廃業
という、まあ何と云うかはっきり申し上げまして「廃退へのルート」を着実に進んできた浜名湖かんざんじ荘じゃが、昨年「株式会社 Re・lation」という救世主により復活への道筋が示されたんじゃ。
ここに関する前回のポスト(温泉に行かない日(364) 【朗報!】浜名湖かんざんじ荘に復活の兆しあり!)では当に今月「2019年8月グランドオープン」らしい事をお伝えしたところじゃ。

しかしながら残念ながらこの期待は延長となったようじゃ。

Copyright © Re·lation All Rights Reserved.

1年延長
じゃ。
延長の理由は「経年劣化修理のため」との事だが、これは何だかおかしな話じゃ。
経年劣化への対応を主眼として工事しとるのに、その工事が遅れたのが「経年劣化」とはこれ如何に?
わははは。
別の理由があると見る。

ワシが心配しとるのは、今回浜名湖かんざんじ荘のリノベーションを行うとのプレス向けリリースでは「インバウンド客」をターゲットにするというような事を書いておったが、不安なのは当にその一点で、正直言ってそれだけの要素で恐らく数億と思われる改修費を出すかい?と云う誰でも感じる不安じゃ。
はっきり云おうか。

「どこの国の人がどんだけ来ますか?」

大陸の人が静岡空港に来ても、大草山のてっぺんまではまあまあ来んじゃろう。
いま色々とまあそのえっとそのうトラブルになっとる近隣某国があるんじゃが(わかるじゃろ)、その某国の人も暫くは当然来んじゃろう。
その某国の西側に広々とした領地を持っとる別の某国の人も、どうじゃろうなあ。
来るかなあ。
来ても泊まるかなあ?
と云うような感じで冷静にマーケティングしてみたら、インバウンド関係イチオシではヤバいんじゃね?と云う感じになって止まっとるんじゃったら、それはそれである意味正解かも知れぬ。

嘗ての浜名湖かんざんじ荘は特に黄金週間や年末年始の予約を取るのが極めて難関だったと聞く。
抽選らしかったじゃよ。
予約を取りたかったのは当然ドメスティックの客じゃ。
もっと云えばそれら予約客は地元中心じゃろう。
かんざんじ荘はまあ安くはないが、高くもないと聞いた。
少しだけ節約した生活費を積み立てて親族で集まって、温泉ではないけれども広くてとても展望が良い風呂(特に風呂に浸かりながら眺める奥浜名湖の日没時の風景は絶対に最高じゃろうと想像する)にみんなで入り、さっぱりしてからみんな広間に集まってお酒飲みながら久しぶりにジジイやババアと話をして、話し疲れたらベッドではなく布団でみんなで寝て…
というドメスティックな感じを追求したほうがいいと思うんじゃけどなあ。
でもまあ「そんだけ云うんじゃったら、だったら代わりにオマエがカネ出して好きなようにすりゃいいじゃん」と思うでありましょう。
そりゃその通り。
スミマセン、出過ぎたことを書きすぎましたよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。