2022年8月14日日曜日

プロジェクト "山神社"(85) 東組氏神/東組山の神

今年の5月11日、引佐町川名にある山の神という神社にお参りに行った(未記載じゃけどGoogle Mapには地点登録と簡単な紹介文を書いとる)。
その際クルマを停めたのが「浜松市かわな野外活動センター」の駐車場で、そこには川名の観光案内マップがあった。
このようなものじゃ。

川名はひよんどりが有名
© ill-health(ruephas) 2022

で、お参りに帰りにこの地図をよおく眺めてみると、嬉しいことにいくつかの山の神があることがわかった。
画像をダウンロードして拡大しよおっく探せばわかるが、左の方から順に、
  • 大燒山ノ神
  • 東燒山ノ神
  • 中組山ノ神
  • 上組山ノ神
  • 東組山ノ神
  • 山ノ神(※高山神社境内)
の計6柱。
実はそのうち大燒山ノ神はこの観光MAPとは全く関係なく偶然見つけて少し前に参拝済みで、やはり地点登録とコメントを書いておいた。
また、高山神社境内にある山ノ神(山神社)には2018年5月に参拝済みで、その際のメモには「高山神社境内社の山神社がこれがもうまったく山神社らしい山神社で激しく感動」などと書いてあるんじゃが、実は全く記憶に残っておらず、改めてお参りしなおさんといかんじゃろう。

となると、どうせならついでのこと川名地区の山ノ神を全制覇する必要があるじゃろうと小さな野望を抱き、その第一弾を本日やってみたわけじゃ。
で、本日の目標はそのうちの「東組山ノ神」じゃ。

© ill-health(ruephas) 2022

都田川ダムでせき止められてできたいなさ湖の南岸にあるようじゃ。
早速いってみた。
東組山の神の近くには川名東組集会所というのがある。


そこならクルマを停められるかもしれんと思い、まずはそこを目指す。
実際行ってみると、集会所の駐車スペースには「進入禁止」と書かれた立札があり、誰もおらんかったものの変なトラブルになったらイヤじゃと思ってそこを避け、近くの空き地のようなところにクルマを停めた。
誰にも迷惑にならん場所じゃ。
先程の観光案内マップが正しいとすれば、この集会所から東に延びる道沿いにある筈なので、炎天下の中てくてく歩きだした。

道の入り口近くにある案内表示
この表示のすぐ南側にあるコンクリ舗装の
小道を東に入る
© ill-health(ruephas) 2022

道々左右に注意して、祠のようなものがないか見落とさないよう歩いたがそれらしきものは視界の中に入ってこない。
観光案内マップは往々にして不正確なことが多いため思わぬところに潜んでいる可能性があるので可成り慎重に観察しながら歩くが見つからない。
住まいる工房株式会社の辺りにある筈じゃが見つけることが出来ず、その先だいぶ歩いてみたが、ない。
道の北側には少し森のようになっていて、その中にあるかも知れない。
少し戻ってそちら方面を探してみようと思った。
すると、道に変なサインが書いてあって、そこから森の方へ軽トラの轍がしっかりと付いた細い道がある。

何のために刻んだのか…?
上野氏にその真意をお伺いしたい
© ill-health(ruephas) 2022

2020年12月19日に、上野幸司さんが路上に刻んだサインがあるところから森の方へ向かうと、やああったよ。

大山くん物件では普通である石祠と燈篭
© ill-health(ruephas) 2022

燈篭と石祠があった。
これじゃろう。
観光案内マップよりもだいぶ北側じゃ。
マップでは、左側に東組氏神、右側に山の神があることになっとるので、周辺に別の石祠がないか探してみたがこれしかない。
従ってこれは氏神の祠なのか山の神の祠なのか判然とせん。
しかしよく見ると、石祠と燈篭の間に周囲の他の石とは違う感じで存在している石がある。

写真右側の緑色の石がもしや大山くん?
© ill-health(ruephas) 2022

う~ん…
ビミョ~じゃなあこれ。
しかし周囲を探索しても他にそれっぽいものは見当たらない。
恐らくこの石が山の神だと断定してしまって、両方に参拝することにした。
もしこの石が山の神だとして、かつ大山くんだとしたら、これまでで最小の大山くんじゃ。
しかしこれはこれで風情があって全然好きじゃ。

今回も特にオチはなく、ここで出し抜けに終わるのであった。
文句あるか?



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