2024年11月12日火曜日

プロジェクト "山神社"(98) 山の神石碑(大谷) ⇨ 山の神石碑(長町) ⇨ 山の大神(月ヶ瀬)

今回のポストは「月ヶ瀬温泉周辺の様子調べを兼ねて、大山くん関連かもしれないところに唯いってきて、結果としては何もわかりませんでした」という全く内容がないやつなので覚悟してくれ。

月ヶ瀬はワシのアパートから大体40分ほどの距離にある。


月ヶ瀬には日帰り入浴施設が一つあり、アパートからの時間的距離も適切なのでもう少しお肌の調子が整ってきたら温泉に行こうと思っとる。
その月ヶ瀬とそこに至るまでの道に大山くん関連かもしれないポイントが3ヵ所あるので、偵察かたがた行ってみることにした。

月ヶ瀬へは奈良市街地からだと紀寺のあたりから東に向かい、山添を抜ける山道を走る。
大山くん関連かもしれない最初のポイントは月ヶ瀬に至る手前にある「山の神」の石碑(奈良県奈良市丹生町)じゃ。


県道172号線から25号線に入ったすぐのところにある「山の神」の文字が彫られた大きな石碑。

山の神の石碑は各地でみられるが
この石碑は新しめで結構立派
© ill-health(ruephas) 2024

人の身の丈くらいはありそうな石碑で三角柱みたいな形状をしとる。
表には「山の神」とあり、右の上には「大谷」と刻まれとる。
「大谷」というのは多分この辺の字だと思われる。
由緒書的なものはなく、裏側にも何もなく、つまり何も情報はなく詳細はわからんかった。
神様なので神社式のお参りをし、正面にお賽銭を置いた。
丹生町の「山の神」石碑は以上じゃ。

丹生町(大谷)の「山の神」を600mほど北上したところに布目ダム(奈良県奈良市北野山町)という堤高が72mのロックフィルダムがあって、水道水確保と治水(布目川の流量調整)が主たる役割のようじゃ。
その管理事務所に入る手前の県道25号線東側にも「山の神」(奈良県奈良市北野山町630)の石碑がある。


形状的には先ほど行った丹生町の「山の神」とほぼ同じ、大きさも同じ感じじゃ。

こちらもなかなか立派
© ill-health(ruephas) 2024

ここにも「長町」という恐らく字と思われる文字が彫られておる。
で、繰り返しになって本当に申し訳ないけど、由緒書的なものはなく、裏側にも何もなく、つまり何も情報はなく詳細はわからんかった。
神様なので神社式のお参りをし、正面にお賽銭を置いた。
丹生町の「山の神」石碑は以上じゃ。

次に向かったのは「山の大神」(奈良県奈良市月ヶ瀬桃香野)という鳥居も備えた小さな神社じゃ。
北野山町の「山の神」からは県道25号線から4号線に入り約10分ほど。


神社の道挟んで反対側にあるスペース(正式な駐車スペースではないぞ)にクルマを停めて早速参拝する。

清潔感がある小さな神社じゃ
© ill-health(ruephas) 2024

写真の通り、山肌にある磐座(いわくら)の下に隠れるようにして祠がある。
このタイプの神社はよく見るもので、大抵は山そのものを信仰対象にしとる山間にある古くからの集落にある。
恐らくこの神社もそうで、祭神がどの神様だとかなんだというようなこととは無縁な神社じゃと思う。

祠オンリータイプ
© ill-health(ruephas) 2024

ワシが言う「祠オンリータイプ」の質素な神社だけど、静岡県東部や伊豆にある山神社は大抵こんな感じなんで、ワシは好きじゃ。
よく見ると祠の前に山の神様には似合わない小さなぬいぐるみが置いてあって、Googleアプリで調べてみたがよくわからん。

ねえ、君は一体だれで何でここにいるんだい?
© ill-health(ruephas) 2024

画像検索では名探偵コナンが多く引っ掛かるがそっち方面は詳しくないので断定はできん。
しかし誰がどんな思いで設置したのが気になるなあ。
で、繰り返しになって本当に申し訳ないけど、由緒書的なものはなく、裏側にも何もなく、つまり何も情報はなく詳細はわからんかった。
明らかに神社なので神社式のお参りをし、賽銭箱にお賽銭を投入した。
月ヶ瀬の「山の大神」は以上じゃ。

訪問当日には気づかなんだが、ちなみにこの辺りにはもう1か所「山の神」の石碑がる。
布目ダム湖をちょっと南に下った腰越ふれあい広場(奈良県山辺郡山添村北野648)というところにある。


参拝出来なんだのは残念じゃが、次回月ヶ瀬の温泉に行くついでに行けばよろしかろう。

あ、そうだ。
月ヶ瀬の日帰り温泉施設である梅の郷 月ヶ瀬温泉(奈良県奈良市月ヶ瀬尾山2681:0743-92-0388:¥700:10:30~20:30:定休火曜)の下見というのが今回の主要目的だったんじゃけどすっかり忘れとった。
まあいいや。

2024年11月5日火曜日

温泉に行かない日(551) 奈良近辺の日帰り温泉銭湯事情

単身赴任で奈良に引っ越してきてまる9ヶ月、11月には10ヶ月目に突入する。
引っ越してきてからここで書いた事と言えば、山の辺の道とか、奈良にある大山くん関連神社とか、奈良の昼呑み事情とか、メルくん(ロードバイク)に使うトルクレンチのことばかりで温泉銭湯の件は一切出てこない。
そもそも前回直接的に温泉銭湯のことを書いたのは、2022年7月16日土曜日にポストしたKAReN HaMaNaKo かんざんじ荘(1)というのが最後で、それ以降2年以上も温泉銭湯については書いとらん。
振り返って考えてみるまでもなくこのブログは「温/泉/週/記」というタイトルじゃ。
なのにここ数年風呂に関しては殆ど書かなかったわけじゃ
タイトル通りもともとは週に1回は風呂にでも浸かってそのことでも書くかなあ、という方針だったのに、13年も経つとこのような仕儀となる。

奈良に来てからは温泉銭湯にまだ行っとらん。
それには実は理由があり、こっちに来てからお肌の調子があまり良くないからじゃ。
ワシはもともとアトピー持ちのため敏感肌なんじゃが、こっちに来て気づかぬうちに心身ともにストレスを受けたのかも知れん。
ワシとしては肌に効能のある温泉にゆっくり浸かってお肌の調子を整えたいのは山々じゃけど、ワシと一緒に風呂に入る他人的にはあまり気分が良くないことじゃろうから控えておるわけじゃ。
したがってここ数ヶ月は、奈良の皮膚科で処方された塗り薬をしっかり塗って治癒に努めてきた。
その甲斐あって最近は公衆浴場に入ってもまあまあ大丈夫じゃろうというくらいまでには整ってきた。
となれば、奈良の温泉銭湯に早速行ってみたい気分になるというもんじゃ。

ただ、奈良で温泉に入った事がないかと言えばそうでもない。
ワシは2002年の秋頃から、暫く兵庫県の宝塚市というところで仕事をしとった。
その関係で、西宮にある武田尾温泉 元湯(兵庫県西宮市塩瀬町名塩4205‐1:現在は休業中)という温泉に時々行っておった。
武田尾温泉は昔ながらのいい温泉で気に入っとったが、武田尾温泉だけでは飽き足らず、遠く奈良の十津川村まで足を伸ばして湯泉地温泉 滝の湯(奈良県吉野郡十津川村小原373-1:0746-62-0400:¥800:8:30~20:00:定休木曜)というところに何回か訪れとる。
宝塚からじゃとクルマで片道4時間以上を要し、朝早めに出かけても帰宅は夜という感じでほぼ一日がかり。
当時はまだ若かったのであまり疲れは感じなかった(今はいざ知らず、じゃが)。
しかし失礼ながら、流石にそんな遠くにある十津川村。
いつ行っても誰もいなくて(本当にいないんじゃ。当時少なくとも4〜5回は訪れとるけど全て貸し切り状態じゃった)、川っ縁にある露天風呂は小さいながらも風情がありなかなかいい温泉じゃった。
嗚呼、あれから20年以上経ったか…。
随分トシを食ったけど改めて奈良の風呂を味わいたいと思う。
ワシは早速、奈良の温泉銭湯事情を調べてみた。
それがこの奈良の日帰り温泉銭湯一覧じゃ。
奈良市街地近くにある昔ながらの銭湯からそれこそ十津川村の辺りまでいくつか記載しとる。
しかしまだまだたくさんあると思うので、今後も調べを進めつつ実際に訪れてみようと思っとる。
これから季節は秋から冬に向かっていく。
温かい温泉銭湯をありがたいと感じるじゃろう。