単身赴任で奈良に引っ越してきてまる9ヶ月、11月には10ヶ月目に突入する。
引っ越してきてからここで書いた事と言えば、山の辺の道とか、奈良にある大山くん関連神社とか、奈良の昼呑み事情とか、メルくん(ロードバイク)に使うトルクレンチのことばかりで温泉銭湯の件は一切出てこない。
そもそも前回直接的に温泉銭湯のことを書いたのは、2022年7月16日土曜日にポストしたKAReN HaMaNaKo かんざんじ荘(1)というのが最後で、それ以降2年以上も温泉銭湯については書いとらん。
振り返って考えてみるまでもなくこのブログは「温/泉/週/記」というタイトルじゃ。
なのにここ数年風呂に関しては殆ど書かなかったわけじゃ
タイトル通りもともとは週に1回は風呂にでも浸かってそのことでも書くかなあ、という方針だったのに、13年も経つとこのような仕儀となる。
奈良に来てからは温泉銭湯にまだ行っとらん。
それには実は理由があり、こっちに来てからお肌の調子があまり良くないからじゃ。
ワシはもともとアトピー持ちのため敏感肌なんじゃが、こっちに来て気づかぬうちに心身ともにストレスを受けたのかも知れん。
ワシとしては肌に効能のある温泉にゆっくり浸かってお肌の調子を整えたいのは山々じゃけど、ワシと一緒に風呂に入る他人的にはあまり気分が良くないことじゃろうから控えておるわけじゃ。
したがってここ数ヶ月は、奈良の皮膚科で処方された塗り薬をしっかり塗って治癒に努めてきた。
その甲斐あって最近は公衆浴場に入ってもまあまあ大丈夫じゃろうというくらいまでには整ってきた。
となれば、奈良の温泉銭湯に早速行ってみたい気分になるというもんじゃ。
ただ、奈良で温泉に入った事がないかと言えばそうでもない。
ワシは2002年の秋頃から、暫く兵庫県の宝塚市というところで仕事をしとった。
その関係で、西宮にある武田尾温泉 元湯(兵庫県西宮市塩瀬町名塩4205‐1:現在は休業中)という温泉に時々行っておった。
武田尾温泉は昔ながらのいい温泉で気に入っとったが、武田尾温泉だけでは飽き足らず、遠く奈良の十津川村まで足を伸ばして湯泉地温泉 滝の湯(奈良県吉野郡十津川村小原373-1:0746-62-0400:¥800:8:30~20:00:定休木曜)というところに何回か訪れとる。
宝塚からじゃとクルマで片道4時間以上を要し、朝早めに出かけても帰宅は夜という感じでほぼ一日がかり。
当時はまだ若かったのであまり疲れは感じなかった(今はいざ知らず、じゃが)。
しかし失礼ながら、流石にそんな遠くにある十津川村。
いつ行っても誰もいなくて(本当にいないんじゃ。当時少なくとも4〜5回は訪れとるけど全て貸し切り状態じゃった)、川っ縁にある露天風呂は小さいながらも風情がありなかなかいい温泉じゃった。
嗚呼、あれから20年以上経ったか…。
随分トシを食ったけど改めて奈良の風呂を味わいたいと思う。
ワシは早速、奈良の温泉銭湯事情を調べてみた。
それがこの奈良の日帰り温泉銭湯一覧じゃ。
奈良市街地近くにある昔ながらの銭湯からそれこそ十津川村の辺りまでいくつか記載しとる。
しかしまだまだたくさんあると思うので、今後も調べを進めつつ実際に訪れてみようと思っとる。
これから季節は秋から冬に向かっていく。
温かい温泉銭湯をありがたいと感じるじゃろう。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。