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2020年6月6日土曜日

Ride before you look(!44) Door to Doorで初めて浜名湖をくるりと出来たんだが…

ワシは以前よりビワイチを目論んどる。
ビワイチ即ち琵琶湖1周は琵琶湖大橋の南側を入れるかどうかで総走行距離は異なるが、入れん場合だと大体150km位じゃと云われておる。
健脚家の場合、早朝出かけて夕方までに1周片付けてしまうという話を聞くがワシにはとても無理じゃから、やる場合は琵琶湖大橋近辺をスタートして東側を走り湖北まで行って1泊し、酒や温泉などを活用して英気を養った後、翌2日目には西側を走って元の琵琶湖大橋まで戻ってこようかという概略の計画を持っておる。
其のためには、1日80km程度の距離をある程度トラブルフリーで走れる事と、翌日疲れや痛み、特に膝に痛みを残さぬ事という2つの条件が必須であるのは云うを俟たぬところじゃ。

それに向けてという訳でも無いが、2020年に入ってすぐに奥浜名湖から猪鼻湖周辺を50km、その後暫く空いて4月に3回、5月に2回、それぞれ30km前後を走ってきた。
多くのローディにとって30kmは自宅周辺の散歩程度、50kmは数kmのジョギング程度の感じじゃと思う。
しかしワシはこれまで何回も書いてきたとおり深刻な膝痛の問題を抱えておる。
現状ですと上記の通り精々が50km程度が上限であり、それ以上走るならば下手すると両膝に激痛が走り、激痛が走る代わり自転車を走らせる事が出来なくなる。
少し前にZAMSTという会社のサポーターを膝に巻きつけることにより大分にマシになって、装着する前に比べれば問題なく走れる距離は20km程度は増えたものの根本的な解決に至っておらん。

さてそんな中、ワシは本日浜名湖をくるりと1周してきた。
こちらはいわゆる「ハマイチ」じゃね。
ハマイチもビワイチと同じくルートに寄って距離が何種類かあるんじゃが、昨日のワシはこんな感じのルートとした。

Garmin Connectのルート機能で描画
Copyright © 1996-2020
Garmin Ltd. or its subsidiaries 
因みに多分完全なハマイチとは、浜名湖の北にある猪鼻湖の東岸を通るだろうし、浜名湖の西にある大きな入り江(名前がわからんが「はまゆう大橋」がかかっとるとこじゃ)もぐるっと廻るというものじゃろうが、ワシはそこまでの拘りはない。
いや、本来拘りたいが拘れる程の膝の機能に欠けているというのが事実じゃ。

ワシの考えた省略版ハマイチは、距離60km弱で最大高低差50m程度、獲得高度は合計800m弱となっておるが、実際にはこの周回ルートまでは自宅から行こうと思っとるので距離は70kmと少し、高度上昇は800〜900mくらいあると思われる。
これが走れん事には、いや、走った後も何も問題ない状態でなければビワイチのビの字も語ってはならぬということじゃ。

朝8時位にメルくんに跨り自宅を出発して細江大橋まで行き、そこからスタートした。
まず天浜線の三ヶ日駅を目指す感じじゃが、その間には3つ程の峠を越えていく。
まだコースの前半であり問題なく越えられた。
三ヶ日駅前で水分塩分補給して猪鼻湖西岸から瀬戸港に行った。
かつてはこの辺を走るたび、瀬戸港観光船乗り場の食堂でカレーを食べておったんじゃが、2018年に発生した台風24号で観光船を横付けする桟橋が流出し、それ以来休業が続いとった。
その後そのまま放置されておったんじゃが、ある日建物が取り壊され始めとった。
館内にはワシが使っとるEddy Merckxブランドの古い自転車が何台も展示されておることもあって好きな場所だったんじゃが…。
当日はもう完全に更地になっとった。

有形物はいつかはなくなるとは云え…
© ill-health(ruephas) 2020
なかなか寂しい気分。
カレーを作ってくれとったあのおばちゃんは元気じゃろうかと気になる。

2018年3月に訪れたときのカレー
美味い日本式カレーだったんじゃ
© ill-health(ruephas) 2020
加えて同じ場所にあった果物屋さんも6月初めに撤退しており、寂しさがいや増す感じじゃ。

伽藍堂になってしまった果物屋さん
© ill-health(ruephas) 2020
悲しい気分で瀬戸港を出発し、知波田から松見ヶ浦を回って女河浦海水浴場までやってきてその辺で少し道に迷った。
迷ったとは云えこちとら自転車じゃから何とでもなる。
迷いついでに海水浴場横にあった自販機の横にあるベンチにどっかと座り込み水を追加購入し、その後Google Mapを確認してみたが大した迷いっぷりではないとわかったので一安心し、Gloを吹かしながらはるか遠くの対岸眺むれば、やああれに見えるは舘山寺パルパルの観覧車。

遥か遠くに見えるパルパルの観覧車
写真では判別できませんが肉眼では見えます
© ill-health(ruephas) 2020
ここから舘山寺まで直線で7kmほどじゃからそんなに遠くはない。


しかし実際にはこの女河浦海水浴場から舘山寺までは、鷲津 ⇛ 弁天島 ⇛ 浜名湖ガーデンパーク ⇛ 村櫛 ⇛ 舘山寺と浜名湖の南側をぐる〜っと回らねばならず、その距離25kmと直線距離の3倍近くに上る。

Garmin Connectのルート機能で描画
㉕の辺りが女河浦海水浴場で㊿の辺りが舘山寺
Copyright © 1996-2020
Garmin Ltd. or its subsidiaries
溜息を付きながら再スタート。
この先の完走を祈願して女河八幡宮に参拝し、次なる目標ポイントの新居の関所に向かう。
産まれて初めて新居の関所に入ってみるかと思っておったんじゃが、大人300円との掲示を見るやいなやワシはひっそりと踵を返しこっそりメルくんに跨った次第じゃ。

300円くらい払えよという思いを
ワシの貧乏性が邪魔をする
© ill-health(ruephas) 2020
渚園を過ぎ、雄踏大橋駐車場まで差し掛かったときに、遂に来た。
右膝に違和感を感じた。
水分塩分とともに、サドルバッグに常時潜ませとるロキソニン(のパチもん後発薬品)をそっと取り出しそっと服用し、薬効が得られるまで30分ほど大休憩した。

これが問題を抱えたワシの両膝
ZAMSTさんも頑張ってくれておるんじゃが…
© ill-health(ruephas) 2020

因みにこれは2016年11月に同じ場所で
撮影したワシの右膝
激痛が走り殆ど漕げない状態であった
当然写真ではその痛みは伝わらんけども
© ill-health(ruephas) 2020 / 2016
この時点で感覚的な数値で云えばヤバい度30%程度。
根拠なしじゃがまだなんとかなる感触じゃった。
充分に休憩してから、とりあえず村櫛まで行く。
何とか大丈夫。
この先舘山寺までは完全にフラットな道ばかりじゃし、当日は運がいいことに風は弱い。
少なくとも舘山寺まではなんとかなるじゃろう。
走り始めたが、25km/h以上の速度を出すと痛いとは云わんまでも違和感が非常に強くなる。
20km/hくらいしか出せない中頑張って舘山寺を目指して到着。
膝をいわした時にはあっためればいいのか冷やせばいいのかは知らんが、とにかく舘山寺に着いたらなにはともあれ水神の松の足湯に浸かろうと思っておったから早速行ってみたが、まあ予想通りお休みであった。

蓋で覆われ使用不可となっとる足湯の風景
残念じゃがこのご時世仕方なかろう
Via Instagram
© ill-health(ruephas) 2020
仕方ない。
この先は最終ゴールである浜松市北区の気賀周辺を目指すことになるが、間に立ちはだかるは呉松の峠(正式名に非ず)じゃ。
舘山寺到着時点で膝のヤバい度は感覚値50%で、残り50%で呉松の峠を越え気賀に到達すればハマイチ完成。
しかし本日は自宅から出発しとるから、気賀から約10km走って自宅まで帰着する必要がある。
気賀から自宅までは1つの激坂と1つの谷の上り下りが待っとるから、それを含めて50%で収めねばならん。
暗澹となりながら舘山寺を後にして暫くして呉松の峠に差し掛かる。
膝に問題がなければ難なくとは云わぬまでもまあまあ平気で越せる峠じゃけれども、立ちこぎ(座り漕ぎよりも全然楽)をしても膝がおかしいのが明らかにわかる。
おかしいというのと痛いというのの間くらいの感覚じゃ。
膝痛持ちのローディならばこの感覚はおわかり頂けると思う。
膝を誤魔化し何とか峠を越えて、あとは湖岸を通る完全フラットな自転車専用道を走って気賀周辺まで何とか辿り着く事が出来た。
生まれて初めて自宅発着のハマイチを成功させたわけじゃ。
勿論嬉しいは嬉しいし、一つの自信にはなったのは間違いない。
但し、この状態ではビワイチなんてまだまだ望むべくもないということも同時に判明した。
この稿を書いとるのは実は走った翌日の2020年6月7日夕刻なんじゃけど、今以て両膝にはやや違和感が残っとるのを正直に伝える必要がある。
歩けんこともないが、今日また70km走れと云われたら「無理じゃ」と答えるしかない状態ということじゃ。
そもそも、目標の80kmには10kmも足らん。
更に本番のビワイチでは、1日めの最後の辺りは結構な山道が長く続いておる。
今のままではとてもビワイチは無理じゃ。
冒頭に書いた、

  • 1日80km程度の距離をある程度トレブルフリーで走れる事
  • 翌日疲れや痛みを残さぬ事
というのは書くのは簡単じゃが、実現するのがこれほど難しいことじゃと思い知った次第じゃ。

とは云え、以前までは80kmも走ったら激痛で歩くことすら出来なかったことを思えば随分と進歩はしとる。
膝周辺の筋肉を鍛えるとか、大腿筋をうまく使ってペダリングできるようになるとか幾つかやってみようと思うこともある。
もう暫く頑張ってみようと考えとる。

2018年6月17日日曜日

Ride before you look!(32) 自転車部で浜名湖一周

勤め先で昨年できた自転車部に所属しておることはすでに書いたとおり。
ワシが勤務しとるのはこれは初めて明かすわけじゃけど医療福祉関係の法人であり、その関係で自転車部には医者やコメディカルが多い。
すなわちみんなたっかい自転車に乗っておる。
まあそれは別によろしい。
それぞれがそれぞれの所得と欲望にあった自転車に乗ればよろしいわけじゃから。
あと、お医者さんとかコメディカルが多いということは即ち、土日を束縛されとる者が多いということで、今回も自転車部のマネジャーを持って任じておられるコメディカル女子が「自転車部で走行会をやりましょう!」と部員の皆様方に声をかけて下すったんですけど、多くの者が「すみません、学会で」「すみません、病棟で」などという理由でなかなか参加者が集まらず、結局走行会はワシ含めて僅か3人というスモールなものとなりました。
殆ど初めて面を合わせる3人なんでお互いの実力は未知数。
という事で無難な線を選択し、本日浜名湖一周することになりました。
改めてメンバーは、コメディカル女子(若い!)、コメディカル男子(若い!)、ワシ(爺!)。
コメディカル女子(以後「女子」)はかなりのツワモノらしく、先日も地元から日帰りでビワイチ(160km)をこなしたとのこと。
つえ〜!
コメディカル男子(以後「男子」)は最近こそあまり走っとらんが高校時代は自転車部に所属しガンガン走っとったとのこと。
最近走っとらんせいか、男子は若干ぽっちゃり気味でありますな。

7時30分、村櫛海水浴場を出立。
女子には事前にワシから「膝に爆弾抱えとる。長距離はムリ、5%超える坂は禁忌」というような予防線を張っといたためか、始終20km/h程度のママチャリ速度で巡航してくれて大変に助かりました。
如何にジジイなワシであっても、大抵の場合の巡航速度は平均25〜30km/hなのでだいぶんに楽じゃった。
まったくもってゆっくりゆるゆると、浜名湖の景色とおしゃべりを楽しみつつのまさにポタリング。
3人共まあまあガチな格好をしているんですが、このようなパーティ状態で走ると「がちだけど遅い」状態でも別に恥ずかしくないのが不思議であります。
一人だと大変に恥ずかしいものなんじゃがなあ。
舘山寺を抜けて気賀方面に入ると自転車専用道ではなくて一般道を走るため、それこそ「ガチに早いにいさん姉さん方」がガンガンじゃんじゃん走ってきてワシらを抜いていきます。
しかしワシらは頑として速度を早めずユルユルを維持。
ゆるゆると走ってゆるゆるとはまなこ みんなのカフェ(静岡県湖西市利木226-1:053-578-3888:月〜金は10:00〜17:00:土日は9:00〜17:00)に到着。
ここは今回のコースのちょうど中間点でありまして、自転車のヒトやバイク(エンジン付きの方)のヒトが結構多く集まるカフェ。
ワシも以前1回来たことあり。
でね、ここにいる犬がどっちも可愛くてね。

凛々しいが麿タイプ眉毛が可愛いぞ
© ill-health(ruephas) 2018
こいつは新しい客が来店すると足を滑らせながら駆け寄っていく、まあ云えば看板犬かな。
もうひとりはこいつでね。

こいつもなかなかどうして凛々しいよ
© ill-health(ruephas) 2018
こいつもなかなか凛々しく映っとるけど、実際には日がな一日ソファに寝そべってウトウトしとる。
まるで日曜日におけるワシのごとし。
店内に入ってコーヒーを飲みモーニングのうで卵を食っとった男子が迂闊にも手を滑らせてうで卵を床に落とすやいなや、麿タイプ眉毛のほうがやはり床に足を取られつつ一目散に馳せ参じ、床に転がっとる卵を口にして少し離れたところに移動し、持ち主に取り返されないよう警戒しつつ殻ごと瞬時に喰らいおったのは誠に見事な技であった。
麿タイプの早業に笑いつつ感服しつつ店を出て、後半戦に突入。
っていってもやはり依然としてママチャリ速度を維持して走るは変わりなし。
そのまま鷲津、新居、渚園と走り無事ゴールの村櫛に戻ってまいりました。
いやいや楽しかったなあ。
ワシ、性格的に複数人でつるんで走るのニガテなタイプなんじゃけど、今日は楽しかった。
次回はもうちいとガチ方向に振れた走行会するか、という話にもなりました。
最近ワシが気に入っとる春野方面、ふたりとも行ったことないということじゃったから、北区役所に集合して春野から秋葉神社の下社、秋葉ダム、船明という感じのコースはどうじゃろうと提案してみるつもりじゃよ。

で、今回わかったこと。
途中若干のアップダウンはあるもののこの速度の場合はほんとに楽で、今回のハマイチでははっきり云いますが、ダンシングは一切なし。
着座のまま走ると、ワシの場合は膝の負担が増大するので軽い勾配の坂でも寧ろ積極的に踊りながら走るのが通例であるんじゃけど、今回はずっと着座のままでも膝の痛みどころか違和感も発生しなかった。
これは一つのことを示唆しとる。
当たり前だのクラッカーな話じゃろうが要するに「無理して負荷かけて走るな」ということじゃなあ。
無理したら距離を走れんが、無理しないならばもしかしてある程度の勾配がある長距離、それこそビワイチも夢ではないかもしれんということ。

ワシはもうどっちみち若くないんじゃし、カッコつけて速く力強く走っても仕方なかろう。
平地ではまあ風に乗ってそこそこのスピードで走ってもよかろうけども、やっぱり無理しないことが肝要じゃなあ。
それと同時に、今回はゆっくり走った分、いつもよりペダリングに注意してみたよ。
脚の母指球につまみが付いとってそれがペダルを捕まえとって、そのつまみできゅーっと引き上げるようなイメージ。
加えてワシの師匠がいつも云う「かかとを下げるな」を守って、ひと漕ぎひと漕ぎ丁寧にやってみた。
これをやり続ければなんとかなるんじゃないかという結構強い自信が生まれてきた。

よ〜し、精進しましょうよ。
今回は以上であるよ。

2018年3月25日日曜日

Ride before you look!(15) 初めてのDoor to Door

徐々に良くはなってきているものの走ると膝が痛い。
膝の痛みとの格闘は続いてます。
ワシは集団で走るのが余り好きではなく大抵独りで乗りに行くんですけど、そうなると膝の痛みがマックスになって全然走れなくなった時どうしようもないというリスクもあります。
ですので、ちょっと遠くに長距離走りに行く時とか坂が多そうな時には情けないですけど、予定しているコースの近くまでクルマで行くことが殆どです。
例えば、春野から気田川に沿って走り横山経由で船明に抜ける時とかには、浜松市天竜区役所までクルマで行ってコースに入ります。
また例えば、ハマイチをする時には気賀の浜松市北区役所までクルマで行ってコースに入ります。

で、今日は後者のハマイチやってきました。
昨年11月から今年の3月4日までは全く走っておらず、しかもその3月4日のランでは定番通り膝の違和感と若干の痛みの他、脹脛が攣るという情けない状態で、まあそりゃそうだわ、全然走ってないんだもん。
ですので今日も弱々しくクルマで気賀まで行こうかと考えとった。
西寄りの風7m以上という風の強さだし。
でも、気温は温かい。
温かいと何となく膝も持ってくれるかもという根拠なしの期待が芽生えてきた。
西寄りの風ということは、ハマイチ前半の西に進むエリアは完全アゲインストで辛いがその部分はまだ体力があるだろう。
膝もまだ痛くないはず。
逆に体力が落ちてきて、もしかして膝の痛みが出始める後半には逆にフォローの風がワシを助けてくれるのではというセコい計算も働いた。
ならば、今日はDoor to Doorでやってみようと決めた。

味噌汁を1杯だけ啜ってから8時に出発。
自宅を出て北に向かって走って、三方原から気賀に降りていく姫街道の長いスロープを気持ちよく走ったけど、帰りここを登るのかと思うと篦棒に気が滅入る。
都田川の落合橋を渡ってすぐ左に折れて、堰堤に咲いた桜のトンネルを走りましたが、まあ綺麗だったですね。

久しぶりにちゃんと桜を見た気がするよ
© ill-health(ruephas) 2018
まだ早いので花見客は全然おらず、気持ちよく走りました。
都田川の河口まで走って浜名湖沿岸の自転車専用道を走りますが、予想通り風が結構強く身を竦めるようにしたり、下ハンを使ったり。
下ハン苦手です。
東名浜名湖SAの横抜けて佐久米で左折して出来るだけ浜名湖に忠実に走ります。
と書けばそれらしいですが、佐久米を直進すると瀬戸までの間に結構アップダウンがあってシンドいから回避したまでの事よ。
その代わり少しガタガタ道で走りづらいけど。
ロードだとこの荒れっぷりが限界かと思う。
細いガタガタ道を走って浜名湖遊覧船の瀬戸港に着くまでに、歩いていた爺さんに不吉なことを云われた。
「お、あんたもあれか?今日やる自転車の大会だかに出るんか?」
は?
なんだそれ、自転車の大会って?
そんなの全然知らん。
「なんだか結構たくさんの自転車が走るらしいよ」
そんなの敵わん。
そんなイベントに巻き込まれたくない。
大量の人が集団になっているというのは、ワシが最も忌み嫌うところの状況じゃ。
取り敢えず瀬戸港(メルくんの館ですな)まで走って休憩がてらネットで調べてみた。
あった。

浜名湖サイクル・ツーリング2018

ぐう…
なんだって!?
ハマイチレギュラーコース定員1500人だとぉ!
ファミリーコース定員400人だとぉ!
いかん、こんなのに巻き込まれたら大変だ。
ただ救いなのは、彼奴らめのスタート地点は浜名湖ガーデンパークで、ワシがスタートした西気賀の云えば対岸。
と云うことは、彼奴らめは今頃そうだなそれこそ舘山寺とか気賀とか奥浜名湖の三ヶ日辺りにいるのではなかろうか?
そしてどっちにしろワシを追っかけてきている格好であると。
よし、運が良ければ彼奴らめがワシに追いつく前に、ワシは浜名湖ガーデンパークより先へ逃げ切れる可能性は充分であろう。
よおし、こうしてはおられん。
違和感が出始めた膝を庇いつつ、グイと前に走り出す。
瀬戸から先は「浜名湖に忠実」を放棄し、最も効率がいいと思われるR301を使って知波田、鷲津、新居町と抜け、弁天島で左折し渚園を過ぎて雄踏の駐車場まで何とか辿り着いた。
実はこの時点で右膝がそこそこ痛くなってきていたため小休憩。
持参のロキソニンを服用したかったけどマヌケなことにドリンクボトルに水はなく自販機もないので頑張って暫く走ることにしました。
急遽目的地になった浜名湖ガーデンパークを過ぎまずは一安心。
何とか逃げ切れた模様。
膝の痛みはだんだん強くなってきているけど、踏み込んだり、ヘンに引き足っぽい動きをしなければ何とかなる感じで、ちょっとしたスロープでもダンシングを使って膝を庇って走る感じ。
で、やっと舘山寺に到着。
自販機でお茶を買い、ロキソニンを服用。
薬が効いて膝の痛みが和らぐまで大休憩としよう。
舘山寺門前広場というちょっとした公園で少し休んでからトイレに寄り、ただこの辺だと何か落ち着かないのでもう暫く走って浮御堂の辺りにあったベンチに腰掛け、浜名湖を眺めながら、gloを一服しながら(ダメだよねえ、せっかく自転車に乗ってるって云うのに)30分本格休憩。
湖を行く観光船や、頭上を通るロープウェイの人たちに意味なくにこやかに手を降ったりして、バカだねオレも。
クスリが効いてきた感じなので出発。
ゴールの気賀まであと少しだけど、途中東名を横切る前辺りに短いが急な坂道がある(個人的には「呉松の峠」と呼称してます)のが心配のたね。
動物園前の交差点辺りから、例のファミリーコース参加者っぽいヒトビトとスレ違い始めました。
名前の通りファミリーが殆どでしたが、多くが「ガチなロードバイクに乗った親父と普通な自転車orLOOK車っぽい子供用スポーツバイクに乗った子供」という組み合わせ。
頑張ってゴールしてください。
懸案であった「呉松の峠」を根性とダンシングで駕げば、後はもうほぼフラットな道が気賀に続くだけで、しかも風はフォロー。
計算通りの展開に思わず車上で北叟笑む薄気味悪い初老であった。
このあたりではもう大量のファミリーコースの人とスレ違いましたけど、あまりマナーがよろしくありませんでしたなあ。
並列で走る、右側を走るなど当たり前。
大会運営人はスタート前にはその辺ちゃんと説明してはいると思いますが、参加者の方は聴く耳持ってなかったんだろうね。
まあ仕方ない。
更に走って無事気賀に到着。
今度はいい時間帯なので花見客が大量にお出ましになっており、降車して歩く。
歩いて気賀駅まで到着。

直虎ブームが去って落ち着いてました
その代わり地元のワルガキどもがバイクで集合
他に行くとこないのかねこいつら
© ill-health(ruephas) 2018
これでハマイチとしてはゴール。

ただ、いつもだったら市役所に停めているクルマに自転車を積み込み帰るだけなんだけど今日は違う。
あと10km前後走って自宅まで帰らねばならん。
しかもその間には、約50m登るポイント(マックスバリュ細江店⇨引佐動物病院)とそれよか少しマシだけど、15m下って同じだけ登るという何かの罰ゲームのようなポイント(西部特別支援学校⇨常葉リハビリテーション病院、所謂「大谷の坂」)があり、これらをクリアせねばならん。
結果から言うと、前者は結構厳しかったがギアを少し重めにしてゆ〜っくりダンシングしてクリア、後者は最初に現れる下りの惰性を次なる登りに最大限に活かし、少しダンシングすれば結構簡単にクリア出来ました。
クリアとかエラソーに書いてますが、なあに、地元の高校生共が毎日ママチャでフツーに走っている道であることも一応書いときます。
ということで無事Door to Doorで完走できました。
よかったよかった。
今後、ちょっとした風や坂道が絡んだコースであっても、自信を持って走ることに向けてのきっかけになりました。
膝は痛いけど。

2017年9月15日金曜日

Ride before you look!(11) やっとこさ浜名湖を一周できた

昨年、浜松市北区にある尉ヶ峰(標高433m)という山の辺りの道を自転車で走って以降、長きに渡って膝痛に悩まされており、痛みだすのが怖くて平地を距離にして40kmを上限にしか走れないという日々が続いておりました。
その間、ストレッチしたりバス通勤の際に職場の手前3つ前のバス停で降りて早足で歩いたり、また、クリートの取付角度やシート高の調整をしたり、物理的に拇指球中心にペダリングができるよう(これすると自然に内股になる)、シューズの外側に中敷きを追加したり工夫と若干の努力を重ねてきました。
その結果、今年の8月に入って少しずつ調子が上がってきて、

8月6日:春野方面(40km:高低差200m)
8月12日:竜洋方面(50km:高低差40m)
8月13日:大東町方面(90km:高低差70m)
8月20日:再度春野方面(60km:高低差200m)

という感じで、膝に痛みを感じることなく走れるようにはなってきました。
右膝お皿周辺に僅かな違和感はありますが、痛みには至りません。
普通にロードバイクに乗っている人から云わせりゃあ、
「なんじゃこれ、初心者以前じゃんか」
でありますが、初老が一旦痛みを抱えてしまうと本当に辛いもので、ここまで回復させるにはなまなかなことではありません。
ちなみにロードバイクを始めた直後は、フラペで100km程度は普通に走れていました。

ということで、昨年挑戦して見事玉砕したハマイチに先日挑んでみました。

ちなみに昨年ハマイチに挑んだのは11月くらいでした。
その時は自宅をスタートして浜名湖に向かい反時計回りで走ったんですが、40kmあたりの尾奈で右足に膝痛が発生し、その後も左足中心で漕ぎ続け70km辺りの浜名湖ガーデンパークまで行きましたが、その時点で両脚とも激痛になっており走行不可能。
膝を動かさないと殆ど痛みを感じないのですが、歩くと激痛。
1時間程度休んだら左脚の方が僅かには使える感じに回復してきたのですが、ハマイチコンプリートを狙ってここから先の舘山寺方面(東名を越えて気賀方面に抜ける際にちょっとした坂路あり)に向かうことはさっさと諦め、比較的平坦な佐鳴湖経由で命からがら(そん時は本当にそんな心境)帰宅しました。
しかしまさに満身創痍、階段は愚か車の乗り降りも手で脚を持ち上げないと出来ないほどの状態でした。

今回は春野を2回走れたという若干の自信もありましたが、念のため自宅スタートは避け車で天竜浜名湖鉄道気賀駅周辺まで行ってそこからスタート。
且つルートは奥浜名湖と庄内湖をショートカットしたへちゃらけた「なんちゃってハマイチ」であります。
すなわち距離は60kmで高低差は殆どありません。


ルートなどの詳細は上のリンクをクリックすれば(たぶん)見られますのでそちらに譲りますが、とにかく長距離走りに行けるめどがついたこと、これは膝痛持ちには大変な福音です。
今週末もどこかに、100km先くらいの遠くまで走りに行きたいんですけど、颱風が日本縦断するということで大変残念。
いい季節になってきたのにね。