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2012年12月24日月曜日

温泉に行かない日(128) 兵庫伊丹の4銭湯一挙制覇は果たして可能か?

わたくしですが、中部地方某県某政令指定市に居住している中年です。
わたくしが住んでるこの街ですがね、まあ、普段の生活をする範囲では別に何の問題もないし温暖だし、可もなく不可もなくという感じですが、時々やはりほかの都市がうらやましくなるときがあります。
なんでかっていうと、ここには温泉とか銭湯が少ないんですよね、ほんとに少ない。
いわゆる「スーパー銭湯」はそこそこあるんだけど、昔ながらの銭湯や温泉は殆どないんですわ。
まあ、温泉とまでは言わないよ。
そこまでは言わない。
でも銭湯がない、というかどんどん潰れているというのはつまらない話だよねえ。
よその場所では、街中に銭湯が結構生き残ってたりしてるんだがなあ。

先日は名古屋大須の銭湯2ヶ所一気に撃破し、意味なく無駄な感じで銭湯的に勢いに乗る私でありますが、要するに他都市にある銭湯にちょっとした興味を覚え始めているということです。
興味を覚えるも何も、住んでるとこに銭湯が殆どなくて、かつどうしても銭湯に行きたいとなれば、ヨソの街に行くしかないもんね。
ということで、ずいぶん前に伊丹の銭湯「力湯」等にも訪れたりしているせいか、伊丹市内にどのくらい銭湯があるか改めて調べてみたくなりました。
別にわたくし、伊丹には縁もゆかりもまったくないんですがね。

地元以外での銭湯所在を調べる時、一般の人が書いたブログなどよりも私が信頼を置いているのはiタウンページであります。
それによると、伊丹市内には少なくとも以下に示す4銭湯が存在すると思われます[1]
  1. 橘温泉(兵庫県伊丹市桜ヶ丘1-3-8:072-782-2246)
  2. ぎょうぎ温泉(兵庫県伊丹市昆陽南3-8-21:072-784-6690)
  3. 昆陽温泉(兵庫県伊丹市昆陽東4-13-12:072-781-5396)
  4. 力湯(兵庫県伊丹市伊丹3-2-2:072-782-0481)
そのうち4.の力湯は入湯済みですので、あと3ヶ所をできれば何とか一気に制覇したい。
そのために何か作戦を考えたい。
で、ちょっと地図に落としてみました。



ううむ。
なんか結構至近範囲に集中しているなあ。
ちなみに、地図左方、伊丹美鈴郵便局西にあるのが「ぎょうぎ温泉」で、右方JR福知山線伊丹駅西にあるのが「力湯」。
両者を仮に徒歩で結ぶとすると、道程距離は約2.5㌔、時間にしてそうだな20~30分ってとこかな。
直径2㌔ちょっとの範囲内、30分圏内に銭湯が4ヶ所も存在する。
ほんとにうらやましいよなあ。

以前、鎌倉周辺の銭湯について書いたときにも感じたことですが、そこそこの規模の都市ってのは、今この時代であっても、街の中で銭湯が何とか生き延びることができる包容力があるんだなということを改めて感じます。
逆に、銭湯がバタバタ廃業するような都市ってのは、もう先がないのでは?とまで感じちゃいますね。

まあ、そんなことはどうでもいいんですけど、兎に角来年早々には、
「新春伊丹市内の銭湯徒歩総まくり大会」
と題して、4銭湯一挙制覇を狙っていきたいと思います[3]ので、どうぞよろしく。

このように4ヶ所が集中しているのであれば、一挙制覇は充分に可能だろう。
午後2時くらいから開始して4ヶ所めぐり、各所30分ずつ滞在したとしても、日帰りが可能だろうな。
ふふふ、いけるぞいけるぞ。

参加者は今んとこ私だけという極めてコンパクトな大会ですが、もし参加ご希望のかたがいらっしゃいましたらどうぞお申し出ください。

いるわけないか。

また今後、こういう感じで市域や町域単位で銭湯を一気制覇というお遊びをしていきたいと思っています。
時間はある。
大丈夫だろう。
しかし金がない。
求むスポンサー。

[1]
個人系サイト等によると、伊丹市内に存在する銭湯としてこの4ヶ所のほか、次の銭湯に関する記載があったりします。
  1. 河鹿温泉(兵庫県伊丹市大鹿2-20)
  2. 新旭湯(兵庫県伊丹市桑津2-2-7)
  3. 新温泉(兵庫県伊丹市伊丹4-11-14)
  4. 稲野湯(兵庫県伊丹市稲野3-21)
  5. 第一桜湯(兵庫県伊丹市伊丹1-8-21)

などですが、いずれもiタウンページやGoogleマップではヒットせず、おそらくすべて廃業しているものと思われます。
1.は理容店?、2.は不動産屋か集合住宅?、3.はもしかしたら新温泉の建屋がそのまま残ってる?、4.は住所自体が消滅してる、5.は不動産屋?
5.なんてのは本当に力湯の目と鼻の先なので、やはり至近すぎる距離での共存は無理だったのかなあとも感じます。
あとひょっとしたら第二桜湯[2]なんてのがあったのかもしれないねえ。

[2]
かつて東京・原宿と鎌倉に「第二桜湯」ってのがあったらしいとネットで確認しましたが、伊丹の第一桜湯との関連はどこにも書いてませんでした。
偶然の一致なんだろうな。

[3]
第1回新春伊丹市内の銭湯徒歩総まくり大会のタイムスケジュール例。
2013年1月1日開催の場合。

A)貧乏なのでJR在来線利用の場合で、4銭湯間の移動は全て徒歩(タクシー等は使用禁止)
自宅最寄りのバス停8:34⇒路線バス⇒9:10自宅最寄りのJR駅
 ☆電車発車までの時間を利用し駅構内で立喰蕎麦摂取&車内飲酒用アルコール類調達
自宅最寄りのJR駅9:48⇒JR在来線⇒11:46JR大垣駅
JR大垣駅12:12⇒JR在来線⇒12:47JR米原駅
JR米原駅12:50⇒JR在来線⇒14:20JR尼崎駅
JR尼崎駅14:27⇒JR在来線⇒14:33
JR伊丹駅14:33⇒徒歩⇒14:35AEON MALL伊丹(遅めの昼食)
AEON MALL伊丹15:25⇒徒歩⇒15:30力湯(入湯30分)
力湯16:10⇒徒歩⇒16:20橘温泉(入湯30分) 
橘温泉16:55⇒徒歩⇒17:05昆陽温泉(入湯30分)
昆陽温泉17:20⇒徒歩⇒17:30ぎょうぎ温泉(入湯30分)
ぎょうぎ温泉18:10⇒徒歩⇒18:40JR伊丹駅
 ☆電車発車までの時間を利用して近隣でアルコール・食料調達
JR伊丹駅19:12⇒JR在来線⇒19:28JR大阪駅
JR大阪駅19:30⇒JR在来線⇒20:55JR米原駅
JR米原駅21:02⇒JR在来線⇒21:34JR大垣駅
JR大垣駅21:39JR在来線⇒23:07JR豊橋駅
JR豊橋駅23:10JR在来線⇒23:43自宅最寄りのJR駅
自宅最寄りのJR駅23:43⇒バスがないため徒歩⇒25:15自宅
ううむ、こりゃどう考えても無理だ。
特に一番最後の1.5時間の行軍がしんどい。

B)くそ贅沢にも車で移動の場合(高速利用)
自宅12:00⇒東名・伊勢湾岸・東名阪・新名神・名神・中国・R171⇒15:30力湯(入湯30分)
力湯16:10⇒徒歩⇒16:20橘温泉(入湯30分) 
橘温泉16:55⇒徒歩⇒17:05昆陽温泉(入湯30分)
昆陽温泉17:20⇒徒歩⇒17:30ぎょうぎ温泉(入湯30分)
ぎょうぎ温泉18:10⇒R171・中国・名神・新名神・東名阪・伊勢湾岸・東名⇒21:10自宅
うーんこれは矢張り車利用だなあ。

2012年10月8日月曜日

力湯(1)

問題は、JR福知山線伊丹駅から歩いて僅か数分の場所にある力湯兵庫県伊丹市伊丹3-2-2:072-782-0481:15時30分~23時:¥410:サウナ+¥100)であります。

実はわたくし、関西の銭湯力に最近気付きつつありまして、例えば上りの新幹線で新大阪を発車して数分すると、左側の車窓から銭湯らしきものがちらっと見えます。
街中、市街地です。
まだ新幹線が全力疾走に入る前の状態ですので、皆さんも窓を眺めていればゼッタイに気付きます。
この間なんかは、車窓からその銭湯を眺めていたら、やや高齢気味のおばはん(おばはんは漏れなく「やや高齢気味」だけどね)が洗面器を小脇に挿んで暖簾をくぐる所まで見ちゃいましたよ、ははは。
どうも関西には未だに地域の中でしっかり息づいている銭湯が数多く存在する予感がしています。

力湯というちょっと変わった名前の銭湯が伊丹辺りにあるという事は何かの情報で以前からおぼろげに把握してましたので、行ってみた事があります。
JR伊丹駅を降り、西口(っていうのかね?関西スーパーとか長寿蔵とかニトリの方で、イオンの逆方向です)を出て、レンタカー屋の方に階段を下り、暫く歩くと力湯にはすぐに着きます。
銭湯が入っているビル(マンションかな?)の地下に何台か入れられる駐車場もありますので車でもOKですが、こんな交通至便な場所であれば電車で行って湯上がりに一寸麦酒でも引っかけて帰る方が極楽でしょうよ。

銭湯ではおなじみの暖簾をくぐって中に入ります。
古い銭湯だと、入った時点でもう男女別れ別れになるんですが、ここ力湯はそうではなく、ソフトドリンクやビールの入った冷蔵庫がある一寸した待ち合わせスペースのような所が先ずあって、そこから先で男女の脱衣場になります。
脱衣場で脱衣し(ヘンな言葉の使い方ですね)、引き戸を開けて浴室に入ると、まあなんとインダストリー感覚に溢れた空間です。
浴室の中を見て一番に頭の中を流れた曲は、The BeatniksInevitable/来るべき世界(nicovideo viewerが開きます。別途ログインが必要です)という曲。
銭湯に来てBeatniksを連想するときがあるとは思いもよりませんでした。
銭湯には珍しくステンレス(アルミかも知れないですが、そっちの方は全く詳しくないのでどっちかわからん。以後は一応ステンレスで通します)を多用しており、浴室全体が輝いてて、何だかSF的な感じ。
浴槽・柱など、浴室の主要な部分には殆どステンレスを使っています。
各種配管がむき出しになっている事もインダストリー感を増しています。
構成上、リベットを使っている部分があるのですが、それらのアタマはキレイに削って表面は平滑化されています。
その削った部分を敢えて(かな?)補修していないのも工業的なイメージを強くさせてます。

輝く浴槽は男女湯を分かつ壁側に設置されていて、静止湯部分とジャグジー・ジェットバス部分に大きく分かれてます。
その壁がまた変わってて、生きた金魚のはいった水槽なんです。
タイル絵ではありません。
ホンモノが泳いでいます。
モノホン。
「はぁ?水槽が壁ぇ??」
と思うでしょ。
でもその通りなんです。
行って実際に見てみて下さい。
形状が説明しづらいのですが、兎に角水槽です。
水槽なので念の為、一応、隣の女湯が見えるかどうかくまなく確認してみましたが、残念な事に隣が透視出来るということはありませんでした(^^ゞ
湯温は私にとってはほんの少し熱め。まあ、一般的にはちょうどいい具合の湯加減で、お湯からは不思議なことに塩素臭は全く立ってきません。

そしてなんと、人間洗濯機と思われる浴槽と打たせ湯まである。
人間洗濯機は私のあこがれ[1]で、一度は入ってみたいと思っていたのですが、並み居る常連さん達は人間洗濯機を全く「無視」しているみたいに見えて、誰も気にしていないし入ってもいない。
流石に恥ずかしいのでそちらは断念。
何回か通ったら是非試してみたいです。
銭湯に打たせ湯なんてとても珍しいと思うんですが、こちらの方も人間洗濯機同様で、誰も使って無くて、みなさんただただ温和しく主要浴槽に浸かっておしゃべりを続けています。

で、心も落ち着いてきたので更に良く周りを見渡すと、上の方に上がっていく階段が見えました。
昇っていくとそこは(かろうじて)露天状態になっていて、そこにも大ぶりなステンレス製浴槽。
中は濃い茶色のお湯で満たされてて、何か人参関係の薬草湯のようであります。
結構濃密な漢方薬系の香りがしてて、いかにも体に効きそうな感じですが、そちら方面もわたしは詳しくないので実際のところはよくわかりません。

この銭湯はマンションの1階にあるのですが、どうかつて屋上だった2階を無理矢理露天風呂化しているようで、JRの方にある隣のマンションの最上階ベランダからは丸裸な当方が丸見えであります。
まあ、おっさんの全裸を見たがるヒトはそうはいないだろうから、逆にどんだけでも見なさいって感じだけど。
壁には、かつて公衆電話置き場だったと思える台が撤去もされずそのまま設置されてたりする。
まあそれはそれで面白いでしょ。

以上、暫く前の情報なので、いまもこの通りかどうかはわかりませんが、いやあ面白い銭湯です。
銭湯には付き物の刺青入れた人の数も意外に少なく、私が入ったときはたったの一人だけだったし、そういう意味ではフツーのヒトでも気兼ねせず入浴できる感じ。
そのかわり(といっては申し訳ないが)、空自伊丹基地所属と思われる若くて体格よくて短髪のオニイサン達が沢山いました。
誠に活気あるいい銭湯です。
伊丹方面に行かれた際は、ゼッタイに寄った方がいいですよ。

[1]
2007年頃、人づてに「人間洗濯機が置いてあるスー銭が浜松にはある」と聞いたため、これは行かねばと決意しました
そして数日後、その人に場所を訊いて行ってみました。
「ミシマの泉」という名前の銭湯だったんですが、現地に行ってみたら既に廃業してました。
調べると2006年頃すでに廃業してたそうです。
こういう大変残念な思いをして以来、いつかきっと人間洗濯機で洗濯されたいという願望が芽生え、未だに消える事はありません。
それほどまでに憧れているのに、何故あのとき試してみなかったのか、大変悔やまれます。