2014年10月4日土曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(14) R3リストア:例えばこのパーツはどうだろう

全部自分でやろうとすると、当然のことながら作業代はかからない代わりに工具にもそこそこの投資が必要になることが解りました。
イメージ的に言うと、3万円程度でリストアしようと考えているのですが一寸調べた感じだと工具関係に1万円がた持っていかれる感じですので、今まで立てていた「古くなったパーツは原則交換」という方針は撤回し「使えるパーツはとことん使い倒す」に変更しました。
しかし素人の悲しさ、使用可能と使用不可の境界線がいまいちわからない。
よしじゃあ、現在のところ唯一手持ちの工具であるアーレンキーを使って、外した後でも比較的容易に再装着できそうなパーツで少し検討してみよう。





部屋を出て駐輪場に向かい、車体をざっと見渡して、取り外すのはリアVブレーキの左側に決定。
Vブレーキとフレームを固定しているキャップボルトに早速アーレンキーを差し込みます。
キャップボルトは少し錆が進行しているものの、何らかの方法でサビ落としすればまだまだ使用に耐えられそうな感じがします。
少し力を入れて外そうとしてみましたが結構固くて緩まない。
もう少し力をくわえてみたら、ぱしっ、っという感じの音がして周り始めました。
そのまま回し続けると遂に本体がフラームから外れました。
現状はこうです。
© ill-health(ruephas) 2014
これが全体像。

主要部分はアルミ製だと思われます。
表面に錆が浮いており少し汚くなっていますが、強度的な衰えはあまり感じません。
錆を綺麗に落とせれば何とか使えそうな感じはします。
左端のワイヤを引っ掛ける部分は取り外しが出来ない構造になっているため、このパーツを使うとすれば当然これもそのまま使用継続。
錆落としだけの対応しかできません。
右側の穴は、長いキャップボルトを通してVブレーキの本体をフレームに固定するためのものですが、写真で見るとここも何か錆びてるように見えます。
ただ実際にはそんなことはなく、きれいなものでこの部分に問題は無いと思われます。
ブレーキ・パッドは予想よりも減っていないように見えます。
ただこれは樹脂製品であり、ある一定の期間屋外で保管されている事を考えると劣化している可能性が高く、交換したほうが良いと思われます。
しかし果たしてアルミに発生した錆を落とすことが出来るんでしょうか?
アルミ サビ落とし 自転車というワードで検索してみましたが、ピカールなどで磨くしかないという感じです。
ひどければ細い目の耐水ペーパーで落としてから仕上げにピカールを使うということらしいですが、その後錆止め処理するのは必須でしょうね。
しかし主要部分は何とか出来そうな気がしてきました。
問題はこっちです。
この写真は1枚めの写真とは逆側から撮った写真です。
鉄製パーツには真っ赤でしつこそうな錆が発生してます。

まずVブレーキにブレーキ・パッドを固定するキャップボルトがもうありえんぐらいに錆びきってます。
あと、Vブレーキ本体にブレーキ・パッドを挟んでいる部分に使われているワッシャも見事なまでの錆っぷり。
ここまで錆びていると「落とす」という選択肢はありえないような気がします。
「交換」しかないでしょう。
ブレーキ・パッドを交換するとき、これら錆びている部分もアセンブルされていると助かるのですが、もしそうでなければこれに相当するパーツを入手する必要があります。
ブレーキという安全に係るシステムの重要なパーツですので、このVブレーキに完全フィットするしっかりした部品が必要なんですが、そういうものをメンテパーツとして入手できるかどうかがわからない。

右端の部分にあるややこしそうな部品は何のための機能を果たしているのかよくわからないのですが、こっちも少し悲劇的です。
写真だと相当わかりづらいんですけど、何かを固定、或いは調整するための小さなネジがついてるんですけど、それが錆により完全に固着してしまってます。
あと何か材質不明のバネ状の部品もあるのですが、それも錆びていて一寸使えない感じです。
この部分だけ交換できれば良いんですが、素人目にはVブレーキ本体とアセンブルされていて単独での交換はムリっぽい気がする。
そうなるとVブレーキごと交換ということになり、コストアップは避けられません。
せめてブレーキレバーがそのまま使えれば多少コストは抑えられるのですが、そっちのほうの検討は別途行いたいと思います。

この辺の知見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、私にご教授いただけると嬉しいです。
私自身も近隣のショップにいって意見をいただこうと思います。

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