2015年3月29日日曜日

温泉に行かない日(293) 万難を排してマツダロードスターを買うことにしよう

今、一生懸命思い出してるんですけどね。

スプリンターXL(4速マニュアル/鋼鉄のクラッチ/ハンドル含めてパワー装備一切なし/お父様のお下がり)⇒ライトエース(3速コラムマニュアル/知り合いのを貸してもらってた)⇒セラ(5速マニュアル/新車)⇒スポーツシビック(オートマチック/新車)⇒アルト(4速マニュアル/4ナンバー/中古)⇒シビッククーペ(オートマチック/左ハンドル/中古/全国限定600台のみ販売)⇒フィット(オートマチック/中古)⇒スイフト(オートマチック/中古)
というのが私の車歴。
セラからスポーツシビックに乗り換えたのは家庭の事情。
シビッククーペは前からどうしても欲しかったから、中古車の広告を見た瞬間会社を休みディーラーに直行・即買い。
現在のスイフトはほんの腰掛けのつもりで買ったんだけど、その割には既に10万キロを越え、今まで乗った車で最も長い距離を走ったことになります。
しかしそのせいかインストルメンタルパネルの中では今日も元気にエンジン警告灯が点灯中で、車のあちこちからギシギシ音がしており、ヘッドライトレンズは白内障で雨の日には前は全く見えない。
しかしエンジンはまだ絶好調、少しだったら高速で生意気なメルセデスを煽れる程度には全然走るんで、去年車検を通しあと1.5年は乗ろうと思ってました。

が。

まず、ホンダがS660を出すと聞いてううむそうかと思い、場合によっては買うかと思い始めた。
オレ、基本はホンダファンなんです。
しかし情報を集めるとなんかホンダらしくない感じになってる気がして段々興味が失せてきた。
高そうだし、阿保でも走らせれる仕上がりになっているようだし、ユーティリティが全くないのは流石に日常生活に差し支える。
そのうちダイハツのコペンが、大好評だった丸目モデルを復活させると知り、知り合いがダイハツに勤めてることもあってこれは買うかと。
情報によれば連休中にも発売開始との事だったのでこれはどうしようかと悩んでおったわけです。
デザインは素晴らしい。
しかし矢張り軽にしては高い。
ううむこれはもう暫くはスイフトと生活するしかねえかと決めました。
一応そう決めたは決めたのですが、前から気になっていたNDロードスターの結構確度が高そうな情報が次々に入り始めて来たのであります。

最低限のスペースユーティリティはあるものの、基本は走るためだけの車。
排気量も1.5Lということでオレにちょうどいい。
パワーも130馬力程度と、かつてのシビッククーペと同じで扱いやすそうだ。
マニュアル設定のほうがメインであることも嬉しい。
そして何よりカッコいい。
どう見てもカッコいい。
オレのようなチビハゲ短足ジジイが乗るのは犯罪ではないかと思われるくらいにカッコいい。
一番最初に乗ったお下がりスプリンターのあの鋼鉄のクラッチ。
渋滞にハマってマジで左足が攣ったことも有るんですけど、今日日のクラッチは軽いと聞くし、オレみたいなジジイでも何とか転がせるだろう。
別にケツ滑らせてコーナー攻めるトシでもないし、高速を160キロ巡航で飛ばすわけでもなし、気に入った車で普通に日常が過ごせれればそれでいいんでね。
価格的にはベースグレードのSであれば、ホンダS660+数十万円程度という250万円で買えそうだという事がわかってきたため、それだったらそっちのほうがいいじゃないかという方向に強烈に傾いているわけです。

私は、車には実用性は不要だと思ってます。
7人乗れますとか、自動でブレーキが掛かりますとか、荷物がたくさん載せられますとか、高級感がありますとか、後ろでもテレビが見れますとか、自動でギアが切り替わりますとか、オットマンがついてますとか、篦棒に静かですとか、そういうのは基本一切不要。
多少は不便でも楽しく走れれば、そんでいいの。
そんでもって、多少の不便はたいていなんとかなるもんなの。
実際これまでも子供が生まれたばっかりなのに、セラという実用性ゼロの車を買い、子供が大きくなってどっか出かけたい盛りだというのに2ドア左ハンドルのシビッククーペを買い、等という非常識な車選びをしてきました。
それでも遠出もしたし、一応の物も運べたし、本当に困ったぞということは一度もなかったな。
今度買う車はもしかして人生最後の車になるかもだけど、最後だから従来から持ってた考えに沿う車にしようと思っていました。
NDロードスターはその考えに最も近い、というかその考え通りの車だと思いました。
買うしかないでしょ。

しかし不安もある。
ガソリンがハイオクなのが気になるのはオレのケツの穴が小さいからかな。
スペシャルパッケージ以上のグレードに標準装備されるマツダコネクトというシステムで使えるカーナビがクソらしいのも悩みの種。
そして勿論目下最大の問題は、そもそも「購入稟議」が組織内でまだ未決裁という点だ。
根回しすらできていない。
てか、するのが怖い。
仕方ない、世の中でちょくちょく耳にするあの荒業、
「御免、今日ちょっと車買ってきちゃった」
作戦に出るか。

小山町町民いこいの家 あしがら温泉(1)

桜もちらほら咲き始め、春を迎えた人々は何となくウキウキしている感じですが、一方の私はここ数ヶ月何となく気分がすぐれなくてモヤモヤしてます。
これといった理由は思い浮かばないのですが時としてこんな感じになってしまい、精神的に引きこもりをしているわけですけど。
そんな気分を変える必要を感じたので、折角のお休みだし風呂にでも行くかと小山町に行きました。
小山町には小山町町民いこいの家 あしがら温泉(静岡県駿東郡小山町竹之下456-1:0550-76-7000:¥500/3h:10:00~21:00)というところがあります。
もう殆ど御殿場市という場所です。
富士市からだと、富士山こどもの国経由のルートを使えばほぼ1時間という距離感です。

途中、東富士演習場を通るのですが、本日は何か演習場内の野焼きをやっていて、草原のアチラコチラで炎が上がっており、それを監視する自衛隊のお兄さんたちが道際に立ってます。
空からは灰というか燃えカスが結構な量降り注いでおり、それは温泉についても降ってきていたのには驚きました。
もしかして俺んちにも来てるんじゃないかと思ったくらいです。

現地につくと、敷地には小さな桜が沢山植わっていてもう開花してます。
ああもう花見の季節か、数字稼業を始めてからまともな花見なんてしたことないなあと悲しい思いを抱きつつ中に入りました。
券売機で500円支払って浴室に向かいます。
途中に休憩所があって、テーブルは殆ど埋まってます。
どうやら持ち込みOKなようで、おっさんおばさんたちが持ち込んだ食べ物をつつきながらビールやお茶を飲んでます。
いいなあ、オレも風呂あがりにああやってビール飲みながら休憩したいよ。
脱衣所は明るい感じで、広くは無いですけど混み合い感もありませんでした。
さっさと脱衣して浴室に入りかけ湯。
もしかしてあのかけ湯も温泉かもしれないんですけど、うむ少し熱い感じだ。
これはもしや、と思いつつザバザバかけ湯をし、お尻の穴も綺麗にしてから内湯はスルーし先ず露天風呂に。
外にでる扉を開いた途端、疾走する無数のクルマ、バイク、トラックのロードノイズ、エンジン音が耳に飛び込んできました。
そう、この温泉のすぐ脇には東名高速が走ってるんですね。

まあ興ざめっちゃあそのとおりだけど、名称からして元々は小山町民のための温泉施設なんだろうし、静かな温泉を作るためにここより不便な山ん中に作ることも本末転倒でしょうからなあ。
高速道路の音を聞きながらやや熱めの露天風呂に浸かり正面を見ると、沢山の雲を身にまとった富士山。
富士山中腹左側にぽこっと飛び出ている部分があり、あれは宝永山なのかなあ?
角度的には違うかもしれない。
準富士市民としては、富士市から見る富士山が一番だと当然思ってるんですけど違う角度からの見栄えもそれはそれなりに良いです。
暫く入ってるうちに東名音もあまり気にならなくなり、じっと瞑目して腰湯スタイルで20分ほどそこに居ました。
お湯は基本MTMMですが、かすかに温泉のかおりのようなものも感じます。
浴槽からは少なくない量のオーバーフローが見られますが、循環装置もきちんと稼働していて、あまり気にはなりませんが塩素の香りもあります。
ちなみに脱衣所には小さなホワイトボードに「只今の塩素濃度 0.8mg/L」と手書きされていて、こんなの見たの初めて。
厚生労働省の基準によれば、残留塩素濃度は 0.4~1.0mg/Lとのことですのでまさに基準通りということですね。
何故か露天は人気がなく、殆ど私の貸し切りでした。
次は内湯ですが、富士山が見える方向は巨大な窓になっており、開放感は満点です。
と同時に、室内は基本黒で統一されいて落ち着きもあります。
天井は木が貼られていて、音の反響があまりなく、勿論高速のノイズも入ってきませんので静かに温泉に入っていられます。
かなり大きな浴槽で最大人数ベスト人数ともよくわかりません。
こちらも矢張り結構オーバーフローあせてますが、そのお湯は洗い場ではなく窓際の排水口にのみ流れ出ている構造なので、実際は回収して循環させていると思いますが、浴槽内で回収して循環させるのよりはよっぽど清潔度は高い気がします。
温度計を見ると42℃ということで、私にとってはちょいと熱い。
全身浴は短時間しか出来ず殆どの時間を腰湯、足湯スタイルで楽しみました。

汗をかきかき温泉に浸かりながら「あしがらといやあ、やっぱ金太郎かぁ。しかしあいつ、何を担いでいたんだっけ?ふんどしだったか?ううんいかんなあ、年をとるとこんなことも忘れるわ」などと考えていると、入り口から小学校高学年くらいでやや小太り短髪、太めの眉もきりりとした少年が入ってきました。
これがまさに金太郎を彷彿とさせるにふさわしい少年でありました。
赤いなんていうのあれ、お腹に「金」って書いてあるあれと、何だったかデカい斧みたいなやつを着させてその辺り歩かせれば完璧な金太郎だ。
ううむ流石あしがら温泉、テレビのドッキリじゃねえかこれ(年がバレる)と思いながらもう少しだけお湯に浸かってから家に帰りました。

泉質、立地環境に関してはやや残念な部分もありますが、まあ合格だと思います。
地元の有名人、金太郎も出没するわけだしな。

2015年3月15日日曜日

プロジェクト "山神社"(4) 入山瀬から富士根の未開拓地と自分の気力

例年この時期は極端に投稿が減りますが、今年もあと2ヶ月ほどは余り書けない日々になりそうです。
ちょっと忙しい上、トシを食って気力が続かない事が主要因なのでこれは仕方ない。
今日も疲れていたので余り動かないつもりだったんですが、外の空気を吸うのも必要だと感じて温泉じゃなく山神社に参拝してきました。
行ってきたのは、JR竪堀駅付近の2社と厚原の川久保山神社です。
で帰宅して公式マップを更新したのですが、それを見て思った事。
JR入山瀬駅から富士根駅にかけてにある8社ほど有る山神社が何故が手付かずのまま未参拝社として取り残されているなあ。
例えば、
「この辺りに嫌なヤツが住んでいて行きたくない」
とか、
「大山くんが夜、私の枕元に立って『きみ、あのへんには行かなくて良いのだ』と語った」
とか、
「何回も行こうとしたのだが、そのたび何故が車のエンジンがストールする」
とかいう何かの理由が有るかというとそうでもなく、たまたま取り残されているだけのようです。
当面の目標として「富士市内にある山神社、大山祇命関係の神社はすべて参拝コンプリートする」というのを掲げてますので、次週にでも一気に8社、参拝してかまそかなと考えてます。
気力があればね。

ちなみに実は今日は富士錦酒造の蔵開きが行われた日なのですが、気力が沸かないことが理由で今回はあっさりパス。
あと、メルボルンでF1開幕戦「2015 FORMULA 1 AUSTRALIAN GRAND PRIX」をやっているのですが、視聴契約していないのでそもそも見れないことと、応援しているマクラーレン・ホンダの惨敗が目に見えており、それが原因で気力が更に削られてしまっては良くないという理由でネット上のニュースもチェックできないという為体。
この「気力」というものが低下しているのはトシだけが原因ではないはずで、何とかしなければと考える日々であります。

2015年3月1日日曜日

温泉に行かない日(292) デイ温泉ドットコムが使いやすい

毎年今くらいから5月末まではいろいろ忙しく、また気苦労も多いためここへのポスト数も激減しますし、実際に温泉銭湯へ足を向ける機会も激減します。
しかしそんな中、今日は珍しく何の予定もありませんので、気力が残っていたらどっかの温泉に行こうと考えていたんですけど起きてみると雨が降っているし、従って気分も塞いできたのでひきこもりを決め込んで掃除したり洗濯したり本読んだりゴロゴロしています。
ゴロゴロするのにも飽きたので、何ヶ月かして気分が上々になったら行くべき温泉を探そうと思ってネットで色々情報を拾っているところです。

温泉探しについては各々の方のいろんな流儀が有るとは思うんですが私の場合、以前は@nifty温泉というサイトをよく使ってました。
そのサイトには投稿もしてたんですけど、(今はいざしらず当時は)ちょっと使いづらくてそのうち使うのをやめちゃいました。
あと、どこの何方か素性は全く存じ上げないのですが、ミツ@刈谷という人がやっている日帰り温泉へ行こう!愛知県刈谷支部というサイトが有り、個人系サイトにも関わらず更新周期が大変に短く(見習わないと)内容も簡潔適切でわかりやすく、今でも大変重宝しております。
重宝してはおりますが、サイト内検索がややしづらいのが玉に瑕であります。
あと、いろいろなウェブサイトが星の数ほど有るのですがいずれも帯に短し襷に長しであり、経常的に愛用できるサイトは案外無いものなんですね。

で、今日見つけたのがデイ温泉ドットコムというサイトであります。
PC版もスマートフォン版(http://www.day-onsen.com/daysp/)もあります。
先にこのサイトの残念なところを1点だけ書くと、サイト名の通り基本は「温泉のみ」を対象としていることです。
普通の銭湯なんかもぜひ取り上げてほしいものですが、とは言ってもいわゆるスーパー銭湯なんかはある程度掲載されているようです。
残念なところはそのくらいしかなく、それ以外は自分が日頃「こういう温泉検索サイトがいいなあ」と思ってた内容・機能が揃っています。
特に検索機能が凄くて、自分があるといいなと思っている検索条件をほぼ網羅しています。
例えば、
・共同浴場
・日帰り入浴OKの宿
・食事持込OK
なんてのもあるし、泉質で絞込も出来ます。
更に凄いのはフリーワードでの検索がand条件・or条件それぞれで出来たりします。
検索条件も保存できるし、検索して出てきた施設に関する情報も実に充実しております。
これらはサイトに掲載する各温泉施設の属性をかなりきちんと整理しておかないと出来ないことだと思います。
会員登録すればマイページを持つことが出来て気になる施設を記録しておけるし、未掲載の温泉があれば申請して登録できるし、既存の施設情報の修正も簡単に出来るみたいです。
検索結果を地図表示させることが出来るのも便利。
他にもいろいろ便利な機能が有るんですが、そういった機能の幾つかを持ったサイトはあるものの、ほぼすべてを網羅しているサイトはこのサイトくらいでしょう。
なお、スマートフォン版は当然のこととして「現在地の近くを検索」機能もあります。

現状でも結構な数の温泉が登録されてるみたいですが、私が行ったことのある「のみ可」の旅館などまだ未掲載の情報も若干あるみたいですので、時間が有る時に登録していきたいと思います。
サイト管理は個人がやってらっしゃるようですが(サイトポリシーの末尾にある「サイト管理者」を読むとそんな気がする)、どうか頑張って育てていってほしいものです。
行くべき温泉を上手に見つけられないとお嘆きのご同輩、あなたもこのサイトを利用してお好みの施設を探してみてはいかがでしょうか。