2015年5月17日日曜日

プロジェクト "山神社"(9) 高原山神社

函南町の山の神社を参拝後に行ったのは、高原山神社。
読み方が「たかはらさんじんじゃ」なのか「こうげんさんじんじゃ」がイマイチわからないんですが、一応「こうげんさんじんじゃ」を採用します。
場所は、伊豆にらやまカントリークラブの西側。
なんかゴルフ場の近くに山神社有るケースはちょくちょく見かけます。
多くのゴルフ場が山ん中に造られているからかもしれません。
ゴルフ場のほうがあとから来たんだから、先住民というか先輩というか、そういった立場の人に挨拶(直接的に云えばカネ)をしてくれよと思うのであった。
まあいい、大山くんにカネは似合わないから。

途中「富士見ニュータウン」という別荘団地を抜けていくのが近道なんですが、その道には「関係者部外者以外の通りぬけ厳禁」などとふざけたことが書かれており、しかしそれを無視して走ります。
実は、走っていたら武装した係員のような奴が脇からにじみ出てきて、
「オマエ!誰の許可を得てこの路を走っている?!」
等と誰何されるのではないかとビビりながら走ってたんですが、当然そんなことはありませんでした。
結構アップダウンが激しい道ですがちゃんとした舗装路であり、苦もなく神社の近くまで到達。
そこにあった案内が良かった。
誇大広告だ。公取に通報~!
© ill-health(ruephas) 2015
 「家内安全・交通安全・学業成就・商売繁盛・病気平癒・良縁を結び厄切り」

大山くんの本業「以外」の仕事がずらずら書かれている。
特に笑えたのが「商売繁盛」。
商売が繁盛してりゃあ、大山くん自身ももっとデカく手広く商売してるっていうの。
まあ、おれは大山くんの貧乏っぷりが好きなんで、今のままがいいんですけど。
しかしこの調子じゃ「山神社」の名前を纏った別の奴が祭神か、と訝りつつ神社本殿へ。
しかしここもなかなかいい感じの佇まいだなあ。
そしておっと、参道手前には由来書きがある。
いいぞ。
© ill-health(ruephas) 2015

由来
高原山神社は昭和二十三年御殿場山神社より御神体をいただいて、先代の方々により建立され高原の守護神としてお祀りしてしてありましたが、社が朽ちたので、平成六年十月高原全戸と協賛の部落外の方々の寄付金によって、神明造りの社に新築されました。
主祭神大山祇命様の御神霊をいただいてお祀りしてあります。

なるほど、新しい神社らしい。
ただし、静岡県神社庁サイトでは記載が無いので、あくまで地元の方々による地元の方のための、なんていうのか私的な神社ということなんでしょう。
© ill-health(ruephas) 2015
しかしそこで敢えて大山くんをチョイスしたのはナイスだぞ、高原の住民とやら。
しかも朽ちたらカネを集めて再建する。
あまつさえあまり関係ない部落外の人からも集金して再建する。
素晴らしい。
社殿横にある御神木も立派。
社殿横にある金属製ポストのような賽銭箱に10円を投入して参拝。

よし大山くん、いろいろ頼んだぞ。
特に「商売繁盛」に関しては公私ともどもよおくお願いするからなんとかしてくれ、頼む。
しかし、だめでもともととも充分に知っている。
ダメそうなら無理は禁物だ、軽やかにスルーしてもオレは恨まないから大丈夫だ。

参拝を終えて毎度のごとく「スミマセンちょっと失礼しますよゴメンナサイ」とひと声かけてから社殿内を撮影。
© ill-health(ruephas) 2015
神殿内によくある鏡とか(流石に太鼓など大型神具を格納するスペースはないけど)に混じって備えしてある御札には、
「高原山の神様(社) 祭神 大山祇之大神」と書かれていました。
よしいいぞ。
大山くん、地元の期待に応えて、厄を切って切って切りまくってくれ。
頼んだぞ。



【高原山神社】
別称:高原山の神様
初参拝:5/16/2015
鎮座地:静岡県伊豆の国市中1612−47
主祭神:大山祇命(大山祇之大神)
創建:昭和23年
Map Code:116 464 623
北緯:35.05066
東経:138.9951814

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