初夏を迎えると行きたくなる温泉といえば、先ずは今般日本では珍しい七色炭酸泉ということで最近マニアからとみに注目されている倉真赤石温泉の屋上露天風呂(ハンドメイド)、硫黄の香りも爽やかな佐野川温泉、大変澄明で清潔感の有るお湯が特徴の富士見館ですね。
この3つの温泉の共通項といえば言うまでもなく「温度が篦棒に低い」ということです。
やや熱くらいの露天風呂に入って湯だった体を外気で冷やす、というのもそれはそれで乙なもんですが、抑、最初っからぬるい温泉であれば入っててものぼせないんで、長〜く入浴できるのがいいですね。
私は暑がり、熱がりなんで。
倉真赤石温泉は冒頭の通り七色温泉が最近注目されてて、あろうことかガッツ石松氏が真冬の12月、屋上オープンエアの非加熱源泉浴槽に入ったとのことですが、熱がりなオレでも流石にそれはないわ。
今は気温も高いので何の問題もなく入れそうですが、富士からだとちと遠い。
佐野川温泉はこの辺じゃ最強の温泉だと思いますし、温泉で飼ってる犬もカワイイんですが、最強の温泉だけにやたらに混むのが難点。
じゃあ、富士見館に行きましょうと決めました。
特に「のみ可」の温泉旅館の浴室は、日帰り専門の施設より全然空いているケースが多いので、嫌な客に苛つきながら温泉に入る可能性も断然低くなるというメリットも有ります。
富士見館はアパートから1時間位でついちゃいます。
2回めの来訪なんで館内の様子はだいたい分かる。
おばちゃんに500円払って入館しました。
で、今回は敢えて一番熱い浴槽から入浴。
なんでかというと、先ず41℃の高温を体に食らわせた後に非加熱の低温浴槽に入ったほうが、よりその低温っぷりをガツンと感じられるのではと考えたからです。
高温と低温の温度差は約10℃もありますので楽しみであります。
41℃といえば殆どの人類にとっては適温でしょうが、オレにとってはちと辛い。
それでも頑張って5分入浴し、ざばと抜けだして低温浴槽へ。
くぅ〜、気持ちいいなあ。
ぬるいお湯が好きな人にはたまんないと思いますよ。
ベストポジションは窓側のジェットがない部分。
静かに入浴を楽しめるし、逆側に有るジェットの影響で微妙にお湯が揺れ動いてるので気持ちよくてイネムリ出来るくらいです。
イネムリしたり、庭に何故か設置してある旧式の郵便ポストを眺めたり、浴室内に掲げられた効能書を読んだり、時々高温泉に入ったりしながら1時間ほど楽しみました。
残念なのは矢張り塩素臭。
これさえなければなあ、とつくづく思います。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。