2015年5月6日水曜日

プロジェクト "山神社"(6) 山神神社

連休に入り、単身赴任先にずっといるのも何だし、抑ここ数ヶ月まともに帰省していないのは流石にヤバイだろうということもあって浜松に帰りました。
帰ったと云っても特にすべきことはなく(本当は有るのだろうけど)、国内散り散りに暮らしているガキどももバイトで帰れないということでどっか行楽地に行くということもなく、これ幸いと出かけたのは温泉ではなく大山くん関係神社。
磐田市にははっきり大山くん関係だと判明している神社がいくつかありますが、ビミョーな神社も幾つかあり、今回はそのうちの2ヶ所。
ひとつは山神神社(静岡県磐田市富丘415)、もうひとつは山神神社(静岡県磐田市富丘723−1)であります。
要するにどっちも山神神社で、それぞれ非常に近い場所に有るのですがベツモノです。

で、一箇所目の山神神社。
カーナビに従って進み、ここがそうだという場所の道端に車を停めたのですが擁壁しか見えない。
ただ、その擁壁にオレがギリ通れるくらいの幅の狭い階段があり、その先には神社の神殿部分と思われる建物が見えます。
この階段を通り抜けることが出来なさそうなやつを
オレは何人も知っているぞ
© ill-health(ruephas) 2015
その階段を上がっていくとやはり神社の裏手に出ました。
参拝する前に表の方に歩いて行くと鳥居があり、鳥居の下を通らないように更に先に続く通路を進むと「山神神社」と書かれた石柱がありました。
ただし、由来などが書かれたものはありません。
うむ、神社名は山神神社で確定ですが、中の人が誰なのかは今んとこわかりません。
改めて明神鳥居を見上げるとそこにも山神神社と書かれた額束。
一礼して鳥居の右側をくぐり抜けて参拝。
その後、拝殿の中をのぞき込んだり神殿の裏側を探ったりしました。
とはいえ、大山くんっぽい感じは非常にあるなあ
© ill-health(ruephas) 2015
拝殿には往々にして神社庁からの認証状のようなものがあったりして社格とか等級が書いてあったりするし、実際ここにも掲げられてましたが暗くてよくわからず、拝殿神殿の周囲にヒントは何もなし。
帰宅後ですが、静岡県神社庁のサイトを見てみましたがそこにも情報は何もなく、矢張り中の人問題はこのまま未解決のままになっちゃいそうです。
ついでに苦言を垂れますが、静岡県神社庁のサイトの情報量は余りに貧弱に過ぎます。
他の都府県神社庁のサイトに比べて全くダメダメであります。
猛省を促します。
お前らちゃんと仕事しろよ静岡県神社庁、と声を大にして訴えたい。


次の山神神社。
車で数分の距離に有ります。
モナコ市街地コースのタバコ屋コーナーっぽいヘアピンカーブを立ち上がった辺りに建っています。
こっちの山神神社には、本当に何も無いです。
寡黙な明神鳥居
一体君は大山くんなのか?
© ill-health(ruephas) 2015
神社名を彫った石柱なし、鳥居の額束にも神社名の記載なし、由来書きの類もなし、拝殿神殿内に参考になりそうなものもなし、な〜んもなし。
ここが本当に「山神神社」なのかどうかさえも現場で判ずることは出来ません。
いつも不思議に思うんですが、地図屋さんは何を根拠にここが「山神神社」であると判じることが出来るんだろうか?
まさかいちいち法務局に行って法人登記簿を確認しているわけでもあるまいしなあ。
こっちの山神神社は最初からきちんと鳥居方面から入り込むことが出来たため、鳥居の手前で一礼し、参道の端っこを拝殿まで進み参拝。
拝殿神殿はなんて言うんですか、あれはスレートっていうんでしたっけ、波々の建材でできていて、正直いってあんまり神々しさは無いです。
しかも肌色。
もうちょっと色を考えればいいのにと若干憤慨しつつ神殿部分に回りこむと、珍しいことに神殿内部をガラス越しに拝見できる変わった構造をしてました。
神殿部分側面がガラス窓
初めて体験する建築様式で、まさにガラス張り
しかし、君の名前はわからない
© ill-health(ruephas) 2015
木造の祠がガラス越しに間近に見えます。
これはありがたいと思い、ここでも再度二礼二拍手一礼でお参り。
いや本当にありがたい。

しかし君の名がわからないのだが本当に残念だよ。

一般的には「山神神社」という名前の神社の場合、祀られているのは大山祇命なので、恐らく今回の2社も祭神は大山くんだと思います。
しかし鎮座地が磐田ということもあり、地元富士市のように図書館で古い文献をあたることもままならず、先ほど書いたとおり静岡県神社庁が公開している情報も誠に貧弱なため本当のところはなんとも云えません。

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貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。