2019年7月24日水曜日

五十肩との戦い(1)

先般ポストした通り、ワシは五十肩になってしもうた。
症状は左肩のみに発現していて、左手を前方に上げる分には問題あるもののまあまあ大丈夫じゃけど横方向に上げたり回転させたりというやや複雑な動きの場合は問題だらけという状況。
発症して、というか正確に言うと発症していることに気づいて、このままでは近いうちに到来する老人時代を健やかに過ごすことに深い危惧と憂慮を感じたワシは直ぐに近くにあるリハビリ専門病院に赴き、お医者さんに診て貰って写真を撮られたりぐるぐる回されたり伸ばされたりぐいと曲げられたり撫でられたり角度を図られたり「ふうむ」と云われたりした。
太い針の注射をブスリというのも2回やられた。
こういった様々な事をされ、ロキソニンテープのパチもんを患部に貼り、ロキソニン錠のパチもんを服用し、温泉銭湯に赴いた際にはお医者さんに云われた通り痛くない範囲で伸ばしたり回したりしてみた。
何にも変わらんかった。

一昨日、半日休みをとって病院に行ってきた。
「どうです、あれからお変わりありませんか?」
まるで久しぶりに偶然あった旧友同士の挨拶じゃ。
お医者さんはワシの左腕をぐるぐる回したり伸ばしたりぐいと曲げたり撫でたり角度を図ったり「ふうむ」と云ったりした。
「リハビリしましょう。今日からやります」
ふうむ、藪から棒だな。

暫く待って、リハビリの部屋に案内された。
篦棒にデカい部屋であり、多くの人と多くの職員がわさわさわさわさリハビリに励んだり指導したりしとる。
椅子に座っとったら若いおねえさんセラピストがワシの方に歩いてきて、
「担当の〇〇です。よろしくお願いします」
と挨拶した。
「体の状態をいろいろ確認したいので、あちらのベッドの方まで行っていただけますか」
その後、立ったり座ったりぐるぐる回されたり伸ばされたりぐいと曲げられたり撫でられたり角度を図られたり「ふうむ」と云われたりした。
その後かなり長い時間をかけて、痛みのある肩の部分にマッサージのようなことをしたり、その周辺を撫でたり押したり、ここ押したときの痛みは死にそうなくらい痛いのを10としたらどのくらいの痛みですかとか訊ねられたりした。
「死にそうなくらいの痛みは感じたことないです」
「まあそれでも、イメージ的にはどうですか」
「この間肩にやられた注射の時以上に痛いです」
「ふうむ」
などという会話を交わしたりした。
時間にして1時間くらいじゃろうか。
「さて今日はこれで終わりです」
と言って、肩を伸ばすような運動をやって見せて、
「毎日この運動を空いた時間にやってみてください。伸ばすのは痛くなる寸前で止めてくださいね」
と申し伝えられた。
この運動を続けてどうなるか様子を見てみよう。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。