2021年10月9日土曜日

プロジェクト "山神社"(80) 大山祇神社の例大祭

いやあ、今年は8月から9月末にかけてガチ猛烈に仕事が忙しく、土日祝出勤も多く、たまの休みはぐんなりしてベッドで横になっておることが殆どじゃった。
じゃから前回の投稿から間が空いてしもうた。

最近になってやっと余裕が出てきたもんじゃから、以前からぜひ見てみたいと思っとったお祭りに行ってきた。
浜松市和合町にある大山祇神社(静岡県浜松市中区和合町189)の例大祭じゃ。

いつもは閉じられておるお社も今日は全開♪
氏子さん方や町内関係者が中で段取りなさっとる
© ill-health(ruephas) 2021

神社のお祭りというとたくさん出店がきて賑わうというのがイメージじゃが、武漢ウイルスのこともあり神事のみというシンプルな内容じゃ。
あ、ちなみにワシはこの神社の氏子ではない。
氏子の正しい定義をワシは知らんが、まあその神社の近隣に住んどる信者ということになろうが、ワシはこの神社からだいぶんに離れたところに住んどる。
ではなぜお祭りに出たいかと云うと云うまでもなく、御祭神の大山くんが好きじゃからじゃな。
また社名も「大山祇神社」とそのものズバリであり、それも気に入っておる。
まあ「崇敬神社」に近い感じじゃろう。
例大祭は10月6日となっておるが、実際には多くの神社と同様にその周辺の土日に執り行われることが多く、今年は10月2・3日に開催された。
ワシは神事が行われる3日に行ったわけじゃ。
事前の情報では「オリジナルお守りや安全運転ステッカー、更には大山だんごさえ売られとる」とのことであった。
この規模の神社でオリジナルのお守りやステッカーを作るというのはそうそうないと思うのでワシはぜひ買おうと思っておった。

境内に入ると右手にテントが張ってあり、そこで大山くんグッズを販売しておる。

やあ、事前情報通りじゃ
これは買わねば!
© ill-health(ruephas) 2021

早速行ってみると「大山祇神社」と縫い込まれたお守り(500円)、「無事かえる」という文字と「大山祇神社」の名を印刷しておる交通安全ステッカー(100円)、そして大山だんご(みたらしとあんこの2種類:300円)が事前情報通り売られておる。
ワシは屋も盾もたまらずすべて購入した。
売店のお母さんは「今回のお祭りで最高額のお買い上げ」といっておった。
ちなみに大山だんごのチョイスはみたらしじゃ。

見事な品揃えと云わねばなるまい
「無事かえる」のコピーはどストレートすぎてむしろ秀逸
© ill-health(ruephas) 2021

ワシは買い物するのは好きでも嫌いでもないが、今回は珍しく「ああ、買ってよかった」ととても満足できた。
大山くんの名を冠したグッズは三嶋大社とか四国の大山祇神社など、デカい金持ち神社くらいでしか売っておらんじゃろうし。

境内を暫くウロウロしておると、女性の宮司さんとそのアシスタント役っぽい男性が現れた。
いずれもマスクをなさっとる。
この女性宮司さんは新聞でも紹介された方で、もともとはキャビンアテンダントとか大手商社で受付をしておったというヒトじゃ。
拝殿にはパイプ椅子が並べられ、マスク姿の氏子さんが腰掛け始めた。
ワシは氏子でもなんでもないので拝殿の外から見物しようと思ったおったんじゃが、売店担当のおっちゃんが「おーい、◯◯さん(多分氏子総代のヒト)。まだ座れるじゃろう。このヒトも上にあげられんか」と声をかけてくださった。
「おう座れるよ」とそれに答え、ワシに向かって「ぜひご参列下さい」と云ってくれた。
「氏子じゃないですけど大丈夫ですか」
「大丈夫ですよ」
これはもしかしたら、高額購入者たるワシへのサービスかも知れぬな。
ワシは恐縮しながら拝殿に上がり、用意してくれたパイプ椅子に神妙な面持ちで腰掛けた。
前には式次第が掲示されとる。

いくつもやることがあるようじゃが
時間的には全部で30分程度
© ill-health(ruephas) 2021

ワシは大山くんが好きでたくさんの大山くん物件に来訪しとるが基本は無宗教であり、この例大祭のような正式な儀式に参加するのは実は2回めで作法も何も知らぬ不心得者じゃ。
なにか間違いを犯して神事をぶち壊しにすることだけは避けたいものじゃと思ったが、実際には進行役の総代さんがポイントポイントで頭をお下げ下さい、お直り下さいなどと指示をくれるので助かった。
最初に宮司さんが神事とは関係なく「最近はやっとコロナウイルスも下火になってきましたが、まだまだ油断せず気をつけて生活いたしましょう」などという感じのご挨拶があった。
それから本番の神事が始まるわけじゃ。
式次第を書き写してみると、
一 修祓(お祓いのこと)
二 宮司一拝(宮司さんが御祭神に深くお辞儀すること)
三 開扉の儀(神殿の扉を開けて御祭神に出てきてもらうこと)
四 献饌(お米とかお酒を御祭神に献上すること)
五 祝詞奏上(宮司さんが御祭神に祭文を申し上げること)
六 玉串拝礼(玉串を御祭神に掲げて拝礼すること)
七 撤饌(御祭神に献上したお米とかお酒を下げること)
八 閉扉の儀(神殿の扉を締めて御祭神に戻ってもらうこと)
九 宮司一拝(宮司さんが御祭神に深くお辞儀すること)
本当は最後に「直会」(御祭神に捧げたお供え物をみんなでいただくこと。まあ打ち上げの軽い宴会みたいなもんじゃろう)というのがあるらしいんじゃが、今回は武漢じゃしやめておきましょうとなっとるようじゃ。

神事は滞りなく進み「開扉の儀」になると、宮司さんが前に進み出て大山くんが住まわっておる奥の神殿の扉を開き始めた。
わしは、
「おお!凄い!大山くんの家の中を見れるぞ、やったなあ!」
と思わず目を凝らしてその様子を見ようとした。
他の氏子さんたちも同じ思いらしく、皆さん前に座っとるヒトの頭と頭の間から何とか奥の方を見ようとしとる。
ぎぎぎぎぎ〜っ、という音がして、さあ開き始めたぞいよいよじゃなあと胸熱になりながら更に目を凝らしたその瞬間、氏子総代の「頭をお下げ下さい」という重々しくも冷徹な一言が放たれ、ワシは渋々頭を下げた。
他の氏子さんたちも同じく悔しそうにして頭を下げとる。
「お直り下さい」の声がかかったのでワシは頭をあげ、開かれた扉の奥を見てみたが中は真っ暗でなんも見えなんだ。
残念じゃ。
また、祝詞奏上は宮司さんが唱えておる内容は殆ど読み取れるのがお寺の儀式と異なりいいところじゃと思う。
祝詞の最後のあたりでは「この禍々しき(まがまがしき)疫病が速く退散して平和な生活が戻りますよう、大山くんよろしくお願いします。私や氏子さんたちもがんばります」みたいなことを付け加えてくださっとった。
有り難いことじゃと思う。

そんなこんなで30分ほどですべての儀式は終了と相成った。
外国と違い日本では仏教と神道を同時並行に信仰しても問題ないし、事情が許せば拝殿に上げてもらえることもあるようじゃから、機会があれば一度例大祭に参列するのもいいことじゃと思う。
ワシも今回の件で味をしめた。
ここ大山祇神社での次回イベントは年末にある「年越しの大祓」じゃろう。
これにもぜひ参加して心身を清めて次の年を迎えようと思うヨ。

ああ、いつ見ても立派な幟旗じゃなあ
© ill-health(ruephas) 2021



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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。