2023年10月9日月曜日

プロジェクト "山神社"(90) 富士市の山神社を再訪(1)

清水区由比の西山神社と東山神社の参拝を終えたワシは、国道1号線を経由して富士に向かった。
本日夕刻富士単身赴任時代に時間があれば参加していたゴミ拾いCO-DOに誘われていたのと、翌日は友人とスイフトスポーツミーティングをやることにしとったからじゃが、CO-DO開始は17時、今はまだ14時前。
今から行っても早すぎるんじゃが、ワシとしてはやりたいことがある。
すなわち、富士市で参拝しこねている山神社を初参拝するのと、参拝済みじゃが記憶が薄くなっている山神社を再参拝することじゃ。
まずワシは田子の浦にあるふじのくに田子の浦みなと公園(静岡県富士市前田地先:054-533-0496:電話番号は静岡県田子の浦港管理事務所:8:00~17:00じゃが散策とかは多分いつでもできる)の近くにある山神社(やまじんじゃ:静岡県富士市前田886)に行くことにした。
調べてみると初参拝は2014年3月15日、いやあもう10年近く前にもなるのか。
参拝したら基本的にはプロジェクト ”山神社”MapというGoogle My Mapsに記録しとるんじゃが、そこには感想などは書かれておらず、どんな印象だったのかもすこし思い出せない。
アプローチのルートも思い出せないが、まあおそらく今回と同じく公園の駐車場までクルマで行ったと思う。


で、実際に現場に行ってみると流石に思い出した。
敷地的にレイアウトがちょっと厳しい感じ。
そうそうこんな感じだったなあ。

2014年3月15日当時の写真
ちなみに機材はiPhone 5s
© ill-health(ruephas) 2023

今回撮った写真
iPhone13になって広角が使えるので全体が撮れた
画質も画角の広さも隔世の感あり
© ill-health(ruephas) 2023

本殿(拝殿兼用)に参拝したあと、確か境内に小さな石祠の境内社があったはずだと思い横を見たら本殿右手に鎮座されとった。
記憶と違ったのは、石祠だけでなく左側にこれなんだろなあ、石碑なのか自然石なのかよくわからないものが祀られとったこと。

© ill-health(ruephas) 2023

榊を入れるコンクリ製の器に「大竹??」と彫られているが詳細はわからん。

© ill-health(ruephas) 2023

石碑も石祠もいわれなどは今もわからない。
石碑?にも石祠にもきちんと参拝してワシは次の大山くんに向かった。

2023年10月5日木曜日

プロジェクト "山神社"(89) 西山神社と東山神社(2)

西山神社の参拝を終え、陣笠山公園駐車場まで戻ってクルマに乗り、カーナビを設定してワシは次なる東山神社(静岡県静岡市清水区由比東山寺933)に向かった。


東山神社と西山神社は直線距離で約1.8km、道程距離は約4kmで車だと10分程度。


駐車場についてはGoogle Mapsで事前に調べた結果問題ないことが確認出来とる。


静岡県道396号富士由比線を東進し、由比川に架かる橋を過ぎた直ぐの交差点を左折、暫く道なりに進んで室野調整池の手前を斜め右、次のT字交差点を左、次のY字交差点を右方向という感じで進むと左手が東山神社じゃ。

© ill-health(ruephas) 2023

境内には社務所兼集会所の様な赤い建物があり、駐車スペースは潤沢。
とはいってもワシは部外者、出来るだけ端っこの方に停めてまずは周りを探索してみた。
目的は勿論、何か書いてある案内や由緒書きを探すためじゃ。
目に入ったのは神社やお寺でしばしば見られる力石の現物と説明書き。
申し訳ないことに、ワシ自身は今んとここの手のアトラクションにはあまり興味がないのでさっと目を通して更に探してみたが、その他には何か書かれたものは特段何もない。
残念じゃ。
鳥居右手にある忠魂碑にお参りして参道を上ると、正面にでえんと茶色い建物がある。
通常この位置じゃと舞殿があるがそういう感じではなくて倉庫のように見える。

© ill-health(ruephas) 2023

平時は倉庫として使用し、秋祭りなどの際には正面及び側面の扉をあけ放ちステージとして使用する感じやもしれぬ。
それともこれが拝殿なんじゃろうか。
で、その倉庫兼舞殿兼拝殿の様な後ろに本殿がある。
本殿正面の階段はほぼ垂直で「これ登るのか…」と思ったが、右手に緩やかな階段が別にあるのでそっちを使った。

© ill-health(ruephas) 2023

本殿改築記念碑と刻まれた石碑の前を通って、本殿に参拝。
情報では御祭神は大山積見神との事なので、普段以上に真剣にお参りした。

で、本殿の左右には境内社アパートがある。
すごく大事にされとる雰囲気じゃ。

本殿左手
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津島神社
© ill-health(ruephas) 2023

富士山本宮浅間神社
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阿夫利神社
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本殿右手
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成田山新勝寺不動尊
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橿原神社
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熊野本宮大社
© ill-health(ruephas) 2023

何かあれだ、境内社にしてはメジャーどころが揃っとると云うか押し出しが強いと云うか本殿内にいらっしゃる大山くんより有名どころが揃っとる。
調べてみないとわからんが、この境内社たちは明治時代に一村一社で村内から合祀させられたと云うか、八十八か所巡りをここだけで出来ますよ的な感じで祀られとるような気もする。
しかしとにかく大事に祀られとることは間違いない。
ワシは一つ一つの祠にお参りした。
特に個人的に注目は阿夫利神社じゃろう。
ワシが住む静岡県西部にも阿夫利系列の山神社がわずかながらに存在するが、東部にもこのような境内社があるんじゃなあ。
一通りお参りを済ませ、再度境内を探索したが由緒書のようなものは見つけることが出来なかった。
まあ仕方がない、よくあることじゃ。
ワシはクルマに乗り込み、富士方面に向かった。

で、帰宅後、何か情報はないかといろいろシツコク調べとったら、力石に魅せられて 姫は今日も石探しという個人系ブログに「ありました」というページがあり、そこにここ東山神社に関するそこそこ詳しい情報が書かれておるのを見つけた。
ここにはかつてやはり「東山寺」という立派なお寺があったが、今では薬師堂しか残っていないことがこのブログで分かった。
最初に、力石なんて興味ないと書いたが、この力石がキーワードになってここまで判明することができた。
すまんかった、反省しとる。
この様にブログには色々興味深い記載があるが、主さんの興味は力石のためどうしてもそちらに向いた内容になっとる。
ただその記載の一部が「東山寺の歴史」という書籍から引用されておるので、地元の図書館を当たったらもしかしてその本があるかも知れない。
そこには東山神社に関する記載もあろうと思う。
大物神社オールスターズが境内社として祀られとる経緯も記載されとるかも知れん。
次回、清水富士方面に行くことがあれば探してみようと思う。

(追記)
静岡市立図書館のサイトで蔵書検索してみたら、あったあった。

© Shizuoka City Library. 2018.All rights reserved.

今度ヒマ見つけて読みに行こう。

2023年10月3日火曜日

プロジェクト "山神社"(88) 西山神社と東山神社(1)

2023年9月29日から30日にかけて、以前単身赴任しとった時の富士市の友人とゴミ拾い CO-DOに参加した後、市役所近くの居酒屋で旧交を温め、翌日はスイフトスポーツミーティングを挙行するという、非活動的なワシとしてはすごく活動的な時間を過ごした。
ゴミ拾い CO-DOは29日金曜日の夕刻開始じゃけどワシは思い切って一日まるまる休みを取って、早めに富士方面に向かうことにした。
何が目的かというと、富士にいた頃、山神社参りを始めたんじゃがまだ未参拝の山神社がいくつか残されており、それに参拝したいというものじゃ。
特に気になっていたのは、富士市の神社ではないが静岡市清水区由比にある2つの神社で、西山神社(静岡県静岡市清水区由比西山寺174)と東山神社(静岡県静岡市清水区由比東山寺933)。
何れも浜石岳(標高707m:静岡県静岡市清水区由比阿僧935)の東に位置するが、西山神社は由比川の西、東山神社は由比川の東にある。
2社の位置関係は東西というよりは南北という感じじゃけど、由比川の東西をそれぞれ守り固めとるようにも見える。
鎮座地も妙に共通項があり、字名は西山寺と東山寺という字で、Google Mapsではわからないがその字通り、西山神社のすぐ横には西山寺が、東山神社のすぐ横には薬師堂がある(残念なことに「東山寺」という寺院は見つけられなかった)。
これはなんだろ、2つの神社にはなにかつながりと云うか2社セットでになっている地域での役割と云うかそんなものがあるのではないかと思っていて、ならば実際現場に行って確かめてみようと思った。
まずは西山神社に行ってみた。


由比は海っぺりの方は観光要素がそこそこあるので駐車場などもあるが少し山の方に行くと昔ながらの細い路地が多く、駐車スペースは期待できない。
なのでちょっと気は引けるが陣笠山公園 駐車場(静岡県静岡市清水区由比町屋原354)にクルマを停めて歩いて行った。


この駐車場は5~6台は停められるけど平日ということもあってがら空き。
ここから西山神社までは距離500m程度、歩いて10分もかからない。


Google Mapsのルートだとはまいしという蕎麦屋さんの方から西に向かっていくようになっとるが、実際には稲葉ブロイラーの方に行って北に上っていくのが正解。
駐車場ポートの下にベンチが置いてあるバス停の様な所が神社参道の入り口になっとる。
見ると鳥居の先は短いながらも相当な勾配の階段。

© ill-health(ruephas) 2023

上っていくとそこには白壁の拝殿がある。
なんかお寺っぽく見える。

© ill-health(ruephas) 2023

まずは拝殿に向かって参拝したのち、わしの通例に従い周辺、特に裏手を見てみるとそこから更に上に登る階段があり小さいながら何とした本殿がある。
直接参拝できるようじゃ。

© ill-health(ruephas) 2023

この様なレイアウトは他にもあるにはあるがそうはないのでワシは喜んでそちらにも参拝した。
参拝を終えて周りを見てみると、これがなかなかの眺望。
本殿があるこの場所からは足元にある拝殿の屋根越しに由比の町並みが見下ろせる。

© ill-health(ruephas) 2023 


© ill-health(ruephas) 2023

そして更には本殿の横手に上に登る通路があり、登ってみると携帯基地アンテナと三角点があるちょっとした広場があり、そこからは由比の町と太平洋が見渡せる大変素晴らしい眺望。
いやあ、ワシはあまり風景を眺めるタイプではないが思わず見とれてしまって写真撮り忘れた。
一見の価値ありです。
代わりと云ってはなんじゃけど、クルマを停めた陣笠山公園からの眺望写真を上げておく。

© ill-health(ruephas) 2023

西山神社は駐車場より山手にあるので海は遠くなるが、その代わり標高があるのでこれとはまた違った良い眺望を堪能できますよ。

なお残念ながら、現地に西山神社そのものの由緒書きや東山神社との関連性を書いた案内などは無く、いろいろ謎のままじゃった。
仕方ない、東山神社に行ってみよう。
何かわかるかも知れん。

2023年10月1日日曜日

プロジェクト "山神社"(87) 山神社

数年前に単身赴任しとった頃に知り合った友達と、スイフトスポーツミーティングをぶちかましてきた。
そのことについては別途書くとして、今回はその際偶然見つけた山神社のことじゃ。
富士市を出発して最初の目的地は雲上かき氷(静岡県富士宮市山宮3362-1:0544-58-7898:10:00〜17:00:日曜定休:かき氷屋さんなんだけど冬もやってる!)。
ふわっふわで美味しいすだちのかき氷を味わってから、次の目的地を確認するためにGoogle Mapsを見てたら、かき氷屋さんから徒歩数分の距離にある山神社を発見した。


ホントならかき氷屋さんにクルマを停めさせて頂いて歩いていきたいところじゃけど、この店は超人気スポットであり(ハイシーズンだと平気で3時間待ちらしい)もうすでにお客さんが結構来ている。
というわけでクルマを置いとく訳にはいかん。
どうすべいか地図とにらめっこしとったが、見ると山神社の反対側へのびとる道がある。
道幅的には、短時間であればクルマを停めて良さそうに見える。


よしなんとかなるじゃろ。
うまいかき氷を食べ終わったわしらは早速クルマを数秒走らせて、現地に着き計画通り素早くクルマを道端に停めた。
しかし迷惑であることは間違いないことなので、素早く参拝せねばならん。

赤い鳥居をくぐり、結構荒れた参道を小走りに上がっていく。

© ill-health(ruephas) 2023

蜘蛛の巣が行く手を阻むので、落ちていた木の枝を振り回しながら進んでいくと簡易な建物がある。
注連縄レス、かつ賽銭箱レス。

© ill-health(ruephas) 2023

かわりに富士山爆発時に飛んできた石(なんていうんだっけ?噴石?溶岩かな?)を積み上げたオブジェのようなものが設置されている。

© ill-health(ruephas) 2023

お賽銭を入れる賽銭箱がないので正面の引き戸を開くと中はガランとしていて、一番奥に噴石が積み上がってていてその天辺にちいさな石祠が祀られておる。

© ill-health(ruephas) 2023

どうやら元々は完全な「祠オンリータイプ」だったんだけど、その後小屋を建ててその中に移したんじゃろう。
わしは財布から小銭を取り出し、小屋の床に転がしてから二礼二拍手一礼を以ってお参りした。
友人はおそらく「なんでこんな荒れ果てて小さな神社にお参りするんだろ?」と思っているに違いないが、山神社を見つけたならば万難を排してお参りする。
それがワシの生きる道。
まあ説明してもわかってくれることはないじゃろうが。

ちなみにこの山神社のすぐ近くには、純粋な富士山信仰で有名な山宮浅間神社があるが、ワシ個人的にはこのような小さな山神社のほうが好きだなあ。

2023年9月6日水曜日

温泉に行かない日(520) ニコチネルTTS日記(1)

7月30日のウォーキング中、発作性上室頻拍(PSVT)の症状が出て心拍数が200前後という状態が数時間続いたため自ら救急車を呼び、総合病院のERに御厄介になった。
この件についてはPSVTというタグをつけて経過を書いとるところじゃ。
で、その7月30日から怖くなって完全ではないもののタバコ(加熱式のみでクラシカルな紙巻きたばこは嗜んどらん)を基本的に控えるようにした。
後日医師に訊くと、喫煙自体はPSVTそのものの原因ではないが、喫煙をきっかけにして発症することはあるとの事じゃった。
医師から聞いたりWEBとかの情報じゃと、PSVTは死に至る病では決してないがあの苦しさと異常に速い心拍数のへ恐怖感は半端なかったため、この際タバコは止めてしまった方がいいのかなあと考えた。
実は2011年頃、ワシはチャンピックスという内服薬を使って5年ほど禁煙に成功しとるが、その後いろいろあって喫煙者に舞い戻ってしもうたという経験を持っとる。
何ならワシは、喫煙に対してネガティブな感情を今も持っとらん。
喫煙は飲酒と同様、人生を彩ったり生活にちょっとしたゆとりをもたらしてくれると思うとる。
とはいえ、あのPSVT発症のきっかけになるとなれば話は別。
あれは出来れば二度と経験したくない。

取り敢えず暫く少しタバコから遠ざかるかなぁと思って、発症から数日後に会社の健保組合の事務長に連絡してみた。
何でかというと、健保ではニコチンガムをお試しで無料配布しとると聞いたからじゃ。
止めたいは止めたいけれども、さっきも書いたがたばこそれ自体は(中毒なのでかな)嫌いではない、むしろ好きなので取り敢えずニコチンガムで急場を凌ぎ、もしうまく行きそうだったら本格的に始めればいいや、程度の浅い考えじゃ。
「ああわかった。まあいいことだよ。取り敢えず後で健保に来てよ」
早速ワシは職場と同じ建物の中にある健保に行った。
するとそこには、電話をした事務長ではなく健保所属の保健師が仁王立ちしており、飛んで火にいる夏の虫とばかりにワシに素早く近づいてきて不吉な笑みを浮かべながら、
「ああ、やっと禁煙する気になったんですね」
と一発かましてきた。
ワシの喫煙は相当に知れ渡っとる様子じゃ。
いやいやそうじゃないんです、取り敢えずお試しでニコチンガムさえ頂ければ今はもうそれだけで十分なんです。
等と切り出せる雰囲気では全くなく、タバコは人類最大の害悪であると固く信じている保健師はワシを絡めとり、別室に連れ込んでいったのじゃった。

2023年9月5日火曜日

温泉に行かない日(519) PSVT(7)

前回の循環器外来の時にとった不整脈外来の予約日がだいぶ離れていて、8月31日。
午前10時に循環器科に行った。
待っとると声がかかり、診察室に入ると緑色のユニフォームを着たクルクルパーマのドクターが椅子に腰かけて待っておった。
マスクはしとるが鼻は覆っていない。
一見すると吉本芸人、見方によってはムロツヨシに似た人じゃ。
これは軽いノリで来るかなと少し身構えたが実際にはそんなことは無く、非常に腰が低く患者に対してへりくだった言葉でしゃべる人じゃった。
因みにそのドクターもイニシャルにすると前回のドクターと同じMなので、M2として区別しよう。
ウルトラマンに出てくる星雲の名前のようじゃが勘弁してくれろ。
自己紹介も実に丁寧で「循環器科の責任を持ってる医者」とのことじゃった。
「発症後調子はどうですか」
「自覚的な症状はないんですけど、数字はこんな感じです」
Apple watchが自動的に記録してくれている心拍数を見せた。
通常は70~80なんじゃが、毎日必ず120~140程度をたたき出しているのが分かる。
「この141とか、何か運動とかしてたんですか」
「いえいえ。だってこれ平日の14時とかです。普通に仕事してるだけです。まあ上司から理不尽なパワハラを受けてたかもしれませんけどね。冗談ですよ」
「あはは。でもこれ見ると日常的に頻脈になってますねえ」
その後、このドクターも矢張り前回のドクターと同様、カラー版の高そうな病気の説明本のようなものを用いてワシにいろいろ詳しく説明してくれた。
そのドクターM2の説明を凄くサマって書いてしまうと、こんな感じじゃ。
病名はやはりPSVTで疑い病名ではなく確定。
その後、どうしてPSVTが起きちゃうかのの説明もあった(ワシとしては「心臓を動かす神経がバグって、めちゃくちゃな信号を送り出す病気」というような理解の仕方をした)。
程度に依るけど薬で様子を見るというのもあり。
ただワシの場合はアブレーションをして根治してしまった方がいいだろう。
やる場合は私(M2)がやるけど、これまで何百例もやってきたが問題があったのは1件だけで、それも胸腔内の出血であって手技自体の失敗ではない。
ここの部分、別に自慢げな感じでは全然なく自然で普通な感じでしゃべっておった。
ただ一般的にみると、焼きたい部分の近くに正常な神経が通っておったりした時、間違えて正常な方を焼いちゃってペースメーカーになっちゃったとかいう例は少し前にはほんのわずかだがあった。
しかし現在は可成り技術面でも進歩があって、例えば心臓を3D画像にしてみることが出来たり、造影も少し前と比べて格段に良くなっとるのでそのような事例は殆ど見られない。
要するにメリットとリスクを時間かけて丁寧に説明してくれたわけじゃな。
「どうします?やります?」
「そうですね~、う~ん…」
等と悩んだふりをしたが、実はもう前回受診の時からやることを決めていた。
「うーん、発症した時はもう死ぬかと思ったし、まあ先生のご説明で死に至る病ではないとは理解したんですけどやっぱりあれはもうイヤですし。リスクも理解できましたしベネフィットもわかりましたし、ここは思い切って一発お願いできますか」
「あ、そうですかやりますかそうですか。うんそれがいいと思います」
「はい、お願いします」
「じゃあさっそくカテ枠の確認しましょう」
この病院は電子カルテを使っとるから、そこから枠を押さえるのかなと思ってPCの画面を見ていたらそうではなく、意外にも画面に映ったのは普通にExcel。
案外古典的な枠管理をしとるなあ。
「そーですね。開いてるのはえっと直近だと10月の16くらいかな」
その時期はワシの仕事にだいぶん差しさわりがあるので、次だといつになるかを問うと、
「次だと20日ですね。19に入院して翌20にカテ。その後1~2日入院続けて様子を見て退院という感じですね」
それならば日程的に問題ない。
「それでお願いします」
「はいわかりました。ではこれで行きましょう。私が責任もってしっかり務めます。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします」
見かけによらず(失礼)若くていい先生に巡り合えたものじゃと感謝した次第じゃ。
「あ、そうだ先生。私来週、禁煙外来を受けようと思ってまして、ニコチンパッチのやつなんですが、事務所にいる保健師から『ニコチン使うので心臓に負担がかかるかも知れないから、やっていいか先生に聞いておいて』って言われてるんです。大丈夫でしょうか」
「あ、そうなんですね。いやいや是非やって欲しいです。喫煙は循環器にとってもよろしくないですから、そっちも頑張ってください」
「はいわかりました」
実はワシ、発症した日から怖くなって基本的にタバコをやめてしまった。
完全ではなく、数本吸ってしまっているもののやめてしまおうと思って保健師に相談したわけじゃ。
前回、2011年ごろチャンピックスを使って一旦禁煙に成功しとるがその後再開してしまい、今までだらだらと吸い続けておる。
こっちはこっちで別途書いていこうと思う。
診察室を出て、入院受付によって手続きを済ませ、帰宅した。