2023年10月1日日曜日

プロジェクト "山神社"(87) 山神社

数年前に単身赴任しとった頃に知り合った友達と、スイフトスポーツミーティングをぶちかましてきた。
そのことについては別途書くとして、今回はその際偶然見つけた山神社のことじゃ。
富士市を出発して最初の目的地は雲上かき氷(静岡県富士宮市山宮3362-1:0544-58-7898:10:00〜17:00:日曜定休:かき氷屋さんなんだけど冬もやってる!)。
ふわっふわで美味しいすだちのかき氷を味わってから、次の目的地を確認するためにGoogle Mapsを見てたら、かき氷屋さんから徒歩数分の距離にある山神社を発見した。


ホントならかき氷屋さんにクルマを停めさせて頂いて歩いていきたいところじゃけど、この店は超人気スポットであり(ハイシーズンだと平気で3時間待ちらしい)もうすでにお客さんが結構来ている。
というわけでクルマを置いとく訳にはいかん。
どうすべいか地図とにらめっこしとったが、見ると山神社の反対側へのびとる道がある。
道幅的には、短時間であればクルマを停めて良さそうに見える。


よしなんとかなるじゃろ。
うまいかき氷を食べ終わったわしらは早速クルマを数秒走らせて、現地に着き計画通り素早くクルマを道端に停めた。
しかし迷惑であることは間違いないことなので、素早く参拝せねばならん。

赤い鳥居をくぐり、結構荒れた参道を小走りに上がっていく。

© ill-health(ruephas) 2023

蜘蛛の巣が行く手を阻むので、落ちていた木の枝を振り回しながら進んでいくと簡易な建物がある。
注連縄レス、かつ賽銭箱レス。

© ill-health(ruephas) 2023

かわりに富士山爆発時に飛んできた石(なんていうんだっけ?噴石?溶岩かな?)を積み上げたオブジェのようなものが設置されている。

© ill-health(ruephas) 2023

お賽銭を入れる賽銭箱がないので正面の引き戸を開くと中はガランとしていて、一番奥に噴石が積み上がってていてその天辺にちいさな石祠が祀られておる。

© ill-health(ruephas) 2023

どうやら元々は完全な「祠オンリータイプ」だったんだけど、その後小屋を建ててその中に移したんじゃろう。
わしは財布から小銭を取り出し、小屋の床に転がしてから二礼二拍手一礼を以ってお参りした。
友人はおそらく「なんでこんな荒れ果てて小さな神社にお参りするんだろ?」と思っているに違いないが、山神社を見つけたならば万難を排してお参りする。
それがワシの生きる道。
まあ説明してもわかってくれることはないじゃろうが。

ちなみにこの山神社のすぐ近くには、純粋な富士山信仰で有名な山宮浅間神社があるが、ワシ個人的にはこのような小さな山神社のほうが好きだなあ。

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