2013年9月23日月曜日

あさぎり温泉 風の湯(1)

うーん、これではまるで「月刊・温/泉/週/記」状態ではないかと反省しつつ、ここ数週間は転勤してから最も多忙な期間だったので体力気力ともに消耗してまして全くアップデート出来ませんでした。
m(__)m
とは云っても、固定読者は殆どいないと思われますのでどーってことないですけどねえ(笑)。

仕事的には全くど迷惑な3連休の2連発。
この休みはただただ兎に角何もせず休みたかったので、今日なども朝から先日プレゼントしていただいた素敵な金魚のハンカチを部屋に飾るのにJust Fitなフレームをネットで探したり、読売優勝を伝えるくそ忌々しいニュースを巧みに回避しながらテレビを眺めてたりしてたわけなんですけどそうこうしてるうちに、
「うぬこれはいかぬ。ここ数週間忙しさにかまけて温泉銭湯に一切足を向けておらぬではないか」
と反省し、今日こそはどこでもいいから行ってみようと思ったわけです。

実は富士宮に気になっている場所がありまして、しかしそれは温泉銭湯ではなく、公益財団法人 日本盲導犬協会が設置運営する盲導犬の里 富士ハーネス(静岡県富士宮市人穴381:0544-29-1010:平日12:00~16:00:土日祝日10:00~16:00:入館無料)でして、イヌネコ好きなわたしとしては一度行ってみたいものだと思ってるんです。
で、その辺をGoogle Map(新しいマップになって猛烈に使いづらくなったのう、ったく)で下調べするうち、富士ハーネスの少し南側に温泉かスー銭と思われる場所を発見しました。
それはあさぎり温泉 風の湯(かぜのゆ:静岡県富士宮市上井出3470-1:0544-54-2331:¥800:10:00~22:00:定休火曜:Google Mapでは「風の湯温泉」と表記)というところです。



私、転勤するにあたって富士・富士宮エリアの温泉銭湯の情報をひと通り当たってみたんですが、どうも当たり方がまずかったのかここについては全く知りませんでした。
じゃあまあちょっと行ってみるかということで本日昼過ぎに出かけました。
上記の通りGoogle Mapでは「温泉」を標榜しているので、やや期待しながらのドライブ。
富士観光のハイシーズンはもう過ぎているのですが、相変わらず混み合うR139を掻き分けるようにして走ること40分、現地着。
駐車場はそこそこの混み具合でしたが、いい塩梅に木陰になっているスペースがあいていたのでそこに車をとめて建物に歩いて行くと、玄関脇には「あさぎり温泉 風の湯」とあります。
よしよし、久しぶりの温泉だ。
更になにか掲示してあるので読んでみると「バナジウム温泉」と書かれてある。

??????

バナジウムの温泉?
初めて聞くなあ、バナジウム温泉。
暫く前にこのバナジウムという元素は一体なんだろうとおもってWikiってみたことがあります。
最近何故か富士山麓近辺でこの固有名詞を多く耳にするわけですが、詳しくはこれを参照してください。
まあ温泉法においてはお湯1kg当たり1,000㎎以上、何かが溶けこんでいればそれは即ち温泉ということになるようなので、ここのお湯にはお湯1kg当たり1,000㎎以上のバナジウムが溶在しているのでしょう。

さて早速。
中は清掃が行き届いていて非常に清潔感があります。
脱衣場も広く、100円リターン式のロッカーも数多く備えられてます。
やはり清潔感あふれる浴室に入ると充分な広さの浴槽があり、そうですねえ、最大入浴人数は15人でベストが6~7人って感じ。
まず内湯から。
お湯の温度はややぬるめの40℃。
浴槽床面が砂岩っぽい材質で僅かにザラザラしているため、腰をおろしてもおしりが滑らずいい具合です。
お湯は完全な澄明ではなく、ほんの僅かに薄濁っているように見えますが、これがバナジウムなんでしょうかなあ。
肌触りと香り自体は水道局源泉のお湯と変わらないような気がしますけど、そう言えば今思い出すと塩素臭はあまりしなかったなあ。
20分ほど浸かって次は露天へ。
もしかしたら富士山が見えるかもと期待したのですが今日はガスの中に完全に隠れてて拝めませんでした。
まあ尤も、もしガスってなかったとしても浴槽の設置位置からして温泉に浸かりながら富士山を眺めるのは不可能で、浴槽を出て塀の辺りまで行かなくては見えませんけどね。
露天風呂も20分ほどゆっくり浸かってました。
バナジウム温泉という、なんか少し擬似科学っぽい雰囲気がある温泉場ですけど、まあまあいい感じの場所でしたね。
他府県のヒトがここだけのために来る事までの価値は流石にありませんが、まかいの牧場とかミルクランド辺りに行った帰りについでにひとっ風呂浴びる場所としては中々いい場所だと思いました。

ただ残念なのは客層。
観光地近くのロードサイドにある入浴施設には非常にありがちなんですが、子供連れの客が結構多く来ているのが物凄く鬱陶しかったですね。
飛び込む・潜る・水しぶきをわざと飛ばしながら歩く・タオルを浴槽につける・体を洗わないでいきなり浴槽に入る・泣きわめく、等々。

これは実は子供自体には罪はなく、全ては親の所業です。
親が入浴マナーを知らない事と、それ以前に親自体がガキなので、てめえのガキが人様に迷惑かけているということに親が全く気づいてない。
気づいてないどころか、親も一緒になって騒いでたりする。
親子連れがこういった温泉銭湯に入る場合は、最低限のマナーを知ってるかどうか先ず筆記試験させて、合格したら入浴を許可するというシステムが冗談ではなくほしいと思う今日このごろであります。
あいつらさえいなかったらもっと心身を解放できたんだけどなあ、くそお。

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