2021年2月2日火曜日

プロジェクト "山神社"(68) 本日は開闢記念日

静岡県富士市に在住していた2014年、プロジェクトメンバーがただワシ独りと云う強力この上ない体勢で発足したのが「プロジェクト "山神社"」じゃろう。
開始したのは2014年2月2日。
従って本日を以ってプロジェクト開闢から丸7年ということになる。
当時のブログやFacebookなどを見て、何故このような素っ頓狂な行動を始めたかを改めて振り返ってみた。
富士に引っ越してきた直後、「山神社」という社名の神社が市内に滅多矢鱈に存在する事に気づき、何故じゃろうと感じたのがきっかけじゃ。
例えばまあ稲荷神社とか八幡神社とか、結構何処にでもありそうな社名の神社が近所に2社あったりとか云う事は珍しくもないが、ここ富士市での「山神社」の存在数は半端なくて37社(かそれ以上)ある事が解った。
ただ、その理由について明確に書かれている情報は蜘蛛の巣にも図書館にも見つける事が出来んかった。

「なぜ富士にはこんなにも多くの『山神社』が存在するのだろうか?」という根源的な疑問に答える情報はネット上では皆無でした。
俄然、興味が湧いてきた。

よし仕方ない。
だったら自分で調べてみてやろう。
まずは現地を見なきゃ始まらんだろう。
とりあえず富士市内にある37社の「山神社」をくまなく当たってみよう。
それで何かが見えるかもしれない。
現場百回だ。

ということで、構成員は私だけという「プロジェクト "山神社"」を立ち上げてみた。

爾来7年。
今も至極呑気な感じで活動をゆるゆる続けおるんじゃが、正直「富士地区に於ける山神社の重層の理由」なんて全然解っとらんし、それ以外の事もな〜んにも解っとらん。
一方、最近はどっちかと云うと大山祇命関連(山神社の殆どがこの神様が御祭神。ワシは「大山くん」「中の人」等と呼んでおる)の神社に兎に角お参りに行くという感じに行動が変容しており、しかしそれはそれで別に構わないと思っとる。
これについてはここ何回かのブログに書いておるが、最近じゃと大山くん物件探索方法も自分なりに地味に近代化してきており、基本はやはり文献探索を土台としつつ、これに加えてGoogle Mapsで地図上の神社を総ナメにしていき、そこに投稿されている諸パンピーの感想や写真を見て大山くんの存在有無を確認するという方法じゃ。
デジタルなプラットフォームを使いつつ手法は篦棒にアナログというこの方法は、時間が少し余ってたら出来る方法なんで、ワシ的にはまあまあ気に入っとるし、実際この方法で見つけた大山くん物件は少なくなく、案外有効な方法なような気もしとる。
今日日流行りの言葉で云えば、ワシにとってこれがまさに「DX」じゃ。

面白いのは、最近ワシの初老化に伴って何て云うんじゃろうか、シンプルに「神社にお参りする事それ自体が楽しい」という心境になってきたと云うことじゃ。
若いときは神社仏閣なんぞお参りして何の徳があるんじゃいと思っておった訳じゃが、年寄にならんとわからん言葉にしづらい心境の変化じゃ。
まあ今後も、だらだら大山くん探索・大山くん参りを末永く続けていきたい思っとるよ。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。