またしてもやぎさん情報が飛び込んできた。
情報源が個人のブログで[TEKU-LOG]というとこじゃ。
このブログの管理人は散歩や山歩きが好きなようで、その関係の投稿をなさっておる。
その中に、ちいと古いんじゃけども【藤と香りの道】梅雨の晴れ間に、ちょっぴり散歩(その2)[磐田市]若宮神社~歴史風景館というポストがあり、やぎさんのことに触れておる。
場所は磐田市で旧行政区域で云えば豊田町になる。
正に至近距離じゃからワシはすぐさま向かった。
なんでも豊田えいせい病院系列のサ高住「ゆーとぴあ」(の敷地内にやぎさん小屋があり、人懐っこい2匹のめすやぎさんが住んでおるという。
目的地にはすぐに着いたんじゃが、駐車スペース探索を兼ねてゆーとぴあの周りをぐるりとしてみたんじゃが一見それらしきものは見当たらん。
敷地横には病院の駐車場があるがまあまあ満車に近く、そこに停めるのは憚られる感じじゃ。
Google Mapsを見ると、至近距離に杏林堂薬局があるので、そこに停めさせて貰い、徒歩でアプローチすることにした。
徒歩数分で先程ぐるりとした道に着いた。
そしてやぎさん小屋はすぐ見つかった。
施設の外構を囲うフェンスをうまく利用してやぎさんスペースを作り、その中に小さな小屋が2つ並んどる。
そしてそれぞれにはしろやぎさんが1匹ずつちんまりと入っとった。
何故かどっちも歯をややむき出してニヤリとしとる。
歯をむき出して揃ってワシにニヤリとする ゆうちゃんとぴあちゃん どっちもめすやぎさんじゃ © ill-health(ruephas) 2021 |
ちなみに小屋やフェンスにやぎさんの名前を記したものは無い。
先程のブログによればどっちかが「ゆう」ちゃんで、どっちかが「ぴあ」なんじゃが、どっちがどっちかがわからん。
帰ってからブログを読み直してみたら「赤い首輪がユウちゃん、青い首輪がピアちゃん」とあり、上の写真で云えば左がゆうちゃんで、写真では首輪は写っとらんが右がぴあちゃんじゃろう。
柵越しなもんじゃから写真がなかなか撮りづらく、今回はこの1枚だけじゃ。
最初暫く「べへへい」と呼ばわっても小屋から出てきてくれんかったが、なお暫くしつこく声掛けを継続するならば、遂にぴあちゃんが小屋からズルズルと這い出してきて、それにつられるが如くゆうちゃんも出てきてくれた。
そしてしきりにべへへいべへへいと鳴きながらワシの方に近寄ってきた。
おっと、寄ってきてくれたねと嬉しくなって柵の狭い隙間から手を伸ばして頭をかきかきしたら、軽く素早く頭突きをカマしてきた。
なかなかいいぞ。
小屋の周辺は綺麗に整備されておって、一見エサになるものは見つからん。
しかしそこは、ほれ、あれじゃ。
蛇の道は蛇。
やぎさん使いセミプロ3歩手前のワシ。
周りを素早く見渡すと、道を挟んで木が生えておる。
そしてその下には落ち葉が若干落ちておるのをワシは見逃すはずがなかった。
ワシはそれらを素早く拾い上げ近づくと、やぎさんたちがワシに向かってば〜っと駆けてきてべへへ〜いと鳴く。
道や溝に落ちておる葉っぱじゃから、新鮮なのもあれば殆ど煎餅状態のぱりっぱりなやつもあるんじゃが、どれもお構いなくシャクシャクバリバリ食べてなくなると「もう無いのか」という感じでべへへへ〜いいと鳴く。
ゆうちゃんもぴあちゃんも兎に角鳴く。
べへへへへへ〜〜〜〜〜〜いと可成り長く鳴くことさえある。
ワシはセミプロ3歩手前と云っても、その辺を歩いとるパンピーに比べりゃあだいぶんに多くのやぎさんと会っておるが、こんなにしきりに鳴くやぎさんは初めてじゃ。
しかも柵に手を付くと、それに向かってガツンと頭突きをカマしてくる。
仲々元気なやぎさんたちじゃ。
路上から葉っぱがほぼ無くなるまでエサを上げたワシは、満足して帰ることにしたが、隣で畑仕事をしとる爺さんが「酔狂なやつじゃ」と云うような目つきをしてワシをじっと眺めておるのがやや恥ずかしかった次第じゃ。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。