2024年9月28日土曜日

温泉に行かない日(549) 感染性胃腸炎に罹ってしまった(疲れが出たかな)

蜂窩織炎の寛解を確認した9月9日月曜日の外来は午後じゃったから、午前中は仕事をした。
仕事嫌いなワシではあるが一応勤勉家なので当然のことをしたまでじゃ。
ただ実はその前の日曜日昼前くらいから蜂窩織炎の影響ではなくちょっとだるいと言うか随分としんどい感じで、食欲も飲酒欲もなく、いつも行く大好きな昼酒にも行かずアパートの部屋でインスタントラーメンだけ啜り、その後の午後はベッドに寝転んでおった。
17時になってヤクルト阪神戦のラジオを聞き始めたが依然として食欲も飲酒欲も全く湧いてこず、おまけに2回3回には西勇が打たれやがったので余計に気分体調は下降し、そのまま寝てしまった。
翌9日の朝も結構しんどかったけど外来に行かんとならんし、動いて動けんこともなかったので午前仕事をしたわけじゃ。
午後は最初から有給扱いにしとったので直帰し、除湿運転で少し冷やしたアパートでそのまま寝てしまった。
食欲も飲酒欲もまったくないので飯も酒も抜き。
2日にわたって酒も飯も抜くのはワシにとっては極めて異例の事態じゃ。
肝臓にはいいかもしれんが、しんどいのは困る。
何も飲み食いしとらんから排便排尿はまったくなく、当たり前かもしれんがそれも気持ちがよろしくない。
10日朝も同じ体調じゃったけど、関連部門での研修会講師という外せない仕事があったんで出勤したんじゃがやはりどうも良くない。
昨日の午前中は頑張れたが今日はちょっと厳しそうな体調じゃ。
なので前日9日と同様に職場関係者に事情を話し、あと研修をする部門の部長にも詫びを入れて研修は延期して貰い、そのまま近隣のクリニックに受診した。
胃腸症状は武漢ウイルス感染時の前駆症状として出現するケースもあるので、やはりまずはその辺の検査をされたが感染時特有の熱発などの症状はなく、検査結果もシロで恐らく消化器系の感染症じゃろうとの見立て。
となると普通の胃腸炎か、はたまた運が悪ければノロとかロタとかそのへんかなあと思っとったら案の定、
「この2キットで検査します。お尻の穴にこの綿棒を入れて抜き取ってここに入れて提出してください」
採便じゃ。
しかも人間ドックの時とかみたいに便を直接採取するのではなく、綿棒を自らケツに突っ込むという非常に苦しい検体採取方式。
それを何とか済ませると食事の状況を聞かれ、日曜の午後から水分も飯も殆ど摂っとらんことを伝えると、
「じゃあとりあえず点滴ですね」
と言われて、昨日に引き続き点滴をカマされた。
輸液はソルデムってやつとフィジオってやつで、よくわからんから後で調べたらどっちも同じようなもんじゃった。
目的が違うんじゃろう。
検査結果はノロもロタもシロとのこと。
一般的な感染性胃腸炎のようじゃ。
ノロとかだと職場の対応が大変(ワシが歩いたり触ったりした場所を消毒とかするんじゃないかなあ)じゃからそうじゃなくて良かったと胸をなでおろした。
「そのまま寝ててください」
たしかに眠い。
ここ数日はどれだけでも寝られる。
点滴を受けながら2時間ほど眠ってしまった。
点滴が終わって午後になったが、今帰るとふらついて危ないかもしれないのでそのまま寝てていいという嬉しいことを言われたので、ワシは喜んでそのまま寝させてもらった。
夕方になり、何とかアパートまで帰り着いた次第じゃ。

受診時医師からは、
胃腸の中に悪玉菌みたいなやつが溜まってるような状態だからそれを追い出すのが一番で、善玉菌みたいなやつも増やさにゃあいかん。
そのためには今処方する薬をちゃんと飲むのもそうだけど、しっかり食べて電解質な水分を呑んでじゃんじゃんトイレに行かねばならん。
あとは兎に角寝ておいてくれ。
ちなみにイタリアでの論文に、消化器系炎症に際しての食事はおかゆと梅干しがいいと書いてあるのがある。
日本人医師としてものすごく悔しいが、イタリアの臨床医がそう書いとる。
だからここ暫くはおかゆメインの食事にしなさい。
と言われた。
最後の部分をワシに伝える際の医師の顔は本当に悔しそうで面白かった。
リゾットじゃなくておかゆなんじゃなあ、イタリア人のくせして。

多分今回の胃腸炎(書き忘れたが、頭が少しふらつく症状もある)は、この半年のお疲れが出ちゃったのかなあ、と思う。
単身赴任には慣れとるとは言え、この年で全く新しい職場で全く新しく会う人と仕事をするというのは、自分で気づかなくてもいろいろ体や頭に負担がかかっとったんじゃと思う。
何より数ヶ月でもう還暦じゃ。
まあじゃから、いい骨休みにすればいいと割り切って今日11日も休みを頂いた。
明日については明日の朝決めようと思う。
しかし、酒が呑めんなあ。
いや、呑みたいのに呑めんという嘆きではなくて、まだ呑みたいという気持ちがわかん。
体が拒否をしとるんじゃろう。
まあよい。
呑みたいと思うまでは呑まんでよろしい。
偶には酒なしでもいいじゃろう

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。