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2025年5月5日月曜日

温泉に行かない日(557) Google Mapsに道を追加する

今回はいつも通り長い割にいつもにも増して意味がない投稿じゃ。

昨年6月から7月にかけて、ワシはふと思い立って山の辺の道を北から南に向かって歩いて踏破した
この場合、日本語的には「歩いて」は余分かもしれんが兎に角踏破した。
まあ踏破と言っても「南極大陸を踏破した」「サハラ砂漠を踏破した」とか言うのと比べりゃ全然レベルが違って(勿論低い方なので)楽ちんなもんで、比較的平坦で歩きやすい道をトコトコ歩いただけじゃから誰でもできることじゃ。
山の辺の道は一部を除いて道標がしっかり設置されとるので、地図なしでも基本踏破できるとは思うが、何ヶ所か道標がない分かれ道があってどっちに進めばいいか迷うことがあった。
また、道標通りに進んで確かに小道は存在してるんじゃけど暫く次の道標がなく、「ほんとにこの道でいいんじゃろか?」と不安を感じる時はある。
そんな時はiPhoneをケツポケットから引っ張り出して現在地と道の確認をしようとするんじゃが、(同じ言葉が繰り返しになって誠に恐縮じゃが)そんな時に限ってGoogle Maps上に道が存在しないんじゃなあ。
なんでそんなことになるかというと、随分前に(多分2019年くらい)Google Mapsが地図ソースとして使っていたゼンリン地図を使わなくなってしまったからだと思われる。
以前はベースがゼンリンじゃったから道路のカバー率が高くて便利じゃったけど、Googleがゼンリンを捨てた以降は地図情報の量と質がストンと落ちてしまったのは実感としてある。
例えば、奈良県奈良市虚空蔵町46にある弘仁寺のあたりからワシは道に迷ったというか間違えたんじゃが、そこのあたりの地図はこんな感じじゃ。

[1]

ワシは下の方にある上下逆の丁字路のあたりに向けて歩いて行ったんじゃが道が記載されていない[1]
更にその途中分かれ道があったりしてそこでも間違えて墓地に至って行き止まりになったりした。
一方、ゼンリンが運営しとるいつもNAVIではどうかというとこうじゃ。

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いつもNAVIにはGoogle Mapsのような地図の埋め込み機能が提供されとらんので、すまんが著作権表示したうえでキャプチャを載せた。
両者を比較すれば一目瞭然。
Google Mapsには存在しない弘仁寺付近から南に伸びる道がちゃんと表示されとるし、それだけではなくワシが間違えて入った墓地に至るかなり細い道(途中から「へ」の字状に南東方向に伸びて行き止まりになっとる道)さえ表示されとる。
また更に良く見ると、道路の物理的は太さ(幅員)もほぼ現状通りに再現されとることがわかる。
このように道路情報はゼンリンのほうが圧倒的じゃ。

また、地図をクリックするとどんな仕組みかはわからんがその地点の住所を表示するという便利機能も備わっとる(これ意外に便利)。
ルート検索もGoogle Mapsに比べれば、徒歩ルートにしてもクルマのルートにしても正確というか現実性のある結果という印象もある。
これは恐らく、上記の通り道路幅員とか施設の出入口情報などかなり詳細なためだと思われる。
スマートデバイス版のGoogle Mapsをカーナビとして使うととんでもない道を案内されるという話があるが、Google Mapsは詳細情報を持っていないためじゃろうと思う。
ただ、道路情報が詳しかったり住所を表示してくれるのはいいんじゃが、ポイントの検索能力とか住所表示以外の便利機能は、これはもう圧倒的にGoogle Mapsの方が強い。
例えば「弘仁寺」を検索するとGoogle Mapsでは現在位置とか過去の履歴なんかを参考にしとるんじゃろうけど最寄りの奈良のやつが一発でヒットするが、いつもNAVIの方は検索すると全国の弘仁寺が何ヶ所も表示されてその中から更に探す必要がある。
これ地味に不便。
マイナーなポイントじゃと検索さえできないことも普通にある。

地図にあるのに検索できない一例
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ナビゲーション機能について言うと、いつもNAVIのルーティングそのものはGoogle Mapsより正確かもしれんが、ナビゲーションの利用は有償サービスじゃ。

その他Google MapsではMy Mapsサービス(自分で自由にポイントやルート、図形などを登録して自分専用の地図を作るサービスで、公開非公開も選択できる)やhtmlを使った地図の埋め込み機能などの便利機能が充実しとるし、My MapsではなくてGoogle Mapsそのものに未記載のポイントや道を追加したりできる。
いつもNAVIの方はポイントや道路の登録は現実的にはかなり難しい仕様じゃ[2]
ちなみにGoogle MapsのナビゲーションやMy Mapsなど殆どのサービスは広告を見ることもなくすべて無料で使用できる(が、まあ一定の量の個人情報は犠牲にしとるんじゃろうけど)。

こういったことなので、山の辺の道踏破以降はポイントはGoogle Mapsで検索して、更に詳しい道を確認したい場合にはいつもNAVIを使うというように使い分けをしとる。

まあ何だかんだとうだうだ書いたが最終的に何が言いたいかというと、最近の趣味は「Google Mapsに記載のない道を追加することです」ということじゃ。
Google Mapsの正確性を向上させようとか、ワシと同じように道に迷う子羊たちを減らそうとかそんな高尚な思惑なんぞは一切なく、ただ単純に楽しい時間つぶしじゃからということじゃ。
今のところ3本の道を登録済みじゃが、例えばこれじゃ。


右上の奈良射場から左下の山の辺の道 道標というあたりまで緑色の破線が伸びとるが、これはワシが登録した道じゃ。
ついでに言えば、その「山の辺の道 道標」というのもワシが登録したポイントじゃ。
このように、こういっちゃなんじゃが地図情報(特に道路情報)が貧弱なGoogle Mapsに道を登録したりポイントを登録したり、登録された情報の誤りを訂正したりというのはまあまあいい趣味じゃと思うんじゃがどうかなあ。
まあ、冒頭書いた通りどうでもいい話じゃった。
すまんな謝るワイ。

[1]
2025年5月6日追記。
このポストは2025年5月5日にしていますが、その時点ではこの地図に緑色の破線(私が登録した道ですね)はありませんでした。
その後、申請していた道路の登録が終わったため現在はその道が表示されています。

[2]
いつもNAVIのヘルプページを読むと、ポイントの新規登録や上方修正についてはまずゼンリンの地図表記ページ経由で申請を行い、ゼンリンでの現地調査でその申請情報の正確性を確認し、正しいと判明したらそれがまずゼンリン住宅地図に記載され、それがいつもNAVIに反映されるというかなり厳格な手続きになっているので、ポイントなどの新規登録や修正は現実的にはかなり難しいということみたいです。
承認されたとしてもいつもNAVIに掲載されるまではかなりの時間がかかるものと思われます。
しかしこれは正確な地図を提供するというゼンリングループのコンセプトを考えれば当然のことかもしれません。

一方、Google Mapsへの申請は、ポイントの場合は早くてほぼ即時(経験的には、申請時に写真を添付すると100%とは言いませんがかなりの高確率で承認されます)、道路の場合でもわずか数日程度で承認・不承認が判定され、承認後遅くとも24時間程度で実際の地図に反映しますが、その具体的判定基準はどこにも書いてません(AIとかWEB上の情報を総合的に使っていると想像しますが。もしかして中にいる生身の人間がゼンリン地図と突合してたりして。まあそれはないか)。
新規道路申請後にGoogleから来るメールには「Google では、公開に先立ち、自社の管理システムを使って編集内容の正確性を確認しています。」と記載されています。

ですので、正確性はゼンリンに、検索能力や簡便性、登録の即時性はGoogle Mapsに軍配が上がることになり、それらの特性をうまく使い分けるのが吉だと思われます。

2024年7月25日木曜日

温泉に行かない日(545) 山の辺の道(20) 長岳寺➔海石榴市(6)

赤い鳥居の成願稲荷神社を参拝し終わって更に南へ。
基本南じゃけど、ここから先は準街中というか、旧所名跡はありつつもだんだん桜井市街地に近づいて来るので、ジグザグっぽい感じの道筋になってくる。
少し暑さを感じながら道なりに進むと三輪山 平等寺(みわさんびょうどうじ:奈良県桜井市三輪38)に出ます。
当日は参拝せずにそのまま先に行っちゃったけど、これは失敗でした。
あとで公式サイト見たら、かなり大きなお寺で歴史もあるようなんじゃけど、お寺に収蔵されているアイテムが何だろ、ちょっと変わったものが多くて、ややワイルド側に寄せたお釈迦様の絵とか仏像、胸元をぐっと開いてその胸元にある顔を見せてる十六羅漢像とかあってなんだか楽しそう。
今度行ってみよう。
平等院を左に見ながら整備されてるけど地図にない道を進みます。
竹林の中を通っているので涼やかな感じ。

© ill-health(ruephas) 2024

磯城瑞籬宮のあたりで東(左)に曲がり石畳の道に入ります。
ここから先は野道山道はなく、こんな感じの散策路とか広くない舗装路が終着点の海石榴市まで続きます。
金谷の石仏(奈良県桜井市金屋:トイレあり)まで来て、もう本当にあとわずか。
街中の小路を抜けていきますが、そこにもご丁寧な地元有志系道案内が設置されとる。

© ill-health(ruephas) 2024

© ill-health(ruephas) 2024

更に進んで丁字交差点に出ると、路面にはこのようなタイルが埋め込まれとった。

北から南に向かって撮っておる
© ill-health(ruephas) 2024

南から北に向かって撮っておる
© ill-health(ruephas) 2024

ここを左(東)に折れて道なりに進むと、すぐにあっさりとゴールの海石榴市に到達してしまった。

あるのはこれだけ
© ill-health(ruephas) 2024

山の辺の道ゴール(というかスタートじゃけど)であるここ海石榴市じゃけど、何か建物が建っとるとか、記念碑が建っとるとか、市場が開いとるとかそういうことは全然なく、ただ海石榴市のいわれが書かれた案内が設置されているだけで他には何もない。
ホントに何もない。
昔は名前の通り市が立っとったほか、何本かの街道が交わる交通の要衝だったとことらしいんじゃけど、令和の今は住宅街にある単なる「ポイント」。
なんだろ、ゴール到達とか感動のフィナーレとかいう盛り上がりはまあゼロで、ホントに「或るポイントにただ到着した」だけのさっぱりした終着点じゃった。
単独行じゃから、案内板と並んどるところの写真を連れ合いに撮ってもらうとかもできんしなあ。
しかしそれもやち(「やち」とは個人的な言語で「よし」の最上級」)。
兎に角、破石から海石榴市まで、何キロに成るかはわからんが、5月6日にスタートして5日かけて(実質的には2~3日かな)ゴールできた。
なかなかエラいぞワシ。

ここが終着点ではあるけれど、すぐ近くに海柘榴市観音堂(奈良県桜井市金屋544)というのがあるので、参拝せん手はないじゃろう。
行ってみると改築してきれいになっとるお堂と東屋、トイレ。
その他石のお地蔵さんなどがある。

© ill-health(ruephas) 2024

お参りできるものにはすべてお参りし、トイレで用を済ませ、東屋でしばし休憩したあと海石榴市の案内板まで戻り、大和川の河川敷まで南に進んでJR桜井駅(奈良県桜井市桜井)まで徒歩で戻った。

河川敷近くにあった昔のガチ道標
左いせと読める
お伊勢参りのためじゃろうかねえ
© ill-health(ruephas) 2024

駅につくと、和歌山線で事故かなんかあったみたいでその煽りを受けて桜井線が大幅に送れとる。

© ill-health(ruephas) 2024

しかし急ぐ所用も特段ないため暑いホームで電車を待ち、来た電車で奈良まで戻り、駅前にあるKASUYA JR奈良駅前店(奈良県奈良市油阪町11-4:0742-27-0188:11:00~3:00:日曜のみ~0:00)に入って一人祝杯。
まあ山の辺の道を歩くたびに昼飲みしとるけど。

© ill-health(ruephas) 2024

ビールのジョッキを空にして店内見回すと、関西でしか見られないあのポスターを発見したので嬉しくなった。

© ill-health(ruephas) 2024

山の辺の道のお話の最後の写真がこれですまんことじゃ。
謝るワイ。

山の辺の道 案内Map

この「山の辺の道 案内Map」ですが2024年6月18日現在、iPhoneで閲覧した場合、ルートを示すラインが縮尺により見えたり見えなかったりする不具合があるみたいです(ios17.5.1:Googleマップ6.120.1)。
とは言っても原因も直し方もわからんし、そもそも多分ワシのせいでもないので勘弁してくだされ。
心眼で見てくだされ。
PCの場合、Google ChromeであればWindows環境でもMac環境でも問題なく見ることは出来てます。

2024年7月19日金曜日

温泉に行かない日(544) 山の辺の道(19) 長岳寺➔海石榴市(5)

八大竜王 辯財天 大神 龗神神社 遙拝所で無事遥拝を終えたワシは、さらに南に向かう。
途中、大神神社の末社(摂社?どっちかな)である貴船神社(奈良県桜井市三輪23:淤加美神)があったので参拝。
小さな神社で、ワシの表現でいうところの祠オンリータイプのつつましやかな感じ。
参拝したのは朝の9時30分くらいじゃったけど、静かで落ち着いて品のある神社じゃなあと思った。
そこだけちょっと空気が違うぞ、みたいな。
参拝すんで石畳の道をじゃんじゃん南下すると、なんかだんだん人が増えてきた。
明らかに山の辺の道ウォーカーな雰囲気ではなく、外人もちらほら見える。
はて何じゃろか?と思いつつ歩いていくと、これまた大神神社の摂社である狭井神社(さいじんじゃ:狭井坐大神荒魂神社:奈良県桜井市三輪1422)の参拝客じゃった。
この神社は有名でワシも聞いたことがある。
祭神は大神荒魂神というんじゃけど、簡単に言うと社殿東側に広がるというか聳えとる三輪山そのものがご神体で、近世まで入山はご法度。
現在は、神社の人とともに登ることはできるが結構厳しいルールがるらしく、写真禁止・飲食禁止という条件で入山・参拝可能ということじゃ。
今回は見送ったが、いずれ是非登ってみたいもんじゃ。
狭井神社の雑踏を後にして歩き出すと、もうすぐに大神神社(おおみわじんじゃ:奈良県桜井市三輪1422:0744-42-6633)に到達する。

写真では閑散としとるように見えるが実際は結構賑わっとるよ
© ill-health(ruephas) 2024

ここもたいそう有名な神社であり、社格も高く、日本最古の神社の一つじゃからなかなか変なことは書けないんじゃが、正直に言うとあまりに観光地化していてちょっと辟易したな。
さりとて折角ここまで来たんじゃから当然参拝し、拝殿の向かいにある日陰になった休憩スペースみたいなところで今後の道筋を確認する。
何遍も書いとる通り、山の辺の道はごく一部を除き道標がよく整備されておって地図に頼らんでも迷わず進む事ができる道じゃ。
ところがこの終盤、そうじゃなあ狭井神社の先辺りからその道標があまりなくてどこをどう進めばいいかわからん感じになったからじゃな。
参道にはあるじゃろと思い往復してみたけど見つからず、拝殿周辺をウロウロしてみたが見つからず、再度参道往復したが見つからず。
で、境内のどこだったかなあ、どっかで道案内図を見つけた。

© ill-health(ruephas) 2024

これによれば社務所の横にある駐車場を通り、三輪山平等寺(奈良県桜井市三輪150)の方に行けば良さそうじゃ。

境内側から見た駐車場
ここを向こう側へ通り抜ける
© ill-health(ruephas) 2024

駐車場を抜けると成願稲荷神社(奈良県桜井市三輪290-3)への道標や三輪山平等寺への案内表示があるのでそれに従って進めばよいかなあ。

写真奥に向かって進みます
右に行くと、えっと、多分JR三輪駅
© ill-health(ruephas) 2024

少し先に、春日神社の朱色とは違う、いかにもお稲荷さんらしい赤い鳥居が見えたのでこちらも抜かりなく参拝。

© ill-health(ruephas) 2024

ここから終着の海石榴市まではあと少しじゃ。

山の辺の道 案内Map

この「山の辺の道 案内Map」ですが2024年6月18日現在、iPhoneで閲覧した場合、ルートを示すラインが縮尺により見えたり見えなかったりする不具合があるみたいです(ios17.5.1:Googleマップ6.120.1)。
とは言っても原因も直し方もわからんし、そもそも多分ワシのせいでもないので勘弁してくだされ。
心眼で見てくだされ。
PCの場合、Google ChromeであればWindows環境でもMac環境でも問題なく見ることは出来てます。

2024年7月13日土曜日

温泉に行かない日(543) 山の辺の道(18) 長岳寺➔海石榴市(4)

相撲神社案内のところを南に向かう。
山の辺の道ではあまり見ないコンクリ舗装の道を少し歩いていくと東西に抜ける道にぶち当たる。
そこには普通の山の辺の道道標とはタイプが異なる別の道標が設置されとった。

© ill-health(ruephas) 2024

「歴史街道」と書かれており、山の辺の道を含め多くの史跡などの方向を指し示しておる。
設置主体はわからぬが、天理より北では見かけなかった記憶じゃからもしかしたら桜井市かその関係団体(観光協会とか)かなあ。
以後このタイプの道標がここかしこに設置されとる。
これに従い右(東)に進み、次の交差点を南に向かう。
そうすると奈良県道55号大和高田桜井線に合流するのでそれを東に進む。
二桁県道、すなわち基本的にはつまらん道なのかなあと少しげんなりしかけた。
しかしまあ交通量はそんなに多くはなく道幅もそんなに広くはないので、鹿野園から白川ダムに向かう途中で間違えて歩いた奈良県道187号福住上三橋線よりは風情がある。
さらに途中清らかな小川が道の脇を流れとったりするし、県道の割にはなかなかいい道じゃと思った。

いつかは水がきれいな場所にやぎさんと住みたいと
今も思っとる
© ill-health(ruephas) 2024

きれいな水が流れる川の水音を聞きながら歩いていくと、南側の山林の方に入る道がある。
急激に逆V字型に折れ曲がる道で、西に戻るような格好じゃ

© ill-health(ruephas) 2024

そこには正式な山の辺の道道標とともに、桜井市に入って見かけるようになった歴史街道の道案内も設置されとる。

わかりやすいイラスト付きじゃヨ
© ill-health(ruephas) 2024

道標に従いそちらの道に入ると、オレンジ色の舗装路が少し登りながら続いとる。

© ill-health(ruephas) 2024

左右の林からは、ほ〜ほけきょという鳴き声が聞こえてくるし、木々が巧みに日陰を作ってくれとるので大変爽やかじゃ。
しかもほ〜ほけきょ以外の音が聞こえない大変静かで落ち着いた道。
緩やかな登り坂を気分良く歩いていくと、正面に2本の柱を注連縄で繋いだ、このあたりでよく見かける鳥居(?正式名称を誰か教えてくだされ)が見えてきて、ここが檜原神社(ひばらじんじゃ;奈良県桜井市三輪1422:途中の道標では「桧原神社」と表記されとるが正式には檜原神社)。
この神社はあの有名な三輪明神 大神神社(おおみわじんじゃ:奈良県桜井市三輪1422)の摂社になるのかなあ。
「元伊勢」とも呼ばれていて、「元伊勢」と呼ばれる神社はここ以外にも十数ヶ所あるらしい。
なんでここが元伊勢なのかについてはネット上にわかりやすく書かれた説明がいくらでもあるので見つけて読んでみてくだされ。
ワシは現地にいたボランティアガイドのじいさまに話を聞いて、なかなかおもしろいと言うか、伊勢神宮ってこんな感じで場所が決まったのかと少し感心した。
このあとその大神神社にも行くことになるんじゃけど、ワシ的にはこっちの檜原神社のほうが断然好きじゃ。

© ill-health(ruephas) 2024

これがメインの鳥居(?う〜ん、正式名称を知りたい(*))で、よおく見ると鳥居の中からず〜っとず〜っと先に山が見える。
二上山(奈良県葛城市染野691)という名前の山で、ある時期(説明聞いたが忘れたすまん、秋だった気がする)にはその山のてっぺんからおひさまが沈むということでも有名らしいです。


その鳥居をくぐってすぐにある石畳の小道を左(南)に進むとやがて石畳から林の中を通る地道に変わり、玄賓庵(奈良県桜井市茅原373)に出ます。
この区間は道の様相が石畳になったり地道になったり、落ち葉が敷き詰められていたりと変化があって楽しい。
山の辺の道のいたるところには「ああ、こりゃいかにも山の辺の道らしい道じゃなあ」という区間があるが、ここもその一つとワシは思う。
写真を何枚か載せとこう。

石畳
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地道
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再び石畳
© ill-health(ruephas) 2024

こんな小道をどんどん歩いて行き、現在地を確認するためにiPhoneを取り出してGoogle Mapsを見ると、こんな場所を見つけた。


八大竜王 辯財天 大神 龗神神社 遙拝所(奈良県桜井市茅原342)。
遥拝所だ。
なんだかやたらに長ったらしい名前の遙拝所じゃなあ。

実はワシ、神社好きに関連して遙拝所が前から非常に気になっとる。
じゃから、見つけ次第Google Mapsの機能である「リスト」に片っ端から登録しとる。
長距離短距離遙拝所GRAND-PRIXという名前のリストじゃ。
本日2024年7月13日現在、433ヶ所の遥拝所を登録しておって、例えば福島県西会津町にある大山祇神社遥拝殿(福島県耶麻郡西会津町野沢大久保甲1445‐2)だと、
遥拝対象神社:大山祇神社本社(福島県耶麻郡西会津町野沢1445-4)
遥拝距離:2.69km
参拝距離:9.5km(2時間17分:↑376m↓222m)+徒歩1.55km
という具合に、遥拝対象神社・遥拝距離(遥拝所から遥拝対象神社までの直線距離)・参拝距離(遥拝所から遥拝対象神社まで実際に歩いて参拝したときの道程距離)・所要時間・歩いた場合の上昇及び下降のメートル数・遥拝所の地図のURLを整理して記載しとる。
遥拝所のワシなりの定義は、
神社に参拝に行きたいけど遠すぎていけない、近くにある神社だけど山の上にあって自分の足ではとても行けない。
そんなあなたの悩みを一掃してくれるのが「遙拝所」です。
遙拝所さえあれば、たとえそれが千里の距離でもあっという間にゼロにしてくれる。
どんな断崖絶壁があろうがそんなの関係ない。
残念なのは神社を実際に見れないことぐらいですが、「心眼」で見ればそれでよし。
ということになる。
この八大竜王 辯財天 大神 龗神神社 遙拝所というのはリスト的にはノーフォローじゃったので、当然遥拝せねばならぬ。
石畳の道をとっとこ歩いていくと道標があり、左に行くと八大竜王 弁財天にいけるとあるからこれじゃろう。

© ill-health(ruephas) 2024

その方向を見ると少し登りで細いコンクリ舗装の小道があり、ワシはそこを登っていった。
登り切ると、水が枯れかかった溜池のようなものがある。
正直あまりきれいな風景とはいいかねるなあ。

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その枯れかかった溜池を右側に見ながら池の堰堤みたいな道を歩いていくと林に入り、その先の右手にに赤い鳥居があった。
これが遥拝所への入口かな。

© ill-health(ruephas) 2024

帽子を取って一礼してから鳥居を潜り先に進むと、左手に濁ってはいるものの水を湛えた池があり、その先にまた赤い鳥居が見えた。

© ill-health(ruephas) 2024

ははあ、あれに見えるが弁財天。
池の向こう側に社殿があるのでそこには船でしか行けない。
じゃからここから遥拝しようというわけなんじゃろう。
ワシも素直に弁財天を遥拝して、それから遥拝所の隣にある建物に向かった。
Google Mapsによれば翠生苑(奈良県桜井市茅原342)という施設(神社?寺?)で、何目的で存在するのかイマイチわからん。
入ればわかるじゃろうと思い引き戸を開くと、少し肝を冷やした。
こんなところには誰もおらんじゃろうと思っとったんじゃけども、中にはおばちゃんが一人こっちを向いて(繰り返すぞ、こっちを向いて、じゃ)立っており、ワシをチラリと見やるとワシの横を通り抜けて出ていった。
何だったんじゃろうかあのおばちゃんは。
いやあちょっと怖いなあと思い、中の写真を1枚撮ってからさっさと退散した次第じゃ。

鏡が見えるので一応神社かな
© ill-health(ruephas) 2024

遥拝所から引き返して枯れかかった池の方に戻り、道端にU字溝がひっくり返して置いてあったのでそこに座ってタバコを吸って気持ちを落ち着かせた。
あのおばちゃんは何だったんだろうなあ。
まあ落ち着いて考えれば多分、単なる山の辺の道ウォーカーであり、道標に史跡とかが書いてあったら基本的に寄って行くという歩き方をしとる人なんじゃろう。
じゃから向こうは向こうとて、出し抜けにワシが入ってきたもんじゃからびっくりしてさっさと退散したのかもしれんなあ。
だとしたらすまんことじゃった。

(*)
悔しいので調べてみたら「縄鳥居」ということでした。
以後もしこれを見かけたら、縄鳥居と表記します。

山の辺の道 案内Map

この「山の辺の道 案内Map」ですが2024年6月18日現在、iPhoneで閲覧した場合、ルートを示すラインが縮尺により見えたり見えなかったりする不具合があるみたいです(ios17.5.1:Googleマップ6.120.1)。
とは言っても原因も直し方もわからんし、そもそも多分ワシのせいでもないので勘弁してくだされ。
心眼で見てくだされ。
PCの場合、Google ChromeであればWindows環境でもMac環境でも問題なく見ることは出来てます。

2024年7月12日金曜日

温泉に行かない日(542) 山の辺の道(17) 長岳寺➔海石榴市(3)

山の辺の道ファンクラブpresentsな絶景ポイントを後にして南に歩きだす。
絶景ポイントは天理市の一番南の端にあり、山の辺の道の終点というか始点がある桜井市はもう鼻の先。

この辺から桜井市
北から南を撮った写真
© ill-health(ruephas) 2024

ここから暫くはイベント性はないものの空が広く見渡せて気分がいい野道が続きます。
旧跡遺跡関係としては額田王万葉歌碑(奈良県桜井市穴師879)とか神籬遺跡(ひもろぎいせき:奈良県桜井市穴師)とか、ちょっと外れるけど珠城山古墳群(奈良県桜井市穴師1067-1)とかあるので、そっち方面に興味がある方はぜひ見学・参拝を。
歌碑みたいに道端にある物件は別として、ワシの場合わざわざ寄り道をして見学参拝するまでの興味はないし、どっちかって言うと今回は道そのものを味わいたいという気持ちが強いのでそのまま直進。
今後季節を変えて何回か歩きなおしてみる気持ちになっているので、その際は今回よりももっと時間をかけて、名所旧跡をしっかり見ながら歩こうと思う。

更に道なりに南下していくと茶色い道標がある。

© ill-health(ruephas) 2024

例の正式な山の辺の道道標ではない一本柱形式の道標で、そこには「⇐桧原神社」と書かれておるが山の辺の道がどっちかについては書かれておらん。
しかしご安心めされい。
ここにも地元有志による親切な案内がなされておる。

© ill-health(ruephas) 2024

電信柱に白いペンキで「山の辺の道⇐」と指示してくれとる。
この電信柱、設置したのは関電なのかNTT西日本なのか誰なのかは知らんけど、まあこの程度なら怒られることもないじゃろうし、何より山の辺の道ウォーカーにとってはありがたい案内じゃ。
矢印に従い短い野道を登っていくと再び舗装路にぶつかり、そこは左(東)に折れます。
そのまま歩くと四つ角にぶつかる。
そこには山の辺の道道標があり、桧原神社(=山の辺の道)の方向を指し示しとるから基本はそれに従うんじゃが、ちょっと気になる別の表示がある。

山の辺の道道標より堂々とした相撲神社案内
© ill-health(ruephas) 2024

相撲神社?
相撲?
更に近づくと、

© ill-health(ruephas) 2024

むうん、こりゃまさしく相撲じゃ。
「相撲発祥の地」なるやや自慢げなコピーとともに、篦棒に体格が良い横綱の土俵入りみたいなイラストも描かれておる。
こりゃ行かんといかんじゃろ。
この十字路から僅か200m先じゃし。
ワシは一旦山の辺の道から外れてそのまま東に直進して相撲発祥の地に行ってみることにした。
それでまず目に飛び込んできたのがこれじゃ。

© ill-health(ruephas) 2024

おう、顔はめ。
ワシゃ結構な顔ハメラーで、いついかなる時も顔はめに出会ったときには可能な限りはめることにしとる。
顔はめパネルには「勝負運向上」と大書されており、ワシ最近色んな意味で勝負運が全く良くないので是非はめたい。
はめれば勝負運が向上するのか、相撲神社の御神徳が勝負運向上という意味なのかは判然とせんがしかし、少なくともここではめとけばその姿勢が神社御祭神にも見える化され、普通に参拝するよりも強力な御神徳を得られるに相違なかろう。
顔はめがある場所の多くは観光地若しくはそれに準じるところなのでたいてい人がおる。
じゃから単独行の場合でもそういった他人に依頼して写真を撮ってもらえる。
しかし本日はまさに単独行、かつだ~れもおらんのではめることができなんだ。
忸怩たる思いじゃ。
勝負運向上効果は相当に減殺されたかもしれんが、御祭神にはこのワシの心意気を是非感じてほしいものじゃ。
顔はめの脇から境内に入ってみたが、桜井ライオンズクラブ寄贈による頭髪がかなり不自然なお相撲さんの石像が目に飛び込んできた。

昭和の主婦みたいなヘアースタイル
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さらに奥には木祠オンリータイプの小さな社がある。
これが相撲神社の本体じゃろう。

相撲発祥の地の神社としては慎ましやかな社殿
しかし富士市あたりの山神社に比べれば非常に立派
© ill-health(ruephas) 2024

由緒書があったので読んでみたが、祭神についての記載なし。
後で調べてみたら、由緒書の中に記載があった野見宿禰を祭神とする、穴師坐兵主神社(奈良県桜井市穴師493)の摂社とのことじゃった。
穴師坐兵主神社は相撲神社からもう少し東にある兵主神という初めて見る神様が祭神の立派な神社だそうじゃ。
そして境内には養生シートに包まれた土俵と思われるものもある。

© ill-health(ruephas) 2024

きっと例祭日には子供相撲大会とか開かれて盛り上がるのかもしれんな。
相撲神社の参拝を終えて境内を出ると、こんな景色じゃ。

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この素晴らしい景色を見ながら山の辺の道方面に戻り踏破を再開。
さっきの相撲神社案内がある十字路を左(南)に入って更に進む。

山の辺の道 案内Map

この「山の辺の道 案内Map」ですが2024年6月18日現在、iPhoneで閲覧した場合、ルートを示すラインが縮尺により見えたり見えなかったりする不具合があるみたいです(ios17.5.1:Googleマップ6.120.1)。
とは言っても原因も直し方もわからんし、そもそも多分ワシのせいでもないので勘弁してくだされ。
心眼で見てくだされ。
PCの場合、Google ChromeであればWindows環境でもMac環境でも問題なく見ることは出来てます。

2024年7月11日木曜日

温泉に行かない日(541) 山の辺の道(16) 長岳寺➔海石榴市(2)

このあたり、こちゃこちゃと右に行ったり左に曲がったりという感じで道標に従いつつ先に進む。
そうするとまた前方は景行天皇の山邊道上陵である渋谷向山古墳(奈良県天理市渋谷町)じゃ。
もうデカすぎて古墳なのか森なのか山なのかさっぱりわからん。
ちなみに名称である「山邊道上陵」に使われておる「山邊道」という呼称は宮内庁で正式に使われておる山の辺の道のことじゃ。
山の辺の道の呼称については最初のポストに書いた通りで繰り返しになるんじゃが、ここでは一般に通りが良い「山の辺の道」を使うことにしておる。
今回のように史跡などの固有名詞に「山邊道」が使われとる場合は言うまでもなくそれを使うようにしとる。

その渋谷向山古墳の北から東側を巻くような感じで道は通っとるが、またもや地元有志系の無料休憩所発見。

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失礼ながら、一見殆どあばら家と言うか農家さんの昼飯場というかそんな雰囲気なんじゃけど、よく見ると「自由にお休み下さい! Resting Place 山の辺の道ファンクラブ」と書かれた掲示がある。
山の辺の道ファンクラブなる組織が存在するんだなあ。

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建屋(っていうのかなあ)はすべて手作りであり、上には日よけの工夫もされとるので夏などは案外涼しく休憩できるポイントじゃと思う。
これまた繰り返しじゃけど、山の辺の道の南側にはこのような場所が多く設けられておって山の辺の道ウォーカーには大変うれしいことじゃと思う。
休憩所から少し先に、地図にはない分かれ道が東側の丘の方に伸びておる。
そこにもお手製の地元有志系案内表示があって、ここは素直に直進するが吉であるとわかる。

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そして地図にない道の方を眺めたらこんな掲示があった。

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ふむふむ。
大和三山を
見渡す
絶景ポイントが
このすぐ上にあります
ぜひごらんください
とある。
そして端っこには赤い字で「山の辺の道ファンクラブ」とも書かれておる。
ははあ、この者たちはなかなか良い活動をなさっておる様子じゃ。
ワシはもちろんその絶景ポイントに寄ることにした。
ちなみに学がないワシは大和三山というのを知らなんだのでその場で調べてみたら、橿原市に位置する香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)のことらしい(橿原市公式サイト)。
参考までにここから耳成山までは約6km。

耳成山ってこんな街中にあるんだっけ?
ちょっとイメージが違うなあ
同名の別の山だったらすまん謝るワイ

橿原駅はここから南西約8kmほどの距離。
結構遠いけどそんなきれいに見えるのかなあ。

大きくカーブした舗装されて緩やかに登る舗装路を歩いていくと、景勝地によくあるお手製のこれが立っとった。

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ははあ、確かに耳成山・畝傍山・天香具山の山名が書かれており、更にその奥側に葛城山・金剛山・高野山の山名も見える。
金剛山ってあの金剛山かなあ。
そんなことも知らんワシ。
それから実際の風景を眺めてみた。

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いつも思うんじゃが、人間の目というのは最高最強のカメラじゃと思う。
上の写真、見ても特に感動は覚えんじゃろ?
ワシとて改めて見てもしょぼいと思うし、現場の風景を実際見とらんかったらなんじゃこりゃ、な写真じゃ。
実際には本当に開けた風景で、遠方ながら山の様子もはっきりわかって素晴らしい風景なんじゃがなあ。
iPhoneの性能はずいぶん上がって助かっとるが、人間の目の足元にも及ばんことがよく分かるなあ。
風景を堪能し、写真をぱちぱち撮影してワシはまた坂道を下っていって、山の辺の道に戻った。
さあ、桜井市はもうすぐ目の前じゃ。

山の辺の道 案内Map

この「山の辺の道 案内Map」ですが2024年6月18日現在、iPhoneで閲覧した場合、ルートを示すラインが縮尺により見えたり見えなかったりする不具合があるみたいです(ios17.5.1:Googleマップ6.120.1)。
とは言っても原因も直し方もわからんし、そもそも多分ワシのせいでもないので勘弁してくだされ。
心眼で見てくだされ。
PCの場合、Google ChromeであればWindows環境でもMac環境でも問題なく見ることは出来てます。

2024年7月10日水曜日

温泉に行かない日(540) 山の辺の道(15) 長岳寺➔海石榴市(1)

2024年6月8日の土曜日、5時過ぎに起きた。
この年になるとこの時間にフツ~に自然に苦も無く起床できるのがある意味薄らさみしい。
年を取るというのはこういうことなんだぜ、若者よ。
お茶沸かして飲んで身支度をして、いつものようにJR桜井線の最寄り駅である京終駅(きょうばてえき:奈良県奈良市南京終町)まで歩く。
柳本の駅についたのが6時30分くらいかなあ。
もう朝日が登り始めて今日もいいお天気になりそう。

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長岳寺(奈良県天理市柳本町508)山門前に着いて、7時26分ここから再開。
長岳寺境内になるのか外なのかわからないけど、洋食katsui山の辺の道(奈良県天理市柳本町577-1)という洋食屋がある。
こんな時間だからまだやってないけど、この間見かけた際には大変に繁盛しており他府県ナンバーのクルマも散見されたのでまあまあ有名な店なんじゃろう。
でもワシはいかないだろうなあ。
場末の飲み屋が一番好きだ。
左に山の辺霊園(奈良県天理市柳本町583)、右に市営の(多分)無料駐車場(奈良県天理市柳本町)がある丁字交差点を左(東)に曲がってすぐに右(南)へ。
地図によればここのすぐ南側には崇神天皇陵である行燈山古墳(奈良県天理市柳本町)がある。
さあまた天皇陵だなあ。
お参りするポイントがあったらお参りしたいけど、正式公式な参拝手法をまだ確認できていないからどうするかなあ。
歩いとると後ろから軽自動車が来てワシを追い抜き、民家の前に停まってじいさまが降り立った。
じいさまはワシの方をにこやかに眺めて、
「山の辺の道かい?」
と尋ねてきた。
「はい、そうなんですよ。行けるとこまで行ってみます」
「どこから来た?」
「はあ、最近浜松から引っ越してきまして、今日は奈良市内からです」
「へえ、そうか。桜井までいけそうかい」
「目標は海石榴市ですけど、まあテキトーに行けるとこまで行きます」
「暑いから気をつけなよ」
山の辺の道を何回かに分けて歩いとるが、地元の人とこのくらいしっかりした会話をしたのはこれが最初で最後でしたなあ。
ちなみに海石榴市(つばいち)ってのは奈良県桜井市金屋にある地名で、山の辺の道の起点とされている場所じゃ。


出来れば今日はそこまで行きたいとは思うけど、行ってしまったら今回の極私的イベントが終わってしまう。
それはそれでつまらん。
まあ流れに任せておけばいいじゃろう。

地図によれば崇神天皇陵の西側に遥拝所があるけどそこまで回るのは面倒じゃ。
どっか参拝できる隙間はないかなあと天皇陵方面を観察しながら歩いとったら、お掘りに向かって続いとりそうな小道があった。

真ん中の道が山の辺の道で見えにくいけど右手の土手に
登る小道がある
空の風景は荒井由実状態
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試しに行ってみると、参拝ポイントがあった。

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繰り返しになるが、正式公式な参拝手法をまだ確認できていないワシはまたもや神式仏式の両方式で恙無く参拝したのであった。
お掘りの土手を降り、石畳の風情がある道を南に歩きます。
雰囲気は大変良いけど、基本イベントはなにも発生しません。
別にそれでいいんだけど、たまには木の陰からショッカーの人が「イ~」とか言いながら飛び出してくれても構わないのだが。
道は案外平坦ではなくて、登ったり下ったりを繰り返す区間で、そんな道を歩いていくと
さわやかトイレという名前の爽やかなトイレがある。

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爽やかな以上爽やかに用を足して背後を見やれば開けたこれまた爽やかな景色。

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前にも何回か書いたかもしれんが、山の辺の道は山の辺なので少し小高いところを通っとる区間が多いので、西側が開けている場所であればこのような景色を眺めることができる。
また逆に東側を見れば、緑が溢れる山の風景を堪能できる。

暫く進むと名称不明の川にかかる名称不明のコンクリ橋があり、それを渡った先はZ型に折れ曲がるミニつづら折れ的な登路になる。
登道といっても極短いけど。

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このあたり、もし道標がなければ迷いポイントとなる事必定じゃけど、公式道標だけではなく地元有志系の案内もあるので迷うことはないです。

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ミニつづら折れを登って真っ直ぐ歩くと卑弥呼庵(奈良県天理市柳本町2994:0743-66-0562)という喫茶店の西側に出る。
ここを右(西)ですぐに左(南)と進みますが、街中なのでこのようにこちゃこちゃ曲がるポイントが結構ある。
あるけど、繰り返しになってすまんが公的私的の道標案内がしっかりあるので道は間違えない。
ありがたいことじゃ。

山の辺の道 案内Map

この「山の辺の道 案内Map」ですが2024年6月18日現在、iPhoneで閲覧した場合、ルートを示すラインが縮尺により見えたり見えなかったりする不具合があるみたいです(ios17.5.1:Googleマップ6.120.1)。
とは言っても原因も直し方もわからんし、そもそも多分ワシのせいでもないので勘弁してくだされ。
心眼で見てくだされ。
PCの場合、Google ChromeであればWindows環境でもMac環境でも問題なく見ることは出来てます。