赤い鳥居の成願稲荷神社を参拝し終わって更に南へ。
基本南じゃけど、ここから先は準街中というか、旧所名跡はありつつもだんだん桜井市街地に近づいて来るので、ジグザグっぽい感じの道筋になってくる。
少し暑さを感じながら道なりに進むと三輪山 平等寺(みわさんびょうどうじ:奈良県桜井市三輪38)に出ます。
当日は参拝せずにそのまま先に行っちゃったけど、これは失敗でした。
あとで公式サイト見たら、かなり大きなお寺で歴史もあるようなんじゃけど、お寺に収蔵されているアイテムが何だろ、ちょっと変わったものが多くて、ややワイルド側に寄せたお釈迦様の絵とか仏像、胸元をぐっと開いてその胸元にある顔を見せてる十六羅漢像とかあってなんだか楽しそう。
今度行ってみよう。
平等院を左に見ながら整備されてるけど地図にない道を進みます。
竹林の中を通っているので涼やかな感じ。
© ill-health(ruephas) 2024 |
磯城瑞籬宮のあたりで東(左)に曲がり石畳の道に入ります。
ここから先は野道山道はなく、こんな感じの散策路とか広くない舗装路が終着点の海石榴市まで続きます。
金谷の石仏(奈良県桜井市金屋:トイレあり)まで来て、もう本当にあとわずか。
街中の小路を抜けていきますが、そこにもご丁寧な地元有志系道案内が設置されとる。
© ill-health(ruephas) 2024 |
© ill-health(ruephas) 2024 |
更に進んで丁字交差点に出ると、路面にはこのようなタイルが埋め込まれとった。
北から南に向かって撮っておる © ill-health(ruephas) 2024 |
南から北に向かって撮っておる © ill-health(ruephas) 2024 |
ここを左(東)に折れて道なりに進むと、すぐにあっさりとゴールの海石榴市に到達してしまった。
あるのはこれだけ © ill-health(ruephas) 2024 |
山の辺の道ゴール(というかスタートじゃけど)であるここ海石榴市じゃけど、何か建物が建っとるとか、記念碑が建っとるとか、市場が開いとるとかそういうことは全然なく、ただ海石榴市のいわれが書かれた案内が設置されているだけで他には何もない。
ホントに何もない。
昔は名前の通り市が立っとったほか、何本かの街道が交わる交通の要衝だったとことらしいんじゃけど、令和の今は住宅街にある単なる「ポイント」。
なんだろ、ゴール到達とか感動のフィナーレとかいう盛り上がりはまあゼロで、ホントに「或るポイントにただ到着した」だけのさっぱりした終着点じゃった。
単独行じゃから、案内板と並んどるところの写真を連れ合いに撮ってもらうとかもできんしなあ。
しかしそれもやち(「やち」とは個人的な言語で「よし」の最上級」)。
兎に角、破石から海石榴市まで、何キロに成るかはわからんが、5月6日にスタートして5日かけて(実質的には2~3日かな)ゴールできた。
なかなかエラいぞワシ。
ここが終着点ではあるけれど、すぐ近くに海柘榴市観音堂(奈良県桜井市金屋544)というのがあるので、参拝せん手はないじゃろう。
行ってみると改築してきれいになっとるお堂と東屋、トイレ。
その他石のお地蔵さんなどがある。
© ill-health(ruephas) 2024 |
お参りできるものにはすべてお参りし、トイレで用を済ませ、東屋でしばし休憩したあと海石榴市の案内板まで戻り、大和川の河川敷まで南に進んでJR桜井駅(奈良県桜井市桜井)まで徒歩で戻った。
河川敷近くにあった昔のガチ道標 左いせと読める お伊勢参りのためじゃろうかねえ © ill-health(ruephas) 2024 |
駅につくと、和歌山線で事故かなんかあったみたいでその煽りを受けて桜井線が大幅に送れとる。
© ill-health(ruephas) 2024 |
しかし急ぐ所用も特段ないため暑いホームで電車を待ち、来た電車で奈良まで戻り、駅前にあるKASUYA JR奈良駅前店(奈良県奈良市油阪町11-4:0742-27-0188:11:00~3:00:日曜のみ~0:00)に入って一人祝杯。
まあ山の辺の道を歩くたびに昼飲みしとるけど。
© ill-health(ruephas) 2024 |
ビールのジョッキを空にして店内見回すと、関西でしか見られないあのポスターを発見したので嬉しくなった。
© ill-health(ruephas) 2024 |
山の辺の道のお話の最後の写真がこれですまんことじゃ。
謝るワイ。
山の辺の道 案内Map
この「山の辺の道 案内Map」ですが2024年6月18日現在、iPhoneで閲覧した場合、ルートを示すラインが縮尺により見えたり見えなかったりする不具合があるみたいです(ios17.5.1:Googleマップ6.120.1)。
とは言っても原因も直し方もわからんし、そもそも多分ワシのせいでもないので勘弁してくだされ。
心眼で見てくだされ。
PCの場合、Google ChromeであればWindows環境でもMac環境でも問題なく見ることは出来てます。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。