2024年7月10日水曜日

温泉に行かない日(540) 山の辺の道(15) 長岳寺➔海石榴市(1)

2024年6月8日の土曜日、5時過ぎに起きた。
この年になるとこの時間にフツ~に自然に苦も無く起床できるのがある意味薄らさみしい。
年を取るというのはこういうことなんだぜ、若者よ。
お茶沸かして飲んで身支度をして、いつものようにJR桜井線の最寄り駅である京終駅(きょうばてえき:奈良県奈良市南京終町)まで歩く。
柳本の駅についたのが6時30分くらいかなあ。
もう朝日が登り始めて今日もいいお天気になりそう。

© ill-health(ruephas) 2024

長岳寺(奈良県天理市柳本町508)山門前に着いて、7時26分ここから再開。
長岳寺境内になるのか外なのかわからないけど、洋食katsui山の辺の道(奈良県天理市柳本町577-1)という洋食屋がある。
こんな時間だからまだやってないけど、この間見かけた際には大変に繁盛しており他府県ナンバーのクルマも散見されたのでまあまあ有名な店なんじゃろう。
でもワシはいかないだろうなあ。
場末の飲み屋が一番好きだ。
左に山の辺霊園(奈良県天理市柳本町583)、右に市営の(多分)無料駐車場(奈良県天理市柳本町)がある丁字交差点を左(東)に曲がってすぐに右(南)へ。
地図によればここのすぐ南側には崇神天皇陵である行燈山古墳(奈良県天理市柳本町)がある。
さあまた天皇陵だなあ。
お参りするポイントがあったらお参りしたいけど、正式公式な参拝手法をまだ確認できていないからどうするかなあ。
歩いとると後ろから軽自動車が来てワシを追い抜き、民家の前に停まってじいさまが降り立った。
じいさまはワシの方をにこやかに眺めて、
「山の辺の道かい?」
と尋ねてきた。
「はい、そうなんですよ。行けるとこまで行ってみます」
「どこから来た?」
「はあ、最近浜松から引っ越してきまして、今日は奈良市内からです」
「へえ、そうか。桜井までいけそうかい」
「目標は海石榴市ですけど、まあテキトーに行けるとこまで行きます」
「暑いから気をつけなよ」
山の辺の道を何回かに分けて歩いとるが、地元の人とこのくらいしっかりした会話をしたのはこれが最初で最後でしたなあ。
ちなみに海石榴市(つばいち)ってのは奈良県桜井市金屋にある地名で、山の辺の道の起点とされている場所じゃ。


出来れば今日はそこまで行きたいとは思うけど、行ってしまったら今回の極私的イベントが終わってしまう。
それはそれでつまらん。
まあ流れに任せておけばいいじゃろう。

地図によれば崇神天皇陵の西側に遥拝所があるけどそこまで回るのは面倒じゃ。
どっか参拝できる隙間はないかなあと天皇陵方面を観察しながら歩いとったら、お掘りに向かって続いとりそうな小道があった。

真ん中の道が山の辺の道で見えにくいけど右手の土手に
登る小道がある
空の風景は荒井由実状態
© ill-health(ruephas) 2024

試しに行ってみると、参拝ポイントがあった。

© ill-health(ruephas) 2024

繰り返しになるが、正式公式な参拝手法をまだ確認できていないワシはまたもや神式仏式の両方式で恙無く参拝したのであった。
お掘りの土手を降り、石畳の風情がある道を南に歩きます。
雰囲気は大変良いけど、基本イベントはなにも発生しません。
別にそれでいいんだけど、たまには木の陰からショッカーの人が「イ~」とか言いながら飛び出してくれても構わないのだが。
道は案外平坦ではなくて、登ったり下ったりを繰り返す区間で、そんな道を歩いていくと
さわやかトイレという名前の爽やかなトイレがある。

© ill-health(ruephas) 2024

爽やかな以上爽やかに用を足して背後を見やれば開けたこれまた爽やかな景色。

© ill-health(ruephas) 2024

前にも何回か書いたかもしれんが、山の辺の道は山の辺なので少し小高いところを通っとる区間が多いので、西側が開けている場所であればこのような景色を眺めることができる。
また逆に東側を見れば、緑が溢れる山の風景を堪能できる。

暫く進むと名称不明の川にかかる名称不明のコンクリ橋があり、それを渡った先はZ型に折れ曲がるミニつづら折れ的な登路になる。
登道といっても極短いけど。

© ill-health(ruephas) 2024

このあたり、もし道標がなければ迷いポイントとなる事必定じゃけど、公式道標だけではなく地元有志系の案内もあるので迷うことはないです。

© ill-health(ruephas) 2024


© ill-health(ruephas) 2024

ミニつづら折れを登って真っ直ぐ歩くと卑弥呼庵(奈良県天理市柳本町2994:0743-66-0562)という喫茶店の西側に出る。
ここを右(西)ですぐに左(南)と進みますが、街中なのでこのようにこちゃこちゃ曲がるポイントが結構ある。
あるけど、繰り返しになってすまんが公的私的の道標案内がしっかりあるので道は間違えない。
ありがたいことじゃ。

山の辺の道 案内Map

この「山の辺の道 案内Map」ですが2024年6月18日現在、iPhoneで閲覧した場合、ルートを示すラインが縮尺により見えたり見えなかったりする不具合があるみたいです(ios17.5.1:Googleマップ6.120.1)。
とは言っても原因も直し方もわからんし、そもそも多分ワシのせいでもないので勘弁してくだされ。
心眼で見てくだされ。
PCの場合、Google ChromeであればWindows環境でもMac環境でも問題なく見ることは出来てます。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。