2014年4月25日金曜日

温泉に行かない日(274) 地図を旧バージョンに戻そうかどうか検討中

オレ地図好きなので、いろんな事を地図という形に纏めて愉しんだり活用したりしてます。
このブログ用に作っている温/泉/週/記Mapとか、山神社探索用のプロジェクト ”山神社”Mapとか、温水洗浄トイレの場所を盛り込んであるJimotyのためのトイレマップなどがそうです。
以前まではそのような遊びは紙の地図でしてたんですけど、6~7年前にintel Macを使い始めてPCの動作環境が劇的に良くなった事をきっかけに、Googleの地図サービスを使っていて、これは効率的だし便利だしなかなか重宝してきました。
その頃のGoogleマップ(以後「旧バージョン」と呼称)は、一寸したコツは必要だけどカスタムアイコンが自由に使えたし、作った地図の一部分だけ任意のサイズと縮尺で切り取って別のサイトに埋め込んだり、Googleストリートビューも直接呼び出せたので便利でしたが、登録したポイントがある一定数を超えると複数ページになったりするという不便さもありまして、ただし不便と感じてたのはその一点だけだったです。
何と云っても無償だし、おう何と太っ腹なGoogleさまさまぁ!って感じで使わせて貰っとりました。

で、最近になってGoogleマップが新しくなりました(以後「新バージョン」と呼称)。
Google人たち(以後このポストでは「彼奴ら」と呼称します)は「Maps Engine」とか云う書き方してますね。
新もん好きなオレなんで、早速試しに一寸最初に使ってみました。
因に新バージョンでマイマップを作るにはいくつかの種類があり、オレが試用してみたのは「Lite」という無償で使えるやつです。
その感想は一言で云って、
「猛烈に使いづらいのう」
でありました。
したい事がどうやってやったら出来るか全然解らんちんだ。
でも多くの場合、何かが新しくなると、新しくなった方は古いものの機能は受け継いでいるのが通例だから、使い慣れてくれば操作が解ってきて新バージョンの使いづらさは解消される筈だと(迂闊にも)思ったし、一方で、旧バージョンで唯一不便に感じていた「ポイント数の制限」はなくなっているように見えたので、旧バージョンで作ってきたMapはすべて新バージョンに移行して喜んでました。
移行自体は極めて簡単に出来ます。
新バージョンの地図を開いて、Googleにログインした状態でインポートからマイマップを選ぶと、自分が以前に旧バージョンで作ったマイマップがずらりと出てくるんで、インポートしたいマップを選べばおっけです。
基本的にはカスタムアイコンも含め、旧バージョンのデータの多くは一部を除きそのまま移行します。

ところがですな、新バージョンでのマイマップは篦棒に不便ですなあ。
カスタムアイコンの使用・マップの一部切り取りと別サイトへの埋め込み・ストビュー呼び出し等々、旧バージョンのマイマップで出来てたそのすべてが新バージョンのマイマップでは出来ない。
仕様的に出来ないように出来ている(笑)。
あとは、なんて云うのあれは、吹き出しみたいなヤツ。
登録したポイントをクリックすると出てくる吹き出し。
あれ、前はHTMLやメニューで編集できたのに新バージョンでは出来ない。
文字列にリンク先のURL埋め込んだり文字書式を変更するメニューやHTML編集用のエディタは彼奴らの手により神に召されてしまっている。
其の手の事に詳しいヤツだったら出来るかもだけど、オレレベルのトウシロウには出来ない。
糅てて加えて、オレの環境(OSX 10.9.2 + Google Chrome バージョン 34.0.1847.131)だけかも知らんけど、吹き出しに入れたテキストの改行がどーしても出来んかった。
色々やった末に「control + return」で改行は出来ると発見したけど、何故か一気に2行も改行しちまう始末で、改行するたびに余分な1行を削除しなけりゃいけねえからめんどくせえ。
新バージョンの地図で経路検索すると、その結果がいちいちレイヤーに追加されるのも意味解らん。
それで数少ないレイヤーが使用済みに成ってしまいます。
とゆーことで、旧バージョンで良いなあと思ってた事がすべて出来なくて、細かい事が不便になり、彼奴らなんでこんなわけのわからんちんなマップにしちまったのか理解でき〜ん!
と相当イラついてきたため、もう旧バージョンに戻す!
以上であります。
世間(よそのサイト)を見ると、新バージョン激賞してる人が可成り居ますけど、かね貰ってるんじゃね?と勘ぐってしまいました。

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しかし彼奴ら、なんでこんな改悪したんだろとつらつら考えるに、これはもう金稼ぎの為だろうなとオレ思いましたなあ。
何故にと云えば、冒頭にも一寸書いたけど、新バージョンにおける有償の「Maps Engine」とか「Maps Engine Pro」とかいう別種の存在です。
オレはビンボーなんで、新バージョンの中でも無償で使える「Maps Engine Lite」というヤツを使っているんですが、金持ちの個人や企業向けに有償(結構高い)の「Maps Engine」とか「Maps Engine Pro」とかいう別種があって、説明書きを読む限りではそれらだとLiteでは出来ないようにされている機能が備えられているようです。

ふうん、なあるほど。
彼奴らの作戦は多分こうです。

無償で使えるLiteはわざと使いづらい(いや、全く使えねえ)仕様にしておきユーザをいらつかせておく。
そうすると多くのユーザはオレみたいに旧バージョンに戻っていく訳です。
で、ある日彼奴らは出し抜けにこう云う訳さ。
「ここな間抜けなビンボー人め。今日から旧バージョンはおとり潰しだ。うちのマップサービスを使いたいビンボー人は使えねえLiteを使いやがれざまあ」
「あと、先進的な企業やお金持ちの皆様。皆様は是非こちらの有償サービスをご使用ください。高いけど機能的には大変素晴らしいんです」
ってね。
絶対そうだ。
くそう、踊らされてるぜ。

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たぶん。