今日は前赴任地にある歯医者に行く予定だったんですけど、実は予定を間違えていて実際には次の土曜日だったことが判明。
1日時間が浮いてしまった。
もう少し涼しけりゃ自転車に乗りに行くとこなんですけど、あまりに暑い!
部屋にいても冷房入れてなけりゃアタマがクラクラするくらいなのに、この炎天下舗装路など走れば斃れること必定であるため温泉行きに決定。
大山くんお参りツアーでも良かったんだけど、それは先週一発やってますので今日は見送り。
久しぶりに豊根村の湯の島温泉に行くことにしましたが、自宅から約80kmの距離の狭い山道を走ります。
実はこのブログの最初のポストがこの湯の島温泉なんですが、それは大体6年前に書きました。
当時はこのくらいの道は結構平気だったんですが、今や五十路のわたくし、無事に走れるかどうか不安な気持ちでしたが、案外平気な感じで現地まで着くことが出来ました。
少し早めについてしまったので、時間つぶしでこれまた久しぶりに大嵐駅まで脚を伸ばしてみました。
大嵐駅舎はなんでも東京駅を模したものらしいのですが、全くそう見えないのがちょっと哀しい。
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まあそう云われればそう見ないこともないことはない
© ill-health(ruephas) 2017
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その駅前には屋根付きの自転車置き場があって、そこにはこんな掲示が。
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とみチャリプロジェクト 開始!
なるほどなるほど、どーもタダで自転車を貸してくれるらしい。
ふむ、確かにJR飯田線で大嵐まで来ても、バスもなけりゃタクシーもない。
はっきり云えば他のものも殆ど何もない。
メインストリート(と思われる部分が微かにある)まで2km、湯の島温泉までは3kmもあり、歩くのはちと大変ですんで、このアイデアは素晴らしいと思います。
自転車乗り初心者のワシとしても気になったので、どんなラインナップなのか見てみると、
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左から、MTB・一見ロードバイクに見えるが泥除けやキャリアがついたランドナーっぽいドロップハンドルのスポーツバイク・ガキチャリ・ガキチャリ・ママチャリ・ガキチャリ。
うんうん、うん。
なるほどいいぞ素晴らしいプロジェクトだな。
しかしどれも、ちょっと古い。
最低限のメンテはしていると思われますけど、ちと古い。
ワシが乗るとすればMTBかランドナーみたいなやつですが、そのランドナーを見るとFujiじゃないですか。
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乗るのにはやや厳しいか?
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わたくし、現在フツーのロードバイクに乗っているんですが、3分くらい40km/h維持できなければ人ではないとか、坂バカマンセーとかそういう風潮はダイキライな「流すロードバイカー」なの。
だからかどうだかわかんないけど、もう少し年食ったらランドナーで2〜3泊くらいの小さな旅が出来たらいいなあという憧れを持ってます。
おをっ、と思って観察してみましたが、うーん。
サドルやバーテープなども破れちゃってて、乗るのにはやや厳しそう。
シフトレバーもStiではなく、ダウンチューブ装着のレバー型。
いやー、レガシーな感じがとってもス・テ・キ。
うん、でもね、このプロジェクトを主宰している一般社団法人とみやまの里さんには申し訳ない、時間がなかったんで今回は見送り。
次回は飯田線で来て、このチャリに「乗らざるを得ない」状況に自分を追い込んでみたいと思います。
さあて。
温泉が開く13時になったので、湯の山温泉に戻って一浴しようと思う。
ていうか、到着したのは実はまだ13時の5分前だったんですけど、受付にはおばさまがすでに座っていて受付開始してました。
おや、いつの間にかJAF優待施設になっているな。
これで100円ディスカウントの320円、安いなあ。
時間前のフライング乳欲、はぁ一体なんじゃこの乳欲ってのは、フライング入浴のためワシが一番乗りかと思ったら既に先客がいやがった。
その先客は頭にタオルを巻きやがっててメガネをかけやがった男で(女だったらこれはこれで嬉しい驚きじゃが)、あろうことか浴室内に小型三脚付きコンパクトデジタルカメラを持ち込んでいやがっていて、しきりに自撮りをしやがっておる。
オレが入ってきても構うことなくしきりに自撮りやがっておる。
ワシは驚いた。
馬鹿かコイツは。
まあ何だぁ、告白するけど俺だって時として浴室内の写真を撮ります。
禁止掲示がなくて誰も居ない場合はな。
他の人が乳欲、くそ、入浴している中での写真撮影がマズいのは言わずもがなだよねえ。
これってマナーでさえなく、そりゃ犯罪だろ。
なのにその頭タオル男はワシにはお構い無しで浴槽に出やがったり入りやがったりしながら、中や外の色んな場所、いろんなポーズで自撮りを続けてやがる。
ワシはゆっくりしたくてゆったり時間を過ごしたくて片道2時間かけてここに来たと言うのに何だこの男は一体。
暫くは何も言うまいそのうち出やがるだろうと辛抱しておったが、その男はなかなか出ていきやがる気配を見せやがらない。
初老の男でやがる。
くそめ。
もうたまらん。
「あんたさあ、オレは遠くからここで寛ぐために来たんだけど、あんたのせいで全部ぶち壊しだよ全く。もういいから出てってくれよ」
その返事が驚天動地。
「あ、すみません。誰も居ないと思ったんで」
はぁ?
この野郎巫山戯やがって誰もいないと思いやがっただと?
念のために申し添えますけど、この男マジでこう云いやがったんですよ、ほんとに。
「出てけよ。オマエがやってるのは犯罪だぜ。電話してやろうかオマワリに。近くの交番にケーサツいたからすぐ来るぜ」
と言ったらやっと、
「すみませんでした。もう出ます」
って言いやがって出ていきやがったクソ初老 。
はあ…
これでやっとゆっくり湯につかれるとため息付きながら露天に入ってしばらくしたらそのクソ初老再度浴室に登場しやがって、
「あ、すみませんどっかに白いタオルありませんでしたか」
とオレに訊きやがった。
しらねーよ、テメーが自分で探しやがれ。
全く最近のクソ爺はもう。
その後はやっとほんとに静かな時間がやってきたのは嬉しい限りです。
その後に入ってきた爺さんは誠に温泉に似つかわしい爺さんで、こっちの方は大歓迎。
あと1時間くらいゆっくり入って、満足してお風呂出ました。
あなた達に云っておく。
温泉自体は素晴らしいので、皆様もぜひお越しくださいませ。
そして、いいか。
誰か入っている浴室で写真を撮るのは絶対にやめ給え。