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2020年6月14日日曜日

湯の島温泉(6)

堰を切ったように、という比喩がある。
また、箍が外れたが如く、という比喩もある。
語感的には後者のほうが悪っぽいが、まあどちらでもよい。
昨日本日のワシはまさにこれらのような状態であった。
昨日は白鷺温泉 白鷺館に行き、本日は湯の島温泉(ゆのしまおんせん:愛知県豊根村富山字兎鹿ノ平12-3:0536-89-2170:¥440:土日祝日のみ:13:00〜19:00:静岡市営の湯之島温泉浴場とは別じゃよ)に行ってきた。
目的は勿論温泉に浸かることじゃが、その他に真っ黄っ黃のスイスポくんであのシビアな愛知県道1号線を抜けられるだけの人馬一体感が得られているかどうかと、あと一つあるがそれは本文最終盤にて。
自宅から80km程の距離なんじゃが、そのうち1/4程度は結構シビアな山道が続く。
県道と云えども1桁番号、しかも1となれば非常に快適な道だと思われようがぜんぜん違う。
初心者はやめといたほうがいいし、抜け道をど真ん中しか走れないような車両クリアランスが無い素人もやめといたほうが宜しい。
結果としては、何事もなく走り抜けることが出来た。
ワシと真っ黄っ黃のスイスポくんは人馬一体であることが確認できて嬉しかったよう。

ところで温泉までの途中、こんなものに出会ったじゃ。

興味深そうにワシを見つめる鹿さん
© ill-health(ruephas) 2020
ワシの10m程先で山から駆け下りてきて、ガードレールをひょいと飛び越えたので横にクルマを停めて「へえい、へえ〜い鹿さん。こっちを見なされ」と呼ばわるとワシの云うことを素直に受け入れてこっちを見たので写真を撮った次第じゃ。
まあ鹿さんは害獣とされとるからアレじゃが、実際見ると大変可愛い。
鹿さんは暫くワシを眺め回した後、天竜川の方に駆け下りて行ってしもうた。

うねうねした、時折でかい石や木の枝がゴロゴロ転がっとる悪路を走り抜けて温泉に到着してお金を払うと、担当のおっちゃんが「すみません、今日は少しぬるいかも知れません」と声をかけてきた。
うむ、宜しい。
大変宜しい。
ぬるい温泉マンセーじゃ。

掛け湯をして早速露天風呂から入ってみたが、ぬるいどころか普段より少し熱いくらいに思えたがまあ良い。
暫く肩まで浸かっておったが矢張り少し熱いため、内湯に切り替えた。
こちらは外湯よりはややぬるい。
露天風呂と内湯を比べてどっちが好きですか?と問われれば、ワシを含めた多くの人が「露天風呂」と答えるじゃろう。
しかしここ湯の島温泉に限れば、ワシの場合だけかも知れんが内湯のほうが落ち着くし好きじゃ。
ダラダラしながら内湯を出たり入ったり温泉を楽しんだ。

そんな感じで内湯に入っとると、ふと気づいた。
ここの温泉の香りは「ややゴム臭」というのが特徴なんじゃけど、本日はそれが感じられないような気がする。
気のせいかも知れないんじゃが。
頭を洗って水を浴びて体を冷やしてから再度熱めの露天風呂に入ったが、またそこで気づいた。
何て云うんじゃろうか、船で云うと喫水線となるが云いたいことはわかるじゃろ、普段浴槽に張られている温泉の高さには線が入っとるが、本日はその線より下にしかお湯が来とらん。
時間的にはまだ営業開始したばかりじゃからお湯が満たされとらんのじゃろうと思い暫く観察しておったが、大口径の鉄製パイプからは結構な量のお湯がドバドバ注がれとるが水位(湯位か)はいっかな高さを上げてこん。
もしかしてここの温泉、源泉掛け流しをやめてしまったんじゃろか。
この写真は2017年7月に撮ったものじゃ。

クリック若しくはタップすると拡大するから
見てくだされ
左上から右下の方に流れとるのが見えるじゃよ
© ill-health(ruephas) 2020 / 2017
ちょいとわかりにくいとは思うが、浴槽の縁からお湯が流れ出しとるのがわかるじゃろうか。
一方こちらは本日撮った写真じゃ。

© ill-health(ruephas) 2020
流れ出ておらん。

© ill-health(ruephas) 2020
これは内側から撮った写真じゃが、流れとらん。
かつては3枚前の写真の如く、この部分からドバドバ温泉が流れ出ておったんじゃが…
しかしこのようなことは嘆いても仕方がない。
掛け流しじゃなくなったとしても、人里離れていて落ち着いた雰囲気でゆったり入れる温泉という価値は変わりないし、温泉の香りがやや弱まったというものの、薄濁りの泉質はなかなかのものじゃと思うから。
1時間ほど入っておったが、予想通りだ〜れも一人も客は入ってこらず、三密を避けて温泉を味わうと云うワシの目論見はまんまと成功したわけじゃ。
じゃから満足である。

十分堪能して風呂を出て帰途についた。
さて帰り道には温泉以外の目的が待っとる。
佐久間ダムの先の確か2本目のトンネル、名前はうなぎだるトンネルという変な名前のトンネルなんじゃが、目的はその中にある。

これを見なされ。

© ill-health(ruephas) 2020 / 2012
これは2012年8月にうなぎだるトンネル内で撮影した貴重な写真じゃ。
トンネルの壁の一部が半透明のアクリルのようなものになっており陽の光が透過しており、そこにこのような謎の文字が浮かんでおった。

祝ってやる

何者かが何者かを祝うべく、わざわざここまで来て指で書いたものと思われる。
祝いたいという心根に溢れた落書きと云わざるを得ん。
これは今どうなっておるじゃろうか、というのが今回の目的の一つじゃ。
早速お見せしたいと思う。

© ill-health(ruephas) 2020
ん?
なんじゃこりゃ、何もわからんぞと云いたいんじゃなあんたは。
まあ確かにちいとわかりにくいかも知れんから、クルマから降りてグッと近づいて撮影した一枚をここに追加しようぞ。

ごり
祝ってやる
© ill-health(ruephas) 2020
うむ、宜しい。
「祝ってやる」との気持ちは8年もの時空を越えようとも、全く薄れることはなかった。
まさに現在の奇跡と云って宜しかろう。

呪ってやる、あ間違えた。
祝ってやる。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
2.5
風情ポイント
3.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
440
温泉コスパ
1.3

2018年6月16日土曜日

湯の島温泉(5)

12年ほど乗り続けてきた愛車スイフトを今年9月までには手放すことになってしまったので、それまでの数ヶ月出来るだけたくさん乗ってあげたいと思うワシであった。
ここ暫く温泉銭湯に全く行けとらんこともあるので、ちょっと遠目の温泉にスイフトで行こうと決めて、湯の島温泉に入りに行った。
いつもだと天竜川沿いの国道を通って佐久間に出るコースで行くんじゃけど今回はふと思いついて今のところまだ無料措置が継続している三遠南信自動車道を使ってみた。
距離的には遠くなるんじゃけど非常に快適なルートで、2015年1月、土砂崩れの影響で崩壊した原田橋に代わる仮設橋を通るというルートで佐久間まで。
その後は静岡県道1号線で佐久間ダムまで。
少しだけ寄り道して険道ファンの間では知らぬものが居ない静岡県道288号線の佐久間側通行止め地点を見てからダムを渡り愛知県道1号線に入り約20km、うねうね道を走って豊根村(旧富山村)に入ります。
アラジンの魔法のランプが赤くチラチラ点灯しとるが構わずガシガシ進むよ。
ちいと少し早く着きすぎたため、愛知県道1号線と長野県道1号線が繋がるポイントまで行こうと思い進んでみたけど、大嵐駅と旧富山村を繋ぐ鷹巣橋から長野県側4km地点でがけ崩れがありそこで通行止め。
残念。
戻って鷹巣橋を渡り、これまた定番訪問地である大嵐駅の先にある静岡県道288号線夏焼側通行止めポイントを見にいった。
廃道ファンなのか釣りの人なのかはわからんじゃけど、今までで見た中で一番たくさんクルマが停まっていて驚いた。
変人が多いなあ。
ちなみに前回紹介した「とみチャリ」(大嵐駅前から無料で利用できるレンタサイクル)はまだ継続しておりました。
Fujiのランドナーも生きながらえておりましたが、ダブルレバーのフロント変速用側が破損しており、つまりフロントが変速できません。
坂の多い旧富山村内を行き来するにはちいと難渋するのが予想されますのでご利用の方は充分に警戒してくれろ。
さて、湯の島温泉が開くまでまだ時間がある。
ならば昼飯にしようということでとみやま来富館(とみやまらいふかん:愛知県北設楽郡豊根村富山字湯之島25-4:0536-89-2170:宿泊もできます)に行ってお店おすすめのゆず味噌のチキンカツ定食を注文。
非常に空腹であったため軽い気持ちでご飯大盛りを頼んだら、どうじゃろうか普通の茶碗の3杯分以上の白飯をよそおったどんぶりが出てきて魂消た。
味はもちろんよし。
前段がながくなったんじゃけど、これでやっと湯の島温泉に入れる時間と相成った。

少し早めであるけれどお願いすればフライングで入れてくれるのは毎度の事で、当然その日の一番湯で当然暫くは貸切状態。
夏に行くと外には虻がブンブン飛んでいるんですけど、まだ早いのか全く飛んでおらず安心して外湯に浸かれます。
ただ、理由は我ながらさっぱりわからんちんなんじゃけど、この湯の島温泉って外湯より内湯のほうがいいんですよね。
なんでだろうか?
なので、今回もほとんどの時間を内湯にはいってほとんどの時間うとうとしとりました。
暫く浸かっとると他の入浴客が数人入ってきよったけど、前回のような馬鹿な人は1人もおらずウトウト継続できたのは誠に喜ばしい限り。
ただ少し気になったのが、外湯のオーバーフロー量が以前よりちいっとばかし少なくなったような気がすることじゃなあ。
以前ははっきり水流という感じで流れ出とったが今回は滲み出るような感じに見受けられた。
まあもともと半掛け流しなんで大勢に影響はなかろうけど、気分としてはもう少しあったほうが盛り上がるのは確か。
とは云っても、貴重な温泉資源を少しでも有効に使うという事もあるので無理してオーバーフロー増やせとは云いはしませんけどね。

2017年7月22日土曜日

湯の島温泉(4)

今日は前赴任地にある歯医者に行く予定だったんですけど、実は予定を間違えていて実際には次の土曜日だったことが判明。
1日時間が浮いてしまった。
もう少し涼しけりゃ自転車に乗りに行くとこなんですけど、あまりに暑い!
部屋にいても冷房入れてなけりゃアタマがクラクラするくらいなのに、この炎天下舗装路など走れば斃れること必定であるため温泉行きに決定。
大山くんお参りツアーでも良かったんだけど、それは先週一発やってますので今日は見送り。

久しぶりに豊根村の湯の島温泉に行くことにしましたが、自宅から約80kmの距離の狭い山道を走ります。
実はこのブログの最初のポストがこの湯の島温泉なんですが、それは大体6年前に書きました。
当時はこのくらいの道は結構平気だったんですが、今や五十路のわたくし、無事に走れるかどうか不安な気持ちでしたが、案外平気な感じで現地まで着くことが出来ました。
少し早めについてしまったので、時間つぶしでこれまた久しぶりに大嵐駅まで脚を伸ばしてみました。
大嵐駅舎はなんでも東京駅を模したものらしいのですが、全くそう見えないのがちょっと哀しい。

まあそう云われればそう見ないこともないことはない
© ill-health(ruephas) 2017

その駅前には屋根付きの自転車置き場があって、そこにはこんな掲示が。


© ill-health(ruephas) 2017

とみチャリ
プロジェクト 開始!


なるほどなるほど、どーもタダで自転車を貸してくれるらしい。
ふむ、確かにJR飯田線で大嵐まで来ても、バスもなけりゃタクシーもない。
はっきり云えば他のものも殆ど何もない。
メインストリート(と思われる部分が微かにある)まで2km、湯の島温泉までは3kmもあり、歩くのはちと大変ですんで、このアイデアは素晴らしいと思います。
自転車乗り初心者のワシとしても気になったので、どんなラインナップなのか見てみると、

© ill-health(ruephas) 2017
左から、MTB・一見ロードバイクに見えるが泥除けやキャリアがついたランドナーっぽいドロップハンドルのスポーツバイク・ガキチャリ・ガキチャリ・ママチャリ・ガキチャリ。
うんうん、うん。
なるほどいいぞ素晴らしいプロジェクトだな。
しかしどれも、ちょっと古い。
最低限のメンテはしていると思われますけど、ちと古い。
ワシが乗るとすればMTBかランドナーみたいなやつですが、そのランドナーを見るとFujiじゃないですか。

乗るのにはやや厳しいか?
© ill-health(ruephas) 2017
わたくし、現在フツーのロードバイクに乗っているんですが、3分くらい40km/h維持できなければ人ではないとか、坂バカマンセーとかそういう風潮はダイキライな「流すロードバイカー」なの。
だからかどうだかわかんないけど、もう少し年食ったらランドナーで2〜3泊くらいの小さな旅が出来たらいいなあという憧れを持ってます。
おをっ、と思って観察してみましたが、うーん。
サドルやバーテープなども破れちゃってて、乗るのにはやや厳しそう。
シフトレバーもStiではなく、ダウンチューブ装着のレバー型。
いやー、レガシーな感じがとってもス・テ・キ。
うん、でもね、このプロジェクトを主宰している一般社団法人とみやまの里さんには申し訳ない、時間がなかったんで今回は見送り。
次回は飯田線で来て、このチャリに「乗らざるを得ない」状況に自分を追い込んでみたいと思います。

さあて。
温泉が開く13時になったので、湯の山温泉に戻って一浴しようと思う。
ていうか、到着したのは実はまだ13時の5分前だったんですけど、受付にはおばさまがすでに座っていて受付開始してました。
おや、いつの間にかJAF優待施設になっているな。
これで100円ディスカウントの320円、安いなあ。

時間前のフライング乳欲、はぁ一体なんじゃこの乳欲ってのは、フライング入浴のためワシが一番乗りかと思ったら既に先客がいやがった。
その先客は頭にタオルを巻きやがっててメガネをかけやがった男で(女だったらこれはこれで嬉しい驚きじゃが)、あろうことか浴室内に小型三脚付きコンパクトデジタルカメラを持ち込んでいやがっていて、しきりに自撮りをしやがっておる。
オレが入ってきても構うことなくしきりに自撮りやがっておる。
ワシは驚いた。

馬鹿かコイツは。

まあ何だぁ、告白するけど俺だって時として浴室内の写真を撮ります。
禁止掲示がなくて誰も居ない場合はな。
他の人が乳欲、くそ、入浴している中での写真撮影がマズいのは言わずもがなだよねえ。
これってマナーでさえなく、そりゃ犯罪だろ。
なのにその頭タオル男はワシにはお構い無しで浴槽に出やがったり入りやがったりしながら、中や外の色んな場所、いろんなポーズで自撮りを続けてやがる。
ワシはゆっくりしたくてゆったり時間を過ごしたくて片道2時間かけてここに来たと言うのに何だこの男は一体。
暫くは何も言うまいそのうち出やがるだろうと辛抱しておったが、その男はなかなか出ていきやがる気配を見せやがらない。
初老の男でやがる。

くそめ。

もうたまらん。

「あんたさあ、オレは遠くからここで寛ぐために来たんだけど、あんたのせいで全部ぶち壊しだよ全く。もういいから出てってくれよ」

その返事が驚天動地。

「あ、すみません。誰も居ないと思ったんで」

はぁ?
この野郎巫山戯やがって誰もいないと思いやがっただと?
念のために申し添えますけど、この男マジでこう云いやがったんですよ、ほんとに。

「出てけよ。オマエがやってるのは犯罪だぜ。電話してやろうかオマワリに。近くの交番にケーサツいたからすぐ来るぜ」
と言ったらやっと、
「すみませんでした。もう出ます」
って言いやがって出ていきやがったクソ初老 。

はあ…
これでやっとゆっくり湯につかれるとため息付きながら露天に入ってしばらくしたらそのクソ初老再度浴室に登場しやがって、
「あ、すみませんどっかに白いタオルありませんでしたか」
とオレに訊きやがった。
しらねーよ、テメーが自分で探しやがれ。

全く最近のクソ爺はもう。

その後はやっとほんとに静かな時間がやってきたのは嬉しい限りです。
その後に入ってきた爺さんは誠に温泉に似つかわしい爺さんで、こっちの方は大歓迎。
あと1時間くらいゆっくり入って、満足してお風呂出ました。

あなた達に云っておく。
温泉自体は素晴らしいので、皆様もぜひお越しくださいませ。
そして、いいか。
誰か入っている浴室で写真を撮るのは絶対にやめ給え。

2012年8月20日月曜日

湯の島温泉(3)

このブログを始めて最初に書いたのが湯の島温泉のことで、それが2011年4月23日の事でした。
それだけお気に入りな温泉という事だと思います。
ブログには2011年8月21日に再度ポストしましたが、その後今日までの間に実は何回かここに訪れていて、一度などは同じカイシャで別セクションの上司と出くわしたりして驚いたりしてました。

お気に入りの温泉なのにも関わらず中々行けてないのは、矢張り距離の問題で、ここ数年急に体力が衰えてきたせいもあって、片道3時間を越える運転がちょっとしんどくなって来たからでしょう。
高速道路の3時間はただ眠気に耐えれば体力的にはどうってことないんですが、自宅から湯の島温泉に至る愛知県道1号線は全線けっこうシビアな山道で、流石にこたえます。
しかし昨日、このままではいかん、ここは一発再訪しようと心に決め、車に乗り込みました。

数年前までならとても考えられなかった程の安全運転[1]で山道を抜け、佐久間ダムを抜けた北側にあるトンネル内にあった落書き[2]を見て、心がほっこりすると同時にぞっとしたりしながら、久しぶりの湯の島温泉であります。
この温泉は、泉質が比較的良いのにも関わらずこのポストでも触れた通り「貸切率」が大変に高い。
いつ行ってもお客と言えば私だけ。
広いとは言いませんが、決して狭くはない温泉施設を2時間くらいは独り占めということが毎度の事。
しかし今回は違っていました。
温泉の駐車場に入る時、2台程車が止まっていたので「お、きょうは少し客がいる様だな。流石お盆だな」と思ったんですが、脱衣場に入ると2人の男性が(当たり前か。女性に出くわした事は未だかつてないね)更衣しており、壁の向こう側の女湯方面からは複数と思われる子供(本音を言えばガキと呼称したい。私は子供が嫌いだ[3])の叫び声。
(はああああぁ。せっかく静かにお風呂を楽しもうと思ったのにい)と思いながら裸になって浴室に入ると、内風呂の浴槽に2人、シャワーに3人、露天風呂に1人の先客。
脱衣場の2人と私を含めれば、何と9人もの大盛況。
千客万来です。
ただ幸いな事に、男風呂の先客達はいずれも寡黙で、使い終わった腰掛けや桶はちゃんともとの場所に戻していた事でも解るように、大変マナーの良い人々でしたのでいらっと来る事はありませんでした。
しかもわたくし的に好都合な事に、矢張りいずれの先客もカラスの行水で、あっという間に誰もいなくなってしまい、浴室内は完全な静寂を得たのでした。
いつもより高めに加熱されている内湯に暫く浸かり、浴槽の壁側へりにある石を枕に天井を見上げたり、開け放った窓から外の景色を眺めているのは本当に至福の時間だと思います。

で、露天風呂に移動して非加熱の源泉が細いパイプからちょぼちょぼ流れている辺りに体を沈め、ぼーっとしてたり、襲い来るアブとの戦いを楽しんでいたりしていてふと気付いた事があります。

露天風呂は、非加熱源泉ちょぼちょぼパイプとは別に、加熱されたお湯が岩の上からあたかも滝の如くだばだば大量に注がれているのですが、以前まではそれとほぼ同等の量のお湯がOFしていた様な気がするんです。
今回、そのOFの量が何だか減っていて、そうだなあ、量的には源泉ちょぼちょぼパイプからの量くらいしかないように思えました。
私は、ここの温泉について「内湯は源泉半掛け流し」「露天風呂は源泉掛け流し」と思っていたのですが、それは多分勘違いで、多分OFと循環の併用だったんですね。
でも、それでもってこの温泉の価値が今までより下がるかというと、そんな事は全然なくて、温泉というのはある程度の泉質があり、ある程度の風情があり、そこに来る客筋が良ければそれでいいと思うんです。
この湯の島温泉は、まさにその通りの場所なので、私は大好きなんだと思うんですね。

[1]
私ははっきり言って、一般的に車の運転が好きなんだけど、高速で飛ばすよりは、細くて曲がりくねった山道をスムースかつクイックに走り抜ける方が好きです。
というか、好きでした。
スムース&クイックに山道を走り抜けるのには、それなりに目と頭を使い、体力も必要になるため、老体化が夥しい最近ではそれはなかなか難しく、今では「スムース&スローリー」を旨としております。

[2]
これですがね。

祝いと呪い
© ill-health(ruephas)/ame 2012
祝ってやりたいのか、呪ってやりたいのか、どっちかはっきりせい!と言いたくなる落書きです。
「ごり」さんも大変だ。

[3]
昔、伊武雅刀のレコードでこういう内容のものがあり、非常に好きでした。
本文中のリンクをクリックすれば、別タブ(別ウィンドウ)でYouTubeが開いて聴けますのでどうぞご鑑賞ください。
秀逸な歌詞だと思うので、非常に長いけれどこっそり転載します。
発売時はドーナツ盤だったけど、CD出てれば欲しいな。
夜のヒットスタジオでの貴重な映像はこちら。

■子供達を責めないで
(歌:伊武雅刀 日本語詞:秋元康 作曲:Barnum,Reve  編曲:清水信之)

私は子供が嫌いです
子供は幼稚で 礼儀知らずで 気分屋で
前向きな姿勢と 無いものねだり
心変わりと 出来心で生きている
甘やかすとつけあがり 放ったらかすと悪のりする
オジンだ 入れ歯だ カツラだと
はっきり口に出して人をはやしたてる無神経さ
私ははっきりいって”絶壁”です
努力のそぶりも見せない 忍耐のかけらもない
人生の深みも 渋みも
何にも持っていない
そのくせ 下から見上げるようなあの態度
火事の時は足でまとい 離婚のときは悩みの種
いつも一家の問題児
そんな御荷物みたいな そんな宅急便みたいな
そんな子供が嫌いだ
私は思うのです この世の中から子供がひとりも
いなくなってくれたらと
大人だけの世の中ならどんなによいことでしょう
私は子供に生まれなくてよかったと
胸をなでおろしています。

私は子供が嫌いだ
うん!
子供が世の中になにかしてくれたことがあるでしょうか
いいえ 子供は常に私たちおとなの足を引っぱるだけです
身勝手で”足が長い”
ハンバーグ エビフライ カニしゅうまい
コーラ 赤いウィンナー カレーライス
スパゲティナポリタン 好きなものしか食べたがらない
嫌いなものにはフタをする
泣けばすむと思っているところがズルイ
何でも食う子供も嫌いだ
スクスクと背ばかりたかくなり
定職もなくブラブラしやがって
逃げ足が速く いつも強いものにつく
あの世間体をきにする目がいやだ
あの計算高い物欲しそうな目がいやだ 目が不愉快だ
何が天真爛漫だ 何が無邪気だ
何が星目がちな つぶらな瞳だ。

そんな子供たちのために 私たちおとなは
何もする必要はありませんよ
第一私達おとながそうやったところで
ひとりでもお礼を言う子供がいますか
これだけ子供がいながら ひとりとして
感謝する子供なんていないでしょう。

だったらいいじゃないですか
それならそれでけっこうだ ありがとう ネ
それならそれで けっこうだ ネ
私達おとなだけで せつな的に生きましょう ネ
子供はきらいだ 子供は大嫌いだ
離せ 俺はおとなだぞ
誰が何んといおうと私は子供が嫌いだ
私は本当に子供が嫌いだ

2011年8月21日日曜日

湯の島温泉(2)

この埒もない温/泉/週/記というブログは2011年4月23日に始めた。
その最初のポストは「湯の島温泉(1)」というモノだったんだけど、それ以前からここには足しげく通っていたですね。
今日はいろいろ悩んだけど、こんな雨まじりの天気の時は劇的に客が少なくなる事と、ハードな道が連続するため煙草の事は欠片も思い出さない筈だとの計算も働き、湯の島温泉に行く事にしたのさ。
途中「何でこんな腕の奴がここを走ってるんだ」みたいなドライバーに結構遭遇し少しいらついたが、予定通りの時間で温泉に到着。
で、入浴していた2時間の間、予定通り完全貸切状態。

今日は日曜日なので、露天風呂にも湯が張ってあり(というが、温泉がどばどばと注ぎ込まれており)、内湯と露天を代わる代わる楽しみました。
独りで。
あまりに客が来ないため、以前から一度やってみたかったトドる(*)という状態にも露天で挑戦してみたよ。
うん、凄い凄い。
トドるの、きんもちいいぞ。

内湯の方は、浴槽が扇の形をしていて、その要の部分から、お湯が矢張りどばどば出てきている(残念ながら、半循環だと思いますが)。
浴槽の横には大きな窓があり、やはりこれも誰もいない事をいい事に全て開け放ち、借景を楽しみながら私にとってちょうどいい温度の温泉に浸かる。
ヒグラシの鳴き声が聞こえたり、涼しい風が入ってきたり、本当にいい気分なんですよねここって。
で、寝やすい形状の浴槽なんだわこれがまた。
どうぞ寝てくれ、ここで寝ないでどうするんですか、と浴槽が言っているようなものだ。
そういわれるとワタクシも弱い。
30分程まじ寝をして、起きて伸びをして浴槽を出たですね。
いやあ、ここはホントに何回来てもいいな。

(*)
私が何時も参考にしている日帰り温泉に行こうの愛知県の温泉一覧の中にある「018-01]  永和温泉[1](えいわ) 永和荘 (えいわそう)」の記載の中に簡単な説明があるのでご参照ください。
主に「トドる」とか「トド化している」等と言うような使い方をするのが正しいようです。

2011年4月23日土曜日

湯の島温泉(1)

決算のため多忙な時期がやっと終わり、 今日は本当に久しぶりの土曜日休みだったので、よれきったスーツ4着をクリーニングに預け、朝食としてカレーを食べてから、愛知県にある湯の島温泉(愛知県豊根村富山字兎鹿ノ平12-3:0536-89-2170)へ出かける。
付近の地名は湯野島だけど、施設名は湯の島。
ややこしい。

ここはもう何回も行っている馴染みの温泉で、源泉掛け流しの露天風呂を楽しんでから、内湯でうたた寝をするのが最大の楽しみ。
今日もほぼ貸切状態で約2時間、湯船に浸かってうとうとしながら過ごした。

住んでる所からこの温泉までは結構距離があり、少しシビアな山道なのだが、行き始めた頃はそう負担に感じなかった。
最近疲れるのは、トシのせいだと思う。

この間からJimotyのためのトイレマップという意味のない変なGoogle Mapを作り始めていて、今日も自宅から温泉までの間にある公衆トイレを取材したかったが、大雨のため面倒になり、今回は行って帰ってきただけで途中寄り道はしなかった。

昼飯抜きだったため、午後4時に近くにあるスガキヤ 浜松葵ロックタウン店(静岡県浜松市中区葵西3-25-1:053-438-1717)でラーメンを食べてから帰宅しそのまま爆睡。

午後9時過ぎに再度起きて、お酒を飲んでから寝る。