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2025年2月24日月曜日

吉野温泉元湯(1)

もう3月目前ですがあけましておめでとうございます。
なんと、昨年12月以来の投稿で、何やってたんだろ。
本日は3連休最後の2月24日じゃが連休初日から全国的に雪に見舞われており、雪はあんまり降ったり積もったりしないと言われている奈良市内でも積雪が見られておる。
ワシは元々大分の出で幼少期から高校卒業までは岐阜に住んどった。
岐阜住みじゃから多少の雪(小学生の頃は積雪20〜30cmくらいは普通じゃった)には慣れておるが就職してからの殆どは温暖な静岡県某エリアで過ごしてきたから、このトシになっても雪が降るとワクワクを禁じ得ない。
雪で大変なご苦労をされておる日本海側等の人には大変申し訳無いが、気持ちとしては「もっと降れもっと降れ」じゃごめんなさい。
こんな雪がちらつく日にはやはり温泉じゃろうと決めて昨日23日、吉野温泉元湯(奈良県吉野郡吉野町吉野山902-1:0746-32-3061:¥800:11:00〜15:00:駐車場4台くらい)に行ってきた。
本当は前回行った湯泉地温泉 滝の湯の泉質が大変に好ましかったので再訪しようかなとも思ったんじゃが、雪が心配だったのと(前回書かなかったが、十津川村の道路の一部が結構積もってた)どうせだったら行ったことがないところのほうがいいじゃろうと思い直し、十津川村よりも雪の心配が少なそうで且つ、アパートから適度な距離感なところ且つ、あまり人がいなさそうで且つ、風情がありそうなところで探した結果、吉野温泉元湯にしたわけじゃ。
奈良市内から国道24号線を南下し、御所から吉野方面に入るわけじゃが時間にして1.5時間程度。
小旅行より小規模、そうだなあ言うならマイクロ旅行って感じで丁度良い距離。
心配してた雪もなく(道端にうっすら積もっていた程度)無事温泉に到着。
建物は大変に風情が感じられる雰囲気で、駐車場から少し登ったところにある。
引き戸を開けて声をかけ、料金を払うとフェイスタオルを貸してくれた。
受付フロントの横にある白木の階段を降りていくと男湯と女湯の暖簾がかかった浴室入口がある。
中に入ると先客が入浴している気配あり。
そういや他府県ナンバーの車が停まってたからその人じゃろう。
脱衣して浴室に入り、先客さんにこんにちはとご挨拶したが、その先客さんは至って真っ当な人そうで一安心。
たまに最悪な客がいたりすることもあって、そんな時は何もかもぶち壊しになるんじゃが今回はその心配はなさそうじゃ。
お湯は赤茶けた感じの色でこれは鉄のお湯じゃろう。
公式サイトによれば含鉄炭酸泉(温泉分析表では「単純二酸化炭素冷鉱泉(低張性、中性)」)とのこと。
まあワシゃ温泉のプロでもなんでもないので、どんな成分が含まれておる温泉なのか具体的に知りたいとははあまり思っておらず「ああ、赤いなあ。ああ、ぬるつるじゃなあ。こりゃいいや」という感じで雰囲気で満足できればそれで充分じゃ。
洗面器に汲んだお湯にタオルを浸すとうっすら色が移るくらいの濃さの色。
最大6人ベスト2人くらいの大きさで、腰を下ろすと顎にお湯がつくかつかないかくらいなちょうどいい深さの四角い浴槽。
赤や白の湯の花がお湯の中にちらほら舞っているのもよろしい。
浴槽の縁には温泉成分が付着していて、歴史とまでは言わないけれど時間の経過を感じさせる。
ここの温泉は内湯のみじゃが、男湯は全面的にガラスになっていて外にあるちょっとした日本庭園を眺めながら入浴できる。
温度は一般人なら多分ちょうどよく、しかしあつがりのワシ的にはやや熱い感じなので出来れば窓を少し開けて外気を入れたかったんじゃが、まあセキュリティ上の理由と思うが開けることはできなかったのがやや残念。
入浴を始めて暫くするとすぐに先客さんが「お先に」とワシに声をかけて出ていった。
以降は貸切状態。
浴槽でゆっくり手足を伸ばし、あつくてたまらんようになって来たら洗い場の椅子に腰掛けて体を冷ましまた入り…、という感じで赤銅色のお湯をゆっくり楽しめた。

休憩スペースにあった歴史を読むと、この温泉はいわゆる「秘湯」ということになるようじゃ。
クルマで気軽に来れる場所にあるので、まあ今は「秘湯」とまでは言えないのかもしれないけど、それでも「秘湯感」は充分に感じられる風情に溢れたよい温泉じゃと思える。
気軽に行けて楽しめる穴場じゃろう。

公式サイトによれば、宿泊客が多くなる秋などのハイシーズンは日帰り入浴をお休みすることもあるようじゃ。
吉野は桜の名所なので、3〜4月も日帰りは難しいかもしれん。
なので、電話確認してから行くのが吉かと思う。

ここからは余談じゃが、温泉を出たあと昼飯のために寄った来来飯店 吉野店(奈良県吉野郡吉野町丹治207‐1:0746‐32‐1387:11:00〜15:00・17:00〜21:00:定休木曜)がすごく良かった。
安くてうまくて、ちゃんと熱い料理を出してくれる。
今どき普通のラーメンが600円とか大丈夫か?
ワシはカレーちゃんぽん食ったが価格は800円(すまん、850円だったかな)。
味とあの野菜の量からすれば格安。
おそらく地元の評判がいいんじゃろう、まあまあ混んでいて少し待つ必要はあるけど行って得をする店じゃ。
ただ、初老のワシにとってはとんでもない量だったのだけが弱点(まあ弱点じゃないかこれは)。
その日の夕飯は不要じゃ。
とにかくここはオススメじゃ。



温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
4.0
風情ポイント
4.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
800
温泉コスパ
1.1

2019年9月17日火曜日

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(5)

先週末はいろいろ(遊ぶのに)忙しく、会社のスポーツイベントに出たり、静岡松坂屋に行ってMiffy Zakka Festa(9月16日で終わったよん)を覗いたり、Cafe de Clarkに行ってマサオくんの様子を見たりした。
マサオくんとの会見を終えたワシはその足でかんぽの宿 浜名湖三ヶ日(静岡県浜松市北区三ヶ日町都筑2977-2:053-526-1201:¥600)に向かった。
今年12月20日で営業を終える予定のここじゃけど、案外上質な泉質である事は余り知られておらん。
また館内掲示では「循環」を標榜しとって実際循環装置の存在も確認しとるが、温泉はほぼ常時浴槽縁ギリギリまで満たされており、誰か一人でも浴槽に入ったならばザバザバ掛け流れる「実質源泉半掛け流し」である事もワシが気に入っとるポイントじゃ。
じゃから廃業は誠に残念じゃけどもこれも昨今のご時世という事で、その流れには逆らえん。
せめて廃業閉館する迄のこの3ヶ月の間に出来るだけ沢山通うしかあるまいと思っとる。
ちなみにワシ個人としては、何らかの形でホワイトナイト的な事業者が名乗り出て存続してくれんかなと思っとるが、昨日時点ではそのような様子は見受けられんかった。

昨日はまあまあ程々の混み具合というか空き具合というか、適度な数の入浴客で五月蝿くもなく静まり返ってもおらず丁度良い具合じゃった。
ただ、元気なお子さんが1人若干走しくり回っとったが、そのガキの爺さんが「これ、迷惑だから走ったり飛び込んだりしたらいかん」と静かにしっかり注意をしとったせいで余り気にならんかった。
子供が騒ぐのは仕方ない事で、親なりなんなりがそれをきちんと嗜めればそれだけでだいぶんにこっちの気分も違う事を改めて実感した次第じゃ。

ところで変わった入浴客が2人おった。
どちらも「変な体勢で寛ぐジジイ」と云う概念で括れる。
少し歳が行った人ならばわかるじゃろうけど、ひと昔ふた昔前のご家庭には、鮭を銜えてどんと踏ん張っとるくまさんの彫り物が大抵あったと思う。
若年層のために特別公開するじゃ
総務省の調査によれば、昭和50年の時点で
全国世帯の約99.8%の玄関に
これが設置されとったとの報告じゃ、ウソじゃ
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この体勢のままそのままひっくり返った格好、即ち仰向けになって両手両足を天高く突き出した格好で寛ぐジジイがおった。
基本その格好でただじっとしとるんじゃけど、たまさか手や足を伸ばしたり縮めたり痙攣させたりしとる。
いっかな浴槽には入る事はなく、とにかくずっとひっくり返っとる。
そういう人がおった。

もう一人はうつ伏せたままじっとしとるジジイじゃ。
男性ならばわかると思うが、布団であればまだしも、下が岩とかで硬い場合、うつ伏せは辛いし危険じゃ。
要するに痛いし潰れる恐れがある
局所的に耐え難いほどに痛い。
どの局所がどう痛いか、或いはどこが潰れるは読者諸賢の想像に任せるが、つまり頗る痛い。
普通の人類であらば痛くてそのような体勢を長時間保持することはなかなかむつかしいと思うのじゃけど、そのジジイは数十分突っ伏したままいっかな動かん。
彼の局部には神経がないのであろうか?
或いは宇宙人ジョーンズの化身なんじゃろうか?

その2人が露天風呂の脇でそろってそのような体勢をとっとるんじゃ。
君たち、その風景をぜひ想像してみてくれ給えよ。
もうその時点でかんぽの宿 浜名湖三ヶ日は既に異次元じゃよ。
また見たいと切に願うばかりじゃ。
本日こちらからの報告は以上じゃ。

温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント
2.0
風情ポイント
4.0
やぎさんポイント
0.0
入浴料
600
温泉コスパ
1.0

風情ポイントについては、普通であればまあ2.0といった感じじゃろうが、今回は面妖なふたり組により特別ポイントを加算して4.0とした。
今回も客観的なよい評価が出来たと自負しとる。

2019年6月29日土曜日

湯〜らんどパルとよね(2)

前回のポストに自ら刺激されたわけでもないんじゃろうが、久し振りに湯〜らんどパルとよね(愛知県北設楽郡豊根村上黒川長野田20:0536-85-1180:¥600:10:00〜21:00)に発作的に行ってきた。
ここについては何故か今まで1回も書いておらんが(と云うか、1回書き掛けて上手く書けずにお蔵入りになっとるやつが1本実はあるのはあるんじゃが…。このポストの枝番が2になっとるのもそれが理由)実際には何回も行っとって、前回のポストでの「やぎさんが3匹もおる」と云うのは実際に見たことを書いておる訳じゃ。
自宅からはだいぶんに遠い所にあるんじゃけども、何時もガランガランな三遠南信自動車道(今んとこまだ無料じゃよ)が開通して、いなさ北から名号まで一気に走れるようになり時間的には随分近くなったのは良い事じゃ。
マンセー無料。
最近は結構プレーンな感じな泉質の温泉に行くことが多かったんで偶にはちょっと特徴のあるお湯に入りたかったのと、矢張りやぎさんたちに会いたいと云うのも大きな目的じゃ。

雨の中真っ黄っ黄のスイフトくんで現地に着き、前回やぎさんがおった所を見ると何と、やぎさんを囲っとった柵は撤去されており、肝心要のやぎさんが見当たらん。

奥のスロープと平面駐車場の間の
草が生えとる辺りがかつてのやぎさんの
スペースじゃった
© ill-health(ruephas) 2019
別の所に移されとるかと思って敷地のぐるりを探してみたけどもおらん。
うむこれはいかんと思い、館内に入り職員と思しき人に、
「こないだまで駐車場の端っこにおったやぎさんたちはどうなったんですか」
と訊ねてみると、
「ああ、茶臼山に引っ越しました」
「茶臼山?茶臼山高原ですか?」
「そうです。茶臼山高原」
ううむ…そうかあ…
しかしまああれじゃ。
茶臼山高原には行った事はないんじゃが名前の通りきっと広々したところじゃろう。
やぎさんたちにしてみれば、駐車場の脇の狭い柵の中に閉じ込められとるよりはずっといい生活環境じゃろう。
それならばそれがよしとせねばなるまいと考えを改めた。

2017年5月当時の写真
86のリアスポイラーに溜まった水を飲もうと
身を乗り出す3匹
かわいい
© ill-health(ruephas) 2019/2017
さて、館内の券売機で切符を買って久し振りに浴室に入った。
ここの泉質はヌルツル美人の湯系で、浴室入口すぐにある掛け湯にもそれを使っとる。
従いましてその時点からヌルツルの感触を味わえるのは誠に素晴らしい。
ヌルツル度は流石に、旧赤石温泉白樺荘には負けるんじゃがそれでも充分にヌルツル。
1回掛け湯をしただけで尻っぺた辺りを触ればヌルツル感満載じゃ。
浴室は大変明るく内湯は広くて最大何人ベスト何人とか書く必要は全くない。
お湯の温度も普通の人にとってもワシの如き熱がりの人でもカバーできる絶妙なバランスじゃ。
個人的な好みを書けば、バイブラとかジェットの機能は要らんとは思うが、まあ気にしなければ良いだけじゃ。

露天もまたヨシ。
露天はやや狭くて最大7人ベスト3人と言う感じじゃけども、贅沢にも湯口が2つもあって、完全な源泉掛け流しではないけれども半分くらいは掛け流れておる感じじゃ。
更には東屋のようなものもあってベンチが設えられており、そこに座って火照った体を外気で冷ますことも意のまま。
その他にドライサウナと水風呂、それとほれあれは何という名前じゃか、壁の高い所からお湯が流れてくる、うむ思い出した打たせ湯じゃ、打たせ湯もあって万人が愉しめる。
かと言って騒々しい雰囲気は(客筋の影響かも知れんが)殆どない。
静かにお湯を愉しみたいと思えば露天にいけば宜しい。
このように温泉とスーパー銭湯の良いどころ取りしたような施設じゃから、皆さんが行っても半日一日おっても飽きんと思う。
良い温泉じゃと思う。

泉質ポイント
3.5
風情ポイント
2.5
やぎさんポイント
0.0
入浴料
600
温泉コスパ
1.0

「や。藪から棒に変な小さな表が出たな」と訝る人も居るかも知れんし、そも誰も読んどらんからそんな事思う人はおらんとも云えるかもしれん。
どちらにしてもこの小さな表に関しての詳細はこちらをご覧あれ。
極めて客観的学術的なエビデンスに満ちた「温泉コスパ」に関する論文を堪能できるじゃろう。

2019年2月11日月曜日

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(4)

時間がなくてあまり遠くには行けないんじゃが、それでもせめて比較的ちゃんとした温泉に行きたいという時にまあまあ便利なのがこのかんぽの宿 浜名湖三ヶ日じゃ。
ここについては毎回書いている通り、意外にも素晴らしい泉質で非常に堪能できる。
公式ウェブサイトでは「循環濾過・塩素系薬剤を注入」と控えめに記載されておるけれど実際には塩素臭は皆無であり、寧ろ温泉由来のいい香りの方がより強く立っておるくらいじゃ。
湯は常に浴槽の縁上限まで満たされ、更には注がれておるのと同量の温泉が縁からは流れ出ておる。
従って、誰かが浴槽に入るとその人の体積と同じだけのお湯が流れ出るため、実質的にもう殆ど源泉掛け流しに限りなく近いという有り様じゃ。
じゃから、この温泉のポストには源泉半掛け流しというタグを貼っておる。
因みに本日は3連休の最終日なんじゃが、宿泊系施設では案外こういうタイミングは日帰り入浴にいい条件となる。
チェックアウトがあらかた済んで宿泊客は館内には殆ど居らず、昼前後であれば多くの人は昼メシ食っとるから日帰り客も少なく空いとる時が案外多い。
本日もその辺を狙って行ってみたんじゃけどその狙いはズバリと当たり、痩せ細った貧相な爺さんが身動ぎもせず瞑目したままじっと入浴しとる以外の客は皆無じゃった。
ここの浴槽は内湯に2つと露天風呂1つという構成じゃが、温泉を使用しとるのは内湯のデカい方であり、ワシとしては当然その温泉浴槽中心に入浴し、暑くてたまらんようになってきたら外に出て涼むという事を繰り返しとる。
露天風呂も温泉であれば長いこと入っておれるのでよりベストなんじゃがその点だけが残念である。
まあ、温泉の湧出量などの具合で仕方ない事情もあるんじゃろうから仕方ない。
とにかくじゃ、温泉に入りたいが時間がないなどと云う困った時にバックアップとして行ける温泉があるというのは幸せな事じゃ。
ワシ的には、この「かんぽの宿三ケ日」と湯谷温泉の各温泉旅館の日帰り入浴が「困った時に頼りになる温泉」ということになる。
時間と気力がある時には勿論朝早くから遠方の温泉を目指すんじゃけど、毎週そういった事をするのは罷り成らんからな。
それにつけても、伊豆とかの温泉地にお住みの方は温泉選び放題行き放題で本当に幸せじゃなあと思う次第じゃよ。
​

2018年6月16日土曜日

湯の島温泉(5)

12年ほど乗り続けてきた愛車スイフトを今年9月までには手放すことになってしまったので、それまでの数ヶ月出来るだけたくさん乗ってあげたいと思うワシであった。
ここ暫く温泉銭湯に全く行けとらんこともあるので、ちょっと遠目の温泉にスイフトで行こうと決めて、湯の島温泉に入りに行った。
いつもだと天竜川沿いの国道を通って佐久間に出るコースで行くんじゃけど今回はふと思いついて今のところまだ無料措置が継続している三遠南信自動車道を使ってみた。
距離的には遠くなるんじゃけど非常に快適なルートで、2015年1月、土砂崩れの影響で崩壊した原田橋に代わる仮設橋を通るというルートで佐久間まで。
その後は静岡県道1号線で佐久間ダムまで。
少しだけ寄り道して険道ファンの間では知らぬものが居ない静岡県道288号線の佐久間側通行止め地点を見てからダムを渡り愛知県道1号線に入り約20km、うねうね道を走って豊根村(旧富山村)に入ります。
アラジンの魔法のランプが赤くチラチラ点灯しとるが構わずガシガシ進むよ。
ちいと少し早く着きすぎたため、愛知県道1号線と長野県道1号線が繋がるポイントまで行こうと思い進んでみたけど、大嵐駅と旧富山村を繋ぐ鷹巣橋から長野県側4km地点でがけ崩れがありそこで通行止め。
残念。
戻って鷹巣橋を渡り、これまた定番訪問地である大嵐駅の先にある静岡県道288号線夏焼側通行止めポイントを見にいった。
廃道ファンなのか釣りの人なのかはわからんじゃけど、今までで見た中で一番たくさんクルマが停まっていて驚いた。
変人が多いなあ。
ちなみに前回紹介した「とみチャリ」(大嵐駅前から無料で利用できるレンタサイクル)はまだ継続しておりました。
Fujiのランドナーも生きながらえておりましたが、ダブルレバーのフロント変速用側が破損しており、つまりフロントが変速できません。
坂の多い旧富山村内を行き来するにはちいと難渋するのが予想されますのでご利用の方は充分に警戒してくれろ。
さて、湯の島温泉が開くまでまだ時間がある。
ならば昼飯にしようということでとみやま来富館(とみやまらいふかん:愛知県北設楽郡豊根村富山字湯之島25-4:0536-89-2170:宿泊もできます)に行ってお店おすすめのゆず味噌のチキンカツ定食を注文。
非常に空腹であったため軽い気持ちでご飯大盛りを頼んだら、どうじゃろうか普通の茶碗の3杯分以上の白飯をよそおったどんぶりが出てきて魂消た。
味はもちろんよし。
前段がながくなったんじゃけど、これでやっと湯の島温泉に入れる時間と相成った。

少し早めであるけれどお願いすればフライングで入れてくれるのは毎度の事で、当然その日の一番湯で当然暫くは貸切状態。
夏に行くと外には虻がブンブン飛んでいるんですけど、まだ早いのか全く飛んでおらず安心して外湯に浸かれます。
ただ、理由は我ながらさっぱりわからんちんなんじゃけど、この湯の島温泉って外湯より内湯のほうがいいんですよね。
なんでだろうか?
なので、今回もほとんどの時間を内湯にはいってほとんどの時間うとうとしとりました。
暫く浸かっとると他の入浴客が数人入ってきよったけど、前回のような馬鹿な人は1人もおらずウトウト継続できたのは誠に喜ばしい限り。
ただ少し気になったのが、外湯のオーバーフロー量が以前よりちいっとばかし少なくなったような気がすることじゃなあ。
以前ははっきり水流という感じで流れ出とったが今回は滲み出るような感じに見受けられた。
まあもともと半掛け流しなんで大勢に影響はなかろうけど、気分としてはもう少しあったほうが盛り上がるのは確か。
とは云っても、貴重な温泉資源を少しでも有効に使うという事もあるので無理してオーバーフロー増やせとは云いはしませんけどね。

2018年1月8日月曜日

接阻峡温泉会館(3)

成人の日ですね。
成人の皆様、誠におめでとうございます。
頑張って真面目に働いて、ワシの老後に向けての年金をしっかりと納めるよう切にお願いする次第です。
新成人へは以上です。

ホントは自転車に乗りたかったんですが、朝には既にかなりやばい天気だったため自転車は諦め、しかし早く起きてしまったので、今日は一つ遠めの温泉に行こうということで、接岨峡温泉会館(静岡県榛原郡川根本町梅地175−2:0547-59-3764:¥400:10:00〜20:00)に行きました。
前回ここを書いたのは2011年11月ですが、書いてなくても1回位は行っているはず。
行ってはいますが、少なくとも5〜6年ぶりだと思います。
浴室の造作が本当に「温泉らしい温泉」で、鄙びた感じがたまんない場所です。
じゃんじゃん雨が降る中、片道100kmを下道使って約2時間ちょい。
遠いわ〜。
しかし、遠路はるばる行く価値は十分にあります。
現地に着くと、建物がなんだか賑やかしい。
前と何かが違うんですが、ほほう、食堂が出来てる。
以前は、食事は出してはいたとおもいますが、予約だったような気がする。
その代わり、受付にはカップラーメンとが売っていて、その感じも却ってナイスだったんですが。
中に入ると、これまた以前はなかった近代的な券売機がでんと置いてあって、入浴券はもちろん、食堂のメニューやタオルなどもそれで購入するシステムに変わっていました。
接阻峡でも近代化は着実に進むのであった
前までは、受付の中におばちゃんが居て支払いをしたんですが。
今日はおばちゃんじゃなくておじさんが居て「食堂始めたんでぜひご利用ください」としきりに勸められます。
充実の食堂メニュー。ダムカレーが気になります
要予約ですのでご注意を
しかし、接阻峡に着いてしまったら飯食うとこはないはずだと思っていたので、途中川根温泉の辺りでお蕎麦を食べてしまっていたので今回はパス。
次回は接阻峡温泉会館で飯食います。
ちなみに今日は、
ここで蕎麦を食べました。
天麩羅蕎麦1000円とやや高かったんですが、天麩羅の量と味が半端ねえ。
干し柿の天麩羅という変わったネタもありました。

400円で入浴券を買って中に入ると、浴室は全くいい意味で変化はなく、風情たっぷりのままでした。
ここには内湯しかないんですが、その浴槽は将棋の駒の形のような変形6角形で、最大6人ベスト3人くらいの大きさ。
深さはやや深く、浴槽の底にお尻をつけるとお湯が顎まで来る程度ですが、浴槽の周囲の一部には階段状の腰掛けのような構造になっていますので、それに腰掛けるのも吉。
お湯はもう、ぬるつるローション系美人の湯でいい泉質。
循環してるという表示はあるんですが、明らかなオーバーフローもあって掛け流し感も充分に味わえます。
そして、ややアツ。
入って10分ほどで流汗淋漓。
15分で限界を迎えたため、少し
温泉って、極めてマイルドですごく気持ちがいい火傷だと思うんです。
それが証拠に、暑さに耐えかねて浴槽を出て、窓を開けて体の表面を充分に冷やしても汗は止まらない。
暖かさが体の中に向かってじわじわ進んでいるので、表面だけ冷やしても汗が止まんないんだと思う。
窓際で体を冷やしてはお湯に浸かるということを繰り返し、大変気持ちよく入浴できました。
いやー、もう少し近ければなあ。
しかし、余り近いとありがたみが失せるから、このままでいいか。

超満足して外に出ると、雪がガンガン降ってました。
車に乗り込もうとして駐車場脇を流れる川を見ると、すごくきれいな水色。
写真には一切の修正を加えてません
これはなんでだろう。
ほんとにきれいな水色で、どなたかこの理由をご存じの方、ぜひご教授ください。

2017年9月16日土曜日

大野木荘(1)

富士から浜松に戻ってからも2〜3週に1回、下手すると毎週土曜日に富士に通っています。
富士は好きな街ですが流石に浜松から毎週通うまではのめり込んでいません。
理由があるからで、要するに歯医者に通っています。
これも別に地元の歯医者にスイッチすりゃあいい話ですが、まあちょっとした事情があってキリが付くまでは富士の歯医者に通わねばならないのです。

歯医者は午前中に終わりますので、どっかでご飯を食べたとしても午後はまるまる時間が空きます。
じゃあ、富士と浜松の間にある温泉で行ったことない場所はないかと考えてみたところ、コンヤ温泉というとこがありました。
場所は以前行ったことのある梅ヶ島温泉の手前6kmくらいのとこ、というか諸情報の文脈によっては「梅ヶ島温泉」にはこのコンヤ温泉郷も含まれている場合もあるみたいなので、それでいくと広い意味での梅ヶ島温泉の入口というか、そんな辺りであります。

国道1号バイパス千代田上土ICから安倍川左岸をひたすら北上すること1時間、途中若干シビアな道路状況もありますが、現地到着。
実は現地につくまでは日帰りがあるか、のみ可の宿はあるのかなど現地情報をきちんと調べてなかったのですが、コンヤ温泉街入口である孫佐島ってとこに案内看板があり、そこにはいくつかの温泉宿があることが書かれてました。
そのうちの一つである大野木荘(おおのぎそう:静岡県静岡市葵区梅ヶ島4269-10:054-269-2224:¥540/1h:時間・休業は要問い合わせ)を理由もなく選び電話をかけて確認してみると入浴可能とのこと。
早速訪ねると大変綺麗なお宿。
失礼ながら、こんなすたれた温泉街にこんなにカネかけちゃっていいの?って思えるくらいにきれいな建物。
中に入っても当然清潔感が溢れており、ああここに泊まってみたいなあと感じました。

肝心のお風呂ですが、これがまた私が大好きな「ぬるめ・ぬるつる」。
お湯の中には白い湯の華がゆらゆらしていて、泉質は個人的には充分合格。
入浴後かなり長い時間、肌にまとわりつくぬるつる感が継続します。
今はなき、赤石温泉白樺荘には若干負ける感じではありますが、そこらにあるぬるつる系温泉に比べれば圧勝。
そしてぬるいので、いくらでも入っていられる感じ。
こうなると入浴時間が1時間に限られていることが非常に残念であります。
内湯・露天とも岩風呂で、露天の方がやや浅めの浴槽。
内湯・露天は脱衣室経由で行き来する必要があるため、人によっては若干不便と感じるかもしれませんが、わたしは別にかまわない。
例えば兵庫にある「しそう よい温泉」も構造上の理由で内湯と外湯との行き来は一旦着替えてからでないと出来ませんが、なんていうか気持ちの切り替えができて、新たな雰囲気で楽しめる感じでした。
ここは着替える必要もないし問題ないですね。

行った当日は幸いにも私以外には誰もいなくて貸切状態。
メイン露天で、何回か内湯も楽しみました。
いや〜、1時間短かったなあ。

同じくコンヤ温泉郷にある「こんや銘酒館」も名実ともに魅力的。
建物の前は通っただけで実際に入浴はしてませんが、窓越しにお酒の瓶が垣間見え、ここはぜひ泊まって温泉とお酒を味わうべきところとみました。

あと、梅ヶ島キャンプ場から数分のところにあるコンヤの吊り橋、ワシは怖過ぎてとても渡れんかった。
筆者は極度の高所恐怖症ではありますが。
この吊り橋をもしロードバイクで渡れた人がいたら、先着1名の方に大野木荘の日帰り入浴1回分奢ります。
証拠の動画を投稿してください。

コンヤ温泉郷、いいぞ。


↑地図表示、ズレてたらゴメンナサイ。
少しずらせば表示されます。

2017年7月22日土曜日

湯の島温泉(4)

今日は前赴任地にある歯医者に行く予定だったんですけど、実は予定を間違えていて実際には次の土曜日だったことが判明。
1日時間が浮いてしまった。
もう少し涼しけりゃ自転車に乗りに行くとこなんですけど、あまりに暑い!
部屋にいても冷房入れてなけりゃアタマがクラクラするくらいなのに、この炎天下舗装路など走れば斃れること必定であるため温泉行きに決定。
大山くんお参りツアーでも良かったんだけど、それは先週一発やってますので今日は見送り。

久しぶりに豊根村の湯の島温泉に行くことにしましたが、自宅から約80kmの距離の狭い山道を走ります。
実はこのブログの最初のポストがこの湯の島温泉なんですが、それは大体6年前に書きました。
当時はこのくらいの道は結構平気だったんですが、今や五十路のわたくし、無事に走れるかどうか不安な気持ちでしたが、案外平気な感じで現地まで着くことが出来ました。
少し早めについてしまったので、時間つぶしでこれまた久しぶりに大嵐駅まで脚を伸ばしてみました。
大嵐駅舎はなんでも東京駅を模したものらしいのですが、全くそう見えないのがちょっと哀しい。

まあそう云われればそう見ないこともないことはない
© ill-health(ruephas) 2017

その駅前には屋根付きの自転車置き場があって、そこにはこんな掲示が。


© ill-health(ruephas) 2017

とみチャリ
プロジェクト 開始!


なるほどなるほど、どーもタダで自転車を貸してくれるらしい。
ふむ、確かにJR飯田線で大嵐まで来ても、バスもなけりゃタクシーもない。
はっきり云えば他のものも殆ど何もない。
メインストリート(と思われる部分が微かにある)まで2km、湯の島温泉までは3kmもあり、歩くのはちと大変ですんで、このアイデアは素晴らしいと思います。
自転車乗り初心者のワシとしても気になったので、どんなラインナップなのか見てみると、

© ill-health(ruephas) 2017
左から、MTB・一見ロードバイクに見えるが泥除けやキャリアがついたランドナーっぽいドロップハンドルのスポーツバイク・ガキチャリ・ガキチャリ・ママチャリ・ガキチャリ。
うんうん、うん。
なるほどいいぞ素晴らしいプロジェクトだな。
しかしどれも、ちょっと古い。
最低限のメンテはしていると思われますけど、ちと古い。
ワシが乗るとすればMTBかランドナーみたいなやつですが、そのランドナーを見るとFujiじゃないですか。

乗るのにはやや厳しいか?
© ill-health(ruephas) 2017
わたくし、現在フツーのロードバイクに乗っているんですが、3分くらい40km/h維持できなければ人ではないとか、坂バカマンセーとかそういう風潮はダイキライな「流すロードバイカー」なの。
だからかどうだかわかんないけど、もう少し年食ったらランドナーで2〜3泊くらいの小さな旅が出来たらいいなあという憧れを持ってます。
おをっ、と思って観察してみましたが、うーん。
サドルやバーテープなども破れちゃってて、乗るのにはやや厳しそう。
シフトレバーもStiではなく、ダウンチューブ装着のレバー型。
いやー、レガシーな感じがとってもス・テ・キ。
うん、でもね、このプロジェクトを主宰している一般社団法人とみやまの里さんには申し訳ない、時間がなかったんで今回は見送り。
次回は飯田線で来て、このチャリに「乗らざるを得ない」状況に自分を追い込んでみたいと思います。

さあて。
温泉が開く13時になったので、湯の山温泉に戻って一浴しようと思う。
ていうか、到着したのは実はまだ13時の5分前だったんですけど、受付にはおばさまがすでに座っていて受付開始してました。
おや、いつの間にかJAF優待施設になっているな。
これで100円ディスカウントの320円、安いなあ。

時間前のフライング乳欲、はぁ一体なんじゃこの乳欲ってのは、フライング入浴のためワシが一番乗りかと思ったら既に先客がいやがった。
その先客は頭にタオルを巻きやがっててメガネをかけやがった男で(女だったらこれはこれで嬉しい驚きじゃが)、あろうことか浴室内に小型三脚付きコンパクトデジタルカメラを持ち込んでいやがっていて、しきりに自撮りをしやがっておる。
オレが入ってきても構うことなくしきりに自撮りやがっておる。
ワシは驚いた。

馬鹿かコイツは。

まあ何だぁ、告白するけど俺だって時として浴室内の写真を撮ります。
禁止掲示がなくて誰も居ない場合はな。
他の人が乳欲、くそ、入浴している中での写真撮影がマズいのは言わずもがなだよねえ。
これってマナーでさえなく、そりゃ犯罪だろ。
なのにその頭タオル男はワシにはお構い無しで浴槽に出やがったり入りやがったりしながら、中や外の色んな場所、いろんなポーズで自撮りを続けてやがる。
ワシはゆっくりしたくてゆったり時間を過ごしたくて片道2時間かけてここに来たと言うのに何だこの男は一体。
暫くは何も言うまいそのうち出やがるだろうと辛抱しておったが、その男はなかなか出ていきやがる気配を見せやがらない。
初老の男でやがる。

くそめ。

もうたまらん。

「あんたさあ、オレは遠くからここで寛ぐために来たんだけど、あんたのせいで全部ぶち壊しだよ全く。もういいから出てってくれよ」

その返事が驚天動地。

「あ、すみません。誰も居ないと思ったんで」

はぁ?
この野郎巫山戯やがって誰もいないと思いやがっただと?
念のために申し添えますけど、この男マジでこう云いやがったんですよ、ほんとに。

「出てけよ。オマエがやってるのは犯罪だぜ。電話してやろうかオマワリに。近くの交番にケーサツいたからすぐ来るぜ」
と言ったらやっと、
「すみませんでした。もう出ます」
って言いやがって出ていきやがったクソ初老 。

はあ…
これでやっとゆっくり湯につかれるとため息付きながら露天に入ってしばらくしたらそのクソ初老再度浴室に登場しやがって、
「あ、すみませんどっかに白いタオルありませんでしたか」
とオレに訊きやがった。
しらねーよ、テメーが自分で探しやがれ。

全く最近のクソ爺はもう。

その後はやっとほんとに静かな時間がやってきたのは嬉しい限りです。
その後に入ってきた爺さんは誠に温泉に似つかわしい爺さんで、こっちの方は大歓迎。
あと1時間くらいゆっくり入って、満足してお風呂出ました。

あなた達に云っておく。
温泉自体は素晴らしいので、皆様もぜひお越しくださいませ。
そして、いいか。
誰か入っている浴室で写真を撮るのは絶対にやめ給え。

2014年11月30日日曜日

あやめ湯(1)

久しぶりの投稿でございます。
10月中旬に長岡南浴場に行ってから今日まで、全く温泉銭湯に行ってなかったというわけではなく、熱海で清遊(この書き方、昭和っぽくて好き)した際、ホテル水葉亭に泊まってそこの温泉を楽しんだり、近くの玉の湯に行ったりしてはいたんですが、いろいろあって書けませんでした。
最近は長岡の共同湯が気に入っていて、先週末にあやめ湯(静岡県伊豆の国市古奈72-1:055-948-3840:¥300:6:30~9:00:13:00~21:30:定休毎月20日:駐車場3台)という共同湯に行ってきました。


2013年8月17日土曜日

奥山温泉(1)

最近、山梨の温泉は侮れんのうと思うようになってきました。
先週は南部町にある佐野川温泉に行って余りの泉質の素晴らしさに叩きのめされ、今日は同じ南部町にある奥山温泉(山梨県南巨摩郡南部町福士26842:0556-66-3366:¥800<南部町外の人>:10:00〜17:00:公式ウェブサイトなし?)というところに行って、別の意味で叩きのめされました。


2013年8月4日日曜日

瓜島温泉旅館 翠紅苑(1)

金曜日は元いた事務所に出張で、夜は課長会と称する呑み会に付き合いその夜は久し振りに自宅で寝ました。
翌日にはこっちに戻り、ダラダラしながら時間を過ごし何となく一日が終わり本日は日曜日。
朝7時過ぎに起きて(これでも相当遅くまで寝てたことになりますけど)掃除洗濯布団干しを済ませ、直前のポストで書いたようにモロヘイヤのそうめん添え(笑)を食したあと、MacBookに向かい行けそうな温泉を探してみました。
前から書いているように、富士市内の温泉銭湯事情は誠にお寒い限りなんで、目的地は必然的に富士市周辺の市町村になります。
伊豆・熱海というエリアはそのうち放っておいても勝手に足が向く筈なので今は放置プレイ。
現在個人的にやや注目しているのは、富士宮市の西部というか北西というか、芝川とかの辺りです。
その近辺を中心に探していて見つけたのが、瓜島温泉旅館 翠紅苑(すいこうえん:静岡県富士宮市内房385:0544-65-0366:¥500/1h:予約なしで食事も可能)というところ。
敢えて公式ウェブサイトは見ず、電話をして所謂「のみ可」かどうか確認してみると、
「はい。ご利用いただけます」
と嬉しい即答。
すぐさま車に乗って出発しました。

2013年2月3日日曜日

かさがた温泉 せせらぎの湯(1)

思い出の関西温泉シリーズです。
兵庫県のやや深い山里に基本日帰りで、宿泊も出来るという温泉があります。
それは、かさがた温泉 せせらぎの湯(兵庫県神崎郡市川町上牛尾半瀬2073-12:0790-27-1919:2つの湯屋があり各¥600:10時~20時:これらはすべて2013/2/3現在で確認済みの情報)です。
中国道を福崎ICで降りて県道34号線を笠形山に向かって走ると到着します。
バスなどの公共交通機関は多分ありませんので、アクセスは車か、市川町周辺からの送迎バスのみ(要予約・食事のセット注文の顧客という条件あり)という場所です。
関西系の各種温泉案内雑誌に掲載されている事が結構多く、それを見せると半額になったりするので事前の情報収集が大事かもです。
その他、JAF優待施設でもあります。
湯屋は2ヶ所あって、人が少なくゆったり出来て眺望を楽しめるのは上にある「みはらし館」。
少し混み合っているものの鄙びた風情を楽しめるのが下の「ふところ館」という感じですかね。
日祭日等は二つある湯谷まとめて¥600だったりして、意外にリーズナブルな施設だと思います。
客の殆どは地元のリピータのようでして、観光地温泉に良くありがちな浮わつき感は皆無なのが有り難いですね。

ただ、惜しむらくは泉質がアルカリ性単純温泉とのことで、非常にLightなお湯でした。
温泉の香りを感じないわけではありませんが、残念ながら塩素臭とほぼ同等という感じだったかな。
水面に僅かな白い浮遊成分が見えますが、温泉由来なのか塩素関係なのか他のものなのかは、ちょっとわかりません。
お湯にあまり特徴はないので、(例えば星山温泉のように)「万難を排して」今すぐ出かけるまでの施設ではないとはおもいますが、でも温泉は泉質だけじゃないでしょ。
1回行っただけの前の情報ではありますが、激混みしているわけではなくやや混み程度であり、そのくらいであれば寧ろその静かな賑やかさを楽しめる感じです
なお同施設内には食事処・喫茶・昔の物の博物館などが点在しており、半日程度であれば充分に楽しめる環境であります。
基本は日帰り施設ですが、宿泊施設も装備しているようです。

2013年2月1日金曜日

潮彩きらら 赤穂温泉 祥吉(1)

かなり以前の宝塚時代ですが、夕日が綺麗だという話を聞いてのこのこ出かけたのが赤穂は御崎海岸です。
無粋な私のことですので、夕日なんてのは10秒ほど眺めたらすぐに飽きると思ったし、そもそも温泉に入らなきゃ、出来れば立派なところではなく限りなく怪しそうなところに、ということで入ったのがここでした。
その怪しさ満点な旅館(かな?)についてはいずれ再訪したときに詳しく書きますが、それはもう兎に角怪しく、非常に私好みだったので未だに覚えているわけです。
で、今回はそういった怪しさ爆裂な感じでは無く、大変清潔感があり、食事も旨く良い温泉が有り、従業員の方も凄く好感が持てるという処の話です。

それは、潮彩きらら 赤穂温泉 祥吉(兵庫県赤穂市御崎2-8:0791-43-7600:¥1500:食事+温泉セット各種)です。
大阪から新快速に乗車し西へ。
途中、複々線で快速と並走しぶち抜くというような関東ではゼッタイにお目にかかれない鉄的に興奮するシーンを味わいながら途中駅の姫路着。
大阪姫路間は正に優良線区で、スピードに乗った非常に快感を伴う乗り心地で素晴らしいのですが、姫路を過ぎると一気に一昔前のローカル線の雰囲気に転じます。
それまで当たり前だったロングレールから通常のレール長になり、複線が単線と化し、速度が緩んでがったんごっとんと左右に揺れながら走りますが、それでも新快速のバッジは外さない。
まあこれは鉄系のブログじゃないんで余り書きませんが、そんな感じで終点の播州赤穂駅着。
南口の階段を降りるとお宿の車が待っててくれます。
良く有るマイクロバスじゃなくて、エスティマ。
乗った客は私だけ。
よし、いいぞ。
お宿の上得意になった様ないい気分。

お宿に到着し、待っていた従業員の方にドアを開けて貰って車を降りて。
何だか八代の松濱軒に訪れた時の内田百閒な気分。
百閒先生になったかのような気持ちで心の中で(えっへん)と言いながら悠々とした感じに見えるように悠然と車から降り立って、温泉より先に食事処へ。
温泉も愉しみだけど、牡蠣料理を味わう為に朝飯も抜いたんだから。
席に就くと、品のいい笑みを浮かべた仲居さんが注文を取りにきてくれます。
その仲居さんはホントにホントに愛想が良くて、ずっと笑顔で対応してくれました。
料理の事を書く前にこれを書くのは、ホントにその笑顔に癒されたからであります。
笑顔で愛想良く対応してくれるだけで、同じ料理でも味が違うと思うんだな。
その素敵な仲居さんの給仕で、素晴らしい牡蠣料理を堪能致しました。
味も量も全てが私にJust Fitで、酒も旨く、全てを美味しく頂いた後でさらに僅かな空腹を感じるという誠にベストでリッチなお食事でした。
さて、お風呂に入りましょう。


2012年11月11日日曜日

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(3)

昨日の土曜日は午前一寸仕事、午後はカイシャの研修会で夕刻からその流れの呑み会で痛飲し、という事は普通だったら今朝は遅めに起きて一日ぐだぐだして過ごしたい所ですが、住んでいるマンションの管理組合総会が朝から開催される為、やや二日酔い気味で少し重い頭を抱えてそれに出ました。
総会は午前一杯かかって終了したので、一旦帰宅して短時間シエスタし、少し本を読んだりしながら過ごしていたのですが、何だか今日は薄ら寒く、風呂にでも入らなけりゃやってられない気分になってきたので15時過ぎに自宅を出ました。
最初はみよし湯に行こうと考えていたのですが、もし駐車場が一杯だったら面倒だと思い直し、矢張り寒い時にはしょっぱいお湯に入って暖まるに限ると、かんぽの宿 浜名湖三ヶ日に出かける事にしました。

現地に到着すると雨が降り出しました。
建物に入ると、粋な浴衣を着た妙齢(高齢とは書けねえだろ、書いちゃったけど)の姐さん方がロビーに沢山いらっしゃって何だか艶やかな雰囲気。
その横をすり抜けて浴場へ。
既に通い慣れた感のある場所ですので、素早く脱衣し、先ずは内湯へ。
日曜日の16時過ぎ、宿泊客で混んでるかなと思ってましたが、意外にも適度な混み具合で温泉を楽しむのには何の問題もありません。
湯つぼに浸かり、時折口に入ってくる温泉の味を楽しみます(不潔かもしれないけど、まあダイジョウブでしょ)。
変なヤツと思われるのを覚悟で書きますが、ここの温泉、しょっぱいだけでなく、はっきり言って旨いんですわ。
昆布の出汁が効いてる様な感じと言えばいいのでしょうかね。
勿論積極的にゴクゴク飲み干すという様な事はしませんけど。

露天に移って雨の中、肩まで浸かって体を暖めます。
曇天が広がって夕闇が迫りつつあります。
外灯は点灯しておらず、明かりは内湯の大きな窓から漏れてくるものだけ。
雨の夕刻の明るさ、というかほの暗さは雪と同様、どうも七難を隠す効果が絶大のようであり、普段とは全く違った趣きで、風情豊かな感じがします。
先に露天を楽しんでいた2人のオッサンはどうも地元のみかん農家のようで、落ち着いた口調でみかん育成の話を交わしていて誠にいい感じ。
農作で疲れた体を仲間とともに温泉で癒し、明日に備える。
ああ、良き日本ですなあ。

やがてその二人もすっかり暗くなった露天を後にし、一人残された私は依然として降り続く雨の中、僅かながらではありますが浴槽から溢れ出るオーバーフローの音や、水面を叩く雨の音を効きながらあと20分程、しょっぱくて美味しくてよく暖まる温泉を堪能致しました。

2012年10月21日日曜日

湯谷観光ホテル 泉山閣(1)

紅葉の盛りまではまだ暫くかかるこの時期です。
だから、紅葉が有名な場所にある温泉に行くとなったら、人がわんさか押し掛ける前の今でしょ。
ということで今日は、近くに紅葉で有名な鳳来がある湯谷に行く事にしました。
紅葉前の今なら、あまり人はいない筈。

湯谷温泉には通い詰めているとまでは言いませんが、可成りの回数出かけていて、その殆どは松風苑という温泉旅館のお風呂場です。
勿論泊まる訳ではなく日帰り利用なのですが、妙に暖まる素直な感じの温泉で気に入っていました。
しかし実は湯谷温泉には以前から気になっている温泉宿があって、それは湯谷温泉ホテル 泉山閣(愛知県新城市豊岡字滝上26:0536-32-1535:以下のみ情報:¥1000:11時~14時:通常は食事と組み合わせた¥3500~のプランで入浴するのがスタンダードらしいのですが、本日確認した所では入浴のみも受け付けてくれます)。
何が気になっているかというと、ここにも書きましたが、可成り確度の高い情報として、
「浴室内に一斗樽がでぇ~んと置いてあって、事もあろうにそれが飲み放題」[1]
というのがあった為です。
勿論それが本当だとしても、車で行く為、一斗樽の中身を口にする事は出来ませんが、次回は豊橋経由飯田線で行って中身を楽しめるかもしれないでしょ。
あと、源泉掛け流しらしいし。
ということで午前中出発し、お昼頃現地に到着。

湯谷温泉という所は、著名な温泉地なのにも関わらず、いつ行っても人がだ~れもいないので私は好きなんですが、今日は何だか人がいっぱい。
車を停めようと思ってた足湯の駐車場が満車なんてのは初めてです。
なので、温泉街のメインストリート(この温泉街のメインストリート僅か数100m、寂れた駅と温泉宿が5~6件。実際はもう少しあるかな)を通り抜けてゆーゆーありいなの駐車場に車を停め、目的のホテルに行きました。
驚いた事にホテル前の駐車場には名鉄観光の大型バスが1台でぇ~んと鎮座してて、湯谷温泉で大型バスを見たのはこれまた初めて。
そして、何時もホテルの玄関先に掲示してある日帰り温泉の案内も今日は掲示されていないんですな。
「うーむ、これは抜かったか。客が一杯で日帰り入浴はお断りか」
と思ったけど、そこの温泉に入りたい気持ち止み難く、玄関を入ってフロントの職員さんに入浴の不可を訊ねた所、
「今日は予約が一杯なんでお食事とのセットはダメですけど、入浴のみだったらOKです」
とのこと。
渡りに船だ。
余分な飯とかは要らないよ。
最初っから「のみ」が 希望の私なんで。

フロントで入浴料を払い、奥の方にある浴室に向かいます。
脱衣場に入ると予想に反して誰一人入浴客はいない。
ははぁん、いま丁度12時で、名鉄観光バスのツアー客は皆メシ喰ったり酒飲んだりしている訳だ。
そう言えば確かにホテルに入った時から、何だかカラオケの音が聴こえてたけど、それがそうなんだな。
もっけの幸いと素早く脱衣し、素早くかつ丁寧に掛かり湯をし浴槽へ。
浴槽は二つあり、やや大きめで湯温が熱めの浴槽と、やや小さめでややぬるめで、やや色の濃い浴槽。
当然の事ながら、先ずは後者に入浴します。
ほぼ正方形の浴槽で、ベスト入浴人数は2人、最大入浴人数は4~5人程度かな。
滔々と温泉が流れ込んでいますがOFは全く見られず、こちらは残念ながら循環式のようです。
でも、やや茶色というか泥色というかの色が濃く、水面からは浴槽に沈めた足が何とか見えるか見えないかといった感じの濃さ。
こちらの浴槽は宇連川に面した部分がオープンエアになっているため、川から流れてくる空気が冷たくて本当に気持ちいい。
空を舞う鳶(餌付けしているそうです)や、川面を泳いだりしきりに漁をしたりする6羽の水鳥(鴨に見えたけど違うだろうなあ)を眺めながらゆっくり入浴出来ます。

隣にある大きめの浴槽は、流れ込む温泉の量とほぼ同等のOFがありました。
脱衣場の掲示には正直にも「掛け流しと循環の併用」という様な文言が書かれていましたけどね。
しかし、こういう情報をちゃんと掲示するのは好感が持てます。
浴槽の端から流れ出るお湯を眺めながら入浴しますが、私には少し熱すぎてあまりゆっくり入れません(けど、普通の人には充分適温です。わたしは暑(熱)がりですから)。

そして問題の一斗樽。
こちらは撃沈でした、あはは。
やっぱりね。
多分、経費削減のためやめてしまったか、日帰り時間帯は撤去しているかのどっちかですな。
まあ、そりゃそうだ。
高々¥1000程度の日帰り客にそこまでする義理はないからねえ。
小一時間程濁り湯を存分に楽しみ、ゆーゆーありいなの対面にある大変安くて篦棒に旨い食堂[2]で軽く昼食をとってから帰宅しました。

[1]
ウェブサイトでいうと、
http://www.mapple.net/kuchikomi/K0000142266.htm
http://domestic.hotel.travel.yahoo.co.jp/bin/review?chiku=5418&shisetsu=004
http://www.medias.ne.jp/~hirakou/nakama2-108.html
等。
及び、カイシャの同僚による、
2009年頃、日帰り入浴した時には浴室に樽酒と升が置いてあって飲み放題でした。ええ、ええ、そりゃ勿論ボクも飲みましたよ。アタリマエじゃないですか。ボクの友人なんかはもう飲み過ぎてもうべろべろになっちゃってもう大変でした、ええ。
という証言。
その同僚は、社内では「全く嘘をつかない男」として名が通っています。

[2]
最初この食堂について、このポストで結構書いたんですけど、だんだん分量が増えてきたので別ポストとして独立させました。

2012年9月17日月曜日

南アルプス赤石温泉白樺荘(4)

この温泉には前回、2012年3月頃に行っているんですが、その時、薬とかを入れたビニールポーチを現地に忘れました。
遥々3時間かけて自宅に帰着後それに気付き、直ぐに電話して事情を説明し、遠方のため中々再訪出来ぬ故、規定には反するとは思うが暫く預かってて欲しいと施設の人にお願いした訳であります。
あれから何と半年、如何に何でももうそろそろ取りに行かねば拙かろうと思い、昨日2012年9月16日、白樺荘に向かいました。
今回は忘れ物回収とは別にもう2つ狙いがありまして、それは、
  1. 新東名を走ってみたい
  2. 新東名を走る時、新たなきゅーちゃん(カーナビ)[1]はちゃんと機能するか[2]を見てみたい
というものであります。

1.の心理はまあ比較的多くの方にご理解頂けるのではないかと思います。
普段私は温泉目指して東に走るときは、東名を使う事はなく大抵国道1号バイパスに乗ります。
でもまあ折角新設なった新東名。
一度は走ってみたいじゃない。
で、実際走ってみましたが、確かに走りやすくて安全で、ストレスは感じませんでした。
しかし余りに走りやす過ぎて場所に寄っては(例えば緩く長い下り坂)意識せぬまま140㎞をあっさり越えてしまうことも。
思ったのは、名前に「新」が付く高速は何となく同じ様なイメージがあるなあということで、新名神を最初に走ったときも同種の感想を持った記憶があります。
まあ私の場合、東京方面に向かうときは上手く使えそうという事が実感出来たのは収穫でした。

2.についてはキチンと更新されていましたので問題はありませんでした。
ただ、浜松から静岡の井川方面に向かうのに、わざわざ静岡経由(新東名浜松浜北IC⇒新静岡IC⇒静岡県道27号線)を選ぶ意図がわからんとは思いました。
普通は浜松浜北IC⇒島田金谷IC⇒静岡県道64号線だと思うんだけどなあ。

で、そういった事を確認しつつ半年ぶりの白樺荘に到着。
施設の開場は10時ですが、私の到着時間は10時過ぎ。
連休中日であり、既に観光客や登山客がわんさか来ているのではとの危惧を抱いていたのですが、現場に着いてみれば駐車場には数台の車しか見えません。
意外に結構空いてるみたい。
浴室に行く前にフロントに立ち寄り、ビニールポートを無事回収。半年もの間保管していてくれてありがとうとお礼を言い、500円払って早速入浴。
想像違わず、浴室に入っても3人程度しか先客はいませんでした。
そのうち二人は親父とジジイだったんだけど、露天風呂の縁に腰掛けてしきりに、
「昔のバイクのエンジンは良かった。面白かった」
という話をしていて、横から聞いているといちいち頷首できる話題ばかりだったんだけど、如何せん大声でかつ際限なく続けているものだから煩わしくなり、一旦内湯に逃げ帰りました。

ところでこの温泉のお湯のコンディションに関しては前回ポストで書いた通り、移転開設直後はまあ酷いものでしたが、最近はまあ何とかなってきています。
勿論旧施設と比べられるレベルではまったくなく、ヌルツル感・お湯のとろみ・香り・湯の花の量、等々、それら全てに店において旧施設の10段落ちです。
でもまあただ露天風呂の方であれば、湯口付近限定だけどある程度の湯の花が見られるし、旧施設では叶わなかった「露天に入りながら雄大な赤石山脈を眺める」という味わいもありますので、最近は余り文句も悪口も言わず、素直にお湯を楽しんでます。

ところがですな、驚くべき事に、露天風呂に戻った私の耳に例の、
「昔のエンジン大好きジジイコンビ」
のこんな会話が入ってきました。
「湯の花なんて、あんなもの別にうっとおしいだけだし、あってもなくてもいいわねえ」
「うんそう。ありゃ別にいらん」
「たぶんみんなそうだろうから、施設の方でも機械通して濾しとってくれてるんだろうなあ」
「そうしてもらうとお湯がすっきりしていいなあ」
「そうだねえ。ここのお湯はなんかすっきりしとっていいなあ」
「あんまり色がついてたり臭いがしたりしても疲れるしなあ」
「透明で清潔なかんじのほうがいいわなあ」
それを聞いて、わたしゃ~脳天に杭を打ち込まれた様な衝撃を受けました。
私を含め、一般的に温泉好きな人が思うことと全く真逆の事をこのジジイコンビは言っています。
オレらの感覚がオカシイのか、ジジイコンビの感覚がズレてるのか解らないんだけど。

湯の花なんてなくていいから濾し取って欲しい。
お湯は特徴なくすっきりしていた方がいい。

う~むむむ…
すげえ割り切りというか、何か一寸違うんじゃないの、と正直思った。
だったらこんな山ん中の温泉にわざわざこなくていいじゃない。
別に家の近くのスー銭かどっかにいけばいいじゃん。
そう思う訳です。

でも一方でこうも感じた。

確かにワタクシ、普段は泉質は気にしないと宣言している。
宣言している割には、ヤッパリ気になってるんですよね、改めて考えるとね。
このブログにも泉質がいいとか悪いとか、知ったかぶりして書いてます。
そういうのって、はっきり言って、やらしいよね。
貧乏でも構わないと公言しているのに裏で小金を貯めてるヤな人みたい。
そう言う臭いがプンプンする、自分で。
そう考えると、意外にジジイコンビの方がマトモで普通なのかもしれない。

似た様な話があります。
一昔とか二昔くらい前の話です。
地酒を矢鱈に有り難がり、所謂ナショナルブランド(例えば「大関」とか「白鶴」とか「松竹梅」とか、誰もが知ってる全国的ブランドのこと)の酒をさげずむようなブームがありました。
その頃地方のジジイ達は大抵ナショナルブランドを愛飲してて、最近酒を飲み始めたばかりのオレのようなまだケツの青いガキどもが地酒や純米酒を有り難がっていた訳です。
で、ナショナルブランドを愛飲しているジジイどもを、
「日本酒の味もわかんねえ可哀想なジジイ」
扱いして軽蔑し、バカにしていた訳です。
味は当然、金かけて少量作った酒を高いカネ払って買って呑んだら旨いに決まってる。
でも、ジジイ達は日本のどこに行っても安く売っていて、どこで呑んでも安定して同じ味がする酒で充分だし、安心して呑めると思っているんだよね。
それはそれで正しくて、地酒好きな人たちは自分たちだけで勝手に地酒呑んでりゃいいだけの話で、ナショナルブランド好き(というかそれしか知らないのが正解かな)なジジイ達をわざわざさげずむ必要はなかったんです。

温泉(泉質とか風情を含めた)についても同じかな。
やたら過剰に泉質や風情に拘って追究し、そう言う事に拘泥しないでただ一日の疲れを癒す為に湯に浸かるだけの人たちを「無粋だ間抜けだ」という風潮が一部にあり、どっちかって言うと私はいつの間にか最近そっちサイドに立脚点を移しつつあったかもしれないです。
塩素臭ばかりが臭いたつ浴槽しかない風呂に嬉々として入っている人たちに対して、心の中で若干「バカにする」気持ちがあるのは事実だし。
いい温泉に入りたいという気持ちは当たり前なんだけど、他のヒトのことは関係ないねと思わないとね。

人それぞれ、物事の楽しみ方や感じ方は違うからね。
人が自分が思っている事とは逆のこと思ったり言ったり感じたりする人が世にいるのは当たり前の事で、そういう事や人に対していちいち必要以上に反応したり非難するのは、大人じゃないと思います。
相手を認めたり、相手と理性的に話せたりする成熟した大人にならないとね、と50前にして悟った未熟なわたくしでありました。

[1]
以前使っていたカーナビと同様、新しいナビの型番にも数字の9が含まれるため、引き続き「きゅーちゃん」と名付けましたが、変ですかな?

[2]
最近のカーナビは何年か限定ではあるけれどもネット経由であれば地図データを無料で更新出来ます。
私の買ったきゅーちゃんを買った理由の一つも地図無料更新サービスがあるからですが、まあ大変苦労致しました。
私はデータのダウンロードはメーカのウェブサイトから直接行うか、まあ精々ウェブアプリを使ってやるんだろうと思ってました。
ところが意に反してWindows OS上でしか動かないアプリを使わなければならないと知って大変動揺しました。
恐らくSDカードのフォーマットがWindowsのものなのでしょうね。
私はMacユーザです。
日頃使ってるMacBookには一応Boot Campにより最低限のWindowsXP環境を作ってはありますが、そのパーテーションの広さは極く少なく今回は使えません。
ということでWindowsPCを持つ友人にかなりの無理を言って、なんとかかんとか更新まで辿り着きました。
その更新自体も大変面倒で、マニュアル通りにやったのに上手く行かず何回もリトライし、時間がかかったとその友人から聞きました。
こんなに苦労したのでちゃんと更新されているかどうか試したかったんですね。
地図データ更新作業については、メーカに再考をお願いしたい気分ですねえ。

2012年8月20日月曜日

湯の島温泉(3)

このブログを始めて最初に書いたのが湯の島温泉のことで、それが2011年4月23日の事でした。
それだけお気に入りな温泉という事だと思います。
ブログには2011年8月21日に再度ポストしましたが、その後今日までの間に実は何回かここに訪れていて、一度などは同じカイシャで別セクションの上司と出くわしたりして驚いたりしてました。

お気に入りの温泉なのにも関わらず中々行けてないのは、矢張り距離の問題で、ここ数年急に体力が衰えてきたせいもあって、片道3時間を越える運転がちょっとしんどくなって来たからでしょう。
高速道路の3時間はただ眠気に耐えれば体力的にはどうってことないんですが、自宅から湯の島温泉に至る愛知県道1号線は全線けっこうシビアな山道で、流石にこたえます。
しかし昨日、このままではいかん、ここは一発再訪しようと心に決め、車に乗り込みました。

数年前までならとても考えられなかった程の安全運転[1]で山道を抜け、佐久間ダムを抜けた北側にあるトンネル内にあった落書き[2]を見て、心がほっこりすると同時にぞっとしたりしながら、久しぶりの湯の島温泉であります。
この温泉は、泉質が比較的良いのにも関わらずこのポストでも触れた通り「貸切率」が大変に高い。
いつ行ってもお客と言えば私だけ。
広いとは言いませんが、決して狭くはない温泉施設を2時間くらいは独り占めということが毎度の事。
しかし今回は違っていました。
温泉の駐車場に入る時、2台程車が止まっていたので「お、きょうは少し客がいる様だな。流石お盆だな」と思ったんですが、脱衣場に入ると2人の男性が(当たり前か。女性に出くわした事は未だかつてないね)更衣しており、壁の向こう側の女湯方面からは複数と思われる子供(本音を言えばガキと呼称したい。私は子供が嫌いだ[3])の叫び声。
(はああああぁ。せっかく静かにお風呂を楽しもうと思ったのにい)と思いながら裸になって浴室に入ると、内風呂の浴槽に2人、シャワーに3人、露天風呂に1人の先客。
脱衣場の2人と私を含めれば、何と9人もの大盛況。
千客万来です。
ただ幸いな事に、男風呂の先客達はいずれも寡黙で、使い終わった腰掛けや桶はちゃんともとの場所に戻していた事でも解るように、大変マナーの良い人々でしたのでいらっと来る事はありませんでした。
しかもわたくし的に好都合な事に、矢張りいずれの先客もカラスの行水で、あっという間に誰もいなくなってしまい、浴室内は完全な静寂を得たのでした。
いつもより高めに加熱されている内湯に暫く浸かり、浴槽の壁側へりにある石を枕に天井を見上げたり、開け放った窓から外の景色を眺めているのは本当に至福の時間だと思います。

で、露天風呂に移動して非加熱の源泉が細いパイプからちょぼちょぼ流れている辺りに体を沈め、ぼーっとしてたり、襲い来るアブとの戦いを楽しんでいたりしていてふと気付いた事があります。

露天風呂は、非加熱源泉ちょぼちょぼパイプとは別に、加熱されたお湯が岩の上からあたかも滝の如くだばだば大量に注がれているのですが、以前まではそれとほぼ同等の量のお湯がOFしていた様な気がするんです。
今回、そのOFの量が何だか減っていて、そうだなあ、量的には源泉ちょぼちょぼパイプからの量くらいしかないように思えました。
私は、ここの温泉について「内湯は源泉半掛け流し」「露天風呂は源泉掛け流し」と思っていたのですが、それは多分勘違いで、多分OFと循環の併用だったんですね。
でも、それでもってこの温泉の価値が今までより下がるかというと、そんな事は全然なくて、温泉というのはある程度の泉質があり、ある程度の風情があり、そこに来る客筋が良ければそれでいいと思うんです。
この湯の島温泉は、まさにその通りの場所なので、私は大好きなんだと思うんですね。

[1]
私ははっきり言って、一般的に車の運転が好きなんだけど、高速で飛ばすよりは、細くて曲がりくねった山道をスムースかつクイックに走り抜ける方が好きです。
というか、好きでした。
スムース&クイックに山道を走り抜けるのには、それなりに目と頭を使い、体力も必要になるため、老体化が夥しい最近ではそれはなかなか難しく、今では「スムース&スローリー」を旨としております。

[2]
これですがね。

祝いと呪い
© ill-health(ruephas)/ame 2012
祝ってやりたいのか、呪ってやりたいのか、どっちかはっきりせい!と言いたくなる落書きです。
「ごり」さんも大変だ。

[3]
昔、伊武雅刀のレコードでこういう内容のものがあり、非常に好きでした。
本文中のリンクをクリックすれば、別タブ(別ウィンドウ)でYouTubeが開いて聴けますのでどうぞご鑑賞ください。
秀逸な歌詞だと思うので、非常に長いけれどこっそり転載します。
発売時はドーナツ盤だったけど、CD出てれば欲しいな。
夜のヒットスタジオでの貴重な映像はこちら。

■子供達を責めないで
(歌:伊武雅刀 日本語詞:秋元康 作曲:Barnum,Reve  編曲:清水信之)

私は子供が嫌いです
子供は幼稚で 礼儀知らずで 気分屋で
前向きな姿勢と 無いものねだり
心変わりと 出来心で生きている
甘やかすとつけあがり 放ったらかすと悪のりする
オジンだ 入れ歯だ カツラだと
はっきり口に出して人をはやしたてる無神経さ
私ははっきりいって”絶壁”です
努力のそぶりも見せない 忍耐のかけらもない
人生の深みも 渋みも
何にも持っていない
そのくせ 下から見上げるようなあの態度
火事の時は足でまとい 離婚のときは悩みの種
いつも一家の問題児
そんな御荷物みたいな そんな宅急便みたいな
そんな子供が嫌いだ
私は思うのです この世の中から子供がひとりも
いなくなってくれたらと
大人だけの世の中ならどんなによいことでしょう
私は子供に生まれなくてよかったと
胸をなでおろしています。

私は子供が嫌いだ
うん!
子供が世の中になにかしてくれたことがあるでしょうか
いいえ 子供は常に私たちおとなの足を引っぱるだけです
身勝手で”足が長い”
ハンバーグ エビフライ カニしゅうまい
コーラ 赤いウィンナー カレーライス
スパゲティナポリタン 好きなものしか食べたがらない
嫌いなものにはフタをする
泣けばすむと思っているところがズルイ
何でも食う子供も嫌いだ
スクスクと背ばかりたかくなり
定職もなくブラブラしやがって
逃げ足が速く いつも強いものにつく
あの世間体をきにする目がいやだ
あの計算高い物欲しそうな目がいやだ 目が不愉快だ
何が天真爛漫だ 何が無邪気だ
何が星目がちな つぶらな瞳だ。

そんな子供たちのために 私たちおとなは
何もする必要はありませんよ
第一私達おとながそうやったところで
ひとりでもお礼を言う子供がいますか
これだけ子供がいながら ひとりとして
感謝する子供なんていないでしょう。

だったらいいじゃないですか
それならそれでけっこうだ ありがとう ネ
それならそれで けっこうだ ネ
私達おとなだけで せつな的に生きましょう ネ
子供はきらいだ 子供は大嫌いだ
離せ 俺はおとなだぞ
誰が何んといおうと私は子供が嫌いだ
私は本当に子供が嫌いだ

2012年3月28日水曜日

南アルプス赤石温泉白樺荘(3)

私は自分自身の勤務管理が非常に苦手で、この月末になって公休消化数が足らないという事が昨日になって判明し、本当は休みたくはなかったんだけど本日は無理矢理休みにしました。
以前だとタイムカード打刻しないで(まあ実際今日日はPCでぽちっとな、ですけど)仕事してましたけど、老人一歩手前の我が身ですので最近は素直に休むようになりました。
で、それなら少し遠くのお湯へ行ってみよう、でもある程度は行程の時間が読めるところが良い、ということで選択したのは南アルプス赤石温泉白樺荘でした。
この温泉についてはこのサイトでも過去何回か書いてますので、そちらもご覧下さい。
非常に簡単に言えば、
「この温泉は元々少し離れた場所にあったのが移転してきたのですが、旧施設が素晴らしすぎて現施設がどうしようもないです。でもまあ最近は少し改善してきてます」
というサマリーです。

朝9時前に自宅を出発しました。
下界は晴れて暖かかったのに、田代のオートキャンプ場を過ぎる辺りから雨が降り出し、11時過ぎに現地に到着すると霙。
外気温は3℃。
私が遊びに行くとその場所は大抵今の時期でも2℃とか3℃っていうのは何なんだと思ってしまいます。
駐車場に車はなく、
「お、ひょっとしてきょうは定休日か」
とビビりましたが施設内には灯りが灯っていて、玄関を入るとおじさんが迎えてくれました。
そのおじさんと食堂ホール係と思しきおばさん以外に人類は見当たりません。
入場料¥500也を券売機に払い(味気ねーなー)、脱衣場に入って素早く全裸となり、ちんちんやおしりの辺りをシャワーできちんと清めて(誰もいない事これ幸いと)どぽーんと浴槽に飛び込みました(剰え少し泳いだ。坊ちゃんみたいに。いけませんね)。

暫く内湯で暖まってから露天風呂に移動しようとして外を見ると霙は雪に変わっていて、おおこれは風情ある雪見湯。
引き戸を開けて外に出て、降りしきる雪を眺めながらお湯に浸かります。

個人的な感覚から言うと、ここの温泉は中より外の方が泉質が良いと思います。
内湯も外湯もOFと循環の併用ですけど、湯の花の量やお湯のとろみ等は外の方が格上です。
まあ、勿論旧施設時代に比べれば程遠いのは言うまでもないですけど。
だーれもいない浴槽に入って雪や雲の動きを眺めたり雪に降られたりしながら小一時間程ぼーっとしてました。

移転新築した直後に来た時は「もう二度と来るか」と思ったものですが、最近はまあ許せるかな、と思えるようになった白樺荘であります。

広い内湯と、薄曇って僅かではあるけれど何とか茶臼岳を望める露天風呂を正に私だけで独占する形で充分温泉を堪能し満足したので、さあ帰ろうと玄関ホールに行きますと、入る時にいた案内係のおじさんがまだいました。
「どうもありがとう、気持ちよかったです」
と挨拶して出ようと思ったら、可成り吃驚した表情で、
「…え゛、あ、もう帰るのですか???」
と宣う。
そう。
もう帰るのだが、それが何か?
と思っておじさんを見てると、
「あの、丁度お昼時ですし…」
ああ、成る程ね。

私は基本的願望として、
「温泉に来たら、風呂上がりにはみかん水ではなくビールを飲んで寛ぎたい」
というのを持ってます。
風呂上がり、Tシャツだけで休憩所兼用の大広間にのたくりこんでへたり込み、自販機で購入した缶ビールのプルタブをぱきっと開けてんぐんぐんぐ…
ああ、理想的だ!
ただ現実的には、私の好きな温泉(入浴施設)は山奥にある事が多く、そうなるとアプローチの手段としては車を使わざるを得ないため、この願望が満たされる事はほぼ皆無です。
じゃあ「せめて飯だけでも喰えばいいじゃねえか」と貴方は思うかもしれませんが、ちっちっち。
私の悪癖として、
「温泉に限らずどっか遊びに行った先で外めしを喰う時は、非常に飲酒したくなる」
というのがあるので、飯を食うのもやめている訳です(まあ要するにアル中ですわ)。
だから、残念ですけど基本的結果的には、どんな温泉に行っても飯を口にする事は殆どない訳です。
それに従い、風呂入っただけでさっさと帰ろうとした訳ですが、それがどうも珍しかったようです。
ま、確かにこんな山奥までわざわざ出向いてきて風呂だけ入ってそのまんま帰るのは一般的には変人なのかもしれない。
丁度ひるめし時だしね。

或いは静岡市役所のエラいヒト[1]から、営業的なプレッシャーをかけられているのかも知れないなあ。
「これ作るのに幾らかかったか知ってっか?!○億円だよ。高えんだよ。こんなにカネかけたハコモノなんだから、おいおまーら(従業員さん達の事だよ)しっかり稼げよ。そうだろ、おい!」
 「おいコラ山田!(山田欽一:白樺荘ホール案内係:静岡市シルバー人材センター所属:静岡市葵区井川出身:69歳:かつて井川大仏の建立に関わったことがあり、それが自分では誇りである)。オマエぼーっとつったってるだけじゃあカネ稼げねえだろ。風呂だけ入ってさっさと帰ろうとするよーな不埒なヤツがいたら、ぜったい補足して食堂に誘導するんだぜ」
なんてね。
勿論この節↑は冗談ですよ(私には夢想癖があり、ある状況に触れたのをきっかけに、その状況について頭のなかで勝手に物語を作ってあり得ない方向に広げて、一人くすくす笑う変な癖があります)。

ま、とにかくおじさんによる「食堂へのお誘い」を軽やかに振り切り、下界に戻るため車に乗り込む私でありました。
御免ね、おじさん。

[1]
条例に基づいて設置運営されている静岡市営施設です。
静岡市は他にもなかなか素晴らしい温泉をいくつか運営しています。

2012年2月13日月曜日

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(2)

実は先週ぐらいからやや風邪気味。
激烈な症状は見られないためインフルエンザでは無いとは思うけど、のどの痛みと痰が見られるため、この週末もあまり外出は控えていました、が。

まあ、近所の温泉に行くくらいだったらいいでしょ。
ということで、かんぽの宿 浜名湖三ヶ日に行ってきました。
このような公共宿泊施設系では珍しく特徴のある泉質で、個人的には気に入っている場所です。
循環・加温・塩素という一通りの処理は行っていますが、余りそれを感じないです。
寧ろ適度なOFがあって、気分的・視覚的には「源泉掛け流し」感が味わえる、そこそこお勧めの場所です。

風邪を引いているかも知れないと言うことで、露天風呂は避けて内湯に1時間ほど浸かってましたが、アトピーでかきむしった部分にちゃんと塩分が染みこんできてひりひりしました。
この感覚、べつに嫌な感覚ではなくて逆に、
「お、効いてる効いてる」
という感じ。

流石、塩化物泉。
帰宅後も体がぽかぽかしてました。

2011年11月23日水曜日

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(1)

先の11月19日の土曜に「暫く休みます」と書きました。
その頃、片付けなければならない深刻な問題が発生し、現在もそれにどっぷりと浸かっている状態です。
しかもその原因は全くの自責である上に、その問題により何の罪もない他人に物凄いド迷惑をかけてしまったという事から可成りの深さの自己嫌悪に陥っていて(一瞬「死んじまおうか」と思ってしまうくらい)、現在に至るまで非常に落ち込んでおり、心身ともに疲れています。
死ぬまでには至らないと思いますが[1] 、この落ち込みは今後暫く続きそうです。

しかし、少しでも落ち着いて自分の気持ちや状況を静かに正視し、今後への道を見つけねばなりません。
その為に少しでも役に立つかもと思い、落ち着かない自宅を出て、近くの温泉に行ってみました。
こんな複雑で落ち込んだ気持ちで温泉に行くのは生まれて初めてです。

以前にも書きましたが、私は比較的クルマの運転はうまいと思っています[2]。
しかし今日の気分は余りに重すぎ、長時間の運転には耐えられないと思った為、すぐに行ける、だけどお湯はいかにも温泉っぽい所に行きました。
行き先は、かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(静岡県浜松市北区三ヶ日町都筑2977-2:053-526-1201)。
自宅から車で30分も走れば着きます。
建物の見てくれは典型的な「かんぽの宿」であり、とても「お湯はいかにも温泉っぽい所」には見えません。
ただ、実体験して頂ければ解りますが、焼津黒潮温泉元湯 なかむら館と同じ系列の、塩辛く苦いお湯です。
ただ、なかむら館のような澄度の高いお湯ではなく、お茶色の濁り湯です[3]。
表示等によると、普通に循環・塩素消毒しているようですが余り気にはなりません。
寧ろ、内湯・外湯ともに僅かですがOverFlowが見られるくらいです。
昼過ぎに訪れたのですが、お客さんは殆どが地元の方ではしゃいでいる観光客は見られず、落ち着いて温泉に浸かっていられる環境です。

やや熱く加温された温泉が張られた露天風呂にゆっくり浸かって、この度の自分のバカさ加減を考えてみました。
この間47歳になりましたが、そのような人間がしでかしたとも思えぬ事をしでかしてしまい、多少なりとも他人に迷惑をかけてしまった事について数十分の間、じっくりと考えてみました。
今後どうすればいいのか深く考えてみました。

パーソナルな事ゆえここには書けませんが覆水盆に帰らず、しでかしてしまった事は仕方がない。
大変幸いな事に、今回の事に対してキツく意見をしてくれる人物がいる。
その人の言葉に謙虚に耳を傾け、迷惑をかけた人には心よりのお詫びを申し上げ、もう二度と今回のようなバカな真似はすまい。
もう少し年相応の大人にならねば…

という、普通の常識人からすると、
「なんですかこれは?こんなあたりまえの事でさえ考えられなかったのですか!」
と誰もが思う結論に至りました。
本当にバカですみませんと言う感じです。

でも兎に角、お湯に浸かりながら、対面に坐っている白い髭生やした爺さんの顔をぼんやり眺めながら、
「ああ… 私は今までいろんな意味でつけあがり過ぎていて、他者を見下した傲慢な態度で過ごしてきた。今回の事でそれに気付き、今後修正出来る機会を得た事は幸いであった」
という人として当然の気付きを得られた事、真っ当な気持ちになれたの事は良い事であったと思います。
温泉にも、私に意見をしてくれた人にも感謝する次第です。
有り難うございました。
想い出の温泉になりそうです。

[1]
どうかなあ。
悪いのは全部わたしなので真剣に心からお詫びしてみます。

[2]
つまりこの思い上がりがダメなのです。
今回のトラブルを引き起こしたのも、要するにこのような思い上がりです。
今後はもっと慎ましくします。

[3]
一部のサイトに「内湯メイン浴槽の隣にある小さな浴槽は底がつながっていて同じ温泉が入っている筈なのだが、不思議な事に透明」のような事が書いてありますが誤りです。
小さい方の浴槽は所謂「白湯」です。
メイン浴槽と露天風呂の源泉の塩分が濃いために、上がり湯として用意されていると思われます。