2020年6月28日日曜日

やぎさんが好き!(27) 宮内うどん

前回はGoogle Mapでやぎさんポイントを探るということを書いたが、今日はそうやって探し当てた新規やぎさんポイントに行ってきた。
それは宮内うどん(みやうちうどん:静岡県御前崎市宮内377-3:080-5823-8070:水〜金10:30〜14:00:土日8:00〜14:00:定休月火:駐車場は店の横に6台程度:Instagramはこちら)というところじゃ。
Google Mapでの情報によるとここは美味いうどん屋であり、しかしそれだけでなくぬこさんがおり、剰えやぎさんが2匹もおるというではないか。
うどん・ぬこさん・やぎさん。
ううぬ、はからずもこれら全てはワシの大好きなものじゃないですか。
これは行かずにはおられんので本日行ってきたわけじゃ。

まずはそのやぎさんの写真をご覧いただくしかあるまい。
事情により、余り枚数を撮ることができんかったのは謝るワイ。
うどんのことなどについては写真の後に書くよ。

どうだこのくそ可愛さをとくと見なされ
Via Instagram
© ill-health(ruephas) 2020
左がつくしちゃん、右がなずなちゃんじゃ。
なんと姉妹。
どっちもおとなしくてかわいいやぎさんじゃ。

つくしちゃんのドアップ
ドアップにしてもかわいい
© ill-health(ruephas) 2020

ふたりはいつも仲良しじゃ
© ill-health(ruephas) 2020
さて、詳しい話はこうじゃ。
R150をひた走り丁度昼頃に到着。
人気店である雰囲気濃厚なため多少は並ぶのを覚悟したが(因みにワシは基本、食い物屋に並ぶのは嫌い)、駐車場には何とか停めることが出来、引き戸を開けてお店の中に入っていった。
多分まだ出来て数年と思われる新しくて清潔な店内じゃ。
多分ワシと同じか、いや若しくはお若いと思われる方男女2人が店を切り回しておる。
ワシはカレーうどんを注文してみた。
店内は賑やかでテーブルやカウンターは8割方埋まっとったが、店の外にも大きなテーブルが2つほど設えられとって、うどんをお願いした後ワシは外に席を取ることにした。
因みにここは本格のうどん屋さんであり、茹で済みのうどんを軽く温めて出すだけという店ではないようじゃ。[1]
従いまして注文してから出来上がるまで15分ほどかかるため、その間に席を立ってやぎさん探索をしてみた。
店の道を挟んで反対側には、これは明らかにやぎさん専用スペースじゃろうと思われるのがあったが(すまぬ写真を撮り忘れた謝るワイ)、残念ながらやぎさんの姿は見えん。
本日は午前まで大変な雨じゃったからやぎさん達はどこかに引きこもっておるものと見える。
残念じゃが、やぎさんは雨が嫌いじゃから仕方ない。
席に戻ったが空腹じゃ。
そう云えばカウンターには静岡おでんのようなものがあったな。
それを腹に収めて取り敢えず凌ごうと店内に入り、その時丁度少しだけ客足が途切れておったので女性の方に、
「えっとあの、やぎさんはどこにいますか」
と訊ねるとその方は、
「ああ、今日は雨なので別のとこにいるんですよ」
やはりか。
「そうですか。うーんそりゃ残念です。今度は晴れの日に来ようかなあ」
「すみませんねぇ…。ん、あれ?もしかしてお客さん…?」
ワシは思わずニヤリとして、
「そう。そうです」
とだけお答えした。
何のことかと云うと、ワシがこの宮内うどんを発見した後このお店がInstagramをやっておることにも気づき、所謂「無言フォロー」というやつをしておいた。
そしたら1時間も立たぬうちに宮内うどんさんから反応(つまりフォローバックとコメント)があり、これまでワシがInstagramで公表しておった何枚もの写真にいいねが付けられとった。
嬉しくなったワシは「今度近いうちに行きます」とコメントを返しておいたというような経緯があったわけじゃ。

美味しいおでんをもぐもぐしておると、(恐らく)店主さんがカレーうどんを持ってきてくれた。

おお!美味そう!
© ill-health(ruephas) 2020
夏らしく、茄子とプチトマトが配らわれておる。
ワシは食べ物の旨さを言葉で表現するのは愚の骨頂と考えておる[2]から詳しくは書かんが、要するに美味い。
カレースープは「お子さんにはちと辛い」らしいが、それほどの篦棒な辛さではなく(そこそこ辛い)、要するに美味い。
本日ワシはとても空腹じゃったから50円追加して丼の下にご飯を敷いて貰った。
形式としては豊橋のカレーうどんに似ておるが、豊橋カレーうどんの条件であるとろろ(一番下に敷かれたご飯と上部のカレーうどんをアイソレーションしておる)がない。
ワシは告白すると「あのとろろはいらん」と思っておったから、そういう意味では形式としてはベスト。
繰り返すが、その上要するに美味い。
何も云うことはない。

美味しく食べ終わって、店の奥さんと少しお話しする機会を得られた。
「えっと、お客さんってやぎさんのセミプロ一歩手前なんですよね」
ん?
イキナリの先制攻撃じゃ。
確かにInstagramやこのブログの自己紹介にはそのようなことを書いておる。[3]
が、云うまでもなくそれはほんの軽いジョークであり、ワシは実際にはやぎさんの生態その他には全く詳しくない。
ウシ科の動物で胃が4つあって反芻し、時々ニヤリとし、中には頭突くやつもおる。
その程度しか知らん。
要するにただただ「やぎさんが好き」なだけであるので、ワシは魂消てどぎまぎした。
ピンチじゃ。
ううむ、どう云い繕えばいいのじゃろうか。
「角をですね、角をどうすればいいか悩んでるんです」
「うむ」
どうすべきかさっぱりわからない。
わかるわけがない。
しかしワシはわからない重圧を何とか跳ね除け、内心超ビビりながら経験豊富な有識者のフリをして重々しく頷き、
「そうですね。まあ放っておけばいいんじゃないでしょうか」
と極めて適当かつ曖昧に答え、上手い具合に話を反らしていくことに成功した。
ごめんなさい宮内うどんのお姉さん。
ワシは完全なアマチュアなんですこの場をお借りして謝ります。
その他、結構たくさんのお話しをしたんじゃが、まあ個人の範囲に係ることでもあるし、この程度に収めておこう。

しかし参った。
やぎさんがおるいい店がまた増えてしまった。
何処も魅力的じゃ。
どこに行けばいいか悩む週末が増えそうじゃ。

[1]
「茹で済みのうどんを軽く温めて出すだけという店」が嫌いとかダメとか云う意味ではなく、ここ宮内うどんはそういう店ではないということが云いたいだけです。
ワシは例えば箱そばとかの駅ナカにある立ち食い蕎麦の店も大好き。

[2]
これに関してもう少し突っ込んだ説明をすると、正確には「説明できるだけの語彙を持っていない」になります。

[3]
これをきっかけに「一歩手前」を「三歩手前」に変更いたしました。

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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。