2023年10月20日 入院2日目。
昨夜は病棟スタッフにバレぬよう気をつけながら消灯後もゲームを見続け、木浪のサヨナラ安打を見届けて心のなかで大きく「やち!」と叫んでから満足して寝た。
これでアドバンテージ含め3勝。
王手じゃ。
今朝は普段通り5時45分過ぎに起床。
昨夜就寝前に担当の医師が病室まできてカテの内容について少し説明してくれたんじゃけど、カテは3〜4本入り多いと5本。
鼠径部だけでなく、首のあたりからも入れる。
カテーテルの太さは「そうですね〜、う〜ん。鉛筆くらいの太さかなあ」。
おいおい、わしゃせいぜい針金くらいかと思っとったんじゃがそんなに太いんかい。
そんな太いのが血管を通って行って大丈夫なんかい。
しかもなんだ、多くて5本だと?
一人の人に対して同時に5本もの管を挿入するってのはどうなんだ。
人道的にどうなんだ!?
つまり、ワシは今回始めて少し怯えた。
やはり何事も実際に体験せんと本当のことはわからんもんじゃ。
昨夜の医師の言葉を思い出し怯えつつも、少し眠いが最低限のウォーキングはしたいので、スリッパからコンバースに履き替え、Apple Watchを腕につけ、iPhoneをスヌーピーの小さなサコッシュに入れて病室を抜け出した。
病棟内や病院付近を30分ちょっと散歩し、歩数的には3000ちょっと。
これまで続けてきたフィットネス系のいくつかの連続記録が今日と明日で途絶えてしまうがまあ仕方ない。
ちなみに今朝起床後は、朝飯はおろか水分摂取も不可。
それなのに、後でカマされる尿道カテがうまく装着できてるかチェックするために少しおしっこ残しとけとか無理難題を求められておる。
さて阪神じゃが今夜勝てば念願の日本シリーズ進出となるが、その試合は何とか楽しめるものと思われる。
っていうか、逆にそれくらいしかできない感じじゃ。
本日は午前アブレーション実施予定であり、渡された「入院から退院までの予定表」に記載された治療当日(治療後)の安静のところには、
足の管を抜いた後、3時間は絶対安静です。3時間後、30度頭を上げることができます。6時間後に足の付け根の固定を医師が外します。
要するに、朝イチでアブレーション開始するんじゃが、その所要時間はだいたい3〜4時間と聞いておる。
術後病棟に戻るのが午後イチくらい。
それから絶対安静じゃから3時間はベッドに横たわって天井を見上げているだけ。
そのあと「頭を30度あげる」自由をやっと得られるというわけじゃ。
むう…
頭を30度上げることができるのはそうじゃな、カテ時間にもよるがまあ16時とか17時くらいじゃろう。
18時の試合開始には十分間に合うが、しかし問題は「30度頭を上げた状態で果たしてMacを見ることはできるか」じゃ。
よくわからん。
わからん原因は30度のイメージが正確には把握できんからじゃ。
ですので30度という角度が視覚的にわかるイラストを探してみたらあった。
建築学生が学ぶ構造力学 より |
まあまあな十分な角度であるような気もするが、意外に寝そべり状態のような気もする。
イマイチ実感がわかない。
そこでベッドで30度というイメージが分かる絵はないかと探してみたら、このようなものを見つけた。
〜リハ辞典+〜 より |
ふふん、なるほど。
これなら何とかイメージできる。
ベッド30度にして頭に枕をカマし、オーバーベッドの上にMacを置けば何とか虎戦士たちの勇姿を眺めることができそうじゃ。
ただしタイピングは無理そうなので、やろうと思っていた浜松番街区プレート写真データのGoogle Mapへの落とし込みは明日以降になりそう。
今7時になった。
看護師が来て、8時すぎに尿道カテーテルを入れに来ると宣言していった。
痛そうじゃ、いやだなあ。
そしてそれまでには例のT時帯(褌みたいなやつじゃな)にしておかねばならん。
むうん…
術前での記載は、とりあえずここまでで終わり。
術後については今日は多分書けないだろうなあ。
続きは明日以降になるじゃろう。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。