2023年10月22日 入院4日目で本日退院
即ち禁酒実質4日目。
いつも通り6時前に起床。
昨日から急に寒くなってきているのがよおくわかるなあ。
昨日夕方に病棟看護師が病室にやってきて「明日の退院時刻は10時です」と教えてくれた。
退院まで4時間、朝飯まであと1時間30分ある。
朝飯以降はいろいろバタバタするだろうから、朝飯までにウォーキングを済ませておこう。
カテ実施した一昨日の10月20日は一応歩いたものの流石に普段どおりとは行かず3500歩、消費カロリーも159kcalで、これで目標の200kcal消費の連続記録は前日の10月19日で207日で途絶えた。
残念じゃが、こればっかりはまあ仕方がない。
ただし昨日の10月21日は、抜歯前のカテ入り口の傷口を広げないよう気をつけながら院内の外来周りと院外周辺をゆっくり歩いて10000歩、380kcalを達成できた。
今朝は昨日までのようなパジャマ姿ではなくきちんと着替えたので、少し遠くまで歩くことが出来たのは嬉しかった。
今回の入院について。
今回は正直、誹りを恐れず掛けば面白半分で入院した感じじゃった。
もちろんPSVTという大変な不整脈・頻脈を経験しERに担ぎ込まれ、その後に医師と相談した上でアブレーションを受けることに決めとるんじゃが、PSVT自体は死に至る病でないし、投薬である程度病状を制御出来るので受けるのが必須というわけではない。
ただし流石にあの7月末の症状は幾ら死なないと言っても恐ろしかったし、なんとかしたいという気持ちではあった。
またカテ(アブレーション)が比較的侵襲性が低い術式であるということもあって、寿命で死ぬ前にそういった体験をしておくのも有意義ではないかという(もっと素直に書けば「面白そうじゃんか」という)厚生労働省が聞いたら怒るようなやや不純な動機で受けた部分もある。
もちろん医療的には確定診断が出ていて、医師もアブレーションすることを推奨しとるわけじゃから今回の入院はな〜んにも問題はないわけじゃけど、これがもしカテではなくて切った貼ったの外科的オペじゃったら、ワシ多分見送っていたと思うなあ。
アブレーションの効果については今後暫く観察しないとわからんけども、アブレーションの前後で心拍数が大きく変化したかといえば全然そんなことはないのが残念なところじゃ。
例えばこのキャプチャはワシの心拍数のデータじゃけども、20日を境に心拍数が抑えられとるという感じは見られん。
しかしまだ1日しか経っとらんからもう暫く様子を見よう。
日常的に脈拍数が結構簡単に140とか160とかになっちゃうのが、これを気に治ったら嬉しいなあと願っとったがその効果は余りないようで、あくまで200以上とか異常すぎる不整脈を防止するための処置なのかも知れない。
とにかく循環器の医師が3人がかりでやっつけてくれたんで、それについては今後暫くは大丈夫じゃろう。
カテーテルを挿入したのは鼠径部右側と首の付根の右側じゃけど、鼠径部の方は結構な範囲で紫色の内出血が広がっておる。
かつ傷口も痛い。
昨日までは傷口を縫っていたので歩く度に引き攣れるような痛みがあり、抜糸後は傷そのものの痛みに変わった。
痛みについては今朝はだいぶ収まったけれども、広範囲な内出血は暫くは続きそうじゃ。
一応写真に収めたが、これは流石に公開不可能じゃろう。
これじゃあ暫くは温泉銭湯には行けないなあ。
まあ我慢じゃ。
本日退院して、次回の循環器科外来は12月の予定じゃ。
別の心配事として「4日間も禁酒できるか」があった。
実は入院前には全く自信がなく、入院する病院のすぐ近くにある地元では旨いと評判の餃子屋に飛び込んで、餃子にビールという理想的飲酒をしてしまうのではないかと我ながら心配じゃった。
こんな事すれば若干状況は違うものの、中島らもの「今夜、すべてのバーで」状態になっちゃうし、ワシ果たして大丈夫かなぁと結構ガチで心配しとった。
しかしそんな仕儀には至らず退院できた。
入院期間は足掛け4日じゃけども、実質的にはカテ日を除くと2日程度。
何もしてない状態で病院内で過ごした時間はえ〜っと、
・10月19日 約6時間
・10月20日 約3時間
・10月21日 約8時間
・10月22日 約4時間
合計で21時間程度で1日にも満たない。
それだけの時間を我慢すればいいだけなので何とかなったのかもしれん。
実際の所、ワシが帰宅後に最初にしたいのは兎に角が〜っとビールを飲むことであり、次にしたいのは最近お気に入りになったキンミヤ焼酎のお茶割りを飲むことであり、3番目は花の舞の純米吟醸を軽く燗にして刺し身とともにやることじゃ
つまり飲酒については当面どうしようもない。
しかしながら僅かな時間とはいえ今回の入院期間中、「飲酒禁止」の状況に苦もなく対応できたのは予想外じゃった。
自分で自分を褒めたい。
とはいえ兎に角帰ったらまず飲むぞ。
禁煙については、まあまあ平常運転。
いつも通りで、吸いたい気持ちは常時消えることはなかった一方で、かと言って歩いて10分もかからないコンビニに飛び込んで煙草を買って吸いたいという気持ちにもならなかった。
今回、ニコチネルパッチを忘れてしまったため正直やばいかと思ったが、これまた意外にも何の苦もなく(吸いたい気持ちはもちろんあるがそれを苦もなく)耐えられたというのはまあまあ上出来な話じゃとは思うな。
というわけで以上じゃ。
還暦が近づくといろいろガタが出てくることを身にしみて感じた今回の入院じゃった。
しかしまあ、PSVTについては暫くは心配不要になったし、今回をきっかけにして禁煙できそうだし、悪いことばかりではない。
せいぜいご自愛しますわ。
ではさようなら。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。