2012年1月23日月曜日

禁煙不定期記(10) 喫煙者40%OFF!

今朝(2012/1/23)の朝日新聞朝刊のトップ記事(ニュースサイトに付き、いずれリンク切れの可能性あり)のヘッドラインは、
「喫煙、4割減を目標 がん対策 厚労省案」
でした。
少し長いけど、ペーパーの方ではなくてデジタル版の方を引用します。

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国や地方自治体のがん対策の今後5年間の基本となる厚生労働省の次期計画案に、喫煙率削減の数値目標が初めて明記される。喫煙者を4割近く減らす目標になる見通しだ。厚労省は、現計画に盛り込めなかった喫煙率削減をがん対策の柱の一つにしたい考え。拠点病院の見直しなどとともに2月1日、専門家や患者で構成する協議会に示す。
がん対策推進基本計画の案で、がん対策基本法に基づいて厚労相が作る。次期計画案では、習慣的に喫煙している成人のうち、「やめたい」と思っている全員が禁煙した状態の喫煙率を目標値とする。具体的な数値は近く公表される国民健康・栄養調査2010年版を基に計算する。09年に約35%だったやめたい人の割合は、10年はたばこの大幅値上げの影響で4割近くに達する見通し。
計画は閣議決定され、国や自治体は目標達成の施策が義務づけられる。国は、たばこの健康被害を防ぐための国際条約に従い、全面禁煙か喫煙室以外を禁煙とする事業所の割合を現在の64%から100%にすることを目指す。たばこのさらなる値上げや公の場や職場での禁煙の法制化、たばこの広告規制や禁煙補助剤の保険適用の拡大なども検討される可能性がある。
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asahi.comのサイトで無料で読めるのはここまでです
これってトップ記事なんだけど、websiteの方の文章も実際の新聞の紙面もどちらも日本語的には完璧落第ですなあ、もっと推敲しろよ。
こんな文章、よくデスクが許可したな、って感じの悪文の典型。
自分の事は棚に置いた批判でどうもすみません。
まあそれはいいや。

記事によると、この「がん対策推進基本計画」っていうのは5年ごとに策定されているもののようですな。
今回の計画は上記でコピペした通りの内容なんですが、喫煙率を抑制するための煙草の値上げに関してじゃあ5年前はどうだったかって言うと、煙草農家のパトロンたる農水省と値上げによる税収減少を恐れた財務省が強硬に反対して話は潰れたんだそうです、ははは。

今回はどうなんでしょうかねえ。

超大局観をもって国を動かしているヨやヤの政治家の皆様!(ははは。実際は違うから超笑える
超頭がイイ日本の超優秀テクノクラートの皆様!(ははは。実際は違うから超笑える
周りの状況に流されることなく、国民の健康と医療費の削減と将来の国益確保に向けて、ここは一発煙草の大幅値上げに踏み切っておけば「喫煙率40%OFF」などという目標は即日達成であります。
明日にでも始めちゃえば明後日には達成だな
どうだい、これっていい案と思うのだけど、どうっすかね。
取り敢えず一箱10000円くらいが妥当だと思うんですがね。

まあ、いいや。
個人的には、喫煙率40%減に向けたこの動きは、大きな目標への一里塚として大変評価できると思います。
で、次の5年で「大きな目標」である国民喫煙率0%を目指せばいいのかなと思います。
今の喫煙者はね「どんな汚い手を使っても税収を確保したい」っていうお国の策謀でその状態になっているとも言えるんだから、 国家の責任で煙草から離脱させなさいよ。

一方で喫煙者に言いたいんだけど、わざわざ国の力を借りずともちょっとの我慢でやめられるんだから、ぐちゃぐちゃ言わずにさっさと禁煙しなさい!

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貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。